JPH05190457A - 学習指示機能付半導体製造装置 - Google Patents
学習指示機能付半導体製造装置Info
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- JPH05190457A JPH05190457A JP603292A JP603292A JPH05190457A JP H05190457 A JPH05190457 A JP H05190457A JP 603292 A JP603292 A JP 603292A JP 603292 A JP603292 A JP 603292A JP H05190457 A JPH05190457 A JP H05190457A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ECRプラズマCVD法で成膜する半導体製造
装置等ではガスの種類,流量等の成膜パラメータ(成膜
条件)とこれによる成膜結果を評価した屈折率,残留応
力等の膜質データとの相関関係が明確でなく、目的とす
る膜を得る成膜条件の決定のため経験と勘による試行錯
誤が繰返されていることを改善する。 【構成】成膜条件調整量指示手段1Aは、過去の成膜結
果における成膜データのうち目標膜質データに近い膜質
データを持つ成膜データを基準として、この基準成膜デ
ータに対する各成膜データの差としての成膜パラメータ
調整量と膜質調整量データとをニューラルネットワーク
ボード5に与えて学習を行わせたのち、この学習済のニ
ューラルネットワークボード5に所望の膜質調整量デー
タを入力してこの膜質を得る成膜パラメータ調整量を指
示出力させる。
装置等ではガスの種類,流量等の成膜パラメータ(成膜
条件)とこれによる成膜結果を評価した屈折率,残留応
力等の膜質データとの相関関係が明確でなく、目的とす
る膜を得る成膜条件の決定のため経験と勘による試行錯
誤が繰返されていることを改善する。 【構成】成膜条件調整量指示手段1Aは、過去の成膜結
果における成膜データのうち目標膜質データに近い膜質
データを持つ成膜データを基準として、この基準成膜デ
ータに対する各成膜データの差としての成膜パラメータ
調整量と膜質調整量データとをニューラルネットワーク
ボード5に与えて学習を行わせたのち、この学習済のニ
ューラルネットワークボード5に所望の膜質調整量デー
タを入力してこの膜質を得る成膜パラメータ調整量を指
示出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCVD(化学気相成長)
法を用いて成膜を行う半導体製造装置であって、学習に
より成膜パラメータの指示を行う機能を備えた学習指示
機能付半導体製造装置に関する。なお以下各図において
同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
法を用いて成膜を行う半導体製造装置であって、学習に
より成膜パラメータの指示を行う機能を備えた学習指示
機能付半導体製造装置に関する。なお以下各図において
同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】シリコン系半導体デバイスの作成方法と
してCVD(化学気相成長)法がある。これは、シリコ
ン基板(以下ウェハという)を真空雰囲気中に置き、そ
の表面に材料ガスを流し込み、ウェハ表面上での化学反
応により膜を成長させていく方法である。この時に、熱
・プラズマ・光(レーザ)等のエネルギを利用して化学
反応を促進させる方法が何種類もある。これらのCVD
により生成した膜には、屈折率・応力・成膜速度・エッ
チング速度等の成膜データと呼ぶ評価項目があり、これ
らの評価項目をすべて満たして初めて製品の成膜に使用
できるようになる。
してCVD(化学気相成長)法がある。これは、シリコ
ン基板(以下ウェハという)を真空雰囲気中に置き、そ
の表面に材料ガスを流し込み、ウェハ表面上での化学反
応により膜を成長させていく方法である。この時に、熱
・プラズマ・光(レーザ)等のエネルギを利用して化学
反応を促進させる方法が何種類もある。これらのCVD
により生成した膜には、屈折率・応力・成膜速度・エッ
チング速度等の成膜データと呼ぶ評価項目があり、これ
らの評価項目をすべて満たして初めて製品の成膜に使用
できるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各CVDにお
ける成膜プロセスの反応過程(原理)は充分に解析され
ておらず、多くの成膜パラメータ(つまりガス組成・ガ
ス流量・圧力・プラズマCVDの例ではプラズマ制御パ
ラメータなどの成膜条件項目)と多くの評価項目との相
関関係は判っていない。そのため、目的とする膜を生成
する条件(成膜パラメータ)を捜すことは容易ではな
く、経験と勘により試行錯誤を繰り返して、1つの成膜
プロセスを完成するのに多大な時間をかけているのが実
情である。
ける成膜プロセスの反応過程(原理)は充分に解析され
ておらず、多くの成膜パラメータ(つまりガス組成・ガ
ス流量・圧力・プラズマCVDの例ではプラズマ制御パ
ラメータなどの成膜条件項目)と多くの評価項目との相
関関係は判っていない。そのため、目的とする膜を生成
する条件(成膜パラメータ)を捜すことは容易ではな
く、経験と勘により試行錯誤を繰り返して、1つの成膜
プロセスを完成するのに多大な時間をかけているのが実
情である。
【0004】そこで本発明は上記の成膜パラメータと膜
質との相関関係がハッキリしていない成膜プロセスを、
人間の脳を工学的にモデル化したニューラルネットワー
クに学習させることにより、試行錯誤せずにプロセス最
適化を導き、プロセス完成時間を大幅に短縮することが
できる学習指示機能付半導体製造装置を提供することを
課題としている。
質との相関関係がハッキリしていない成膜プロセスを、
人間の脳を工学的にモデル化したニューラルネットワー
クに学習させることにより、試行錯誤せずにプロセス最
適化を導き、プロセス完成時間を大幅に短縮することが
できる学習指示機能付半導体製造装置を提供することを
課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は成膜用ガスの種類および流量並びにこの
種類および流量の組合せ,成膜温度,圧力,プラズマ条
件などの条件項目を成膜パラメータ(22など)として
成膜し、その成膜結果が膜の硬さ,残留応力,屈折率,
エッチング速度,膜厚およびこの膜厚の均一性などの評
価項目からなる膜質データ(23など)によって評価さ
れる半導体製造装置において、1または複数のニューラ
ルネットワーク(51など)を設け、過去の成膜に基づ
く前記成膜パラメータの1つを基準成膜パラメータに、
