JPH0518524Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518524Y2 JPH0518524Y2 JP1986008564U JP856486U JPH0518524Y2 JP H0518524 Y2 JPH0518524 Y2 JP H0518524Y2 JP 1986008564 U JP1986008564 U JP 1986008564U JP 856486 U JP856486 U JP 856486U JP H0518524 Y2 JPH0518524 Y2 JP H0518524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- lubricating oil
- gear
- small holes
- gear box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は油浴式潤滑を用いる歯車装置に関する
ものである。
ものである。
従来の油浴潤滑式歯車装置の一例を図面を用い
て説明する。第2図は従来の油浴潤滑式歯車装置
の潤滑状態を示す部分断面説明図で、1は小歯
車、1aは小歯車軸、2は大歯車で簡略して示し
てある。3は潤滑油、4は小歯車軸1aを支承す
る軸受、5は歯車箱を示す。図において小歯車1
と大歯車2はそれぞれの軸受(小歯車1側は軸受
4、大歯車2側の軸受は図示を省略してある)を
介し歯車箱5により支持されている。大歯車2
が、いま反時計方向または時計方向に回転する
と、歯車箱5の内底部に貯留されている潤滑油3
は図示のように矢印aまたは矢印bの方向に掻き
上げられ軸受4に給油される。
て説明する。第2図は従来の油浴潤滑式歯車装置
の潤滑状態を示す部分断面説明図で、1は小歯
車、1aは小歯車軸、2は大歯車で簡略して示し
てある。3は潤滑油、4は小歯車軸1aを支承す
る軸受、5は歯車箱を示す。図において小歯車1
と大歯車2はそれぞれの軸受(小歯車1側は軸受
4、大歯車2側の軸受は図示を省略してある)を
介し歯車箱5により支持されている。大歯車2
が、いま反時計方向または時計方向に回転する
と、歯車箱5の内底部に貯留されている潤滑油3
は図示のように矢印aまたは矢印bの方向に掻き
上げられ軸受4に給油される。
このように、歯車箱5内に貯留されている潤滑
油3を大歯車2の回転によるはねかけ給油により
潤滑する方式であるので、特に冬場の移動時など
低温下(例えば−5,−10℃)では、潤滑油3の
粘度が高まり掻き上げにくくなるため、歯車箱5
の内底部には比較的多量の潤滑油3を溜めておく
必要がある。
油3を大歯車2の回転によるはねかけ給油により
潤滑する方式であるので、特に冬場の移動時など
低温下(例えば−5,−10℃)では、潤滑油3の
粘度が高まり掻き上げにくくなるため、歯車箱5
の内底部には比較的多量の潤滑油3を溜めておく
必要がある。
ただし、潤滑油温度がある程度の温度(40℃前
後)であれば、必要油量は当然少な目に設定でき
る。
後)であれば、必要油量は当然少な目に設定でき
る。
しかしながら、かかる潤滑油3の攪拌により少
なくとも次に示す不具合点が生じる。
なくとも次に示す不具合点が生じる。
(イ) 攪拌ロスが大きくなり、動力伝達効率を低下
させる。
させる。
(ロ) 攪拌熱が大きくなり、油の劣化が促進され
る。
る。
(ハ) 攪拌熱が大きくなり、歯車装置全体が高温に
なる。
なる。
本考案は上述したような潤滑油の攪拌による不
具合な影響を受けない構造の油浴潤滑式歯車装置
を提供せんとするものである。
具合な影響を受けない構造の油浴潤滑式歯車装置
を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため本考案は、歯車箱内の
小歯車側底部に複数の小穴を明けた仕切り板と、
歯車箱外壁部とにより構成された油溜り部を設
け、この油溜り部内の潤滑油の油温を、潤滑油の
中に直接挿入して検知することにより、複数の小
穴の一部を自動的に塞ぎかつ復帰する様にしたも
のである。
小歯車側底部に複数の小穴を明けた仕切り板と、
歯車箱外壁部とにより構成された油溜り部を設
け、この油溜り部内の潤滑油の油温を、潤滑油の
中に直接挿入して検知することにより、複数の小
穴の一部を自動的に塞ぎかつ復帰する様にしたも
のである。
その手段として、小穴の一部に対面する位置
に、一端を油溜り部に固定された取付部材に、他
端を小穴を封止する弁部材に固定し、かつ油溜り
部に溜つた潤滑油の油温を感知して伸縮するバネ
状の形状記憶合金を設け、これによつて、大歯車
の回転により攪拌される潤滑油の量を自動的に調
整して、攪拌による前記不具合な問題点を解決す
る様にしたものである。
に、一端を油溜り部に固定された取付部材に、他
端を小穴を封止する弁部材に固定し、かつ油溜り
部に溜つた潤滑油の油温を感知して伸縮するバネ
状の形状記憶合金を設け、これによつて、大歯車
の回転により攪拌される潤滑油の量を自動的に調
整して、攪拌による前記不具合な問題点を解決す
る様にしたものである。
以下、本考案を実施例図面にもとづいて作用と
ともに説明する。
ともに説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図
