JPH06224126A - 半導体製造装置の膜質予測装置 - Google Patents

半導体製造装置の膜質予測装置

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JPH06224126A
JPH06224126A JP50A JP959693A JPH06224126A JP H06224126 A JPH06224126 A JP H06224126A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 959693 A JP959693 A JP 959693A JP H06224126 A JPH06224126 A JP H06224126A
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film
semiconductor manufacturing
film quality
neural network
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Tatsuya Furui
達也 古井
Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同一仕様の2台の半導体製造装置の成膜プロセ
スデータを混在させてニューラルネットワークに学習さ
せることで2台目の装置には学習用成膜プロセスデータ
を少数用意するのみで膜質予測を可能にする。 【構成】成膜データ4Aは1台目(旧)の半導体製造装
置には多数の学習用成膜パラメータデータ23,膜質デ
ータ24が用意されているが2台目(新)の装置には学
習用データ23,24の用意の数は少ないものとする。
本発明ではこの新旧装置の学習用データ23,24に装
置の新旧の識別データ21を付した成膜データ4Aを正
規化手段46を経てニューラルネットワーク31に学習
させる。そして学習済のニューラルネットワーク31’
に新装置の識別データ21と成膜パラメータデータ23
とを呈示し、新装置によって、この成膜条件23で得ら
れる予測膜質データ47をこのニューラルネットワーク
31’から出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハに対して
膜付けする半導体製造装置で得られる膜質データをニュ
ーラルネットワークを用い成膜条件として成膜パラメー
タから予測する装置に関する。なお以下各図において同
一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】従来この種の半導体製造装置で得られる
膜質データを予測する方法としては、本出願人の先願に
なる特願平3−299326号や特願平4−80101
号に示すように、予め当該の半導体製造装置で過去に行
われた成膜における成膜パラメータとその成膜結果の膜
質データとをニューラルネットワークに学習させること
により、学習したニューラルネットワークから新たな成
膜パラメータにおいて当該の半導体製造装置で得られる
膜質を予測する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら同じ仕様
の半導体製造装置においても、コストダウン等のために
細部の設計変更や構造部品の組み立てばらつきや誤差に
より、同じ成膜条件でも膜質データが異なることが多
い。そのため、従来の技術では成膜条件から膜質を予測
するには、各半導体製造装置ごとにニューラルネットワ
ークに学習させる成膜プロセスデータを多数取る必要が
あり、手間がかかるという問題があった。そこで本発明
はこの問題を解消できる半導体製造装置の膜質予測装置
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の膜質予測装置は、成膜用ガスの種類や
流量,成膜温度,圧力などの条件項目を成膜パラメータ
(23など)として成膜し、その成膜結果が膜の屈折
率,残留応力,エッチング速度などの評価項目からなる
膜質データ(24など)によって評価される半導体製造
装置において、2種類の類似の半導体製造装置(7,
7’など)の過去の成膜結果についての前記成膜パラメ
ータを夫々その成膜が行われた半導体製造装置を識別す
る装置識別データ(21など)と共に入力データとし、
この入力データに対応する前記膜質データを教師データ
として1または複数のニューラルネットワーク(31な
ど)に学習を行わせ、この学習済のニューラルネットワ
ーク(31’など)にこれから成膜するための前記成膜
パラメータとこの成膜を行わせる半導体製造装置の装置
識別データを入力することにより、このニューラルネッ
トワークからこの入力条件に対応する成膜結果の膜質デ
ータを予測出力させるようにする。
【0005】
【作用】新たに半導体製造装置(新装置と呼ぶ)を製作
した場合に、新装置と同じ仕様の既存の装置(既存装置
と呼ぶ)で得られた成膜プロセスデータと新装置で得ら
れた成膜プロセスデータとを混在させてニューラルネッ
トワークに学習させることにより、新装置の成膜プロセ
スデータを少数用意するのみで、新装置で成膜した結果
の膜質データを予測することができるようにする。
【0006】図1は本発明の機能構成図である。即ち成
膜パラメータデータ23と装置識別データ21を入力と
し、膜質データ24を出力とすべきニューラルネットワ
ーク(膜質予測ニューラルネットワーク)31に、予め
既存装置と新装置から得られた成膜プロセスデータ(成
膜パラメータデータ23および膜質データ24)と装置
識別データ21を学習データとして学習を行わせ、この
学習済のニューラルネットワーク(膜質予測ニューラル
ネットワーク)31’にこれから成膜する半導体製造装
置の装置識別データ21と成膜するための成膜パラメー
タデータ23を入力することにより、このニューラルネ
ットワーク31’から、その半導体製造装置での成膜条
件23に対する膜質データ24を予測出力させるように
する。
【0007】このように本発明では既存装置と新装置か
ら得られた成膜プロセスデータをニューラルネットワー
クの学習に使用する。ニューラルネットワークの学習で
は、成膜パラメータデータ23と装置の違いを示す装置
識別データ21を入力層の各ニューロンに入力し、膜質
データ24を出力層の各ニューロンに入力する。以降、
装置識別データ21を入力するニューロンを装置識別入
力ニューロンと記述する。装置識別データ21は、新装
置では1、既存装置では0とする。学習中の装置識別入
力ニューロンと中間層のニューロンの結合の強さの調整
量は装置識別データ21に比例するので、新装置と既存
装置との違いを学習する。また、成膜パラメータデータ
23の伝達経路は新装置と既存装置で同じであるので、
既存装置の成膜プロセスデータが数多くあれば、新装置
の成膜プロセスデータが少なくても、各成膜パラメータ
データ23と各膜質データ24の関係を学習できる。従
って、既存装置の膜質プロセスデータが数多くあれば、
新装置の成膜プロセスデータを少数用意し、両者を混在
させて学習させることにより、新装置で成膜した結果の
膜質データ24を予測するニューラルネットワークを作
成することができる。
【0008】
【実施例】以下図2ないし図8を参照して本発明の実施
例を説明する。図2は、本発明の一実施例としてのニュ
ーラルネットワークを用いたECRプラズマCVD装置
の膜質予測システムの構成図である。なお、ECRは電
子サイクロトロン共鳴、CVDは化学的気相成長法の略
記である。図2において、コンピュータ1は膜質予測シ
ステムを実行するコンピュータであり、このコンピュー
タ1はキーボード2、CRT3、補助記憶装置4、半導
体製造装置7、半導体製造装置7’が接続されている。
【0009】なお、半導体製造装置7’は、
【作用】に示す既存装置に該当し、この装置では、既に
数多くの成膜実験が行われており、成膜プロセスデータ
が数多くあるものとする。
【0010】また、半導体製造装置7は、
【作用】に示す新装置に該当し半導体製造装置7’と同
じ仕様で新たに製作した半導体製造装置であり、膜質予
測システムの予測対象となる半導体製造装置である。補
助記憶装置4内には、半導体製造装置7と半導体製造装
置7’の成膜データ4Aと成膜データ4Aを学習させた
ニューラルネットワークの各種データを記録したネット
ワークデータ4Bとが格納されている。
【0011】また、コンピュータ1内にはニューラルネ
ットワークの学習および認識を高速に行うためのハード
ウェアとしてのニューラルネットワークボード5が組み
込まれている。また、コンピュータ1内の膜質予測手段
1Aは、このコンピュータ1の本発明における主要機能
部である。この膜質予測手段1Aは、成膜データ4Aを
学習させたニューラルネットワークを用いて、オペレー
タにより入力された成膜パラメータデータに対して半導
体製造装置7で成膜した結果の膜質データを予測し出力
する。
【0012】なお、半導体製造装置7および半導体製造
装置7’は、コンピュータ1内の半導体製造装置制御手
段6により制御される。図3はECRプラズマCVD装
置におけるシリコン酸化膜(SiO膜)の成膜データ4
Aの構造を示す。同図において、成膜データ4Aは装置
識別データ21、基板番号22、成膜パラメータデータ
23、膜質データ24の組み合わせからなるデータが過
去に成膜した分だけ配列されて構成されている。
【0013】各成膜データ4Aは固有の基板番号22で
区別され、基板番号22により一義的に成膜データが検
索できるようになっている。また、装置識別データ21
は、半導体製造装置7と半導体製造装置7’のどちらの
半導体製造装置で得られた成膜データであるかを示し、
半導体製造装置7から得られた成膜データであれば1、
半導体製造装置7’から得られた成膜データであれば0
としている。
【0014】成膜パラメータデータ23は、この例でE
CRプラズマCVD装置の制御可能な ・酸素(O2 )ガス流量 23A、 ・シラン(SiH4 )ガス流量23B、 ・反応室圧力 23C、 ・マイクロ波電力 23D、 ・ソレノイドコイル電流 23E、 ・基板印加交流電力 23F、 ・成膜時間 23G、 の7項目より構成されている。
【0015】また、膜質データ24は、成膜パラメータ
データ23の条件で成膜されたシリコン酸化膜の各種膜
質評価結果であり、この例では ・屈折率 24A、 ・残留応力 24B、 ・エッチング速度 24C、 ・成膜速度 24D、 ・面内膜厚分布 24E、 ・膜硬度 24F、 の6項目より構成されている。
【0016】図4は、膜質予測システムで用いる膜質予
測ニューラルネットワーク31の構造を示す。膜質予測
ニューラルネットワーク31は3層構造であり、入力層
32、中間層33、出力層34のニューロン数はそれぞ
れ7個、20個、3個である。本発明に関わるECRプ
ラズマCVD装置には、図3で述べたように7項目の制
御可能な成膜パラメータがある。膜質予測ニューラルネ
ットワーク31では成膜パラメータデータ23のうち成
膜時間23G以外の6項目(23A〜23F)と装置識
別データ21を入力項目としており、また、膜質データ
24のうちの屈折率24A、残留応力24B、エッチン
グ速度24Cを出力項目としている。
【0017】図5は、成膜データ4Aから膜質予測ニュ
ーラルネットワーク31に学習させる学習パタン41の
作成の流れを示す。ここで学習パタン(ニューラルネッ
トワークの入力側に呈示する入力パタンと出力側に呈示
する教師パタンの組み合わせである)は、0以上1以下
に制限されているため、成膜パラメータデータ23、膜
質データ24を0以上1以下に正規化して膜質予測ニュ
ーラルネットワーク31に学習させている。図5におい
て、膜質予測ニューラルネットワーク31の学習パタン
41は、装置識別データ21と正規化後成膜パラメータ
データ43を入力パタンに、正規後膜質データ44を教
師パタンにしている。
【0018】また正規化方法46では、膜質予測ニュー
ラルネットワーク31の入力項目である成膜パラメータ
データ23の各項目(23A〜23F)、出力項目であ
る膜質データ24の各項目(24A〜24C)に対し
て、各々異なる方法で各項目の取り得る最小値を0に、
最大値を1に正規化し、正規化後成膜パラメータデータ
43、正規後膜質データ44を作成する。
【0019】正規化後成膜パラメータデータ43は、夫
々正規化した酸素ガス流量、シランガス流量、反応室圧
力、マイクロ波電力、ソレノイドコイル電流、基板印加
交流電力の6項目まで構成されている。また、正規後膜
質データ44は、夫々正規化した屈折率、残留応力、エ
ッチング速度の3項目で構成されている。学習パタン4
1は、装置識別データ21と正規化後成膜パラメータデ
ータ43と正規化後膜質データ44が複数(n)組集ま
ったものとして構成される。ここで、学習パタンのう
ち、入力パタン7項目が夫々全て同一値のものがあれ
ば、その中から1件のみを選択して学習パラメータにす
る。これは、同一の入力パタンに対して、複数の異なる
教師パタンを学習させることはできないためである。次
に、作成した学習パタン41を膜質予測ニューラルネッ
トワーク31に学習させる。ここで、膜質予測ニューラ
ルネットワーク31に学習させたデータの数は、 ・半導体製造装置7’のデータ 110件 ・半導体製造装置7 のデータ 20件 である。
【0020】膜質予測ニューラルネットワーク31の学
習では、入力層32の・酸素ガス流量用入力ニューロン
32Aには正規化後酸素ガス流量を、・シランガス流量
用入力ニューロン32Bには正規化後シランガス流量
を、・反応室圧力用入力ニューロン32Cには正規化後
反応室圧力を、・マイクロ波電力用入力ニューロン32
Dには正規化後マイクロ波電力を、・ソレノイドコイル
電流用入力ニューロン32Eには正規化後ソレノイドコ
イル電流を、・基板印加交流電力用入力ニューロン32
Fには正規化後基板印加交流電力を、・装置識別用入力
ニューロン32Gには装置識別データ21を夫々呈示
し、出力層34の・屈折率用出力ニューロン34Aには
正規化後屈折率を、・残留応力用出力ニューロン34B
には正規化後残留応力を、・エッチング速度用出力ニュ
ーロン34Cには正規化後エッチング速度を夫々呈示す
る。
【0021】また、膜質予測ニューラルネットワーク3
1は、半導体製造装置7のデータと半導体製造装置7’
のデータを混在して学習する。装置識別用入力ニューロ
ン32Gに入力する装置識別データ21は、半導体製造
装置7のデータの学習では1、半導体製造装置7’のデ
ータの学習では0である。次に述べる方法で学習を行っ
た膜質予測ニューラルネットワーク31’にこれから成
膜する半導体製造装置の装置識別データ21と正規化後
成膜パラメータデータ43を入力すると、このニューラ
ルネットワークから、装置識別データ21が0の場合に
は半導体製造装置7’の、装置識別データ21が1の場
合には半導体製造装置7の夫々の予測膜質データ47を
出力パタンとして出力する。出力パタン47を正規化方
法46とは逆の変換を行えば、予測膜質の絶対値が求ま
る。
【0022】図6は膜質予測ニューラルネットワーク3
1の学習の流れを示す。膜質予測ニューラルネットワー
ク31には複数(n)組の学習パタン41(学習パタン
41(1)から学習パタン41(n))を学習させる。
学習は、膜質予測ニューラルネットワーク31のしきい
値と重みに乱数を与えて初期化してから開始する。ここ
で、しきい値とはニューラルネットワークを構成する各
ニューロンの入出力特性を表すパラメータであり、重み
とはニューロン間の結合の強さを表すパラメータであ
る。そしてまず、膜質予測ニューラルネットワーク31
に装置識別データ21(1)と正規化後成膜パラメータ
データ43(1)を入力して、出力パタン51(1)
(屈折率、残留応力、エッチング速度の3項目で構成さ
れている)を求める。次に、この出力パターン51
(1)と正規化後膜質データ44(1)の差である誤差
52(1)(屈折率、残留応力、エッチング速度の3項
目で構成されている)を求める。そして誤差52(1)
の各項目の2乗和を計算して誤差2乗和53(1)を求
める。このようにして、学習パタン41(1)の誤差2
乗和53(1)を求めたら、学習パタン41(2)から
学習パタン41(n)に対しても、誤差2乗和53
(2)から誤差2乗和53(n)を求める。このよう
に、全ての学習パターン41(学習パターン41(1)
から学習パターン41(n)まで)の誤差2乗和53
(誤差2乗和53(1)から誤差2乗和53(n)ま
で)を求めたら、誤差2乗和総和54を求める。こうし
て誤差2乗和総和54を求めたら、誤差2乗和総和54
が減少するように、膜質予測ニューラルネットワーク3
1の重みとしきい値の調整量を求めて調整する。
【0023】以上、全ての学習パタンの呈示から重みと
しきい値の調整までが1回の学習であり、膜質予測ニュ
ーラルネットワーク31には50000回学習させてい
る。学習を行った膜質予測ニューラルネットワーク3
1’の入力層32の・酸素ガス流量用入力ニューロン3
2Aには正規化後酸素ガス流量を、・シランガス流量用
入力ニューロン32Bには正規化後シランガス流量を、
・反応室圧力用入力ニューロン32Cには正規化後反応
室圧力を、・マイクロ波電力用入力ニューロン32Dに
は正規化後マイクロ波電力を、・ソレノイドコイル電流
用入力ニューロン32Eには正規化後ソレノイドコイル
電流を、・基板印加交流電力用入力ニューロン32Fに
は正規化後基板印加交流電力を、・装置識別用入力ニュ
ーロン32Gには1を夫々入力すると、出力層34の・
屈折率用出力ニューロン34Aより屈折率の、・残留応
力用出力ニューロン34Bより残留応力の、・エッチン
グ速度用出力ニューロン34Cよりエッチング速度の夫
々についての半導体製造装置7で成膜した結果の膜質デ
ータの予測値を出力する。但し、出力ニューロン34A
から34Cより出力された値は、0から1に正規化され
ている値である。そこで、出力ニューロン34Aから3
4Cより出力された値を、正規化方法46とは逆の変換
を行うことにより、予測膜質の絶対値を求めることがで
きる。
【0024】学習によって得られたしきい値や重みは、
学習したニューラルネットワーク毎にネットワークファ
イルとしてネットワークデータ4Bに記録しておく。図
7はネットワークデータ4Bの構造を示す。同図におい
て、ネットワークデータ4Bは、ニューラルネットワー
クの構造である層数および各層のニューロン数を定義し
たネットワーク構造62、学習によって得られたしきい
値63、重み64と学習に用いた複数の学習パタン41
で構成されている。学習パタン41は基板番号22、装
置識別データ21、正規化後成膜パラメータデータ4
3、正規化後膜質データ44で構成されている。
【0025】図8は学習を行った膜質予測ニューラルネ
ットワーク31’を用いて、6項目の成膜パラメータデ
ータ(酸素ガス流量、シランガス流量、反応室圧力、マ
イクロ波電力、ソレノイドコイル電流、基板印加交流電
力)から3項目の膜質データ(屈折率、残留応力、エッ
チング速度)を予測する膜質予測システムの動作説明用
フローチャートを示す。膜質予測システムは、入力デー
タ受け取り部71、入力データ判定部72、入力データ
正規化部73、膜質予測部75、出力パタン変換部7
6、予測膜質表示部78から構成されている。
【0026】オペレータは、成膜パラメータデータ23
を入力する。成膜パラメータデータ23は、酸素ガス流
量、シランガス流量、反応室圧力、マイクロ波電力、ソ
レノイドコイル電流、基板印加交流電力の6項目で構成
されている。入力データ受け取り部71では、オペレー
タからの成膜パラメータデータ23の入力を受け取る。
入力データ判定部72では、入力した成膜パラメータデ
ータ23の各項目が本システムの有効な範囲内であるか
否かを判定する。すなわち、入力した成膜パラメータデ
ータ23の各項目が、本システムの有効な範囲内であれ
ば入力データ正規化部73に進み、1項目でも有効範囲
外のデータがあれば予測不可能として本システムを終了
する。入力データ正規化部73では、入力した成膜パラ
メータデータ23を正規化方法46と同じ方法で正規化
し、入力パタン74を作成し、膜質予測部75に進む。
【0027】入力パタン74は、夫々正規化した酸素ガ
ス流量、シランガス流量、反応室圧力、マイクロ波電
力、ソレノイドコイル電流、基板印加交流電力の6項目
で構成されている。膜質予測部75では、入力パタン7
4と装置識別データ21を膜質予測ニューラルネットワ
ーク31’に入力して、出力パタン51を得る。このと
き、装置識別データ21は1である。出力パタン51
は、屈折率、残留応力、エッチング速度の3項目で構成
されている。
【0028】出力パタン変換部76では、出力パタン4
1に対にして正規化方法46とは逆の変換を行い、予測
膜質の絶対値である予測膜質データ77を作成し、予測
膜質表示部78に進む。予測膜質データ77は、屈折
率、残留応力、エッチング速度の3項目で構成されてい
る。予測膜質表示部78では、予測膜質データ77を表
示し、本システムを終了する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、・新たに作成した半導
体製造装置(新装置と呼ぶ)から得られた成膜プロセス
データ、・新装置と同じ仕様の既存の半導体製造装置
(既存装置と呼ぶ)から得られた成膜プロセスデータ、
の両者を混在させて、ニューラルネットワークに学習さ
せる方法を用いるようにしたので、新装置の成膜プロセ
スデータを少数用意すれば、新装置で成膜した結果の膜
質データを予測することができ、装置ごとに膜質予測を
させるための成膜、膜評価の回数を少なくすることがで
きる。従って本発明によれば、低コスト、短時間で、任
意の成膜条件に対して新装置で成膜した結果の膜質デー
タを予測するシステムを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能構成図
【図2】本発明の実施例としてのシステム構成図
【図3】同じく成膜データの構成図
【図4】同じく膜質予測ニューラルネットワークの構造
を示す図
【図5】同じく成膜データからニューラルネットワーク
に学習させる学習パタンを作成する流れを示す図
【図6】同じく膜質予測ニューラルネットワークの学習
の流れを示す図
【図7】同じくネットワークファイルの構造を示す図
【図8】同じく膜質予測システムの動作説明用フローチ
ャート
【符号の説明】
1 コンピュータ 1A 膜質予測手段 2 キーボード 3 CRT 4 補助記憶装置 4A 成膜データ 4B ネットワークデータ 5 ニューラルネットワークボード 6 半導体製造装置制御手段 7 半導体製造装置 7’ 半導体製造装置 21 装置識別データ 23 成膜パラメータデータ 24 膜質データ 31 膜質予測ニューラルネットワーク 31’ 膜質予測ニューラルネットワーク 43 正規化後成膜パラメータデータ 44 正規化後膜質データ 46 成膜プロセスデータ正規化手段 47 予測膜質データ(出力パタン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成膜用ガスの種類や流量,成膜温度,圧力
    などの条件項目を成膜パラメータとして成膜し、その成
    膜結果が膜の屈折率,残留応力,エッチング速度などの
    評価項目からなる膜質データによって評価される半導体
    製造装置において、 2種類の類似の半導体製造装置の過去の成膜結果につい
    ての前記成膜パラメータを夫々その成膜が行われた半導
    体製造装置を識別する装置識別データと共に入力データ
    とし、この入力データに対応する前記膜質データを教師
    データとして1または複数のニューラルネットワークに
    学習を行わせ、 この学習済のニューラルネットワークにこれから成膜す
    るための前記成膜パラメータとこの成膜を行わせる半導
    体製造装置の装置識別データを入力することにより、こ
    のニューラルネットワークからこの入力条件に対応する
    成膜結果の膜質データを予測出力させることを特徴とす
    る半導体製造装置の膜質予測装置。
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