JPH05185252A - 金属の超音波溶接方法 - Google Patents
金属の超音波溶接方法Info
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- JPH05185252A JPH05185252A JP3352757A JP35275791A JPH05185252A JP H05185252 A JPH05185252 A JP H05185252A JP 3352757 A JP3352757 A JP 3352757A JP 35275791 A JP35275791 A JP 35275791A JP H05185252 A JPH05185252 A JP H05185252A
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Abstract
流動で活性な金属表面が生じるが、硬いバネ材料には活
性な金属表面が生じにくい為、超音波溶接強度が得られ
難いので、この点を改善し、接点材料の如き軟らかい金
属片とバネ材料の如き硬い金属片との安定した超音波溶
接を得ること。 【構成】 YAGレーザ6をバネ2の表面に照射し、バ
ネ2の極表面層だけを溶融させた溶融層8aを形成す
る。さらに、バネ2の溶融層8aの面を用いてバネ2と
接点1とをホーン4を介して超音波溶接する。従って、
金属の調質部、及び加工硬化部等の硬い部分であって
も、レーザ前処理を行うことで材料の特性を犠牲にする
ことなく金属表面に極めて薄い層のみを溶融又は昇温さ
せることができき、超音波溶接時に活性化させやすくな
り、超音波溶接変形量を抑えた、安定した溶接状態を得
ることができる。
Description
如き金属片を溶接する金属の超音波溶接方法に関する。
金属片を超音波溶接する方法としては図6及び図7に示
すような方法が一般的に挙げられる。すなわち、図6に
示すように、アンビル3に凹部11を設けてその中に接
点1を入れ、接点1が移動しないように固定する。次に
バネ2を接点1の上に載置し、バネ2側からホーン4を
介して超音波振動を加え接点1とバネ2を溶接する。ま
た、図7に示すように、バネ2をアンビル3上に固定
し、バネ2上に接点1を載置し、接点1側からホーン4
を介して超音波振動を加え接点1とバネ2を溶接する。
の溶接方法では、一般的に軟らかい接点材料(例えばA
g合金等)と接点材料より硬いバネ材料(例えばベリ
銅、りん青銅等)とを溶接した場合、軟らかい接点材料
の変形量が硬いバネ材料に比べ大きい為、接点機能上必
要となるバネ表面からの接点高さを管理するのが困難で
あった。また、軟らかい接点材料の接合面は変形に伴う
塑性流動で活性な金属表面が生じるが、硬いバネ材料に
は活性な金属表面が生じにくい為、超音波溶接強度が得
られ難い。超音波溶接強度をもっと向上させようとする
と、さらに変形量を増やす必要があった。硬いバネ材料
にCu、Ag、Al等の比較的軟らかい材料をコーティ
ングすることで上記問題点をある程度改善できるが、コ
スト的に高くなることと機能性が損なわれるという問題
点があった。
のであり、接点材料の如き軟らかい金属片とバネ材料の
如き硬い金属片との安定した超音波溶接を得る金属の超
音波溶接方法を提供することを目的とする。
に本発明の金属の超音波溶接方法は、金属基材の表面に
前もってレーザ光を照射して表面層を軟化させた後、レ
ーザ照射面を超音波溶接することに特徴を有している。
材(熱処理材)や、加工硬化材の表面にレーザを照射す
ることで、表面の極めて薄い層のみを溶融又は昇温させ
ることができる。従って、バネ材料の特性が損なわれな
いで表面を軟化させることができるため、超音波溶接時
に活性化させやすくなり、超音波溶接変形量を抑えた、
安定した溶接状態を得ることができる。
料の溶接を例にとり図面に基づいて説明する。 (実施例1)第1実施例を図1(a)及び(b)に基づ
いて説明する。従来例の図6及び図7で示した如く、例
えば、バネ2の材料をBeCu11合金、板厚0.1m
m、ビッカース硬度は200Hv以上とし、接点1の材
料を外径φ2.5mm、厚さ0.3mm、材質Ag合金
として、超音波溶接(周波数15kHz、加圧力40k
gf、約0.1sec)すると軟らかい接点1が変形
し、接合面でつぶれが生じる。この時の剪断破壊強度は
約10kgf程度である。
(CO2 )レーザ6をバネ2の表面に照射(照射時間〜
数ms)し バネ2の極表面層(〜30μm)だけを溶
融させた溶融層8aを形成する。その結果、バネ2の表
面のビッカース硬度は100Hv以下に低下する。さら
に(b)に示すように、バネ2の溶融層8aの面を用い
てバネ2と接点1とをホーン4を介して超音波溶接する
と、接合面でのつぶれが無く、かつ剪断破壊強度は20
kgf以上が得られる。
(b)及び(c)に基づいて説明する。接点1の材料を
例えば外径φ2.5mm、厚さ0.3mm、材質Ag合
金とし、接点1の裏面にCuの裏打ち10を厚さ0.1
mm設ける。(a)に示すように、超音波溶接時の溶接
部所の安定化の為に〜100μm程度の凹凸付けをパン
チ5のプレスフォーミング等で裏打ち10に行う。
(b)に示すように、プレスフォーミングによる加工硬
化で超音波溶接性が悪くなるためYAGレーザ6を接点
1の裏打ち10に照射し、フォーミング部表面を加熱す
る。(c)に示すように、接点1とバネ2をホーン4を
介して超音波溶接する。その結果、フォーミング時に生
じた残留応力を除去し、軟化させることで、超音波溶接
性の安定の向上が図れる。
すように、図1に示した第1実施例におけるバネ1の接
合面にプレスフォーミング等で凹凸加工を施し、接合部
所の安定化を図った場合も、同レーザ処理が有効的なこ
とは言うまでもない。
(b)に基づいて説明する。これは第1実施例及び第2
実施例において、エキシマレーザ7を照射したものであ
る。エキシマレーザ7を用いることでYAGレーザ6と
は異なり、紫外領域の波長を持つレーザであり、非常に
薄い溶融層(〜数μm)を形成することが可能である。
(a)に示すように、エキシマレーザ7をバネ2に照射
してバネ2の表面に極めて薄い溶融層8bを形成するこ
とができる。(b)に示すように、接点1とバネ2をホ
ーン4を介して超音波溶接する。従って、材料特性を全
く損なうことなく軟化層を形成することができ、その結
果超音波溶接性が向上し、超音波溶接時の溶接部所の安
定化が図られる。
第2実施例において、エキシマレーザ7を照射した他の
第3実施例である。(a)に示すように、エキシマレー
ザ7のエネルギー密度を調整することで、レーザ照射面
に数μm程度の微細凹凸の凹凸層9を加工硬化なしに瞬
時に形成することができる。(b)に示すように、接点
1とバネ2をホーン4を介して超音波溶接する。従っ
て、超音波溶接時の溶接部所の安定化が図られる。
音波溶接方法では、金属基材の表面に前もってレーザ光
を照射して表面層を軟化させた後、レーザ照射面を超音
波溶接するようにしたので、金属の調質部、及び加工硬
化部等の硬い部分であっても、レーザ前処理を行うこと
で材料の特性を犠牲にすることなく金属表面に極めて薄
い層のみを溶融又は昇温させることができる。従って、
超音波溶接時に活性化させやすくなり、超音波溶接変形
量を抑えた、安定した溶接状態を得ることができる。
る金属の超音波溶接を示す図である。
例における金属の超音波溶接を示す図である。
実施例における金属の超音波溶接を示す図である。
る金属の超音波溶接を示す図である。
おける金属の超音波溶接を示す図である。
る。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属基材の表面に前もってレーザ光を照
射して表面層を軟化させた後、レーザ照射面を超音波溶
接することを特徴とする金属の超音波溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352757A JP2889032B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 接点材の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3352757A JP2889032B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 接点材の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185252A true JPH05185252A (ja) | 1993-07-27 |
| JP2889032B2 JP2889032B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=18426236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3352757A Expired - Lifetime JP2889032B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 接点材の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2889032B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6423921B2 (en) * | 2000-03-13 | 2002-07-23 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Forderung Der Angewandten Forschung E.V. | Method and apparatus for processing components in which a molten phase is produced by local energy input |
| KR100469293B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-02-02 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 초음파/레이저 병용 접합방법 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP3352757A patent/JP2889032B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6423921B2 (en) * | 2000-03-13 | 2002-07-23 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Forderung Der Angewandten Forschung E.V. | Method and apparatus for processing components in which a molten phase is produced by local energy input |
| KR100469293B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-02-02 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 초음파/레이저 병용 접합방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2889032B2 (ja) | 1999-05-10 |
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