JPH0518316Y2 - - Google Patents
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- JPH0518316Y2 JPH0518316Y2 JP1988135936U JP13593688U JPH0518316Y2 JP H0518316 Y2 JPH0518316 Y2 JP H0518316Y2 JP 1988135936 U JP1988135936 U JP 1988135936U JP 13593688 U JP13593688 U JP 13593688U JP H0518316 Y2 JPH0518316 Y2 JP H0518316Y2
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- JP
- Japan
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- tank
- water
- waterproof sheet
- groundwater
- storage tank
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、防水シート張設貯水槽における浸
入地下水等の排除装置に関する。
入地下水等の排除装置に関する。
この明細書において、貯水槽とは、飲料水用超
水槽およびプール等の超水槽、並びに温水を蓄え
る蓄熱槽を含んで意味するものとする。
水槽およびプール等の超水槽、並びに温水を蓄え
る蓄熱槽を含んで意味するものとする。
従来の技術
従来、コンクリート製建造物の地下部分に設け
られた貯水槽において、超水槽内のコンクリート
壁の所要箇所に接合体を固定し、コンクリート壁
全面に防水シートの端部等の最低必要部分のみを
接合体に固定し、残りの大部分は放置して、防水
シートを張設する、いわゆる絶縁工法と呼ばれる
防水シートの張設方法が知られている。この方法
は、防水施工に際して貯水槽のコンクリート壁の
状態に左右されることなく、該壁を防水シートに
よつて確実に防水することができ、しかもその作
業を迅速かつ簡便になしうるうえに、施工後にコ
ンクリートの収縮によりあるいは地盤変動により
コンクリート壁に亀裂が生じた場合でも防水シー
トが何ら影響を受けることなく、防水作用を長期
間有効に保持しうるので、優れた防水施工法とし
て知られている。
られた貯水槽において、超水槽内のコンクリート
壁の所要箇所に接合体を固定し、コンクリート壁
全面に防水シートの端部等の最低必要部分のみを
接合体に固定し、残りの大部分は放置して、防水
シートを張設する、いわゆる絶縁工法と呼ばれる
防水シートの張設方法が知られている。この方法
は、防水施工に際して貯水槽のコンクリート壁の
状態に左右されることなく、該壁を防水シートに
よつて確実に防水することができ、しかもその作
業を迅速かつ簡便になしうるうえに、施工後にコ
ンクリートの収縮によりあるいは地盤変動により
コンクリート壁に亀裂が生じた場合でも防水シー
トが何ら影響を受けることなく、防水作用を長期
間有効に保持しうるので、優れた防水施工法とし
て知られている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、このような絶縁工法によつて作
られた従来の貯水槽においては、通常貯水槽内に
水が収容されていて、防水シートがコンクリート
壁の表面に密着している場合には地下水が貯水槽
内に浸入し難いものであるが、コンクリート壁に
亀裂が生じたような場合、あるいは貯水槽外側の
地下水の水圧が貯水槽内の水圧より高いような場
合には、地下水が貯水槽内に浸入し、これが槽底
壁と防水シートとの間に滞留した。このため、槽
底壁に固定された鋼板製接合体およびその固定金
具の腐食が促進され、防水シートの固定部分がコ
ンクリート壁より外れたり、さらには防水シート
が破れたりするおそれがあるという問題があつ
た。また貯水槽を建設するさい、防水工事が完了
するまでの間に雨水等の水が溜まると、上記と同
様の問題が生じた。
られた従来の貯水槽においては、通常貯水槽内に
水が収容されていて、防水シートがコンクリート
壁の表面に密着している場合には地下水が貯水槽
内に浸入し難いものであるが、コンクリート壁に
亀裂が生じたような場合、あるいは貯水槽外側の
地下水の水圧が貯水槽内の水圧より高いような場
合には、地下水が貯水槽内に浸入し、これが槽底
