JPH05191617A - ファクシミリ同報システム - Google Patents

ファクシミリ同報システム

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JPH05191617A
JPH05191617A JP4020708A JP2070892A JPH05191617A JP H05191617 A JPH05191617 A JP H05191617A JP 4020708 A JP4020708 A JP 4020708A JP 2070892 A JP2070892 A JP 2070892A JP H05191617 A JPH05191617 A JP H05191617A
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signal
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called
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JP4020708A
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English (en)
Inventor
Yasuo Nishihama
靖雄 西浜
Akira Harada
晶 原田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発呼ファクシミリと多数の被呼ファクシミリ
に対して転送制御手順のフェーズ合わせを行い、一斉同
報を可能にする。 【構成】 可変発信回路6からの発信音32と呼出信号
回路5からの呼出信号33とを送出し、時間T1 ,T2
の間隔でディジタル命令信号40のみを被呼側に送出し
た後に、発呼側へ制御回路から被呼端末識別信号36と
ディジタル識別信号38を送る。以後、制御回路から発
呼ファクシミリ2aに、時間T3 の間隔で受信準備確認
信号42を、また、時間T4 とT5 の間隔でメッセージ
確認信号45を送出して、多数の被呼ファクシミリ23
に一斉同報信号を伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、1台の発呼ファクシ
ミリから同一文章や画像等を同時に多数の被呼ファクシ
ミリに伝送するファクシミリ同報システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリの伝送制御手順は、有線電
話交換網における1対1の通信を前提にした、国際電信
電話諮問委員会(CCITT)の勧告T.30により標
準化されて、世界に広く普及している。現在、勧告T.
30の内バイナリー符号信号による、グループ3(G
3)機が最も一般化している。
【0003】このG3機における伝送制御手順の基本
は、発呼ファクシミリから被呼側に送信した各種のメッ
セージ信号に対して、被呼側から確認応答信号が返送さ
れて、確実に受信され、処理された事を確認した後に、
次の動作へ進むことにより、異なる機種のファクシミリ
間での保有機能の違いおよび制御動作時間差等を補償し
て、安定に通信を行っている。
【0004】しかし、1対多数の一斉同報を行うには、
多数の被呼ファクシミリからの応答信号が同時に返るこ
とから、このままでは通信ができない。このため、現在
のファクシミリでは、一斉同報とせずに、被呼ファクシ
ミリを順次呼出して、1対1で画像メッセージを順次伝
送する順次同報機能、または同報転送機能を利用してい
る。
【0005】また、このうち、順次同報機能は、あらか
じめ設定した複数の宛先を、順次呼出して通信を行うも
ので、宛先数の倍数だけ伝送時間が必要である。また、
同報転送機能は、伝送時間の短縮を目的に、親局の発呼
ファクシミリからの画像信号を受信した子局の被呼ファ
クシミリが発呼側になって、同じ画像をさらに複数の孫
局被呼ファクシミリへ順次転送する方式である。
【0006】図9は従来の同報転送機能を持ったファク
シミリ同報システムを示し、図において、2aは親局の
ファクシミリ、2b〜2dが子局のファクシミリ、2e
〜2mは孫局のファクシミリである。そして、これによ
れば、同報を発呼する親局のファクシミリ2aは、まず
子局のファクシミリ2b,2c,2dに順次伝送する。
次に、ファクシミリ2bは、孫局のファクシミリ2e,
