JPH05183259A - 高密度プリント配線板の製造方法 - Google Patents

高密度プリント配線板の製造方法

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JPH05183259A
JPH05183259A JP36014591A JP36014591A JPH05183259A JP H05183259 A JPH05183259 A JP H05183259A JP 36014591 A JP36014591 A JP 36014591A JP 36014591 A JP36014591 A JP 36014591A JP H05183259 A JPH05183259 A JP H05183259A
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plating
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circuit pattern
resist
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Nobuhito Hayashi
信人 林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッキ落ち,メッキ拡がり,ソルダーレジス
トのアンダーカットを生ずることがなく,高密度で信頼
性に優れた,高密度プリント配線板の製造方法を提供す
ること。 【構成】 絶縁基板9上に形成されためっきレジスト1
に対して化学メッキを施すことにより高密度でファイン
なプリント配線板を製造する方法であって,導体回路パ
ターン2のパターン間に導体回路パターン2の高さをほ
ぼ同一面となす。その後,化学メッキを施すべき導体回
路パターン2以外の部分をソルダーレジスト3により被
覆し,Niメッキ膜22,Auメッキ膜23等の化学メ
ッキを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高密度でファインな導
体回路パターンを有する,高密度プリント配線板の製造
方法に関する。
【0002】
【従来技術】近年,電子機器の小型化に伴い,これを実
装するためのプリント配線板に対しても,ファインで高
密度化への要求が強くなっている。従来,上記プリント
配線板は,特に産業用のものに対しては高い信頼性が要
求されることから,主としてサブトラクティブ法により
製造されている。これは,導体回路パターンが絶縁基板
に対して密着強度が高いことによる。上記サブトラクテ
ィブ法は,図7〜図11に示すごとく,銅箔91を有す
る銅張り積層板9を出発材料として,導体回路パターン
として不必要な銅箔91を部分的にエッチングにより溶
解除去する方法である。
【0003】即ち,図7に示すごとく,まず上記銅張り
積層板9に,スルーホール形成用,位置合せ用などの穴
90を多数,所定の個所に明ける。次に,図8に示すご
とく,エッチングレジスト92を,銅張り積層板9にお
ける,導体回路パターンを形成する部分以外の表面に被
覆する。次いで,図9に示すごとく,塩化銅溶液を用い
た無電解メッキによりCuメッキ膜93を形成し,導体
回路パターン900のベースを形成する。
【0004】以上のごとく,上記サブトラクティブ法
は,図7〜図9に示す工程により導体回路パターン90
0を形成する方法である。その後,図10に示すごと
く,上記Cuメッキ膜93の表面において,化学メッキ
を施さない部分には,写真現像型のソルダーレジスト9
4を被覆する。そして,図11に示すごとく,上記Cu
メッキ膜93の表面に,化学メッキによりNiメッキ膜
95を施す。また,該Niメッキ膜95の表面には,化
学置換法及び化学還元法により,Auメッキ膜96を施
す。
【0005】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来技術
には,次の問題点がある。即ち,上記Cuメッキ膜9
3,Niメッキ膜95,Auメッキ膜96により形成さ
れた導体回路パターン900は,その線間距離が100
μm以下の高密度でファインな場合においては,図12
に示すごとく,メッキ落ち97を生ずる。
【0006】また,図13に示すごとく,メッキ拡がり
98と称する,隣接するパターン相互間のショート部分
を生ずる。上記メッキ落ち部分97及びメッキ拡がり9
8は,いずれも線間距離が100μm以下と極めて小さ
いピッチであるために,メッキ液が線間において流れに
くくなるために生ずる現象と考えられる。一方,上記サ
ブトラクティブ法においては,上記ソルダーレジスト9
4が,導体回路パターン900の上の部分である上方部
分940において,その厚みが薄くなり易い。
【0007】ところが,ソルダーレジスト94を硬化す
るための現像処理は,一般に該ソルダーレジスト94の
厚みが大きい部分941,即ち導体回路パターン以外の
上方部分に合わせて行われる。そのため,上記導体回路
パターン900上の上方部分940においては,現像が
過剰となり,ソルダーレジスト94が硬化し過ぎる場合
を生ずる。その結果,図14に示すごとく,ソルダーレ
ジスト94の境界端部において,下方が欠損したアンダ
ーカット99を生じ易い。
【0008】また,上記Niメッキ膜95及びAuメッ
キ膜96を施す際の液温が80℃〜90℃と比較的高温
の厳しい条件下では,上記ソルダーレジスト94のアン
ダーカット99にメッキ液が浸み込むことがある。その
結果,ソルダーレジスト94が楔を打ち込まれたよう
に,順次剥離していく場合がある。本発明は,かかる従
来の問題点に鑑みてなされたもので,メッキ落ち,メッ
キ拡がり,アンダーカットを生ずることがなく,高密度
で信頼性に優れた,高密度プリント配線板の製造方法を
提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】本発明は,絶縁基板に形成された導
体回路パターンに対して,該導体回路パターンの表面に
化学メッキを施すに際して,上記導体回路パターンの表
面を覆うようにめっきレジストを被覆し,その後化学メ
ッキを施すべき導体回路パターンの付近のめっきレジス
トを除去して導体回路パターンを露出させ,かつ露出部
分における導体回路パターンとめっきレジストの高さを
ほぼ同一面となし,その後化学メッキを施すことを特徴
とする高密度プリント配線板の製造方法にある。
【0010】本発明において最も注目すべきことは,上
記導体回路パターンの表面をめっきレジストにより被覆
し,その後化学メッキを施すべき部分のめっきレジスト
を除去して導体回路パターンを露出させ,該導体回路パ
ターンとめっきレジストの高さをほぼ同一面とし,その
後化学メッキを施すことにある。上記めっきレジストと
しては,例えばドライフィルムを用いる。また,該めっ
きレジストを除去する方法としては,例えばサンドペー
パーを用いる研磨加工法がある。
【0011】上記導体回路パターンは,例えば化学メッ
キによるCuメッキ膜,半田剥離法による半田を用いた
パターンメッキ膜により形成する。また,上記絶縁基板
としては,例えばガラス繊維により強化したガラスエポ
キシ基板,銅箔積層基板を用いる。また,上記導体回路
パターン形成のために,化学メッキによるCuメッキ膜
を,ガラスエポキシ基板の表面に形成するに当たって
は,例えばアディティブ法を用いる。このアディティブ
法は,例えばガラスエポキシ基板等の絶縁基板の表面
に,耐熱性及び電気絶縁性に優れたエポキシ樹脂接着剤
を塗布することにより行う。その後,アンカーを形成す
るために,上記エポキシ樹脂接着剤の粗化を行う。そし
て,粗化後は,触媒をその表面に付与する。その後,上
記のごとく,めっきレジストを上記のごとく施し,導体
回路パターンの上面に,Cuメッキ膜,Niメッキ膜,
Auメッキ膜などの化学メッキを形成する。
【0012】
【作用及び効果】本発明においては,隣接する導体回路
パターン間には,導体回路パターンと高さがほぼ同一面
のめっきレジストが被覆してある(図3参照)。そのた
め,導体回路上に化学メッキを施した際に,隣接する導
体回路パターン間に,メッキ落ち,メッキ拡がりを生ず
ることがなく,またアンダーカットを生ずることがない
(図6参照)。上記メッキ落ち及びメッキ拡がりを生じ
ない理由は,導体回路パターンの間に,該導体回路パタ
ーンとほぼ同一面までめっきレジストが形成してあるた
め,化学メッキが横方向に拡がらないからである。
【0013】また,アンダーカットを生じない理由は,
導体回路パターン間にこれと同一面上までめっきレジス
トが形成してあるため,化学メッキを施さない部分に被
覆するソルダーレジストの厚みを均一にすることができ
ることによる(図4,5参照)。また,これらにより,
高密度で信頼性に優れた導体回路パターンを形成するこ
とができる。以上のごとく,本発明によれば,メッキ落
ち,メッキ拡がり,アンダーカットを生ずることがな
く,高密度で信頼性に優れた,高密度プリント配線板の
製造方法を提供することができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例にかかる高密度プリント配線
板の製造方法につき,図1〜図6を用いて説明する。本
例は,まず図1に示すごとく,絶縁基板9に形成された
導体回路パターン2に対して,該導体回路パターン2の
表面に化学メッキを施すことにより,高密度でファイン
な,プリント配線板を製造するものである。まず,その
概要を説明すれば,図2に示すごとく,絶縁基板9上
に,めっきレジスト1を被覆する。これに,Cuメッキ
膜21を形成して,図4に示すごとく,導体回路パター
ン2とめっきレジスト1の高さをほぼ同一面となすプリ
ント配線板を従来と同様アディティブ法で作成する。
【0015】そして,図4,図5に示すごとく,化学メ
ッキを施すべき導体回路パターン2以外の部分をソルダ
ーレジスト3により被覆し,その後Niメッキ膜22,
Auメッキ膜23の化学メッキを施す。このようにし
て,上記図1に示した高密度プリント配線板を得る。こ
こで,まず注目すべきことは,導体回路パターン2の線
間距離は,約50〜60μmで,高密度でファインなこ
とである。
【0016】上記導体回路パターン2は,図1に示すご
とく化学メッキにより形成した,Cuメッキ膜21と,
Niメッキ膜22と,Auメッキ膜23とよりなる。上
記Cuメッキ膜21は,膜厚みが約30μmである。ま
た,上記Niメッキ膜22は,膜厚みが約5μmであ
る。また,上記Auメッキ膜23は,膜厚みが約0.5
μmである。
【0017】次に,上記高密度プリント配線板の製造方
法につき,図1〜図6を用いて具体的に説明する。先
ず,絶縁基板9上に,図2に示すごとく,アディティブ
法により,上記Cuメッキ膜21を形成する。即ち,上
記アディティブ法は,銅箔を表面に有しない,ガラスエ
ポキシ基板からなる絶縁基板9を用いる。そして,上記
絶縁基板9の表面には,先ず耐熱性及び電気絶縁性に優
れたエポキシ樹脂接着剤(図示略)を塗布する。そし
て,これを加熱し,硬化させる。
【0018】次に,上記エポキシ樹脂接着剤をアンカー
形成のために粗化する。次いで,粗化した該エポキシ樹
脂接着剤の表面に,塩酸系パラジウム溶液を用いて活性
化処理(図示略)を行う。その後,図2に示すごとく,
絶縁基板9上に,化学メッキにより導体回路パターン2
の基礎となる上記Cuメッキ膜21を形成する。次に,
上記Cuメッキ膜21を含めて回路パターン2の表面を
覆うように,めっきレジスト1を被覆する。
【0019】上記めっきレジスト1は,永久レジスト型
のドライフィルムを用いる。該めっきレジスト1は,厚
みが約40μmで,柔軟性を有する。次いで,図4に示
すごとく,化学メッキを施すべき導体回路パターン2の
付近のめっきレジスト1を除去して導体回路パターン2
の表面を露出させる。そして,該露出部分における該導
体回路パターン2とめっきレジスト1の高さを,ほぼ同
一面となす。
【0020】上記導体回路パターン1を露出させる手段
としては,まずサンドペーパーを用いた研磨加工を用い
る。次いで,導体回路パターン2とめっきレジスト1と
の高さを,ほぼ同一面となす手段としては,ポリッシャ
加工を用いる。次に,図4に示すごとく,化学メッキを
施すべき導体回路パターン2以外の部分を,ソルダーレ
ジスト3により被覆する。該ソルダーレジスト3は,写
真現像型の光硬化性樹脂よりなる。そのため,該ソルダ
ーレジスト3は,露光現像して硬化させる。
【0021】その後,図5に示すごとく,化学メッキを
施す部分の上記Cuメッキ膜21の表面に,まず化学メ
ッキによりNiメッキ膜22を施す。Niメッキ膜22
を施すに当たっては,メッキ液の液温を80℃に調整
し,またpHを4に調整する。次いで,上記Niメッキ
膜22上には,Auメッキ膜23を化学メッキにより施
す。該Auメッキ膜23は,化学置換法及び化学還元法
により形成する。化学置換法は,メッキ液の液温を90
℃に調整し,またpHを4に調整して行う。また,化学
還元法は,液温を75℃に調整し,またpHを13に調
整して行う。
【0022】次に,作用効果につき説明する。本例にお
いては,隣接する導体回路パターン2の間には,図4に
示すごとく,導体回路パターン2と高さがほぼ同一面の
めっきレジスト1が被覆してある。そのため,従来のご
とく,隣接する導体回路パターン2間に,メッキ落ち,
メッキ拡がり,アンダーカット(図6)を生ずることが
ない。ここで,図6は,導体回路パターン2において,
化学メッキを施さない部分の表面に,ソルダーレジスト
3を被覆した状態を示すものであるが,従来のごとく,
ソルダーレジスト3にアンダーカットを生じていない。
上記メッキ落ち及びメッキ拡がりを生じない理由は,ア
ディティブ法により形成したCuメッキ膜21からなる
導体回路パターン2間に,該導体回路パターン2とほぼ
同一面までめっきレジスト1が形成してある(図3)た
め,化学メッキを形成してもこれらが横方向に広がらな
いからである。
【0023】また,上記アンダーカットを生じない理由
は,図4に示すごとく,導体回路パターン2間にこれと
同一面上までめっきレジスト1が形成してある。そのた
め,導体回路パターン2において化学メッキを施さない
部分に被覆するソルダーレジスト3の厚みを均一にする
ことができるからである。また,これらにより,高密度
で信頼性に優れた導体回路パターンを形成することがで
きる。また,上記Cuメッキ膜21を形成するに当た
り,耐熱性,電気絶縁性に優れたエポキシ樹脂接着剤を
用いている。そのため,導体回路パターン2間の電気絶
縁性に優れ,高い信頼性が得られる。また,Cuメッキ
膜21の密着強度が高温下でも安定し,耐熱性に優れ
る。
【0024】また,図3に示すごとく,めっきレジスト
1と導体回路パターン2の高さをほぼ同一面にしてある
ため,該導体回路パターン2が平坦性に優れ,高密度表
面実装に最適である。以上のごとく,本例によれば,図
1に示すごとく,高密度でファインな信頼性に優れた,
高密度プリント配線板を得ることができる。なお,上記
アディティブ法により形成したCuメッキ膜21に代え
て,半田剥離法による半田を用いたパターンメッキ膜と
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる高密度プリント配線板の断面を
示す,図5のA−A線矢視断面図。
【図2】実施例における,絶縁基板に形成した導体回路
パターンを示す斜視図。
【図3】実施例における,めっきレジストと導体回路パ
ターンの高さをほぼ同一面となした状態を示す斜視図。
【図4】実施例における,化学メッキしない導体回路パ
ターンの表面にソルダーレジストを被覆した状態を示す
斜視図。
【図5】実施例における,導体回路パターンの表面に化
学メッキ膜を施した状態を示す斜視図。
【図6】実施例における,導体回路パターンの表面にソ
ルダーレジストを被覆した状態を示す斜視図。
【図7】従来例における,絶縁基板に穴明けをした状態
を示す斜視図。
【図8】従来例における,絶縁基板にエッチングレジス
トを被覆した状態を示す斜視図。
【図9】従来例における,絶縁基板上に導体回路パター
ンを形成した状態を示す斜視図。
【図10】従来例における,導体回路パターン上にソル
ダーレジストを被覆した状態を示す斜視図。
【図11】従来例における,導体回路パターンの表面に
化学メッキ膜を形成した状態を示す斜視図。
【図12】図12のB−B線矢視断面図。
【図13】図12のC−C線矢視断面図。
【図14】図10のD−D線矢視断面図。
【符号の説明】
1...めっきレジスト, 2...導体回路パターン, 20...露出部分, 21...Cuメッキ膜, 22...Niメッキ膜, 23...Auメッキ膜, 3...ソルダーレジスト, 9...絶縁基板,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板に形成された導体回路パターン
    に対して,該導体回路パターンの表面に化学メッキを施
    すに際して, 上記導体回路パターンの表面を覆うようにめっきレジス
    トを被覆し,その後化学メッキを施すべき導体回路パタ
    ーンの付近のめっきレジストを除去して導体回路パター
    ンを露出させ,かつ露出部分における導体回路パターン
    とめっきレジストの高さをほぼ同一面となし,その後化
    学メッキを施すことを特徴とする高密度プリント配線板
    の製造方法。
JP36014591A 1991-12-27 1991-12-27 高密度プリント配線板の製造方法 Pending JPH05183259A (ja)

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