JPH05190420A - 露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法 - Google Patents

露光装置及びそれを用いた半導体チップの製造方法

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JPH05190420A
JPH05190420A JP4024414A JP2441492A JPH05190420A JP H05190420 A JPH05190420 A JP H05190420A JP 4024414 A JP4024414 A JP 4024414A JP 2441492 A JP2441492 A JP 2441492A JP H05190420 A JPH05190420 A JP H05190420A
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レチクル面上のパターンをウエハ面に投影レ
ンズ系で投影露光する際、露光光と異なった波長の光で
投影レンズ系を介してレチクルとウエハとの位置合わせ
を高精度に行った露光装置及びそれを用いた半導体チッ
プの製造方法を得ること。 【構成】 露光光で照明した第1物体11のパターンを
第2物体12上に投影する投影レンズ系13と、該露光
光とは波長が異なる検出光で第2物体面上のマークを照
明し、該第2物体12上のマークの像を該投影レンズ系
を介して検出する検出手段とを有する露光装置におい
て、該検出手段は2つの楔形透光部材1,2を用いて該
投影レンズ系13のメリディオナル平面で発生する非対
称収差を補正していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光装置及びそれを用い
た半導体チップの製造方法に関し、特にレチクル(マス
ク)面上に形成されているIC,LSI等の微細な電子
回路パターンを投影レンズ系(投影光学系)によりウエ
ハ面上に投影し露光すると共に、この露光の為の光(露
光光)とは波長が異なる光(検出光)で投影レンズ系を
介してウエハ面上の状態を観察する機能を有する露光装
置及びそれを用いた半導体チップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造用の露光装置では、第1物体
としてのレチクルの回路パターンを投影レンズ系により
第2物体としてのウエハ上に投影し露光するが、この投
影露光に先立って観察装置を用いてウエハ面を観察する
ことによりウエハ上のアライメント用のマークを検出
し、この検出結果に基づいてレチクルとウエハとの位置
整合、所謂アライメントを行っている。
【0003】このときのアライメント精度は観察装置の
光学性能に大きく依存している。この為、観察装置の性
能は露光装置において重要な要素となっている。
【0004】従来の縮小投影型の露光装置では、ウエハ
の位置情報を得る為のウエハアライメント用のマークの
観察を、露光装置の投影レンズ系を介して行っていた。
この種の投影レンズ系を介した観察方法では、露光に使
用する光の波長と同じか、あるいはこの波長に近い波長
を備えた単色光を使用して観察すると投影レンズ系で生
じる色収差の影響を受けない。
【0005】通常、ウエハの基板面は所定の厚さのレジ
スト層に覆われている。レジストは露光光と照射される
と化学変化を生じ、その屈折率や透過率が変化する。そ
の為観察像の見えが観察中経時的に変化し、マークの観
察やその観察像を使用しての位置計測には適さないこと
が多い。その為レジストに化学変化を生じない波長域の
単色光、例えばHe−Neレーザからの光を用いて像観
察や位置計測を行う方法が提案されている。
【0006】ところがアライメント用のマークの観察に
単色光を用いると、レジスト層の上面と下面(基板面)
から反射した光同士が干渉を起こす。この結果、観察像
のコントラストが低下したり、干渉縞の発生によりマー
クが良好に観察されないことがある。
【0007】このような干渉の問題を解決する方法が、
米国特許No.4,355,892に開示されている。この米国特許
ではレジスト層での干渉の影響を軽減する為に、互いに
波長が異なる2つの単色光でウエハを照射し、投影レン
ズ系を介してウエハアライメント用のマークを観察して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般にHe−Neレー
ザからの光のようにレジストが不感光の光は露光光の波
長と少なくとも100nm以上異なった長波長の光であ
る。従って投影レンズ系を介してウエハ面を観察する場
合、観察波長に対して投影レンズ系からは色収差をはじ
め多くの収差が発生する。
【0009】本出願人は特開昭62−281422号公
報や特開昭62−293718号公報等で観察波長が露
光光の波長と異なり、かつ単色光である場合の収差補正
及び位置合わせ方法を提案している。
【0010】又、本出願人は特開平3−61802号公
報で観察光が多色光(ある領域の連続した波長域を有し
た光、複数の単色光及び複数の中心波長が異なる波長域
を有した光)である場合の収差補正及び位置合わせ方法
を提案している。
【0011】近年、半導体素子の製造技術はパターンの
微細化の一途をたどり、投影レンズ系や観察系(顕微鏡
系)の個々の製造誤差によるコマ収差、色シフト、投影
レンズ系の倍率色収差等による色の像流れ等の諸収差の
補正が必要となってきている。
【0012】この為、観察系の一部の部材の光学配置を
調整(偏心)させたりして、各露光装置毎に諸収差の補
正をすることが重要となってきている。しかしながら一
般にこれらの調整の手順は複雑であり、かつ大変困難で
あるという問題点があった。
【0013】本発明は露光光と波長が異なる検出光(ア
ライメント光)で投影レンズ系を介してウエハ上のマー
クの検出を行う場合にメリディオナル方向に関するマー
ク像の位置を個々の露光装置毎の組立誤差や加工誤差等
より発生する諸収差を良好に補正し、高精度に検出する
ことが可能な改良されたマーク検出機能を有する露光装
置及びそれを用いた半導体チップの製造方法の提供を目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の露光装置は、露
光光で照明した第1物体のパターンを第2物体上に投影
する投影レンズ系と、該露光光とは波長が異なる検出光
で第2物体面上のマークを照明し、該第2物体上のマー
クの像を該投影レンズ系を介して検出する検出手段とを
有する露光装置において、該検出手段は2つの楔形透光
部材の間隔を微調することにより該投影レンズ系のメリ
ディオナル平面で発生する非対称収差の補正精度を高め
ることを特徴とする露光装置。
【0015】特に、前記2つの楔形透光部材は楔の向き
が互いに逆方向で、かつ間隔が可変となるように対向配
置していることを特徴としている。
【0016】又本発明の半導体チップの製造方法として
は、ウエハ面上の位置合わせ用のマークを該ウエハ面上
のフォトレジストに不感光性の検出光で照明し、該マー
クを投影レンズ系を介して検出し、該検出結果に基づい
て得られる該ウエハの位置情報より該ウエハの位置合わ
せを行う工程を利用して、該ウエハ面上のフォトレジス
トに感光性の露光光で照明したレチクルの回路パターン
を該投影レンズ系を介して該ウエハ面上のフォトレジス
トに投影転写して半導体チップを製造する半導体チップ
の製造方法において、該ウエハ面上のマークの検出の際
に2つの楔形透光部材を用い、その2つの間隔を微調す
ることにより該投影レンズ系のメリディオナル平面で発
生する非対称性収差の補正精度を高めることを特徴とし
ている。
【0017】
【実施例】図1は本発明を半導体製造用の縮小投影型の
露光装置に適用したときの実施例1の光学系の要部概略
図である。
【0018】図1において11は第1物体としてのレチ
クルで、照明系403からの露光光で照明されている。
又レチクル11はレチクルステージ30に載置されてい
る。12は第2物体としてのウエハでその面上にはレジ
ストが塗布されている。13は縮小型の投影レンズ系
で、レチクル11の面のうち投影レンズ系13側の面に
描かれた回路パターンをウエハ12面上に縮小投影して
いる。
【0019】本実施例では投影レンズ系13はウエハ1
2側がテレセントリックでレチクル11側が非テレセン
トリックになるよう構成してある。尚投影レンズ系13
は両側がテレセントリックとなるように構成したもので
も適用可能である。
【0020】34はθ−Zステージでウエハ12を吸着
して載置しており、ステージ駆動装置401からの指令
に基づいてウエハ12のθ方向の回転角及びZ方向の位
置調整を行っている。θ−Zステージ34はウエハ12
のステップ移動動作を高精度に行う為のXYステージ3
2上に載置されている。XYステージ32はX−Y面内
で移動するものであり、θ−Zステージ34同様ステー
ジ駆動装置401からの指令に基づいて駆動される。X
Yステージ32にはステージ位置計測の基準となる光学
スクウェアー33(ミラー)が置かれており、この光学
スクウェアー33をレーザー干渉計35でモニターして
いる。
【0021】14は折り曲げミラー、31は補助光学系
(観察光学系)であり、投影レンズ系13のメリディオ
ナル面内で互いに楔の向きを変えて配置した双方の間隔
が可変の2つの楔形透明部材1,2と平行平面板を傾け
た面と直交するサジタル面内で互いに同一角度傾けて配
置した、即ち楔形透明部材1,2に対し、観察光学系3
1の光軸を回転軸として90度回転させて配置した2つ
の平行平面板4A,4Bとを有している。
【0022】40は対物レンズ、41はビームスプリッ
ター、42はリレーレンズ、43はCCDから成る撮像
装置である。撮像装置43(の受光面)上にウエハ12
のアライメントマーク37が結像される。
【0023】46は光源である。光源46からの光は照
明用コンデンサーレンズ45、非感光光のみを透過せし
めるフィルター44を通り、ビームスプリッター41で
補助光学系31へ向けられ、投影レンズ系13を介して
ウエハ12上のアライメントマーク37を照明してい
る。このときのアライメントマーク37の照明光は互い
に異なる波長を有するいくつかの光より成っている。尚
光源46からの放射光はレーザ光のような単色光でもハ
ロゲンランプのような多色光でも良い。
【0024】48は投影レンズ系13を介してウエハ1
2に導かれるウエハ12のアライメントマークの位置を
検出する為の基準となるマーク(以下、「基準マーク4
8」と記す)である。
【0025】基準マーク48は光源50からの光で、基
準マーク照明用コンデンサーレンズ49を介して照明さ
れる。基準マーク48からの光は対物レンズ47を経て
ビームスプリッター41に入射し、ビームスプリッター
41でウエハ12からの反射光(多色の結像光束)の光
路と合成され、リレーレンズ42により撮像装置43へ
向けられて、基準マーク48を撮像装置43上に結像す
る。
【0026】次にレチクル11を露光装置本体にセッテ
ィングする為のレチクルアライメント光学系Rの構成は
以下の通りである。
【0027】ファイバー51から非露光波長より成る照
明光が射出し、照明光はプリズム52に入射して露光装
置本体に固設してあるレチクル基準マーク53とレチク
ル11のレチクルアライメントマークを照明する。これ
らのマークからの光はミラー54で光路の方向を変えら
れ、対物レンズ55、リレーレンズ56を介して撮像装
置(CCD)57に向けられ、撮像装置57上にレチク
ル基準マーク53をレチクルアライメントマークが結像
する。
【0028】尚、ファイバー51へ光を供給する為に
は、レチクル11のパターンを投影露光する為の超高圧
水銀灯等が放射する光の一部をファイバー51へ導入す
ればいい。
【0029】レチクルアライメント光学系Rを用いて、
まずレチクル11を露光装置本体にセットする。レチク
ル11とレチクル基準マーク53はファイバー51から
の光で照明され、撮像装置57上に両マークの像が形成
されるし、そして両マークの像の位置関係によりレチク
ル11の本体に対する位置ずれ量を算出する。その結果
を基にレチクルステージ30を不図示の駆動装置で駆動
し、レチクルアライメントマークと、レチクル基準マー
ク53の位置合わせを行う。この位置合わせを行うとレ
チクル11の中心と投影レンズ系13の光軸AXが一致
して、レチクル11と露光装置本体との位置合わせが終
了する。
【0030】次にウエハアライメントマーク37と基準
マーク48の位置合わせについて述べる。
【0031】基準マーク48は光源50からの光束で照
明用コンデンサーレンズ49を介して照明され、光学系
(47,41,42)を介して撮像装置43上に結像す
る。ここでは、基準マーク48及び光学系(47,4
1,42)の経時的な位置変動がないように構成してあ
る。
【0032】ウエハ12上のウエハアライメントマーク
37は光源46からの光束で光学系(45,44,4
1,31,13)を介して照明され、その像が補助光学
系31で収差補正された状態で撮像装置43上に形成さ
れる。
【0033】さて、撮像装置43上に結像した基準マー
ク48とウエハアライメントマーク37の像は、撮像装
置43によりビデオ信号に変換されて、撮像装置43上
の各々の像の位置が信号処理によって求められる。そし
て両者の位置関係から基準マーク48のウエハ12上で
の仮想位置に対するウエハ12の位置が検出される。
【0034】本実施例ではウエハ12のウエハアライメ
ントマーク観察位置と露光位置とが異なっているので既
知のズレ量観察位置から露光位置までの距離(ベースラ
イン)に検出したウエハ12の位置ズレ量(X,Y両方
向)を加算した分、ステージ駆動装置401によりXY
ステージ32を駆動してレチクル11に対してウエハ1
2を位置合わせし、パターンの投影露光を行っている。
【0035】本実施例においてウエハ上の異なる位置に
2つのウエハアライメントマークと、レチクル上の異な
る位置に2つのレチクルアライメントマークを設け、こ
れらに対して一対のレチクル位置合わせ用光学系Rと一
対のウエハ位置合わせ用光学系Wを配置すればレチクル
−ウエハ間の位置合わせにおける精度と処理速度の向上
を図ることができる。
【0036】本実施例ではアライメントマークの基準位
置からのズレ量の計測を画像を用いて行っている。この
為光学系に収差が残存していると画像に悪影響を与え、
正しい計測値を得ることが困難になる。又露光装置を量
産した場合、投影レンズのロット差、各部品の加工誤
差、組立誤差で生じる諸収差を露光装置間で揃えること
も非常に困難である。
【0037】そこで本発明では図1に示すように補助光
学系31中に2つの楔形透明部材1,2(以下「楔」と
称す。)を用いてこれらの諸収差を各露光装置毎に良好
に補正している。
【0038】図2は図1の楔1,2を拡大した説明図で
ある。楔1,2は互いの頂角(楔角δ)が逆方向に向く
ように対向配置しており、それらの間隔Dは可変となっ
ている。
【0039】図2(A)では楔1,2の間隔はD1、図
2(B)では間隔D2(D2>D1)となっている。検
出光(光源46)が単色光の場合、間隔Dに依存する収
差はコマ収差と光線のシフトである。そこでまずコマ収
差について説明する。
【0040】図2(A)と図2(B)とを比較すると、
楔1,2の間隔Dを間隔D1から間隔D2に広げた場
合、そのとき発生するコマ収差の量CMは間隔D1のと
きは量CM1、間隔D2のときは量CM2と大きくなっ
てくる。表−1にこのときの間隔Dとコマ収差の量CM
との関係を示す。
【0041】図1では露光光の波長と異なる波長の検出
光を用いて軸外像高から観察した場合、収差補正されて
いない波長の光を用いている為に、投影レンズ系13か
らはコマ収差が発生してくる。このときのコマ収差を補
正する為、楔1,2の間隔は設計値で決まる所定の量
(図3のNの位置)に設定しておく。
【0042】実際に露光装置を組み立てた際、組立上の
誤差や部品の加工上の誤差等により画像に与える収差の
影響が露光装置間で異なり、計測値や位置合わせ精度に
機差を生じる。
【0043】そこでこのときの機差をなくす為、楔1,
2の間隔を調整して変えている。それにより投影レンズ
系や観察光学系等の組み立てや加工の誤差により発生す
るコマ収差の影響をなくしている。2つの楔の間隔を変
えることにより光軸が変化するが、このときの変化はミ
ラー14等の観察光学系の一部又は全体を動かすことに
より観察光学系の光軸と投影レンズ系の観察像高の主光
線を一致させるように調整すれば良い。光源が単色光の
場合、以上の調整により本実施例では常に安定した精度
を、どの露光装置においても得ている。
【0044】光源46が多色光の場合には、コマ収差と
像ずれ以外に投影レンズ系13の倍率色収差による色の
像流れが画質低下を生じる。この問題には楔1,2を作
成する硝材の材質の分散と屈折率をコマ収差及び色の像
流れの両方を補正できるように選択して解決している。
像ずれに対する実際の数値例を表−2に示す。楔の角度
は調整敏感度を決める。楔角が大きいと間隔変化に対す
るコマ収差や色の像流れの敏感度が上がる。楔角の決定
はその露光装置に要求される補正分解能や楔の駆動量等
で決定すれば良い。
【0045】又、光軸を中心に楔1,2を回転する機能
を付加すれば、メリディオナル平面だけでなく、調整誤
差等で生じたサジタル平面での偏心コマ収差をも同様に
補正することができる。
【0046】本実施例は露光装置の投影レンズのある一
つの軸外像高で像観察する場合を記述したが、図1中の
ミラー14、対物レンズ40をウエハ12と平行に動か
し、他の像高も自由に観察できるようにしても良い。そ
の時楔1,2の間隔は観察像高のコマ収差に比例するよ
うに制御すれば良い。像シフトは顕微鏡全体をシフトさ
せてとっても良いがミラー14を上下方向に動かすよう
にしても良い。
【0047】その他に像高が変わると投影レンズ系13
の主光線の傾きも変化するためミラー14は常に顕微鏡
に対し、同じ角度で光線が入射するように角度調整機構
を設けておくのが良い。
【0048】尚、本実施例において投影レンズ系で生じ
る観察波長のハロ(球面収差)や軸上色収差は対物レン
ズ40以降の観察光学系で打ち消すように設計してい
る。
【0049】又、本実施例では対向する楔1,2の楔角
δは同じである必要はなく、以下の近似式を満たす屈折
率ni と、楔角δi を選べば良い。即ち楔1,2の楔角
をδ1 ,δ2 、楔1,2の材質の屈折率をn1 ,n2
したとき (n1 −1)δ1 =(n2 −1)δ2 ‥‥‥(1) を満足すれば楔角δ1 ,δ2 は何度であっても良い。
【0050】図4は(1)式を満たす楔の他の実施例の
例である。この場合でもコマ収差が0になる間隔D3が
存在する。従って図5に示すようにコマ収差をゼロクロ
ッシングさせることができるため、例えば露光装置のT
TL方式でない所謂オフアクシス顕微鏡のように0をは
さんだ微小なコマ収差の調整やコマ収差は殆ど0で色の
像流れのみ補正したい場合、この方式が有効である。
【0051】又、TTLでもCMのノミカル値がたまた
ま0である場合には適用できる。色の像流れに対し、コ
マ収差の向き(外コマ,内コマ)は図4に示す楔1a,
2aの材質の分散の大小をどちらにするかで決定するこ
とができる。
【0052】以上により本実施例によれば常に安定した
画像をすべての露光装置毎で得ることができ、これによ
り各露光装置毎に高精度なアライメントを達成すること
ができる。
【0053】 硝材 BSL7 OHARA製 (Nd 1.51633, γd 6
4.1) 波長 632.8nm 楔角 5° (表−2) 色による像シフト、 ΔD(波長632.8nm での位置とのズレ) 間 隔 ΔDλ=613nm ΔDλ=653nm 0 0 0 2 0.126 −0.117 4 0.252 −0.235 6 0.378 −0.352 8 0.504 −0.469 10(mm) 0.630(μm) −0.587(μm) 硝材 BSL7 OHARA製 (Nd 1.51633, γd 64.1) 楔角 5°
【0054】
【発明の効果】本発明によれば以上のように所定形状の
2つの楔形透光部材を用いることにより、露光光と波長
が異なる検出光(アライメント光)で投影レンズ系を介
してウエハ上のマークの検出を行う場合にメリディオナ
ル方向に関するマーク像の位置を個々の露光装置毎の組
立誤差や加工誤差等より発生する諸収差を良好に補正
し、高精度に検出することが可能な改良されたマーク検
出機能を有する露光装置及びそれを用いた半導体チップ
の製造方法を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の光学系の要部概略図
【図2】 図1の楔形透光部材の説明図
【図3】 楔の間隔とコマ収差との関係を示す説明図
【図4】 本発明に係る楔の他の実施例の説明図
【図5】 図4の楔を用いたときの間隔とコマ収差と
の関係を示す説明図
【符号の説明】
1,2 楔形透光部材 4A,4B 平行平面板 11 レチクル(第1物体) 12 ウエハ(第2物体) 13 投影レンズ系 31 観察光学系 37 アライメントマーク 43 撮像装置 46,50 光源 48 基準マーク 53 レチクル基準マーク 403 照明系

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光で照明した第1物体のパターンを
    第2物体上に投影する投影レンズ系と、該露光光とは波
    長が異なる検出光で第2物体面上のマークを照明し、該
    第2物体上のマークの像を該投影レンズ系を介して検出
    する検出手段とを有する露光装置において、該検出手段
    は2つの楔形透光部材を用いて該投影レンズ系のメリデ
    ィオナル平面で発生する非対称収差を補正していること
    を特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記2つの楔形透光部材は楔の向きが互
    いに逆方向で、かつ間隔が可変となるように対向配置し
    ていることを特徴とする請求項1の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記2つの楔形透光部材の間隔を変えた
    ために生じる観察像高の変化を観察光学系の全体あるい
    は一部の光学系を動かすことにより補正することを特徴
    とする請求項2の露光装置。
  4. 【請求項4】 ウエハ面上の位置合わせ用のマークを該
    ウエハ面上のフォトレジストに不感光性の検出光で照明
    し、該マークを投影レンズ系を介して検出し、該検出結
    果に基づいて得られる該ウエハの位置情報より該ウエハ
    の位置合わせを行う工程を利用して、該ウエハ面上のフ
    ォトレジストに感光性の露光光で照明したレチクルの回
    路パターンを該投影レンズ系を介して該ウエハ面上のフ
    ォトレジストに投影転写して半導体チップを製造する半
    導体チップの製造方法において、該ウエハ面上のマーク
    の検出の際に2つの楔形透光部材を用いて該投影レンズ
    系のメリディオナル平面で発生する非対称性収差を補正
    していることを特徴とする半導体チップの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記2つの楔形透光部材は楔の向きが互
    いに逆方向で、かつ間隔が可変となるように対向配置し
    ていることを特徴とする請求項3の半導体チップの製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記2つの楔形透光部材の間隔を変えた
    ために生じる観察像高の変化を観察光学系の全体あるい
    は一部の光学系を動かすことにより補正することを特徴
    とする請求項5の半導体チップの製造方法。
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JP2002164268A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Canon Inc 検出装置及び該検出装置を用いた投影露光装置
JP2003309053A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Nikon Corp 露光装置及び露光方法
JP2006030873A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法

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