JPH05186938A - 織機の停止制御装置 - Google Patents
織機の停止制御装置Info
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- JPH05186938A JPH05186938A JP892A JP892A JPH05186938A JP H05186938 A JPH05186938 A JP H05186938A JP 892 A JP892 A JP 892A JP 892 A JP892 A JP 892A JP H05186938 A JPH05186938 A JP H05186938A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブレーキBの制動力低下を検出し、織段の発
生等を防止する。 【構成】 停止信号S1 を出力する停止信号発生部11
と、警報信号S2 を出力する監視部20とを設ける。停
止信号発生部11は、停止原因信号Sa 、Sb …がある
とき、特定の織機機械角θ=θs において停止信号S1
を発生し、監視部20のカウンタ23は、織機機械角θ
が筬打ち角θr となったときに比較器21から出力され
る出力信号S21を計数することにより、停止信号S1 が
出力された後、2回以上の筬打ちがなされたことを検出
して警報信号S2 を出力することができる。
生等を防止する。 【構成】 停止信号S1 を出力する停止信号発生部11
と、警報信号S2 を出力する監視部20とを設ける。停
止信号発生部11は、停止原因信号Sa 、Sb …がある
とき、特定の織機機械角θ=θs において停止信号S1
を発生し、監視部20のカウンタ23は、織機機械角θ
が筬打ち角θr となったときに比較器21から出力され
る出力信号S21を計数することにより、停止信号S1 が
出力された後、2回以上の筬打ちがなされたことを検出
して警報信号S2 を出力することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、織機を停止させるた
めのブレーキの不調を検出し、警報信号を発生すること
ができる織機の停止制御装置に関する。
めのブレーキの不調を検出し、警報信号を発生すること
ができる織機の停止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機は、一般に、緯入れ不良や経糸切れ
等の停止原因が発生すると、主モータに供給する電源を
切断するとともにブレーキを作動させ、適切な長さの制
動運転(織機が、ブレーキによる制動を受けながら惰走
する運転状態をいう、以下同じ)の後に停止させる必要
がある。停止原因発生後、余りに長く織機が運転される
と、いたずらに多くの不良織布が製織されてしまうばか
りでなく、停止後の停止原因の修復作業を困難にする一
方、余りに急激な停止動作は、織機の駆動系に過大な衝
撃を与え、機械寿命を損うおそれがあるからである。
等の停止原因が発生すると、主モータに供給する電源を
切断するとともにブレーキを作動させ、適切な長さの制
動運転(織機が、ブレーキによる制動を受けながら惰走
する運転状態をいう、以下同じ)の後に停止させる必要
がある。停止原因発生後、余りに長く織機が運転される
と、いたずらに多くの不良織布が製織されてしまうばか
りでなく、停止後の停止原因の修復作業を困難にする一
方、余りに急激な停止動作は、織機の駆動系に過大な衝
撃を与え、機械寿命を損うおそれがあるからである。
【0003】そこで、織機は、停止原因が発生した後、
織機の主軸がほぼ1回転する間に停止させるのが適当で
あって、織機に組み込むブレーキは、常に、このような
制動運転を実現することができるように、その制動力を
最適に維持する必要がある。なお、かかる用途に使用さ
れるブレーキは、いわゆる摩擦ブレーキであって、何ら
格別なものではない。したがって、その制動力を適正に
維持するためには、適切な周期ごとに、定期的な保守点
検作業を実施することが不可欠である。また、ブレーキ
が不調になると、制動運転の長さが過大となるために、
制動運転中になされる筬打ち回数が増え、致命的な織段
の原因となることも少なくない。
織機の主軸がほぼ1回転する間に停止させるのが適当で
あって、織機に組み込むブレーキは、常に、このような
制動運転を実現することができるように、その制動力を
最適に維持する必要がある。なお、かかる用途に使用さ
れるブレーキは、いわゆる摩擦ブレーキであって、何ら
格別なものではない。したがって、その制動力を適正に
維持するためには、適切な周期ごとに、定期的な保守点
検作業を実施することが不可欠である。また、ブレーキ
が不調になると、制動運転の長さが過大となるために、
制動運転中になされる筬打ち回数が増え、致命的な織段
の原因となることも少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、ブレーキは、一般的な摩擦ブレーキであるか
ら、時日の経過とともに制動力が変化し、さらに、定期
的に保守点検作業をしていたとしても、突発的な制動力
低下による不具合の発生が避けられないという問題があ
った。すなわち、摩擦ブレーキは、制動用のばねが折損
したり、内部に風綿が入り込んだり、ブレーキシューの
表面に油や水が付着したりすると、極端な制動力低下を
来たしてしまう可能性があるからである。
ときは、ブレーキは、一般的な摩擦ブレーキであるか
ら、時日の経過とともに制動力が変化し、さらに、定期
的に保守点検作業をしていたとしても、突発的な制動力
低下による不具合の発生が避けられないという問題があ
った。すなわち、摩擦ブレーキは、制動用のばねが折損
したり、内部に風綿が入り込んだり、ブレーキシューの
表面に油や水が付着したりすると、極端な制動力低下を
来たしてしまう可能性があるからである。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、停止信号発生部と監視部とを組み合わ
せることによって、ブレーキの制動力低下を適確に検出
し、織段発生を含む各種の不具合の発生を確実に予防す
ることができる織機の停止制御装置を提供することにあ
る。
術の問題に鑑み、停止信号発生部と監視部とを組み合わ
せることによって、ブレーキの制動力低下を適確に検出
し、織段発生を含む各種の不具合の発生を確実に予防す
ることができる織機の停止制御装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、織機の停止原因が発生したと
き、所定の織機機械角において停止信号を発生する停止
信号発生部と、停止信号発生部からの停止信号を入力
し、停止信号発生後、織機が停止するまでの筬打ち回数
が2回以上であるときに警報信号を出力する監視部とを
備えることをその要旨とする。
めのこの発明の構成は、織機の停止原因が発生したと
き、所定の織機機械角において停止信号を発生する停止
信号発生部と、停止信号発生部からの停止信号を入力
し、停止信号発生後、織機が停止するまでの筬打ち回数
が2回以上であるときに警報信号を出力する監視部とを
備えることをその要旨とする。
【0007】なお、監視部は、停止信号発生後の筬打ち
回数を計数するカウンタを備え、または、停止信号発生
後の主軸の回転量を計測するカウンタを備えることがで
きる。
回数を計数するカウンタを備え、または、停止信号発生
後の主軸の回転量を計測するカウンタを備えることがで
きる。
【0008】
【作用】かかる発明の構成によるときは、停止信号発生
部は、織機の停止原因が発生したときに停止信号を発生
し、その停止信号により、主モータの電源を切断すると
ともにブレーキを作動させ、織機を制動して停止させる
ことができる。一方、監視部は、このようにして織機が
停止する際に、筬打ち回数が2回以上であるときに警報
信号を発生するから、このときの警報信号は、ブレーキ
の制動力が低下していることを示し、適切な保守点検が
必要であることを表示することができる。適切な制動力
であれば、織機は、制動運転中に1回の筬打ちを経由す
るのみで停止することができるからである。
部は、織機の停止原因が発生したときに停止信号を発生
し、その停止信号により、主モータの電源を切断すると
ともにブレーキを作動させ、織機を制動して停止させる
ことができる。一方、監視部は、このようにして織機が
停止する際に、筬打ち回数が2回以上であるときに警報
信号を発生するから、このときの警報信号は、ブレーキ
の制動力が低下していることを示し、適切な保守点検が
必要であることを表示することができる。適切な制動力
であれば、織機は、制動運転中に1回の筬打ちを経由す
るのみで停止することができるからである。
【0009】監視部が筬打ち回数を計数するカウンタを
備えるときは、カウンタの計数内容が2以上であること
により、監視部は、直ちに警報信号を発生すればよく、
また、主軸の回転量を計測するカウンタを備えるとき
は、筬打ち回数が2回以上となる適当な設定回転量と、
カウンタの計測内容とを比較することにより、警報信号
を発生させることができる。
備えるときは、カウンタの計数内容が2以上であること
により、監視部は、直ちに警報信号を発生すればよく、
また、主軸の回転量を計測するカウンタを備えるとき
は、筬打ち回数が2回以上となる適当な設定回転量と、
カウンタの計測内容とを比較することにより、警報信号
を発生させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0011】織機の停止制御装置は、停止信号発生部1
1と、監視部20とを組み合わせてなる(図1)。
1と、監視部20とを組み合わせてなる(図1)。
【0012】織機は、任意の形式の緯入れ機構を有する
ものとする(図2)。経糸P、Pは、経糸ビームB1 か
ら、テンションローラTRを介して引き出され、綜絖S
F、SFによって開口される。図示しない緯糸は、経糸
開口Pa に緯入れされ、筬Rによって織前Wf に筬打ち
され、織布Wを形成する一方、織布Wは、ガイドローラ
GR、プレッシャローラPRを有する巻取りローラKR
を介し、織布ビームB2 に巻き取られている。経糸ビー
ムB1 、巻取りローラKRには、それぞれ送出しモータ
M1 、巻取りモータM2 が連結されており、また、筬R
は、主軸Aを介し、ブレーキB付きの主モータMによっ
て駆動されている。なお、綜絖SF、SFは、図示しな
い開口装置を介し、主軸Aと同期して、所定の開口運動
をすることができる。また、ブレーキBは、主モータM
に代え、主軸Aに連結してもよいものとする。
ものとする(図2)。経糸P、Pは、経糸ビームB1 か
ら、テンションローラTRを介して引き出され、綜絖S
F、SFによって開口される。図示しない緯糸は、経糸
開口Pa に緯入れされ、筬Rによって織前Wf に筬打ち
され、織布Wを形成する一方、織布Wは、ガイドローラ
GR、プレッシャローラPRを有する巻取りローラKR
を介し、織布ビームB2 に巻き取られている。経糸ビー
ムB1 、巻取りローラKRには、それぞれ送出しモータ
M1 、巻取りモータM2 が連結されており、また、筬R
は、主軸Aを介し、ブレーキB付きの主モータMによっ
て駆動されている。なお、綜絖SF、SFは、図示しな
い開口装置を介し、主軸Aと同期して、所定の開口運動
をすることができる。また、ブレーキBは、主モータM
に代え、主軸Aに連結してもよいものとする。
【0013】主軸Aには、織機機械角θを検出するエン
コーダENが連結されている(図1)。
コーダENが連結されている(図1)。
【0014】エンコーダENからの織機機械角θは、停
止信号発生部11と、監視部20の比較器21とに分岐
入力されており、停止信号発生部11には、停止位置設
定器12からの設定角度θs が入力されている。また、
停止信号発生部11には、停止原因信号Sa 、Sb …が
併せ入力されている。ただし、停止原因信号Sa 、Sb
…は、それぞれ、たとえば緯入れ不良の発生、経切れの
発生、図示しない停止ボタンの操作を示すものとし、し
たがって、停止原因信号Sa 、Sb …は、織機の停止原
因が発生したことを示す信号である。
止信号発生部11と、監視部20の比較器21とに分岐
入力されており、停止信号発生部11には、停止位置設
定器12からの設定角度θs が入力されている。また、
停止信号発生部11には、停止原因信号Sa 、Sb …が
併せ入力されている。ただし、停止原因信号Sa 、Sb
…は、それぞれ、たとえば緯入れ不良の発生、経切れの
発生、図示しない停止ボタンの操作を示すものとし、し
たがって、停止原因信号Sa 、Sb …は、織機の停止原
因が発生したことを示す信号である。
【0015】停止信号発生部11の出力は、停止信号S
1 として、主モータ制御回路13、ブレーキ制御回路1
4の他、監視部20のタイマ22に分岐入力されてい
る。ただし、主モータ制御回路13、ブレーキ制御回路
14の出力は、それぞれ、主モータM、ブレーキBに接
続されており、主モータ制御回路13は、主モータMの
起動停止を制御する一方、ブレーキ制御回路14は、ブ
レーキBを作動させ、また、その作動を停止させるもの
とする。
1 として、主モータ制御回路13、ブレーキ制御回路1
4の他、監視部20のタイマ22に分岐入力されてい
る。ただし、主モータ制御回路13、ブレーキ制御回路
14の出力は、それぞれ、主モータM、ブレーキBに接
続されており、主モータ制御回路13は、主モータMの
起動停止を制御する一方、ブレーキ制御回路14は、ブ
レーキBを作動させ、また、その作動を停止させるもの
とする。
【0016】監視部20は、比較器21、タイマ22の
他、筬打ち角度設定器21a、カウンタ23を備えてな
る。筬打ち角度設定器21aの出力は、比較器21に接
続されており、比較器21、タイマ22の出力は、それ
ぞれカウンタ23の計数入力端子CT、イネーブル端子
ETに接続されている。また、カウンタ23の出力は、
警報信号S2 として、外部に引き出されている。
他、筬打ち角度設定器21a、カウンタ23を備えてな
る。筬打ち角度設定器21aの出力は、比較器21に接
続されており、比較器21、タイマ22の出力は、それ
ぞれカウンタ23の計数入力端子CT、イネーブル端子
ETに接続されている。また、カウンタ23の出力は、
警報信号S2 として、外部に引き出されている。
【0017】いま、織機が回転数n=no (rpm)で
定常運転中であるときを考えると、そのときのエンコー
ダENは、主軸Aが回転することにより、織機機械角θ
を検出し、出力することができる。そこで、監視部20
の比較器21は、エンコーダENからの織機機械角θ
と、筬打ち角度設定器21に設定される筬打ち角度θr
とを比較し、θ=θr を検出して、パルス状の出力信号
S21をカウンタ23の計数入力端子CTに出力すること
ができる。一般に、θr =0(度)に設定するから、こ
のときの出力信号S21は、織機機械角θ=0(度)ごと
に出力されるパルス列となる(図3)。
定常運転中であるときを考えると、そのときのエンコー
ダENは、主軸Aが回転することにより、織機機械角θ
を検出し、出力することができる。そこで、監視部20
の比較器21は、エンコーダENからの織機機械角θ
と、筬打ち角度設定器21に設定される筬打ち角度θr
とを比較し、θ=θr を検出して、パルス状の出力信号
S21をカウンタ23の計数入力端子CTに出力すること
ができる。一般に、θr =0(度)に設定するから、こ
のときの出力信号S21は、織機機械角θ=0(度)ごと
に出力されるパルス列となる(図3)。
【0018】一方、カウンタ23は、そのイネーブル端
子ETがハイレベルのときにのみ、計数入力端子CTに
入力されるパルス列を計数することができるものとす
る。そこで、このときのカウンタ23は、タイマ22が
作動しておらず、イネーブル端子ETがローレベルであ
るために、何ら計数動作をすることがなく、したがっ
て、警報信号S2 は、出力されない。
子ETがハイレベルのときにのみ、計数入力端子CTに
入力されるパルス列を計数することができるものとす
る。そこで、このときのカウンタ23は、タイマ22が
作動しておらず、イネーブル端子ETがローレベルであ
るために、何ら計数動作をすることがなく、したがっ
て、警報信号S2 は、出力されない。
【0019】このようにして織機が運転されていると
き、特定の織機サイクルKo において、織機の停止原因
が発生し、停止信号Sa 、Sb …の任意の1または2以
上が発生すると、停止信号発生部11が作動する。すな
わち、停止信号発生部11は、停止信号Sa 、Sb …の
いずれか1以上が存在することを条件に、織機サイクル
Ko における織機機械角θがθ=θs となったことを検
出して、停止信号S1 を発生することができる。ただ
し、設定角度θs は、停止原因信号Sa 、Sb …によっ
て織機が停止するとき、その停止位置を適正にするため
に、停止位置設定器12に設定するものとする。
き、特定の織機サイクルKo において、織機の停止原因
が発生し、停止信号Sa 、Sb …の任意の1または2以
上が発生すると、停止信号発生部11が作動する。すな
わち、停止信号発生部11は、停止信号Sa 、Sb …の
いずれか1以上が存在することを条件に、織機サイクル
Ko における織機機械角θがθ=θs となったことを検
出して、停止信号S1 を発生することができる。ただ
し、設定角度θs は、停止原因信号Sa 、Sb …によっ
て織機が停止するとき、その停止位置を適正にするため
に、停止位置設定器12に設定するものとする。
【0020】停止信号S1 は、主モータ制御回路13、
ブレーキ制御回路14に入力されるから、主モータ制御
回路13は、主モータMの電源を切断し、ブレーキ制御
回路14は、ブレーキBを作動させることができる。す
なわち、織機は、それまでの定常運転から、制動運転に
移行することができ、織機の回転数nは、定常運転中の
回転数n=no からn=0に向けて低下する。
ブレーキ制御回路14に入力されるから、主モータ制御
回路13は、主モータMの電源を切断し、ブレーキ制御
回路14は、ブレーキBを作動させることができる。す
なわち、織機は、それまでの定常運転から、制動運転に
移行することができ、織機の回転数nは、定常運転中の
回転数n=no からn=0に向けて低下する。
【0021】一方、停止信号S1 は、監視部20のタイ
マ22にも分岐入力されているから、タイマ22は、停
止信号S1 によってスタートし、その出力信号S22を発
生する。すなわち、タイマ22は、出力信号S22を出力
することにより、カウンタ23のイネーブル端子ETを
ローレベルからハイレベルに変化させることができる。
そこで、カウンタ23は、その後に発生する比較器21
からの出力信号S21を計数することができ、その計数内
容が2以上となったときに、警報信号S2 を出力する。
すなわち、カウンタ23は、ブレーキBが正常であり、
停止信号S1 が出力された後、織機が停止するまでの間
に、1回以内の筬打ちしか行なわれなかったときには、
警報信号S2 を発生することはないが(図3の実線)、
何らかの原因でブレーキBの制動力が低下し、織機が停
止するまでの間に2回以上の筬打ちがなされたときは、
警報信号S2 を出力することができる(同図の二点鎖
線)。
マ22にも分岐入力されているから、タイマ22は、停
止信号S1 によってスタートし、その出力信号S22を発
生する。すなわち、タイマ22は、出力信号S22を出力
することにより、カウンタ23のイネーブル端子ETを
ローレベルからハイレベルに変化させることができる。
そこで、カウンタ23は、その後に発生する比較器21
からの出力信号S21を計数することができ、その計数内
容が2以上となったときに、警報信号S2 を出力する。
すなわち、カウンタ23は、ブレーキBが正常であり、
停止信号S1 が出力された後、織機が停止するまでの間
に、1回以内の筬打ちしか行なわれなかったときには、
警報信号S2 を発生することはないが(図3の実線)、
何らかの原因でブレーキBの制動力が低下し、織機が停
止するまでの間に2回以上の筬打ちがなされたときは、
警報信号S2 を出力することができる(同図の二点鎖
線)。
【0022】ここで、タイマ22は、たとえば、適当な
設定時間Tにセットするものとし、設定時間Tの間だ
け、カウンタ23のイネーブル端子ETをハイレベルに
する。すなわち、タイマ22は、織機が停止した後、た
とえば、不良緯入れされた緯糸を除去するために、織機
が逆転されたとしても、そのときまでに設定時間Tが経
過することにより、出力信号S22をローレベルに復帰さ
せ、カウンタ23が、逆転による筬打ちを誤計数しない
ようにすることができる。また、カウンタ23は、たと
えば、織機が起動された際、または、その後、遅くとも
タイマ22からの出力信号S22によりイネーブル端子E
Tがハイレベルに変化したと同時点までに、その内容が
クリアされているものとする。
設定時間Tにセットするものとし、設定時間Tの間だ
け、カウンタ23のイネーブル端子ETをハイレベルに
する。すなわち、タイマ22は、織機が停止した後、た
とえば、不良緯入れされた緯糸を除去するために、織機
が逆転されたとしても、そのときまでに設定時間Tが経
過することにより、出力信号S22をローレベルに復帰さ
せ、カウンタ23が、逆転による筬打ちを誤計数しない
ようにすることができる。また、カウンタ23は、たと
えば、織機が起動された際、または、その後、遅くとも
タイマ22からの出力信号S22によりイネーブル端子E
Tがハイレベルに変化したと同時点までに、その内容が
クリアされているものとする。
【0023】なお、比較器21、筬打ち角度設定器21
aは、単に筬打ちがなされるごとに出力信号S21を出力
するものである。そこで、これらのものは、いわゆるピ
ックカウンタ等に代えてもよいことはいうまでもない。
aは、単に筬打ちがなされるごとに出力信号S21を出力
するものである。そこで、これらのものは、いわゆるピ
ックカウンタ等に代えてもよいことはいうまでもない。
【0024】警報信号S2 は、ブレーキBの制動力の低
下を示すから、ブレーキBの保守点検の必要性を示す表
示信号として利用する他、停止後の織機を逆転する際
に、織機Wf を経糸ビームB1 側に戻す移動量δを切り
換え、その後の再起動に際し、織段を予防するためにも
利用することができる(図4)。
下を示すから、ブレーキBの保守点検の必要性を示す表
示信号として利用する他、停止後の織機を逆転する際
に、織機Wf を経糸ビームB1 側に戻す移動量δを切り
換え、その後の再起動に際し、織段を予防するためにも
利用することができる(図4)。
【0025】いま、織機を逆転するとき、駆動回路34
を介して送出しモータM1 、巻取りモータM2 を逆転駆
動し、織前Wf を移動量δだけ戻すものとする。そこ
で、移動量設定器31、32に移動量δ1 、δ2 (δ1
<δ2 )を設定し、警報信号S2 により、切換制御器3
3を介して切換接点RYc を切り換え、警報信号S2 が
ないときは、δ=δ1 とし、警報信号S2 があるとき
は、δ=δ2 に切り換えるものとすれば、織機を停止す
る際に2回以上の筬打ちがなされたか否かにより、駆動
回路34に入力する移動量δを切り換えることができ
る。ただし、移動量δ1 は、ブレーキBの制動力が正常
であり、織機が停止するまでに1回の筬打ちがなされた
場合に対応する織前Wf の移動量であり、移動量δ2
は、2回以上の筬打ちがなされた場合に対応する移動量
である。織機の制動運転中に行なわれる筬打ち回数の大
小により、織前Wf の移動量δを切り換えることができ
るから、織段の発生を未然に防止することが可能であ
る。
を介して送出しモータM1 、巻取りモータM2 を逆転駆
動し、織前Wf を移動量δだけ戻すものとする。そこ
で、移動量設定器31、32に移動量δ1 、δ2 (δ1
<δ2 )を設定し、警報信号S2 により、切換制御器3
3を介して切換接点RYc を切り換え、警報信号S2 が
ないときは、δ=δ1 とし、警報信号S2 があるとき
は、δ=δ2 に切り換えるものとすれば、織機を停止す
る際に2回以上の筬打ちがなされたか否かにより、駆動
回路34に入力する移動量δを切り換えることができ
る。ただし、移動量δ1 は、ブレーキBの制動力が正常
であり、織機が停止するまでに1回の筬打ちがなされた
場合に対応する織前Wf の移動量であり、移動量δ2
は、2回以上の筬打ちがなされた場合に対応する移動量
である。織機の制動運転中に行なわれる筬打ち回数の大
小により、織前Wf の移動量δを切り換えることができ
るから、織段の発生を未然に防止することが可能であ
る。
【0026】なお、警報信号S2 は、織機を逆転する際
に、織前Wf の移動量δを切り換えるのみならず、織機
を再起動するとき、キックバック装置によって織前Wf
を戻す際にも、その移動量を切り換えるために使用する
ことができる。
に、織前Wf の移動量δを切り換えるのみならず、織機
を再起動するとき、キックバック装置によって織前Wf
を戻す際にも、その移動量を切り換えるために使用する
ことができる。
【0027】
【他の実施例】監視部20は、エンコーダENの出力を
カウンタ23の計数入力端子CTに接続し(図5)、カ
ウンタ23の出力を比較器21に接続することにより、
比較器21から警報信号S2 を出力させることができ
る。ただし、停止位置設定器12からの設定角度θs
は、監視部20の規定回転量算出器24にも分岐入力
し、規定回転量算出器24の出力は、比較器21に併せ
入力されている。
カウンタ23の計数入力端子CTに接続し(図5)、カ
ウンタ23の出力を比較器21に接続することにより、
比較器21から警報信号S2 を出力させることができ
る。ただし、停止位置設定器12からの設定角度θs
は、監視部20の規定回転量算出器24にも分岐入力
し、規定回転量算出器24の出力は、比較器21に併せ
入力されている。
【0028】カウンタCTの計数入力端子CTには、エ
ンコーダENからの織機機械角θを示すパルス列が入力
されているから、カウンタ23は、停止原因信号Sa 、
Sb…が発生し、停止信号発生部11から停止信号S1
が発生することにより、イネーブル端子ETがハイレベ
ルに変化した後の主軸Aの回転量θa を計測することが
できる。ただし、ここで、回転量θa (度)は、エンコ
ーダENの分解能を単位とする角度単位となっている。
ンコーダENからの織機機械角θを示すパルス列が入力
されているから、カウンタ23は、停止原因信号Sa 、
Sb…が発生し、停止信号発生部11から停止信号S1
が発生することにより、イネーブル端子ETがハイレベ
ルに変化した後の主軸Aの回転量θa を計測することが
できる。ただし、ここで、回転量θa (度)は、エンコ
ーダENの分解能を単位とする角度単位となっている。
【0029】一方、規定回転量算出器24は、停止位置
設定器12に設定角度θs が設定されることにより、規
定回転量θaoを算出し、出力することができる。ただ
し、ここで、規定回転量θaoとは、織機が制動運転中
に、2回以上の筬打ちがなされることがないように、制
動運転中における主軸Aの最大許容回転量を示すもので
あって、一般に、θao=(360−θs )+360
(度)に定めればよい。そこで、比較器21は、カウン
タ23からの回転量θa と規定回転量θaoとを比較し、
θa >θaoを検出したときに、警報信号S2 を出力する
ことができる。
設定器12に設定角度θs が設定されることにより、規
定回転量θaoを算出し、出力することができる。ただ
し、ここで、規定回転量θaoとは、織機が制動運転中
に、2回以上の筬打ちがなされることがないように、制
動運転中における主軸Aの最大許容回転量を示すもので
あって、一般に、θao=(360−θs )+360
(度)に定めればよい。そこで、比較器21は、カウン
タ23からの回転量θa と規定回転量θaoとを比較し、
θa >θaoを検出したときに、警報信号S2 を出力する
ことができる。
【0030】また、監視部20は、停止角度範囲設定器
21b付きの比較器21と、主軸停止検出回路25とか
ら、構成することもできる(図6)。
21b付きの比較器21と、主軸停止検出回路25とか
ら、構成することもできる(図6)。
【0031】主軸停止検出回路25は、エンコーダEN
からのパルス列を入力し、停止信号S1 が発生した後、
主軸Aが停止したことを検出して、比較器21を起動す
ることができる。そこで、このときの比較器21は、エ
ンコーダENからの織機機械角θを読み取り、停止角度
範囲設定器21bに設定される上限値θ1 、下限値θ2
と比較した上、θ2 ≦θ≦θ1 であるときに警報信号S
2 を出力すればよい。
からのパルス列を入力し、停止信号S1 が発生した後、
主軸Aが停止したことを検出して、比較器21を起動す
ることができる。そこで、このときの比較器21は、エ
ンコーダENからの織機機械角θを読み取り、停止角度
範囲設定器21bに設定される上限値θ1 、下限値θ2
と比較した上、θ2 ≦θ≦θ1 であるときに警報信号S
2 を出力すればよい。
【0032】ここで、上限値θ1 、下限値θ2 は、たと
えば、θ1 =90(度)、θ2 =0(度)に設定する。
すなわち、ブレーキBの制動力が低下し、制動運転の長
さが長くなって2回以上の筬打ちが行なわれたとき、織
機が停止する織機機械角θは、一般に、停止原因が発生
した織機サイクルKo の次ぎの次ぎの織機サイクルK2
の前半部分にあることが多いから、織機停止後の織機機
械角θが、たとえば上述の範囲にあることは、2回以上
の筬打ちがなされたことを意味するものといえるからで
ある。なお、ここで、θ2 =0(度)は、織機の停止位
置が織機サイクルK1 から織機サイクルK2 にずれ込ん
だことを検出するために、固定して設定すべき値である
が、θ1 =90(度)は、ブレーキBの制動力が正常で
あるときの織機の停止位置を考慮し、かなり大幅に変更
できる余地がある。
えば、θ1 =90(度)、θ2 =0(度)に設定する。
すなわち、ブレーキBの制動力が低下し、制動運転の長
さが長くなって2回以上の筬打ちが行なわれたとき、織
機が停止する織機機械角θは、一般に、停止原因が発生
した織機サイクルKo の次ぎの次ぎの織機サイクルK2
の前半部分にあることが多いから、織機停止後の織機機
械角θが、たとえば上述の範囲にあることは、2回以上
の筬打ちがなされたことを意味するものといえるからで
ある。なお、ここで、θ2 =0(度)は、織機の停止位
置が織機サイクルK1 から織機サイクルK2 にずれ込ん
だことを検出するために、固定して設定すべき値である
が、θ1 =90(度)は、ブレーキBの制動力が正常で
あるときの織機の停止位置を考慮し、かなり大幅に変更
できる余地がある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、停止原因が発生したとき、所定の織機機械角におい
て停止信号を発生する停止信号発生部と、停止信号発生
後、織機が停止するまでに2回以上の筬打ちがなされた
ときに警報信号を出力する監視部とを備えることによっ
て、監視部から出力される警報信号は、ブレーキの制動
力が低下し、制動運転の長さが過大となったことを示す
から、この警報信号を利用することにより、ブレーキの
制動力低下を適確に検出し、過大な筬打ち回数による織
段の発生等を確実に予防することができるという優れた
効果がある。
ば、停止原因が発生したとき、所定の織機機械角におい
て停止信号を発生する停止信号発生部と、停止信号発生
後、織機が停止するまでに2回以上の筬打ちがなされた
ときに警報信号を出力する監視部とを備えることによっ
て、監視部から出力される警報信号は、ブレーキの制動
力が低下し、制動運転の長さが過大となったことを示す
から、この警報信号を利用することにより、ブレーキの
制動力低下を適確に検出し、過大な筬打ち回数による織
段の発生等を確実に予防することができるという優れた
効果がある。
【図1】 全体ブロック系統説明図
【図2】 織機の概略構成説明図
【図3】 動作説明線図
【図4】 応用例を示すブロック系統図
【図5】 他の実施例を示す図1相当図(1)
【図6】 他の実施例を示す図1相当図(2)
θ…織機機械角 S1 …停止信号 S2 …警報信号 11…停止信号発生部 20…監視部 23…カウンタ
Claims (3)
- 【請求項1】 織機の停止原因が発生したとき、所定の
織機機械角において停止信号を発生する停止信号発生部
と、該停止信号発生部からの停止信号を入力し、停止信
号発生後、織機が停止するまでの筬打ち回数が2回以上
であるときに警報信号を出力する監視部とを備えてなる
織機の停止制御装置。 - 【請求項2】 前記監視部は、停止信号発生後の筬打ち
回数を計数するカウンタを備えることを特徴とする請求
項1記載の織機の停止制御装置。 - 【請求項3】 前記監視部は、停止信号発生後の主軸の
回転量を計測するカウンタを備えることを特徴とする請
求項1記載の織機の停止制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00000892A JP3201535B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 織機の停止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00000892A JP3201535B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 織機の停止制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05186938A true JPH05186938A (ja) | 1993-07-27 |
| JP3201535B2 JP3201535B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=11462434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00000892A Expired - Fee Related JP3201535B2 (ja) | 1992-01-04 | 1992-01-04 | 織機の停止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201535B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2551077A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-01-30 | A O Schallinox GmbH | Messer zum Aufteilen von Prozessgut unter Anwendung von Ultraschallenergie sowie Vorrichtung |
-
1992
- 1992-01-04 JP JP00000892A patent/JP3201535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3201535B2 (ja) | 2001-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |