JPH0518085A - サイデイングパネル装置 - Google Patents

サイデイングパネル装置

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JPH0518085A
JPH0518085A JP19885291A JP19885291A JPH0518085A JP H0518085 A JPH0518085 A JP H0518085A JP 19885291 A JP19885291 A JP 19885291A JP 19885291 A JP19885291 A JP 19885291A JP H0518085 A JPH0518085 A JP H0518085A
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 簡易且つ確実な張設をなし得るとともに,部
分的交換や工事障害に適応し得るサイディングパネル装
置を提供する。 [構成] サイディングパネル装置Aを,躯体固定パネ
ル1,スペーサーパネル2,躯体固定連結材6とを備え
るようにして,これらの連結固定を,被嵌条21と係止
条25によるスナップイン係止手段20によって行うよ
うにし,且つ少くともスペーサーパネル2及び躯体固定
連結材6と躯体固定パネル1間の係止手段20を,躯体
固定パネル1同士の係止手段20と共通化してあるの
で,スペーサーパネル2は,躯体固定パネル1間の任意
の位置,任意の間隔に後付け自在,取外し自在に介装で
き,従って,足場固定金具による工事障害部分でスペー
サーパネル20を後付けしたり,損傷した躯体固定パネ
ル1を直近のスペーサーパネル2位置を基準に交換した
り,張設作業を容易化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の外壁に設置される
サイディングパネル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】相互に嵌合係止自在とする一対の被嵌条
と係止条とを幅方向各端部に設置する一方,被嵌条側に
胴縁に対してネジ止めする躯体固定壁を有するようにし
た多数のサイディングパネルを用い,それぞれ隣接する
パネル間の重合部において,上記被嵌条と係止条とによ
る係止手段を介するとともに躯体固定壁を固定せしめる
ように順次幅方向にサイディングパネルを連結固定する
ことによって張設するようにしたサイディングパネル装
置は,例えば本発明の特願平2−223750号等によ
って提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種サイディングパ
ネル装置は,簡易にして確実な張設をなし得る長所を有
するが,一方で,全てのサイディングパネルが順次幅方
向に連結固定されているので,例えば張設後に外力を受
けて一部のパネルが凹陥損傷したりした場合には,張設
と逆工程によって当該位置まで中間のパネルを順次取外
して損傷パネルの交換を行い,再度張設作業を繰り返す
という作業を必要とする。更に,例えば張設に際して,
倒壊防止用に壁つなぎ金具を必要とする足場を用いた場
合,壁つなぎ金具位置のサイディングパネルも,これを
貫通する透孔を設ける等して順位を変えずに張設するこ
とが不可欠となる一方,足場解体時に透孔の孔塞ぎ等の
作業を必要とする上,仕上り外観に影響する。殊に,都
市部の隣地とのスペースが狭小であるときや,建物1面
乃至2面の張設を行うとき等は,自立式足場に代えてこ
の種足場を用いる必要があるから,外壁改装等にあっ
て,この点が特に問題とされる。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので,その目的とする処は上記簡易且つ確実な張設をな
し得る長所を維持するとともに部分的交換に際して可及
的に作業を簡易化し,また一部のパネル張設の順位を変
更して工事障害等に適応し得るサイディングパネル装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に添い本発明は
パネルを,上記幅方向端部に係止手段を有する従来のパ
ネルに相当する躯体固定パネルとスペーサーパネルとの
2種類とし,これらパネルと躯体固定用連結材を用いて
構成したものであって,即ち本発明は,躯体固定パネ
ル,躯体固定連結材及びスぺーサーパネルを具備してな
り,上記一方の躯体固定パネルの幅方向一端と躯体固定
連結材間,該躯体固定連結材とスペーサーパネルの幅方
向一端間及び該スペーサーパネルの幅方向他端間と上記
他方の躯体固定パネルの幅方向他端間における各重合部
にそれぞれスナップイン係止手段を介設せしめるととも
に,少くとも上記躯体固定連結材及びスペーサーパネル
と躯体固定パネル間の係止手段を,隣接する躯体固定パ
ネル同士間の係止手段と共通化せしめてなることを特徴
とするサイディングパネル装置(請求項1),及び請求
項1の躯体固定連結材とスぺーサーパネル間重合部の係
止手段に代えて,これら躯体固定連結材とスペーサーパ
ネル間に,該スペーサーパネルを回動開閉自在とする蝶
番手段を介設せしめてなることを特徴とするサイディン
グパネル装置(請求項2)に係り且つこれらをそれぞれ
発明の要旨として上記目的達成の手段とするものであ
る。
【0006】
【作用】本発明にあっては,所定間隔又は所定位置の躯
体固定パネル間にスペーサーパネルを介装するように
し,例えば損傷パネルが存在する場合,直近のスペーサ
ーパネルを取外し或いは回動開成する如くにして該位置
から損傷パネルの交換作業を行い,また例えば壁つなぎ
金具位置等必要に応じて所定位置のパネルを後付けし或
いは回動開成状態として該位置の障害を回避する如くに
用いる。
【0007】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
説明すれば,図1乃至図5においてAは改装用とした横
張りのサイディングパネル装置,Bは建物の既存外壁を
示し,また1,2,6及び8は,それぞれサイディング
パネル装置Aにおける躯体固定パネル,スペーサーパネ
ル,躯体固定連結材及び胴縁を示す。
【0008】躯体固定パネル1は,本例において多数の
細リブを水平に横設したパネル基部3と,このパネル基
部3の幅方向端部に,相互に嵌合係止自在とすることに
よって隣接する各躯体固定パネル1間の重合部において
スナップイン係止手段20を形成するようにした一対の
被嵌条21及び係止条25を備えたものとしてある。
【0009】即ち,被嵌条21は上記パネル基部3の上
端に,背面方向に向う屈曲連結部4を介して上下に対を
なすように水平に設けられ且つそれぞれ正面側先端には
相対向する係止突起22を備えたものとし,また係止条
25はパネル基部3の下端から背面方向に向けて等間隔
に3条突設され且つこれら係止条25の背面側先端に
は,上記被嵌条21の係止突起22に係止する嵌合突起
26をそれぞれ備えたものとしてあり,これら3条の係
止条25のうち上方又は下方任意の2条の係止条25
が,パネル基部3上端の被嵌条21と相互に嵌合係止し
得るようにしてある。
【0010】更にこれら対をなす被嵌条21は,その背
面側端部において離隔間隔を維持するように連結せしめ
てあり,本例の躯体固定パネル1にあって,この連結部
は該躯体固定パネル1を,躯体とされた既存外壁Bに固
定する躯体固定壁30をなすものとしてある。
【0011】従って,この躯体固定パネル1は,下方か
ら上方に向けて下位において固定した躯体固定パネル3
0の上端被嵌条21に上位の躯体固定パネル1の係止条
25を嵌合係止し,スナップイン係止手段20を介して
連結するとともに上記躯体固定壁30を胴縁8にネジ1
5止めすることにより,順次上方積上げ式に連結固定を
なし得るものとされる。
【0012】これに対してスペーサーパネル2は,躯体
固定パネル1と同幅同長にして同じく細リブを横設した
パネル基部3と,本例においてその上下端に上下に対称
をなすように,躯体固定パネル1におけると同一形状同
一寸法にして,同じく背面側先端に嵌合突起26を有す
る等間隔3条の係止条25を備えたものとしてある。
【0013】一方,躯体固定連結材6は,本例におい
て,帯状の中間連結部7を介して,同じく上下に対称を
なすように,上記躯体固定パネル1におけると同一形状
同一寸法にして,正面側先端に各係止突起22を有する
各対をなす被嵌条21を一対備えた枠材として構成せし
めてあり,更に,各被嵌条21間を連結する一方の連結
部を上記と同様な躯体固定壁30とし,他方の連結部を
胴縁対接壁31としてある。
【0014】従って,スペーサーパネル2上下端の各係
止条25は,上記躯体固定パネル1の上端被嵌条21及
び躯体固定連結材6の各被嵌条21と,それぞれ上記隣
接する躯体固定パネル1間におけると同一且つ共通化し
て,各重合部間のスナップイン係止手段20を構成せし
めたものとしてある。
【0015】以上の躯体固定パネル1,スペーサーパネ
ル2及び躯体固定連結材6は,例えば4mの長尺一体に
アルミニウム合金押出材を用いて形成してあり,これら
は同じく押出材によるとともに既存外壁Bの表面凹凸を
吸収するように出幅調整自在とした胴縁8を介して上記
既存外壁Bに張設せしめるものとしてある。
【0016】即ち,固定壁10を既存外壁Bに対接ネジ
15止めして,該既存外壁Bに垂直方向等間隔に立設固
定した胴縁8下端には,同じく被嵌条21を有するスタ
ート材5を架設状に横設固定し,このスタート材5に係
止条25を嵌合係止する一方,躯体固定壁30を胴縁8
に対接ネジ15止めして最下位の躯体固定パネル1を設
置し,これに上記各スナップイン係止手段20を介し,
また躯体固定壁30を固定して所定数,例えば5乃至1
0枚程度の躯体固定パネル1を連結固定し,一方所定位
置において,該上位の躯体固定パネル1及びこれに離隔
上方となるように同様に躯体固定壁30を胴縁8にネジ
15止め固定した躯体固定連結材6と,それぞれ端部を
重合状にして,これら重合部に介設位置する上記スナッ
プイン係止手段20によりスペーサーパネル2を固定せ
しめる。このとき躯体固定連結材6の被嵌条21は下位
に対をなすものを用い,上位に対をなす被嵌条21によ
り再度上方に向けて同様に躯体固定パネル1の連結固定
を行って,張設を完了する。
【0017】ところで,本例にあって,躯体固定パネル
1及びスペーサーパネル2の各係止条25は,等間隔3
条としてあるから,上下一方2条の係止条25を適宜用
いることにより,各被嵌条21との関係における連結位
置を変化することが可能であり,図4及び図5に示す如
く,躯体固定パネル1相互間において,またこれとスペ
ーサーパネル2間において必要に応じ目地16を形成
し,また上下連続状に密接せしめるようにすることがで
きる。
【0018】図中9及び11は,胴縁8を形成する固定
材及び可動材,12はスライド孔,13は躯体固定パネ
ル1及びスペーサーパネル2端部において胴縁8に固定
した受条,14はこの受条13に嵌合係止し,これらパ
ネル1,2端部を被覆する押縁を示す。
【0019】図6は他の例を示し,躯体固定連結材6と
スペーサーパネル2間に,上記スナップイン係止手段に
代えて蝶番手段40を介設することにより,スペーサー
パネル2を回動開閉自在とした例であり,即ち本例にあ
ってスペーサーパネル2は,パネル基部3上端に背面側
に向うとともに目地16をなす屈曲連結部4を突設する
一方,その先端に膨出嵌合突条41を設け,また,躯体
固定連結材6の下位被嵌条21下面にこの膨出嵌合突条
41を回動自在に被嵌する摺動嵌合溝条45を設け,こ
れら膨出嵌合突条41と摺動嵌合溝条45とにより上記
蝶番手段40を構成したものとしてある。
【0020】この場合,スペーサーパネル2と躯体固定
連結材6とは予め側方からスライド嵌合せしめた状態で
張設を行うことになる点で上記例と異なるが,その余の
構成は変らないので,同一符号を付してその説明を省略
する。
【0021】以上の例に判明するとおり,スペーサーパ
ネル2の上下端又は下端はいずれもスナップイン係止手
段20を介して弾発的に嵌合係止するものとしたから,
これら係止手段20は正面側に向けた,例えばドライバ
ー等により解除でき,従って,スペーサーパネル2は,
これを取外し又は回動開成することが可能とされる。ま
た,こうすることにより,本例においてスペーサーパネ
ル2の下位に位置する躯体固定パネル1から順次,固定
及び係止手段20の解除をすることによりこれを取外せ
ることになり,例えば損傷パネルの交換を可及的に簡易
化することが可能ともなる。
【0022】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明にあっては,躯体固定連結材及びスペーサーパネルと
躯体固定パネル間の係止手段は,少くとも隣接する躯体
固定パネル同士間の係止手段と同一且つ共通に構成する
