JPH0518290A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents
内燃機関の空燃比制御装置Info
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- JPH0518290A JPH0518290A JP3174016A JP17401691A JPH0518290A JP H0518290 A JPH0518290 A JP H0518290A JP 3174016 A JP3174016 A JP 3174016A JP 17401691 A JP17401691 A JP 17401691A JP H0518290 A JPH0518290 A JP H0518290A
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- fuel
- fuel pressure
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関の燃圧を機関の吸入空気圧より一定
圧力だけ高く調整するプレッシャレギュレータを有する
内燃機関の空燃比制御装置に関し、過渡時の燃圧応答遅
れを完全に補償してエミッション、ドライバビリティ、
燃費の悪化、エンジンストールを防止することを目的と
する。 【構成】 燃圧PFを吸入空気圧PMの1次遅れで近似
して求める(ステップ302)。つまり、 PF←PFi-1 +(PM+2.9−PF)・K ただし、PFi-1 は前回の燃圧、Kは重み係数である。
次に、燃圧補正量FFPを演算された燃圧PFに基づい
て、 FFP←1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aは重み係数 により演算する。
圧力だけ高く調整するプレッシャレギュレータを有する
内燃機関の空燃比制御装置に関し、過渡時の燃圧応答遅
れを完全に補償してエミッション、ドライバビリティ、
燃費の悪化、エンジンストールを防止することを目的と
する。 【構成】 燃圧PFを吸入空気圧PMの1次遅れで近似
して求める(ステップ302)。つまり、 PF←PFi-1 +(PM+2.9−PF)・K ただし、PFi-1 は前回の燃圧、Kは重み係数である。
次に、燃圧補正量FFPを演算された燃圧PFに基づい
て、 FFP←1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aは重み係数 により演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料圧力(本
明細書では、単に燃圧とする)を機関の吸入空気圧より
一定圧力だけ高く調整するプレッシャレギュレータを有
する内燃機関の空燃比制御装置に関する。
明細書では、単に燃圧とする)を機関の吸入空気圧より
一定圧力だけ高く調整するプレッシャレギュレータを有
する内燃機関の空燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料噴射弁に印加される燃圧を吸気管負
圧に対して一定に調整するためにプレッシャレギュレー
タが設けられている。このため、プレッシャレギュレー
タは吸気管に接続されたスプリング室を有しており、吸
気管負圧(以下、吸入空気圧)とスプリング室のスプリ
ングのばね力との和により燃圧を構成している。そし
て、燃圧と吸入空気圧との差がばね力によって定まる一
定値たとえば2.9kg/cm 2 を超えたときにはプレッシ
ャレギュレータ内の燃料を燃料タンクへ戻すことにより
燃圧を一定に保持している。この結果、図8に示すよう
にスロットル弁開度TAに応じて吸入空気圧PMが変化
しても、燃圧PFもこれに追随して変化し、従って、燃
圧PFと吸入空気圧PMとの差は一定値2.9kg/cm2
に保持される。
圧に対して一定に調整するためにプレッシャレギュレー
タが設けられている。このため、プレッシャレギュレー
タは吸気管に接続されたスプリング室を有しており、吸
気管負圧(以下、吸入空気圧)とスプリング室のスプリ
ングのばね力との和により燃圧を構成している。そし
て、燃圧と吸入空気圧との差がばね力によって定まる一
定値たとえば2.9kg/cm 2 を超えたときにはプレッシ
ャレギュレータ内の燃料を燃料タンクへ戻すことにより
燃圧を一定に保持している。この結果、図8に示すよう
にスロットル弁開度TAに応じて吸入空気圧PMが変化