壁と防水シートとの間に滞留した。このため、槽
底壁に固定された鋼板製接合体およびその固定金
具の腐食が促進され、防水シートの固定部分がコ
ンクリート壁より外れたり、さらには防水シート
が破れたりするおそれがあるという問題があつ
た。また貯水槽を建設するさい、防水工事が完了
するまでの間に雨水等の水が溜まると、上記と同
様の問題が生じた。
そこで、このような問題を解決するため、本出
願人は先に、貯水槽の一側壁の外側に地下水等貯
留槽を設けておき、貯水槽の底壁上面に集水溝を
設けるとともに、貯水槽一側壁の貯留槽対応位置
に排水孔をあけて、貯水槽の底壁部分において集
水溝により収集した地下水等の水を貯水槽外の貯
留槽に導いて排出するか、または貯水槽の底壁に
集水パイプを埋設して、集水パイプの一端部を貯
水槽外の地下水等貯留槽に開口せしめ、貯水槽の
底壁部分において集水パイプにより収集した地下
水等の水を貯水槽外の貯留槽に導いて排出するよ
うにした浸入地下水等の排除装置を提案した(例
えば実開昭60−161096号および実開昭61−141368
号参照)。
願人は先に、貯水槽の一側壁の外側に地下水等貯
留槽を設けておき、貯水槽の底壁上面に集水溝を
設けるとともに、貯水槽一側壁の貯留槽対応位置
に排水孔をあけて、貯水槽の底壁部分において集
水溝により収集した地下水等の水を貯水槽外の貯
留槽に導いて排出するか、または貯水槽の底壁に
集水パイプを埋設して、集水パイプの一端部を貯
水槽外の地下水等貯留槽に開口せしめ、貯水槽の
底壁部分において集水パイプにより収集した地下
水等の水を貯水槽外の貯留槽に導いて排出するよ
うにした浸入地下水等の排除装置を提案した(例
えば実開昭60−161096号および実開昭61−141368
号参照)。
しかしながら、この先提案の装置では、いずれ
も地下水等貯留槽を貯水槽の一側壁の外側に設置
しており、しかも貯水槽内の集水溝あるいは集水
パイプを貯留槽に向かつて傾斜させて、いわゆる
水勾配を得る必要があり、このため地下水等貯留
槽を備えた貯水槽の設置作業が非常に面倒であつ
た。また地下水等貯留槽は貯水槽の外部に突出し
ているため、コンパクトでなく、それだけ広い設
地面積を必要とした。またとくに、コンクリート
製建造物の地下部分に貯水槽が複数個並んで設け
られているような場合には、施工がより一層面倒
なものとなつた。さらに、貯水槽が複数個ある場
合、個々の貯水槽における浸入地下水の量は周囲
の状況により相互に異なるものであるので、従来
のようにすべての貯水槽を集水溝あるいは集水パ
イプで連通せしめると、地下水等貯留槽内に装備
した排水ポンプが故障したようなときには、地下
水がすべての貯水槽内に均等に逆流するため、浸
入地下水の量が少ないにもかゝわらず、貯水槽内
にこれより多くの地下水が逆流してしまう場合が
あるという問題があつた。
も地下水等貯留槽を貯水槽の一側壁の外側に設置
しており、しかも貯水槽内の集水溝あるいは集水
パイプを貯留槽に向かつて傾斜させて、いわゆる
水勾配を得る必要があり、このため地下水等貯留
槽を備えた貯水槽の設置作業が非常に面倒であつ
た。また地下水等貯留槽は貯水槽の外部に突出し
ているため、コンパクトでなく、それだけ広い設
地面積を必要とした。またとくに、コンクリート
製建造物の地下部分に貯水槽が複数個並んで設け
られているような場合には、施工がより一層面倒
なものとなつた。さらに、貯水槽が複数個ある場
合、個々の貯水槽における浸入地下水の量は周囲
の状況により相互に異なるものであるので、従来
のようにすべての貯水槽を集水溝あるいは集水パ
イプで連通せしめると、地下水等貯留槽内に装備
した排水ポンプが故障したようなときには、地下
水がすべての貯水槽内に均等に逆流するため、浸
入地下水の量が少ないにもかゝわらず、貯水槽内
にこれより多くの地下水が逆流してしまう場合が
あるという問題があつた。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、貯水
槽内のコンクリート壁と防水シートとの間に浸入
した地下水等の水を非常に円滑に貯水槽外に排出
することができ、しかも貯水槽の設置作業が容易
であり、また非常にコンパクトで、貯水槽のみの
設地面積だけでよく、かつ貯水槽が複数個並んで
設けられている場合にも、施工が簡単であるとと
もに、各貯水槽内の地下水等の水を確実に排出す
ることができる、防水シート張設貯水槽における
