JPH05185289A - アルミニウムろう接用フッ化物フラックスの製法 - Google Patents

アルミニウムろう接用フッ化物フラックスの製法

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JPH05185289A
JPH05185289A JP34253491A JP34253491A JPH05185289A JP H05185289 A JPH05185289 A JP H05185289A JP 34253491 A JP34253491 A JP 34253491A JP 34253491 A JP34253491 A JP 34253491A JP H05185289 A JPH05185289 A JP H05185289A
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JP
Japan
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fluoride
container
flux
raw material
salt
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JP34253491A
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English (en)
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Susumu Takahashi
進 高橋
Mochitada Zusho
望正 図所
Terukazu Kanda
輝一 神田
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Kanto Yakin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kanto Yakin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フッ化物フラックス原料塩を高純度黒鉛の容
器内に入れ、容器内の発熱体で直接加熱し反応させて溶
融フッ化物フラックスを作り、これを粉状に固化させる
アルミニウムろう接用の粉状フッ化物フラックスの製造
方法。 【効果】フッ化物フラックスが湿式によらずに、乾式溶
解法で作られるので、作用上では原料が完全に反応し、
しかも廃水を排出しない無公害かつ経済的で簡便な方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム又はアル
ミニウム合金製品等の金属ろう接に用いられるフラック
ス、特にフッ化物よりなり塩化物等を含まないフラック
スの製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウムのろう接において、フッ化
物で構成されて塩化物等を含まないフラックスを使う方
法は、フラックスの残渣が水に溶けないためにろう接後
の水洗を省いてもアルミニウムの腐食が進行し難い長所
があることが知られている。
【0003】このため、古くから使われている塩化物フ
ラックス法がろう接後の洗滌と、その廃水処理を必須条
件としているのに比較して、フッ化物フラックスを使っ
たろう接方法は公害処理に係る経費の節減が可能となる
ので実用化が進んでいる。
【0004】ところが、フッ化物フラックスの製造は容
易ではない。即ち、高濃度の溶融した無機質フッ化物
は、金属酸化物を激しく溶解するため、金属製の容器で
保持することが極めて困難で、高級耐熱鋼をもってして
も短時間で破損してしまうものである。また、セラミッ
ク容器も溶融塩中に融けてしまうので使用できない。
【0005】一般に知られている黒鉛るつぼを外部から
加熱する構造を採れば、るつぼは極めて短時間に溶融塩
中に崩壊してしまう。これは、黒鉛質の結合剤として使
われる粘土や硅酸塩が溶融フッ化物に溶けてしまうから
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フッ化物フ
ラックスを湿式法よりも望ましいとされながら実施でき
なかった乾式融解製造法によって得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このようなア
ルミニウム等の金属ろう接に供するフッ化物フラックス
の製造方法に係るもので、このフラックス製造のための
フッ化アルミニウム及びフッ化アルカリの混合物を高純
度黒鉛からなる溶融炉内に黒鉛電極の直接通電によって
加熱して溶融体として保持し、この溶融体を噴霧処理す
ることにより微粉状のフラックスを製造してろう接工程
に供することにある。
【0008】本発明の方法によれば、高純度黒鉛で成型
された容器の中に原料塩を満たし、この中に浸漬するよ
うに設けた黒鉛抵抗体により発熱融解を進めるもので、
黒鉛容器の内側は融体を支えるために融点より高温に保
たれるが、外側は触体の流出を阻止するために融解温度
より低く保たれている。この場合、黒鉛体を抵抗発熱さ
せても又電極として極間に保たれた融解塩に通電してそ
のジュール熱により加熱融解を進めてもよい。また、黒
鉛容器中に金属柱を置き、容器の外側に高周波コイルを
設け、誘導電流によって金属柱を発熱させて、接触して
いる原料塩を溶解させてもよい。
【0009】液相となった溶融フッ化物は、黒鉛もしく
は非晶質炭素によって作られた管を通して容器外に導
き、これを高圧不活性ガスによって噴霧して粉体とする
が、いたん容器外に取り出して固化した後に粉砕しても
よい。高温にさらされる黒鉛と溶融塩はその表面を不活
性ガスで保護しておくことが望ましい。
【0010】このようにして作られたフラックス粉末
は、水に懸濁させてろう接加工を施す部品に付着させて
ろう接炉に送り込まれるが、この発明の方法を実施する
フラックス製造装置は一連の加熱炉,予熱炉,乾燥炉,
フラックス塗付装置と一体となってろう接加工設備を構
成することができ、またフラックス製造装置として独立
して機能させることもできる。
【0011】この方法の溶融法に供されるフッ化物の組
成は、[KAlF20原子量%+KAlF80原
子量%]であるが、同一質量を構成するKFとAlF
をもって代用しても、溶融反応の結果は全く同一で何ら
支障はない。また、KAlFはその一部又は全部を
LiAlFで置き替えることもできるが、Liイオ
ンを存在させるかどうかはろう接しようとする合金の組
成から選択される。また、フッ化物組成の変動はそれに
よって生じる融点の上昇がろう材金属の融点を越えない
範囲において許される。
【0012】
【実施例】上述した通り、黒鉛電極を用いた本発明方法
を図1を参照して先ず述べる。幅15cm,長さ30c
m,深さ10cmの純黒鉛製函状炉体1の中にKAlF
80原子量%とKAlF20原子量%の混合塩を
原料塩送りコンベヤー2により入れ、炉体1の黒鉛底部
に接触するように下げた電極3,3と黒鉛底部との間に
電圧を架けたとき、電極下部で発熱し、混合塩は600
℃以下で融けた。この液状塩4を管5を通して炉外に導
き、噴霧筒6内で管7より噴射するNガスで噴霧を行
なったところ、粒度30ミクロン以下の粉状フラックス
8を得ることができた。
【0013】上記に準じ、KAlF80原子量%とL
AlF原子量%の混合塩を原料として作業したと
ころ、同一の結果を得ることができた。
【0014】次に、前述した通り、黒鉛容器中に金属柱
を置き、容器の外側に高周波コイルを設け、誘導電流に
よって金属柱を発熱する本発明方法を、図2を参照して
述ベる。図2の装置中の図1と同様な部分は図1と同一
の符号で示されている。
【0015】内径20cm,深さ40cm,厚さ2.5
cmの純黒鉛からなる容器1内に内径13cm,外径1
8cm,高さ35cmの鉄製管状体3′を置き、容器1
の外壁に沿って取り付けた誘導コイル3″に電流を通し
たところ 鉄製管状体3′が発熱し、上部から入れたK
AlF80原子量%とCsAlF20原子量%に
該当する原料塩のAlF45原子量%,KF40原子
量%,Cs15原子量%からなる混合物は540℃付近
で融解し、底部に設けた管5から回転円盤9上に運ば
れ、ここで粗砕粒子8となったものをボールミルにより
破砕したところ、30ミクロン以下の粉状のフラックス
を得ることができた。
【0016】
【発明の効果】本発明は、フッ化物フラックスの製造に
当り、湿式法よりも望ましいとされながら経済的な高温
容器が得られないために実施できなかった乾式融解製造
法を黒鉛容器を採用し、電力による加熱源を容器の内部
に設けることによって低廉な加工費による製造を可能と
し、しかも湿式法によるような廃水を排出しない公害性
の低い方法を提供するものである。
【0017】なお、本発明の方法により製造されるフラ
ックスは、KAlF80原子量%+KAlF20
原子量%よりなるが、KAlFはその全部もしくは
一部をLiAlFで置き替えることもあり、高温融
解法による当然の帰結として化学当量に基づきKF,A
lF,LiFを充当することが許されるが、その組成
の変動範囲が溶融点600℃を越えないものとされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための一装置の説明的
な斜視図である。
【図2】同様な他の装置の説明的な断面図である。
【符号の説明】
1−黒鉛容器 2−原料塩送りコンベヤー 3−黒鉛電極 3′−鉄製被誘導発熱体 3″−誘導コイル 4−溶融塩 5−溶融塩送り出し管 6−噴射ノズル筒 7−Nガス管 8−粉状フラックス 9−回転円盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高純度黒鉛になる容器中にフッ化物フラ
    ックスの原料塩を入れ、該原料塩を該容器内に設けられ
    た発熱体により直接加熱融解し反応させて溶融フッ化物
    とし、その後にこの溶融フッ化物を容器外に導いて粉状
    のフッ化物フラックスとすることを特徴とするアルミニ
    ウムろう接用フッ化物フラックスの製法。
JP34253491A 1991-10-24 1991-10-24 アルミニウムろう接用フッ化物フラックスの製法 Pending JPH05185289A (ja)

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JP34253491A JPH05185289A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 アルミニウムろう接用フッ化物フラックスの製法
US07/960,017 US5232521A (en) 1991-10-24 1992-10-13 Fluoride flux for aluminum brazing
EP92309353A EP0541259A1 (en) 1991-10-24 1992-10-14 Fluoride flux for aluminum brazing

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