しても、燃圧PFもこれに追随して変化し、従って、燃
圧PFと吸入空気圧PMとの差は一定値2.9kg/cm2
に保持される。
【0003】しかし、スロットル弁開度が急激に変化し
た場合、つまり、過渡時には、図9に示すように、プレ
ッシャレギュレータのスプリング室のスプリングの応答
遅れ、バルブの慣性質量等のために、燃圧PFの変化は
吸入空気圧PMの変化より遅延することがある。この結
果、急加速時には、燃圧が要求値より低くなって空燃比
はオーバリーンとなり、他方、急減速時には、燃圧が要
求値より高くなって空燃比はオーバリッチとなる。
た場合、つまり、過渡時には、図9に示すように、プレ
ッシャレギュレータのスプリング室のスプリングの応答
遅れ、バルブの慣性質量等のために、燃圧PFの変化は
吸入空気圧PMの変化より遅延することがある。この結
果、急加速時には、燃圧が要求値より低くなって空燃比
はオーバリーンとなり、他方、急減速時には、燃圧が要
求値より高くなって空燃比はオーバリッチとなる。
【0004】従来、上述の過渡時の燃圧の応答遅れの対
策はなく、過渡時補正たとえば壁面付着補正で経験的に
行っていた。
策はなく、過渡時補正たとえば壁面付着補正で経験的に
行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
壁面付着補正等の過渡時補正では、燃圧応答遅れを完全
には補償できず、この結果、過渡時の空燃比が乱れ、エ
ミッション、ドライバビリティ、燃費の悪化、エンジン
ストールを招くという課題がある。従って、本発明の目
的は、過渡時の燃圧応答遅れを完全に補償して、エミッ
ション、ドライバビリティ、燃費の悪化、エンジンスト
ールを防止することにある。
壁面付着補正等の過渡時補正では、燃圧応答遅れを完全
には補償できず、この結果、過渡時の空燃比が乱れ、エ
ミッション、ドライバビリティ、燃費の悪化、エンジン
ストールを招くという課題がある。従って、本発明の目
的は、過渡時の燃圧応答遅れを完全に補償して、エミッ
ション、ドライバビリティ、燃費の悪化、エンジンスト
ールを防止することにある。
【0006】なお、大型開放型プレッシャレギュレータ
を用いた場合には、燃圧を固定する(参照:特開昭61−
178526号公報、61−210250号公報)。この場合には、燃
料噴射量は燃料噴射弁の開弁時間に比例しないために、
燃圧と吸入空気圧との差圧変化分を基本噴射量マップに
織り込んでおく。また、大気圧変化による噴射量変化は
大気圧補正係数で補正する。このような大型開放型プレ
ッシャレギュレータを用いた場合には、燃圧応答遅れは
ないが、軽負荷程、燃圧と吸入空気圧との差圧が大きく
なるので、燃料噴射弁の開弁時間が短かくなり、制御精
度上不利であり、また、大気圧の影響が大きいため、さ
らに制御精度が低下することになる。
を用いた場合には、燃圧を固定する(参照:特開昭61−
178526号公報、61−210250号公報)。この場合には、燃
料噴射量は燃料噴射弁の開弁時間に比例しないために、
燃圧と吸入空気圧との差圧変化分を基本噴射量マップに
織り込んでおく。また、大気圧変化による噴射量変化は
大気圧補正係数で補正する。このような大型開放型プレ
ッシャレギュレータを用いた場合には、燃圧応答遅れは
ないが、軽負荷程、燃圧と吸入空気圧との差圧が大きく
なるので、燃料噴射弁の開弁時間が短かくなり、制御精
度上不利であり、また、大気圧の影響が大きいため、さ
らに制御精度が低下することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段は図1に示される。すなわち、プレッシャレギ
ュレータ12は機関の燃圧PFを機関の吸入空気圧PM
より一定圧力だけ高く調整する。吸入空気圧検出手段は
機関の吸入空気圧PMを検出し、燃圧演算手段はこの検
出された吸入空気圧PMの1次遅れにより燃圧PFを演
算する。たとえば、燃圧PFは、 PF=PFi-1 +(PM+2.9−PFi-1 )・K ただし、PFi は前回の燃圧値 Kは定数 により演算する。燃圧補正量演算手段はこの演算された
燃圧PFと検出された吸入空気圧PMとの差に応じた燃
圧補正量FFPを演算する。たとえば、燃圧補正量FF
Pは、 FFP=1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aは定数 により演算する。そして、空燃比調整手段はこの演算さ
れた燃圧補正量FFPに応じて機関の空燃比を調整する