浸入地下水等の排除装置を提供しようとするにあ
る。
槽内のコンクリート壁と防水シートとの間に浸入
した地下水等の水を非常に円滑に貯水槽外に排出
することができ、しかも貯水槽の設置作業が容易
であり、また非常にコンパクトで、貯水槽のみの
設地面積だけでよく、かつ貯水槽が複数個並んで
設けられている場合にも、施工が簡単であるとと
もに、各貯水槽内の地下水等の水を確実に排出す
ることができる、防水シート張設貯水槽における
浸入地下水等の排除装置を提供しようとするにあ
る。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、内
面に防水シートが所要部分固定された状態に張設
せられた貯水槽において、貯水槽内の所要箇所に
浸入地下水等排出用パイプが、槽の底壁より上壁
もしくは上壁近くまでのびた状態に起立状に配置
され、貯水槽の底壁上面の防水シート部分に貫通
孔があけられ、この貫通孔に上記浸入地下水等排
出用パイプの下端部が挿通されて、排出用パイプ
の下端部と防水シートとが、排出用パイプ側に接
合された短い筒部と防水シート側に接合された鍔
部とよりなる接合部材を介して水密に結合され、
該排出用パイプに浸入地下水等を槽外に排出する
排出手段が装備されている、防水シート張設貯水
槽における浸入地下水等の排除装置を要旨として
いる。
面に防水シートが所要部分固定された状態に張設
せられた貯水槽において、貯水槽内の所要箇所に
浸入地下水等排出用パイプが、槽の底壁より上壁
もしくは上壁近くまでのびた状態に起立状に配置
され、貯水槽の底壁上面の防水シート部分に貫通
孔があけられ、この貫通孔に上記浸入地下水等排
出用パイプの下端部が挿通されて、排出用パイプ
の下端部と防水シートとが、排出用パイプ側に接
合された短い筒部と防水シート側に接合された鍔
部とよりなる接合部材を介して水密に結合され、
該排出用パイプに浸入地下水等を槽外に排出する
排出手段が装備されている、防水シート張設貯水
槽における浸入地下水等の排除装置を要旨として
いる。
上記排出用パイプに装備される浸入地下水等を
槽外に排出する排水手段としては、例えば排出用
パイプ内の底部にポンプを装備し、これに浸入地
下水等排出用ホースの下端部を接続し、同ホース
の上端部は槽上壁の開口部より取り出すようにす
れば良い。
槽外に排出する排水手段としては、例えば排出用
パイプ内の底部にポンプを装備し、これに浸入地
下水等排出用ホースの下端部を接続し、同ホース
の上端部は槽上壁の開口部より取り出すようにす
れば良い。
作 用
上記において、貯水槽の底壁および側壁より浸
入した地下水は、防水シートと壁面の間を移行し
て、底壁と防水シートとの間および地下水等排出
用パイプ内に溜まる。そこで、排水手段として例
えば排出用パイプ内の底部に装備したポンプを、
地下水が多いときには連続的に、また少ないとき
は周期的にを作動させて、地下水を排出するもの
である。
入した地下水は、防水シートと壁面の間を移行し
て、底壁と防水シートとの間および地下水等排出
用パイプ内に溜まる。そこで、排水手段として例
えば排出用パイプ内の底部に装備したポンプを、
地下水が多いときには連続的に、また少ないとき
は周期的にを作動させて、地下水を排出するもの
である。
実施例
つぎに、この考案の実施例を、図面に基づいて
説明する。
説明する。
この考案を飲料水用貯水槽に適用した第1実施
例を示す第1図と第2図において、1はコンクリ
ート製の建造物、2は建造物1の地面Gより低い
地下部分の一画に設けられた平面よりみて方形の
貯水槽で、これの底壁3と周側壁5の内面に防水
シート7が接合体8および固定金具9によつて所
要部分固定された状態に張設せられている。
例を示す第1図と第2図において、1はコンクリ
ート製の建造物、2は建造物1の地面Gより低い
地下部分の一画に設けられた平面よりみて方形の
貯水槽で、これの底壁3と周側壁5の内面に防水
シート7が接合体8および固定金具9によつて所
要部分固定された状態に張設せられている。
10は貯水槽2内の所要箇所において底壁3上
面の防水シート7部分にあけられた貫通孔、11
は貯水槽2の底壁3上面より上壁4の開口部16
までのびた状態に起立状に配置された硬質ポリ塩
化ビニル製の浸入地下水等排出用パイプで、上記
防水シート7の貫通孔10にこれの下端部が挿通
されて、排出用パイプ11の下端部と防水シート
7とが、排出用パイプ11側に接合された短い筒
部12aと防水シート7側に接合された鍔部12
