JPH05183530A - 同期ペイロードポインタ処理方式 - Google Patents

同期ペイロードポインタ処理方式

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JPH05183530A
JPH05183530A JP4145988A JP14598892A JPH05183530A JP H05183530 A JPH05183530 A JP H05183530A JP 4145988 A JP4145988 A JP 4145988A JP 14598892 A JP14598892 A JP 14598892A JP H05183530 A JPH05183530 A JP H05183530A
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signal
payload
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synchronous
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JP4145988A
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Masanori Hiramoto
正徳 平本
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04J3/0623—Synchronous multiplexing systems, e.g. synchronous digital hierarchy/synchronous optical network (SDH/SONET), synchronisation with a pointer process
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペイロードポインタの処理を特定のグループ
単位で行い処理回路の規模を縮小させるとともに、メモ
リ部の共通化によりワンダやジッタの影響を避ける。 【構成】 同期ペイロードエンベロープを複数本多重化
したVT−G信号状態で各エンベロープ内の余剰バイト
を抽出しエンベロープの先頭位置を検出するポインタ検
出部、該エンベロープをクロックに応じて書込み・読出
しを行うメモリ部、および上記ポインタ検出部で検出さ
れた同期ペイロードエンベロープ先頭位置と位相差カウ
ンタで計数した位相差との加算結果に応じて、メモリか
ら読出された複数のエンベロープに対し、基準フレーム
と同位相となるポインタ値をもつ余剰バイトを挿入して
エンベロープ信号を形成するポインタ挿入部とを備えた
同期光伝送装置の同期ペイロードポインタ処理方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCITT(Comit′e Co
nsultatif International T ′el′egraphigue et T ′
el′ephonique)やSONET(Synchronous Optical Ne
twork)の規格に準拠したディジタル通信網において、同
期ペイロードエンベロープに付随するペイロードポイン
タの処理方式に関し、特にペイロードポインタの処理を
特定のグループ単位で実施することにより、ポインタ演
算挿入部の減少により処理回路の規模を著しく縮小させ
ることを可能にした同期ペイロードポインタ処理方式に
関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、CCITTおよびSONETにより国際標準化され
ている国際標準の同期光伝送装置等においては、「同期
ペイロードエンベロープ」を伝送単位として情報を伝送
するとともに、複数の同期ペイロードエンベロープに対
するタイムスロット(時間的位置)の割当てを行って多
重化できる装置構成が要望されている。この場合などに
必要な同期ペイロードエンベロープに付随するペイロー
ドポインタ処理回路の規模をできるだけ縮小させること
が要望されている。
【0003】ペイロードポインタは、CCITTおよび
SONETで国際標準化されている国際標準同期光伝送
装置等において、ペイロードエンベロープを時間的に
も、ハードウエ的にも効率よく処理できるようにするた
めに、国際標準勧告されているものである。
【0004】一般に、ペイロードポインタは網同期のと
れたネットワークにおいて、互いにフレーム位相を定義
しない複数個のペイロードエンベロープをバイト多重化
する際に、ペイロードエンベロープを伝送するためのス
ーパフレーム構成において定義される。即ち、この場合
のフレーム構成は、ペイロードエンベロープに加えて、
ペイロードエンベロープの先頭位置が指定のフレーム構
成即ちマッピング中のどこにあるかを示すペイロードポ
インタ値等を含んだ余剰バイト即ちオーバヘッド・バイ
ト(例えばVTスーパフレームの場合にはV1〜V4と
呼ばれる)で構成されている。
【0005】以下図面を参照してペイロードポインタと
その処理方式に関連して説明する。
【0006】図5はVTペイロードエンベロープのスー
パフレームを示す図である。図においてVTペイロード
エンベロープを、SONET勧告されているフローティ
ングVT(Virtual Tributary)の多重化単位にマッピン
グした例を示している。フローティングVTの場合、V
Tマッピング上のVTポインタバイト(V1,V2)に
おいて、VTペイロードエンベロープの先頭バイトV5
の位置を示す。またV3は調整用のバイト、V4は予備
バイトである。すなわち500μs からなるnバイトの
VTペイロードエンベロープは、500μs からなる
(n+4)バイトのVTマッピング内の余剰バイトV1
〜V4を除いたnバイトで伝送されるが、この場合VT
マッピング内のV1〜V4バイトを除いたnバイトのタ
イムスロットには、それぞれ番号が付けられており、V
Tペイロードエンベロープの先頭(V5)のある位置
を、その番号でVTポインタバイトにおいてポインタ値
として表示するようになっている。したがって、VTマ
ッピング内のV5の位置は自由であって、容易に検出可
能なものである。
【0007】図6と7は、複数のペイロードエンベロー
プをバイト多重する場合のペイロードポインタの処理の
概要を示したものであって、A,B,C,Dの4本のペ
イロードエンベロープ(VT信号)を多重化する場合の
VTマッピングについて説明している。図6は処理装置
であって図7は処理のタイムチャートである。
【0008】図6において図5に示されたフレーム構成
を持ち、互いにフレーム位相を定義されない数本のペイ
ロードエンベロープをバイト多重化する場合には、ま
ず、前段処理としてそれぞれの余剰バイトに表示されて
いるペイロードポインタ値を抽出して認識する。なお、
余剰バイトはここで終端する。このペイロードポインタ
値と、基準となるフレーム位相位置との相対的位相差を
加算または減算によって求める。基準となるフレーム位
相位置としては、通常、多重化された後のフレーム位置
を用いる。この相対的位相差から求めたポインタ値をそ
のペイロードエンベロープの新しいペイロードポインタ
値として、他の余剰バイトと共に挿入し新たなフレーム
を構成する。このフレーム位相差の計算と、新しいペイ
ロードポインタ値の挿入とは、多重化するすべてのペイ
ロードエンベロープに対して行う。この処理によって、
多重化するすべてのペイロードエンベロープの位相位置
が基準のフレーム位置に一致したことになる。換言すれ
ば、多重化するすべてのペイロードエンベロープのペイ
ロードポインタ値の示す値は、基準フレーム位置に比較
したペイロードエンベロープの先頭位置を示しているこ
とになる。図6において、βはA入力と基準フレームと
の相対位相差を示している。
【0009】最後に、これらフレーム位置の一致した数
本のペイロードエンベロープを含んだフレームを、定義
されている順にバイト単位で多重化(バイトインタリー
ブ多重化)し、多重化後の定義されたフレームが構成さ
れる。ポインタ処理とは、この前段階で行うポインタ値
の認識ないし新しいポインタ値の挿入までの処理を指し
ている。
【0010】図6は複数のVT信号のフレームタイミン
グを内部フレームタイミングにマッチさせ調整するポイ
ンタ処理の概要を示す図である。図においてMAP部1
2から出力するデータのフレーム構成は規定されてい
る。然しながら入力されるVT信号A,B,C,Dの同
じフレーム周期をもつフレームタイミングはそれぞれ任
意であり定義できない。任意のフレームタイミングで入
力される4種類のVT信号をポインタ処理部PTR(1
11〜114)でポインタ処理することにより内部フレ
ームタイミングにマッチングさせ、MAP部12に入力
し出力データのフレーム構成を形成することができる。
ここにおいて、ポインタ処理そのものは効率よくタイミ
ング調整を実現できる既知の技術であり図7に示されて
いる。本例ではVT信号によるポインタ処理を解説した
が、高次群レベルの信号でも同様の結果が得られること
は云うまでもない。
【0011】図7はポインタ処理によるフレームタイミ
ング乗せ換えを示す図である。任意のフレームタイミン
グで入力されるVT信号(スーパフレーム)(図14参
照)のV1,V2にて表示されるポインタ値V5Aを内
部フレームタイミングに換算して新ポインタ値V5A′
が得られる。すなわち、 V5A′=V5A−β こゝにβはフレーム間の位相差をバイト数で表示した値
である。この換算によりスーパフレーム内のVT信号
(図12参照)の構成を操作せずに内部フレームタイミ
ングに乗せ換えることができる。
【0012】図8はペイロードの再配置を行うSONE
T光伝送装置の基本動作例を説明するシステム構成の概
略図である。このシステムは近距離局(CO局)10
1、中間局(HUB局)102、および遠距離局(RT
局)103より構成される。多重化音声信号TEL1、
TRM−1はCO局101を介してHUB局102に達
し、TEL1はHUB局102を介して出力され、CO
局101と通信可能であり、TRM−1信号はHUB局
102、RT局103を介して出力されCO局101と
通信可能であり、またTRM−2信号はRT局103を
介してHUB局102より出力され、RT局103と通
信可能である。
【0013】CO局101は交換機EX−1、マルチプ
レクサMUX−1、同期光信号終端装置SONET−L
TE−1より構成され、HUB局102は同期光信号再
配置装置SONET−ADM、デイマルチプレクサDM
UX−1、マルチプレクサMUX−2、および交換機E
X−2より構成され、RT局103は同期光信号終端装
置SONET−LTE−2、デイマルチプレクサDMU
X−2、および交換機EX−3より構成される。
【0014】図8において、LTE−1,LTE−2の
LTEモード装置はSONET光伝送装置の大きな動作
モードを操作するものであって、CO局101やRT局
103などのLTEモード装置では64Kb/sにディ
ジタル処理された音声信号やデータ信号を同期のとれた
光伝送路にインタフェースする。またHUB局102の
ADMモード装置では光伝送路の信号を任意に挿入(ad
d )又は抽出(drop)する再配置機能を備えている。し
たがってこのシステムの例ではHUB局102の再配置
機能によりCO局101−HUB局102間でTEL1
の伝送サービスを行い、HUB局102−RT局103
間ではTRM−2の伝送サービスを行い、CO局101
−RT局103間ではTRM−1の伝送サービスが可能
である。
【0015】図8においてSONET−LTE−1は、
VT1.5ペイロード信号の低次群インターフェース信
号を多重し、同期光信号OC−3としてHUB局102
方向へ出力する。SONET−ADM23は、OC−3
(W)を受信し、その信号に含まれるVT1.5ペイロ
ード信号のうち、この装置で終端(ドロップ)してしま
う信号と、この装置で挿入(アッド)する信号とを結合
して任意に再配置したのち、規定の同期光信号OC−3
(155.52Mb/s)として構成しなおし、LTE
−22方向へ出力する。LTE−22は、このOC−3
信号を終端し、低次群インターフェース信号として分離
する。SONET−ADM23は、基本的にLTE−2
2とLTE−21を背中合わせにしたものであって、低
次群インターフェース信号を運ぶペイロードエンベロー
プレベルでの再配置を行なう機能を付加した装置であ
る。SONET−ADM23は、E方向に送信する信号
を構成する前段階として、W方向から受信した信号に対
して、ポインタ処理を行うことによって、新たなポイン
タ値を持ったVT1.5ペイロードと、この装置で挿入
しようとするVT1.5ペイロードとのフレーム位置
を、送信信号が持っている基準フレーム位置に一致させ
ることができ、VT1.5ペイロード単位の再配置が可
能となる。
【0016】図9は図8におけるCO局101のSON
ET−LTE1(21)の光伝送装置の具体的構成例を
示す図である。図においてLS MAP部211は挿入
データ1,544Mb/sのDS1データを同期したV
T信号(図例ではVT1.5)にマッピングする部分で
あって、LSポインタ発生機能を含むとともに低速マッ
ピングを行うものである。TSA部212はLS MA
P部211からVT信号のタイムスロットを任意の位置
に配置する部分でタイムスロットの指定を行うものであ
る。HS MAP部213はLS MAP部211から
入力されるVT信号群をSTS−3信号155.52M
b/sの電気レベルにマッピングする部分であり、HS
ポインタ発生機能を含むと共に高速マッピングを行うも
のである。またE/O部214は電気レベルのSTS−
3信号(155.52Mb/s)を光レベルのOC−3
信号(155.52Mb/sの光レベル)に変換するも
のである。このようなSONET光伝送装置(SONE
T LTE−1)は実際は双方向伝送を行うためSON
ET光伝送装置(SONET LTE−2)(図10参
照)と同様な構成を備えている。
【0017】図10は図8におけるHUB局102のS
ONET−LTE2(22)のSONET光伝送装置の
構成図を示す。図において、O/E部221は光レベル
のOC−3信号を電気レベルのSTS−3信号に変換す
る部分である。HS DMAP部222はSTS−3信
号からHSレベルのポインタ処理等を行った後、VT信
号に分離する部分であり、高速デマッピングを行うもの
である。LS PTR部223は受信したSTS−3信
号のフレームタイミングから内部処理し易くするために
内部のフレームタイミングにタイミングを乗り換えるた
めのポインタ処理部分でVT信号(図示例ではVT1.
5信号)レベルでポインタ処理を行う。TSA部224
は高速デマッピング部222からのVT信号群のタイム
スロットを任意の位置に配置する部分で、タイムスロッ
ト指定を行うものである。またLS DMAP部225
は低速デマッピングを行うもので、VT信号から挿入デ
ータのDS−1信号を抽出して出力する部分であり、低
速LSレベルのポインタ処理も同時に行うものである。
この光伝送装置では実際は双方向伝送を行うのでSON
ET光伝送装置LTE−2でも図9のLTE−1と同様
な構成を設けている。
【0018】図11は図8におけるHUB局102のS
ONET ADM(23)装置の構成図である。図にお
いて231は光・電気変換部(O/E)、232は分離
部(高速デマッピング部)HS DMAP、233はポ
インタ処理部LS PTR(低速ポインタ部)、234
は配量部TSA、235は挿入データ割付け部(LSM
AP部)、235′はデータ抽出部(LS DMAP
部)、236は多重部(HS MAP部)、237は電
気・光変換部(E/O)である。光レベルのW方向から
伝送されてきた同期光信号(OC−3)は、O/E23
1において電気信号に変換され同期検出が行われ、電気
レベルの信号STS−3のフレームを構成した信号とし
て認識可能となる。このSTS−3信号は、規定された
多重変換手順を踏んで構成されている。HS DMAP
部232はこの信号を分離してVT1.5ペイロード信
号に分離する。LS−PTR233は、分離されたVT
1.5ペイロード信号に対するペイロードポインタの処
理を行い、TSA234はLS−MAP235のデータ
割りつけに応じてVT1.5ペイロード信号の再配置を
行い、HS MAP236は、再配置されたVT1.5
ペイロード信号を多重して、再びSTS−3信号を構成
し、E/O237はこの信号を同期光信号(OC−3)
に変換して出力する。本ADM装置23は図9,10と
同機能を具備し、通常LTEの構成とADMの構成の両
方が可能な装置構成をとっている。
【0019】図12は図11のADM23の多重部にお
けるSONET多重変換手順を説明する機能ブロック図
である。図において1.544Mb/s のディジタル信号
DS1は、VTレベルのパスオーバヘッド(POH)を
付加されて、VT1.5ペイロードを形成し、VT1.
5PTR41においてポインタ処理を行われたのち4多
重されて、6.912Mb/s のVT−G信号を形成す
る。この信号は7多重され、STSレベルのパスオーバ
ヘッド(POH)を付加されて、STS同期ペイロード
エンベロープ(SPE)を形成し、さらにPTR42に
おいてポインタ処理ならびに余剰バイトの仮の付加が行
われて、51.84Mb/s のSTS−1信号を形成す
る。この信号は3多重され、セクションオーバヘッド
(SOH)およびラインオーバヘッド(LOH)が付加
されて、155.52Mb/s のSTS−3信号を形成
し、E/O43において光信号(OC−3)に変換され
て出力される。
【0020】DS1inFはDS1信号をインタフェース
する段階を示し、VT1.5MAPはインタフェースさ
れたDS1信号をVT1.5信号にマッピングする段階
であり、VT1.5PTRはVT1.5信号にポインタ
バイトを付加し、VT1.5スーパフレームを構成する
ことによりVT1.5信号が同期信号として取扱うこと
が可能になる段階である。VT−GBiMはVT1.5
スーパフレームを4本バイトインタリーブ多重すること
によりシリアルVT−G信号(中間フレーム)を構成す
る段階である。SPEMAP/POHinSは7本のVT
−G信号をSTS−SPE信号にマッピングする段階で
あり、STS−SPE信号に必要な余剰バイトやSTS
−POHもここで挿入される。次にPTRinSはSTS
−SPE信号にポインタバイト等を付加し、STS−1
信号を構成する段階である。またSTS−3BiMは3
本のSTS−1信号をバイトインタリーブ多重し、ST
S−3信号の基本構造を形成する。更にS/LOHinS
はSOHおよびLOHを挿入する段階であり、SCRは
STS−3信号に構成済みの信号に規定のスクランブル
を施す段階である。最後にE/Oは電気レベルのSTS
−3信号を光レベルのOC−3信号に変換する段階であ
る。
【0021】図13はVT1.5信号のフレーム構成を
示す図、図14はVT1.5スーパフレームの構成図を
それぞれ示している。図13においてV5は先頭バイト
で26バイトより構成され、Rは余剰バイトで同様に2
6バイトより構成され、全体のVT1.5信号(VT
1.5ペイロード)は500μs のタイミングを有す
る。
【0022】図14は余剰バイト(V1〜V4)をポイ
ンタバイトとして周期的に挿入したVT1.5のスーパ
フレームを示している。図13のどこに位置するか定義
されず、どこにでも挿入され得る。先頭バイトをどこに
するかを示すNo.をV1,V2を使用し、かつスーパフ
レームも使用して、V5をV1,V2でポインタ値とし
て定義するようになっている。図14は27×4=10
8バイトより形成され、タイミングは500μs であ
る。
【0023】図15は、VT−G信号のシリアルバイト
・インタリーブされた状態での構成を示すもので、27
×4×4=432バイトより形成されている。即ちVT
1.5信号を4多重した場合の例である。図16はST
S−SPEのフレーム構成を示す図で、87バイトの9
行より形成され、先のVT−G信号を7本収容できる容
量を持ちVT−G信号を規定に従い順次マッピングする
ことで構成され、POH,R.Rバイトの余剰バイトが
挿入されている。
【0024】図17は図16の87バイトに3バイトを
追加して90バイトとし、9行よりなるSTS−1信号
のフレーム構成を示す図である。図17(A)は伝送路
上でSTS−1信号が1〜9行目まで125μs に達
し、各行は3バイトの先頭バイトを含めて90バイトよ
り構成されることを示している。図17(B)は余剰バ
イトSOH,LOHを付加したSTS−1信号のフレー
ム構成を示し、このフレームを伝送路上にシリアル伝送
する場合、(A)に示すように方向に90バイト分伝
送しその後方向に改行して更に方向に90バイト分
伝送する過程を示している。全体として90バイトの9
行分で810バイトが125μs で伝送され51.84
Mb/sとなる。
【0025】図18は図17のSTS−1信号3本をバ
イトインタリーブ多重化することで270バイトとして
方向270バイトとして構成されている。SOHとL
OHの余剰バイトの存在および全フレーム125μs で
伝送することは図17と同様である。したがって全体と
してSTS−3信号は270×9=2430バイトが1
25μs で伝送され、155.52Mb/sの速度を有
する。
【0026】図19は従来のポインタ処理回路の構成
図、図20,21は図19の動作を説明するタイムチャ
ートである。611〜614はポインタ演算挿入部、6
2はVT−G信号を分離するVT−G分離部、63はV
T−G信号の分離のためのクロックA(6.912MH
z )とタイミング信号A(500μs )を入力し分離信
号を発生する分離パルス発生部、64はVT−G信号を
多重化するVT−G多重化部、65はVT−G信号の多
重化のためのタイミング信号を発生する多重化パルス発
生部である。各ポインタ演算挿入部611〜614にお
いて、71はペイロードポインタを検出するポインタ検
出部、72はメモリ、73はメモリに対する書込みタイ
ミングパルス発生部、74はメモリに対する読出しタイ
ミングパルス発生部、75は書込み側のフレームと読出
し側のフレームとの位相差を計数する位相差カウンタ、
76は書込みアドレスと読出しアドレスとの位相差を検
出する位相比較部、77はポインタ値を挿入するポイン
タ挿入部である。
【0027】VT−G分離部62はW方向(Waste 方
向)からのVT−G信号A(6.912Mb/s)を4
本のVT1.5スーパフレームa,b,c,dに分離し
てそれぞれポインタ演算挿入部611〜614に供給す
る。上記VT−G信号Aは図20,21に示す如くV1
群〜V4群,V1′群〜V4′群,…より構成されてお
り、上記分離作用によりVT1.5スーパフレームa…
dにおいては移動しないV5バイトの位置(V5a,V
5b,V5c,V5d);(V5a′,V5b′,V5
c′,V5d′);…が確立される。このVT1.5ス
ーパフレームはタイミング信号B(500μs )を発生
させ、VT1.5単位でタイミングAとタイミングBと
の差などを基にポインタ処理を行い、フレームタイミン
グの乗せ換えを行う。VT1.5スーパフレームan,
bn,cn,dnは(V1n,V2n,V3n,V4
n),(V1n′,V2n′,V3n′,V4n′),
…と(V5a,V5b,V5c,V5d),(V5
a′,V5b′,V5c′,V5d′),…より構成さ
れており、更にVT−G信号にバイトインタリーブ多重
化することにより、VT−G信号B(6.912Mb/
s)とタイミング信号Bとが得られる。茲にVT−G信
号Bは(V1n群,V2n群,V3n群,V4n群),
(V1n′群,V2n′群,V3n′群,V4n′
群),…および(V5a,V5b,V5c,V5d),
(V5a′,V5b′,V5c′,V5d′),…より
構成されている。したがって、VT−G信号AをVT
1.5スーパフレームに4分離し、各VT1.5スーパ
フレームレベルで個別にポインタ処理を行う。またメモ
リに書込み/読出し動作を行うのはVT1.5信号レベ
ルで行うようになっている。
【0028】図19において各構成の動作は次の如くで
ある。分離パルス発生部63は、A信号に対する6.9
12MHz のクロックAと、フレーム長を示す500μ
s のタイミング信号Aとから、分離時における各VT
1.5スーパフレームに対するタイミング信号A′を発
生して、各ポインタ演算挿入部611〜614に供給す
る。ポインタ演算挿入部611においては、分離された
VT1.5信号の1つを、メモリ部72に順次書き込
む。ここでメモリ部72に書き込むデータは、VT1.
5スーパフレームの余剰ビットを除いたVT1.5ペイ
ロードデータ(VT信号)であり、書き込みタイミング
パルス発生部73は、分離パルス発生部63から与えら
れたタイミング信号に応じて、この余剰ビットを除いた
VT1.5ペイロードデータに対する書き込みクロック
を供給する。一方、ポインタ検出部71は、分離された
VT1.5スーパフレームにおけるポインタバイトをモ
ニタして、ポインタ値を認識する。メモリ部72に書き
込まれたVT1.5ペイロードデータは、読み出しタイ
ミングパルス発生部74からの読み出しクロックに応じ
て読み出され、ポインタ挿入部77において、新しいポ
インタ値を計算して新しい余剰ビット(V1〜V4)を
挿入し、VT1.5スーパフレームを形成する。このと
き、位相差カウンタ75は、VT−G信号Aのフレーム
位置を示すタイミングパルスAと、基準となるフレーム
位置を示すタイミングパルスB′との位相差をバイト単
位で計数し、ポインタ挿入部77は、ポインタ検出部7
1で認識したポインタ値(バイト単位)に、位相差カウ
ンタ75で計数した位相差を示すバイト単位の値を加算
するとともに、加算結果を位相比較部76における、書
き込みタイミングパルス発生部73からの書き込みクロ
ックと読み出しタイミングパルス発生部74からの読み
出しクロックとの位相差に応じて増減することによっ
て、新しいポインタ値を得て、読み出されたVT1.5
信号に挿入して、VT1.5スーパフレームを形成す
る。他のポインタ演算挿入部612〜614の動作も同
様である。
【0029】各ポインタ演算挿入部611〜614から
出力されたVT1.5スーパフレームは、VT−G多重
部64において多重される。この際、多重パルス発生部
65は、E側のVT−G信号Bに対する6.912MH
z のクロックBと、フレーム長を示す500μs のタイ
ミングBとから、多重時におけるタイミング信号を発生
して、各ポインタ演算挿入部611〜614に供給す
る。したがって内部フレームタイミングに乗せ換えが完
了したVT−G信号として扱える。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】ポインタ処理を実行す
る回路は、そのペイロードの数だけ必要となるので、多
数のペイロードを多重変換する場合や、受信したペイロ
ード群と、新たに挿入するペイロードとを合わせて再割
り当てするような伝送装置の場合には、ポインタ処理回
路が多数必要となり、そのため回路規模が増大すること
が避けられないという問題がある。さらに同期網に適用
する伝送装置であっても、実際には、ワンダやジッタ等
の揺らぎが存在するため、単純なペイロードポインタ値
の加算,減算の処理では、ペイロードポインタの処理を
行って多重装置や再配置装置を実現することは困難であ
るという問題がある。
【0031】本発明はこのような従来技術の課題を解決
しようとするものであって、ポインタ処理をペイロード
単位に行うのでなく、複数のペイロードをまとめて適当
なグループ単位で実行することによって、ポインタ処理
回路に必須のワンダやジッタ等の周波数の揺らぎの影響
を避けるためのメモリ部を共通化するとともに、分離部
が不要になるので、多重変換部を簡略化することがで
き、従ってポインタ処理回路の回路規模を縮小すること
が可能な、同期ペイロードポインタ処理方式を提供する
ことを目的としている。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、SONETや
CCITTで技術勧告されている情報を同期ペイロード
エンベロープを伝送単位として送受する同期光伝送装置
において、受信信号に対して、同期ペイロードエンベロ
ープを処理する最小レベルまで分離せしめて複数本多重
した情報(例えばVT−G信号)で各同期ペイロードエ
ンベロープにおける余剰バイトを抽出してこの余剰バイ
トに含まれるポインタ値から各同期ペイロードエンベロ
ープの先頭位置を認識するポインタ検出部と、各同期ペ
イロードエンベロープを書き込みクロックに応じて書き
込み/読み出しクロックに応じて読み出すメモリ部と、
受信信号のフレームタイミングと基準フレームタイミン
グとの位相差を計数する位相差カウンタと、ポインタ検
出部で認識された受信信号の同期ペイロードエンベロー
プの先頭位置と位相差カウンタで計数した位相差とを加
算した結果に応じてメモリ部から読み出された複数本の
同期ペイロードエンベロープに対して基準フレームと同
位相になるようなポインタ値を持つ新たな余剰バイトを
挿入して同期ペイロードエンベロープ信号を形成するポ
インタ挿入部とを備えたことを特徴とするものである。
【0033】
【作用】図1は本発明の原理的構成を示したものであ
る。本発明は、情報を同期ペイロードエンベロープを伝
送単位として網同期のとれたネットワークを介して送受
する同期光伝送装置において、ポインタ検出部1を設け
て、受信信号に対して、同期ペイロードエンベロープを
複数本多重化した状態で各同期ペイロードエンベロープ
における余剰バイトを抽出して、この余剰バイトに含ま
れるポインタ値から各同期ペイロードエンベロープの先
頭位置を認識する。そして、メモリ部2に、各同期ペイ
ロードエンベロープを書き込みクロックに応じて書き込
み、読み出しクロックに応じて読み出す。さらに、位相
差カウンタ5を設けて、受信信号のフレームタイミング
と基準フレームタイミングとの位相差を計数し、ポイン
タ挿入部7を設けて、ポインタ検出部1で認識された受
信信号の同期ペイロードエンベロープの先頭位置と、位
相差カウンタ5で計数した位相差とを加算した結果に応
じて、メモリ部2から読み出された多重化されたままの
複数本の同期ペイロードエンベロープに対して、これら
が基準フレームと同位相になるようなポインタ値を持
つ、新たな余剰バイトを挿入して新たな同期ペイロード
エンベロープを形成する。
【0034】したがって本発明によれば、ポインタ処理
をペイロード単位に行うのでなく、複数のペイロードを
まとめて適当なグループ単位で実行するようにしたの
で、ポインタ処理回路のワンダやジッタ等の周波数の揺
らぎの影響を避けるためのメモリ部を共通化するととも
に、分離部が不要になるので、多重変換部を簡略化する
ことができ、従ってポインタ処理回路の回路規模を縮小
することが可能となる。
【0035】
【実施例】図2は、本発明の一実施例のポインタ処理回
路の構成を示したものであって、図中1はVT−G信号
におけるポインタバイトをモニタして、ポインタ値を認
識するポインタ検出部(PTR−DET)、2はVT−
G信号を構成する4つのVT1.5スーパフレームにお
ける余剰ビットを除いたVTペイロードデータ(VT信
号)を書き込み、読み出すメモリ部(MEM−S)、3
はMEM−S2に対するVT1.5ペイロードデータ×
4の書き込みクロックを発生する書き込みタイミングパ
ルス発生部(PG−WT)、4はMEM−S2に書き込
まれたVT1.5ペイロードデータ×4の読み出しクロ
ックを発生する読み出しタイミングパルス発生部(PG
−RD)、5は書き込み側のフレームと読み出し側のフ
レームとの位相差を計数する位相差カウンタ(DIF−
CNTR)、6は書き込みアドレスと読み出しアドレス
との位相差を検出する位相比較部(PC)、7はポイン
タ値を挿入するポインタ挿入部である。
【0036】図2の実施例においては、VT1.5ペイ
ロード(VT1.5信号)まで分離することなく、VT
1.5信号を4多重したVT−Gレベルで、まとめてポ
インタ処理を行う。
【0037】W方向から受信したSTS−3信号を、図
12において説明した多重変換手順の逆変換を順次行う
ことによって、VT−Gレベルまで分離した信号がAか
ら入力される(VT−G信号A)。ここで、VT−Gレ
ベルの信号は、VT1.5信号を4本束ねた状態で存在
し、後段での多重変換処理を行いやすいように、VT
1.5信号のペイロードの先頭位置は一致している(図
14参照)。従って、VT−Gレベルの信号の中にある
個々のVT1.5信号の時間的位置(タイムスロット)
は固定であり、VT1.5信号の中に周期的に現れるペ
イロードポインタ値を示す余剰バイトであるポインタバ
イトをVT−Gレベル信号で抽出し、認識することは容
易である。
【0038】まず、PTR−DET1において、VT−
Gレベル信号Aを分離することなくそのままで、ポイン
タバイトをモニタして、ポインタ値を認識する。
【0039】VT−G信号Aを、PG−WT3において
クロックAから作成したタイミング信号によって、ME
M−S2に順次書き込みを行う。MEM−S2に書き込
むデータは、VT1.5信号における余剰ビットを除い
たVT1.5ペイロード×4のみのデータであり、PG
−WT3は、この余剰ビットを除いたデータに対応する
書き込みクロックを作成する。
【0040】一方、MEM−S2に書き込まれたVT
1.5ペイロード×4のデータの読み出しも、PG−R
D4においてクロックBから作成したタイミング信号に
よって行われる。PG−RD4は、クロックBに同期し
て、余剰ビット位置を考慮した、基準フレームに構成し
やすいような読み出しタイミングを与えるように、読み
出しクロックを作成する。したがって、MEM−S2に
よって、VT−GデータAをクロックBに乗り換えるこ
とができ、MEM−S2から読み出したデータに対する
以後の処理は、すべてクロックBによって行うことがで
きる。
【0041】また、VT−G信号Aのフレーム位置を示
すタイミングパルスAを、DIF−CNTR5に入力し
て、基準となるフレーム位置を示すタイミングパルスB
との位置を比較して、基準フレーム位置との位相差をバ
イト単位で計数する。
【0042】PTR−INS7は、PTR−DET1で
モニタしたポインタ値(バイト単位)に、DIF−CN
TR5で計数したバイト単位の位相差を示す値を加算す
ることによって、新しいポインタ値(バイト単位)を計
算して、MEM−S2から読み出したデータ余剰バイト
として挿入する。
【0043】一方、ペイロードポインタは、VT1.5
単位の周波数調整を可能にしているので、それぞれのポ
インタ値は固定ではなく、ダイナミックに変化してい
る。そこで、VT1.5単位で、あるルールに従ってダ
イナミックに処理する必要があり、VT1.5単位のポ
インタ値の変化をリニアにW方向からE方向に伝達する
必要がある。PTR−INS7では、VT−Gデータ内
のVT1.5信号のポインタ値×4の変化を、PTR−
DET1でVT1.5単位で独立に検出し、その変化を
考慮したポインタ値を新たなポインタ値とするように、
計算を行う。この際、受信した信号から作成されたクロ
ックAと、送信する信号のクロックBとの周波数差は、
PC6で位相比較を行って、VT1.5信号×4をまと
めてVT−G単位で、ポインタ値を変化更新することに
よって、吸収することが可能である。なお同期網の場合
は、この位相差は最小限に抑えられている。
【0044】図3と図4は図2の本発明のポインタ処理
方式の実施例の動作を示すタイムチャートである。先づ
処理前のVT−G信号AからタイミングAとクロックA
によって4本束ねられたまゝでV1〜V4バイトを抽出
して、それぞれのポインタ値V1a〜V4dを得る(4
本分ある)。VT−G信号AからV1a〜V4dバイト
(余剰バイト)を除いたVT1.5信号4本分(abc
d,a′b′c′d′,a″b″c″d″,a″′…)
を束ねられたまゝでクロックAに同期してメモリに書き
込む。一方タイミングB,クロックBもポインタ処理部
に入力されており、タイミングAとBの位相差と抽出し
たポインタ値(V1a〜V1d)〜(V4a〜V4d)
から新しいポインタ値(V1a′〜V1d′)〜(V4
a′〜V4d′)を得る。又タイミングBとクロックB
に同期したVT−G信号Bを構成する時、先の新ポイン
タ値等の余剰バイトを挿入するタイミング(V1a′〜
V4d′)位置を読み出さないように制御されたクロッ
クにてメモリ内のVT1.5信号(4本分)を(a〜
d″′)の如く読出す。したがって新ポインタ値を挿入
するタイミングではVT1.5信号は読み出されずに新
ポインタ値(V1a′〜V1d′)が挿入できる。その
後先のクロックによりVT1.5信号を再び読み出す
(e″′〜j″′)。このようなプロセスを繰返すこと
により本発明のポインタ処理方式が継続する。尚メモリ
を読み出し/書き込みするクロックは通常同期している
のでVT1.5信号の欠落はしないようになっている。
【0045】本発明の同期ペイロードポインタ処理方式
は、中間レベルでポインタ処理を行うものであり、上述
の実施例で説明したVT1.5信号に対するポインタ処
理をVT−Gレベルで行う方式をさらに拡張して、他の
信号レベルに適用することもできる。例えば、STS−
N信号内のSTS−1信号のポインタ処理を、STS−
1信号のレベルで実行すれば、N個以上のポインタ処理
回路が必要となるが、分離せずにSTS−Nレベルのま
まで実施すれば、ポインタ処理回路は1個だけで済むこ
とになる。さらに、STS−N信号よりさらに上位の多
重化信号の段階で同様なポインタ処理を行うことも可能
であり、またこれらとは異なる多重化システムにおける
各多重化信号の段階で実施することもできる。
【0046】また、ペイロードポインタの処理を上位の
レベルで実現する方式をとることにより、連鎖的ペイロ
ードポインタ処理に対しても、容易に対処できることが
理解できよう。CCITT,SONET等で勧告されて
いる連鎖的ペイロードポインタとは、複数本のペイロー
ドを合わせて1つのペイロードとして扱えるように、複
数本のペイロードを連鎖的につないだ構成として、ペイ
ロードポインタも連鎖ペイロードポインタとして、1つ
のものとして処理する方式であるが、本発明によれば、
もともとポインタ処理回路は複数本集まった状態で処理
しているため、容易に実現できる。
【0047】本発明の方式と従来方式の場合とを比較し
て示せば、図12において、従来方式における信号を再
配置するレベルは、(1)に示すVT1.5−SPEの
出力における(A)の位置、または(2)に示すSTS
−SPEの出力における(D)の位置であったが、本発
明の方式では、(3)に示すPTR41の出力(B)、
または(4)に示すPTR42の出力(E)であり、い
ずれの場合も、複数の信号について、まとめてグループ
単位でポインタ処理を実行することによって、ポインタ
処理回路の数を少なくし、回路規模を縮小することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期ペイロードエンベロープに付随するペイロードポイン
タの処理回路において、ペイロードの多重化の段階にお
いて複数の信号について、まとめてグループ単位でポイ
ンタ処理を実行するようにしたので、ポインタ処理回路
の数を少なくし、回路規模を縮小することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例としてのポインタ処理回路の
構成図である。
【図3】図2の本発明のポインタ処理回路の動作を示す
タイムチャートである(その1)。
【図4】図2のポインタ処理方式を表わすタイムチャー
トである(その2)。
【図5】VTペイロードエンベロープのマッピングの説
明図である。
【図6】複数のフレームタイミングを内部フレームタイ
ミングに合わせるポインタ処理の説明図である。
【図7】ポインタ処理によるフレームタイミングの乗せ
換えの説明図である。
【図8】ペイロードの再配置を行うSONET光伝送装
置システムの概略構成図である。
【図9】図8におけるSONET光伝送装置の第1の同
期光信号終端装置LTE−1の概略構成図である。
【図10】図8におけるSONET光伝送装置の第2の
同期光信号終端装置LTE−2の概略構成図である。
【図11】図8におけるSONET光伝送装置の同期光
信号再配置装置ADMの概略構成図である。
【図12】SONET光伝送装置の多重変換手順を説明
する機能ブロック図である。
【図13】図12におけるVT1.5信号のフレーム構
成図である。
【図14】図12におけるVT1.5スーパフレームの
構成図である。
【図15】図12におけるVT−G信号のシリアル・バ
イトインタリーブされた状態での構成を示す図である。
【図16】図12におけるSTS−SPEのフレーム構
成を示す図である。
【図17】図12におけるSTS−1の動作とフレーム
構成を示す図である。
【図18】図12におけるSTS−3信号のフレーム構
成を示す図である。
【図19】従来のポインタ回路の概略構成図である。
【図20】図19のポインタ回路を説明するタイムチャ
ートである(その1)。
【図21】図19のポインタ回路を説明するタイムチャ
ートである(その2)。
【符号の説明】
1…ポインタ検出部 2…メモリ部 3…書込みタイミングパルス発生部 4…読出しタイミングパルス発生部 5…位相差カウンタ 6…位相比較部 7…ポインタ挿入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SONETやCCITTで技術勧告され
    ている、同期ペイロードエンベロープを伝送単位として
    情報を送受する同期光伝送装置における同期ペイロード
    ポインタ処理方式であって、該処理方式は:受信信号に
    対して同期ペイロードエンベロープを複数本多重化した
    VT−G信号の状態で各同期ペイロードエンベロープに
    おける余剰バイトを抽出して該余剰バイトに含まれるポ
    インタ値から該各同期ペイロードエンベロープの先頭位
    置を認識するポインタ検出部と;該各同期ペイロードエ
    ンベロープを書込みクロックに応じて書込み・読出しク
    ロックに応じて読出すメモリと;受信信号のフレームタ
    イミングと基準フレームタイミングとの位相差を計数す
    る位相差カウンタと;前記ポインタ検出部で認識された
    受信信号の同期ペイロードエンベロープの先頭位置と前
    記位相差カウンタで計数した位相差とを加算した結果に
    応じて前記メモリ部から読出された複数本の同期ペイロ
    ードエンベロープに対して基準フレームと同位相になる
    ようなポインタ値を持つ新たな余剰バイトを挿入してV
    T−G信号等を形成するポインタ検出部;とを備えた同
    期ペイロードポインタ処理回路を具備することを特徴と
    する同期ペイロードポインタ処理方式。
  2. 【請求項2】 前記メモリ部に対する書き込みクロック
    と読出しクロックの位相差を検出する位相比較部を設
    け、両クロックの位相差に応じて前記ポインタ挿入部に
    おいて挿入する余剰ビットにおけるポインタ値を変更す
    ることを特徴とする、請求項1記載の同期ペイロードポ
    インタ処理方式。
  3. 【請求項3】 前記VT−G信号を複数本多重化した
    (STS−N)信号の段階または更に上位の多重化信号
    の段階でポインタ検出が行われるポインタ検出部を具備
    することを特徴とする、請求項1記載の同期ペイロード
    ポインタ処理方式。
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