JPH05184221A - 藺草収穫機 - Google Patents
藺草収穫機Info
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- JPH05184221A JPH05184221A JP538892A JP538892A JPH05184221A JP H05184221 A JPH05184221 A JP H05184221A JP 538892 A JP538892 A JP 538892A JP 538892 A JP538892 A JP 538892A JP H05184221 A JPH05184221 A JP H05184221A
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- duct
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- straw grass
- straw
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 倒伏防止用の網Nが掛けられた植立藺草Sを
刈取る刈取前処理部3の未刈地側の横側部位に、未刈植
立藺草Sの側部に垂れ下がった網部分N’にブロワ12
からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダク
ト17を設け、そのダクト17のうち先端部分17Bを
屈曲させ、その先端部分17Bをダクト17の基端部分
17Bの軸芯周りに回動自在に取り付ける。 【効果】 藺草を損傷することなく、確実、かつ、自動
的に、刈取収穫の進行に伴って垂れ下がった網部分をめ
くり上げることができ、網めくり上げ専任の作業者を不
要、あるいは人数削減して省力化を図ることができた。
刈取る刈取前処理部3の未刈地側の横側部位に、未刈植
立藺草Sの側部に垂れ下がった網部分N’にブロワ12
からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダク
ト17を設け、そのダクト17のうち先端部分17Bを
屈曲させ、その先端部分17Bをダクト17の基端部分
17Bの軸芯周りに回動自在に取り付ける。 【効果】 藺草を損傷することなく、確実、かつ、自動
的に、刈取収穫の進行に伴って垂れ下がった網部分をめ
くり上げることができ、網めくり上げ専任の作業者を不
要、あるいは人数削減して省力化を図ることができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、藺草収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】藺草の栽培では、生長した藺草が無方向
に倒伏して損傷したり、大きく絡まり合うことが無いよ
うに網が掛けられ、そのため、収穫時には、藺草が刈取
られることによってたるんだ網部分が未刈植立藺草の側
部に垂れ下がることになる。従来では、このたるんだ垂
れ下がり網部分を人手によって未刈植立藺草上にめくり
上げていた。
に倒伏して損傷したり、大きく絡まり合うことが無いよ
うに網が掛けられ、そのため、収穫時には、藺草が刈取
られることによってたるんだ網部分が未刈植立藺草の側
部に垂れ下がることになる。従来では、このたるんだ垂
れ下がり網部分を人手によって未刈植立藺草上にめくり
上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この網は大き
くて相当重いものであり、そのめくり上げ作業には多大
な労力を要し、収穫機を操縦する作業者の他に網めくり
上げ専任の作業者が何人か必要となっていた。又、人力
によって力まかせに網をめくり上げると藺草を傷つける
こともあった。そこで、垂れ下がり網部分を機械的に係
止して未刈植立藺草上にめくり上げる装置を機体に備え
ることで省力化を図ることも考えられたが、藺草の丈や
傾斜具合などによってたるんだ網部分の垂れ下がり位置
が変わるために、この機械式の係止構造では網の係止が
うまく行われずに進行してしまうおそれがあり、実用化
には難点があった。本発明はこのような実情に着目して
なされたものであって、刈取り走行に伴って、垂れ下が
った網部分のめくり上げを円滑に行うことが可能な藺草
収穫機を提供することを目的とする。
くて相当重いものであり、そのめくり上げ作業には多大
な労力を要し、収穫機を操縦する作業者の他に網めくり
上げ専任の作業者が何人か必要となっていた。又、人力
によって力まかせに網をめくり上げると藺草を傷つける
こともあった。そこで、垂れ下がり網部分を機械的に係
止して未刈植立藺草上にめくり上げる装置を機体に備え
ることで省力化を図ることも考えられたが、藺草の丈や
傾斜具合などによってたるんだ網部分の垂れ下がり位置
が変わるために、この機械式の係止構造では網の係止が
うまく行われずに進行してしまうおそれがあり、実用化
には難点があった。本発明はこのような実情に着目して
なされたものであって、刈取り走行に伴って、垂れ下が
った網部分のめくり上げを円滑に行うことが可能な藺草
収穫機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による藺草収穫機
の特徴は、倒伏防止用の網が掛けられた植立藺草を刈取
る刈取前処理部、或いは、自走機体の未刈地側の横側部
位に、未刈植立藺草の側部に垂れ下がった網部分にブロ
ワからの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダ
クトを設け、そのダクトのうち先端部分を屈曲させ、そ
の先端部分をダクトの基端部分の軸芯周りに回動自在に
取り付けてある点にある。
の特徴は、倒伏防止用の網が掛けられた植立藺草を刈取
る刈取前処理部、或いは、自走機体の未刈地側の横側部
位に、未刈植立藺草の側部に垂れ下がった網部分にブロ
ワからの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダ
クトを設け、そのダクトのうち先端部分を屈曲させ、そ
の先端部分をダクトの基端部分の軸芯周りに回動自在に
取り付けてある点にある。
【0005】
【作用】藺草の植立株列に沿って機体を刈取収穫走行さ
せるに伴って、植立藺草が刈取られるとともに、その刈
取られた植立藺草に掛かっていた網部分がたるんで未刈
植立藺草の側部に垂れ下がる一方、ダクトからの風がこ
の垂れ下がり網部分に吹き付けられる。そして、未刈植
立藺草群が風を受ける壁面となって吹き付け風は未刈植
立藺草に沿って上方に流れる吹上げ風となるから、たる
み網部分はこの吹上げ風を受けることになって未刈植立
藺草の上にめくり上げられる。しかも、ダクトの先端部
分を屈曲させ、基端部分の軸芯周りに回動自在に取り付
けてあるから、その先端部分の回動により植立藺草の倒
伏角度に応じた方向に吹き付け方向を変更することがで
き、これにより、植立藺草の倒伏角度にかかわらず、垂
れ下がり網部分の風の吹き付けによるめくり上げを確実
に行うことができるのみならず、そのように風の吹き付
け方向を可変としながらも、抵抗少なく風を吹き付ける
ことができる。つまり、吹き付け方向の可変構造として
は、ダクトを蛇腹状に構成することも考えられるが、こ
れによる場合は、ダクトの内面が風の抵抗となる凸凹状
になる。これに対して本発明のように、ダクトの回動に
より吹き付け方向を可変とする場合には、風の抵抗が少
ないダクトの内面を滑らかな面にできる。
せるに伴って、植立藺草が刈取られるとともに、その刈
取られた植立藺草に掛かっていた網部分がたるんで未刈
植立藺草の側部に垂れ下がる一方、ダクトからの風がこ
の垂れ下がり網部分に吹き付けられる。そして、未刈植
立藺草群が風を受ける壁面となって吹き付け風は未刈植
立藺草に沿って上方に流れる吹上げ風となるから、たる
み網部分はこの吹上げ風を受けることになって未刈植立
藺草の上にめくり上げられる。しかも、ダクトの先端部
分を屈曲させ、基端部分の軸芯周りに回動自在に取り付
けてあるから、その先端部分の回動により植立藺草の倒
伏角度に応じた方向に吹き付け方向を変更することがで
き、これにより、植立藺草の倒伏角度にかかわらず、垂
れ下がり網部分の風の吹き付けによるめくり上げを確実
に行うことができるのみならず、そのように風の吹き付
け方向を可変としながらも、抵抗少なく風を吹き付ける
ことができる。つまり、吹き付け方向の可変構造として
は、ダクトを蛇腹状に構成することも考えられるが、こ
れによる場合は、ダクトの内面が風の抵抗となる凸凹状
になる。これに対して本発明のように、ダクトの回動に
より吹き付け方向を可変とする場合には、風の抵抗が少
ないダクトの内面を滑らかな面にできる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によると、藺草を損傷す
ることなく、確実、かつ、自動的に、刈取収穫の進行に
伴って垂れ下がった網部分をめくり上げることができ、
網めくり上げ専任の作業者を不要、あるいは人数削減し
て省力化を図ることができた。
ることなく、確実、かつ、自動的に、刈取収穫の進行に
伴って垂れ下がった網部分をめくり上げることができ、
網めくり上げ専任の作業者を不要、あるいは人数削減し
て省力化を図ることができた。
【0007】
【実施例】藺草収穫機Aは、図1、図2、図3に示すよ
うに、クローラ走行装置1を備えた自走機体2の前部に
支点Xを中心に上下揺動調節自在な刈取前処理部3を連
結し、自走機体2上に、回収台4と原動部5と操縦部6
とを搭載して構成されている。前記刈取前処理部3は、
植立した藺草Sに振動を与えて藺草S同志の絡まりを解
ぐすべく高速で自転駆動される回転分草杆7と、分草さ
れた藺草Sを所定の刈取立姿勢にまで引起こす引き起し
装置8と、引起こされた藺草Sの株元を切断する刈刃9
と、刈取り藺草Sの茎先側を左右から挟持して後方に搬
送する挟持搬送装置10と、藺草Sの挟持箇所よりも株
元側部分を既刈地側に向けて係止搬送する上下2段の横
送り装置11と、横送りされた藺草Sに高速で風を吹き
付けて既刈地側上方にさばき上げるとともに搬送藺草中
に含まれる短い屑藺を既刈地側に吹き飛ばすためのブロ
ワ12と、さばかれた藺草Sを掻き上げて挟持箇所より
株元側部分を横倒れ姿勢に屈曲させる係止持上げ装置1
3と、横倒れ姿勢になった藺草Sを茎先側から株元側に
向かって梳き伸ばしながら屑藺を株元側に送り出す選り
ベルト14と、送り出された屑藺を上下から挟持して機
外に放出する上下一対の選りローラ15と、選り処理及
び後方への挟持搬送が終了した横倒れ姿勢の藺草Sを結
束して前記回収台4上に放出する結束装置16とを備
え、2条の藺草Sを刈取り選別した後、所定量づつ結束
して横倒れ姿勢で回収台4上に回集してゆくよう構成さ
れている。上記構成の藺草収穫機Aを用いての刈取り収
穫に際しては、図4に示すように、植立藺草Sに掛けら
れた倒伏防止用の網Nのうち、刈取進行に伴って刈り取
られた植立藺草Sに掛かっていてその植立藺草Sの刈り
取りによりたるんで垂れ下がった網部分N’をめくり上
げる必要があり、本発明のこの藺草収穫機Aは、次の示
すような網めくり上げ手段を備えている。つまり、図
2、図3に示すように、刈取藺草Sのさばき上げ用の前
記ブロワ12は、2個の送風口12a,12bを備えた
ものに構成され、一方の送風口12aが前述のさばき上
げ風の供給用に利用され、他方の送風口12bに接続し
たダクト17が刈取前処理部3の後寄り箇所において未
刈地側にまで延出され、そのダクト17の吹出し口18
の向きが外方に設定されている。前記ダクト17は、図
6にも示すように、前記他方の送風口12bに一端で接
続した直筒状の基端部分17Aと、その基端部分17A
の他端に一端で差し込み固着接続するとともに、他端で
前記の吹出し口18を形成する先端部分17Bとからな
り、基端部分17Aは、その軸芯Xを水平横向きに位置
させる姿勢に設置されているとともに、それの軸芯X周
りに回動自在に他方の送風口12bに差し込み接続され
ており、先端部分17Bは、吹出し口18を前記軸芯X
の方向とは異なる方向に向ける屈曲姿勢に形成されてい
る。つまり、ダクト17は、基端部分17Aを含む先端
部分17Bの送風口12bに対する軸芯X周りでの回動
により、吹出し口18の向きを変更できるように構成さ
れている。17aは、基端部分17Aに形成の部分周溝
17bとの共同でその基端部分17Aの回動範囲を規制
するボルト利用の回動範囲設定具である。かつ、網めく
り上げ手段は、刈取収穫作業に伴って前記ダクト17を
設定範囲内で軸芯X周りに反復回動(首振り揺動)させ
る機構を備えている。この機構は、図5、図6に示すよ
うに、前記ダクト17の基端部分17Aに連設のアーム
19と前記結束装置16の掻込みパッカー20との間
に、結束作動に伴う掻込みパッカー20の作動に伴っ
て、1結束作動毎に基端部分17Aを揺動範囲の一端か
ら他端に引っ張り揺動させたのちその引っ張りを解除す
るレリーズワイヤ21を引張し、そのレリーズワイヤ2
1による引っ張りが解除された状態で基端部分17Aを
一端側に引っ張り揺動する復帰スプリング22を設けて
構成されている。なお、この機構は、レリーズワイヤ2
1の初期調節によって基端部分17Aの首振り基準位
置、つまり、吹出し口18の基準位置を上下に調節する
ことができる。このように構成された網めくり上げ手段
の機能を次に説明する。機体進行に伴って刈取条の藺草
Sは網Nからすり抜けるようにして所定の刈取縦姿勢に
引起こされて刈取られることになり、その刈取り藺草S
に掛かっていた網部分N’はたるんで未刈植立藺草Sの
既刈側の側部に図3中の二点鎖線で示すように垂れ下が
る。ここで、前記吹出し口18からの吹上げ風が作用す
ると、未刈植立藺草S群が壁となって、吹上げ風はこの
藺草Sの壁に沿って流れ、垂れ下がった網部分N’は吹
上げ風を受けて未刈植立藺草S上にめくり上げられてゆ
く。しかも、この吹出し口18は自動的に首振り変更さ
れるので、網部分N’の下端より下方から吹上げ風が作
用して次第に上方に向けて移動することで網部分N’は
その下端から確実にめくり上げられてゆく。尚、吹出し
口18の向きを繰返し上下に変更する駆動手段として専
用の電動モータなどを用いてもよい。前記刈取前処理部
3の前端部には、植立藺草に対する機体の横変位量を検
出する方向制御用のセンサ23が配置されている。この
センサ23は、図7の(イ)(ロ)に示すように、植立
藺草との接触により横変位量を検出する前後一対の接触
子24を基台25に取り付けて構成されており、基台2
5を平行四連リンク26を介して機体に取り付けること
で、機体前端よりも前方に突出した作用位置と後方に引
退した格納位置とに切替え自在に構成さている。前記セ
ンサ23の操作装置は、図8、図9に示すように、プッ
シュプルワイヤ27を介して前記基台25に連動する揺
動式の操作レバー28を設け、その操作レバー28の操
作案内板29に、格納操作位置P1と作用操作位置P2
とのあいだでの操作レバー28の操作動の方向に直交す
る方向での設定範囲内での操作レバー28の動きを許容
する状態でその操作レバー28の操作動を案内するガイ
ド溝30を形成し、このガイド溝30に、作用操作位置
P2において操作レバー28を溝幅方向の一側に保持す
るマニュアル操作部Mと作用操作位置P2において操作
レバー28を溝幅方向の他側に保持するオート操作部A
とを形成し、前記操作レバー28に、オート操作部Aか
ら格納操作位置P1への操作動に伴ってエンジン停止ス
イッチ31を押圧切り操作する板バネ製のエンジン操作
片32を、マニュアル操作部Mから格納操作位置P1へ
の操作動に伴ってはエンジン停止スイッチ31を押圧操
作しない状態に付設して構成されている。つまり、操作
レバー28のオート操作部Aへの操作動でセンサ23を
作用位置に突出させておくことにより、作業時にセンサ
23が畦などに衝突、或いは、接触した場合、それに伴
うセンサ23の格納位置側への後退移動で操作レバー2
8をプッシュプルワイヤ27を介して格納操作位置P1
側に引っ張り操作させて、エンジン停止スイッチ31を
切り操作し、エンジンを自動停止するように構成されて
いる。なお、上記実施例では、ダクト17の先端部分1
7Bを回動させる手段として、基端部分17Aを含めダ
クト17の全体を送風口12bに対して回動させる手段
をしめしたが、回動手段としては、先端部分17Bを基
端部分17Aに対して回動させる手段であっても良い。
加えて、上記実施例では、ダクト17として、別々に作
成した基端部分17Aと先端部分17Bとを差し込み固
着接続して構成されたものを示したが、ダクト17とし
ては、基端部分17Aと先端部分17Bとを備える形状
に樹脂等から一体成形されたものであっても良い。
うに、クローラ走行装置1を備えた自走機体2の前部に
支点Xを中心に上下揺動調節自在な刈取前処理部3を連
結し、自走機体2上に、回収台4と原動部5と操縦部6
とを搭載して構成されている。前記刈取前処理部3は、
植立した藺草Sに振動を与えて藺草S同志の絡まりを解
ぐすべく高速で自転駆動される回転分草杆7と、分草さ
れた藺草Sを所定の刈取立姿勢にまで引起こす引き起し
装置8と、引起こされた藺草Sの株元を切断する刈刃9
と、刈取り藺草Sの茎先側を左右から挟持して後方に搬
送する挟持搬送装置10と、藺草Sの挟持箇所よりも株
元側部分を既刈地側に向けて係止搬送する上下2段の横
送り装置11と、横送りされた藺草Sに高速で風を吹き
付けて既刈地側上方にさばき上げるとともに搬送藺草中
に含まれる短い屑藺を既刈地側に吹き飛ばすためのブロ
ワ12と、さばかれた藺草Sを掻き上げて挟持箇所より
株元側部分を横倒れ姿勢に屈曲させる係止持上げ装置1
3と、横倒れ姿勢になった藺草Sを茎先側から株元側に
向かって梳き伸ばしながら屑藺を株元側に送り出す選り
ベルト14と、送り出された屑藺を上下から挟持して機
外に放出する上下一対の選りローラ15と、選り処理及
び後方への挟持搬送が終了した横倒れ姿勢の藺草Sを結
束して前記回収台4上に放出する結束装置16とを備
え、2条の藺草Sを刈取り選別した後、所定量づつ結束
して横倒れ姿勢で回収台4上に回集してゆくよう構成さ
れている。上記構成の藺草収穫機Aを用いての刈取り収
穫に際しては、図4に示すように、植立藺草Sに掛けら
れた倒伏防止用の網Nのうち、刈取進行に伴って刈り取
られた植立藺草Sに掛かっていてその植立藺草Sの刈り
取りによりたるんで垂れ下がった網部分N’をめくり上
げる必要があり、本発明のこの藺草収穫機Aは、次の示
すような網めくり上げ手段を備えている。つまり、図
2、図3に示すように、刈取藺草Sのさばき上げ用の前
記ブロワ12は、2個の送風口12a,12bを備えた
ものに構成され、一方の送風口12aが前述のさばき上
げ風の供給用に利用され、他方の送風口12bに接続し
たダクト17が刈取前処理部3の後寄り箇所において未
刈地側にまで延出され、そのダクト17の吹出し口18
の向きが外方に設定されている。前記ダクト17は、図
6にも示すように、前記他方の送風口12bに一端で接
続した直筒状の基端部分17Aと、その基端部分17A
の他端に一端で差し込み固着接続するとともに、他端で
前記の吹出し口18を形成する先端部分17Bとからな
り、基端部分17Aは、その軸芯Xを水平横向きに位置
させる姿勢に設置されているとともに、それの軸芯X周
りに回動自在に他方の送風口12bに差し込み接続され
ており、先端部分17Bは、吹出し口18を前記軸芯X
の方向とは異なる方向に向ける屈曲姿勢に形成されてい
る。つまり、ダクト17は、基端部分17Aを含む先端
部分17Bの送風口12bに対する軸芯X周りでの回動
により、吹出し口18の向きを変更できるように構成さ
れている。17aは、基端部分17Aに形成の部分周溝
17bとの共同でその基端部分17Aの回動範囲を規制
するボルト利用の回動範囲設定具である。かつ、網めく
り上げ手段は、刈取収穫作業に伴って前記ダクト17を
設定範囲内で軸芯X周りに反復回動(首振り揺動)させ
る機構を備えている。この機構は、図5、図6に示すよ
うに、前記ダクト17の基端部分17Aに連設のアーム
19と前記結束装置16の掻込みパッカー20との間
に、結束作動に伴う掻込みパッカー20の作動に伴っ
て、1結束作動毎に基端部分17Aを揺動範囲の一端か
ら他端に引っ張り揺動させたのちその引っ張りを解除す
るレリーズワイヤ21を引張し、そのレリーズワイヤ2
1による引っ張りが解除された状態で基端部分17Aを
一端側に引っ張り揺動する復帰スプリング22を設けて
構成されている。なお、この機構は、レリーズワイヤ2
1の初期調節によって基端部分17Aの首振り基準位
置、つまり、吹出し口18の基準位置を上下に調節する
ことができる。このように構成された網めくり上げ手段
の機能を次に説明する。機体進行に伴って刈取条の藺草
Sは網Nからすり抜けるようにして所定の刈取縦姿勢に
引起こされて刈取られることになり、その刈取り藺草S
に掛かっていた網部分N’はたるんで未刈植立藺草Sの
既刈側の側部に図3中の二点鎖線で示すように垂れ下が
る。ここで、前記吹出し口18からの吹上げ風が作用す
ると、未刈植立藺草S群が壁となって、吹上げ風はこの
藺草Sの壁に沿って流れ、垂れ下がった網部分N’は吹
上げ風を受けて未刈植立藺草S上にめくり上げられてゆ
く。しかも、この吹出し口18は自動的に首振り変更さ
れるので、網部分N’の下端より下方から吹上げ風が作
用して次第に上方に向けて移動することで網部分N’は
その下端から確実にめくり上げられてゆく。尚、吹出し
口18の向きを繰返し上下に変更する駆動手段として専
用の電動モータなどを用いてもよい。前記刈取前処理部
3の前端部には、植立藺草に対する機体の横変位量を検
出する方向制御用のセンサ23が配置されている。この
センサ23は、図7の(イ)(ロ)に示すように、植立
藺草との接触により横変位量を検出する前後一対の接触
子24を基台25に取り付けて構成されており、基台2
5を平行四連リンク26を介して機体に取り付けること
で、機体前端よりも前方に突出した作用位置と後方に引
退した格納位置とに切替え自在に構成さている。前記セ
ンサ23の操作装置は、図8、図9に示すように、プッ
シュプルワイヤ27を介して前記基台25に連動する揺
動式の操作レバー28を設け、その操作レバー28の操
作案内板29に、格納操作位置P1と作用操作位置P2
とのあいだでの操作レバー28の操作動の方向に直交す
る方向での設定範囲内での操作レバー28の動きを許容
する状態でその操作レバー28の操作動を案内するガイ
ド溝30を形成し、このガイド溝30に、作用操作位置
P2において操作レバー28を溝幅方向の一側に保持す
るマニュアル操作部Mと作用操作位置P2において操作
レバー28を溝幅方向の他側に保持するオート操作部A
とを形成し、前記操作レバー28に、オート操作部Aか
ら格納操作位置P1への操作動に伴ってエンジン停止ス
イッチ31を押圧切り操作する板バネ製のエンジン操作
片32を、マニュアル操作部Mから格納操作位置P1へ
の操作動に伴ってはエンジン停止スイッチ31を押圧操
作しない状態に付設して構成されている。つまり、操作
レバー28のオート操作部Aへの操作動でセンサ23を
作用位置に突出させておくことにより、作業時にセンサ
23が畦などに衝突、或いは、接触した場合、それに伴
うセンサ23の格納位置側への後退移動で操作レバー2
8をプッシュプルワイヤ27を介して格納操作位置P1
側に引っ張り操作させて、エンジン停止スイッチ31を
切り操作し、エンジンを自動停止するように構成されて
いる。なお、上記実施例では、ダクト17の先端部分1
7Bを回動させる手段として、基端部分17Aを含めダ
クト17の全体を送風口12bに対して回動させる手段
をしめしたが、回動手段としては、先端部分17Bを基
端部分17Aに対して回動させる手段であっても良い。
加えて、上記実施例では、ダクト17として、別々に作
成した基端部分17Aと先端部分17Bとを差し込み固
着接続して構成されたものを示したが、ダクト17とし
ては、基端部分17Aと先端部分17Bとを備える形状
に樹脂等から一体成形されたものであっても良い。
【0008】又、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】側面図
【図2】平面図
【図3】要部の正面図
【図4】収穫作業状況を示す平面図
【図5】結束装置とダクトとの連動構造の構成図
【図6】要部(ダクト)の切り欠き拡大正面図
【図7】センサ動作を示す要部の平面図
【図8】操作装置要部の切り欠き拡大側面図
【図9】操作装置要部の切り欠き拡大平面図
2 自走機体 3 刈取前処理部 12 ブロワ 17 ダクト 17A 基端部分 17B 先端部分 N 網 N’ 網部分 S 未刈植立藺草 X 軸芯
Claims (1)
- 【請求項1】 倒伏防止用の網(N)が掛けられた植立
藺草(S)を刈取る刈取前処理部(3)、あるいは自走
機体(2)の未刈地側の横側部位に、未刈植立藺草
(S)の側部に垂れ下がった網部分(N’)にブロワ
(12)からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上
げるダクト(17)を設け、そのダクト(17)のうち
先端部分(17B)を屈曲させ、その先端部分(17
B)をダクト(17)の基端部分(17A)の軸芯
(X)周りに回動自在に取り付けてある藺草収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4005388A JP2726347B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 藺草収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4005388A JP2726347B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 藺草収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184221A true JPH05184221A (ja) | 1993-07-27 |
| JP2726347B2 JP2726347B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=11609783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2726347B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03290107A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Kubota Corp | 藺草収穫機 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP4005388A patent/JP2726347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03290107A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-19 | Kubota Corp | 藺草収穫機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2726347B2 (ja) | 1998-03-11 |
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