JPH0518089B2 - - Google Patents
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- JPH0518089B2 JPH0518089B2 JP59210253A JP21025384A JPH0518089B2 JP H0518089 B2 JPH0518089 B2 JP H0518089B2 JP 59210253 A JP59210253 A JP 59210253A JP 21025384 A JP21025384 A JP 21025384A JP H0518089 B2 JPH0518089 B2 JP H0518089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- optical
- zoom lens
- variable magnification
- magnification
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
Description
「技術分野」
本発明は、原稿面から感光体に至る光路中に設
けたズームレンズ全体を移動させるとともに、そ
の構成レンズ群間の間隔を変化させ、物像間距離
を一定に保ちながら複写倍率を変化させる変倍複
写装置の光学調整方法に関する。 「従来技術およびその問題点」 変倍可能な複写装置は、等倍を基準にして拡大
から縮小迄複写可能であること、およびしかも低
コストであることが要求されている。このため現
在、組立調整が煩雑でコストの高い単レンズ変倍
装置から、組立調整が容易なズームレンズ変倍装
置が採用されつつある。 このズームレンズ変倍装置は、光学設計上は、
倍率を変更しても物像間距離が変化しないという
基本的な特質がある。しかし、レンズには製造上
の誤差が避けられないため、焦点誤差、つまりピ
ント位置のずれ、倍率の誤差が生じる。このた
め、どうしても倍率の変更に伴ない物像間距離が
変化して、ピント位置が不揃いになるため、この
誤差を何等かの手段で除去しなければならない。 特開昭57−189109号および特開昭58−219514号
では、物像間距離を初期設計値に戻す調整を行な
つているが、調整の自由度が少ないため、変倍域
が1.0x〜0.64xと狭い。またそのズームレンズは、
調整を容易にするため3群の対称構成レンズを用
いており、このためレンズ枚数が多く構成も複雑
である。また対称型レンズを非対称に調整するの
で、収差が拡大する場合がある。 「発明の目的」 本発明は、ズームレンズを用いた変倍複写装置
についてのこのような問題点を解消し、ズームレ
ンズに製造誤差が有る場合にも、倍率変更による
ピント位置の不揃いを簡単に調整できる光学調整
装置を得ることを目的とする。さらに本発明は、
ピント位置を揃えた後、物像間距離を簡単に調整
できる装置を目的とする。また本発明はさらに、
同様にレンズの製造誤差による変倍率の誤差も調
整できる装置を目的とする。 「発明の概要」 本発明は、ズームレンズを用いた変倍複写装置
において、物像間距離を調整しただけでは、倍率
の変更に伴なうピント位置の狂い、つまりピント
位置の不揃いを解消できないという認識に基づ
き、ピント位置の不揃いを解消できる方法を開発
したものである。すなわち本発明は、複数のレン
ズ群からなるズームレンズは、そのいずれか一の
構成レンズ群の基準となる設定位置を調節するこ
とにより、少なくとも二つの倍率におけるピント
位置を揃えることができるという知見に基づきな
されたもので、ズームレンズの少なくとも一の構
成レンズ群の基準となる設定位置を調整し、複数
の倍率におけるピント位置を揃える第一の行程
と、光学部材の一部を移動させて物像間距離を調
整し、上記ピント位置を感光体面に向けて移動さ
せる第二の行程とを備えたことを特徴としてい
る。このような光学調整方法によると、構成レン
ズ群の間隔を変倍範囲に亘り一様に初期位置から
ずらし、複数の倍率におけるピント位置を揃え、
さらに、光学部材の一部を移動させて物像間距離
を調整し、変倍複写時のピント位置を、実用上支
障がない程度に一定化させることができる。 「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第
