JPH0517846Y2 - - Google Patents

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JPH0517846Y2
JPH0517846Y2 JP15192889U JP15192889U JPH0517846Y2 JP H0517846 Y2 JPH0517846 Y2 JP H0517846Y2 JP 15192889 U JP15192889 U JP 15192889U JP 15192889 U JP15192889 U JP 15192889U JP H0517846 Y2 JPH0517846 Y2 JP H0517846Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は位置決めしながら回転運動するクリツ
ク運動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、位置決めしながら回転運動するクリツク
運動装置として、第6図に示すようなものがあつ
た。即ち、固定部材51の軸52を回動部材53
の中心孔54に貫通して、ボルト57を軸52に
螺合せしめ、固定部材51に回動部材53を回動
自在に連結したものである。さらに固定部材51
の接合面には円周方向に複数の孔51aが設けら
れ、回動部材53の接合面には、前記孔51aに
嵌合するボール部材55とこれを押圧するスプリ
ング56が設けられている。従つて、回動部材5
3を固定部材51に対して回動させると、ボール
部材55が孔51aに嵌合したとき回動が難しく
なり、それ以外はスムーズに回動する。そのた
め、回動部材53は、固定部材51の所定位置で
固定できるようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし従来のクリツク運動装置では、ボール部
材、スプリング等の部品と、これを収容するため
の凹部を形成しなけらばならず、加工が面倒であ
ると共にコストが掛るという問題点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑み案出したものであ
つて安価にしかも簡単に製造することができるク
リツク運動装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るクリツク運動装置は、上記目的を
達成するため案出したものであつて、下記の構成
を有する。
(イ) 固定部材と回動部材とからなること。
(ロ) 固定部材の側面には固定磁石が設けられ、回
動部材の側面には回動磁石が設けられているこ
と。
(ハ) 回動部材は、これの回動磁石を固定部材の固
定磁石に接合して、固定部材に対して回動自在
となるように構成されていること。
(ニ) 固定磁石と回動磁石の接合面には、略中心か
ら放射線状に交互に異なる磁極が着磁されてい
ること。
〔作用〕
本考案に係るクリツク運動装置は、上記構成を
有するから、回動部材を固定部材に対して回動さ
せると、回動磁石が固定磁石に接合しながら回転
する。回動磁石と固定磁石の接合面には、交互に
異なる磁極が着磁されているため、同一磁極が重
なり合うと反発しあつて回動部材はスムーズに回
転するが異なる磁極が重なり合うと吸着しあつて
回転が困難になる。そのため、回動部材は固定部
材に対してクリツク運動をすることになる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るクリツク運動装置を人形の
関節に応用した一実施例を第1図に基づいて説明
する。
1は合成樹脂によつて成形された中空の人形の
胴体であつて、肩部に中心に孔2aが形成された
円形の磁石2が埋め込まれている。この磁石2の
表面2bには中心から放射線状に異なる磁極N,
Sが交互に着磁されている。3は合成樹脂によつ
て成形された人形の上腕部であつて、付根に中心
に孔4aが形成された円形の磁石4が埋め込ま
れ、この孔4aから上腕部3の軸部材3aが突出
するようになつている。この磁石4も前記磁石2
と同様に表面4bに中心から放射線状に異なる磁
極N,Sが交互に着磁されている。
従つて、上腕部3は、これの軸部材3aを磁石
2の孔2aに差し込むと磁石4と磁石2が引き合
つて簡単に胴体1に取り付けられる。この上腕部
3を回動すると、これに埋め込まれた磁石4の表
面4bと胴体1に埋め込まれた磁石2の表面2b
が接合しながら軸部材3aを中心として上腕部3
は回転する。この時、磁石2の表面2bと磁石4
の表面2bが同極で接合すると反発しあつて磁石
2と磁石4は離れ、異極で接合すると吸着しあつ
て引き寄せられるから、同極同士では上記回転が
スムーズに行なわれ、異極同士では回転が困難と
なる。そのため、上腕部3を胴体1に対して所定
角度傾けた状態で固定できる。尚、磁石2,4の
着磁領域を細くすれば上腕部3の傾け角度を細く
することができる。
上記実施例では、人形の肩関節部において説明
したが首関節部、足関節部等に利用することがで
きるのは勿論である。
次に本考案を砲台玩具に応用した他の実施例を
第2図に基づいて説明する。
11は合成樹脂によつて成形された砲筒であつ
て、これの基部両側に中心に孔12aが形成され
た円形の磁石12が対称に埋め込まれている。こ
の磁石12の表面12bには中心から放射線状に
異なる磁極N,Sが交互に着磁されている。13
は合成樹脂により成形された基台であつて、二分
割体14,15で構成されている。一方の分割体
14の側壁14aには中心に孔16aが形成され
た円形の磁石16が埋め込まれ、他方の分割体1
5の側壁15aに中心に孔17aが形成された円
形の磁石17が埋め込まれ、この孔16a,17
aから側壁14a,15aの軸部材14b,15
bが突出するようになつている。この磁石16,
17も前記磁石12と同様に表面16b,17b
に中心から放射線状に異なる磁極N,Sが交互に
着磁されているが、側壁14a,15aに埋め込
まれる際、対称ではなく異極同士が対向するよう
にして埋め込まれている。
従つて砲筒11は、これの両側に形成された孔
12aに基台13の分割体14,15における軸
部材14b,15bを差し込み、分割体14,1
5をボルト、接着剤等で一体化することにより、
基台13に回動自在に取付けられることになる。
この砲筒11を回動すると、これに埋め込まれた
磁石12の表面12bが、基台13の両側壁1
4,15に埋め込まれた磁石16,17の表面1
6b,17bのうちどちらか一方と接合しながら
軸部材14b,15bを中心として、砲筒11は
回転する。この時磁石12の表面12bと磁石1
6,17の表面16b,17bが同極で接合する
と反発しあい、異極で接合すると引き合うから、
同極同士では上記回転がスムーズに行なわれ、異
極同士では回転が困難となる。また、磁石16,
17は、異極同士が対向するように埋め込まれて
いるから、例えば第2図おいて磁石16と砲筒1
1左側面の磁石12が引き合つているときは磁石
17と砲筒11右側面の磁石12が反発しあつて
いるため、砲筒11は側壁14aに強く押し付け
られることになり、逆の場合、砲筒11は側壁1
5aに強く押し付けられることになり、砲筒11
は、基台13に対して所定角度傾けた状態で前記
実施例以上に強く固定できる。
さらに本考案を変速装置に応用した他の実施例
を第3図に基づいて説明する。
二点鎖線で示す21はミツシヨンケースであつ
て、上部に中心に孔22aが形成された円形の磁
石22が埋め込まれている。この磁石22の表面
22bには中心から放射線状に異なる磁極N,S
が交互に着磁されている。23は変速レバーであ
つて、握部23a、中心軸部23b及び揺動軸部
23cとからなつている。この中心軸部23b
は、前記磁石22の孔22aに挿通されていると
ともに円形の磁石24が固着されている。この円
形の磁石24の下面24bは、前記磁石22の表
面22bと接合するようになつていると共に、磁
石22の表面22bと同様に中心から放射線状に
異なる磁極N,Sが交互に着磁されている。26
は、ケース21内に設けられた原動軸27に摺動
自在に取付けられた摺動ギヤ部であつて、大ギヤ
26aと小ギヤ26bを有し、前記揺動軸部23
cの先端が、大ギヤ26aと小ギヤ26bに囲ま
れる凹部26cに係合するようになつている。又
大ギヤ26aはスライドして従動軸29に固着さ
れた小ギヤ28aと噛合し、小ギヤ26bもスラ
イドして従動軸29に固着された大ギヤ28bに
噛合するようになつている。
従つて、変速レバー23を回動すると、これに
固着された磁石24の下面24bがケース21に
埋め込まれた磁石22の表面22bと接合しなが
ら回転する。この時、磁石24の下面24bと磁
石22の表面22bが同極で接合すると反発し合
い、異極で接合すると引き合うから、同極同士で
は上記回動がスムーズに行なわれ、異極同士では
回転が困難となる。そのため、変速レバー23を
ケース21に対して所定角度傾けた状態で固定で
きることになるから、例えば大ギヤ26aを小ギ
ヤ28aに噛み合わせた状態又は小ギヤ26bを
大ギヤ28bに噛み合わせた状態で維持すること
ができる。
さらに又本考案を自動車玩具に応用した他の実
施例を第4図に基づいて説明する。
二点鎖線で示す31は自動車玩具のボデーであ
つて、上部に中心に孔32aが形成された円形の
磁石32が埋め込まれている。この磁石22の下
面32bには中心から放射線状に異なる磁極N,
Sが交互に着磁されている。33はハンドルレバ
ーであつて、握部33a、中心軸部33b及び揺
動軸部33cとからなつている。
この中心軸部33bは、前記磁石32の孔32
aに挿通されているとともに後端に円形の磁石3
4が固着されており、磁石34は揺動軸部33c
の基部33dに埋め込まれている。この円形の磁