ものである。
めの手段は図1に示される。すなわち、プレッシャレギ
ュレータ12は機関の燃圧PFを機関の吸入空気圧PM
より一定圧力だけ高く調整する。吸入空気圧検出手段は
機関の吸入空気圧PMを検出し、燃圧演算手段はこの検
出された吸入空気圧PMの1次遅れにより燃圧PFを演
算する。たとえば、燃圧PFは、 PF=PFi-1 +(PM+2.9−PFi-1 )・K ただし、PFi は前回の燃圧値 Kは定数 により演算する。燃圧補正量演算手段はこの演算された
燃圧PFと検出された吸入空気圧PMとの差に応じた燃
圧補正量FFPを演算する。たとえば、燃圧補正量FF
Pは、 FFP=1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aは定数 により演算する。そして、空燃比調整手段はこの演算さ
れた燃圧補正量FFPに応じて機関の空燃比を調整する
ものである。
【0008】
【作用】上述の手段によれば、過渡時の燃圧応答遅れは
単独で補償される。
単独で補償される。
【0009】
【実施例】図2は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装
置の一実施例を示す全体概略図である。図2において、
機関本体1の吸気通路2には圧力センサ3が設けられて
いる。圧力センサ3は吸入空気圧PMを計測するたとえ
ば半導体式ものであって、吸入空気圧PMに比例したア
ナログ電圧の出力信号を発生する。この出力信号は制御
回路10のマルチプレクサ内蔵A/D変換器101に提
供されている。ディストリビュータ4には、その軸がた
とえばクランク角に換算して720°毎に基準位置検出
用パルス信号を発生するクランク角センサ5およびクラ
ンク角に換算して30°毎に基準位置検出用パルス信号
を発生するクランク角センサ6が設けられている。これ
らクランク角センサ5,6のパルス信号は制御回路10
の入出力インターフェイス102に供給され、このうち
クランク角センサ6の出力はCPU103の割込み端子
に供給される。
置の一実施例を示す全体概略図である。図2において、
機関本体1の吸気通路2には圧力センサ3が設けられて
いる。圧力センサ3は吸入空気圧PMを計測するたとえ
ば半導体式ものであって、吸入空気圧PMに比例したア
ナログ電圧の出力信号を発生する。この出力信号は制御
回路10のマルチプレクサ内蔵A/D変換器101に提
供されている。ディストリビュータ4には、その軸がた
とえばクランク角に換算して720°毎に基準位置検出
用パルス信号を発生するクランク角センサ5およびクラ
ンク角に換算して30°毎に基準位置検出用パルス信号
を発生するクランク角センサ6が設けられている。これ
らクランク角センサ5,6のパルス信号は制御回路10
の入出力インターフェイス102に供給され、このうち
クランク角センサ6の出力はCPU103の割込み端子
に供給される。
【0010】さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供
給系から加圧燃料を吸気ポートへ供給するための燃料噴
射弁7が設けられている。8は燃料タンクである。燃料
タンク8の燃料は燃料ポンプ9によってデリバリパイプ
11を介してプレッシャレギュレータ12に供給され
る。プレッシャレギュレータ12は、上述のごとく、吸
気通路2のサージタンク2aから吸入空気圧PMが印加
されたスプリング室を有しており、プレッシャレギュレ
ータ12内の燃圧PFが吸入空気圧PM+2.9kg/cm
2 (ばね力)を超えたときには、バルブが開となり、余
分な燃料はリターンパイプ13を介して燃料タンク8に
戻るようになっている。これにより、燃圧PFと吸入空
気圧PMとの差は一定値2.9kg/cm2 に保持される。
給系から加圧燃料を吸気ポートへ供給するための燃料噴
射弁7が設けられている。8は燃料タンクである。燃料
タンク8の燃料は燃料ポンプ9によってデリバリパイプ
11を介してプレッシャレギュレータ12に供給され
る。プレッシャレギュレータ12は、上述のごとく、吸
気通路2のサージタンク2aから吸入空気圧PMが印加
されたスプリング室を有しており、プレッシャレギュレ
ータ12内の燃圧PFが吸入空気圧PM+2.9kg/cm
2 (ばね力)を超えたときには、バルブが開となり、余
分な燃料はリターンパイプ13を介して燃料タンク8に
戻るようになっている。これにより、燃圧PFと吸入空
気圧PMとの差は一定値2.9kg/cm2 に保持される。
【0011】制御回路10は、たとえばマイクロコンピ
ュータとして構成され、A/D変換器101、入出力イ
ンターフェイス102、CPU103の外に、ROM1
04、RAM105、バックアップRAM106、クロ
ック発生回路107等が設けられている。さらに、制御
回路10において、ダウンカウンタ108、フリップフ
ロップ109、および駆動回路110は燃料噴射弁7を
制御するためのものである。すなわち、後述のルーチン
において、燃料噴射量TAUが演算されると、燃料噴射
量TAUがダウンカウンタ108にプリセットされると
共にフリップフロップ109もセットされる。この結
果、駆動回路110が燃料噴射弁7の付勢を開始する。
他方、ダウンカウンタ108がクロック信号(図示せ
ず)を計数して最後にそのボローアウト端子が“1”レ
ベルとなったときに、フリップフロップ109がセット
されて駆動回路110は燃料噴射弁7の付勢を停止す
る。つまり、上述の燃料噴射量TAUだけ燃料噴射弁7
は付勢され、従って、燃料噴射量TAUに応じた量の燃
料が機関本体1の燃焼室に送り込まれることになる。
ュータとして構成され、A/D変換器101、入出力イ
ンターフェイス102、CPU103の外に、ROM1
04、RAM105、バックアップRAM106、クロ
ック発生回路107等が設けられている。さらに、制御
回路10において、ダウンカウンタ108、フリップフ
ロップ109、および駆動回路110は燃料噴射弁7を
制御するためのものである。すなわち、後述のルーチン
において、燃料噴射量TAUが演算されると、燃料噴射
量TAUがダウンカウンタ108にプリセットされると
共にフリップフロップ109もセットされる。この結
果、駆動回路110が燃料噴射弁7の付勢を開始する。
他方、ダウンカウンタ108がクロック信号(図示せ
ず)を計数して最後にそのボローアウト端子が“1”レ
ベルとなったときに、フリップフロップ109がセット
されて駆動回路110は燃料噴射弁7の付勢を停止す
る。つまり、上述の燃料噴射量TAUだけ燃料噴射弁7
は付勢され、従って、燃料噴射量TAUに応じた量の燃
料が機関本体1の燃焼室に送り込まれることになる。
【0012】なお、CPU103の割込み発生は、A/
D変換器101のA/D変換終了後、入出力インターフ
ェイス102がクランク角センサ6のパルス信号を受信
した時、等である。また、回転速度データNeはクラン
ク角センサ6の30°CA毎に割込みによって演算され
てRAM105の所定領域に格納される。
D変換器101のA/D変換終了後、入出力インターフ
ェイス102がクランク角センサ6のパルス信号を受信
した時、等である。また、回転速度データNeはクラン
ク角センサ6の30°CA毎に割込みによって演算され
てRAM105の所定領域に格納される。
【0013】以下図2の制御回路の動作を説明する。図
3はA/D変換ルーチンであって、すなわち、ステップ
301では、圧力センサ3の吸入空気圧PMをA/D変
換して取込みRAM105に格納する。次に、ステップ
302では、燃圧PFを、吸入空気圧PMの1次遅れと
して更新する。つまり、 PF←PF+(PM+2.9−PF)・K ただし、Kはプレッシャレギュレータ12、配管の長
さ、サージタンク2aの容量等を考慮して定められる重
み係数である。従って、急加速時に吸入空気圧PMが急
上昇すると、重み係数Kに応じた速度で燃圧PFも急上
昇し、他方、急減速時に吸入空気圧PMが急下降する
と、重み係数Kに応じた速度で燃圧PFも急下降する。
なお、定常状態であれば、PM+2.9=PFであるの
で、燃圧PFは変化しない。次に、ステップ303に
て、燃圧補正量FFPを、 FFP ←1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aもプレッシャレギュレータ12、配管の長
さ、サージタンク2aの容量等を考慮して定められる重
み係数である。従って、急加速時に吸入空気圧PMが急
上昇すると、重み係数aに応じた速度で燃圧補正量FF
Pは1より大きくなり、他方、急減速時に吸入空気圧P
Mが急下降すると、重み係数Kに応じた速度で燃圧補正
量FFPは1より小さくなる。
3はA/D変換ルーチンであって、すなわち、ステップ
301では、圧力センサ3の吸入空気圧PMをA/D変
換して取込みRAM105に格納する。次に、ステップ
302では、燃圧PFを、吸入空気圧PMの1次遅れと