3図は本発明を適用するスリツト露光型複写装置
の例を示すもので、原稿台ガラス1上に載置され
た原稿Oは、該ガラス1下面に走行可能に設けた
照明ランプユニツト2によりスリツト状に照射さ
れ、その反射光が該ランプ2と一体に走行する第
一ミラー3、第二ミラー4、第三ミラー5を経由
して結像用ズームレンズ(投影レンズ)6に入射
する。第二、第三ミラー4,5は一体に、第一ミ
ラー3の速度の半分の速度で走行するものであ
る。ズームレンズ6を出た光は反射ミラー7で反
射した後感光体ドラム8の表面にスリツト状に投
影される。感光体ドラム8に形成された潜像は周
知の手段により転写現像されてコピーとなる。 複写倍率を変更するには、ズームレンズ6を拡
大時には6aで示す位置、縮小時には6bで示す
位置にそれぞれ移動させ、構成レンズ群間の間隔
を変化させればよい。ズームレンズ6等の光学部
材が光学設計通りに製造されていれば、原稿面と
感光体ドラム8表面の距離、つまり物像間距離は
は一定に保たれたままであり、ピント位置は変化
しない。 第1図、第2図は、以上の基本構造をもつ変倍
複写装置に適用した変発明の変倍複写装置の実施
例である。まず第1図は本発明の特徴とするズー
ムレンズ6の実施例を示すもので、このレンズは
前群レンズFと後群レンズRの2群からなつてい
る。前群レンズFは前群レンズ枠11、後群レン
ズRは後群レンズ枠12にそれぞれ周知の手段に
より固定されている。この二つのレンズ枠11,
12は単一の移動鏡筒13の同軸同径の軸孔14
に嵌入され、前群レンズ枠11は最終組立状態で
は移動鏡筒13に固定され、後群レンズ枠12は
移動鏡筒13に対し軸方向に移動可能に支持され
るものであるが、組立前には両者は移動鏡筒13
内で軸方向移動可能である。後群レンズ枠12
は、半径方向に突出させた連動ピン15を有し、
この連動ピン15は移動鏡筒の遊孔16を通り、
移動鏡筒13を固定するスライドプレート17の
直進ガイド溝18に嵌入して該レンズ枠12の回
転を規制し、光軸方向移動のみ可能としている。
他方前群レンズ枠11の前部、移動鏡筒13から
の突出部には、半径方向の連動板20が固定され
ている。この連動板20には、光軸方向位置調整
ねじ21が軸方向の一体性を保持して(回転のみ
可能に)支持されており、この調整ねじ21の先
端は移動鏡筒13の端面に螺合されている。22
は前群レンズ枠11を移動鏡筒13に固定するた
めの止ねじである。 したがつて上記構成のズームレンズ6によれ
ば、止ねじ22を緩めた状態で、調節ねじ21の
螺合位置を調整すると、連動板20を介し前群レ
ンズ枠11が光軸方向に移動するから、その光軸
方向の基準となる設定位置を容易かつ確実に調節
することができる。 上記ズームレンズ6は、第2図に全体を示す変
倍複写機のスライドプレート17上に固定されて
いる。スライドプレート17は、ベースプレート
26上のガイド棒27に往復動可能に支持されて
いる。ガイド棒27はベースプレート26上に固
定したカムプレート28の両端部に固定されてい
て、ズームレンズ6の前群レンズF、後群レンズ
Rを光軸F方向にガイドする。 カムプレート28上には、両端部にプーリ2
9,29が、また上端部にステツピングモータ3
0およびそのピニオン31を介して回転駆動され
るワイヤプーリ32がそれぞれ支持されており、
このプーリ29とワイヤプーリ32間に巻回した
ワイヤロープ33は、その一端部が上記スライド
プレート17に固定的に、他端部が該スライドプ
レート17に引張ばね34を介して弾性的に結ば
れている。 スライドプレート17上には、ピン35により
カムレバー36が枢着されている。このカムレバ
ー36は略L字状をしていて、そのズームレンズ
6側の一方の腕36aに上記連動ピン15を嵌入
させる長溝37を有し、カムプレート28側の腕
36bにカムフオロア38を有している。そして
このカムフオロア38は、カムプレート28に形
成したカム面39に常時当接するように、図示し
ないばね手段、例えばピン35に巻回したトーシ
ヨンスプリングにより付勢されている。カム面3
9は後群レンズRに、スライドプレート17との
合成運動で、所要の移動軌跡を与えるように形状
設定されている。 なおスライドプレート17にはカムレバー36
と反対側の端部に、光軸方向の位置調節を可能に