2f,2gへ、ファクシミリ2cも同様に、ファクシミ
リ2h,2i,2jへ、またファクシミリ2dもファク
シミリ2k,2l,2mへ、それぞれ下位のファクシミ
リに順次中継伝送する。20a,20b,20c,20
dは夫々電話交換設備である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ同
報システムは以上のように構成されているので、一斉同
報を行うには、市販ファクシミリの順次同報機能、さら
に同報転送機能を利用し、段階的に分割送信して極力伝
送時間の短縮を図る方法が採られているものの、これら
の伝送機能では、転送を繰り返すことから、如何に組合
せを行っても伝送時間を大幅に短縮することができず、
従って緊急を要する防災や消防,警察の通信での要望に
は応じられないなどの問題点があった。
【0008】この請求項1の発明は上記のような問題点
を解消するためになされたもので、量産効果により安価
に市販されているファクシミリをそのまま使用して、多
数の被呼ファクシミリに対して1対1の通信とほぼ同等
の通信速度により、確実な一斉同報通信ができる、簡易
かつ安価なファクシミリ同報システムを得ることを目的
とする。
【0009】また、この請求項2の発明は発呼ファクシ
ミリから送出する各種信号を遅らせて、被呼ファクシミ
リにおける制御時間差を補償し、被呼ファクシミリにお
いて確実に一斉受信できるファクシミリ同報システムを
得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
るファクシミリ同報システムは、ファクシミリ発呼検出
回路による発呼検出時に起動されて、呼出信号を多数の
被呼ファクシミリに送出する呼出信号発信回路と、発呼
検出時に起動されて発信音を送出し、かつ上記呼出信号
送出後時間T1 ,T2 を置いてディジタル命令信号を送
出して被呼ファクシミリのフェーズ待ち合わせを行った
後、上記発呼ファクシミリへ被呼端末識別信号を送出す
る可変発信回路とを設け、制御回路に、上記被呼端末識
別信号およびディジタル識別信号を受信した上記発呼フ
ァクシミリが送出したディジタル命令信号を受けてから
時間T3 を置いて発呼ファクシミリへ受信準備確認信号
を送出し、この発呼ファクシミリに1ページの画像信号
とマルチページ信号を送出させた後、時間T4 を置いて
メッセージ確認信号を送出するか、手順終了信号が送出
された後、時間T5 を置いて、メッセージ確認信号を送
出し、切断命令信号を送出させるようにしたものであ
る。
【0011】また、この請求項2の発明に係るファクシ
ミリ同報システムは、ファクシミリ発呼検出回路による
発呼検出時に起動されて、呼出信号を多数の被呼ファク
シミリに送出する呼出信号発信回路と、発呼検出時に起
動されて発信音を発呼ファクシミリへ送出する発信回路
とを設け、ダミーファクシミリに、上記呼出信号を所定
の遅延時間を置いて受けさせ、被呼端末識別信号および
ディジタル識別信号を発呼ファクシミリに送出した後、
該発呼ファクシミリから送出されるディジタル命令信号
および同期チェック信号から上記遅延時間分遅れて受信
準備確認信号を上記発呼ファクシミリ送出させ、該発呼
ファクシミリから1ページの画像信号を送出させた後マ
ルチページ信号を出力させるか、手続終了信号を出力さ
せて、メッセージ確認信号にもとづく切断命令信号を送
出させるようにしたものである。
【0012】
【作用】この請求項1の発明における制御回路は、発呼
ファクシミリから無線または有線回線に送出する一斉同
報ファクシミリの制御信号および画像信号に、多数の被
呼側ファクシミリにおける夫々の制御信号処理時間、画
像信号処理時間のばらつきを補償するだけの余裕時間T
1 〜T5 を持たせ、かつ、フラグ信号等を送出して待ち
時間を延長させることにより、製造メーカーや機種の違
いによる制御信号送出時間の差を補償し、各被呼ファク
シミリにおいて、一斉同報信号を確実に受信可能にす
る。
【0013】また、この請求項2の発明におけるダミー
・ファクシミリは、発呼ファクシミリから無線または有
線回線に送出する一斉同報のファクシミリの制御信号お
よび画像信号に、各被呼ファクシミリの受信処理時間お
よび送出する応答信号の時間長のばらつきを補償するだ
けの余裕の遅れ時間を持たせ、一方的に送信することに
より、各被呼ファクシミリにおいて、一斉同報ファクシ
ミリ信号を確実に受信可能にする。
【0014】
【実施例】実施例1.以下、この請求項1の発明の一実
施例を図について説明する。図1において、1はファク
シミリ付加装置、2aは発呼ファクシミリ、3は無線機
または一斉同報回線あるいは一斉同報接続装置を経て一
斉同報回線に接続される出力端子である。
【0015】また、図2において、ファクシミリ付加装
置1および発呼ファクシミリ2aは、消防や警察通信に
設備されている一斉同報接続装置21に接続され、この
一斉同報接続装置21に一斉同報回線群22が分岐接続
されている。各一斉同報回線22には夫々単方向増幅器
を設けて、被呼ファクシミリからの応答信号が発呼側、
および他の被呼側において受信されるのを防ぎ、かつ分
岐損失を補償している。23は多数の上記被呼ファクシ
ミリを示している。
【0016】さらに、図1に示すファクシミリ付加装置
(以下、付加装置という)1の内部において、4はファ
クシミリ発呼検出回路としての電流検出回路で、端子4
aを介して電源から端子4bに電流が流れた時、端子4
cに検出信号が得られる。5は被呼端末呼出用の130
0Hzの呼出信号を出力する呼出信号発信回路、6は発
呼ファクシミリへの発信音(400Hz)および被呼端
末識別信号(CED,2100Hz)発信用の可変発信
回路である。5,6は共に制御回路8により発信制御さ
れる。
【0017】7は300bpsのバイナリー符号信号送
受信用の変復調器で、Tは送信端子、Rは受信端子であ
り、制御回路8からの符号信号を送信し、また、受信し
た符号信号を制御回路8に転送する。この制御回路8は
マイクロプロセッサー,メモリー等からなるプログラム
制御方式の制御回路である。接点9,10,11は共に
制御回路8により動作する。
【0018】さらに、9は発信側への、また、10は被
呼側への信号送出の切替リレー接点、11は発呼側と被
呼側の切替リレー接点、12は出力端子3に無線機を接
続した場合の無線機制御回路で、端子12aに入る制御
信号が継続している間、端子12bからトランス13を
経て、無線機へファクシミリ信号と共に送信制御信号を
送出し続け、送信状態を維持する。13,14は結合ト
ランスである。
【0019】次に動作について、図3の基本動作図を参
照しながら説明する。図3では、横軸に時間を、縦軸に
各装置における送信と受信の信号を示し、矢印は、送信
から受信の方向を示している。また、図中に示す時間T
1 〜T5 はファクシミリ付加装置1内の制御回路8に記
憶した制御時間である。なお、以下の説明文中に示した
信号の略称は、CCITTの勧告によるものである。
【0020】まず、運用者による発呼ファクシミリ2a
の発信操作31により、発呼ファクシミリ2aが回線端
子の直流回路を閉塞することから、電流検出回路4の端
子4cに検出信号が発生する。この検出信号を受けた制
御回路8は、呼出信号回路5を起動し、1300Hzの
呼出信号33を約15秒間、多数の被呼ファクシミリ2
3に送出する。
【0021】このとき、可変発信回路6も同時に起動し
て、400Hzの発信音32を発呼ファクシミリ2aに
約3秒間送出する。発信音32を受けたファクシミリ2
aは、選択信号(無効信号)34を送出した後に、呼出
音(CNG)35を送出し応答を待つ。
【0022】一方、1300Hzの呼出信号を受けた多
数の被呼ファクシミリ23は、呼出信号終了後に被呼端
末識別信号(CED)36、非標準機能識別信号(NS
F)と被呼端末識別信号(CST)37、およびディジ
タル識別信号(DIS)38を夫々の端末で個別に送出
するが、発呼側ファクシミリ2aには伝送されない。
【0023】制御回路8は呼出信号の送出後、時間T1
を置いて、ディジタル命令信号(DCS)40を被呼側
へ送出し、続いてT2 を置いて再びこのディジタル命令
信号40を送出し、被呼ファクシミリ23のフェーズ待
ち合わせ時間を延長した後に、発呼ファクシミリ2aへ
可変発信回路6から2100Hzの上記被呼端末識別信
号36を送出し、続いて変復調器7よりディジタル識別
信号38を送出する。なお、被呼端末識別信号36の送
出中に変復調器7は被呼ファクシミリ23へフラグ信号
51を送出する。
【0024】また、上記のように、ファクシミリ付加装
置1から送出された最初のディジタル命令信号40を受
けた被呼ファクシミリ23は、同期信号と同期チェック
信号(TCF)が続いて伝送されないときには、トレー
ニング失敗信号(FTT)52を送出し、待ち合わせ時
間を6秒に更新して待ち続ける。なお、この時に、デジ
タル識別信号38等を送出中の被呼ファクシミリ23で
は、ディジタル命令信号40の受信ができない。続い
て、T2 秒後に送られるディジタル命令信号40はほぼ
全被呼ファクシミリが受信し、トレーニング失敗信号5
2を送出して待ち合わせ、さらに、フラグ信号により待
ち合わせ時間を更新する。ファクシミリ付加装置1から
の被呼端末識別信号36,ディジタル識別信号38を受
信した発呼ファクシミリ2aは、ディジタル命令信号4
0に続いて同期信号と同期チェック信号41を送出す
る。
【0025】多数の被呼側ファクシミリ23は、これら
の信号40,41を受信し、受信準備確認信号(CF
R)42を送出し、画像信号を待つ。ファクシミリ付加
装置1は、変復調器7にてディジタル命令信号を受信し
た後、時間T3 を置いて受信準備確認信号42を発呼フ
ァクシミリ2aへ送出する。この受信準備確認信号を受
けた発呼ファクシミリ2aは、1ページの画像信号43
を送出し、複数ページの場合にはマルチページ信号(M
PS)44を送出する。前回と同様にファクシミリ付加
装置1は、さらに時間T4 を置いてメッセージ確認信号
(MCF)45を発呼ファクシミリ2aへ送出する。
【0026】発呼ファクシミリ2aは2ページ以降の画
像信号46を送出することから、多数の被呼ファクシミ
リ23における制御信号送出時間差をカバーして、各被
呼側において画像信号を確実に受信できる。全ページを
送信し終った発呼ファクシミリ2aは、最後のページに
手順終了信号(EOP)47を付けて送信する。
【0027】これに対してファクシミリ付加装置1から
時間T5 を置いてメッセージ確認信号45を受信すれ
ば、発呼ファクシミリ2aは切断命令信号(DCN)4
8を送出し、タイミング49にて回線を開放する。ま
た、この切断命令信号48を受信した各被呼ファクシミ
リ23が復旧し、ファクシミリ付加装置1も回線の開放
により復旧する。
【0028】なお、時間T1 〜T5 は一斉同報システム
において利用する汎用ファクシミリの、各ステップにお
ける処理時間と信号の送出時間を加えた値の偏差をもと
に決定するもので、CCITTの勧告に示す許容偏差値
より算出でき、さらに使用するファクシミリの特徴を加
味して設定する。なお、本発明によるファクシミリ付加
装置1により各ファクシミリ単位に設定値の適正を確認
することもできる。
【0029】具体的には、時間T1 は最も早く被呼端末
識別信号36、非標準機能識別信号,被呼端末識別信号
37およびディジタル識別信号38を送出し終る端末の
時間に約2秒を加えた値、時間T2 は約2秒で、時間T
1 +(ファクシミリ付加装置1のディジタル命令信号4
0の送出時間)+時間T2 にて被呼ファクシミリ23群
内のほぼ全端末が信号36,37,38を送出し終って
いる値とする。もし、終らない端末があれば、さらにデ
ィジタル命令信号40を追加送出する。
【0030】時間T3 は発呼ファクシミリ2aが送出す
る同期信号と同期チェック信号41に約4秒を加えた値
で、全被呼ファクシミリ23が受信準備確認信号42を
送出し終っていることが必要である。時間T4 は約5秒
で、全被呼ファクシミリ23がメッセージ確認信号45
を送出し終っていることが必要で、これ以上になる端末
があれば約5秒でフラグ信号を送出して、さらに延長で
きる。時間T5 も時間T4 と同様の値とする。なお、時
間T4 ,T5 の必要時間は、送信原稿により異なること
から余裕を見込むことが必要である。
【0031】次に、図3について説明した基本制御動作
を図4,図5に示すフローチャートに従って説明する。
このプログラムはクロック割込みを受けて多重処理を実
行し、割込み周期は0.1秒程度である。まず、図4は
割込み処理のフローチャートで、ステップST60で割
込み待ちの処理、すなわち、電流検出フラグが設定され
ていれば、この間に図5に示す基本処理を実行し、割込
みが入れば実行を中止して割込み処理を実行する。終了
すれば、また、中止した点に戻り基本処理の実行を続け
る。
【0032】すなわち、電流検出回路4で電流を検出し
たか否かを判定し(ステップST61)、検出すれば電
流検出フラグを設定し(ステップST62)、タイマ管
理等の処理を行う(ステップST63)。一方、電流を
検出しなければ、電流切断後のタイミング処理で、一度
電流を検出した後に、電流を検出しなくなってから約
0.2秒を経過したか否かを判定し(ステップST6
4)、経過した場合には、制御動作の復旧処理で、基本
処理における全フラグ,タイマ等を初期状態にリセット
する(ステップST65)。
【0033】一方、図5に示す基本処理は、上記のよう
な電流検出フラグの設定により実行を開始し、リセット
により終了する。まず、ステップST66で1300H
zの呼出信号発信回路5を起動し、被呼側へ呼出信号3
3の送出処理を行う。次に、1300Hzの呼出信号の
送出時間を判定し(ステップST67)、その時間内で
あれば、発信音の送出を完了したかを判定する(ステッ
プST68)。未完了である場合には可変発信回路6を
起動し400Hzの発信音を発呼ファクシミリ2aへ送
出し(ステップST69)、発信音の送出時間を判定し
て(ステップST70)、その送信時間経過後発信音の
停止処理を行う(ステップST71)。
【0034】また、ステップST67で呼出信号の送出
時間を経過したと判定された場合には、呼出信号の停止
処理がなされ(ステップST72)、さらに、処理の停
止後に時間T1 の経過を判定し(ステップST73)、
第1回の被呼側へのディジタル命令信号40の送出処理
を行う(ステップST74)。続いて時間T2 の経過を
再び判定し(ステップST75)、再びディジタル命令
信号40を送出する(ステップST76)。次に、被呼
端末識別信号36の送出処理を行い(ステップST7
7)、送出時間を判定する(ステップST78)。この
送出時間内であれば、さらに被呼側に対してフラグ信号
を送出する時間に達したかを判断し(ステップST7
9)、達した場合には、フラグ信号の送出処理を行う
(ステップST80)。
【0035】さらに、ステップST78で送出時間経過
と判定された場合には、被呼端末識別信号36とフラグ
信号の送出完了処理を行い(ステップST81)、約7
5msの時間を置いてディジタル識別信号38を送出す
る(ステップST82)。ここで、変復調器7における
バイナリ符号信号の受信を待ち(ステップST83)、
受信があったときは、ディジタル命令信号40の受信を
示し(ステップST84)、時間T3 の経過を判定して
(ステップST85)、受信準備確認信号42を送出す
る(ステップST86)。また、ステップST87では
マルチページ信号44の受信を示し(ステップST8
7)、時間T4 の経過を判定して(ステップST8
8)、メッセージ確認信号45を送出する(ステップS
T89)。さらに、手順終了信号47およびEOM信号
の受信を示し(ステップST90,91)、共にステッ
プST92にて時間T5 の経過を判定して、メッセージ
確認信号45を送出する(ステップST89)。
【0036】実施例2.なお、上記実施例では無線回線
または有線回線による一斉同報システムにおける運用を
示したが、全く同じ運用方法により放送電波を利用すれ
ば、汎用ファクシミリに放送受信機を接続して、ファク
シミリ放送が可能である。
【0037】実施例3.また、上記実施例で述べた一斉
同報の制御におけるT1 〜T5 の時間は、多数の被呼フ
ァクシミリ23の制御信号送出時間、画像信号処理時間
を基にして定める値であり、設計資料を基に算出するこ
ともできるが、システムを設備した当初に、ファクシミ
リ付加装置1の制御回路8と変復調器7を利用して、発
呼と被呼間の1対1の通信をモニターし、被呼ファクシ
ミリの制御信号送出時間、画像信号処理時間等を実測す
ることにより、設定値の確認と正確なデータの収集も行
うこともできる。
【0038】実施例4.次に、この請求項2の発明の一
実施例を図について説明する。図6において、51はフ
ァクシミリ付加回路、52aは発呼ファクシミリ、53
はダミー・ファクシミリ、54は無線機または一斉同報
回線、あるいは一斉同報接続装置を経て一斉同報回線に
接続する出力端子である。
【0039】また、ファクシミリ付加回路51の出力端
子54には、図7に示すように、消防や警察に設備され
ている一斉同報接続装置21が接続されており、これに
一斉同報回線群22が分岐接続されている。また、各一
斉同報回線22は夫々単方向増幅器を備えていて、被呼
ファクシミリ23からの応答信号が発呼側および他の被
呼側において受信されるのを防ぎ、かつ分岐損失を補償
している。
【0040】また、図6のファクシミリ付加回路51の
内部において、55はファクシミリ発呼検出回路として
の電流検出回路で、端子55aに供給される直流電源に
より端子55bに電流が流れた時、端子55cに検出信
号が得られる。56はハイブリッド変成器などからなる
方向性結合回路、BNはバランシング・ネットワークで
あり、端子56aから端子56bおよび端子56cの方
向には信号を相互に低損失で伝送し、端子56bと端子
56cの間は、相互に高損失で伝送する。
【0041】57は電荷転送素子などからなる信号遅延
回路で、端子57aから端子57bの方向に伝送する信
号を1〜1.5秒間、遅延させる。58は被呼ファクシ
ミリ23の呼出用の1300Hzの信号発信回路で、端
子58aに入る制御信号(発呼ファクシミリ52aの起
動を検出した信号)の立ち上がりにて起動し、この制御
信号が継続している間の一定時間(約15秒間)、リレ
ー接点15を動作して、1300Hzの呼出信号を方向
性結合器56の端子56aへ送出する。
【0042】59は400Hz(発信音)の発信回路
で、端子59aに入る制御信号の立ち上がりにて起動
し、制御信号が継続している間の一定時間(約3秒
間)、リレー接点16を動作して、発信音をトランス6
3を通して発呼ファクシミリ52aに送出する。60は
端子54に無線機を接続した場合の送信制御回路で、端
子60aに入る制御信号が継続している間、端子60b
からトランス64を経て、無線機へファクシミリ信号と
共に送信制御信号を送出し続け、送信状態を維持する。
61はレベル調整器、62はレベル調整増幅器である。
【0043】次に、このファクシミリ付加回路の動作を
図8について説明する。同図において、横軸に時間を、
縦軸に各装置の送信と受信の信号をとって、それぞれ示
してある。また、矢印は送信による受信の方向を、ま
た、点線は遅延時間の遅れを示す。まず、運用者の発信
操作31により、電流検出回路55の端子55cに検出
信号が発生する。検出信号の制御を受けて呼出信号発信
回路58が起動し、1300Hzの呼出信号33を約1
5秒間、ダミー・ファクシミリ53と多数の被呼ファク
シミリ23に送出する。
【0044】一方、400Hzの発信回路59も同時に
起動して、発信音32を発呼ファクシミリ52aに約3
秒間送出する。発信音32を受けた発呼ファクシミリ5
2aは、選択信号(無効信号)34を送出した後に、呼
出音35を送出し、応答を待つ。1300Hz呼出信号
を受けた多数の被呼ファクシミリ23は、呼出信号終了
後に被呼端末識別信号36,非標準機能識別信号,被呼
端末識別信号37,ディジタル識別信号38を夫々のフ
ァクシミリで個別に送出するが、発呼側には伝送されな
い。
【0045】このとき、ダミー・ファクシミリ53は、
遅延時間39を置いて呼出信号33を受け、被呼端末識
別信号36に続いてディジタル識別信号38(ダミー・
ファクシミリ53はオプションを設定していない)を発
呼ファクシミリ52aへ送出する。発呼ファクシミリ5
2aは、伝送制御機能や定数を決定してディジタル命令
信号40に続いて同期信号と同期チェック信号41を送
出する。
【0046】多数の被呼側ファクシミリ23において
は、これらの信号40,41を直接受信し、ダミー・フ
ァクシミリ53ではこれらの信号40,41を上記遅延
時間39だけずれて受信した後、受信準備確認信号42
を発呼ファクシミリ52aへ送出する。
【0047】また、受信準備確認信号42を受けた発呼
ファクシミリ52aは、1ページ目の画像信号43を送
出し、複数ページの場合には、マルチページ信号44を
送出する。以後、同様にダミー・ファクシミリ53は遅
延時間39を置いて受信し、メッセージ確認信号45を
送出する。発呼ファクシミリ52aは2ページ以降の画
像信号46を送出することから、多数の被呼ファクシミ
リ23における制御信号送出時間差をカバーして、各被
呼側において確実に受信できる。
【0048】また、発呼ファクシミリ52aは全ページ
を送信し終ると、最後のページに手順終了信号47を付
けて送出する。これに対してダミー・ファクシミリ53
からメッセージ確認信号45を受信すれば発呼ファクシ
ミリ52aは切断命令信号48を送出し、タイミング4
9にて回線を開放する。この切断命令信号48を受けて
各被呼ファクシミリ23が復旧し、回線の開放により、
ファクシミリ付加回路51は待機状態に復旧し、ダミー
ファクシミリ53も遅延時間39を置いて切断命令信号
48を受信し、復旧する。
【0049】ところで、上記遅延時間39は、一斉同報
システムにおいて使用するファクシミリの各ステップに
おける処理時間と信号の送出時間を加えた値の偏差(ば
らつき)によるが、最も早く信号を出し終った端末は、
応答待ち時間以内に発呼側からの信号を受信することが
必要である。CCITTの勧告T・30においては、応
答待ち時間3秒としている。余裕に1秒を取り、ダミー
・ファクシミリ53が標準的な信号処理と信号送出を行
えば、遅延時間は、1秒となり、使用するダミー・ファ
クシミリ53により±0.5秒の範囲で調整することが
できる。
【0050】実施例5.なお、この実施例1でも無線回
線または有線回線による一斉同報システムにおける運用
としているが、全く同じ運用方法により放送電波を利用
し、機種の統一された汎用ファクシミリに放送受信機を
接続すればファクシミリ放送が可能である。
【0051】実施例6.また、上記実施例ではダミー・
ファクシミリ53に遅延回路を付加して発呼ファクシミ
リ52aからの信号を遅延させているが、ダミー・ファ
クシミリ53から発呼ファクシミリ52aの方向に遅延
時間を設定しても同様の効果が得られる。
【0052】実施例7.さらに、ダミー・ファクシミリ
53自身の信号処理回路に時間待ち処理を設定し、時間
遅れを発生して、遅延回路を省略しても同様の効果が得
られる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この請求項1の発明によ
れば、発呼時に呼出信号を被呼ファクシミリに送出する
呼出信号発信回路と、発呼後に被呼ファクシミリのフェ
ーズ待ち合わせをした後発呼ファクシミリへ被呼端末識
別信号を送出する可変発信回路を設けて、制御回路に発
呼ファクシミリのディジタル命令信号を受けた後時間T
3 を置いて受信準備確認信号を送出し、画像信号および
マルチページ信号を受信後、時間T4 を置いてからメッ
セージ確認信号を出力、または手続終了信号の出力後時
間T5 を置いてメッセージ確認信号を送出し、発呼ファ
クシミリに切断命令信号を送出させるように構成したの
で、多数の被呼ファクシミリが保有する機能の差、製造
メーカーの違いによる制御信号の送出時間差や画像処理
時間差等を補償して、各被呼ファクシミリにおいて一斉
同報信号を確実に受信でき、ファクシミリ本体には全く
改造を加えることがなく、安価な市販ファクシミリによ
り一斉同報システムが構築でき、また、一斉同報が行わ
れていない場合には、回線切替えのみで一般電話回線網
を通して、ファクシミリの個別通信ができるものが得ら
れる効果がある。
【0054】また、この請求項2の発明によれば、発呼
時に呼出信号を被呼ファクシミリに送出する呼出信号発
信回路と、発呼ファクシミリへ発信音を送出する発信回
路とを設け、ダミー・ファクシミリに、呼出信号を所定
の遅延時間を置いて受けさせ、被呼端末識別信号および
ディジタル識別信号を発呼ファクシミリに送出した後、
所定時間遅れの受信準備確認信号を発呼ファクシミリに
送出し、これにより発呼ファクシミリからページの画像
信号およびマルチページ信号を送出させるか、手続終了
信号を出力させて切断命令信号を送出させるようにした
ので、ファクシミリの機種が統一されている場合にはダ
ミー・ファクシミリによる各種の遅延信号による制御に
従って、量産効果の上がった安価な市販ファクシミリに
全く改造を加えることなく、一斉同報システムを構築で
き、従って、一斉同報を行わない場合には、回線切替え
によって一般電話回線網を通した、個別通信を実施でき
るものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この請求項1の発明の一実施例によるファクシ
ミリ同報システムを示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ同報システムを含むファク
シミリ通信装置を示すブロック図である。
【図3】図1のブロック各部の信号のタイミングを示す
タイミングチャート図である。
【図4】図1におけるプログラム制御で実行される割込
み処理手順を示すフローチャート図である。
【図5】図1におけるプログラム制御で実行される基本
処理手順を示すフローチャート図である。
【図6】この請求項2の発明の一実施例によるファクシ
ミリ同報システムを示すブロック図である。
【図7】図6のファクシミリ同報システムを含むファク
シミリ通信装置を示すブロック図である。
【図8】図6のブロック各部の信号のタイミングを示す
タイミングチャート図である。
【図9】従来のファクシミリ同報システムを示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
2a,52a 発呼ファクシミリ 4,55 電流検出回路(ファクシミリ発呼検出回路) 5,58 呼出信号発信回路 6 可変発信回路 7 変復調器 8 制御回路 23 被呼ファクシミリ 31 発信操作 32 発信音 33 呼出信号 36 被呼端末識別信号 38 ディジタル識別信号 39 遅延時間 40 ディジタル命令信号 43,46 画像信号 44 マルチページ信号 45 メッセージ確認信号 47 手順終了信号 48 切断命令信号 51 フラグ信号 53 ダミー・ファクシミリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼ファクシミリの発信操作にもとづく
    発呼を電流検出によって行うファクシミリ発呼検出回路
    と、該ファクシミリ発呼検出回路による発呼検出時に起
    動されて、呼出信号を多数の被呼ファクシミリに送出す
    る呼出信号発信回路と、上記発呼検出時に起動されて発
    信音を送出し、かつ上記呼出信号送出後時間T1 ,T2
    を置いてディジタル命令信号を送出して被呼ファクシミ
    リのフェーズ待ち合わせを行った後、上記発呼ファクシ
    ミリへ被呼端末識別信号を送出する可変発信回路と、上
    記被呼端末識別信号の送出中に上記被呼ファクシミリへ
    フラグ信号を送出し、その被呼端末識別信号の送出後デ
    ィジタル識別信号を送出する変復調器と、上記被呼端末
    識別信号およびディジタル識別信号を受信した上記発呼
    ファクシミリが送出したディジタル命令信号を受けてか
    ら時間T3 を置いて発呼ファクシミリへ受信準備確認信
    号を送出し、この発呼ファクシミリに1ページの画像信
    号とマルチページ信号を送出させた後、時間T4 を置い
    てメッセージ確認信号を送出するか、手順終了信号が送
    出された後、時間T5 を置いて、メッセージ確認信号を
    送出し切断命令信号を送出させる制御回路とを備えたフ
    ァクシミリ同報システム。
  2. 【請求項2】 発呼ファクシミリの発信操作にもとづく
    発呼を電流検出によって行うファクシミリ発呼検出回路
    と、該ファクシミリ発呼検出回路による発呼検出時に起
    動されて、呼出信号を多数の被呼ファクシミリに送出す
    る呼出信号発信回路と、上記発呼検出時に起動されて発
    信音を上記発呼ファクシミリへ送出する発信回路と、上
    記呼出信号を所定の遅延時間を置いて受け、被呼端末識
    別信号およびディジタル識別信号を発呼ファクシミリに
    送出した後、該発呼ファクシミリから送出されるディジ
    タル命令信号および同期チェック信号から上記遅延時間
    分遅れて受信準備確認信号を上記発呼ファクシミリへ送
    出し、該発呼ファクシミリから1ページの画像信号を送
    出させた後マルチページ信号を出力させるか、手続終了
    信号を出力させて、メッセージ確認信号にもとづく切断
    命令信号を送出させるダミー・ファクシミリとを備えた
    ファクシミリ同報システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913260B2 (en) 1998-07-23 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Data processing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913260B2 (en) 1998-07-23 2011-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Data processing system
US9319558B2 (en) 1998-07-23 2016-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Data processing system

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