して更新する。つまり、 PF←PF+(PM+2.9−PF)・K ただし、Kはプレッシャレギュレータ12、配管の長
さ、サージタンク2aの容量等を考慮して定められる重
み係数である。従って、急加速時に吸入空気圧PMが急
上昇すると、重み係数Kに応じた速度で燃圧PFも急上
昇し、他方、急減速時に吸入空気圧PMが急下降する
と、重み係数Kに応じた速度で燃圧PFも急下降する。
なお、定常状態であれば、PM+2.9=PFであるの
で、燃圧PFは変化しない。次に、ステップ303に
て、燃圧補正量FFPを、 FFP ←1+(PM+2.9−PF)・a ただし、aもプレッシャレギュレータ12、配管の長
さ、サージタンク2aの容量等を考慮して定められる重
み係数である。従って、急加速時に吸入空気圧PMが急
上昇すると、重み係数aに応じた速度で燃圧補正量FF
Pは1より大きくなり、他方、急減速時に吸入空気圧P
Mが急下降すると、重み係数Kに応じた速度で燃圧補正
量FFPは1より小さくなる。
【0014】そして、ステップ304にてこのルーチン
は終了する。図4の噴射量演算ルーチンであって、所定
クランク角たとえば360°CAに実行される。ステッ
プ401では、RAM105より吸入空気圧データQ及
び回転速度データNeを読出してROM104に格納さ
れた2次元マップを用いて体積効率係数KTPを演算す
る。ステップ402では、壁面付着補正量FMWを演算
する。次に、ステップ403にて最終噴射量TAUを、 TAU ←KINJ・KTP・FMW・α+β ただし、KINJは燃料噴射弁7の容量で定まる基本定
数、α,βは他の運転状態パラメータによって定まる補
正量である。次いで、ステップ404にて、噴射量TA
Uをダウンカウンタ108にセットすると共にフリップ
フロップ109をセットして燃料噴射を開始させる。そ
して、ステップ105にてこのルーチンは終了する。
は終了する。図4の噴射量演算ルーチンであって、所定
クランク角たとえば360°CAに実行される。ステッ
プ401では、RAM105より吸入空気圧データQ及
び回転速度データNeを読出してROM104に格納さ
れた2次元マップを用いて体積効率係数KTPを演算す
る。ステップ402では、壁面付着補正量FMWを演算
する。次に、ステップ403にて最終噴射量TAUを、 TAU ←KINJ・KTP・FMW・α+β ただし、KINJは燃料噴射弁7の容量で定まる基本定
数、α,βは他の運転状態パラメータによって定まる補
正量である。次いで、ステップ404にて、噴射量TA
Uをダウンカウンタ108にセットすると共にフリップ
フロップ109をセットして燃料噴射を開始させる。そ
して、ステップ105にてこのルーチンは終了する。
【0015】なお、上述のごとく、噴射量TAUに相当
する時間が経過すると、ダウンカウンタ108のボロー
アウト信号によってフリップフロップ109がリセット
されて燃料噴射は終了する。図5は壁面付着補正量FM
Wを演算するルーチンであって、所定時間毎に実行され
る。すなわち、ステップ501では、運転状態パラメー
タたとえば吸入空気圧PM及び回転速度Neにより予め
ROM104に格納された2次元マップを用いて完全暖
機後の飽和状態の壁面付着量QMWを補間計算する。次
に、ステップ502では、壁面付着量QMWの変化量Δ
QMWを、 ΔQMW ←QMW−QMWO 但し、QMWOはQMWの前回値により演算する。たと
えば、ΔQMWは定常状態では0であり、加速状態では
正の値、減速状態では負の値となる。
する時間が経過すると、ダウンカウンタ108のボロー
アウト信号によってフリップフロップ109がリセット
されて燃料噴射は終了する。図5は壁面付着補正量FM
Wを演算するルーチンであって、所定時間毎に実行され
る。すなわち、ステップ501では、運転状態パラメー
タたとえば吸入空気圧PM及び回転速度Neにより予め
ROM104に格納された2次元マップを用いて完全暖
機後の飽和状態の壁面付着量QMWを補間計算する。次
に、ステップ502では、壁面付着量QMWの変化量Δ
QMWを、 ΔQMW ←QMW−QMWO 但し、QMWOはQMWの前回値により演算する。たと
えば、ΔQMWは定常状態では0であり、加速状態では
正の値、減速状態では負の値となる。
【0016】なお、壁面付着量QMWは、図6(A)に
示すように、ほぼ瞬時に変化するが、実際の壁面付着量
QMWは、図6(B)に示すように、徐々に変化する。
従って、壁面付着量QMWの変化量ΔQMWの補正は、
上述のごとく、即時補正とテーリング補正とからなる。
