JPH05176676A - 青果物等の減圧貯蔵方法及びその減圧貯蔵装置 - Google Patents

青果物等の減圧貯蔵方法及びその減圧貯蔵装置

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JPH05176676A
JPH05176676A JP34589691A JP34589691A JPH05176676A JP H05176676 A JPH05176676 A JP H05176676A JP 34589691 A JP34589691 A JP 34589691A JP 34589691 A JP34589691 A JP 34589691A JP H05176676 A JPH05176676 A JP H05176676A
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gas
storage
pressure
vegetables
reduced pressure
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Yutaka Matsumoto
豊 松本
Kazuhiko Ibe
和彦 井部
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 青果物を低レベルの酸素濃度雰囲気で、しか
も微減圧で貯蔵するのに、貯蔵庫外へ排出除去される窒
素ガスの量をできる限り減少させ、殆どの窒素ガスを再
利用することにより、貯蔵中のランニングコストを低く
する。 【構成】 貯蔵庫18内へ二酸化炭素ガス、窒素ガス及
び空気の流量を調節しながら、かつ減圧状態を保ちなが
ら供給する。この減圧状態を保ったまま、貯蔵庫18内
のガスをガス循環回路251,252により循環させな
がら、ガス清浄装置20で、雰囲気ガスに含まれるエチ
レンガスを吸着除去して清浄化し、清浄化された雰囲気
ガスを貯蔵庫18内へ戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、果実、野菜等の植物、
肉類、鉱物等を大気圧に近い減圧下において、ガスを調
整することによって貯蔵する貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、果実及び野菜等の貯蔵技術として
は、Controlled Atmospher St
orage(CA貯蔵)法と、減圧貯蔵法が主に知られ
ている。前記CA貯蔵法は、低酸素レベル、高二酸化炭
素レベル及び高相対湿度に保持された雰囲気内で、果実
及び/又は野菜等を、0〜15℃の温度に貯蔵するもの
である。その貯蔵雰囲気は、一般的には、酸素10%以
下、二酸化炭素1〜10%、相対湿度80%以上のガス
組成に保持されており、そのガスの組成は貯蔵される個
々の果実及び野菜等の種類に応じて選択されている。貯
蔵雰囲気を低酸素レベル及び高二酸化炭素レベルに調整
するに際しては、幾つかの方法が提案されている。その
一つは、貯蔵室内に保管される青果物自身の呼吸作用に
よって、室内の酸素を減少させ、二酸化炭素を増加させ
てコントロールされた雰囲気を実現させるものである。
このようなコントロールされた雰囲気にするには20〜
30日程度の長期間を要していた。
【0003】一方、前記減圧貯蔵法は、例えば、特公昭
57−4298号公報にも紹介されているが、貯蔵室内
を吸引し減圧することにより、果実及び野菜等の貯蔵中
に発生しそれらの熟成を促進する原因物質であるエチレ
ンガスの拡散を助長させると共に、酸素分圧を低下させ
て貯蔵するものである。その減圧状態で貯蔵するために
は、貯蔵室内の全圧を100Torr以下の減圧状態に
保持する必要があった。そのためには、貯蔵室を圧力差
に耐えるだけの堅固な構造にする必要があった。
【0004】また、CA貯蔵法と減圧貯蔵法を組み合わ
せた果実及び/又は野菜等の貯蔵技術として、例えば、
特開昭59−88401号公報に記載されるものがあっ
た。この技術は、貯蔵室内を減圧にして酸素分圧を低下
させると共に室内に貯蔵された果実、野菜等の代謝によ
って放出される二酸化炭素により、室内を高二酸化炭素
レベルに維持して貯蔵するものである。しかし、この方