で、図中第2図と対応する同一相当部分には同一
符号を付してある。図において、6は歯車箱5の
内底部に設けられた仕切り板で、仕切り板6の下
部には小穴7,7′(本考案では小穴の数は2個
以上でもよい)が明けられている。また小穴7の
前方には、一方を油溜り部11に固定された取付
部材、即ち案内筒8に、他方を小穴7を封止する
弁部材、即ちスライド棒9に固定され、かつ油溜
り部11に溜つた潤滑油3の温度を感知し所定量
伸びるバネ状の形状記憶合金10が設けられてい
る。
で、図中第2図と対応する同一相当部分には同一
符号を付してある。図において、6は歯車箱5の
内底部に設けられた仕切り板で、仕切り板6の下
部には小穴7,7′(本考案では小穴の数は2個
以上でもよい)が明けられている。また小穴7の
前方には、一方を油溜り部11に固定された取付
部材、即ち案内筒8に、他方を小穴7を封止する
弁部材、即ちスライド棒9に固定され、かつ油溜
り部11に溜つた潤滑油3の温度を感知し所定量
伸びるバネ状の形状記憶合金10が設けられてい
る。
かかる構成において、大歯車2の回転により掻
き上げられた潤滑油3は、回転方向にとらわれず
軸受4に給油された後、油溜り部11に溜り、つ
いで小穴7,7′より流出し、また大歯車2によ
り掻き上げられることを繰り返す。いま冬場の稼
動時を想定すると潤滑油3の粘度は高くなつてい
るため、軸受4の潤滑には比較的多量の潤滑油3
が必要であるので、第1図に示すごとく小穴7,
7′は共に「開」の状態にあり、軸受4の潤滑を
終えた潤滑油3は油溜り部11に戻つた後すみや
かに小穴7,7′より流出し、再度軸受4の潤滑
に供される。この状態が続くと、潤滑油3は大歯
車2の攪拌により温度が上昇してくると共に、大
歯車2の掻き上げも良好になる。この時点で、バ
ネ状の形状記憶合金10は油温を感知し、所定量
伸びることによりスライド棒9が移動し、そのス
ライド棒9の棒頭の端面が小穴7を塞ぐ動作を行
なう。この動作により油溜り部11に溜つた油は
小穴7′のみから流出されることになり、大歯車
2により攪拌される潤滑油量は減少する。
き上げられた潤滑油3は、回転方向にとらわれず
軸受4に給油された後、油溜り部11に溜り、つ
いで小穴7,7′より流出し、また大歯車2によ
り掻き上げられることを繰り返す。いま冬場の稼
動時を想定すると潤滑油3の粘度は高くなつてい
るため、軸受4の潤滑には比較的多量の潤滑油3
が必要であるので、第1図に示すごとく小穴7,
7′は共に「開」の状態にあり、軸受4の潤滑を
終えた潤滑油3は油溜り部11に戻つた後すみや
かに小穴7,7′より流出し、再度軸受4の潤滑
に供される。この状態が続くと、潤滑油3は大歯
車2の攪拌により温度が上昇してくると共に、大
歯車2の掻き上げも良好になる。この時点で、バ
ネ状の形状記憶合金10は油温を感知し、所定量
伸びることによりスライド棒9が移動し、そのス
ライド棒9の棒頭の端面が小穴7を塞ぐ動作を行
なう。この動作により油溜り部11に溜つた油は
小穴7′のみから流出されることになり、大歯車
2により攪拌される潤滑油量は減少する。
なお、バネ状の形状記憶合金10は可逆性を有
しているので、油温が低くなれば第1図の如く元
の長さに戻り小穴7は「開」の状態に復帰する。
しているので、油温が低くなれば第1図の如く元
の長さに戻り小穴7は「開」の状態に復帰する。
上述したように本考案によれば、従来の油浴潤
滑式歯車装置と同様に比較的多量の潤滑油を使用
しても、油温の高低(潤滑油粘度の大小)に合せ
自動的に大歯車2により攪拌される油量を制御で
きる。したがつて前述した従来の潤滑油の攪拌に
よる不具合が改善される。
滑式歯車装置と同様に比較的多量の潤滑油を使用
しても、油温の高低(潤滑油粘度の大小)に合せ
自動的に大歯車2により攪拌される油量を制御で
きる。したがつて前述した従来の潤滑油の攪拌に
よる不具合が改善される。
第1図は本考案による歯車装置の一実施例を示
す部分断面図、第2図は従来の歯車装置を示す部
分断面説明図である。 1……小歯車、2……大歯車、3……潤滑油、
4……軸受、5……歯車箱、6……仕切り板、
7,7′……小穴、8……案内筒(取付部材)、9
……スライド棒(弁部材)、10……バネ状の形
状記憶合金、11……油溜り部。
す部分断面図、第2図は従来の歯車装置を示す部
分断面説明図である。 1……小歯車、2……大歯車、3……潤滑油、
4……軸受、5……歯車箱、6……仕切り板、
7,7′……小穴、8……案内筒(取付部材)、9
……スライド棒(弁部材)、10……バネ状の形
状記憶合金、11……油溜り部。
Claims (1)
- 油浴循環方式を用いる歯車装置の歯車箱におい
て、該歯車箱内の小歯車側底部に、複数の小穴を
明けた仕切り板と、歯車箱外壁部とにより構成さ
れた油溜り部を設け、該油溜り部内の潤滑油の油
温を、潤滑油の中に直接挿入して検知することに
より前記複数の小穴の一部を自動的に塞ぎ、且つ
復帰するように成す手段として、前記小穴を塞ぐ
部分の対面する位置に、一端は油溜り部に固定さ
れた取付部材に、他端は前記小穴を封止する弁部
材に固定され、且つ油溜り部に溜まつた潤滑油の
油温を感知して伸縮するバネ状の形状記憶合金を
設けることにより、油溜り部内に溜める潤滑油の
量を自動的に調整し、これによつて、大歯車の回
転により攪拌される潤滑油の量を自動的に調整す
るよう構成したことを特徴とする鉄道車両用歯車
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986008564U JPH0518524Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986008564U JPH0518524Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62121469U JPS62121469U (ja) | 1987-08-01 |
| JPH0518524Y2 true JPH0518524Y2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=30793057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986008564U Expired - Lifetime JPH0518524Y2 (ja) | 1986-01-24 | 1986-01-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518524Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108266518A (zh) * | 2016-12-29 | 2018-07-10 | 东洋电机制造株式会社 | 铁路车辆用齿轮装置 |
| JP2018141518A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 新日鐵住金株式会社 | 鉄道車両用歯車装置 |
| WO2020137059A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 東洋電機製造株式会社 | 鉄道車両用歯車装置 |
| JP7584398B2 (ja) * | 2021-12-24 | 2024-11-15 | 株式会社クボタ | 作業車 |
| US12152661B2 (en) | 2021-12-24 | 2024-11-26 | Kubota Corporation | Work vehicle |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60121932U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用トランスミツシヨンの冷却装置 |
-
1986
- 1986-01-24 JP JP1986008564U patent/JPH0518524Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62121469U (ja) | 1987-08-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5839327A (en) | Drive axle assembly with lubricant cooling system | |
| JP2903664B2 (ja) | モータの軸受装置 | |
| JPS6332453Y2 (ja) | ||
| JPH0518524Y2 (ja) | ||
| KR100321454B1 (ko) | 모터-기어박스유닛 | |
| JP2009030743A (ja) | ファイナルドライブの潤滑構造および潤滑方法 | |
| US1561076A (en) | Journal bearing and housing | |
| JPH0220527Y2 (ja) | ||
| JP2585019Y2 (ja) | 軸受箱 | |
| US2449227A (en) | Crankcase oil thrower and crankpin lubricating device | |
| JPS6240235Y2 (ja) | ||
| JPS6315643Y2 (ja) | ||
| JPS6015998Y2 (ja) | 軸受装置 | |
| JP2550785Y2 (ja) | 歯車装置の軸受密封装置 | |
| JPS6231728Y2 (ja) | ||
| KR0180425B1 (ko) | 차량용 변속기의 출력축 베어링 윤활구조 | |
| JPH0614611U (ja) | 副減速機の潤滑油面調整装置 | |
| JPS6140552U (ja) | 変速機の潤滑装置 | |
| RU1768851C (ru) | Редуктор | |
| JPS6014077Y2 (ja) | オイルリング式軸受装置 | |
| KR19980048936U (ko) | 차량용 수동 변속기의 윤활 구조 | |
| JPS5819377Y2 (ja) | センタクキ ノ ジクウケソウチ | |
| JPS6327175Y2 (ja) | ||
| KR100280154B1 (ko) | 자동차용 수동변속기의 리버스 아이들 기어 윤활구조 | |
| JPH0211261Y2 (ja) |