して遮光・スリツト部材40が取り付けられてい
る。この遮光・スリツト部材40は、ベースプレ
ート26に固定したフオトインタラプタ41のU
字状部を通過するもので、この遮光・スリツト部
材40がフオトインタラプタ41を遮光するか否
かで、拡大域、縮小域が検出される。等倍位置
は、遮光・スリツト部材40がフオトインタラプ
タ41の遮光を開始する位置、つまりフオトイン
タラプタ41の出力が大きく変化する位置として
設定される。この遮光・スリツト部材40は、ス
ライドプレート17に対し光軸方向の長孔42を
介して取付られており、したがつてセツトビス4
3を緩めて位置調節をすることにより、等倍位置
をずらせることができる。 上記構成の変倍複写装置は、ステツピングモー
タ30を駆動すると、ワイヤプーリ32、プーリ
29およびワイヤロープ33を介してスライドプ
レート17、つまり前群レンズFと後群レンズR
からなるズームレンズ6の全体が光軸F方向に移
動し、それに伴ないカム面39、カムフオロア3
8、カムレバー36、連動溝37、連動ピン15
および後群レンズ枠12を介して後群レンズRが
前群レンズFに対して移動する。その結果、物像
間距離が変化することなく、複写倍率が変化する
わけである。 以上は光学設計通りにズームレンズ6が構成さ
れている場合の動作であるが、実際には前述のよ
うに光学上の製造誤差により、変倍に伴ないピン
ト位置が変化する。第4図は、このピント位置の
変化を説明するためのもので、複写倍率として
1.00x,1.42x、および0.64xをとつている。図に
おいて、mFは前群レンズFの移動軌跡、mRは
後群レンズRの移動軌跡、Iは光学設計上の原稿
面(ピント面:感光体面を基準としたとき、これ
に対する原稿側ピント位置)を示す。光学部品が
設計通り製造されていれば、すべての倍率につき
この原稿面Iにピントが結ばれる筈であるが、製
造誤差があると、曲線Cで示すようにピント位置
が変化してしまう。このピント位置の変化に対
し、従来は、ミラー4,5(第3図)の初期位置
を調整する調整法がとられていた。この調整法
は、結局、ピント面Iを距離Aだけ移動し、I′に
するに等しい。しかしこの調整法では、依然とし
て0.64x側で距離a,1.42x側で距離bのピント誤
差が残つてしまう。 これに対し本発明は、前群レンズFの初期位置
(基準となる設定位置)を、第5図に示す距離c
だけ移動させて変化させ、後群レンズRとの関係
は、調整後の関係を維持して、移動軌跡mF′のよ
うに移動させるのである。この調整は、前述のよ
うに、第1図の調整ねじ21を回動させることに
より可能である。そしてこのように前群レンズF
の初期位置(基準となる設定位置)を調整する
と、第4図に曲線Cで示すピント位置の変化曲線
が、第5図に示すピント位置の変化曲線Dのよう
に平坦になるのである。逆に言うと、ピント位置
の変化曲線が平坦化するように、前群レンズFの
初期位置の調整量cを設定する。なおこのように
前群レンズFの初期位置を調整しても、前群レン
ズFと後群レンズRの間隔は、変倍範囲に渡り一
様に初期値からずれることとなるから、ピントに
悪影響を与えることはない。 このようにして変倍に伴なうピント位置が平坦
化したならば、次に、光学部材の一部を移動させ
て、物像間距離を調整すればよい。すなわち、例
えば従来の調整法と同じく、ミラー4,5(第3
図)を距離Bだけ移動させ、新しいピント面を
I″とすれば、各複写倍率に対し、それぞれ良好な
ピント状態とすることができる。 以上は、2群に限らず3群などの複数の可動レ
ンズ群を持つズームレンズのいずれか一の可動レ
ンズの初期位置を調整することにより成立する。 第4図、第5図中に書き込んだ数値は、第6図
に示す構成で、次表のデータのズームレンズにつ
いて、焦点距離の0.57%に相当する誤差があつた
場合のピント位置の変化量を具体的に示したもの
である。
けたズームレンズ全体を移動させるとともに、そ
の構成レンズ群間の間隔を変化させ、物像間距離
を一定に保ちながら複写倍率を変化させる変倍複
写装置の光学調整方法に関する。 「従来技術およびその問題点」 変倍可能な複写装置は、等倍を基準にして拡大
から縮小迄複写可能であること、およびしかも低
コストであることが要求されている。このため現
在、組立調整が煩雑でコストの高い単レンズ変倍