またこの基準成膜パラメータによって得られた前記膜質
データを基準膜質データに夫々設定し、予め過去の複数
の成膜結果についての前記膜質データと前記基準膜質デ
ータとの差(膜質調節量データΔ23など)を入力デー
タ(入力パターン45Bなど)、該膜質データに対応す
る成膜パラメータと前記基準成膜パラメータとの差(成
膜パラメータ調節量Δ22など)を教師データ(教師パ
ターン45Cなど)として前記ニューラルネットワーク
に学習を行わせ、この学習済のニューラルネットワーク
へ、目標の前記膜質データと前記基準膜質データとの差
を入力して、このニューラルネットワークから前記目標
膜質データを得る成膜パラメータと前記基準成膜パラメ
ータとの差(予測成膜パラメータ調整量など)を指示出
力させるようにする。
めに、本発明は成膜用ガスの種類および流量並びにこの
種類および流量の組合せ,成膜温度,圧力,プラズマ条
件などの条件項目を成膜パラメータ(22など)として
成膜し、その成膜結果が膜の硬さ,残留応力,屈折率,
エッチング速度,膜厚およびこの膜厚の均一性などの評
価項目からなる膜質データ(23など)によって評価さ
れる半導体製造装置において、1または複数のニューラ
ルネットワーク(51など)を設け、過去の成膜に基づ
く前記成膜パラメータの1つを基準成膜パラメータに、
またこの基準成膜パラメータによって得られた前記膜質
データを基準膜質データに夫々設定し、予め過去の複数
の成膜結果についての前記膜質データと前記基準膜質デ
ータとの差(膜質調節量データΔ23など)を入力デー
タ(入力パターン45Bなど)、該膜質データに対応す
る成膜パラメータと前記基準成膜パラメータとの差(成
膜パラメータ調節量Δ22など)を教師データ(教師パ
ターン45Cなど)として前記ニューラルネットワーク
に学習を行わせ、この学習済のニューラルネットワーク
へ、目標の前記膜質データと前記基準膜質データとの差
を入力して、このニューラルネットワークから前記目標
膜質データを得る成膜パラメータと前記基準成膜パラメ
ータとの差(予測成膜パラメータ調整量など)を指示出
力させるようにする。
【0006】
【作用】半導体製造装置を制御するコンピュータ、ある
いはそれに接続可能な別の補助コンピュータまたは上記
コンピュータで格納したデータを読み取れる別のコンピ
ュータ上にニューラルネットワーク51を持たせ、その
ニューラルネットワークに入力するデータを0以上1以
下又は−1以上1以下の値に正規化する手段、この正規
化したデータをニューラルネットワークに学習させる手
段、ニューラルネットワークからの出力を人間が理解で
きる絶対値に変換する手段、更には、オペレータ(ユー
ザ)とニューラルネットワークとの会話をするためのデ
ータ入力と表示の機能をコンピュータに持たせ、過去の
成膜に基づく前記成膜パラメータの1つを基準成膜パラ
メータに、またこの基準成膜パラメータによって得られ
た膜質データを基準膜質データに夫々設定し、予め過去
の複数の成膜結果についての膜質データと基準膜質デー
タとの差(膜質調節量データΔ23)を入力データ(入
力パターン45B)、該膜質データに対応する成膜パラ
メータと基準成膜パラメータとの差(成膜パラメータ調
節量データΔ22)を教師データ(教師パターン45
C)として前記ニューラルネットワーク51に学習を行
わせ、この学習済のニューラルネットワークへ、目標の
前記膜質データと前記基準膜質データとの差を入力し
て、このニューラルネットワークから前記目標膜質デー
タを得る成膜パラメータと前記基準成膜パラメータとの
差(予測成膜パラメータ調整量)を指示出力させる。
いはそれに接続可能な別の補助コンピュータまたは上記
コンピュータで格納したデータを読み取れる別のコンピ
ュータ上にニューラルネットワーク51を持たせ、その
ニューラルネットワークに入力するデータを0以上1以
下又は−1以上1以下の値に正規化する手段、この正規
化したデータをニューラルネットワークに学習させる手
段、ニューラルネットワークからの出力を人間が理解で
きる絶対値に変換する手段、更には、オペレータ(ユー
ザ)とニューラルネットワークとの会話をするためのデ
ータ入力と表示の機能をコンピュータに持たせ、過去の
成膜に基づく前記成膜パラメータの1つを基準成膜パラ
メータに、またこの基準成膜パラメータによって得られ
た膜質データを基準膜質データに夫々設定し、予め過去
の複数の成膜結果についての膜質データと基準膜質デー
タとの差(膜質調節量データΔ23)を入力データ(入
力パターン45B)、該膜質データに対応する成膜パラ
メータと基準成膜パラメータとの差(成膜パラメータ調
節量データΔ22)を教師データ(教師パターン45
C)として前記ニューラルネットワーク51に学習を行
わせ、この学習済のニューラルネットワークへ、目標の
前記膜質データと前記基準膜質データとの差を入力し
て、このニューラルネットワークから前記目標膜質デー
タを得る成膜パラメータと前記基準成膜パラメータとの
差(予測成膜パラメータ調整量)を指示出力させる。
【0007】
【実施例】以下、図1ないし図6を参照して本発明の実
施例を説明する。図1は本発明の一実施例としてのニュ
ーラルネットワークを用いた成膜パラメータ調整量指示
システムを備えてなるECRプラズマCVD方式の半導
体製造装置のシステム構成図である(なおECRは電子
サイクロトロン共鳴、CVDは化学的気相成長法の略記
である)。
施例を説明する。図1は本発明の一実施例としてのニュ
ーラルネットワークを用いた成膜パラメータ調整量指示
システムを備えてなるECRプラズマCVD方式の半導
体製造装置のシステム構成図である(なおECRは電子
サイクロトロン共鳴、CVDは化学的気相成長法の略記
である)。
【0008】図1において、コンピュータ1は成膜パラ
メータ調整量指示システムの処理を実行するコンピュー
タであり、このコンピュータ1にはキーボード2,CR
T3,補助記憶装置4,半導体製造装置7が接続されて
いる。補助記憶装置4内には過去の成膜結果を記録した
成膜データ4Aと、成膜データ4Aを学習させたニュー
ラルネットワークの各種データを記録したネットワーク
データ4Bとが格納されている。
メータ調整量指示システムの処理を実行するコンピュー
タであり、このコンピュータ1にはキーボード2,CR
T3,補助記憶装置4,半導体製造装置7が接続されて
いる。補助記憶装置4内には過去の成膜結果を記録した
成膜データ4Aと、成膜データ4Aを学習させたニュー
ラルネットワークの各種データを記録したネットワーク
データ4Bとが格納されている。
【0009】また、コンピュータ1内にはニューラルネ
ットワークの学習及び認識を高速に行うためのハードウ
ェアとしてのニューラルネットワークボード5が組み込
まれている。またコンピュータ1内の成膜条件調整量指
示手段1Aおよび半導体製造装置制御手段6はこのコン
ピュータ1の機能の一部を分担すると見做したときの主
要な部分機能部(ソフトウェア)である。
ットワークの学習及び認識を高速に行うためのハードウ
ェアとしてのニューラルネットワークボード5が組み込
まれている。またコンピュータ1内の成膜条件調整量指
示手段1Aおよび半導体製造装置制御手段6はこのコン
ピュータ1の機能の一部を分担すると見做したときの主
要な部分機能部(ソフトウェア)である。
【0010】ここで成膜条件調整量指示手段1Aは、成
膜データ4Aを学習させたニューラルネットワークを用
いてなる成膜パラメータ調整量指示システムを介しオペ
レータにより入力された膜質調整量データに対してこれ
を実現するための適切な成膜パラメータ調整量データを
出力する。また半導体製造装置制御手段6は前記のよう
に出力された成膜パラメータ調整量データ等を用いて半
導体製造装置7を制御し成膜を実行する。
膜データ4Aを学習させたニューラルネットワークを用
いてなる成膜パラメータ調整量指示システムを介しオペ
レータにより入力された膜質調整量データに対してこれ
を実現するための適切な成膜パラメータ調整量データを
出力する。また半導体製造装置制御手段6は前記のよう
に出力された成膜パラメータ調整量データ等を用いて半
導体製造装置7を制御し成膜を実行する。
【0011】図2はECRプラズマCVD装置における
シリコン窒化膜(SiN膜)の成膜データ4Aの構造を
示す。図2において、成膜データ4Aはシリコン基板の
番号21ごとに、成膜パラメータデータ22と膜質デー
タ23との組み合わせからなるデータが過去に成膜した
分だけ配列されて構成されている。即ち各成膜データは
固有の基板番号21で区別され、基板番号21により一
義的に成膜データが検索できるようになっている。
シリコン窒化膜(SiN膜)の成膜データ4Aの構造を
示す。図2において、成膜データ4Aはシリコン基板の
番号21ごとに、成膜パラメータデータ22と膜質デー
タ23との組み合わせからなるデータが過去に成膜した
分だけ配列されて構成されている。即ち各成膜データは
固有の基板番号21で区別され、基板番号21により一
義的に成膜データが検索できるようになっている。
【0012】成膜パラメータデータ22はECRプラズ
マCVD装置の制御可能な ・窒素(N2)ガス流量22A、 ・シラン(SiH4)ガス流量22B、 ・反応室圧力22C、 ・マイクロ波電力22D、 ・ソレノイドコイル電流22E、 ・成膜時間22F、 ・基板印加交流電力22G、 の7項目より構成されている。
マCVD装置の制御可能な ・窒素(N2)ガス流量22A、 ・シラン(SiH4)ガス流量22B、 ・反応室圧力22C、 ・マイクロ波電力22D、 ・ソレノイドコイル電流22E、 ・成膜時間22F、 ・基板印加交流電力22G、 の7項目より構成されている。
【0013】膜質データ23は成膜パラメータデータ2
2の条件で成膜されたシリコン窒化膜の各種膜質評価結
果であり、 ・成膜速度23A、 ・面内膜厚分布23B、 ・膜硬度23C、 ・屈折率23D、 ・残留応力23E、 ・エッチング速度23F、 の6項目より構成されている。
2の条件で成膜されたシリコン窒化膜の各種膜質評価結
果であり、 ・成膜速度23A、 ・面内膜厚分布23B、 ・膜硬度23C、 ・屈折率23D、 ・残留応力23E、 ・エッチング速度23F、 の6項目より構成されている。
【0014】本発明における成膜パラメータ調整量指示
システムでは、過去の成膜結果である成膜データ4Aの
中から、全ての膜質項目が目標膜質に最も近い成膜デー
タを1件選択して基準成膜データ4ASとする。そし
て、各成膜データ4Aから基準成膜データ4ASを引い
て求めた膜質調整量データΔ23と成膜パラメータ調整
量Δ22を−1以上1以下に正規化し、この正規化され
た値をそれぞれ入力パタンと教師パタンとしてニューラ
ルネットワークの入力側と出力側に提示し、一定回数学
習させたニューラルネットワークを用いる。
システムでは、過去の成膜結果である成膜データ4Aの
中から、全ての膜質項目が目標膜質に最も近い成膜デー
タを1件選択して基準成膜データ4ASとする。そし
て、各成膜データ4Aから基準成膜データ4ASを引い
て求めた膜質調整量データΔ23と成膜パラメータ調整
量Δ22を−1以上1以下に正規化し、この正規化され
た値をそれぞれ入力パタンと教師パタンとしてニューラ
ルネットワークの入力側と出力側に提示し、一定回数学
習させたニューラルネットワークを用いる。
【0015】ニューラルネットワークの学習は、全ての
学習パタン(ここで学習パタンとは入力パタンと教師パ
タンの組み合わせである)において入力パタンに対する
ニューラルネットワークの出力と教師パタンとの差(誤
差)ができる限り小さくなるように、しきい値を重みを
調整する。ここでしきい値とはニューラルネットワーク
を構成する各ニューロンの入出力特性を表すパラメータ
であり、重みとはニューロン間の結合の強さを表すパラ
メータである。ニューラルネットワークの学習は出力と
教師パタンとの差(誤差)が或る基準値以下になる回数
まで、あるいは一定学習回数だけ行う。
学習パタン(ここで学習パタンとは入力パタンと教師パ
タンの組み合わせである)において入力パタンに対する
ニューラルネットワークの出力と教師パタンとの差(誤
差)ができる限り小さくなるように、しきい値を重みを
調整する。ここでしきい値とはニューラルネットワーク
を構成する各ニューロンの入出力特性を表すパラメータ
であり、重みとはニューロン間の結合の強さを表すパラ
メータである。ニューラルネットワークの学習は出力と
教師パタンとの差(誤差)が或る基準値以下になる回数
まで、あるいは一定学習回数だけ行う。
【0016】学習によって得られたしきい値,重みは学
習したニューラルネットワーク毎にネットワークファイ
ル41としてネットワークデータ4B内に記録してお
く。図3はネットワークファイル41の構造を示す。図
3において、ネットワークファイル41はニューラルネ
ットワークの構造を示す層数及び各層のニューロン数を
定義したネットワーク構造42、学習によって得られた
しきい値43、重み44、学習に用いた複数の学習パタ
ン45で構成されている。
習したニューラルネットワーク毎にネットワークファイ
ル41としてネットワークデータ4B内に記録してお
く。図3はネットワークファイル41の構造を示す。図
3において、ネットワークファイル41はニューラルネ
ットワークの構造を示す層数及び各層のニューロン数を
定義したネットワーク構造42、学習によって得られた
しきい値43、重み44、学習に用いた複数の学習パタ
ン45で構成されている。
【0017】学習パタン45は基板番号21,入力パタ
ン45B,教師パタン45Cで構成されている。基板番
号21は成膜データ4Aの基板番号と共通になってお
り、成膜データ4Aのうち、どのデータをニューラルネ
ットワークに学習させたか分かるようになっている。次
に本発明の具体的実施例を以下に説明する。
ン45B,教師パタン45Cで構成されている。基板番
号21は成膜データ4Aの基板番号と共通になってお
り、成膜データ4Aのうち、どのデータをニューラルネ
ットワークに学習させたか分かるようになっている。次
に本発明の具体的実施例を以下に説明する。
【0018】図4は成膜パラメータ調整量指示システム
で用いるニューラルネットワークの構成及びこのニュー
ラルネットワークに呈示する、学習パタンの作成の流れ
を示す。本発明で使用しているニューラルネットワーク
51は入力層52,中間層53,出力層54の3層構造
であり、この各層52,53,54のニューロン数はそ
れぞれ3個,8個,3個である。
で用いるニューラルネットワークの構成及びこのニュー
ラルネットワークに呈示する、学習パタンの作成の流れ
を示す。本発明で使用しているニューラルネットワーク
51は入力層52,中間層53,出力層54の3層構造
であり、この各層52,53,54のニューロン数はそ
れぞれ3個,8個,3個である。
【0019】本発明の実施対象であるECRプラズマC
VD装置には、図2で述べたように7項目の制御可能な
成膜パラメータ22があり、この場合、ニューラルネッ
トワーク51に学習させるデータには成膜データ4Aか
ら窒素ガス流量22A,シランガス流量22B,基板印
加交流電力22G以外の成膜パラメータデータ値が夫々
全て同一である成膜データ4Aを取り出して作成した成
膜データファイル4AFを用いる。
VD装置には、図2で述べたように7項目の制御可能な
成膜パラメータ22があり、この場合、ニューラルネッ
トワーク51に学習させるデータには成膜データ4Aか
ら窒素ガス流量22A,シランガス流量22B,基板印
加交流電力22G以外の成膜パラメータデータ値が夫々
全て同一である成膜データ4Aを取り出して作成した成
膜データファイル4AFを用いる。
【0020】即ち成膜データファイル4AFは、成膜パ
ラメータデータである窒素ガス流量22A,シランガス
流量22B,基板印加交流電力22Gと、これに対応す
る膜質データである屈折率23D,残留応力23E,エ
ッチング速度23Fとからなる成膜データ4A(1組
分)が複数(n)組集まったものとして構成される。こ
こで、成膜データファイル4AF内に屈折率23D,残
留応力23E,エッチング速度23Fが夫々全て同一値
である成膜データ4Aが存在すれば、その中から1件の
みを選択して学習パタンにする(何となれば同一の入力
パタンに対して、複数の異なる教師パタンを学習させる
ことはできないからである)。
ラメータデータである窒素ガス流量22A,シランガス
流量22B,基板印加交流電力22Gと、これに対応す
る膜質データである屈折率23D,残留応力23E,エ
ッチング速度23Fとからなる成膜データ4A(1組
分)が複数(n)組集まったものとして構成される。こ
こで、成膜データファイル4AF内に屈折率23D,残
留応力23E,エッチング速度23Fが夫々全て同一値
である成膜データ4Aが存在すれば、その中から1件の
みを選択して学習パタンにする(何となれば同一の入力
パタンに対して、複数の異なる教師パタンを学習させる
ことはできないからである)。
【0021】また、成膜データファイル4AFの目標膜
質データに最も近い膜質データを持つ成膜データ4Aの
1件(1組)を基準成膜データ4ASとする。次に、調
整量規格化方法Nを用い、成膜データファイル4AF内
の1組づつの成膜データ4Aと基準成膜データ4ASの
差(つまり膜質データ23の差としての膜質調整量デー
タΔ23と成膜パラメータデータ22の差としての成膜
パラメータデータ調整量Δ22)を−1以上1以下に正
規化した学習パタン45を作成する。
質データに最も近い膜質データを持つ成膜データ4Aの
1件(1組)を基準成膜データ4ASとする。次に、調
整量規格化方法Nを用い、成膜データファイル4AF内
の1組づつの成膜データ4Aと基準成膜データ4ASの
差(つまり膜質データ23の差としての膜質調整量デー
タΔ23と成膜パラメータデータ22の差としての成膜
パラメータデータ調整量Δ22)を−1以上1以下に正
規化した学習パタン45を作成する。
【0022】調整量規格化方法Nでは、窒素ガス流量2
2A,シランガス流量22B,基板印加交流電力22
G,屈折率23D,残留応力23E,エッチング速度2
3Fにについての上述の調整量に対してそれぞれ調整量
規格化方法N2A,N2B,N2G,N3D,N3E,
N3Fを用い−1以上1以下に正規化する。調整量規格
化方法N2A,N2B,N2G,N3D,N3E,N3
Fはそれぞれ Y22A=fN2A (X22A−X22AS)(調整量規
格化方法N2A)、 Y22B=fN2B (X22B−X22BS)(調整量規
格化方法N2B)、 Y22G=fN2G (X22G−X22GS)(調整量規
格化方法N2G)、 Y23D=fN3D (X23D−X23DS)(調整量規
格化方法N3D)、 Y23E=fN3E (X23E−X23ES)(調整量規
格化方法N3E)、 Y23F=fN3F (X23F−X23FS)(調整量規
格化方法N3F)、 で表すことができる。
2A,シランガス流量22B,基板印加交流電力22
G,屈折率23D,残留応力23E,エッチング速度2
3Fにについての上述の調整量に対してそれぞれ調整量
規格化方法N2A,N2B,N2G,N3D,N3E,
N3Fを用い−1以上1以下に正規化する。調整量規格
化方法N2A,N2B,N2G,N3D,N3E,N3
Fはそれぞれ Y22A=fN2A (X22A−X22AS)(調整量規
格化方法N2A)、 Y22B=fN2B (X22B−X22BS)(調整量規
格化方法N2B)、 Y22G=fN2G (X22G−X22GS)(調整量規
格化方法N2G)、 Y23D=fN3D (X23D−X23DS)(調整量規
格化方法N3D)、 Y23E=fN3E (X23E−X23ES)(調整量規
格化方法N3E)、 Y23F=fN3F (X23F−X23FS)(調整量規
格化方法N3F)、 で表すことができる。
【0023】ここでX22A,X22B,X22G,X
23D,X23E,X23Fはそれぞれ成膜データファ
イル4AF内の成膜データの組ごとの窒素ガス流量22
A,シランガス流量22B,基板印加交流電力22G,
屈折率23D,残留応力23E,エッチング速度23F
の値であり、X22AS,X22BS,X22GS,X
23DS,X23ES,X23FSはそれぞれ基準成膜
データ4ASの窒素ガス流量22A,シランガス流量2
2B,基板印加交流電力22G,屈折率23D,残留応
力23E,エッチング速度23Fの値である。
23D,X23E,X23Fはそれぞれ成膜データファ
イル4AF内の成膜データの組ごとの窒素ガス流量22
A,シランガス流量22B,基板印加交流電力22G,
屈折率23D,残留応力23E,エッチング速度23F
の値であり、X22AS,X22BS,X22GS,X
23DS,X23ES,X23FSはそれぞれ基準成膜
データ4ASの窒素ガス流量22A,シランガス流量2
2B,基板印加交流電力22G,屈折率23D,残留応
力23E,エッチング速度23Fの値である。
【0024】なお便宜上、上記の式中の成膜データの差
を、 X22A−X22AS=Δ22A (窒素ガス流量調整
量)、 X22B−X22BS=Δ22B (シランガス流量調
整量)、 X22G−X22GS=Δ22G (基板印加交流電力
調整量)、 X23D−X23DS=Δ23D (屈折率調整量)、 X23E−X23ES=Δ23E (残留応力調整
量)、 X23F−X23FS=Δ23F (エッチング速度調
整量)、 のように定義し、Δ22A〜Δ22Fを総括して成膜パ
ラメータ調整量Δ22といい、Δ23D〜Δ23Fを総
括して膜質調整量データΔ23という。
を、 X22A−X22AS=Δ22A (窒素ガス流量調整
量)、 X22B−X22BS=Δ22B (シランガス流量調
整量)、 X22G−X22GS=Δ22G (基板印加交流電力
調整量)、 X23D−X23DS=Δ23D (屈折率調整量)、 X23E−X23ES=Δ23E (残留応力調整
量)、 X23F−X23FS=Δ23F (エッチング速度調
整量)、 のように定義し、Δ22A〜Δ22Fを総括して成膜パ
ラメータ調整量Δ22といい、Δ23D〜Δ23Fを総
括して膜質調整量データΔ23という。
【0025】次に前記のfN2A ,fN2B ,fN2G ,f
N3D ,fN3E ,fN3F はそれぞれ窒素ガス流量調整量,
シランガス流量調整量,基板印加交流電力調整量,屈折
率調整量,残留応力調整量,エッチング速度調整量を−
1以上1以下に正規化する関数である。また前記のY2
2A,Y22B,Y22G,Y23D,Y23E,Y2
3Fはそれぞれニューラルネットワーク51に提示する
(正規化された)窒素ガス流量調整量,シランガス流量
調整量,基板印加交流電力調整量,屈折率調整量,残留
応力調整量,エッチング速度調整量の値である。
N3D ,fN3E ,fN3F はそれぞれ窒素ガス流量調整量,
シランガス流量調整量,基板印加交流電力調整量,屈折
率調整量,残留応力調整量,エッチング速度調整量を−
1以上1以下に正規化する関数である。また前記のY2
2A,Y22B,Y22G,Y23D,Y23E,Y2
3Fはそれぞれニューラルネットワーク51に提示する
(正規化された)窒素ガス流量調整量,シランガス流量
調整量,基板印加交流電力調整量,屈折率調整量,残留
応力調整量,エッチング速度調整量の値である。
【0026】ニューラルネットワーク51には、入力パ
タンとして屈折率調整量Y23D,残留応力調整量Y2
3E,エッチング速度調整量Y23Fをそれぞれ入力ニ
ューロン52A,52B,52Cに呈示し、教師パタン
として窒素ガス流量調整量Y22A,シランガス流量調
整量Y22B,基板印加交流電力調整量Y22Gをそれ
ぞれ出力ニューロン54A,54B,54Cに呈示して
学習させる。
タンとして屈折率調整量Y23D,残留応力調整量Y2
3E,エッチング速度調整量Y23Fをそれぞれ入力ニ
ューロン52A,52B,52Cに呈示し、教師パタン
として窒素ガス流量調整量Y22A,シランガス流量調
整量Y22B,基板印加交流電力調整量Y22Gをそれ
ぞれ出力ニューロン54A,54B,54Cに呈示して
学習させる。
【0027】この学習を行った、ニューラルネットワー
ク51は入力ニューロン52A,52B,52Cにそれ
ぞれ調整量規格化方法N3D,N3E,N3Fで正規化
した屈折率調整量,残留応力調整量,エッチング速度調
整量を入力することにより、出力ニューロン54A,5
4B,54Cからそれぞれ窒素ガス流量調整量,シラン
ガス流量調整量,基板印加交流電力調整量の正規化され
た値(後述のO22A,O22B,O22G)を出力す
るようになる。
ク51は入力ニューロン52A,52B,52Cにそれ
ぞれ調整量規格化方法N3D,N3E,N3Fで正規化
した屈折率調整量,残留応力調整量,エッチング速度調
整量を入力することにより、出力ニューロン54A,5
4B,54Cからそれぞれ窒素ガス流量調整量,シラン
ガス流量調整量,基板印加交流電力調整量の正規化され
た値(後述のO22A,O22B,O22G)を出力す
るようになる。
【0028】次に、成膜パラメータ調整量指示システム
に用いるニューラルネットワーク51の学習の流れを図
5を用いて説明する。ニューラルネットワーク51の学
習には、図4で述べた成膜データファイル4AFの複数
(n)組の成膜データ、即ち成膜データ4Aのうち学習
パタン採用条件を満たす全て(つまり前記n組)の成膜
データを用いる。
に用いるニューラルネットワーク51の学習の流れを図
5を用いて説明する。ニューラルネットワーク51の学
習には、図4で述べた成膜データファイル4AFの複数
(n)組の成膜データ、即ち成膜データ4Aのうち学習
パタン採用条件を満たす全て(つまり前記n組)の成膜
データを用いる。
【0029】ニューラルネットワーク51には、学習さ
せるn組の成膜データ4Aと基準成膜データ4ASとの
差を前述の調整量規格化方法N2AからN2Fで正規化
して作成した複数(n)組の学習パタン45(学習パタ
ン45(1)から学習パタン45(n))を学習させ
る。学習はニューラルネットワーク51の重み44とし
きい値43に乱数を与えて初期化してから開始する。そ
してまず、入力ニューロン52A,52B,52Cにそ
れぞれ学習パタン45(1)の入力パタン45B(1)
としてのY23D(1),Y23E(1),Y23F
(1)を入力し、出力ニューロン54A,54B,54
Cからそれぞれ出力パタン45O(1)としてのO22
A(1),O22B(1),O22G(1)を得る。
せるn組の成膜データ4Aと基準成膜データ4ASとの
差を前述の調整量規格化方法N2AからN2Fで正規化
して作成した複数(n)組の学習パタン45(学習パタ
ン45(1)から学習パタン45(n))を学習させ
る。学習はニューラルネットワーク51の重み44とし
きい値43に乱数を与えて初期化してから開始する。そ
してまず、入力ニューロン52A,52B,52Cにそ
れぞれ学習パタン45(1)の入力パタン45B(1)
としてのY23D(1),Y23E(1),Y23F
