JPH05180304A - 焼結カム - Google Patents

焼結カム

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Publication number
JPH05180304A
JPH05180304A JP35776291A JP35776291A JPH05180304A JP H05180304 A JPH05180304 A JP H05180304A JP 35776291 A JP35776291 A JP 35776291A JP 35776291 A JP35776291 A JP 35776291A JP H05180304 A JPH05180304 A JP H05180304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
sintered
hardened layer
hardness
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35776291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Matsunaga
八郎 松永
Kunio Hanada
久仁夫 花田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP35776291A priority Critical patent/JPH05180304A/ja
Publication of JPH05180304A publication Critical patent/JPH05180304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従節側にできるだけ摩耗や損傷を与えない焼結
カムを提供する。 【構成】鉄系材料からなり、全体が硬さHRC40〜6
8に仕上げられた密度6.8〜7.8g/cm3の焼結
カム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の動弁機構等
に使用される焼結カムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、焼結カム1が中空状のアルミニ
ウム製軸部材2にはめ込まれて接合されたカムシャフト
を示すものである。このカムシャフトは、内燃機関のタ
ペットやロッカーアーム等のカムフロアを所定のタイミ
ングで動作させるために広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、この種
のカムシャフトにおいては、カム1との摩擦により生じ
るカムフロア側の摩耗や損傷をできるだけ小さくするこ
とが要求されている。ところがこの点に付いて従来は十
分検討されていなかった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、カムフロア側にできるだけ摩耗や損傷を与えない、
すなわち相手攻撃性において有利な焼結カムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、相手攻撃
性において有利な焼結カムを得るべく鋭意研究を重ねた
結果、次の条件を備えた焼結カムが相手攻撃性において
顕著な効果を有するとの知見を得、本発明に想到した。
すなわち請求項1の焼結カムは、鉄系材料を焼結させて
なる焼結カムであって、全体が硬さHRC40〜68に
仕上げられた密度6.8〜7.8g/cm3のものであ
る。また請求項2の焼結カムは、鉄系材料を焼結させて
なる焼結カムであって、カムフロアと接する領域にその
部分の硬さがHRC40〜68となるように硬化層が形
成され、この硬化層の深さがカムフロアの作動量が大の
部分ほど深く形成された密度6.8〜7.8g/cm3
のものである。
【0006】
【作用】上記硬度と密度の両方を満足した焼結カムは、
滑り抵抗、転がり抵抗が小となる。また請求項2の焼結
カムは、カムフロアと接する領域に硬化層が形成され、
この硬化層の深さがカムフロアの作動量が大の部分ほど
深く形成されているので、カムフロアから受ける反力が
大きくなる部分ほど硬化層が厚くなっている。加えてこ
の請求項2の焼結カムは、前述のように硬化層を形成す
ることによって必要な硬さを付与したので、硬化層の内
側には硬化されていない層が存在し、この硬化されてい
ない層がカムに加わった衝撃を緩衝する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の焼結カムを詳
しく説明する。 (実施例1)図1は本実施例の焼結カムを示すものであ
る。この焼結カム3の材質仕様は、黒鉛0.6%、残部
鉄である。この焼結カム3は全体が均一に硬化された、
すなわちマトリックス硬化相を有するものである。この
焼結カム3の硬さは約HRC50である。またこの焼結
カム3の密度は7.0g/cm3である。この焼結カム
3は、水アマイド法で製造された鉄粉(見かけ密度3.
0g/cm3、平均粒径100μm)と黒鉛粉(平均粒
径10μm)をV型混合機で約30分混合し、これを約
6ton/cm2の圧力で単軸成形して圧粉密度7.0
g/cm3の圧粉体を得、ついでこれを窒素雰囲気下で
600℃×30分予熱した後、1100℃で20分本焼
成することにより製造されたものである。この焼成カム
3を用いてカムシャフトを製造し、これを使用してガソ
リンエンジンのタペットやロッカーアームを動作させた
ところ、滑り抵抗や転がり抵抗が小さく、この焼成カム
3によればバルブの摩耗や損傷が極めて少ないことが判
明した。
【0008】(実施例2)成形条件および焼成条件を変
化させ、他の条件は実施例1と同様にして、表1に示す
密度および硬さを有する焼結カムを各種製造した。つい
でこれら焼結カムを2500rpmで回転させてガソリ
ンエンジンのバルブを動作させ、1000時間後のタペ
ットの摩耗量を調べた。結果を表1に示す。
【0009】◎
【表1】
【0010】表1の結果から、硬さがHRC40〜68
でありかつ密度が6.8〜7.8g/cm3の範囲にあ
る焼結カムによれば、タペット摩耗量が非常に少ないこ
とが判明した。
【0011】(実施例3)図2は本実施例の焼結カムを
示すものである。この焼結カム6では、カムフロアと接
する領域(作動領域)4に、図中多数の点を付して示す
ように硬さがHRC40〜68の硬化層5を形成した。
この硬化層5の深さはカムフロアの変位量、すなわちカ
ムフロアの作動量が大の部分ほど深く形成されている。
この焼結カムは、焼成体を製造した後、硬化層5を深く
形成する部分と浅く形成する部分に対してマスキングや
配置を調整して、浸炭処理を施し、これを油焼き入れし
硬化層5を形成させることにより製造されたものであ
る。この実施例の焼結カム6では、作動領域4に硬化層
5を形成し、この硬化層5の深さをカムフロアの作動量
が大の部分ほど深く形成したので、カムフロアから受け
る反力が大きくなる部分ほど硬化層5が厚くなってい
る。従ってこの焼結カムは、必要な部分に十分な硬度が
付与されたものとなる。またこの実施例の焼結カム6
は、前述のように硬化層5を形成することによって必要
な硬さを付与したので、硬化層5の内側には硬化されて
いない層が存在し、この硬化されていない層がカム6に
加わった衝撃を緩衝する。従ってこの実施例の焼結カム
6によれば軸部材に加わる衝撃を和らげることができ
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の焼結カム
は、鉄系材料を焼結させてなる焼結カムであって、全体
が硬さHRC40〜68に仕上げられた密度6.8〜
7.8g/cm3のものなので、滑り抵抗、転がり抵抗
等が小となる。従ってこの焼結カムによれば、タペット
やロッカーアーム等のカムフロアに与える損傷や摩耗が
小となる。また請求項2の焼結カムは、カムフロアと接
する領域に硬化層が形成され、この硬化層の深さがカム
フロアの作動量が大の部分ほど深く形成されているの
で、カムフロアから受ける反力が大きくなる部分ほど硬
化層が厚くなっている。従ってこの焼結カムは、必要な
部分に十分な硬度が付与されたものとなる。またこの請
求項2の焼結カムは、前述のように硬化層を形成するこ
とによって必要な硬さを付与したので、硬化層の内側に
は硬化されていない層が存在し、この硬化されていない
層がカムに加わった衝撃を緩衝する。従ってこの焼結カ
ムによれば軸部材に加わる衝撃を和らげることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の焼結カムを示す正面図。
【図2】実施例2の焼結カムを示す正面図。
【図3】内燃機関で使用されているカムシャフトの一般
的な構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1……焼結カム、2……軸部材、3……焼結カム、4…
…作動領域、5……硬化層、6……焼結カム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄系材料を焼結させてなる焼結カムであ
    って、全体が硬さHRC40〜68に仕上げられた密度
    6.8〜7.8g/cm3の焼結カム。
  2. 【請求項2】 鉄系材料を焼結させてなる焼結カムであ
    って、カムフロアと接する領域にその部分の硬さがHR
    C40〜68となるように硬化層が形成されかつこの硬
    化層の深さがカムフロアの作動量が大の部分ほど深く形
    成された密度6.8〜7.8g/cm3の焼結カム。
JP35776291A 1991-12-26 1991-12-26 焼結カム Pending JPH05180304A (ja)

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JP35776291A JPH05180304A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 焼結カム

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JP35776291A JPH05180304A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 焼結カム

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ID=18455799

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JP (1) JPH05180304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505245A (ja) * 1999-03-03 2003-02-12 エス エー ゼキジシェ エレクトロネンシュトラール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング カムシャフトを製造するための方法及び、この方法に従って製造されたカムシャフト

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505245A (ja) * 1999-03-03 2003-02-12 エス エー ゼキジシェ エレクトロネンシュトラール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング カムシャフトを製造するための方法及び、この方法に従って製造されたカムシャフト

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990817