装置から、組立調整が容易なズームレンズ変倍装
置が採用されつつある。 このズームレンズ変倍装置は、光学設計上は、
倍率を変更しても物像間距離が変化しないという
基本的な特質がある。しかし、レンズには製造上
の誤差が避けられないため、焦点誤差、つまりピ
ント位置のずれ、倍率の誤差が生じる。このた
め、どうしても倍率の変更に伴ない物像間距離が
変化して、ピント位置が不揃いになるため、この
誤差を何等かの手段で除去しなければならない。 特開昭57−189109号および特開昭58−219514号
では、物像間距離を初期設計値に戻す調整を行な
つているが、調整の自由度が少ないため、変倍域
が1.0x〜0.64xと狭い。またそのズームレンズは、
調整を容易にするため3群の対称構成レンズを用
いており、このためレンズ枚数が多く構成も複雑
である。また対称型レンズを非対称に調整するの
で、収差が拡大する場合がある。 「発明の目的」 本発明は、ズームレンズを用いた変倍複写装置
についてのこのような問題点を解消し、ズームレ
ンズに製造誤差が有る場合にも、倍率変更による
ピント位置の不揃いを簡単に調整できる光学調整
装置を得ることを目的とする。さらに本発明は、
ピント位置を揃えた後、物像間距離を簡単に調整
できる装置を目的とする。また本発明はさらに、
同様にレンズの製造誤差による変倍率の誤差も調
整できる装置を目的とする。 「発明の概要」 本発明は、ズームレンズを用いた変倍複写装置
において、物像間距離を調整しただけでは、倍率
の変更に伴なうピント位置の狂い、つまりピント
位置の不揃いを解消できないという認識に基づ
き、ピント位置の不揃いを解消できる方法を開発
したものである。すなわち本発明は、複数のレン
ズ群からなるズームレンズは、そのいずれか一の
構成レンズ群の基準となる設定位置を調節するこ
とにより、少なくとも二つの倍率におけるピント
位置を揃えることができるという知見に基づきな
されたもので、ズームレンズの少なくとも一の構
成レンズ群の基準となる設定位置を調整し、複数
の倍率におけるピント位置を揃える第一の行程
と、光学部材の一部を移動させて物像間距離を調
整し、上記ピント位置を感光体面に向けて移動さ
せる第二の行程とを備えたことを特徴としてい
る。このような光学調整方法によると、構成レン
ズ群の間隔を変倍範囲に亘り一様に初期位置から
ずらし、複数の倍率におけるピント位置を揃え、
さらに、光学部材の一部を移動させて物像間距離
を調整し、変倍複写時のピント位置を、実用上支
障がない程度に一定化させることができる。 「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第
3図は本発明を適用するスリツト露光型複写装置
の例を示すもので、原稿台ガラス1上に載置され
た原稿Oは、該ガラス1下面に走行可能に設けた
照明ランプユニツト2によりスリツト状に照射さ
れ、その反射光が該ランプ2と一体に走行する第
一ミラー3、第二ミラー4、第三ミラー5を経由
して結像用ズームレンズ(投影レンズ)6に入射
する。第二、第三ミラー4,5は一体に、第一ミ
ラー3の速度の半分の速度で走行するものであ
る。ズームレンズ6を出た光は反射ミラー7で反
射した後感光体ドラム8の表面にスリツト状に投
影される。感光体ドラム8に形成された潜像は周
知の手段により転写現像されてコピーとなる。 複写倍率を変更するには、ズームレンズ6を拡
大時には6aで示す位置、縮小時には6bで示す
位置にそれぞれ移動させ、構成レンズ群間の間隔
を変化させればよい。ズームレンズ6等の光学部
材が光学設計通りに製造されていれば、原稿面と
感光体ドラム8表面の距離、つまり物像間距離は
は一定に保たれたままであり、ピント位置は変化
しない。 第1図、第2図は、以上の基本構造をもつ変倍
複写装置に適用した変発明の変倍複写装置の実施
例である。まず第1図は本発明の特徴とするズー
ムレンズ6の実施例を示すもので、このレンズは
前群レンズFと後群レンズRの2群からなつてい
る。前群レンズFは前群レンズ枠11、後群レン
ズRは後群レンズ枠12にそれぞれ周知の手段に
より固定されている。この二つのレンズ枠11,
12は単一の移動鏡筒13の同軸同径の軸孔14
に嵌入され、前群レンズ枠11は最終組立状態で