ステップ503では、次回の演算に備えるために、QM
WはQMWOとする。
示すように、ほぼ瞬時に変化するが、実際の壁面付着量
QMWは、図6(B)に示すように、徐々に変化する。
従って、壁面付着量QMWの変化量ΔQMWの補正は、
上述のごとく、即時補正とテーリング補正とからなる。
ステップ503では、次回の演算に備えるために、QM
WはQMWOとする。
【0017】ステップ504では、壁面付着補正量FM
Wを、 FMW ←ΔQMW・K1+QTRN・K2 により演算し、ステップ505では、次の演算に備え、
テーリング補正量QTRNを、 QTRN ←ΔQMW・(1−K1)+QTRN・(1−K2) により演算する。
Wを、 FMW ←ΔQMW・K1+QTRN・K2 により演算し、ステップ505では、次の演算に備え、
テーリング補正量QTRNを、 QTRN ←ΔQMW・(1−K1)+QTRN・(1−K2) により演算する。
【0018】そして、ステップ506にてこのルーチン
は終了する。つまり、図5のルーチンによれば、壁面付
着変化量ΔQMW相当分の燃料のうち一定比率K1だけ
即時に噴射し、残りの比率(1−K1)をテーリング補
正量としてその後噴射するが、その場合、テーリング噴
射量を比率K2で徐々に落してトータルテーリング噴射
量がΔQMW・(1−K1)となるようになっている。
また、壁面付着量FMWは、本発明の実施例において
は、燃圧遅れによる空燃比のずれはないものとして、過
渡時の吸気管壁面の付着燃料分の補正をするものとして
設定されていることになる。
は終了する。つまり、図5のルーチンによれば、壁面付
着変化量ΔQMW相当分の燃料のうち一定比率K1だけ
即時に噴射し、残りの比率(1−K1)をテーリング補
正量としてその後噴射するが、その場合、テーリング噴
射量を比率K2で徐々に落してトータルテーリング噴射
量がΔQMW・(1−K1)となるようになっている。
また、壁面付着量FMWは、本発明の実施例において
は、燃圧遅れによる空燃比のずれはないものとして、過
渡時の吸気管壁面の付着燃料分の補正をするものとして
設定されていることになる。
【0019】図7は図3、図4、図5のルーチンによっ
て得られるPM,PF,FFP,FMW,TAUの一例
を示すタイミング図である。すなわち、時刻t1 で急加
速が行われてスロットル弁開度TAが急上昇すると、吸
入空気圧PMを急上昇し、この結果、本発明により演算
された燃圧PFも吸入空気圧PMにほぼ同時に追随して
急上昇する。この結果、燃圧補正量PFは1.0より大
きくなる。他方、壁面付着補正量FMWも急上昇する。
燃料噴射量TAUには、これら燃圧補正量PF及び壁面
付着補正量FMWが寄与し、これにより、空燃比のリー
ン化が防止される。
て得られるPM,PF,FFP,FMW,TAUの一例
を示すタイミング図である。すなわち、時刻t1 で急加
速が行われてスロットル弁開度TAが急上昇すると、吸
入空気圧PMを急上昇し、この結果、本発明により演算
された燃圧PFも吸入空気圧PMにほぼ同時に追随して
急上昇する。この結果、燃圧補正量PFは1.0より大
きくなる。他方、壁面付着補正量FMWも急上昇する。
燃料噴射量TAUには、これら燃圧補正量PF及び壁面
付着補正量FMWが寄与し、これにより、空燃比のリー
ン化が防止される。
【0020】同様に、時刻t2 で急減速が行われてスロ
ットル弁開度TAが急下降すると、吸入空気圧PMを急
下降し、この結果、本発明により演算された燃圧PFも
吸入空気圧PMにほぼ同時に追随して急下降する。この
結果、燃圧補正量PFは1.0より小さくなる。他方、
壁面付着補正量FMWも急下降する。燃料噴射量TAU
には、これら燃圧補正量PF及び壁面付着補正量FMW
が寄与し、これにより、空燃比のリッチ化が防止され
る。
ットル弁開度TAが急下降すると、吸入空気圧PMを急
下降し、この結果、本発明により演算された燃圧PFも
吸入空気圧PMにほぼ同時に追随して急下降する。この
結果、燃圧補正量PFは1.0より小さくなる。他方、
壁面付着補正量FMWも急下降する。燃料噴射量TAU
には、これら燃圧補正量PF及び壁面付着補正量FMW
が寄与し、これにより、空燃比のリッチ化が防止され
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば過渡
時の燃圧応答遅れを単独で補償したので、過渡時の空燃
比の乱れを防止でき、従って、エミッション、ドライバ
ビリティ、燃費の悪化、及びエンジンストールの防止を