(1)を入力し、出力ニューロン54A,54B,54
Cからそれぞれ出力パタン45O(1)としてのO22
A(1),O22B(1),O22G(1)を得る。
【0030】次に、学習パタン45(1)に対するこの
出力パタンO22A(1),O22B(1),O22G
(1)と教師パタン45C(1)としてのY22A
(1),Y22B(1),Y22G(1)から、誤差4
5E(1)としての窒素ガス流量調整量誤差E22A
(1),シランガス流量調整量誤差E22B(1),基
板印加交流電力調整量誤差E22G(1)を求める。こ
の誤差E22A(1),E22B(1),E22G
(1)はそれぞれ、 E22A(1)=O22A(1)−Y22A(1)…
(学習パタン45(1)に対する窒素ガス流量調整量誤
差)、 E22B(1)=O22B(1)−Y22B(1)…
(学習パタン45(1)に対するシランガス流量調整量
誤差)、 E22G(1)=O22G(1)−Y22G(1)…
(学習パタン45(1)に対する基板印加交流電力調整
量誤差)、 で求められる。
出力パタンO22A(1),O22B(1),O22G
(1)と教師パタン45C(1)としてのY22A
(1),Y22B(1),Y22G(1)から、誤差4
5E(1)としての窒素ガス流量調整量誤差E22A
(1),シランガス流量調整量誤差E22B(1),基
板印加交流電力調整量誤差E22G(1)を求める。こ
の誤差E22A(1),E22B(1),E22G
(1)はそれぞれ、 E22A(1)=O22A(1)−Y22A(1)…
(学習パタン45(1)に対する窒素ガス流量調整量誤
差)、 E22B(1)=O22B(1)−Y22B(1)…
(学習パタン45(1)に対するシランガス流量調整量
誤差)、 E22G(1)=O22G(1)−Y22G(1)…
(学習パタン45(1)に対する基板印加交流電力調整
量誤差)、 で求められる。
【0031】そして、E22A(1),E22B
(1),E22G(1)の2乗和Esqr(1)を下記
のように求める。即ち、 Esqr(1)=E22A(1)2 +E22B(1)2
+E22G(1)2 …(学習パタン45(1)に対する
誤差2乗和)。 このようにして学習パタン45(1)の誤差2乗和Es
qr(1)を求めたら、学習パタン45(2)から学習
パタン45(n)に対しても、夫々の誤差2乗和(Es
qr(2)からEsqr(n))を求める。
(1),E22G(1)の2乗和Esqr(1)を下記
のように求める。即ち、 Esqr(1)=E22A(1)2 +E22B(1)2
+E22G(1)2 …(学習パタン45(1)に対する
誤差2乗和)。 このようにして学習パタン45(1)の誤差2乗和Es
qr(1)を求めたら、学習パタン45(2)から学習
パタン45(n)に対しても、夫々の誤差2乗和(Es
qr(2)からEsqr(n))を求める。
【0032】このように学習パタン45(1)から学習
パタン45(n)の誤差2乗和を求めたら、誤差2乗和
の総和TEsqrを下記のように求める。即ち、 TEsqr= j=1Σn Esqr(j) こうして誤差2乗和の総和TEsqrを求めたら、誤差
2乗和の総和TEsqrが減少するように、ニューラル
ネットワーク51の重みとしきい値の調整量を求めて調
整する。
パタン45(n)の誤差2乗和を求めたら、誤差2乗和
の総和TEsqrを下記のように求める。即ち、 TEsqr= j=1Σn Esqr(j) こうして誤差2乗和の総和TEsqrを求めたら、誤差
2乗和の総和TEsqrが減少するように、ニューラル
ネットワーク51の重みとしきい値の調整量を求めて調
整する。
【0033】以上、全ての学習パタンの呈示から重みと
しきい値の調整までが1回の学習であり、本発明で用い
るニューラルネットワーク51では50000回学習さ
せている。また、全ての学習パタン(学習パタン45
(1)から学習パタン45(n))に対する窒素ガス流
量調整量誤差(E22A(1)からE22A(n))、
シランガス流量調整量誤差(E22B(1)からE22
B(n))、基板印加交流電力調整量誤差(E22G
(1)からE22G(n))の全てが0.01以下にな
れば学習を終了している。
しきい値の調整までが1回の学習であり、本発明で用い
るニューラルネットワーク51では50000回学習さ
せている。また、全ての学習パタン(学習パタン45
(1)から学習パタン45(n))に対する窒素ガス流
量調整量誤差(E22A(1)からE22A(n))、
シランガス流量調整量誤差(E22B(1)からE22
B(n))、基板印加交流電力調整量誤差(E22G
(1)からE22G(n))の全てが0.01以下にな
れば学習を終了している。
【0034】次に学習を行ったニューラルネットワーク
51を用いて屈折率,残留応力,エッチング速度それぞ
れの調整量を含む膜質調整量データΔ23から窒素ガス
流量,シランガス流量,基板印加交流電力それぞれの調
整量を含む予測成膜パラメータ調整量を指示する成膜パ
ラメータ調整量指示システムを図6を用いて説明する。
51を用いて屈折率,残留応力,エッチング速度それぞ
れの調整量を含む膜質調整量データΔ23から窒素ガス
流量,シランガス流量,基板印加交流電力それぞれの調
整量を含む予測成膜パラメータ調整量を指示する成膜パ
ラメータ調整量指示システムを図6を用いて説明する。
【0035】このシステムは膜質調整量データ入力部8
1,入力データ判定部82,入力パタン規格化部83,
認識部84,出力パタン変換部85,予測成膜パラメー
タ調整量表示部86から構成されている。膜質調整量デ
ータ入力部81では、オペレータより指示された膜質調
整量データΔ23を受け取る。膜質調整量データΔ23
は屈折率調整量Δ23D,残留応力調整量Δ23E,エ
ッチング速度調整量Δ23Fで構成されている。
1,入力データ判定部82,入力パタン規格化部83,
認識部84,出力パタン変換部85,予測成膜パラメー
タ調整量表示部86から構成されている。膜質調整量デ
ータ入力部81では、オペレータより指示された膜質調
整量データΔ23を受け取る。膜質調整量データΔ23
は屈折率調整量Δ23D,残留応力調整量Δ23E,エ
ッチング速度調整量Δ23Fで構成されている。
【0036】入力データ判定部82では、受け取った膜
質調整量データΔ23の各項目が本システムの有効範囲
内であるか否かを判定する。すなわち入力された屈折率
調整量Δ23D,残留応力調整量Δ23E,エッチング
速度調整量Δ23Fの全てが夫々本システムの有効範囲
内にあれば次の入力パタン規格化部83に進み、1項目
でも範囲外のデータがあれば予測不可能として、本シス
テムを終了する。
質調整量データΔ23の各項目が本システムの有効範囲
内であるか否かを判定する。すなわち入力された屈折率
調整量Δ23D,残留応力調整量Δ23E,エッチング
速度調整量Δ23Fの全てが夫々本システムの有効範囲
内にあれば次の入力パタン規格化部83に進み、1項目
でも範囲外のデータがあれば予測不可能として、本シス
テムを終了する。
【0037】入力パタン規格化部83では、受け取った
膜質調整量データΔ12を調整量規格化方法N3D(屈
折率調整量の正規化),N3E(残留応力調整量の正規
化),N3F(エッチング速度調整量の正規化)を用い
てニューラルネットワーク51に入力するパタン45B
を作成する。入力パタン45Bは規格化後屈折率調整量
Y23D,規格化後残留応力調整量Y23E,規格化後
エッチング速度調整量Y23Fで構成される。
膜質調整量データΔ12を調整量規格化方法N3D(屈
折率調整量の正規化),N3E(残留応力調整量の正規
化),N3F(エッチング速度調整量の正規化)を用い
てニューラルネットワーク51に入力するパタン45B
を作成する。入力パタン45Bは規格化後屈折率調整量
Y23D,規格化後残留応力調整量Y23E,規格化後
エッチング速度調整量Y23Fで構成される。
【0038】認識部84では、入力パタン45Bをニュ
ーラルネットワーク51に入力し出力パタン45Oを得
る。出力パタン45Oは変換前窒素ガス流量調整量O2
2A,変換前シランガス流量調整量O22B,変換前基
板印加交流電力調整量O22Gで構成される。出力パタ
ン変換部85では、夫々変換前窒素ガス流量調整量O2
2A,変換前シランガス流量調整量O22B,変換前基
板印加交流電力調整量O22Gに対してそれぞれ変換方
法85A,85B,85Gを用いて予測成膜パラメータ
調整量Δ22を求める。予測成膜パラメータ調整量Δ2
2は予測窒素ガス流量調整量Δ22A,予測シランガス
流量調整量Δ22B,予測基板印加交流電力調整量Δ2
2Gで構成される。
ーラルネットワーク51に入力し出力パタン45Oを得
る。出力パタン45Oは変換前窒素ガス流量調整量O2
2A,変換前シランガス流量調整量O22B,変換前基
板印加交流電力調整量O22Gで構成される。出力パタ
ン変換部85では、夫々変換前窒素ガス流量調整量O2
2A,変換前シランガス流量調整量O22B,変換前基
板印加交流電力調整量O22Gに対してそれぞれ変換方
法85A,85B,85Gを用いて予測成膜パラメータ
調整量Δ22を求める。予測成膜パラメータ調整量Δ2
2は予測窒素ガス流量調整量Δ22A,予測シランガス
流量調整量Δ22B,予測基板印加交流電力調整量Δ2
2Gで構成される。
【0039】変換方法85A,85B,85Gはそれぞ
れ前述の規格化方法N2A(窒素ガス流量調整量の正規
化),N2B(シランガス流量調整量の正規化),N2
G(基板印加交流電力調整量の正規化)とは逆の変換で
あり、 Δ23A=f-1 N3A (O23A)(変換方法85A)、 Δ23B=f-1 N3B (O23B)(変換方法85B)、 Δ23G=f-1 N3G (O23G)(変換方法85G)、 である。
れ前述の規格化方法N2A(窒素ガス流量調整量の正規
化),N2B(シランガス流量調整量の正規化),N2
G(基板印加交流電力調整量の正規化)とは逆の変換で
あり、 Δ23A=f-1 N3A (O23A)(変換方法85A)、 Δ23B=f-1 N3B (O23B)(変換方法85B)、 Δ23G=f-1 N3G (O23G)(変換方法85G)、 である。
【0040】成膜パラメータ調整量表示部86では、予
測成膜パラメータ調整量Δ22を構成する窒素ガス流量
調整量Δ22A、シランガス流量調整量Δ22B、基板
印加交流電力調整量Δ22Gを表示し、本システムを終
了する。
測成膜パラメータ調整量Δ22を構成する窒素ガス流量
調整量Δ22A、シランガス流量調整量Δ22B、基板
印加交流電力調整量Δ22Gを表示し、本システムを終
了する。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、過去の成膜に基づく成
膜データのうち目標の膜質データに近い膜質データを持
つ成膜データを基準として膜質調整量(つまりこの基準
成膜データ中の基準膜質データと目標膜質データとの
差)をコンピュータ(のニューラルネットワーク)に入
力することにより、コンピュータから目標膜質データを
得るための予測成膜パラメータ調整量(つまり基準成膜
データ内の基準成膜パラメータデータと予測成膜パラメ
ータデータとの差)を出力させるようにし、この半導体
製造装置を用いて各種成膜パラメータを調整して、実際
に成膜を行い、所望の膜質に対する最適な成膜パラメー
タを捜し出すことと同等の作業を、コンピュータ上で短
時間のうちに実現できるようにしたため、半導体製造装
置プロセス開発の短縮化,低コスト化が期待できる。
膜データのうち目標の膜質データに近い膜質データを持
つ成膜データを基準として膜質調整量(つまりこの基準
成膜データ中の基準膜質データと目標膜質データとの
差)をコンピュータ(のニューラルネットワーク)に入
力することにより、コンピュータから目標膜質データを
得るための予測成膜パラメータ調整量(つまり基準成膜
データ内の基準成膜パラメータデータと予測成膜パラメ
ータデータとの差)を出力させるようにし、この半導体
製造装置を用いて各種成膜パラメータを調整して、実際
に成膜を行い、所望の膜質に対する最適な成膜パラメー
タを捜し出すことと同等の作業を、コンピュータ上で短
時間のうちに実現できるようにしたため、半導体製造装
置プロセス開発の短縮化,低コスト化が期待できる。
【図1】本発明の実施例としてのシステム構成図
【図2】同じく成膜データの構成図
【図3】同じくネットワークファイルの構成図
【図4】成膜パラメータ調整量指示システムで用いるニ
ューラルネットワークの構成及びニューラルネットワー
クに呈示する学習パターン作成の流れを示す図
ューラルネットワークの構成及びニューラルネットワー
クに呈示する学習パターン作成の流れを示す図
【図5】成膜パラメータ調整量指示システムで用いるニ
ューラルネットワークの学習の流れを示す図
ューラルネットワークの学習の流れを示す図
【図6】成膜パラメータ調整量指示システムの動作を示
すフローチャート
すフローチャート
1 コンピュータ 1A 成膜条件調整量指示手段 2 キーボード 3 CRT 4 補助記憶装置 4A 成膜データ 4AF 成膜データファイル 4B ネットワークデータ 5 ニューラルネットワークボード 6 半導体製造装置制御手段 7 半導体製造装置 21 基板番号 22(22A〜22G) 成膜パラメータデータ 22A 窒素ガス流量 22B シランガス流量 22C 反応室応力 22D マイクロ波電力 22E ソレノイドコイル電流 22F 成膜時間 22G 基板印加交流電力 Y22(Y22A〜Y22G) 規格化後成膜パラメー
タ調整量データ Y22A 規格化後窒素ガス流量調整量 Y22B 規格化後シランガス流量調整量 Y22G 規格化後基板印加交流電力調整量 O22A 変換前窒素ガス流量調整量 O22B 変換前シランガス流量調整量 O22G 変換前基板印加交流電力調整量 Δ22(Δ22A〜Δ22G) 成膜パラメータ調整量 Δ22A 窒素ガス流量調整量 Δ22B シランガス流量調整量 Δ22G 基板印加交流電力調整量 23(23A〜23E) 膜質データ 23A 成膜速度 23B 面内膜厚分布 23C 膜硬度 23D 屈折率 23E 残留応力 23F エッチング速度 Y23(Y23D〜Y23F) 規格化後膜質調整量デ
ータ Y23D 規格化後屈折率調整量 Y23E 規格化後残留応力調整量 Y23F 規格化後エッチング速度調整量 Δ23(Δ23D〜Δ23F) 膜質調整量データ Δ23D 屈折率調整量 Δ23E 残留応力調整量 Δ23F エッチング速度調整量 41 ネットワークファイル 42 ネットワーク構造 43 しきい値 44 重み 45 学習パターン 45B(45B(1)〜45B(n)) 入力パターン 45C(45C(1)〜45C(n)) 教師パターン 45O(1) 出力パターン 45E(1) 誤差 Esqr(1) 誤差2乗和 TEsqr 誤差2乗和総和 51 成膜パラメータ調整量指示システム用ニューラ
ルネットワーク 52 入力層 52A 入力ニューロン 52B 入力ニューロン 52C 入力ニューロン 53 中間層 54 出力層 54A 出力ニューロン 54B 出力ニューロン 54C 出力ニューロン N 調整量規格化方法 N2A 窒素ガス流量調整量用規格化方法 N2B シランガス流量調整量用規格化方法 N2G 基板印加交流電力調整量用規格化方法 N3D 屈折率調整量用規格化方法 N3E 残留応力調整量用規格化方法 N3F エッチング速度用調整量規格化方法
タ調整量データ Y22A 規格化後窒素ガス流量調整量 Y22B 規格化後シランガス流量調整量 Y22G 規格化後基板印加交流電力調整量 O22A 変換前窒素ガス流量調整量 O22B 変換前シランガス流量調整量 O22G 変換前基板印加交流電力調整量 Δ22(Δ22A〜Δ22G) 成膜パラメータ調整量 Δ22A 窒素ガス流量調整量 Δ22B シランガス流量調整量 Δ22G 基板印加交流電力調整量 23(23A〜23E) 膜質データ 23A 成膜速度 23B 面内膜厚分布 23C 膜硬度 23D 屈折率 23E 残留応力 23F エッチング速度 Y23(Y23D〜Y23F) 規格化後膜質調整量デ
ータ Y23D 規格化後屈折率調整量 Y23E 規格化後残留応力調整量 Y23F 規格化後エッチング速度調整量 Δ23(Δ23D〜Δ23F) 膜質調整量データ Δ23D 屈折率調整量 Δ23E 残留応力調整量 Δ23F エッチング速度調整量 41 ネットワークファイル 42 ネットワーク構造 43 しきい値 44 重み 45 学習パターン 45B(45B(1)〜45B(n)) 入力パターン 45C(45C(1)〜45C(n)) 教師パターン 45O(1) 出力パターン 45E(1) 誤差 Esqr(1) 誤差2乗和 TEsqr 誤差2乗和総和 51 成膜パラメータ調整量指示システム用ニューラ
ルネットワーク 52 入力層 52A 入力ニューロン 52B 入力ニューロン 52C 入力ニューロン 53 中間層 54 出力層 54A 出力ニューロン 54B 出力ニューロン 54C 出力ニューロン N 調整量規格化方法 N2A 窒素ガス流量調整量用規格化方法 N2B シランガス流量調整量用規格化方法 N2G 基板印加交流電力調整量用規格化方法 N3D 屈折率調整量用規格化方法 N3E 残留応力調整量用規格化方法 N3F エッチング速度用調整量規格化方法
Claims (1)
- 【請求項1】成膜用ガスの種類および流量並びにこの種
類および流量の組合せ,成膜温度,圧力,プラズマ条件
などの条件項目を成膜パラメータとして成膜し、その成
膜結果が膜の硬さ,残留応力,屈折率,エッチング速
度,膜厚およびこの膜厚の均一性などの評価項目からな
る膜質データによって評価される半導体製造装置におい
て、 1または複数のニューラルネットワークを設け、 過去の成膜に基づく前記成膜パラメータの1つを基準成
膜パラメータに、またこの基準成膜パラメータによって
得られた前記膜質データを基準膜質データに夫々設定
し、 予め過去の複数の成膜結果についての前記膜質データと
前記基準膜質データとの差を入力データ、該膜質データ
に対応する成膜パラメータと前記基準成膜パラメータと
の差を教師データとして前記ニューラルネットワークに
学習を行わせ、 この学習済のニューラルネットワークへ、目標の前記膜
質データと前記基準膜質データとの差を入力して、この
ニューラルネットワークから前記目標膜質データを得る
成膜パラメータと前記基準成膜パラメータとの差を指示
出力させるようにしたことを特徴とする学習指示機能付
半導体製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP603292A JPH05190457A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 学習指示機能付半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP603292A JPH05190457A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 学習指示機能付半導体製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05190457A true JPH05190457A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11627318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP603292A Pending JPH05190457A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 学習指示機能付半導体製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05190457A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-01-17 JP JP603292A patent/JPH05190457A/ja active Pending
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