は移動鏡筒13に固定され、後群レンズ枠12は
移動鏡筒13に対し軸方向に移動可能に支持され
るものであるが、組立前には両者は移動鏡筒13
内で軸方向移動可能である。後群レンズ枠12
は、半径方向に突出させた連動ピン15を有し、
この連動ピン15は移動鏡筒の遊孔16を通り、
移動鏡筒13を固定するスライドプレート17の
直進ガイド溝18に嵌入して該レンズ枠12の回
転を規制し、光軸方向移動のみ可能としている。
他方前群レンズ枠11の前部、移動鏡筒13から
の突出部には、半径方向の連動板20が固定され
ている。この連動板20には、光軸方向位置調整
ねじ21が軸方向の一体性を保持して(回転のみ
可能に)支持されており、この調整ねじ21の先
端は移動鏡筒13の端面に螺合されている。22
は前群レンズ枠11を移動鏡筒13に固定するた
めの止ねじである。 したがつて上記構成のズームレンズ6によれ
ば、止ねじ22を緩めた状態で、調節ねじ21の
螺合位置を調整すると、連動板20を介し前群レ
ンズ枠11が光軸方向に移動するから、その光軸
方向の基準となる設定位置を容易かつ確実に調節
することができる。 上記ズームレンズ6は、第2図に全体を示す変
倍複写機のスライドプレート17上に固定されて
いる。スライドプレート17は、ベースプレート
26上のガイド棒27に往復動可能に支持されて
いる。ガイド棒27はベースプレート26上に固
定したカムプレート28の両端部に固定されてい
て、ズームレンズ6の前群レンズF、後群レンズ
Rを光軸F方向にガイドする。 カムプレート28上には、両端部にプーリ2
9,29が、また上端部にステツピングモータ3
0およびそのピニオン31を介して回転駆動され
るワイヤプーリ32がそれぞれ支持されており、
このプーリ29とワイヤプーリ32間に巻回した
ワイヤロープ33は、その一端部が上記スライド
プレート17に固定的に、他端部が該スライドプ
レート17に引張ばね34を介して弾性的に結ば
れている。 スライドプレート17上には、ピン35により
カムレバー36が枢着されている。このカムレバ
ー36は略L字状をしていて、そのズームレンズ
6側の一方の腕36aに上記連動ピン15を嵌入
させる長溝37を有し、カムプレート28側の腕
36bにカムフオロア38を有している。そして
このカムフオロア38は、カムプレート28に形
成したカム面39に常時当接するように、図示し
ないばね手段、例えばピン35に巻回したトーシ
ヨンスプリングにより付勢されている。カム面3
9は後群レンズRに、スライドプレート17との
合成運動で、所要の移動軌跡を与えるように形状
設定されている。 なおスライドプレート17にはカムレバー36
と反対側の端部に、光軸方向の位置調節を可能に
して遮光・スリツト部材40が取り付けられてい
る。この遮光・スリツト部材40は、ベースプレ
ート26に固定したフオトインタラプタ41のU
字状部を通過するもので、この遮光・スリツト部
材40がフオトインタラプタ41を遮光するか否
かで、拡大域、縮小域が検出される。等倍位置
は、遮光・スリツト部材40がフオトインタラプ
タ41の遮光を開始する位置、つまりフオトイン
タラプタ41の出力が大きく変化する位置として
設定される。この遮光・スリツト部材40は、ス
ライドプレート17に対し光軸方向の長孔42を
介して取付られており、したがつてセツトビス4
3を緩めて位置調節をすることにより、等倍位置
をずらせることができる。 上記構成の変倍複写装置は、ステツピングモー
タ30を駆動すると、ワイヤプーリ32、プーリ
29およびワイヤロープ33を介してスライドプ
レート17、つまり前群レンズFと後群レンズR
からなるズームレンズ6の全体が光軸F方向に移
動し、それに伴ないカム面39、カムフオロア3
8、カムレバー36、連動溝37、連動ピン15
および後群レンズ枠12を介して後群レンズRが
前群レンズFに対して移動する。その結果、物像
間距離が変化することなく、複写倍率が変化する
わけである。 以上は光学設計通りにズームレンズ6が構成さ
れている場合の動作であるが、実際には前述のよ
うに光学上の製造誤差により、変倍に伴ないピン
ト位置が変化する。第4図は、このピント位置の
変化を説明するためのもので、複写倍率として
1.00x,1.42x、および0.64xをとつている。図に
おいて、mFは前群レンズFの移動軌跡、mRは