bとよりなるポリ塩化ビニル製の接合部材12を
介して水密に結合されている。14は排出用パイ
プ11を貯水槽2内に起立状に保持するために槽
側壁5に固定された上下一対の取付金具、15は
槽上壁4の開口部16より排出用パイプ11内に
挿入された浸入地下水等排出用ホースで、これの
下端部は排出用パイプ11内の底部に装備された
電磁弁方式のポンプPに接続されている。17は
槽上壁4の開口部16内周面と排出用パイプ11
外周面との間に充填されたシール用モルタルであ
る。
面の防水シート7部分にあけられた貫通孔、11
は貯水槽2の底壁3上面より上壁4の開口部16
までのびた状態に起立状に配置された硬質ポリ塩
化ビニル製の浸入地下水等排出用パイプで、上記
防水シート7の貫通孔10にこれの下端部が挿通
されて、排出用パイプ11の下端部と防水シート
7とが、排出用パイプ11側に接合された短い筒
部12aと防水シート7側に接合された鍔部12
bとよりなるポリ塩化ビニル製の接合部材12を
介して水密に結合されている。14は排出用パイ
プ11を貯水槽2内に起立状に保持するために槽
側壁5に固定された上下一対の取付金具、15は
槽上壁4の開口部16より排出用パイプ11内に
挿入された浸入地下水等排出用ホースで、これの
下端部は排出用パイプ11内の底部に装備された
電磁弁方式のポンプPに接続されている。17は
槽上壁4の開口部16内周面と排出用パイプ11
外周面との間に充填されたシール用モルタルであ
る。
上記貯水槽2において、防水シート7として
は、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性合成樹脂製シート、あるい
は非加硫ゴム系シート、ゴムアスフアルト系シー
ト等を使用するが、とくに接着性の点で軟質ポリ
塩化ビニル製シートを使用するのが好ましい。こ
の防水シート7の厚みは、通常約1.0〜2.0mmであ
る。
は、軟質ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の熱可塑性合成樹脂製シート、あるい
は非加硫ゴム系シート、ゴムアスフアルト系シー
ト等を使用するが、とくに接着性の点で軟質ポリ
塩化ビニル製シートを使用するのが好ましい。こ
の防水シート7の厚みは、通常約1.0〜2.0mmであ
る。
また接合体8としては、硬質または半硬質の合
成樹脂板、金属板、あるいは接着性を良くするた
めに塩化ビニル樹脂を片面もしくは両面に被覆し
た鋼板等の板材を使用する。
成樹脂板、金属板、あるいは接着性を良くするた
めに塩化ビニル樹脂を片面もしくは両面に被覆し
た鋼板等の板材を使用する。
接合体8をコンクリート壁に固定する固定金具
9としては、開脚釘、カール・プラグ等を使用す
る。
9としては、開脚釘、カール・プラグ等を使用す
る。
防水シート7を接合体8に接合する接着剤とし
ては、エポキシ系、ウレタン系およびゴム系接着
剤等を使用し得るが、とくい防水シート7と接合
体8の接合面とが共に塩化ビニル樹脂からなる場
合には、テトラヒドロフラン単独、あるいはテト
ラヒドロフランに少量の塩化ビニル樹脂を溶解し
た溶剤型接着剤を使用すれば、耐久性にすぐれた
接着効果を生じるので、好ましい。なお、地下水
等排出用パイプ11の下端部外周面と接合部材1
2の短い筒部12a内面、並びに防水シート7の
貫通孔10周辺部上面と接合部材12の鍔部12
b下面とをそれぞれ接合する接着剤層13として
は、上記と同様の接着剤を使用し得る。
ては、エポキシ系、ウレタン系およびゴム系接着
剤等を使用し得るが、とくい防水シート7と接合
体8の接合面とが共に塩化ビニル樹脂からなる場
合には、テトラヒドロフラン単独、あるいはテト
ラヒドロフランに少量の塩化ビニル樹脂を溶解し
た溶剤型接着剤を使用すれば、耐久性にすぐれた
接着効果を生じるので、好ましい。なお、地下水
等排出用パイプ11の下端部外周面と接合部材1
2の短い筒部12a内面、並びに防水シート7の
貫通孔10周辺部上面と接合部材12の鍔部12
b下面とをそれぞれ接合する接着剤層13として
は、上記と同様の接着剤を使用し得る。
また接合体8としては、貯水槽2の底壁3およ
び側壁5の中間部分では、円形の接合体および平
たい帯板状の接合体を使用する。またこれらの壁
3,5の角部には、横断面略L形の帯板状の接合
体を使用する。
び側壁5の中間部分では、円形の接合体および平
たい帯板状の接合体を使用する。またこれらの壁
3,5の角部には、横断面略L形の帯板状の接合
体を使用する。
なお、図示は省略したが、コンクリート壁面の
凹凸部の段差を吸収しかつ凹凸部により防水シー
ト7が破けるのを防止するためにコンクリート壁
面と防水シート7との間に養生シートを介在させ
る場合もある。このような養生シートとしては、
例えばポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂およ
びポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の独立発
泡体よりなる厚さ1〜4mmの発泡シートを使用す
るか、または上記発泡シートに、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂お
よびポリエステル樹脂のフイルムあるいはこれら
の樹脂よりつくられた織布もしくは不織布からな
る補強層を接着剤あるいは加熱により全面に貼り
付けてなるシートを使用すると良い。
凹凸部の段差を吸収しかつ凹凸部により防水シー
ト7が破けるのを防止するためにコンクリート壁
面と防水シート7との間に養生シートを介在させ
る場合もある。このような養生シートとしては、
例えばポリエチレン樹脂、ポリウレタン樹脂およ
びポリ塩化ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂の独立発
泡体よりなる厚さ1〜4mmの発泡シートを使用す
るか、または上記発泡シートに、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂お
よびポリエステル樹脂のフイルムあるいはこれら
の樹脂よりつくられた織布もしくは不織布からな
る補強層を接着剤あるいは加熱により全面に貼り
付けてなるシートを使用すると良い。
上記において、貯水槽2のコンクリート製底壁
3および側壁5より浸入した地下水は、防水シー
ト7とコンクリート壁の間を移行して、底壁3と
防水シート7との間および地下水等排出用パイプ
11内に溜まる。そして地下水が多いときには連
続的に、また少ないときは周期的にポンプPを作
動させて、地下水を排出する。なおこの場合、図
示しないセンサを設けることにより、排出用パイ
プ11内の水面が一定レベルになるとポンプPが
自動的に作動して地下水を排出するようにするの
が好ましい。
3および側壁5より浸入した地下水は、防水シー
ト7とコンクリート壁の間を移行して、底壁3と
防水シート7との間および地下水等排出用パイプ
11内に溜まる。そして地下水が多いときには連
続的に、また少ないときは周期的にポンプPを作
動させて、地下水を排出する。なおこの場合、図
示しないセンサを設けることにより、排出用パイ
プ11内の水面が一定レベルになるとポンプPが
自動的に作動して地下水を排出するようにするの
が好ましい。
また、地下水等排出用ポンプPとしては、その
他の構造のポンプを使用しても勿論よく、例えば
地下水等排出用ポンプPを排出用パイプ11内に
装備することなく、これを貯水槽2外に装備し
て、地下水等排出用ホース15の先端部を排出用
パイプ11内の底部まで導入するようにしても良
い。あるいはまた排出用パイプ11の上端部を細
くして、このパイプ11の上端部に地下水等排出
用ホース15の先端部を直接接続し、槽2外に設
置した排出用ポンプPにより地下水等の水を排出
するようにしても良い。
他の構造のポンプを使用しても勿論よく、例えば
地下水等排出用ポンプPを排出用パイプ11内に
装備することなく、これを貯水槽2外に装備し
て、地下水等排出用ホース15の先端部を排出用
パイプ11内の底部まで導入するようにしても良
い。あるいはまた排出用パイプ11の上端部を細
くして、このパイプ11の上端部に地下水等排出
用ホース15の先端部を直接接続し、槽2外に設
置した排出用ポンプPにより地下水等の水を排出
するようにしても良い。
第3図と第4図は、この考案を蓄熱槽2に適用
した第2実施例を示すものである。
した第2実施例を示すものである。
ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
貯水槽、すなわち蓄熱槽2のコンクリート製の底
壁3、上壁4および周側壁5の内面と、防水シー
ト7との間に断熱材20が敷設されるとともに、
この断熱材20と防水シート7との間に可塑剤移
行防止シート21が介在させられている点、およ
び浸入地下水等排出用パイプ11の下端部だけで
なく、同パイプ11の上端部も貯水槽2内の所要
箇所において上壁4下面の防水シート7部分にあ
けられた貫通孔10に挿通され、排出用パイプ1
1の上端部と防水シート7とが、短い筒部12a
と鍔部12bとよりなるポリ塩化ビニル製の接合
部材12を介して接着剤層13により水密に接合
されている点にある。
貯水槽、すなわち蓄熱槽2のコンクリート製の底
壁3、上壁4および周側壁5の内面と、防水シー
ト7との間に断熱材20が敷設されるとともに、
この断熱材20と防水シート7との間に可塑剤移
行防止シート21が介在させられている点、およ
び浸入地下水等排出用パイプ11の下端部だけで
なく、同パイプ11の上端部も貯水槽2内の所要
箇所において上壁4下面の防水シート7部分にあ
けられた貫通孔10に挿通され、排出用パイプ1
1の上端部と防水シート7とが、短い筒部12a
と鍔部12bとよりなるポリ塩化ビニル製の接合
部材12を介して接着剤層13により水密に接合
されている点にある。
上記蓄熱槽2において、断熱材20としては、
例えばポリスチロール、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリエチレン等の樹脂発泡体を使用する
が、これらのうち、とくにポリスチロール発泡体
を使用するのが経済的に有利である。断熱材20
の厚みは約25〜100mmである。また可塑剤移行防
止シート21は、防水シート7が例えば軟質塩化
ビニルシートよりなり、かつ断熱材20がポリス
チロールまたはポリ塩化ビニルの発泡体よりなる
ものである場合に使用されるもので、このような
可塑剤移行防止シート21としては、例えばポリ
エチレンもしくはポリプロピレンのフイルムまた
は発泡体、さらにこれら樹脂の発泡体と織布との
複合体を使用する。
例えばポリスチロール、ポリ塩化ビニル、ポリウ
レタン、ポリエチレン等の樹脂発泡体を使用する
が、これらのうち、とくにポリスチロール発泡体
を使用するのが経済的に有利である。断熱材20
の厚みは約25〜100mmである。また可塑剤移行防
止シート21は、防水シート7が例えば軟質塩化
ビニルシートよりなり、かつ断熱材20がポリス
チロールまたはポリ塩化ビニルの発泡体よりなる
ものである場合に使用されるもので、このような
可塑剤移行防止シート21としては、例えばポリ
エチレンもしくはポリプロピレンのフイルムまた
は発泡体、さらにこれら樹脂の発泡体と織布との
複合体を使用する。
なお、場合によつては、このような可塑剤移行
防止シート21をコンクリート壁の内面と、防水
シート7との間に介在させないこともある。
防止シート21をコンクリート壁の内面と、防水
シート7との間に介在させないこともある。
第5図と第6図は、この考案の第3実施例を示
すものである。
すものである。
ここで、上記第2実施例の場合と異なる点は、
蓄熱槽2内の底壁3所要部分に地下水等貯留ピツ
ト22が設けられていて、浸入地下水等排出用パ
イプ11の下端部がこの貯留ピツト22内に差し
込まれている点、排出用パイプ11の上端が、槽
上壁4近くまでのびた状態に起立状に配置され、
かつ槽上壁4に開口部(マンホール)16があけ
られている点、および蓄熱槽2の底壁3上面に横
断面逆U字形の地下水等集水用部材25が周側壁
5のうち土に面する側壁寄りにかつ該側壁の全長
に渡つて設けられている点にある。
蓄熱槽2内の底壁3所要部分に地下水等貯留ピツ
ト22が設けられていて、浸入地下水等排出用パ
イプ11の下端部がこの貯留ピツト22内に差し
込まれている点、排出用パイプ11の上端が、槽
上壁4近くまでのびた状態に起立状に配置され、
かつ槽上壁4に開口部(マンホール)16があけ
られている点、および蓄熱槽2の底壁3上面に横
断面逆U字形の地下水等集水用部材25が周側壁
5のうち土に面する側壁寄りにかつ該側壁の全長
に渡つて設けられている点にある。
上記地下水等貯留ピツト22の上面開口部に
は、多数の通水孔24を有する蓋(目皿)23が
被せられていて、この蓋23の中央部を貫通した
浸入地下水等排出用パイプ11の下端部が地下水
等貯留ピツト22内に差し込まれている。なお、
この排出用パイプ11の下端部の蓋23より下側
の周壁部分には多数の通水孔18があけられてい
る。また横断面逆U字形の集水用部材25は断熱
材20の厚みに略等しい高さを有するとともに、
集水用部材25の一端部は蓋13の上面に位置
し、かつ集水用部材25の両側壁の下縁部には多
数の通水用切欠き26が設けられている。
