JPH05177155A - パルス静電界を有した多数のスプレー流とスプレーパターンとを利用した静電粉末コーティング - Google Patents

パルス静電界を有した多数のスプレー流とスプレーパターンとを利用した静電粉末コーティング

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JPH05177155A
JPH05177155A JP13837492A JP13837492A JPH05177155A JP H05177155 A JPH05177155 A JP H05177155A JP 13837492 A JP13837492 A JP 13837492A JP 13837492 A JP13837492 A JP 13837492A JP H05177155 A JPH05177155 A JP H05177155A
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Isao Yabuuchi
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B5/00Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
    • B05B5/025Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
    • B05B5/047Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns using tribo-charging

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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器内面等不均一又は凸凹な形状の対象物の
粉末コーティングの一様性を改善する。 【構成】 静電粉末コーティングガンは、加圧された気
体−粉末混合物を複数の別々の静電荷電されたスプレー
流に分割し、高度な方向性を達成し且つ片寄りを減じ
る。混合物内の粉末粒子は、加えられたDC静電界又は
摩擦のいずれかで、ガン内の一つ以上の室内に在る間に
静電荷電される。スプレー流が横断する流路は、容器の
内側のような特別な表面形状を有利に粉末コーティング
するように配列され及び若しくは向けられている。代わ
りに、粉末粒子の静電荷電は、ガンの外部に配置された
複数の電極を介して起こり得、少なくても一つの外部電
極が、各スプレー流に関連ずけられている。更に片寄り
を減じるために、パルス状にガンからスプレーされる。
更に、外部電極で形成される静電界は、スプレー中に
“オフ”と“オン”の状態の間でパルス化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電粉末コーティン
グすなわち静電粉体塗装もしくは塗布に関する。より詳
細には、この発明は、複数のスプレー流を利用する静電
粉末コーティングにおける改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉末コーティング方法及び装置に
よれば、気体と粉末粒子との加圧された混合物は、静電
荷が与えられて、コーティングすなわち塗装もしくは塗
布される対象物の方向にガンから外側に噴射又はスプレ
ーされるようになっている。気体−粉末混合物に入って
いる粒子はガンの内側に在る間に、与えられた静電界を
経由して、又は摩擦荷電、即ち摩擦電気によって、又は
ガンの外側で外部電極によって発生された静電界を経由
して荷電される。静電粉末コーティング中、混合物中の
荷電された粉末粒子は、コーティングされる対象物に向
かって移動するに従って相互に反発する。飛行中、コー
ティングされる対象物の低い電位は、静電気で粒子を引
きつける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコーティングガ
ンでコーティングにおける一様性を達成するために、ガ
ンのノズルの前にトランペット形状のディフレクターを
配置するのが一般的である。ディフレクターは、粉末が
より広い面積を覆うように加圧された混合物の流路を拡
張したり、広げたりする。この方法は、対象物を大ざっ
ぱにコーティングするには程々に良く仕事を果たすのだ
が、幾つかの制限を受ける。先ず第一に、比較的広い横
断面積に寄って、スプレーされる混合物は、厚い空気ク
ッションを発生する。この空気クッションは、後に続く
粒子の流れを邪魔し、かなりの数の引き続いてスプレー
される粒子をコーティング面から跳ね返す。結果的に、
この方法による粉末コーティングは、完全なコーティン
グを確実に行うのに余分な時間がかかり、又かなりの量
の粉末が跳ね返りによって失われる。
【0004】従来の粉末コーティング方法及び装置は、
円筒容器や金属パイプの内面のような一様でない又は凸
凹のある面をコーティングするのに更に制限を受ける。
ガンと対象物との間に静電界を形成するために外部電極
を使用すると、静電気力の最強線が対象物の最も近い部
分へのサイト進路の直接線に沿って配置されることにな
り、また凹んだ部分に向けられた静電気力線は、大幅に
より弱くなる。例えば、容器に対して静電気力線は、ガ
ンと容器の内面頂部との間で最も強くなり且つガンと容
器底との間で最も弱くなる。
【0005】多数の突出部及び若しくは中空部を、即ち
一様でない面を有した対象物又はワークピースを粉末コ
ーティングするとき、荷電された粒子は最初最強静電界
線の経路をとる。その後に、粒子はこの同じ経路に沿い
続けようとし、結果的にガンに最も近い対象物の不連続
面域に、又は周囲面域よりガンにより近い突出部に蓄積
することになる。結果的に、対象物は一様にコーティン
グされない。より具体的には、突出部及び若しくは中空
部を有したワークピース又は対象物は、非常に不均一に
コーティングされる。多くの場合、突出部の頂部又は縁
は、厚くコーティングされ、中空部の底は、薄くコーテ
ィングされ、中空部のコーナは、殆どコーティングされ
ない。粒子が全面に渡って一様に蓄積されるよりもむし
ろ不連続面域に蓄積する傾向は、ファラデーケージ効果
(Faraday cage effect)と称されている。
【0006】粉末コーティングに関連した別の問題は、
摩擦荷電(摩擦帯電)が使用されると粉末粒子混合物が
充分に荷電(帯電)されない点である。摩擦荷電を使用
するときに荷電率を増加するために、混合物の接触面積
を増大する必要がある。しかし、このことは、流路をよ
り長く且つより複雑にする。結果的に、もし色を変えた
い場合に別の色の粉末に変わるのにより長い時間がかか
ることになる。
【0007】外部電極によって発生される静電界に関し
ては、荷電効率は時々電界強度を増大することで高めら
れよう。しかし、このことはファラデーケージ効果によ
って発生される逆効果を増大させる。更に、より高い電
荷を有した粒子は、塗着後それらの電荷を保持してお
り、このことによって、後続の粒子を再パルス化し、第
二コーティングを行うのを邪魔する。
【0008】粉末コーティングに関連した別の問題は、
単位時間当りにスプレーされる粉末粒子量が変わる点で
ある。一般に、単位時間当りにスプレーされる粉末量
は、ポンプ圧を増大したり減少することで変えられる。
しかし、圧力変化はスプレーガンからの噴射速度に変化
を起こし、これはソフトランディング又は連続ジェット
流のぶつかり合いのような別のコーティング現象をもた
らす。ソフトランディングでは、コーティングは静電吸
引を介して影響され、ファラデーケージ効果によって、
更に別のコーティングが不必要な程コーティング重量が
増大する。この場合、更に別のコーティングは不必要に
なる。ジェット流のぶつかり合いに関しては、再跳ね返
りが非常に激しいので沈着した粉末粒子でさえ対象物か
ら吹き飛ばされる。
【0009】従来の粉末コーティング方法及び装置の別
の制限は、比較的小さい対象物をコーティングする場合
である。より低い必要容積に対応するために、低圧、即
ち1.5kg/cm2 以下が使用されると、スプレーパター
ンは不安定になり、不均一コーティングとなる。
【0010】この発明の目的は、容器の内面のような一
様でない又は不規則すなわち凸凹のある形状の対象物の
粉末粒子(即ち粉粒体)コーティングの一様性を改善す
るにある。本発明の別の目的は、粉末コーティング中に
生ずる片寄りや再跳ね返りの量を減じるにある。本発明
の更に別の目的は、後続コーティングを行うのに悪影響
を与えずに、静電粉末コーティングに使用される気体−
粉末混合物に入っている粒子(即ち粉体)の荷電におい
てより高い効率を達成するにある。本発明の更に別の目
的は、外部電極を備えた粉末コーティング装置を特に使
用するとき、ファラデーケージ効果によって生じる悪い
コーティング結果を最少に減じるにある。本発明の更に
別の目的は、比較的小さい対象物又は比較的小さい容積
を持った対象物を粉末コーティングする効率を改善する
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の方法及び装置
は、気体と粉末粒子(即ち粉粒体)との加圧された混合
物を複数の別々のスプレー流に分割することで上記目的
を達成する。混合物を複数の細かなスプレー流に分割す
ることは、再跳ね返り効果を減じ又コーティングされる
対象物の形状によって指図される選択可能なパターンに
配列された多くの流路で比較的大きな又は小さな面域を
オペレータが粉末コーティング出来るようにするもので
ある。
【0012】一般的な適用では、多くのスプレー流に入
っている粒子は、スプレー流の各々に関連し、少なくて
も一つの外部電極を有した多くの外部電極によって静電
荷電される。多くの外部電極に関連して多くの細かなス
プレー流を使うと、最少空気クッションで別々のスプレ
ー流の粉末粒子を効果的に荷電できる。
【0013】更に、空気クッション及び若しくは片寄り
をより減じるために、また比較的より小さい容積のコー
ティングをより容易に行うために、本発明は、ガンから
パルス状態で気体と粉末混合物をスプレーしようとする
ものである。ガンから粉末粒子をパルス化することで、
単位時間当りにスプレーされる粉末量に渡ってより正確
に制御する。
【0014】本発明の別の態様によると、粒子を荷電す
るために静電界を発生する外部電極に供給される直流電
源は、スプレー中に“オフ”と“オン”状態の間でパル
ス化され、外部電極とコーティングされる対象物との間
に形成される静電界を周期的にパルス化する。電界が
“オフ”のとき空気力学力だけで形成される飛行経路に
沿って電界に邪魔されずに粒子は流れるので、静電界の
パルス化は、ファラデーケージ効果を減じる。このこと
は、容器の底面や不規則すなわち凸凹面の凹み等の面域
のコーティングをより一様に行う。
【0015】一般的な粉末コーティングの適用に対し
て、この発明は、粉末流のパルス化に関連して静電界を
パルス化しようとするものである。更に、これら二つの
特徴は、多くのスプレー流と多くの外部電極の使用と更
に結びつけられる。
【0016】この発明の方法及び装置は、容器内面を粉
末コーティングするのに特に適している。より具体的に
は、多くのスプレー流とガン内部での粉末荷電との結び
つきは、ファラデーケージ効果を減じ、また缶の内側の
一様なコーティングができるようにする。本発明は、直
列又は並列に連結された多くの荷電室を利用したりし
て、ガン内部での粒子荷電に関連した付加的な幾つかの
特徴を意図している。
【0017】この発明は、容器の内面を粉末コーティン
グする幾つかの他のアプローチを意図している。より具
体的には、この発明は、電極によって形成される静電界
のパルス化に関連して、多くのスプレー流と多くの外部
電極との結び付きをも意図するものである。更に、この
発明は、単一スプレー流又は多くのスプレー流に関して
スプレーガンからスプレーされる粉末をパルス化しよう
とするものである。容器内面をコーティングする更に別
のアプローチとして、本発明は、粉末噴射のパルス化に
組み合せて静電界をパルス化しようとするものである。
これらの二つの特徴は、更に、多くのスプレー流と外部
電極との使用に組み合わされる。
【0018】構造上、本発明は、加圧された気体−粉末
混合物を複数の細かなスプレー流に分割する多孔ノズル
又は多管スプレー孔組立て体を使用している。もし、多
孔ノズルが使用されると、ノズルは、ガンの前方端に連
結し、また多孔ノズルの多数の孔は粉末粒子がスプレー
されて通るスプレーガンの内部室の多数の開口を形成す
る。もし、多管スプレー孔組立体が使用されると、この
組立体のマニホールドは、ガンの前方端に連結する。マ
ニホールドは、室と流体連通するようにガンの前方端の
所定位置に多数の管を保持する。管の反対端は、ホルダ
ーによって所望の配列に保持される。多管スプレー孔組
立体に関して、多数の管は、多数の室開口を形成する。
【0019】多孔ノズル又は多管スプレー孔組立体のい
ずれかに関して、室開口は、いずれかの所望のパターン
に配列される。室開口の配列は、多数のスプレー流がガ
ンから噴射されると横切る流路を決める。開口は、直線
状に整列されたり、円の周囲周りに配列されたり、好ま
しくは各列が隣接列に対して互い違いになるように多く
の平行な列に配列されたりする。開口は、更に、角度を
なした流路を形成するために、傾斜されたり又は角度が
つけられる。
【0020】コーティングされる対象物の形や大きさに
基ずいて、室開口は、所望の状態で流路を導くように配
列される。本発明のこの特徴は、放熱フィンやトランス
やラヂエータ等の、多くの中空部を有した対象物を粉末
コーティングする際に、特に重要である。この種の対象
物に関して、6〜24の別々のスプレー流を使用するの
が通常好ましい。最も多い例では、約2〜8mmの範囲
が、室開口、即ち多管スプレー孔組立体の管又は多孔ノ
ズルの孔の内径にとって更に好ましい。多くの室開口を
使用するとき、室開口は約2〜8mmに隔設されるのが好
ましい。組立体の管やノズルは、荷電の極性や摩擦係数
に基ずいてフッソ樹脂、ナイロン又はポリプロピレン等
のプラスチックから造られるのが好ましい。
【0021】凸凹面をコーティングするのに長所がある
室開口の或る特別な配列は、室開口を円の周囲周りに配
列したり、室開口を円に対して斜めに向けたりするのを
含んでいる。このアプローチに関して、もし室開口が外
側に向けられれば、容器やバイプの内面のコーティング
に特に適した多くのスパイラル流が発生される。代わり
に、室開口は、最初或る点に集まり次いで外側に広がる
円形状を成した流路を与えるために、円を通る中心軸線
に向けられる。ガンの端部とコーティングされる対象物
との間の距離に基ずいて、この配列は、大きい又は小さ
い面域をコーティングする為に使われる。
【0022】室開口のこれらいずれの配列に関しても、
一つ以上の外部電極によって、又は内部と外部の荷電の
組み合わせによって、加圧された気体−粉末混合物は、
ガン内部で、ガン外部で静電荷電される。本発明の特定
の商業上の適用に際しては、混合物に入っている粉末粒
子の荷電について最も適切なものが決められる。
【0023】一つ以上の外部電極が粉末粒子の荷電のた
めに使用されると、“オン”と“オフ”の状態の間で各
電極によって発生される静電界をパルス化するのが時々
必要とされる。この静電界のパルス化は、各外部電極と
直流電源との間の電気接続の選択可能な中断を行うパル
ス制御器によって達成される。静電界をパルス化する
と、外部電極の使用の際のファラデーケージ効果を減じ
ることになる。静電界のパルス化は、1989年1月1
7日発行の公開特許公報 特開平1−11,669号に
開示されている。
【0024】上記のごとく、本発明の別の態様は、ガン
からの粉末粒子のパルス化に関するものである。粉末粒
子のパルス化は、所望の波形に応じてガンから混合物を
噴射するためにエゼクターに連結された粉末パルス制御
器によって達成される。所望の圧力で、通常一様な圧力
で“オン”と“オフ”の状態の間でサイクルさせること
で、粉末粒子は連続パルスでガン端部からスプレーさ
れ、また空気クッションが減ぜられる。粉末粒子のパル
ス化は、片寄りやコーティングされる対象物からの跳ね
返りを減ずる。パルス化はスプレー中に一様な圧力が維
持されるようにするので、制御器は、パルスの持続期間
と振幅が注意深く制御されるようにすると共に、単位時
間当りにスプレーされる粉末粒子の量は、比較的より小
さい容積の小さい対象物をコーティングする際でも比較
的一様なままとなる。粉末のパルス化は、1987年1
月20日発行の公開特許公報 特開昭62−11,57
4号に開示されている。
【0025】本発明の別の態様によると、多孔ノズルの
孔又は多管式スプレー孔組立体の管は多くのより小さい
孔又は単一の細長いスリットのいずれかを有した小さい
スケールのノズルを更に備えている。この種の小さなス
ケールのノズルは、さらに細かなスプレー流への混合物
の分離を行う。
【0026】使われる粉末粒子のタイプや、コーティン
グされる対象物の寸法、形状及び組成に基ずいて、上記
特徴は一様な粉末コーティングを達成する為に各種組み
合わせて利用される。本発明のこれらの及び他の特徴
は、次の詳細な説明と図面によって容易に理解されよ
う。
【0027】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わる静電粉末
スプレーコーティング装置10を示している。本装置1
0は、粉末粒子を内部に取り込む空気と粉末粒子とが混
合される粉末供給ホッパー12を含んでいる。エゼェク
ター又はポンプ14は、気体−粉末混合物をタンク12
から輸送管16を経てガン本体18内に輸送する。エア
ーコンプレッサー20は、ポンプ14を駆動し、ホッパ
ー12からの空気に粉末粒子を浮遊させるのに充分高い
圧力を維持している。ガン本体18では、混合物は管1
6を出て室22内に流入する。室22から、混合物はガ
ン18の前端の多孔ノズル25内に形成された複数の室
開口24を出ていく。
【0028】運転中に、気体−粉末混合物は、流路26
を横切る複数の別個の細かなスプレー流を形成するため
に、室開口24を経て室22からスプレーされ、またそ
れらは、コーティングされる物品30の表面28に向か
ってスプレーされる。
【0029】スプレーコーティング中、気体−粉末混合
物内に入っている粒子は、地電位として図1に示されて
いる表面28の低い静電位に引きつけられるように静電
荷電される。図1は、気体−粉末混合物内の粒子を静電
荷電する(即ち帯電させる)ために一つ以上の静電界を
発生させるための直流電圧を与える高電圧発生器32を
示している。導電ケーブル33は、電圧源32をガン1
8の前端から外側に突き出た複数の電極34に接続して
いる。各電極は、各流路26を横切る気体−粉末混合物
内の粒子の静電荷電を最大にするように各室開口24に
関連付けされている。
【0030】一つ以上の外部電極を使用した本発明の全
の実施例では、約105 〜10 9オームの範囲の抵抗
(図示されていない)を有した電気回路を伴っており、
これでガン18がコーティングされる対象物30に接近
しているときに、スパークするのを防ぐようにするのが
望ましい。好適な一実施例では、外部電極は、炭化ケイ
素から造られ、約106 オームセンチメータの抵抗を有
している。
【0031】もし必要ならば、気体−粉末混合物内に入
っている粒子を静電荷電する効率を更に高めるために、
ケーブル33はガン18の室22内に配置された直流電
極36へ高い電圧を供給する。内部接地端子37と協同
して電極棒36は、ガン18内部に静電界を形成し、室
22を通って流れている間に気体−粉末混合物内に入っ
ている粒子を静電荷電する荷電イオンを発生する。室2
2にいる間気体−粉末混合物内に入っている粒子の比較
的高い圧力と流速とによって、そこに入っている荷電粒
子の大部分は接地端子37を通って移動し、たとえ接地
端子37に幾つかの荷電粒子が引きつけられ沈着されて
もノズル25からスプレーされる。
【0032】図2は、ノズル25の前端又はスプレー端
の横断面図である。この実施例によれば、多孔ノズル2
5は、流路26a、26b、26c、26dを各々通る
スプレー流を発生し且つ外部電極34a、34b、34
c、34d、34eによって静電荷電される室開口24
a、24b、24c、24dを有している。かくして、
この実施例では、各室開口によって発生された各流路2
6は、一対の外部電極34の間を伸びている。これは、
スプレー中に静電荷電される気体−粉末混合物内の粒子
の数を最大にする。
【0033】図3は、表面28への途上で、室開口24
a、24b、24c、24dで形成されるスプレー流に
よる個々の流路26a、26b、26c、26dを横断
面で示している。図4は、図3に描かれた四つの別々ス
プレー流によって表面28上に形成された複合スプレー
パターン38を示している。図4に示されているよう
に、別々のスプレー流によって横切られている流路26
は、表面28への途上で大きくされ且つ共に合流する。
表面28上に形成される最終スプレーパターン38は、
ガン18の前端と表面28との間の距離に依存してい
る。
【0034】図5は、図1に描かれた静電粉末スプレー
コーティング装置10の変形例である本発明の第二実施
例を示している。この変形例によれば、多孔ノズル25
は、先細の又は収斂した室開口124を有した多孔ノズ
ル125で置き換えられる。これら室開口124は、図
6に示されているようなスプレーパターン138を発生
するために流路126を通って、図4に描かれたスプレ
ーパターン38よりも狭く且つ濃い四つのはっきりした
しかし比較的接近した流れを発生する。
【0035】図7は、最初の二つの実施例に使用されて
いる多孔ノズル25、125の別の変形例を描いてい
る。より具体的には、装置10は、円の周囲に配列され
た複数の室開口224を有した多孔ノズル225を備え
ている。このノズル225に関して、単一の外部電極2
34が室開口224の中央に配置されている。
【0036】図8は、ガン18からの噴射直後、多孔ノ
ズル225によって発生された複数の円形に配列された
スプレー流を示している。室開口224は、円の周りに
配列されているために、スプレー流の通る流路226
は、更に円パターンに配列される。図9は、図8に描か
れたものと同じスプレー流を示しているがしかしスプレ
ー流は、単一の環形状の流路を形成するように合流して
いる。
【0037】図10は、図8と図9とに描かれたものと
同じスプレー流を示しているが、しかし表面28上に塗
着後のものである。塗着スプレー流は、円盤形状のパタ
ーン238を形成する。図9と比較すると、図10は、
図8と図9とに示された中央開口を無くするように気体
−粉末混合物内からの粒子が中心に向かって流れたもの
を示している。
【0038】図11は、装置10に、図1、図5及び図
7に各々描かれた多孔ノズル25、125、225の代
わりに多管式スプレー孔組立体325が装備されている
本発明の更に別の実施例を示している。多管式スプレー
孔組立体325は、ガン18の前端に連結されたマニホ
ールド327と、室22と流体連通するようにマニホー
ルド327に連結された複数の管329と、所定の配列
に管329の前端を保持するホルダー331とを有して
いる。多孔ノズルを使用した本発明のそれら実施例の孔
のように、多管式スプレー孔組立体を使用した実施例の
複数の管は、複数の室開口を形成している。
【0039】導電ケーブル333は、直流電源(図示さ
れていない)に接続した第一端と、複数の外部電極33
4に接続した第二端とを有している。電極334は、ホ
ルダー331から前方に伸びている。多孔ノズル25、
225のように、多管スプレー孔組立体325は、気体
−粉末混合物を、表面28に向かう複数の流路326を
通る複数の細かなスプレー流に分割する。この実施例で
は、六つの流路326a、326b、...326f
(図13参照)が存在し、これら流路を移動するスプレ
ー流内に入っている粒子は、外部電極336a、336
b、336c、...336fによって各々静電荷電さ
れる。図12参照。
【0040】図12は、線状に室開口324a、324
b、...324fを配置するように管329の前端を
直線状に配列したホルダー331の正面を示している。
図13は、噴射直後に多管スプレー孔組立体325によ
って形成されるスプレーの横断面を示している。或る距
離をおいて、スプレー流は、別々ではっきりしており、
六つの直線状に配列された円盤の形を取っている。図1
4は、その後の或る時の或る距離での同じスプレー流を
示しており、そこでスプレー流は合流して単一の細長い
スプレーパターン338を形成している。
【0041】図15、図16及び図17は、多孔ノズル
又は多管ノズルの室開口24が直線状に配列され、又気
体−粉末混合物内の粒子の静電荷電が電極としての働き
をする一本のワイヤー42を介して達成される本発明の
変形例を示している。ワイヤー42は、開口の直前で整
列した又は一方に対して片寄った室開口24と平行にな
っている。本発明のこの単一ワイヤー電極の変形例は、
本発明の多孔ノズル実施例又は多管スプレー孔組立体実
施例のいずれかに同じように適していることが理解され
る。コーティングされる対象物(図示されていない)
は、室開口24からワイヤー42の他方側に設置されて
いる。
【0042】図15は、絶縁被い43が室開口24を越
えたワイヤー42の端部で除去されているもので全長に
渡って露出されたワイヤー電極を示している。代わり
に、絶縁被い43は、ワイヤー42が露出されている各
室開口24に対応した複数の隔設選択された領域44を
除いて、ワイヤー42の全長に沿って伸びている。
【0043】図17及び図18に示されている別の代替
例によると、絶縁被い43は、電極として働く底部分4
4を露出するために、コーティングされる対象物の反対
物の図17及び図18のワイヤー42の底のV−形状領
域47から除去される。
【0044】図19は、本発明の第五実施例である別の
多管スプレー孔組立体425を示している。多管組立体
425は、マニホールド327と同じようなマニホール
ド427と、室22と連通した第一端部と複数の室開口
424を形成した反対側端部とを有した複数の管429
とを有している。管429のこれら反対側端部は、直線
状配列に3本の2つの別々のグループを成した室開口4
24を向けているホルダー431内に保持されている。
【0045】使用に際して、多管スプレー孔組立体42
5は各グループに三つのスプレー流が含まれた二つの別
々グループのスプレー流を発生する。結果的に、図20
に示されているように、組立体425は、流路426
a、426b、426cを通るスプレー流によって形成
された上部領域438aと流路426d、426e、4
26fを通るスプレー流によって形成された下部領域4
38bとを含んだスプレーパターン438を発生する。
導電ケーブル433は、電源(図示されていない)をホ
ルダー431から前方に伸びた複数の外部電極434に
接続する。ケーブル433と外部電極434とは、図1
1に描かれたケーブル333と外部電極334と同じで
ある。
【0046】図21は、本発明の第六実施例である別の
多管スプレー孔組立体525を示している。多管スプレ
ー孔組立体525は、マニホールド527と、マニホー
ルド527と連通した第一端部とホルダー531に所定
の形状で保持された第二端部とを有した複数の管529
とを有している。導電ケーブル433は、電源(図示さ
れていない)に接続されており、ホルダー531に沿っ
て伸び、ホルダー531から前方に伸びた複数の外部電
極534に接続している。
【0047】第一、二、四及び五実施例におけるよう
に、第六実施例では室開口524の各々に関連した少な
くても一つの外部電極534を有することが好ましい。
図22に示されているように、管524の前端は、第二
列の室開口524bに平行な第一列に室開口524aが
整列されるように向けられており、第一と第二の列の開
口が相互に千鳥状になっている。室開口524cは、最
初の二列に平行で第二列に対して互い違いになり第一列
に整列している第三列を形成している。
【0048】図23は、多管スプレー孔組立体525で
形成されるもので室開口524a、524b、524c
の第一、第二、第三列に各々対応した三つの別々のコー
ティング線538a、538b、538cのスプレーパ
ターン538を示している。
【0049】図24は、本発明の静電スプレーコーティ
ング装置10の一適用例を示している。図24は、底の
平行面53と側壁54とを各々形成しする底の水平部材
51と複数の平行な垂直部材52とを含んだ対象物50
をスプレーコーティングするために使用される多管スプ
レー孔組立体325を示している。ホルダー331内で
管329の前端を直線状に向けているため、図24と図
25に示されているように、一度に一つのスロットの側
壁54と底53をコーティングするようにスプレー流
は、対象物50に向けられる。もし必要なら、スプレー
コーティング中に組立体325はスロット内の下方に伸
ばされる。
【0050】図25は、電極334に直流電源を供給す
るケーブル333に接続されたパルス制御器339を示
している。パルス制御器339は、所望のシーケンスで
電極334への直流電力を接続分離を行うスイッチング
を行う。これで、“オン”と“オフ”の状態の間で、電
極334によって形成される静電界をパルス化する。
【0051】図25Aは、スプレー中に静電界をパルス
化する一方法を図解している。連続的にスプレーするス
プレーガンで、上部の波形によって示されているよう
に、パルス制御器339は、60ミリ秒毎に静電界をサ
イクル変化させる、即ち、電界は20ミリ秒間“オン”
され、40ミリ秒間“オフ”される。更に、静電界のパ
ルス化は、下側の波形により示されている。“オン”と
“オフ”との相対時間は、サイクル全体の時間に従っ
て、所望のシーケンスに応じて変えることができる。静
電界のパルス化は、粉末流のパルス化のような、本願に
開示の他の粉末コーティングの特徴と組み合わせて利用
し、容器の内面のような不均一な面を一様にコーティン
グするようにすることができる。
【0052】図26は、本発明の第七実施例に係わる別
の多孔ノズルを示している。多孔ノズル625は、例え
ばノズル25のように、図1のガン18の端に嵌合し、
ガン18の長手軸線と同軸になった円の周囲に配列され
る複数の室開口624を含んでおり、開口624は多孔
ノズル625の中心軸628に対して斜めに形成され且
つ外側に向けられている。図27は、室開口624の向
きと形状をより明瞭に示しており、外部電極634は軸
628に沿って又は室開口624によって形成された円
の中央に配列されている。
【0053】図28は、複数のスプレー流が室開口62
4から出て流路626を横切っている使用中の多孔ノズ
ル625を示している。多孔ノズル625から出るスプ
レー流は、大きな円の周囲に配列された六つのはっきり
した円盤状の領域を含んだスプレーパターンを形成す
る。
【0054】図29は、本発明の装置10が、図26と
図27とに描かれた多孔ノズル625を利用した特に本
発明の第七実施例が良く適した一適用例を示している。
この適用例は、中空容器55の内面の粉末スプレーコー
ティングを含んでいる。室開口624の向きによって、
スプレー流の流路626は角度が付けられている。容器
55又はパイプのようないずれかの他の中空の円筒状の
対象物の内側にスプレーされると、スプレー流は容器5
5の内面58から反れて捩じれて下がる流路626に沿
って流れ続け、結果的に容器内での空気クッションを減
じて内面58により一様なコーティングを行う。図29
と図30は、スプレー流が容器55の内面58から反れ
て反対側の又は閉じた端に向かって進むと生じる捩れ又
は螺旋効果を示している方向矢印59を含んでいる。適
当な粉末コーティング材が容器に入るのを防ごうとする
容器内の空気クッションは、図37と図38に関連して
後で説明されるように、図1のポンプ14をパルス作動
させることで更に減ぜられる。更に、容器55内でのフ
ァラデーケージ効果の減少は、図25と図25Aに関し
て説明されたものと同様な方法で電極634への電源を
パルス化することで達成される。
【0055】図31は、本発明の第八実施例を描いてお
り、そこでは多孔ノズル725は、円の周囲に配列され
且つ多孔ノズル625のものと同様に斜めに形成されて
いるが、円を通る中心線に向かって内側に向けられた複
数の室開口724を有している。この多孔ノズル725
で、スプレー流の通る流路737は中心線737に向か
って収斂し次いで図31に示されているようにそこから
外側にそれていく。
【0056】図32は、多孔ノズル725によって形成
されるスプレーパターン738を示している。スプレー
パターン738は、大きな円の周囲に配列された六つの
別個の領域を含んでおり、それら領域は円に対して若干
楕円形をなし且つ半径方向に長くなっている。多孔ノズ
ル725によって発生されるスプレー流で形成されるパ
ターンは、時々日本の手持ち太鼓と称される。この流路
726の配列では、多孔ノズル725の端とコーティン
グされる対象物との間の距離を調節することでコーティ
ングの表面積は、非常に小さいものから非常に大きいも
のになる。
【0057】図33は、本発明の第九実施例で、多孔ノ
ズル625と同じスプレーパターンを発生するように設
計された多管スプレー孔組立体825を示している。多
管スプレー孔組立体825は、マニホールド827と、
マニホールド827から伸び且つ所定の配列にホルダー
831によって保持された複数の管829を有してい
る。図34に最も明瞭に示されているように、管829
で形成された室開口824は円の周囲に配列され、円を
通る中心線に対して斜めに向き且つ内側に向けられてい
る。もし必要ならば、単一の電極(図示されていない)
をホルダー831から前方に伸ばすことができる。
【0058】図35は、例えば各室開口324と流体連
通するように、例えば図11の多管組立体の内の一つの
一本の管29に連結した小スケールの多孔ノズル60を
描いている。小スケールの多孔ノズル60は、円65の
周囲に配列された複数の小スケールの孔64で終結する
円錐台形状の外側に広がった通路62を有している。小
スケールの孔64を使用すると、より小さなスプレー流
が発生され、これによって粉末コーティングで使用され
るスプレー流の方向性制御を高める。
【0059】図36に示されているように、例えば各室
開口324と流体連通するように、例えば図11の多管
組立体の管29に、小スケールのスリットノズル70が
取り付けられる。小スケールのスリットノズル70は、
細長いスリット74で終結する細長い広がっている中空
部分72を有している。
【0060】小スケールの多孔ノズル60と小スケール
のスリットノズル70とは、多管組立体の管29の端に
取り付けられて示されており、更に、多孔ノズル25に
関する本発明の実施例にこの原理が適用されることが理
解されよう。
【0061】図37と図38とは、ガン18から気体−
粉末混合物をパルス状にスプレーする本発明の別な態様
を図解している。本発明のこの態様によると、気体−粉
末混合物をホッパー12からガン18を通してそこから
直列パルスで流出させるためにコンプレッサー20から
の空気流を制御するソレノイド弁SVにパルス発生器7
6が導線77を介して電気的に接続されている。静電粉
末コーティング装置のパルス運転については、この出願
で前に述べた特許公開公報 特開昭62(1987)−
11,574号で説明されている。
【0062】図38は、ガン18から外側にスプレー流
がパルス流出するのを制御するために使用される二つの
例の波形78、79を示している。上記特許公開公報に
示されているように、単位時間当りのパルスの数を選択
することで、パルスの振幅と持続時間及びガン18から
外にスプレーされる粉末の量が容易に調節され且つ正確
に制御される。多分最も重要なことは、ポンプ14への
空気圧は、単位時間当りの一定の噴射容積と速度を確保
するために高められる点である。これで、コーティング
におけるより優れた一様性が確保される。更に、スプレ
ー流をパルス化することで、薄いコーティング厚さが必
要な場合のスプレーコーティングをより容易にする。
【0063】図39〜図42は、図1のガン18内での
気体−粉末混合物内の粒子の静電荷電を示している。図
1は、内部荷電が外部電極34を介して外部荷電を補う
ために使用されているのを示している。代わりに、内部
荷電は、気体−粉末混合物内の粒子を静電荷電するため
の唯一の手段となろう。内部荷電は、金属容器の内面を
コーティングする上で特に有利であり、そこでの外部電
極の使用は、技術的背景で説明したように、ファラデー
ケージ効果を生みがちである。
【0064】図39は、電源(図示されていない)によ
って充電された内部電極80と、ガン18内部に静電界
を発生する接地端子81とを描いている。ガン内で気体
−粉末混合物の粒体を静電荷電するとき、電極80又は
接地端子81のいずれかに粉末粒体が付着するのを防ぐ
のが重要である。図39は、ガン内の孔84介して導管
83と連通した圧縮空気入口82を示している。導管8
3は、電極80を取り囲んでそれに荷電粒子が蓄積する
のを防ぐために電極80の周りに空気を吹き付ける。別
の空気入口85がガンの外側を取り囲んだ中空鐶86内
に圧縮空気を供給する。鐶86からの圧縮空気は、ガン
の周囲に隔設された複数の孔87を介してガン内に半径
方向内側に流入する。孔87から半径方向内側に向けら
れた空気流は接地端子81上への荷電粒子の蓄積を邪魔
する。
【0065】図40は、本発明のこれと同じ態様に対す
る代替構造を示している。入口85はガンの外壁の単一
の孔89と整合している。孔89は、内面に沿ってガン
を取り囲んだ環状中空空間88と連通している。環状中
空空間88は、電気接地(図示されていない)に接続さ
れた管状導電焼結金属90で形成されている。焼結金属
90の多孔は、入口85に供給された空気のガンからの
流出を許容し、これでその上への粒子の蓄積を邪魔す
る。
【0066】上で示されたように、ガン内での静電荷電
は、それだけで又は外部荷電と組み合わせて使用され
る。それだけで使用されるとき、多数の荷電室を使って
気体−粉末混合物内の荷電粒子の数を増やしたり又は最
大にすることが望まれる。例えば、図41は、電極80
a、80bとそこに設置された接地端子81a、81b
と各々直列に接続された二つの荷電室22a、22bを
含んだ本発明の代替実施例を示している。多孔ノズル2
5は、第二室22の下流端に配置されている。
【0067】代わりに、多くの室22は、直列接続に伴
う圧力損失を無くするように並列に接続される。粉末上
の荷電を増大しないとき並列接続室を使用するのは、ガ
ンからスプレーされる粉末の流速を高めることになる。
【0068】図42は、多数の荷電室を含んだ本発明の
別の変形例を示している。この実施例によると、上流室
22aは、加えられた直流静電界よりもむしろ摩擦荷電
を利用している。摩擦の又は摩擦電気の荷電は、次に接
地端子93に接続される室22の内面に好ましくは接触
する曲がりくねったプラスチック又はテフロンの管92
に粉末粒子を通すことで生じる。粉末粒子は、管92と
多く摩擦接触することで摩擦電気で荷電される。この実
施例に関して、確実に、第二荷電室226が摩擦電気荷
電室22aと同じ極性で粉末を荷電するようにすること
が重要である。
【0069】本発明の一般的な上記説明や好適な実施例
の上記詳細な説明から、本発明が受けやすい各種変更を
容易に当業者は理解するでしょう。従って、われわれ
は、特許請求の範囲の技術的範囲及びその同等説明によ
ってのみ制限されることを望むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る静電粉末スプレーコー
ティング装置を長手横断面で示している概略図である。
【図2】図1の2−2線に沿った横断図である。
【図3】コーティングされる対象物に向かって進むに従
って気体−粉末混合物の四つの別々のスプレー流を示し
たもので図1の3−3線に沿った横断図である。
【図4】同じく示したもので図1の4−4線に沿った横
断図である。
【図5】図1に描かれた静電粉末スプレーコーティング
装置の第二実施例を長手横断面で示している概略図であ
る。
【図6】図5で示された気体−粉末混合物の四つのスプ
レー流で発生されるコーティングパターンを示したもの
で、図5の6−6線に沿った横断断面図である。
【図7】装置に中央電極と円の周囲に配列された孔を有
した多孔ノズルとを装備したもので、図1に描かれた静
電粉末スプレーコーティング装置の第三実施例を示し、
図2に同じな横断図である。
【図8】スプレー流がコーティングされる対象物に向か
って進むに従ってノズルから徐々により遠くに離れて図
7に示されたノズルによって発生されるスプレーパター
ンを示している。
【図9】同じくより遠いスプレーパターンを示してい
る。
【図10】同じく更により遠いスプレーパターンを示し
ている。
【図11】多管スプレー孔組立体を有した本発明の静電
粉末スプレーコーティング装置の第四実施例を示し、図
5に同じな長手概略図である。
【図12】図11の12−12線に沿った横断図であ
る。
【図13】スプレー流がコーティングされる対象物に向
かって進むに従って図11に示された多管スプレー孔組
立体によって発生される気体−粉末混合物の複数のスプ
レー流を示したもので、図11の13−13線に沿った
横断断面図である。
【図14】同じく図11の14−14線に沿った横断断
面図である。
【図15】ワイヤーが静電気を粒子に荷電させる電界を
造りだす為に使用されている本発明の静電粉末スプレー
コーティング装置の別の代替実施例を示した拡大横断概
略図である。
【図16】複数の隔設された被われていない領域を除い
て、ワイヤーがその長さに沿って絶縁されているもの
で、図15に示された実施例の変形例を示し、図15に
同様な拡大横断図である。
【図17】ワイヤーがコーティングされる製品に向いた
複数の隔設された被われていない領域を露出する角度付
きスリットを有したもので、図15に示された実施例の
別な変形例を示し、図15と図16に同様な拡大横断図
である。
【図18】図17の18−18線に沿った横断図であ
る。
【図19】多管組立体の別の変形例の本発明の第五実施
例を示しており、図11に同じな長手概略図である。
【図20】図19に示された多管組立体によって形成さ
れる二つのスプレーパターンを描いているもので、図1
9の20−20線に沿った横断断面図である。
【図21】多管組立体の更に別な変形例の本発明の第五
実施例を示しており、図11と図19に同様な長手概略
図である。
【図22】図21の22−22線に沿った横断図であ
る。
【図23】図21と図22に示された多管組立体によっ
て形成されたスプレーパターンを描いている。
【図24】多管組立体の管が直線状に配列されているも
ので、本発明の一出願を描いた斜視図である。
【図25】図24で矢印25で示された方向に沿ったも
ので、図24の立面又は側面図である。Aは、粉末粒子
のスプレー中に静電界をパルス化する本発明の別の態様
を図解した二つのグラフを示している。
【図26】多孔ノズルがスプレー孔を円の周囲に配列
し、円の中心線に対して斜めに形成し且つ外側に向けた
もので、多孔ノズルの更に別な変形例の本発明の第七実
施例を示した長手概略図である。
【図27】図26の27−27線に沿った横断図であ
る。
【図28】図26の図27とに示されたノズルによって
発生された粉末スプレー流と沈着パターンとを斜視図で
示している。
【図29】本発明の別の態様、即ち図26と図27とに
示されたノズルを使用した缶の内面のスプレーコーティ
ングを示した長手横断概略図である。
【図30】図29の30−30線に沿った横断断面図で
ある。
【図31】スプレー孔が円の中心線に対してさらに周方
向に向けられ、斜めに形成し、しかし内側に向けられる
ように図26と図27とに示された多孔ノズルが変えら
れると形成されるスプレー流と沈着パターンとを斜視図
で示している。
【図32】図31の32−32線に沿った図で図31に
示されている多孔ノズルで形成されるスプレーパターン
を示している。
【図33】管が円の中心線に対して周囲に配列され、斜
めに形成され且つ内側に向けられているもので、多管組
立体の更に別な変形例の本発明の第八実施例を示した拡
大長手概略図である。
【図34】図33の34−34線に沿った横断図であ
る。
【図35】多孔ノズル又は多管組立体のいずれかのスプ
レー孔に取り付けられる小スケール多孔ノズルの斜視図
である。
【図36】多孔ノズル又は多管組立体のスプレー孔に取
り付けられる小スケールスリットノズルの斜視図であ
る。
【図37】装置にガンからの気体−粉末混合物の流れを
パルス化するパルス発生器を装備したもので、本発明に
係る静電粉末スプレーコーティング装置を示している。
【図38】図37に示された静電粉末スプレーコーティ
ング装置の運転を制御するために使われるパルス波形を
示している。
【図39】気体−粉末混合物内の粒子がガンの室内で静
電荷電されるもので、本発明に係る静電粉末スプレーコ
ーティング装置を示している長手概略図である。
【図40】粒子がガン内で静電荷電されるもので、本発
明に係る静電粉末スプレーコーティング装置の別な変形
例を示しており、図39に同様な長手横断概略図であ
る。
【図41】装置が直列に接続された二つの室を含んでい
るもので、本発明に係る静電粉末スプレーコーティング
装置を示している長手横断概略図である。
【図42】図41に示された実施例の別の変形例を示し
ており、図41に同様な長手横断概略図である。
【符号の説明】
10 静電粉末スプレーコーティング装置
フロントページの続き (72)発明者 藪内 勲 神奈川県横浜市南区井土ケ谷中町108 サ ンハイム井土ケ谷101号

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の別々のスプレー流でスプレーガン
    から気体と粉末粒子との加圧された混合物をスプレー
    し、 上記スプレー流に入っている上記粉末粒子にガンの外部
    に配置された複数の電極を介して静電気を与える、各工
    程から構成されていることを特徴とする静電粉末コーテ
    ィング方法。
  2. 【請求項2】 更に、上記複数のスプレー流をパルス状
    態でスプレーされるようにする工程から構成されている
    請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 少なくても一つ外部電極が上記スプレー
    流に対応されている請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 上記各電極は、電源に運転連結されると
    静電界を発生し、また上記電荷を与える工程は、更に上
    記スプレー工程中に上記静電界をパルス化させる工程か
    ら構成されている請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 更に、上記パルス化させる工程を所定の
    タイミングシーケンスによって行い、これによって所望
    のコーティング効果を発生させる工程から構成されてい
    る請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 複数の別々のスプレー流でスプレーガン
    から気体と粉末粒子との加圧された混合物をスプレー
    し、 上記混合物に入っている上記粒子に上記スプレー工程中
    に、直流電源に接続された電極によって形成された静電
    界を介して静電気を与え、 上記スプレー工程中に上記静電界をパルス化させる、各
    工程から構成されていることを特徴とする静電粉末コー
    ティング方法。
  7. 【請求項7】 上記電荷を与える工程は、ガンの外部に
    配置された複数の電極を介して実施され、また上記スプ
    レー工程は、更に、上記混合物を複数の別々のスプレー
    流に分割する工程から構成されている請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 複数の別々のスプレー流でスプレーガン
    から気体と粉末粒子との加圧された混合物を外側に向か
    ってスプレーし、 上記混合物に入っている上記粒子にガンの内室内で静電
    気を与え、これによって容器の内面を一様にコーティン
    グする為に静電気を与えられた複数のスプレー流を発生
    させる各工程から構成されていることを特徴とする容器
    内面の静電粉末コーティング方法。
  9. 【請求項9】 複数の別々のスプレー流でスプレーガン
    から気体と粉末粒子との加圧された混合物を外側に向か
    ってスプレーし、 上記スプレー流に入っている上記粉末粒子にガンの外部
    に配置された複数の電極を介して静電気を与え、 上記スプレー工程中に上記電極の各々に関連した静電界
    をパルス化させる、各工程から構成されていることを特
    徴とする容器内面の静電粉末コーティング方法。
  10. 【請求項10】 複数の別々のスプレー流でスプレーガ
    ンから容器内面に向かって流路に沿って気体と粉末粒子
    との加圧された混合物を外側に向かってスプレーし、 上記内面に向かって上記混合物がパルス化された状態で
    スプレーされるようにし、これによって容器内部での片
    寄りを最小にしてより一様に上記内面をコーティングす
    る、各工程から構成されていることを特徴とする容器内
    面の静電粉末コーティング方法。
  11. 【請求項11】 上記スプレー工程は、更に、複数の対
    応した流路を横切る複数の別々のスプレー流に上記混合
    物を分割する工程から構成されている請求項10の方
    法。
  12. 【請求項12】 スプレーガンから外側に向かって気体
    と粉末粒子との加圧された混合物をスプレーし、 上記混合物に入っている上記粒子に上記スプレー工程中
    に、電源に接続されると静電界を発生する電極によって
    静電気を与え、 上記スプレー工程中に上記静電界をパルス化させる、各
    工程から構成されていることを特徴とする容器内面の静
    電粉末コーティング方法。
  13. 【請求項13】 上記電荷を与える工程は、上記ガンの
    外部に配置された複数の電極で達成され、また上記スプ
    レー工程は、更に、複数の対応した流路を横切る複数の
    別々のスプレー流に上記混合物を分割する工程から構成
    されている請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 複数の別々のスプレー流でスプレーガ
    ンから気体と粉末粒子との加圧された混合物を外側に向
    かってスプレーし、 上記混合物に入っている上記粒子に静電気を与えて、静
    電気を与えられた複数のスプレー流を発生させる各工程
    から構成されており、そこで上記スプレー流はガンの前
    方端と同軸の円の周囲周りに配列されており、上記スプ
    レー流は、円に対して斜めに向けられ且つ円の中央を通
    る中心軸線から外側に導かれた流路を横切っており、こ
    れによって容器内面を一様にコーティングすることを特
    徴とする容器内面の静電粉末コーティング方法。
  15. 【請求項15】 更に、上記スプレー流をパルス化され
    た状態でガンからスプレーされるようにする工程から構
    成されている請求項14の方法。
  16. 【請求項16】 大気に開いた複数の室開口を有した少
    なくても一つの内部室を有したガンと、 気体と粉末粒子との加圧された混合物を室内に導入し且
    つ複数の別々のスプレー流で上記開口を通して上記ガン
    から上記混合物を外側に向かってスプレーする手段と、 上記ガンの外部に配置された複数の電極を含み、上記ス
    プレー流に入っている上記粒子に静電気を与える手段と
    から構成されていることを特徴とする静電粉末コーティ
    ング装置。
  17. 【請求項17】 上記ガンは、更に、複数の室開口を形
    成する複数の孔を有した多孔ノズルから構成されている
    請求項16の装置。
  18. 【請求項18】 上記ガンは、更に、複数の室開口を形
    成する管を有した多管式スプレー孔組立体から構成され
    ている請求項16の装置。
  19. 【請求項19】 少なくても一つの電極が、上記スプレ
    ー流の各々に関連されている請求項16の装置。
  20. 【請求項20】 上記電極は、炭化ケイ素から成り、ま
    た約106 オーム・センチメートルの抵抗を有している
    請求項16の装置。
  21. 【請求項21】 上記複数の室開口は、直線状に配列さ
    れており、また上記電荷を与える手段は、更に、ガンの
    外部に配置され且つ上記配列された室開口と平行に向け
    られたワイヤーから構成されており、該ワイヤーは、電
    極としての働きをする請求項16の装置。
  22. 【請求項22】 更に、上記室開口は、直線状に配列さ
    れており、また上記電荷を与える手段は、更に、上記ワ
    イヤーを部分的に被い且つ少なくても一つの選択された
    部分を被わない状態にしている絶縁層から構成されてお
    り、上記少なくても一つ選択された部分は、電極として
    の働きをする請求項16の装置。
  23. 【請求項23】 上記室開口は、複数の平行な互い違い
    の列で配列されている請求項16の装置。
  24. 【請求項24】 更に、パルスをなして上記混合物がガ
    ンから外側にスプレーされるようにする手段から構成さ
    れている請求項16の装置。
  25. 【請求項25】 更に、上記スプレー流内に入っている
    上記粒子に静電気を与える為の静電界を発生させるため
    に、上記電極に電力供給部を接続する手段と、 スプレー中に、上記静電界をパルス化する手段とから構
    成されている請求項16の装置。
  26. 【請求項26】 大気に開いた少なくても一つの室開口
    を有した少なくても一つの内部室を有したガンと、 気体と粉末粒子との加圧された混合物を室内に導入し且
    つ上記室開口を通して上記ガンから上記混合物を外側に
    向かってスプレーする手段と、 電力供給部に接続されると、静電界を発生する電極によ
    って上記混合物に入っている粒子に静電気を与える手段
    と、 パルスをなして上記混合物がガンからスプレーされるよ
    うにする手段と、 上記混合物がスプレーされている間に、上記静電界をパ
    ルス化する手段とから構成されていることを特徴とする
    静電粉末コーティング装置。
  27. 【請求項27】 上記静電化を与える手段は、更に、 ガンの外部の複数の電極から構成されており、また上記
    導入し且つスプレーする手段は、更に、上記混合物を複
    数の別々のスプレー流に分割する手段から構成されてお
    り、上記流れの各々は、上記外部電極の少なくても一つ
    に関連されている請求項16の装置。
  28. 【請求項28】 ガンと同軸の円の周囲周りに配列さ
    れ、大気に開いた複数の室開口を有した少なくても一つ
    の内部室を有したガンと、 気体と粉末粒子との加圧された混合物を室内に導入し且
    つ上記室開口を通して上記ガンから上記混合物を外側に
    向かって複数のスプレー流でスプレーする手段と、 ガンの外部に電極を有し、上記スプレー流に入っている
    粒子に静電気を与える手段とから構成されていることを
    特徴とする静電粉末コーティング装置。
  29. 【請求項29】 上記室開口は、斜めに向けられ且つ円
    を通る中心軸線に対して外側に導かれている請求項28
    の装置。
  30. 【請求項30】 上記開口は、斜めに向けられ且つ円を
    通る中心軸線に対して内側に導かれている請求項28の
    装置。
  31. 【請求項31】 更に、上記混合物がパルスでガンから
    スプレーされるようにする手段から構成されている請求
    項28の装置。
  32. 【請求項32】 その内の少なくても一つが、大気に開
    いた少なくても二つの室開口を有した少なくても二つの
    内部室を有したガンと、 気体と粉末粒子との加圧された混合物を室内に導入し、
    且つ上記少なくても二つの室開口を通して上記ガンから
    上記混合物を外側に向かってスプレーする手段と、 上記内部室の各々に配置され、上記混合物に入っている
    上記粒子に静電気を与える手段とから構成されているこ
    とを特徴とする静電粉末コーティング装置。
  33. 【請求項33】 上記少なくても二つの内部室は、直列
    に連結されている請求項32の装置。
  34. 【請求項34】 上記静電気を与える手段は、更に、 上記室内の少なくても一つに配置された電極と、上記室
    内の少なくても一つに配置された摩擦で静電気を与える
    手段とから構成されている請求項32の装置。
  35. 【請求項35】 更に、上記混合物が、パルス状にガン
    からスプレーされるようにする手段から構成されている
    請求項32の装置。
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