後群レンズRの移動軌跡、Iは光学設計上の原稿
面(ピント面:感光体面を基準としたとき、これ
に対する原稿側ピント位置)を示す。光学部品が
設計通り製造されていれば、すべての倍率につき
この原稿面Iにピントが結ばれる筈であるが、製
造誤差があると、曲線Cで示すようにピント位置
が変化してしまう。このピント位置の変化に対
し、従来は、ミラー4,5(第3図)の初期位置
を調整する調整法がとられていた。この調整法
は、結局、ピント面Iを距離Aだけ移動し、I′に
するに等しい。しかしこの調整法では、依然とし
て0.64x側で距離a,1.42x側で距離bのピント誤
差が残つてしまう。 これに対し本発明は、前群レンズFの初期位置
(基準となる設定位置)を、第5図に示す距離c
だけ移動させて変化させ、後群レンズRとの関係
は、調整後の関係を維持して、移動軌跡mF′のよ
うに移動させるのである。この調整は、前述のよ
うに、第1図の調整ねじ21を回動させることに
より可能である。そしてこのように前群レンズF
の初期位置(基準となる設定位置)を調整する
と、第4図に曲線Cで示すピント位置の変化曲線
が、第5図に示すピント位置の変化曲線Dのよう
に平坦になるのである。逆に言うと、ピント位置
の変化曲線が平坦化するように、前群レンズFの
初期位置の調整量cを設定する。なおこのように
前群レンズFの初期位置を調整しても、前群レン
ズFと後群レンズRの間隔は、変倍範囲に渡り一
様に初期値からずれることとなるから、ピントに
悪影響を与えることはない。 このようにして変倍に伴なうピント位置が平坦
化したならば、次に、光学部材の一部を移動させ
て、物像間距離を調整すればよい。すなわち、例
えば従来の調整法と同じく、ミラー4,5(第3
図)を距離Bだけ移動させ、新しいピント面を
I″とすれば、各複写倍率に対し、それぞれ良好な
ピント状態とすることができる。 以上は、2群に限らず3群などの複数の可動レ
ンズ群を持つズームレンズのいずれか一の可動レ
ンズの初期位置を調整することにより成立する。 第4図、第5図中に書き込んだ数値は、第6図
に示す構成で、次表のデータのズームレンズにつ
いて、焦点距離の0.57%に相当する誤差があつた
場合のピント位置の変化量を具体的に示したもの
である。
【表】
この具体例から解るように、第4図のピント変
化曲線Cのようにピント位置が変化した場合、等
倍でピントが合うようにミラー4,5を4.746mm
移動させたとしても、この調整では、1.42xおよ
び0.64xではそれぞれ−1.417mm,+2.171mmの誤差
が残つてしまう。ところが、第5図のように、前
群レンズFの初期位置を距離+0.674mmだけ移動
させると、1.42x,1.00xおよび0.64xにおけるピ
ント移動量は、それぞれ+2.180mm,+2.343mm,+
2.180mmと揃う。したがつてその後ミラー4,5
を物像間距離+2.262mm相当量だけ移動調整する
と、1.42xから0.64xという広い複写倍率範囲にお
いて、ピント位置の変化を等倍を基準として±
0.082mm以内という十分に小さい値とすることが
できる。 さらに、第2図の実施例では、フオトインタラ
プタ41と協働してズームレンズ全系の移動始点
を定める遮光・スリツト部材40が、ズームレン
ズ6を搭載したスライドプレート17に対し、移
動調節できるため、上記のピント位置調整とは独
立して倍率を調整することができるという利点が
ある。すなわち以上のようにして変倍時のピント
移動量が十分小さい良好な性質が得られても、レ
ンズ系の製造誤差により、レンズ系の主点位置が
変化し、初期設定倍率に対し倍率が変化する場合
があるが、実施例のように、ズームレンズ系の移
動始点を決定する遮光・スリツト部材40の位置
を調節可能とすることにより、ピント位置の調整
とは独立に、初期設定通りの倍率を得ることが可
能である。 次の表の「調整前変倍率誤差」は、上記実施例
で前群レンズFを初期値より+0.674mm調整し、
さらにミラー4,5の物像間距離+2.262mm相当
量変化後の倍率誤差を示す。これを上記の如く遮
光・スリツト部材40の位置調整により1.00xで
の変倍率誤差を0%に調整したものが「調整後変
倍率誤差」である。このように遮光・スリツト部
材40の位置調整により、ピント調整後の倍率誤
差も十分小さく調整することが可能である。
化曲線Cのようにピント位置が変化した場合、等
倍でピントが合うようにミラー4,5を4.746mm
移動させたとしても、この調整では、1.42xおよ
び0.64xではそれぞれ−1.417mm,+2.171mmの誤差
が残つてしまう。ところが、第5図のように、前
群レンズFの初期位置を距離+0.674mmだけ移動
させると、1.42x,1.00xおよび0.64xにおけるピ
ント移動量は、それぞれ+2.180mm,+2.343mm,+
2.180mmと揃う。したがつてその後ミラー4,5
を物像間距離+2.262mm相当量だけ移動調整する
と、1.42xから0.64xという広い複写倍率範囲にお
いて、ピント位置の変化を等倍を基準として±
0.082mm以内という十分に小さい値とすることが
できる。 さらに、第2図の実施例では、フオトインタラ
プタ41と協働してズームレンズ全系の移動始点
を定める遮光・スリツト部材40が、ズームレン
ズ6を搭載したスライドプレート17に対し、移
動調節できるため、上記のピント位置調整とは独
立して倍率を調整することができるという利点が
ある。すなわち以上のようにして変倍時のピント
移動量が十分小さい良好な性質が得られても、レ
ンズ系の製造誤差により、レンズ系の主点位置が
変化し、初期設定倍率に対し倍率が変化する場合
があるが、実施例のように、ズームレンズ系の移
動始点を決定する遮光・スリツト部材40の位置
を調節可能とすることにより、ピント位置の調整
とは独立に、初期設定通りの倍率を得ることが可
能である。 次の表の「調整前変倍率誤差」は、上記実施例
で前群レンズFを初期値より+0.674mm調整し、
さらにミラー4,5の物像間距離+2.262mm相当
量変化後の倍率誤差を示す。これを上記の如く遮
光・スリツト部材40の位置調整により1.00xで
の変倍率誤差を0%に調整したものが「調整後変
倍率誤差」である。このように遮光・スリツト部
材40の位置調整により、ピント調整後の倍率誤
差も十分小さく調整することが可能である。
【表】
「発明の効果」
以上のように本発明によると、第一の行程によ
り、ズームレンズの構成レンズ群の基準となる設
定位置を、光学設計値より微小量変化させ、構成
レンズ群の間隔を、変倍範囲に亘り一様に初期位
置からずらして、複数の倍率におけるピント位置
の変化曲線がより平坦となるように揃えることが
できる。このようにして変倍に伴なうピント位置
を平坦化された後、さらに、第二の行程により、
光学部材の一部、例えばミラーを移動させて物像
間距離を調整し、変倍複写時のピント位置を実用
上支障のない程度に一定化させることができる。
り、ズームレンズの構成レンズ群の基準となる設
定位置を、光学設計値より微小量変化させ、構成
レンズ群の間隔を、変倍範囲に亘り一様に初期位
置からずらして、複数の倍率におけるピント位置
の変化曲線がより平坦となるように揃えることが
できる。このようにして変倍に伴なうピント位置
を平坦化された後、さらに、第二の行程により、
光学部材の一部、例えばミラーを移動させて物像
間距離を調整し、変倍複写時のピント位置を実用
上支障のない程度に一定化させることができる。
第1図、第2図は本発明の変倍複写装置の実施
例を示すもので、第1図は第2図の−線に沿
う断面図、第2図は全体の平面図、第3図は変倍
複写装置の一般構成例を示す側面図、第4図は変
倍に伴なうピント位置の変化の様子と、従来の調
整法を示すグラフ、第5図は本発明によるピント
位置調整後のピント位置の変化の様子を示すグラ
フ、第6図は本発明に用いるズームレンズの具体
例を示すレンズ構成図である。 F……前群レンズ、R……後群レンズ、1……
原稿台、4,5……ミラー、6……ズームレン
ズ、8……感光体ドラム、11……前群レンズ
枠、12……後群レンズ枠、13……移動鏡筒、
17……スライドプレート、20……連動板、2
1……光軸方向位置調整ねじ、27……ガイド
棒、40……遮光・スリツト部材、41……フオ
トインタラプタ。
例を示すもので、第1図は第2図の−線に沿
う断面図、第2図は全体の平面図、第3図は変倍
複写装置の一般構成例を示す側面図、第4図は変
倍に伴なうピント位置の変化の様子と、従来の調
整法を示すグラフ、第5図は本発明によるピント