法でも貯蔵室内の圧力を20〜200Torr程度の減
圧にする必要があった。
【0005】本出願人は既に、低酸素レベル及び高二酸
化炭素レベルの雰囲気ガスに保持され、しかも、大気圧
よりわずかに減圧下、具体的には400Torr以上大
気圧未満で、果実及び野菜等を貯蔵する方法を開発し、
その技術は特開昭64−85038号公報に開示されて
いる。その方法は、空気、二酸化炭素及び窒素を、貯蔵
室内に連続的に供給し、その供給量に見合う量のガスを
貯蔵室から排出除去することで、貯蔵室内の全圧と、酸
素ガス及び二酸化炭素ガスの分圧とを常時良好な範囲に
簡単に制御でき、しかも、貯蔵中に果実又は野菜から発
生するエチレンガスを速やかに貯蔵室から排出除去する
ものであった。そして、この方法によれば、貯蔵室に要
求される耐圧性は400Torr程度であるので、貯蔵
室を特別な剛構造物とする必要がなく、そのため、貯蔵
室を据置型の構造とすることはもちろん、輸送に適した
移動型とすることもできるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開昭64−85
038号公報に開示された貯蔵方法においては、酸素レ
ベルを低くするためには、減圧度で調整して酸素分圧を
小さくしているが、減圧度を少なくして酸素分圧を下げ
るには酸素(又は空気)を窒素で置換してやる必要があ
った。例えば、大気近くの圧力で酸素ガスO2 を5%、
二酸化炭素ガスCO2 を5%の雰囲気とするためには、
窒素ガスN2 を導入することにより、各ガスの供給量の
割合を、CO2 :N2 :Air=1:12:5としてい
た。酸素レベルを低くするためには、このように、多量
の窒素ガスN2 を送る必要があった。そして、前記公報
に記載された技術においては、貯蔵室から排出される大
量のガスを清浄にして再利用することの示唆はなく、多
量に使用される窒素ガスN2 は貯蔵室外へ排出され、有
効に再利用されていなかった。
【0007】このように、前記特開昭64−85038
号公報に開示された貯蔵方法を長期間続けていくと、使
用する窒素ガスN2 は多量となり、そのランニングコス
トが高くなっていた。そこで、本発明は、青果物等を低
レベルの酸素雰囲気で、しかも、設備に特別な耐圧構造
を必要としない大気圧に近い減圧下、即ち、具体的には
400Torr以上大気圧未満で、青果物等を貯蔵する
貯蔵装置において、貯蔵室外へ排出されて除去される窒
素ガスN2 の量を出来るだけ減少させ、殆どの窒素ガス
2 を再利用することにより、ランニングコストの低い
青果物等の減圧貯蔵方法及びその減圧貯蔵装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るために、本発明は、少なくとも酸素ガス分圧及び二酸
化炭素ガス分圧をコントロールした雰囲気ガス下で、貯
蔵庫内を微減圧状態に維持して青果物を貯蔵する方法に
おいて、貯蔵庫内の雰囲気ガスをエチレン除去装置に導
き、雰囲気ガス中のエチレンを除去し、エチレンが除去
された雰囲気ガスを貯蔵庫内へ戻すことにより雰囲気ガ
スを循環させたことを特徴とする青果物等の貯蔵方法と
するものである。
【0009】酸素ガス分圧及び二酸化炭素ガス分圧をコ
ントロールするには、貯蔵庫内へ二酸化炭素ガス、窒素
ガス及び空気の流量を調節して供給することによって行
う。また、貯蔵庫内のガス圧を微減圧にするにはガス圧
調節機構により調節する。本発明でいう微減圧とは、大
気圧よりわずかに減圧下、具体的には400Torr以
上大気圧未満の圧力をいう。このような微減圧の条件
で、二酸化炭素分圧及び酸素分圧が適正な値にコントロ
ールされることによって、青果物等の貯蔵が効果的に行
われる。
【0010】本発明では、貯蔵庫内の閉鎖空間において
青果物等を貯蔵しているが、青果物を密閉系で貯蔵して
いると、青果物からエチレンガスが発生し、青果物の鮮
度に悪影響を与えるので、本発明は、貯蔵庫内の雰囲気
ガスをエチレン除去装置に導き、雰囲気ガス中のエチレ
ンを除去し、エチレンが除去された雰囲気ガスを貯蔵庫
内へ戻すことにより雰囲気ガスを循環させる。このよう
に、雰囲気ガスを循環させることによって、貯蔵庫内に
発生し、滞留するエチレンガス等をこの循環流により流
し去ることができ、エチレン除去装置等の処理装置に導
き浄化等の処理を行うことができる。
【0011】つぎに、本発明の減圧貯蔵装置を説明す
る。本発明の減圧貯蔵装置は、雰囲気ガス供給源と、こ
の雰囲気ガス供給源から供給される雰囲気ガスの流量を
調節するための流量調節機構と、この流量調節機構から
導入された雰囲気ガスを内部空間に収容する貯蔵庫と、
貯蔵庫内のガス圧を調節するためのガス圧調節機構と、
貯蔵庫から導出され再び貯蔵庫に導入されるガス循環回
路であって、かつ、そのガス循環回路を循環するガスの
少なくとも一部がガスエチレン除去装置を経由するガス
循環回路とを有することを特徴とする減圧貯蔵装置とす
るものである。
【0012】本貯蔵装置に使用される雰囲気ガスには、
二酸化炭素ガス、窒素ガス及び空気が使用される。それ
らのガスを貯蔵装置に供給するために、雰囲気ガス供給
源と、雰囲気ガス供給源から貯蔵庫内に供給される雰囲
気ガスの流量を調節するための流量調節機構とが、二酸
化炭素ガス、窒素ガス及び空気のそれぞれのために各々
設けられている。
【0013】前記流量調節機構は、流量調節弁と流量切
替弁とからなり、前記雰囲気ガス供給源から供給される
ガスは流量調節弁によりその流量が調整され、また流量
切換弁の開閉によって貯蔵庫内に随時、供給される。前
記ガス圧調節機構は、貯蔵庫内を減圧にするための減圧
ポンプと設定された庫内圧を保つための真空調圧器から
なっている。この真空調圧器には貯蔵庫内の雰囲気ガス
の圧力と連動して動く電磁弁を使用することができる。
【0014】本発明における前記ガス循環回路について
は、1個以上のガス循環回路が設けられていてもよく、
好ましくは、流量が大きいメイン回路と流量が小さいサ
ブ回路が設けられる。本発明における前記エチレン除去
装置は前記ガス循環回路中に設けることによって貯蔵庫
中からの導出されたエチレンガスを吸着除去することが
できる。さらに,好ましくは前記エチレン除去装置はサ
ブ回路に直列に設けることにより、又は、前記エチレン
除去装置はメイン回路中にバイパスとして設けることに
よって、同様にガスを清浄化することができる。
【0015】これらのガス循環回路はファンにより強制
的に循環されるようになっている。また、これらのガス
循環回路中には、前記エチレン除去装置の他に、雰囲気
ガスの湿気を除去するための除湿器、保存中に発生する
細菌を除去するための殺菌器、貯蔵庫内の温度を下げる
ための冷却器、雰囲気ガスの湿気を高めるための加湿器
等を随時設けることができる。これらの各種処理装置は
その必要処理能力に応じて、メイン回路とサブ回路のど
ちらかの回路に配置することができる。
【0016】本発明における前記エチレン除去装置に
は、粒状または繊維状活性炭が利用できる。これらのエ
チレン除去装置によって、雰囲気ガス中のエチレンガス
を除去するあたっては、雰囲気ガスが湿り過ぎていては
エチレンガスが除去しにくいため、エチレン除去装置の
前に除湿器を設けて、雰囲気ガスを除湿するのが好まし
い。
【0017】
【作用】青果物等を貯蔵する場合には、貯蔵中に青果物
から発生するエチレンガスにより、貯蔵中の青果物の鮮
度が急速に失われていく。雰囲気ガスを循環させて貯蔵
庫内を密閉系とした場合には、貯蔵庫内にエチレンガス
がしだいに蓄積していき青果物の鮮度等に悪影響を与え
る。このような悪影響を除去するために、本発明は、貯
蔵庫から導出され再び貯蔵庫に導入されるガス循環回路
を設け、そのガス循環回路を循環するガスの少なくとも
一部をエチレン除去装置を経由するガス循環回路とする
ことによって、常時、貯蔵庫内の雰囲気ガスを循環流と
し、その雰囲気ガス中に発生するエチレンガスをエチレ
ン除去装置で除去して清浄にするものである。
【0018】また、本発明によれば、貯蔵庫内を循環す
る雰囲気ガスは、前記ガス循環回路を循環され再び貯蔵
庫内に戻り、かつ、貯蔵庫外へ排出除去される雰囲気ガ
スは、実質的には貯蔵庫内の減圧度を調整するためのガ
ス圧調節機構からだけのものとなるので、雰囲気ガスの
消耗量は、従来技術である特開昭64−85038号公
報のものよりも非常に少なくてすむ。
【0019】本発明の減圧貯蔵装置では大気圧未満の圧
力乃至400Torr程度の微減圧で十分貯蔵ができる
ので、従来の減圧貯蔵法のような200Torr程度の
減圧を採用した場合に発生する、トマト、メロン等が破
裂するような不都合を解消することができる。供給する
ガスの種類を換えることによって、肉類又は鉱物などの
無機物も保存可能である。
【0020】
【実施例1】図1は本実施例1の減圧貯蔵装置のシステ
ム図を示す。図中、11は炭酸ガス供給源、12は窒素
ガス供給源、13は空気供給源である。それぞれのガス
の供給源には流量調節弁141、142、143と流量
切替弁151、152、153が接続されており、さら
に、流量切替弁151、152、153は貯蔵庫18に
接続されており、流量の調整された各ガスを貯蔵庫18
に供給している。 貯蔵庫18は、青果物等を貯蔵する
ための貯蔵空間を内部に有し、この貯蔵庫18の外部に
は、真空調圧器17を介して減圧ポンプ16が接続され
ており、貯蔵庫18内部の雰囲気ガスの圧力を適切な減
圧状態に調整している。
【0021】この貯蔵庫18には、貯蔵庫18内の雰囲
気ガスを貯蔵庫18外へ導き処理して、再び貯蔵庫18
内へ帰すための2つの循環回路である、メイン回路25
1及びサブ回路252が配管されている。メイン回路2
51には循環用ファン241が設けられ、貯蔵庫18内
のガスを強制排出しメイン回路251を循環させて、貯
蔵庫内へ帰している。メイン回路251にはさらに冷却
器23及び加湿器22が直列に配設されている。サブ回
路252もメイン回路251と同様に循環用ファン24
2が設けられている。このサブ回路252には除湿器2
1、活性炭粒子又は活性炭素繊維を内蔵したエチレン除
去装置20及び殺菌器19が配設されている。
【0022】本実施例1の貯蔵装置を用いて青果物を貯
蔵するには、貯蔵庫18内の雰囲気を所望のガス分圧に
なるようにまず各ガスの流量切換弁151、152、1
53を開け、貯蔵庫18に導く。それぞれのガス分圧が
所定の値となり次第、順次切換弁151、152、15
3を閉じる。貯蔵庫18へのガス導入時には減圧ポンプ
16を運転して、貯蔵庫18内の圧力を上げないように
し、減圧状態とする。
【0023】減圧度が所定の値になれば真空調圧器17
が回路を閉じ貯蔵庫18内の雰囲気ガスは外に排出され
なくなる。貯蔵装置におけるリークが原因で、又は新し
いガスの外部からの導入が原因で、貯蔵庫18内の雰囲
気ガスの圧力が上昇してくれば、再度、真空調圧器17
の回路を開いて減圧することにより、貯蔵庫18内の圧
力は常に一定に保たれる。このような減圧操作は、ポン
プのオン/オフで行ってもよく、また、貯蔵庫18内の
圧力と連動して開閉する電磁弁を使用して行ってもよい
ことはいうまでもない。
【0024】貯蔵庫18内に青果物等を貯蔵していく
と、青果物等から発生される呼吸等によるガスにより、
雰囲気ガス中の各ガスの濃度が変化してくる。このよう
な変化の度合いに応じて貯蔵庫18内に各ガスを各々の
流量切換弁151、152、153の開閉により随時調
整し、常時各ガスの分圧がある一定範囲になるようにす
る。
【0025】一方、雰囲気ガスは循環用ファン241に
より循環回路であるメイン回路251中を強制循環され
ており、再び貯蔵庫18内に戻される。このメイン回路
251中で冷却器23及び加湿器22により、雰囲気ガ
スは保存に適した温度に下げられ、湿度も適正な湿度に
加湿される。また、湿度が多過ぎる場合は、後述のサブ
回路252の除湿器21により適正な湿度に除湿され
る。
【0026】サブ回路252に設けられた循環用ファン
242により、メイン回路251を循環する雰囲気ガス
の流量よりも少ない流量の雰囲気ガスが、サブ回路25
2を循環する。このサブ回路252中の除湿器21で必
要に応じ除湿された雰囲気ガスは、次にサブ回路252
中のエチレン除去装置20に導かれ、雰囲気ガス中のエ
チレンガスが除去される。次いで、サブ回路252中の
殺菌器19により、雰囲気中に発生しているかび等の微
生物を殺菌する。このようにして清浄された雰囲気ガス
を再び貯蔵庫18に戻す。
【0027】上記の2つの循環回路を循環される雰囲気
ガスにより、貯蔵庫18内の雰囲気ガスも循環され、貯
蔵庫18内で発生するエチレンガスや、カビ等の微生物
が雰囲気ガスの流れにより取り除かれ、循環回路で清浄
化されることになる。したがって、貯蔵庫18内の雰囲
気ガスの換気のために、雰囲気ガスを減圧貯蔵装置の系
外へ排出除去することなく、再利用することが可能とな
る。
【0028】
【実施例2】図2は本実施例2の示す減圧貯蔵装置のシ
ステム図を示す。図中に示した数字について図1と同じ
数字は実施例1に説明した各部位と同じものを示す。本
実施例2は、実施例1におけるエチレン除去装置20が
メイン回路251の一部にパイパス回路として設けられ
た例である。その他の構成は全て実施例1と同じであ
る。
【0029】本実施例2の貯蔵装置を用いて青果物を貯
蔵する方法は、前記実施例2と同様にすることによっ
て、達成することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、貯
蔵庫の雰囲気ガスはガス循環回路を循環され、本発明の
減圧貯蔵装置の系外へ排出除去される雰囲気ガスの量を
減少させることができるので、貯蔵室外へ排出除去され
る窒素ガスN2 の量を出来るだけ減少させ、殆どの窒素
ガスN2 を再利用することにより、ランニングコストの
低い貯蔵装置及びその貯蔵装置を用いた青果物等の貯蔵
方法を提供することができる。また、上記窒素ガスの場
合と同様に二酸化炭素ガスCO2 の使い捨てがなく環境
保全に対処できる。
【0031】また、本発明の減圧貯蔵装置は、雰囲気ガ
ス供給源を小さいものとすることができ、しかも、貯蔵
庫等を微減圧に耐える程度の強度のものでよいので、全
体の装置を小型のものとすることができ、そのため運搬
輸送等の移動式の貯蔵庫に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の青果物等の貯蔵装置のシステム図を
示す。
【図2】実施例2の青果物等の貯蔵装置のシステム図を
示す。
【符号の説明】
11 炭素ガス供給源 12 窒素ガス供給源 13 空気供給源 141,142,143 流量調節弁 151,152,153 流量切替弁 16 減圧ポンプ 17 真空調圧器 18 貯蔵庫 19 殺菌器 20 エチレン除去装置 21 除湿器 22 加湿器 23 冷却器 241,242 循環用ファン 251 メイン回路 252 サブ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも酸素ガス分圧及び二酸化炭素
    ガス分圧をコントロールした雰囲気ガス下で、貯蔵庫内
    を微減圧状態に維持して青果物を貯蔵する方法におい
    て、 貯蔵庫内の雰囲気ガスをエチレン除去装置に導き、雰囲
    気ガス中のエチレンを除去し、エチレンが除去された雰
    囲気ガスを貯蔵庫内へ戻すことにより雰囲気ガスを循環
    させたことを特徴とする青果物等の貯蔵方法。
  2. 【請求項2】 (1)雰囲気ガス供給源と、(2)雰囲
    気ガス供給源から供給される雰囲気ガスの流量を調節す
    るための流量調節機構と、(3)流量調節機構から導入
    された雰囲気ガスを内部空間に収容する貯蔵庫と、
    (4)貯蔵庫内のガス圧を調節するためのガス圧調節機
    構と、(5)貯蔵庫から導出され、再び貯蔵庫に導入さ
    れるガス循環回路であって、かつ、そのガス循環回路を
    循環するガスの少なくとも一部がエチレン除去装置を経
    由するガス循環回路、を有することを特徴とする減圧貯
    蔵装置。
JP34589691A 1991-12-27 1991-12-27 青果物等の減圧貯蔵方法及びその減圧貯蔵装置 Withdrawn JPH05176676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306876C (zh) * 2004-07-22 2007-03-28 河北农业大学 水果蔬菜气调贮藏库乙烯脱除设备
JP2009274762A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Tatsumi Yoshikawa 保存ケース用低酸濃度吸着システム

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CN1306876C (zh) * 2004-07-22 2007-03-28 河北农业大学 水果蔬菜气调贮藏库乙烯脱除设备
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