ことを必要とするが,その余の躯体固定連結材とスペー
サーパネル間にあっては,これを別異のものとすること
が可能である。
【0023】また係止手段はスナップイン係止手段であ
ることを必要とするが,被嵌条,係止条の態様,設置位
置等を含めてその具体的構成は公知各種のものを採用で
き,また蝶番手段も同様とすることができる。
【0024】更に縦張りのサイディングパネル装置とす
ること,複数のスペーサーパネルを介装すること等を含
めて,本発明の実施に当っては,躯体固定パネル,躯体
固定連結材,スペーサーパネル,スナップイン係止手
段,蝶番手段の各具体的材質,形状,構造,設置方向,
配置態様,寸法,数量等は,前記各発明の要旨に反しな
いことを条件に適宜変更することができ,以上に図示し
又は説明した例に限る必要はない。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のとおり,躯体固定パネ
ル,躯体固定連結材及びスぺーサーパネルを具備してな
り,上記一方の躯体固定パネルの幅方向一端と躯体固定
連結材間,該躯体固定連結材とスペーサーパネルの幅方
向一端間及び該スペーサーパネルの幅方向他端間と上記
他方の躯体固定パネルの幅方向他端間における各重合部
にそれぞれスナップイン係止手段を介設せしめるととも
に,少くとも上記躯体固定連結材及びスペーサーパネル
と躯体固定パネル間の係止手段を,隣接する躯体固定パ
ネル同士間の係止手段と共通化せしめてなることを特徴
とするから,建物の躯体に張設した多数の躯体固定パネ
ル間の任意の位置,任意の間隔に後付け自在にして,ま
た取外し自在のスペーサーパネルを介装することがで
き,従って,張設工事の部分的障害に対応することが可
能になり,また,工事中の損傷等に起因する交換をも可
及的に簡易化することができる。
【0026】更に本発明は,上記の躯体固定連結材とス
ペーサーパネル間重合部の係止手段に代えて,これら躯
体固定連結材とスペーサーパネル間に,該スペーサーパ
ネルを回動開閉自在とする蝶番手段を介設せしめてなる
ことを特徴とするから,上記と同様に任意の位置,任意
の間隔に回動開閉自在のスペーサーパネルを介装するこ
とができ,上記と同様な効果を得られる。
【0027】このように,本発明は従来のサイディング
パネルの簡易且つ確実な張設をなし得る長所を維持する
一方,その問題点を解消し,上記目的を達成したサイデ
ィングパネル装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図1 サイディングパネル装置の縦断面図 図2 同じくその横断面図 図3 要部を示す分解縦断面図 図4 連結状態を示す一部拡大斜視図 図5 同じく連結状態を示す一部拡大斜視図 図6 他の例の要部を示す縦断面図
【符号の説明】
A サイディングパネル装置 1 躯体固定パネル 2 スペーサーパネル 6 躯体固定連結材 8 胴縁 20 スナップイン係止手段 21 被嵌条 25 係止条 40 蝶番手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体固定パネル,躯体固定連結材及びス
    ぺーサーパネルを具備してなり,上記一方の躯体固定パ
    ネルの幅方向一端と躯体固定連結材間,該躯体固定連結
    材とスペーサーパネルの幅方向一端間及び該スペーサー
    パネルの幅方向他端間と上記他方の躯体固定パネルの幅
    方向他端間における各重合部にそれぞれスナップイン係
    止手段を介設せしめるとともに,少くとも上記躯体固定
    連結材及びスペーサーパネルと躯体固定パネル間の係止
    手段を,隣接する躯体固定パネル同士間の係止手段と共
    通化せしめてなることを特徴とするサイディングパネル
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の躯体固定連結材とスぺーサー
    パネル間重合部の係止手段に代えて,これら躯体固定連
    結材とスペーサーパネル間に,該スペーサーパネルを回
    動開閉自在とする蝶番手段を介設せしめてなることを特
    徴とするサイディングパネル装置。
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