は、多数の通水孔24を有する蓋(目皿)23が
被せられていて、この蓋23の中央部を貫通した
浸入地下水等排出用パイプ11の下端部が地下水
等貯留ピツト22内に差し込まれている。なお、
この排出用パイプ11の下端部の蓋23より下側
の周壁部分には多数の通水孔18があけられてい
る。また横断面逆U字形の集水用部材25は断熱
材20の厚みに略等しい高さを有するとともに、
集水用部材25の一端部は蓋13の上面に位置
し、かつ集水用部材25の両側壁の下縁部には多
数の通水用切欠き26が設けられている。
なお、上記第2実施例および第3実施例のその
他の点は、上記第1実施例の場合と同様であるの
で、図面において同一のものには同一の符号を付
した。
他の点は、上記第1実施例の場合と同様であるの
で、図面において同一のものには同一の符号を付
した。
この考案による装置は、上記実施例のような飲
料水用貯水槽および蓄熱槽だけでなく、プールそ
の他の貯水槽にも全く同様に適用されるものであ
る。
料水用貯水槽および蓄熱槽だけでなく、プールそ
の他の貯水槽にも全く同様に適用されるものであ
る。
考案の効果
この考案による防水シート張設貯水槽における
浸入地下水等の排除装置は、上述のように、貯水
槽内の所要箇所に浸入地下水等排出用パイプが、
槽の底壁より上壁もしくは上壁近くまでのびた状
態に起立状に配置され、貯水槽の底壁上面の防水
シート部分に貫通孔があけられ、この貫通孔に上
記浸入地下水等排出用パイプの下端部が挿通され
て、排出用パイプの下端部と防水シートとが、排
出用パイプ側に接合された短い筒部と防水シート
側に接合された鍔部とよりなる接合部材を介して
水密に結合され、該排出用パイプに浸入地下水等
を槽外に排出する排水手段が装備されているもの
であるから、貯水槽内のコンクリート壁と防水シ
ートとの間に浸入した地下水等の水を非常に円滑
に貯水槽外に排出することができるとともに、貯
水槽の設置作業が容易であり、また非常にコンパ
クトで、貯水槽のみの設地面積だけでよく、かつ
貯水槽が複数個並んで設けられている場合にも、
施工が簡単であるとともに、各貯水槽内の地下水
等の水を確実に排出することができる。またとく
に、貯水槽の底壁上面の防水シート部分にあけら
れた貫通孔に排出用パイプの下端部が挿通され、
この排出用パイプの下端部と防水シートとが、排
出用パイプ側に接合された短い筒部と防水シート
側に接合された鍔部とよりなる接合部材を介して
結合されているので、排出用パイプの下端部と防
水シートとの接続がきわめて水密であり、従つて
槽底壁と防水シートとの間に溜まつた地下水等が
貯水槽の内部に入り込むようなことがなく、貯水
槽内の水が外部地下水等によつて汚されるような
事態を確実に防止することができるという効果を
奏する。
浸入地下水等の排除装置は、上述のように、貯水
槽内の所要箇所に浸入地下水等排出用パイプが、
槽の底壁より上壁もしくは上壁近くまでのびた状
態に起立状に配置され、貯水槽の底壁上面の防水
シート部分に貫通孔があけられ、この貫通孔に上
記浸入地下水等排出用パイプの下端部が挿通され
て、排出用パイプの下端部と防水シートとが、排
出用パイプ側に接合された短い筒部と防水シート
側に接合された鍔部とよりなる接合部材を介して
水密に結合され、該排出用パイプに浸入地下水等
を槽外に排出する排水手段が装備されているもの
であるから、貯水槽内のコンクリート壁と防水シ
ートとの間に浸入した地下水等の水を非常に円滑
に貯水槽外に排出することができるとともに、貯
水槽の設置作業が容易であり、また非常にコンパ
クトで、貯水槽のみの設地面積だけでよく、かつ
貯水槽が複数個並んで設けられている場合にも、
施工が簡単であるとともに、各貯水槽内の地下水
等の水を確実に排出することができる。またとく
に、貯水槽の底壁上面の防水シート部分にあけら
れた貫通孔に排出用パイプの下端部が挿通され、
この排出用パイプの下端部と防水シートとが、排
出用パイプ側に接合された短い筒部と防水シート
側に接合された鍔部とよりなる接合部材を介して
結合されているので、排出用パイプの下端部と防
水シートとの接続がきわめて水密であり、従つて
槽底壁と防水シートとの間に溜まつた地下水等が
貯水槽の内部に入り込むようなことがなく、貯水
槽内の水が外部地下水等によつて汚されるような
事態を確実に防止することができるという効果を
奏する。
図面はこの考案の3つ実施例を示すもので、第
1図は第1実施例に貯水槽の垂直断面図、第2図