図ることができる。
時の燃圧応答遅れを単独で補償したので、過渡時の空燃
比の乱れを防止でき、従って、エミッション、ドライバ
ビリティ、燃費の悪化、及びエンジンストールの防止を
図ることができる。
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実
施例を示す全体概略図である。
施例を示す全体概略図である。
【図3】図2の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】図2の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】図2制御回路の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】図5のフローチャートを補足説明するためのタ
イミング図である。
イミング図である。
【図7】図3、図4、図5のフローチャートによって得
られるパラメータの一例を示すタイミング図である。
られるパラメータの一例を示すタイミング図である。
【図8】一般的なプレッシャレギュレータの特性を示す
グラフである。
グラフである。
【図9】従来の技術の課題を説明するタイミング図であ
る。
る。
1…機関本体 3…圧力センサ 4…ディストリビュータ 5,6…クランク角センサ 7…燃料噴射弁 8…燃料タンク 9…燃料ポンプ 11…デリバリパイプ 12…プレッシャレギュレータ 13…リターンパイプ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関の燃圧(PF)を該機関の吸入
空気圧より一定圧力だけ高く調整するプレッシャレギュ
レータ(12)と、 前記機関の吸入空気圧(PM)を検出する吸入空気圧検
出手段と、 該検出された吸入空気圧の1次遅れにより前記燃圧を演
算する燃圧演算手段と、 該演算された燃圧と前記検出された吸入空気圧との差に
応じた燃圧補正量(FFP)を演算する燃圧補正量演算
手段と、 該演算された燃圧補正量に応じて前記機関の空燃比を調
整する空燃比調整手段と、 を具備する内燃機関の空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174016A JP2864796B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3174016A JP2864796B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518290A true JPH0518290A (ja) | 1993-01-26 |
| JP2864796B2 JP2864796B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=15971169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3174016A Expired - Fee Related JP2864796B2 (ja) | 1991-07-15 | 1991-07-15 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864796B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06229280A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-16 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
-
1991
- 1991-07-15 JP JP3174016A patent/JP2864796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06229280A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-08-16 | Unisia Jecs Corp | 内燃機関の燃料供給制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2864796B2 (ja) | 1999-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |