JPH0518491Y2 - - Google Patents

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JPH0518491Y2
JPH0518491Y2 JP1986104297U JP10429786U JPH0518491Y2 JP H0518491 Y2 JPH0518491 Y2 JP H0518491Y2 JP 1986104297 U JP1986104297 U JP 1986104297U JP 10429786 U JP10429786 U JP 10429786U JP H0518491 Y2 JPH0518491 Y2 JP H0518491Y2
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bearing
vibration
bearing mount
rotating shaft
annular groove
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は軸受の防振構造に係り、特に内部摩擦
力を生じる部材を利用した軸受の防振構造に関す
るものである。
[従来の技術] 一般に回転軸を支持する軸受には回転軸の振動
を防止するための防振構造が施されていることは
知られている。
従来、この回転軸の振動を防止するためにいわ
ゆるスクイズフイルムダンパがよく用いられてい
る。このスクイズフイルムダンパによる軸受の防
振構造は第2図に示す如く成されていた。
図示するように、回転機器aの回転軸bはころ
がり軸受等の軸受cによつて支持されている。こ
の軸受cの外周部には軸受マウントdが設けられ
ており、この軸受マウントdは回転機器aのハウ
ジングeからバネ要素fによつて弾性的に支持さ
れている。そして、上記ハウジングeとバネ要素
fによつて支持された軸受マウントdとの間の間
隙gにはスクイズフイルムダンパとして油hが充
填されている。
このように構成された従来の軸受の防振構造は
上記回転軸bの振動によるハウジングeと軸受マ
ウントdとの相対変位をこれらハウジングeと軸
受マウントdとの間の間隙gに充填された油hの
スクイズ効果にて吸収して上記回転軸bの振動を
減衰していた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従来の軸受の防振構造にあつては以
下のごとき問題点があつた。
回転機器aのハウジングeと、軸受マウントd
との間の間隙gに油hを充填して、この油hのス
クイズ効果により回転軸bの振動を減衰している
ため、ガス雰囲気や、低温、高温、真空雰囲気等
の油hの使用できない環境下にあつてはこのスク
イズフイルムダンパ方式は適さないという問題が
あつた。
上述のごとき問題点に鑑みて本考案は簡単な構
造で油の使用できない環境下においても回転軸の
振動の減衰を得ることができ、且つ、減衰力の調
整が可能な軸受の防振構造を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は軸受の防振構造における課題を解決す
るため、回転機器の回転軸を支持する軸受に軸受
マウントを嵌合し、その軸受マウントを、上記回
転機器のハウジング内に形成した環状溝内に収容
すると共にその環状溝内に、軸受マウントをバネ
要素を介して径方向及び軸方向移動可能に支持さ
せた軸受の防振構造において、上記軸受マウント
と上記環状溝間に、ニツトワイヤ板からなり、内
部摩擦により外力を吸収するダンパ部材を設けた
ものである。
[作用] 上述の如く構成され、軸受を嵌合した軸受マウ
ントは、環状溝内にバネ要素により径方向及び軸
方向に移動可能に支持されて、回転軸から伝達さ
れる振動に応じて振動する。
この際、環状溝と軸受マウント間に設けたダン
パ部材は、ニツトワイヤ板の剪断などによる摩擦
力でその軸受マウントの振動を減衰することが可
能となる。このようにバネ要素の支持剛性とダン
パ部材の減衰力を適宜選ぶことにより振動を効果
的に減衰できる。
[実施例] 以下に本考案の軸受の防振構造の一実施例を添
付図面に従つて詳述する。
第1図に示す如く、回転機器1の回転軸2はこ
ろがり軸受等の軸受3により支持されている。こ
の軸受3の外周部には軸受3を支持するための軸
受マウント4が設けられている。これら軸受3及
び軸受マウント4は回転機器1のハウジング5内
に形成した環状溝13内に収容されている。この
軸受マウント4は上記環状溝13の両端面14か
らバネ要素6によつて弾性的に支持されている。
本実施例にあつてはこのバネ要素6は、軸受マウ
ント4を貫通して環状溝13の両端面14に上記
回転軸2の軸方向に沿つて掛け渡されたピン部材
7によつて形成され、軸受マウント4を径方向及
び軸方向に移動可能に支持すると共に回転軸2か
ら軸受3を介して伝達される振動を軸受マウント
4に伝達する。環状溝13と軸受マウント4との
間には上記回転軸2の振動により生じる上記ハウ
ジング5と軸受マウント4との相対変位を内部摩
擦力により吸収して上記回転軸2の振動を減衰さ
せる内部摩擦ダンパ部材8a,8bが設けられ
る。すなわち、上記回転軸2の径方向の環状溝1
3と軸受マウント4との間の間隙9にダンパ部材
8aが設けられ、上記回転軸2の軸方向の上記環
状溝13と軸受マウント4との間の間隙10,1
1にダンパ部材8bが設けられている。
この内部摩擦ダンパ部材8a,8bは例えばニ
ツトワイヤ板12等の内部摩擦力を生じる部材に
て形成されている。このニツトワイヤ板12は約
0.2〜0.5mm径のワイヤを多層に編込んで形成され
ている。本実施例にあつてはニツトワイヤ板12
を採用したが外力に対して内部摩擦力を生じる部
材であればこれに限るものではない。
次に以上の如く構成された軸受の防振構造の一
実施例における作用を述べる。
回転機器1の回転軸2が回転すると、回転体の
不釣合による振動や自励振動が生じる。この振動
は回転軸2を支持する軸受3に伝わる。この軸受
3は上記バネ要素6により環状溝13内に弾性的
に支持された軸受マウント4にて支持されてい
る。従つて、軸受マウント4はピンからなるバネ
要素6による支持剛性で軸受3を支持すると共に
回転軸2の振動に応じて振動する。
これにより、軸受マウント4とハウジング5の
環状溝13間には相対変位が生じるものである。
この相対変位によりこれら環状溝13と軸受マウ
ント4との間に設けられた内部摩擦ダンパ部材8
a,8bであるニツトワイヤ板12には外力が加
わることなる。この外力を受けたニツトワイヤ板
12は内部に剪断による摩擦力を生じ、この内部
摩擦力によつて外力を吸収して上記回転軸2の振
動を減衰することになる。しかも、本実施例にあ
つては上記回転軸2の径方向と軸方向とのハウジ
ング5と軸受マウント4との間の間隙9,10,
11にニツトワイヤ板12が挟持されて設けられ
ているためあらゆる方向の振動を減衰することが
できる。
このように上記ハウジング5と軸受マウント4
との間の間隙9,10,11にニツトワイヤ板1
2の如き内部摩擦ダンパ部材8a,8bを挟持し
て設けることにより、油を使用することのできな
い例えばガス雰囲気や低温、高温、真空雰囲気等
の環境下においても振動の減衰力を得ることがで
きる。
[考案の効果] 以上要する本考案によれば次のごとき優れた効
果を発揮する。
(1) 環状溝内に軸受マウントを収容し、これをバ
ネ要素で支持することで回転軸の振動を軸受マ
ウントが受けると共に軸受マウントと環状溝間
に設けたダンパ部材により軸受マウントの振動
を減衰することで、油を使用することなく回転
軸の振動を効率よく防止することができる。
(2) 油の使用できない環境下においても振動の減
衰を得ることができ、且つ構造が簡単であるた
め、汎用性に富む。
(3) バネ要素の支持剛性と内部摩擦ダンパ部材を
形成するニツトワイヤ板により、その振動に応
じた減衰力を得ることができるので、振動の減
衰力の調整が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の軸受の防振構造の一実施例を
示す側断面図、第2図は従来例を示す側断面図で
ある。 図中、1は回転機器、2は回転軸、3は軸受、
4は軸受マウント、5はハウジング、6はバネ要
素、8a,8bは内部摩擦ダンパ部材、12はニ
ツトワイヤ板、13は環状溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転機器の回転軸を支持する軸受に軸受マウン
    トを嵌合し、その軸受マウントを、上記回転機器
    のハウジング内に形成した環状溝内に収容すると
    共にその環状溝内に、軸受マウントをバネ要素を
    介して径方向及び軸方向移動可能に支持させた軸
    受の防振構造において、上記軸受マウントと上記
    環状溝間に、ニツトワイヤ板からなり、内部摩擦
    により外力を吸収するダンパ部材を設けたことを
    特徴とする軸受の防振構造。
JP1986104297U 1986-07-09 1986-07-09 Expired - Lifetime JPH0518491Y2 (ja)

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JP1986104297U JPH0518491Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JP1986104297U JPH0518491Y2 (ja) 1986-07-09 1986-07-09

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JPS6311924U JPS6311924U (ja) 1988-01-26
JPH0518491Y2 true JPH0518491Y2 (ja) 1993-05-17

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ID=30977661

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007333170A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd メインベアリング取付構造
JP7843639B2 (ja) * 2022-04-19 2026-04-10 株式会社荏原製作所 ポンプ及び軸受マウント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5292151U (ja) * 1975-12-29 1977-07-09
JPS5940619U (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 日本発条株式会社 回転軸の軸受装置

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JPS6311924U (ja) 1988-01-26

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