は第1図の貯水槽の底壁部分の拡大断面図、第3
図は第2実施例の蓄熱槽の底壁部分の拡大断面
図、第4図は同上壁部分の拡大断面図、第5図は
第3実施例の蓄熱槽の垂直断面図、第6図は第5
図−線に沿う拡大断面図である。 1……コンクリート製建造物、2……貯水槽
(蓄熱槽)、3……底壁、4……上壁、5……側
壁、7……防水シート、10……貫通孔、11…
…地下水等排出用パイプ、12……接合部材、1
2a……短い筒部、12b……鍔部、15……地
下水等排出用ホース、20……断熱材、21……
可塑材移行防止シート、22……地下水等貯留ピ
ツト、23……孔あき蓋、25……地下水等集水
用部材、P……ポンプ。
1図は第1実施例に貯水槽の垂直断面図、第2図
は第1図の貯水槽の底壁部分の拡大断面図、第3
図は第2実施例の蓄熱槽の底壁部分の拡大断面
図、第4図は同上壁部分の拡大断面図、第5図は
第3実施例の蓄熱槽の垂直断面図、第6図は第5
図−線に沿う拡大断面図である。 1……コンクリート製建造物、2……貯水槽
(蓄熱槽)、3……底壁、4……上壁、5……側
壁、7……防水シート、10……貫通孔、11…
…地下水等排出用パイプ、12……接合部材、1
2a……短い筒部、12b……鍔部、15……地
下水等排出用ホース、20……断熱材、21……
可塑材移行防止シート、22……地下水等貯留ピ
ツト、23……孔あき蓋、25……地下水等集水
用部材、P……ポンプ。
Claims (1)
- 内面に防水シート7が所要部分固定された状態
に張設せられた貯水槽2において、貯水槽2内の
所要箇所に浸入地下水等排出用パイプ11が、槽
2の底壁3より上壁4もしくは上壁4近くまでの
びた状態に起立状に配置され、貯水槽2の底壁3
上面の防水シート7部分に貫通孔10があけら
れ、この貫通孔10に上記浸入地下水等排出用パ
イプ11の下端部が挿通されて、排出用パイプ1
1の下端部と防水シート7とが、排出用パイプ1
1側に接合された短い筒部12aと防水シート7
側に接合された鍔部12bとよりなる接合部材1
2を介して水密に結合され、該排出用パイプ11
に浸入地下水等を槽2外に排出する排水手段が装
備されている、防水シート張設貯水槽における浸
入地下水等の排除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988135936U JPH0518316Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988135936U JPH0518316Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0256196U JPH0256196U (ja) | 1990-04-24 |
| JPH0518316Y2 true JPH0518316Y2 (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=31395984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988135936U Expired - Lifetime JPH0518316Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518316Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5828187B2 (ja) * | 1978-08-30 | 1983-06-14 | 千代田化工建設株式会社 | 底部内面を被覆した液体貯槽 |
| JPS56151686A (en) * | 1980-04-26 | 1981-11-24 | Tominaga Oil Pump | Storage tank for liquid |
| JPH0329420Y2 (ja) * | 1985-02-22 | 1991-06-24 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP1988135936U patent/JPH0518316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0256196U (ja) | 1990-04-24 |
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