石34の上面34bは、前記磁石32の下面32
bと接合するようになつていると共に、磁石32
の下面32bと同様に中心から放射線状に異なる
磁極N,Sが交互に着磁されている。36,36
は、車台に揺動自在に設けられた操向部材であつ
て、先部が連結部材37により連結されている。
この連結部材37の略中央に凹部37aが形成さ
れ、当該凹部37aに揺動軸部33cの先端が係
合するようになつている。
従つて、ハンドルレバー33を回動すると、こ
れに固着された磁石34の上面34bがボデー3
1に埋め込まれた磁石32の下面32bと接合し
ながら回転する。この時、磁石34の上面34b
と磁石32の下面32bが同極で接合すると反発
し合い、異極で接合すると引き合うから、同極同
士では上記回動がスムーズに行なわれ、異極同士
では回転が困難となる。そのため、ハンドルレバ
ー33をボデー31に対して所定角度傾けた状態
で固定できることになるから、例えばハンドルレ
バー33を右に回転させた場合、連結部材37、
操向部材36を介して前輪が右向きとなつた状態
で維持でき、逆に左に回転させた場合、前輪が左
向きとなつた状態で維持することができる。
以上説明してきたように、本考案に係るクリツ
ク運動装置は、いろいろな分野に利用できるた
め、上記実施例に限定されるものではない。
又、上記実施例では磁石の形状を円形とした
が、四角形、三角形等にしても構わないのは勿論
である。
さらに、本考案に係るクリツク運動装置では、
接合する磁石同士が反発したり、引き合つたりす
る関係から断続的な金属音が発生することにな
り、興趣あるものとすることができる。
さらに又、以上の実施例では回動部材の回動を
軸部材によつて規制したが、第5図に示すように
しても構わない。即ち、固定部材41の基部に嵌
合凹部42を有するボス部43を形成し、当該嵌
合凹部42内にこれの深さより薄い厚さの固定磁
石45を埋め込む。この磁石45の表面45bに
も中心から放射線状に異なる磁極N,Sを交互に
着磁する。一方、回動部材46の基部にも嵌合凹
部47を有するボス部48を形成し、当該嵌合凹
部47内にこれの深さよりも厚い回動磁石49を
埋め込む。この回動磁石49の表面49bにも中
心から放射線状に異なる磁極N,Sを交互に着磁
する。
この回動磁石49の上部49aを固定部材41
の嵌合凹部42に嵌合するようにしても、前記実
施例と同様に回動部材46の回動が規制されるこ
とになる。
〔考案の効果〕
本考案は、安価にしかも簡単に製造することが
できるクリツク運動装置を提供することができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図乃至第5図は本考案の他の実施例を示す斜視
図、第6図は従来技術を示す図である。 1……胴体(固定部材)、2……磁石(固定磁
石)、2a……孔、2b……表面(接合面)、3…
…上腕部(回動部材)、3a……軸部材、4……
磁石(回動磁石)、4a……孔、4b……表面
(接合面)、11……砲筒(回動部材)、12……
磁石(回動磁石)、12a……孔、12b……表
面(接合面)、13……基台(固定部材)、16,
17……磁石(固定磁石)、16a,17a……
孔、16b,17b……表面(接合面)、21…
…ケース(固定部材)、22……磁石(固定磁
石)、22a……孔、22b……表面(接合面)、
23……変速レバー(回動部材)、24……磁石
(回動磁石)、24b……下面(接合面)、31…
…ボデー(固定部材)、32……磁石(固定磁
石)、32a……孔、32b……下面(接合面)、
33……ハンドルレバー(回動部材)、34……
磁石(回動磁石)、34b……上面(接合面)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の要件を備えたクリツク運動装置。 (イ) 固定部材と回動部材とからなること。 (ロ) 固定部材の側面には固定磁石が設けられ、回
    動部材の側面には回動磁石が設けられているこ
    と。 (ハ) 回動部材は、これの回動磁石を固定部材の固
    定磁石に接合して、固定部材に対して回動自在
    となるように構成されていること。 (ニ) 固定磁石と回動磁石の接合面には、略中心か
    ら放射線状に交互に異なる磁極が着磁されてい
    ること。
JP15192889U 1989-12-28 1989-12-28 Expired - Lifetime JPH0517846Y2 (ja)

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JP15192889U JPH0517846Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28

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