位置調整後のピント位置の変化の様子を示すグラ
フ、第6図は本発明に用いるズームレンズの具体
例を示すレンズ構成図である。 F……前群レンズ、R……後群レンズ、1……
原稿台、4,5……ミラー、6……ズームレン
ズ、8……感光体ドラム、11……前群レンズ
枠、12……後群レンズ枠、13……移動鏡筒、
17……スライドプレート、20……連動板、2
1……光軸方向位置調整ねじ、27……ガイド
棒、40……遮光・スリツト部材、41……フオ
トインタラプタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原稿面から感光体に至る光路中に、一以上の
光学部材、および複数のレンズ群からなるズーム
レンズを配設し、このズームレンズ全体を移動さ
せると同時に、その構成レンズ群間の間隔を変化
させて、物像間距離を一定に保ちながら複写倍率
を変化させる変倍複写装置において、 上記ズームレンズの少なくとも一の構成レンズ
群の基準となる設定位置を調節し、複数の倍率に
おけるピント位置を揃える第一の行程と、 上記光学部材の一部を移動させて物像間距離を
調整し、上記ピント位置を感光体面に向けて移動
させる第二の行程と、 を備えたことを特徴とする変倍複写装置の光学調
整方法。 2 特許請求の範囲第1項において、物像間距離
を調節する光学部材は、原稿面と感光体との間に
配設されているミラーである変倍複写装置の光学
調整方法。 3 特許請求の範囲第1項において、ズームレン
ズ全系を支持するスライドプレートの移動始点が
調節可能である変倍複写装置の光学調整方法。 4 特許請求の範囲第3項おいて、スライドプレ
ートには遮光・スリツト部材が光軸方向に移動調
節可能に設けられ、固定ベースプレートには、こ
の遮光・スリツト部材と協働してその移動始点を
決定するフオトインタラプタが設けられている変
倍複写装置の光学調整方法。 5 特許請求の範囲第1項において、ズームレン
ズは前群レンズと後群レンズを有しており、該前
群レンズが、その光軸方向の基準となる設定位置
を調節されるべき上記構成レンズ群である変倍複
写装置の光学調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59210253A JPS6188248A (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 変倍複写機の光学調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59210253A JPS6188248A (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 変倍複写機の光学調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6188248A JPS6188248A (ja) | 1986-05-06 |
| JPH0518089B2 true JPH0518089B2 (ja) | 1993-03-11 |
Family
ID=16586317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59210253A Granted JPS6188248A (ja) | 1984-10-06 | 1984-10-06 | 変倍複写機の光学調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6188248A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58211138A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-08 | Canon Inc | 可変倍像形成装置 |
-
1984
- 1984-10-06 JP JP59210253A patent/JPS6188248A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6188248A (ja) | 1986-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |