JPH0519200Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519200Y2 JPH0519200Y2 JP1989076072U JP7607289U JPH0519200Y2 JP H0519200 Y2 JPH0519200 Y2 JP H0519200Y2 JP 1989076072 U JP1989076072 U JP 1989076072U JP 7607289 U JP7607289 U JP 7607289U JP H0519200 Y2 JPH0519200 Y2 JP H0519200Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- piston
- die height
- dead center
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、機械プレスのダイハイト、即ち下
死点におけるスライダーとボルスターとの間の距
離を調整する装置に関する。
死点におけるスライダーとボルスターとの間の距
離を調整する装置に関する。
従来の技術
一般に、機械プレスのダイハイトの微調整は、
機械プレスの稼動に伴なう摩擦熱によつてスライ
ダーの下死点が変化したときこれを補正するた
め、また、機械プレスの金型交換時等に必要であ
る。
機械プレスの稼動に伴なう摩擦熱によつてスライ
ダーの下死点が変化したときこれを補正するた
め、また、機械プレスの金型交換時等に必要であ
る。
従来、このような機械プレスのダイハイトの微
調整を行なう装置としては、スライダーの位置を
決定する調整ねじ軸と、この調整ねじ軸に直接あ
るいは歯車等を介して間接的に連結されたウオー
ムホイールと、このウオームホイールに噛み合う
ウオームを有するウオーム軸と、ウオーム軸の一
端に取付けられたハンドルと、を備えたものが知
られている。そして、このようなものによつてダ
イハイトの微調整を行なう場合には、まずプレス
製品の寸法検査を行なつてダイハイトの不足分あ
るいは余剰分を経験的に求めた後、機械プレスの
運転を一旦停止し、次に、作業者が勘に頼つて目
分量でハンドルを回転させてスライダーを調整方
向に微小変位させた後、機械プレスを再度運転し
てプレス作業を行ない、プレス加工された製品を
再度寸法検査して調整が充分であつたかどうかを
調べ、調整が不充分な場合には前述のような作業
を数度繰り返し行なつて製品の寸法制度が許容範
囲に入るよう調整していた。
調整を行なう装置としては、スライダーの位置を
決定する調整ねじ軸と、この調整ねじ軸に直接あ
るいは歯車等を介して間接的に連結されたウオー
ムホイールと、このウオームホイールに噛み合う
ウオームを有するウオーム軸と、ウオーム軸の一
端に取付けられたハンドルと、を備えたものが知
られている。そして、このようなものによつてダ
イハイトの微調整を行なう場合には、まずプレス
製品の寸法検査を行なつてダイハイトの不足分あ
るいは余剰分を経験的に求めた後、機械プレスの
運転を一旦停止し、次に、作業者が勘に頼つて目
分量でハンドルを回転させてスライダーを調整方
向に微小変位させた後、機械プレスを再度運転し
てプレス作業を行ない、プレス加工された製品を
再度寸法検査して調整が充分であつたかどうかを
調べ、調整が不充分な場合には前述のような作業
を数度繰り返し行なつて製品の寸法制度が許容範
囲に入るよう調整していた。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、前述のような調整装置にあつて
は、調整作業の度に機械プレスを長時間停止させ
なければならず、この結果、機械プレスの稼動率
が低下してしまうという問題点があつた。
は、調整作業の度に機械プレスを長時間停止させ
なければならず、この結果、機械プレスの稼動率
が低下してしまうという問題点があつた。
このような問題点を解決するため、プレス作業
中のダイハイトをセンサで常時検出し、その検出
結果が予め設定された範囲を外れると、前述した
ウオーム軸をサーボモータで正転または逆転さ
せ、これにより、ダイハイトを微調整するような
装置が提案された。しかしながら、このような装
置は、サーボ制御によつてダイハイトを常時一定
にしようとするものであるが、プレス製品の寸法
精度はダイハイトのみで決定されるものではな
く、材料の硬度、材質、板厚等の影響を大きく受
けるため、前述のようにダイハイトを一定にする
だけでは所定精度のプレス製品を得ることができ
ず、この結果、前述のような装置は実用的ではな
かつたのである。
中のダイハイトをセンサで常時検出し、その検出
結果が予め設定された範囲を外れると、前述した
ウオーム軸をサーボモータで正転または逆転さ
せ、これにより、ダイハイトを微調整するような
装置が提案された。しかしながら、このような装
置は、サーボ制御によつてダイハイトを常時一定
にしようとするものであるが、プレス製品の寸法
精度はダイハイトのみで決定されるものではな
く、材料の硬度、材質、板厚等の影響を大きく受
けるため、前述のようにダイハイトを一定にする
だけでは所定精度のプレス製品を得ることができ
ず、この結果、前述のような装置は実用的ではな
かつたのである。
また、従来の液圧プレスにおいては、実公昭41
−6370号公報に記載されているような調整装置が
提案されている。このものは、平行に延びる2個
のシリンダと、各シリンダのピストンに設けられ
た爪と、前記ピストンが突出したとき爪に噛み合
つてそれぞれ逆方向に回転する2個の爪車と、を
備えたものである。そして、このような調整装置
と前述した手動式調整装置とを組み合わせ、即ち
前記爪車の回転をウオーム軸に伝達してダイハイ
トの微調整を行うことも考えられるが、このよう
なものは爪車を正逆回転させるために2個のシリ
ンダが必要となつて構造が複雑かつ大型化してし
まうという問題点がある。しかも、爪車の回転は
爪を爪歯に噛み合わせて押し回すことで行つてい
るため、回転量に誤差が発生し易く、このため、
高精度の調整は困難であるという問題点もある。
−6370号公報に記載されているような調整装置が
提案されている。このものは、平行に延びる2個
のシリンダと、各シリンダのピストンに設けられ
た爪と、前記ピストンが突出したとき爪に噛み合
つてそれぞれ逆方向に回転する2個の爪車と、を
備えたものである。そして、このような調整装置
と前述した手動式調整装置とを組み合わせ、即ち
前記爪車の回転をウオーム軸に伝達してダイハイ
トの微調整を行うことも考えられるが、このよう
なものは爪車を正逆回転させるために2個のシリ
ンダが必要となつて構造が複雑かつ大型化してし
まうという問題点がある。しかも、爪車の回転は
爪を爪歯に噛み合わせて押し回すことで行つてい
るため、回転量に誤差が発生し易く、このため、
高精度の調整は困難であるという問題点もある。
この考案は、構造が簡単でかつ小型、安価であ
りながらプレス作業中においてもダイハイトを高
精度で微調整することができる機械プレスのダイ
ハイト調整装置を提供することを目的とする。
りながらプレス作業中においてもダイハイトを高
精度で微調整することができる機械プレスのダイ
ハイト調整装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
このような目的は、ストローク長が一定である
ピストンを有する1個の流体シリンダと、ピスト
ンに連結されピストンとともに直線的に移動する
ラツクと、ラツクに噛み合いラツクが直線運動し
たとき回転するピニオンと、ピニオンに取付けら
れたクラツチと、クラツチの出力端に連結されク
ラツチを通じてピニオンから伝達された回転をス
ライダーの微小変位に変換する変換手段と、を備
え、クラツチを接続した状態で流体シリンダのピ
ストンを一方の死点から他方の死点まで移動させ
る動作と、クラツチを遮断した状態でピストンを
他方の死点から一方の死点まで移動させる動作と
を、少なくとも1回繰り返すことでスライダーを
ステツプ送りすることによつてダイハイトを調節
することにより達成することができる。
ピストンを有する1個の流体シリンダと、ピスト
ンに連結されピストンとともに直線的に移動する
ラツクと、ラツクに噛み合いラツクが直線運動し
たとき回転するピニオンと、ピニオンに取付けら
れたクラツチと、クラツチの出力端に連結されク
ラツチを通じてピニオンから伝達された回転をス
ライダーの微小変位に変換する変換手段と、を備
え、クラツチを接続した状態で流体シリンダのピ
ストンを一方の死点から他方の死点まで移動させ
る動作と、クラツチを遮断した状態でピストンを
他方の死点から一方の死点まで移動させる動作と
を、少なくとも1回繰り返すことでスライダーを
ステツプ送りすることによつてダイハイトを調節
することにより達成することができる。
作 用
ダイハイトを微調整する必要が生じた場合に
は、クラツチを接続するとともに、流体シリンダ
を作動してピストンをラツクとともに、一方の死
点から他方の死点まで移動させ、一定のストロー
ク長だけ直線的に移動させる。前記ラツクの直線
運動によりピニオンが回転し、このピニオンの回
転はクラツチに伝達されるが、前述のようにクラ
ツチが接続されているので、このピニオンの回転
は変換手段に伝達される。この結果、変換手段は
前記回転を変位に変換してスライダーを調整方向
に微小量だけステツプ送りし、これにより、ダイ
ハイトを調整する。その後、クラツチを遮断す
る。このとき、流体シリンダのピストンを他方の
死点から一方の死点まで移動させる。ここで、前
述のような1回の調整作業によつても充分な量の
調整が行なわれない場合には、前述の作動を繰り
返し行つてスライダーを必要回ステツプ送りし、
これにより必要量だけ変位させてダイハイトを調
整する。ここで、前述した調整作業は作業者が直
接タツチする必要がないため、機械プレスの稼動
中に行なうことができ、作業能率が向上する。し
かも、ピストンが1ストロークしたときのダイハ
イトの調整量は予め分つているので、ダイハイト
の調整も容易かつ高精度に行なうことができる。
さらに、この考案ではダイハイト調整のために流
体シリンダ、ラツク、ピニオン、クラツチを用い
ているので、安価に製作でき応答性も良好とな
る。また、流体シリンダ、ラツク、ピニオンはす
べて高精度で動作するとともに、ピニオンから変
換手段への回転伝達時にはクラツチが接続され、
これら三者が機械的に連結された状態となるた
め、変換手段に伝達される回転量は高精度のもの
となり、この結果、高精度のダイハイト調整が可
能となる。
は、クラツチを接続するとともに、流体シリンダ
を作動してピストンをラツクとともに、一方の死
点から他方の死点まで移動させ、一定のストロー
ク長だけ直線的に移動させる。前記ラツクの直線
運動によりピニオンが回転し、このピニオンの回
転はクラツチに伝達されるが、前述のようにクラ
ツチが接続されているので、このピニオンの回転
は変換手段に伝達される。この結果、変換手段は
前記回転を変位に変換してスライダーを調整方向
に微小量だけステツプ送りし、これにより、ダイ
ハイトを調整する。その後、クラツチを遮断す
る。このとき、流体シリンダのピストンを他方の
死点から一方の死点まで移動させる。ここで、前
述のような1回の調整作業によつても充分な量の
調整が行なわれない場合には、前述の作動を繰り
返し行つてスライダーを必要回ステツプ送りし、
これにより必要量だけ変位させてダイハイトを調
整する。ここで、前述した調整作業は作業者が直
接タツチする必要がないため、機械プレスの稼動
中に行なうことができ、作業能率が向上する。し
かも、ピストンが1ストロークしたときのダイハ
イトの調整量は予め分つているので、ダイハイト
の調整も容易かつ高精度に行なうことができる。
さらに、この考案ではダイハイト調整のために流
体シリンダ、ラツク、ピニオン、クラツチを用い
ているので、安価に製作でき応答性も良好とな
る。また、流体シリンダ、ラツク、ピニオンはす
べて高精度で動作するとともに、ピニオンから変
換手段への回転伝達時にはクラツチが接続され、
これら三者が機械的に連結された状態となるた
め、変換手段に伝達される回転量は高精度のもの
となり、この結果、高精度のダイハイト調整が可
能となる。
また、請求項4に記載のように、駆動軸の一端
部にハンドル操作部を設ければ、必要に応じて作
業者によりダイハイトを大きく変化することがで
きる。
部にハンドル操作部を設ければ、必要に応じて作
業者によりダイハイトを大きく変化することがで
きる。
実施例
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図において、1はクランク、リンク、カム
等によつて昇降するスライダー2を有する機械プ
レスであり、この機械プレス1のフレーム3には
前記スライダー2に摺動可能に挿入された垂直な
複数本の案内ロツド4が取り付けられている。前
記スライダー2の直下に位置するフレーム3のベ
ツド面5上にはボルスター6が固定され、このボ
ルスター6上には下金型7が着脱可能に取り付け
られている。一方、前記スライダー2の下面には
上金型8が着脱可能に取り付けられ、これら上、
下金型8,7は協働して被加工物に対しプレス加
工を行なう。11は図示していない機械プレス1
のクランクに連結された一対のプランジヤであ
り、各プランジヤ11の下端には第1,2,3図
に示すように、ピン12を介して上ねじ棒13の
上端がそれぞれ連結されている。これら上ねじ棒
13の直下のスライダー2の上面には複数のボル
ト14により上ねじ棒13と同軸の下ねじ棒15
が固着されており、前記上ねじ棒13および下ね
じ棒15の外周にはそれぞれ逆ねじが、ここでは
上ねじ棒13の外周に右ねじ16が、一方下ねじ
棒15の外周に左ねじ17がそれぞれ形成されて
いる。18は円筒状のインナーレースであり、こ
のインナーレース18の内周には軸方向中央を境
界として逆ねじが、ここでは上部内周に右ねじ1
9が、下部内周に左ねじ20がそれぞれ形成され
ている。そして、インナーレース18の上部には
前記上ねじ棒13が挿入されて右ねじ16,19
同士が螺合し、一方、インナーレース18の下部
には下ねじ棒15が挿入されて左ねじ17,20
同士が螺合することにより、上ねじ棒13と下ね
じ棒15とがインナーレース18を介して連結さ
れている。前述した上ねじ棒13、下ねじ棒1
5、インナーレース18は全体として調整ねじ軸
21を構成する。また、前記上ねじ棒13内には
シリンダ室23が形成され、このシリンダ室23
内にはピストン24が摺動可能に収納されてい
る。25はピストン24に一体形成されたロツド
であり、このロツド25は上ねじ棒13および下
ねじ棒15内を貫通し、その先端(下端)が下ね
じ棒15の下面から突出している、そして、この
ロツド25の先端には下ねじ棒15の下面に当接
するナツト26が座金27を介してねじ込み固定
されている。28は上ねじ棒13に形成された流
体通路であり、この流体通路28は加圧流体をロ
ツド25側のシリンダ室23に導いて上ねじ棒1
3、下ねじ棒15に互いに接近させる方向の力を
付与し、右ねじ16,19、左ねじ17,20間
の間隙を除去するとともにインナーレース18の
不必要な回転を阻止している。なお、29はエア
抜き孔である。32はフレーム3に複数のボルト
33により固定された略円筒状をした一対のケー
スであり、各ケース32は前記インナーレース1
8の周囲を囲んでいる。これらのケース32内に
は略円筒状の回転体34が挿入され、この回転体
34の上端部には下面がケース32の上面に摺接
するウオームホイール35が一体形成されてい
る。また、これらのウオームホイール35の上面
にはボルト36によりカバー37が固着されてい
る。40は回転体34内に挿入された円筒状のア
ウターレースであり、各アウターレース40はキ
ー41を介して回転体34に取付けられている。
前記インナーレース18とアウターレース40と
の間には一部がアウターレース40に埋込まれた
多数のボール42が介装され、これらのボール4
2はインナーレース18がアウターレース40内
で軸方向に円滑に移動するのを許容する。また、
前記インナーレース18の外周には軸方向に延び
るとともに周方向に等距離離れた複数本の伝達突
条43が形成され、これらの伝達突条43の両側
面には一部がアウターレース40に埋込まれた複
数の伝達ボール44が面接触している。この結
果、これら伝達ボール44は回転体34、アウタ
ーレース40の正逆いずれの回転も正確にインナ
ーレース18に伝達し、該インナーレース18を
回転させる。
等によつて昇降するスライダー2を有する機械プ
レスであり、この機械プレス1のフレーム3には
前記スライダー2に摺動可能に挿入された垂直な
複数本の案内ロツド4が取り付けられている。前
記スライダー2の直下に位置するフレーム3のベ
ツド面5上にはボルスター6が固定され、このボ
ルスター6上には下金型7が着脱可能に取り付け
られている。一方、前記スライダー2の下面には
上金型8が着脱可能に取り付けられ、これら上、
下金型8,7は協働して被加工物に対しプレス加
工を行なう。11は図示していない機械プレス1
のクランクに連結された一対のプランジヤであ
り、各プランジヤ11の下端には第1,2,3図
に示すように、ピン12を介して上ねじ棒13の
上端がそれぞれ連結されている。これら上ねじ棒
13の直下のスライダー2の上面には複数のボル
ト14により上ねじ棒13と同軸の下ねじ棒15
が固着されており、前記上ねじ棒13および下ね
じ棒15の外周にはそれぞれ逆ねじが、ここでは
上ねじ棒13の外周に右ねじ16が、一方下ねじ
棒15の外周に左ねじ17がそれぞれ形成されて
いる。18は円筒状のインナーレースであり、こ
のインナーレース18の内周には軸方向中央を境
界として逆ねじが、ここでは上部内周に右ねじ1
9が、下部内周に左ねじ20がそれぞれ形成され
ている。そして、インナーレース18の上部には
前記上ねじ棒13が挿入されて右ねじ16,19
同士が螺合し、一方、インナーレース18の下部
には下ねじ棒15が挿入されて左ねじ17,20
同士が螺合することにより、上ねじ棒13と下ね
じ棒15とがインナーレース18を介して連結さ
れている。前述した上ねじ棒13、下ねじ棒1
5、インナーレース18は全体として調整ねじ軸
21を構成する。また、前記上ねじ棒13内には
シリンダ室23が形成され、このシリンダ室23
内にはピストン24が摺動可能に収納されてい
る。25はピストン24に一体形成されたロツド
であり、このロツド25は上ねじ棒13および下
ねじ棒15内を貫通し、その先端(下端)が下ね
じ棒15の下面から突出している、そして、この
ロツド25の先端には下ねじ棒15の下面に当接
するナツト26が座金27を介してねじ込み固定
されている。28は上ねじ棒13に形成された流
体通路であり、この流体通路28は加圧流体をロ
ツド25側のシリンダ室23に導いて上ねじ棒1
3、下ねじ棒15に互いに接近させる方向の力を
付与し、右ねじ16,19、左ねじ17,20間
の間隙を除去するとともにインナーレース18の
不必要な回転を阻止している。なお、29はエア
抜き孔である。32はフレーム3に複数のボルト
33により固定された略円筒状をした一対のケー
スであり、各ケース32は前記インナーレース1
8の周囲を囲んでいる。これらのケース32内に
は略円筒状の回転体34が挿入され、この回転体
34の上端部には下面がケース32の上面に摺接
するウオームホイール35が一体形成されてい
る。また、これらのウオームホイール35の上面
にはボルト36によりカバー37が固着されてい
る。40は回転体34内に挿入された円筒状のア
ウターレースであり、各アウターレース40はキ
ー41を介して回転体34に取付けられている。
前記インナーレース18とアウターレース40と
の間には一部がアウターレース40に埋込まれた
多数のボール42が介装され、これらのボール4
2はインナーレース18がアウターレース40内
で軸方向に円滑に移動するのを許容する。また、
前記インナーレース18の外周には軸方向に延び
るとともに周方向に等距離離れた複数本の伝達突
条43が形成され、これらの伝達突条43の両側
面には一部がアウターレース40に埋込まれた複
数の伝達ボール44が面接触している。この結
果、これら伝達ボール44は回転体34、アウタ
ーレース40の正逆いずれの回転も正確にインナ
ーレース18に伝達し、該インナーレース18を
回転させる。
第1,4,5図において、48はフレーム3に
ヘツド側が取付けられた1個の流体(エア)シリ
ンダであり、この流体シリンダ48のピストン4
9は流体ポート50,51から流体シリンダ48
内に給排される流体により一定のストローク長で
直線運動する。前記ピストン49に一体形成され
たピストンロツド52の先端にはボルト53がね
じ込み固定され、このボルト53は先端に半球状
の球面頭部54を有する。55はボルト53の球
面頭部54が挿入された袋ナツトであり、この袋
ナツト55にねじ込み固定されたラツク56の一
端面には前記球面頭部54が当接している。この
ようにラツク56は袋ナツト55、ボルト53を
介してピストン49に連結されており、このピス
トン49とともに直線的に移動することができ
る。このラツク56はフレーム3に固定された軸
受ケース57に一対の軸受ブツシユ58を介して
ピストン49と同一方向に移動可能に支持されて
いる。ラツク56より他方側のフレーム3にはブ
ツシユ60が固定され、このブツシユ60にはラ
ツク56と同軸のセツトボルト61がねじ込まれ
ロツクナツト62によりロツクされている。そし
て、このセツトボルト61は前記ラツク56の他
端面に当接可能であり、この結果、セツトボルト
61のねじ込み位置を調節すればラツク56の移
動量、即ちピストン49のストローク長を調節す
ることができる。65は軸受66を介してフレー
ム3に回転可能に支持された伝達軸であり、この
伝達軸65はラツク56に直交し水平方向に延び
ている。この伝達軸65の中央部には軸受67を
介してラツク56に噛み合うピニオン68が回転
可能に支持され、このピニオン68はラツク56
が流体シリンダ48の作動によつて直線運動した
とき回転し、ラツク56の直線運動を回転運動に
変換する。71は公知の電磁式クラツチであり、
このクラツチ71はピニオン68と伝達軸65と
の間に介装されている。クラツチ71の入力端は
ピニオン68に連結されるとともにその出力端は
伝達軸65に連結され、固定部はフレーム3に固
定され、これら入、出力端の途中には摩擦板およ
び電磁部(図示していない)が設けられている。
前記伝達軸65の一端には四角柱状のハンドル操
作部72が形成され、このハンドル操作部72に
は必要に応じてハンドルが装着される。前記ケー
ス32の側方のフレーム3にはそれぞれ軸受ケー
ス75が取付けられ、これら軸受ケース75には
2対の軸受76を介して上ねじ棒13、伝達軸6
5双方に直交するウオーム軸77が回転可能に支
持されている。このウオーム軸77の中央部には
前記伝達軸65の他端に固定されたかさ歯車78
に噛み合うかさ歯車79が固定されている。前述
した伝達軸65、ウオーム軸77は全体として、
クラツチ71の出力端に連結された駆動軸80を
構成する。前記ウオーム軸77には前記一対のウ
オームホイール35に噛み合う一対のウオーム8
1がそれぞれ固定され、これらのウオーム81は
駆動軸80の回転を受けて駆動軸80と一体的に
回転する。このように、調整ねじ軸21、ウオー
ムホイール35、ウオーム81を一対設けるとと
もに、両ウオーム81を連結するウオーム軸77
を駆動軸80の一部とすれば、動力源、即ち流体
シリンダ48、ラツク56、ピニオン68、クラ
ツチ71を共用でき、装置の構造を簡単かつ安価
とすることができる。そして、これらウオーム8
1の回転はこのウオーム81に噛み合うウオーム
ホイール35によつて高比で減速された後、アウ
ターレース40、伝達ボール44を介して調整ね
じ軸21のインナーレース18に伝達され、これ
により、下ねじ棒15が僅かに昇降してスライダ
ー2が上下に変位しそのダイハイトが微調整され
る。前述した駆動軸80、ウオーム81、ウオー
ムホイール35、アウターレース40、伝達ボー
ル44、調整ねじ軸21は全体として、クラツチ
71の出力端に連結され、クラツチ71を通じて
ピニオン68から伝達された回転をスライダー2
の微小変位に変換する変換手段82を構成する。
このように変換手段82を駆動軸80、ウオーム
81、ウオームホイール35、調整ねじ軸21等
により構成すれば、装置の構造を簡単かつ安価と
することができる。
ヘツド側が取付けられた1個の流体(エア)シリ
ンダであり、この流体シリンダ48のピストン4
9は流体ポート50,51から流体シリンダ48
内に給排される流体により一定のストローク長で
直線運動する。前記ピストン49に一体形成され
たピストンロツド52の先端にはボルト53がね
じ込み固定され、このボルト53は先端に半球状
の球面頭部54を有する。55はボルト53の球
面頭部54が挿入された袋ナツトであり、この袋
ナツト55にねじ込み固定されたラツク56の一
端面には前記球面頭部54が当接している。この
ようにラツク56は袋ナツト55、ボルト53を
介してピストン49に連結されており、このピス
トン49とともに直線的に移動することができ
る。このラツク56はフレーム3に固定された軸
受ケース57に一対の軸受ブツシユ58を介して
ピストン49と同一方向に移動可能に支持されて
いる。ラツク56より他方側のフレーム3にはブ
ツシユ60が固定され、このブツシユ60にはラ
ツク56と同軸のセツトボルト61がねじ込まれ
ロツクナツト62によりロツクされている。そし
て、このセツトボルト61は前記ラツク56の他
端面に当接可能であり、この結果、セツトボルト
61のねじ込み位置を調節すればラツク56の移
動量、即ちピストン49のストローク長を調節す
ることができる。65は軸受66を介してフレー
ム3に回転可能に支持された伝達軸であり、この
伝達軸65はラツク56に直交し水平方向に延び
ている。この伝達軸65の中央部には軸受67を
介してラツク56に噛み合うピニオン68が回転
可能に支持され、このピニオン68はラツク56
が流体シリンダ48の作動によつて直線運動した
とき回転し、ラツク56の直線運動を回転運動に
変換する。71は公知の電磁式クラツチであり、
このクラツチ71はピニオン68と伝達軸65と
の間に介装されている。クラツチ71の入力端は
ピニオン68に連結されるとともにその出力端は
伝達軸65に連結され、固定部はフレーム3に固
定され、これら入、出力端の途中には摩擦板およ
び電磁部(図示していない)が設けられている。
前記伝達軸65の一端には四角柱状のハンドル操
作部72が形成され、このハンドル操作部72に
は必要に応じてハンドルが装着される。前記ケー
ス32の側方のフレーム3にはそれぞれ軸受ケー
ス75が取付けられ、これら軸受ケース75には
2対の軸受76を介して上ねじ棒13、伝達軸6
5双方に直交するウオーム軸77が回転可能に支
持されている。このウオーム軸77の中央部には
前記伝達軸65の他端に固定されたかさ歯車78
に噛み合うかさ歯車79が固定されている。前述
した伝達軸65、ウオーム軸77は全体として、
クラツチ71の出力端に連結された駆動軸80を
構成する。前記ウオーム軸77には前記一対のウ
オームホイール35に噛み合う一対のウオーム8
1がそれぞれ固定され、これらのウオーム81は
駆動軸80の回転を受けて駆動軸80と一体的に
回転する。このように、調整ねじ軸21、ウオー
ムホイール35、ウオーム81を一対設けるとと
もに、両ウオーム81を連結するウオーム軸77
を駆動軸80の一部とすれば、動力源、即ち流体
シリンダ48、ラツク56、ピニオン68、クラ
ツチ71を共用でき、装置の構造を簡単かつ安価
とすることができる。そして、これらウオーム8
1の回転はこのウオーム81に噛み合うウオーム
ホイール35によつて高比で減速された後、アウ
ターレース40、伝達ボール44を介して調整ね
じ軸21のインナーレース18に伝達され、これ
により、下ねじ棒15が僅かに昇降してスライダ
ー2が上下に変位しそのダイハイトが微調整され
る。前述した駆動軸80、ウオーム81、ウオー
ムホイール35、アウターレース40、伝達ボー
ル44、調整ねじ軸21は全体として、クラツチ
71の出力端に連結され、クラツチ71を通じて
ピニオン68から伝達された回転をスライダー2
の微小変位に変換する変換手段82を構成する。
このように変換手段82を駆動軸80、ウオーム
81、ウオームホイール35、調整ねじ軸21等
により構成すれば、装置の構造を簡単かつ安価と
することができる。
第6図において、85は流体シリンダ48、ク
ラツチ71等のシーケンス制御を行う制御手段で
あり、この制御手段85はシーケンサープログラ
ムに基ずいて制御信号を発するCPU86と、入、
出力インターフエース87,88と、を有する。
89は流体シリンダ48のピストン49の突出位
置および引込み位置を検出しその検出結果を入力
インターフエース87に送る検出センサ、例えば
リミツトスイツチであり、また、90,91は入
力インターフエース87に接続され作業者が操作
する上昇、下降用押釦である。前記出力インター
フエース88には電磁弁95が接続され、この電
磁弁95は流体シリンダ48の流体ポート50,
51に接続された流体回路の途中に介装され、流
体シリンダ48に給排される流体の流れ方向を切
換える。また、96,97は出力インターフエー
ス88に接続された上昇、下降表示ランプであ
り、これら上昇表示ランプ96、下降表示ランプ
97は上昇用押釦90、下降用押釦91が押され
たとき点灯する。
ラツチ71等のシーケンス制御を行う制御手段で
あり、この制御手段85はシーケンサープログラ
ムに基ずいて制御信号を発するCPU86と、入、
出力インターフエース87,88と、を有する。
89は流体シリンダ48のピストン49の突出位
置および引込み位置を検出しその検出結果を入力
インターフエース87に送る検出センサ、例えば
リミツトスイツチであり、また、90,91は入
力インターフエース87に接続され作業者が操作
する上昇、下降用押釦である。前記出力インター
フエース88には電磁弁95が接続され、この電
磁弁95は流体シリンダ48の流体ポート50,
51に接続された流体回路の途中に介装され、流
体シリンダ48に給排される流体の流れ方向を切
換える。また、96,97は出力インターフエー
ス88に接続された上昇、下降表示ランプであ
り、これら上昇表示ランプ96、下降表示ランプ
97は上昇用押釦90、下降用押釦91が押され
たとき点灯する。
次に、この考案の一実施例の作用を第7図a,
bに示すフローチヤートを参照しながら説明す
る。
bに示すフローチヤートを参照しながら説明す
る。
今、プレス作業が継続して行われているとす
る。このときには、クランクの回転によりプラン
ジヤ11、調整ねじ軸21、スライダー2、上金
型8が一体となつて昇降し、上金型8と下金型7
とにより被加工物に対して所定のプレス加工が行
われる。ここで、インナーレース18とアウター
レース40との間にはボール42が介装されてい
るので、ウオームホイール35は前述した昇降の
影響を受けることはない。そして、このようなプ
レス作業中に、プレスされた製品を適宜抜き取つ
て寸法検査を行うが、この製品の寸法精度が機械
プレス1の熱膨張によるダイハイトの変化、被加
工物の硬度、材質、板厚の変化等によつて許容範
囲を超えた場合には、以下のようにしてスライダ
ー2のダイハイトを微調整し、製品の寸法精度を
許容範囲に収めるようにする。
る。このときには、クランクの回転によりプラン
ジヤ11、調整ねじ軸21、スライダー2、上金
型8が一体となつて昇降し、上金型8と下金型7
とにより被加工物に対して所定のプレス加工が行
われる。ここで、インナーレース18とアウター
レース40との間にはボール42が介装されてい
るので、ウオームホイール35は前述した昇降の
影響を受けることはない。そして、このようなプ
レス作業中に、プレスされた製品を適宜抜き取つ
て寸法検査を行うが、この製品の寸法精度が機械
プレス1の熱膨張によるダイハイトの変化、被加
工物の硬度、材質、板厚の変化等によつて許容範
囲を超えた場合には、以下のようにしてスライダ
ー2のダイハイトを微調整し、製品の寸法精度を
許容範囲に収めるようにする。
この場合には、まず、スライダー2の微調整方
向、即ちスライダー2の下死点を上昇させてダイ
ハイトを高くするか、あるいはスライダー2の下
死点を下降させてダイハイトを低くするかを、製
品の検査結果から判断する。なお、このときクラ
ツチ71は遮断されている。そして、微調整方向
がスライダー2の下死点を上昇させる方向である
と、上昇用押釦90を押しCPU86に信号を送
る。このとき,CPU86は検出センサ89から
ピストン49の位置を検出した検出信号を受け取
り、ピストン49が一方の死点(ここでは突出側
死点)にあるときにはクラツチ71に制御信号を
送つて該クラツチ71を接続させ、一方、ピスト
ン49が他方の死点(ここでは引込み側死点)に
あるときには、電磁弁95に制御信号を送つて流
体シリンダ48に給排される流体の流れ方向を切
換えピストン49を一方の死点まで突出させた
後、クラツチ71に制御信号を送つて該クラツチ
71を接続される。また、このとき、CPU86
はシリンダ室23に供給される流体の圧力を通常
時より低下させ、右ねじ16,19および左ねじ
17,20に作用している締付け力を低下させる
とともに、上昇表示ランプ96に制御信号を送つ
て調整作業中この上昇表示ランプ96を点灯させ
る。次に、CPU86は電磁弁95に制御信号を
送つて流体シリンダ48のピストン49を一方の
死点から他方の死点まで移動させ、一定ストロー
クだけ引込ませる。この結果、ピストン49、ラ
ツク56は一体となつてストローク長だけ直線運
動するが、この直線運動はラツク56に噛み合つ
ているピニオン68によつて回転運動に変換され
る。ここで、前述のようにクラツチ71が接続さ
れているので、このピニオン68の回転はクラツ
チ71を通じて伝達軸65、かさ歯車78,7
9、ウオーム軸77、ウオーム81に伝達され、
一対のウオーム81を同一方向に等量だけ回転さ
せる。このウオーム81の回転は該ウオーム81
に噛み合つているウオームホイール35によつて
高比で減速され、アウターレース40、伝達ボー
ル44を介してインナーレース18にそれぞれ伝
達される。この結果、各インナーレース18が回
転して右ねじ16,19および左ねじ17,20
のねじ込み位置が変化するが、このとき、上ねじ
棒13はピン12を介してプランジヤ11に連結
されているので、該上ねじ軸13は軸方向に変位
することができない。この結果、下ねじ棒15お
よびスライダー2は、インナーレース18の回転
による上ねじ棒13とインナーレース18との相
対変位量に下ねじ棒15とインナーレース18と
の相対変位量を加えた微小量だけ上方にステツプ
送りされ、該スライダー2の下死点が一定の微小
量、例えば5ミクロンだけ上昇しスライダー2の
ダイハイトが調整される。次に、CPU86から
クラツチ71に制御信号が送られ、該クラツチ7
1が遮断される。なお、この場合におけるピスト
ン49の他方の死点から一方の死点への復帰は、
前述の如く上昇用押釦90を押したときに行われ
る。ここで、作業者がダイハイトの調整が充分行
われたかどうかを判断し、充分行われている場合
には調整作業を終了する。一方、前述のような1
回の調整作業では不充分である場合には、前述の
作動を繰り返し、必要量だけスライダー2をステ
ツプ送りして下死点を上昇させダイハイトを調整
する。
向、即ちスライダー2の下死点を上昇させてダイ
ハイトを高くするか、あるいはスライダー2の下
死点を下降させてダイハイトを低くするかを、製
品の検査結果から判断する。なお、このときクラ
ツチ71は遮断されている。そして、微調整方向
がスライダー2の下死点を上昇させる方向である
と、上昇用押釦90を押しCPU86に信号を送
る。このとき,CPU86は検出センサ89から
ピストン49の位置を検出した検出信号を受け取
り、ピストン49が一方の死点(ここでは突出側
死点)にあるときにはクラツチ71に制御信号を
送つて該クラツチ71を接続させ、一方、ピスト
ン49が他方の死点(ここでは引込み側死点)に
あるときには、電磁弁95に制御信号を送つて流
体シリンダ48に給排される流体の流れ方向を切
換えピストン49を一方の死点まで突出させた
後、クラツチ71に制御信号を送つて該クラツチ
71を接続される。また、このとき、CPU86
はシリンダ室23に供給される流体の圧力を通常
時より低下させ、右ねじ16,19および左ねじ
17,20に作用している締付け力を低下させる
とともに、上昇表示ランプ96に制御信号を送つ
て調整作業中この上昇表示ランプ96を点灯させ
る。次に、CPU86は電磁弁95に制御信号を
送つて流体シリンダ48のピストン49を一方の
死点から他方の死点まで移動させ、一定ストロー
クだけ引込ませる。この結果、ピストン49、ラ
ツク56は一体となつてストローク長だけ直線運
動するが、この直線運動はラツク56に噛み合つ
ているピニオン68によつて回転運動に変換され
る。ここで、前述のようにクラツチ71が接続さ
れているので、このピニオン68の回転はクラツ
チ71を通じて伝達軸65、かさ歯車78,7
9、ウオーム軸77、ウオーム81に伝達され、
一対のウオーム81を同一方向に等量だけ回転さ
せる。このウオーム81の回転は該ウオーム81
に噛み合つているウオームホイール35によつて
高比で減速され、アウターレース40、伝達ボー
ル44を介してインナーレース18にそれぞれ伝
達される。この結果、各インナーレース18が回
転して右ねじ16,19および左ねじ17,20
のねじ込み位置が変化するが、このとき、上ねじ
棒13はピン12を介してプランジヤ11に連結
されているので、該上ねじ軸13は軸方向に変位
することができない。この結果、下ねじ棒15お
よびスライダー2は、インナーレース18の回転
による上ねじ棒13とインナーレース18との相
対変位量に下ねじ棒15とインナーレース18と
の相対変位量を加えた微小量だけ上方にステツプ
送りされ、該スライダー2の下死点が一定の微小
量、例えば5ミクロンだけ上昇しスライダー2の
ダイハイトが調整される。次に、CPU86から
クラツチ71に制御信号が送られ、該クラツチ7
1が遮断される。なお、この場合におけるピスト
ン49の他方の死点から一方の死点への復帰は、
前述の如く上昇用押釦90を押したときに行われ
る。ここで、作業者がダイハイトの調整が充分行
われたかどうかを判断し、充分行われている場合
には調整作業を終了する。一方、前述のような1
回の調整作業では不充分である場合には、前述の
作動を繰り返し、必要量だけスライダー2をステ
ツプ送りして下死点を上昇させダイハイトを調整
する。
また、前記微調整方向がスライダー2の下死点
を下降させる方向であると、下降用押釦91を押
し調整作業を開始させるが、以後の動作は前述と
ほぼ同様である。このようにして調整作業が終了
すると、シリンダ室23に供給される流体の圧力
を通常値ま上昇させ、上ねじ棒13、下ねじ棒1
5、インナーレース18を強固にかつ隙間なく締
結する。このように、調整作業の際、作業者がハ
ンドルを回転させる等の機械プレス1に直接タツ
チする作業は不要であるため、機械プレス1の停
止中は勿論、稼動中にもダイハイトの微調整を行
うことができ、プレス作業の能率が向上する。し
かも、ピストン49が1ストロークしたときのダ
イハイトの調整量は予め分つている、ここでは5
ミクロンであるので、ダイハイトの調整を容易か
つ高精度に行うことができる。さらにダイハイト
調整のために流体シリンダ48、ラツク56、ピ
ニオン68、クラツチ71を用いているので、安
価に製作でき応答性も良好となる。また、流体シ
リンダ48、ラツク56、ピニオン68は全て高
精度で動作し、しかも、ピニオン68から変換手
段82への回転伝達時にはクラツチ71が接続さ
れこれら3者が機械的に連結された状態となるた
め、交換手段82に伝達される回転量は高精度の
ものとなり、この結果、高精度のダイハイト調整
が可能となる。さらに、流体シリンダ48の作動
回数で調整量を知ることができるため、所定時間
内での流体シリンダ48の作動回数を計数するこ
とにより、調整装置の故障を検知することもでき
る。
を下降させる方向であると、下降用押釦91を押
し調整作業を開始させるが、以後の動作は前述と
ほぼ同様である。このようにして調整作業が終了
すると、シリンダ室23に供給される流体の圧力
を通常値ま上昇させ、上ねじ棒13、下ねじ棒1
5、インナーレース18を強固にかつ隙間なく締
結する。このように、調整作業の際、作業者がハ
ンドルを回転させる等の機械プレス1に直接タツ
チする作業は不要であるため、機械プレス1の停
止中は勿論、稼動中にもダイハイトの微調整を行
うことができ、プレス作業の能率が向上する。し
かも、ピストン49が1ストロークしたときのダ
イハイトの調整量は予め分つている、ここでは5
ミクロンであるので、ダイハイトの調整を容易か
つ高精度に行うことができる。さらにダイハイト
調整のために流体シリンダ48、ラツク56、ピ
ニオン68、クラツチ71を用いているので、安
価に製作でき応答性も良好となる。また、流体シ
リンダ48、ラツク56、ピニオン68は全て高
精度で動作し、しかも、ピニオン68から変換手
段82への回転伝達時にはクラツチ71が接続さ
れこれら3者が機械的に連結された状態となるた
め、交換手段82に伝達される回転量は高精度の
ものとなり、この結果、高精度のダイハイト調整
が可能となる。さらに、流体シリンダ48の作動
回数で調整量を知ることができるため、所定時間
内での流体シリンダ48の作動回数を計数するこ
とにより、調整装置の故障を検知することもでき
る。
また、スライダー2のダイハイトを大きく変化
させる必要がある場合には、ハンドル操作部72
を用いれば高能率で対処することができる。即
ち、この場合にはハンドル操作部72にハンドル
を装着し、このハンドルを作業者が必要回数だけ
回転させればよいのである。なお、このようなハ
ンドルはハンドル操作部72に常時取付けられて
いてもよい。さらに、1回当りの微調整量を変更
したい場合には、セツトボルト61のねじ込み位
置を調節してピストン49を移動途中で強制的に
停止させ、ピストン49のストローク長を変化さ
せればよい。
させる必要がある場合には、ハンドル操作部72
を用いれば高能率で対処することができる。即
ち、この場合にはハンドル操作部72にハンドル
を装着し、このハンドルを作業者が必要回数だけ
回転させればよいのである。なお、このようなハ
ンドルはハンドル操作部72に常時取付けられて
いてもよい。さらに、1回当りの微調整量を変更
したい場合には、セツトボルト61のねじ込み位
置を調節してピストン49を移動途中で強制的に
停止させ、ピストン49のストローク長を変化さ
せればよい。
なお、前述の実施例においては、流体シリンダ
48、クラツチ71をCPU86からの制御信号
によつて動作させるようにしたが、この考案にお
いては作業者が操作する押釦、スイツチ等からの
信号によつて直接動作させるようにしてもよい。
また、この考案においてはウオームホイール35
とアウターレース40とを一体形成してもよい。
48、クラツチ71をCPU86からの制御信号
によつて動作させるようにしたが、この考案にお
いては作業者が操作する押釦、スイツチ等からの
信号によつて直接動作させるようにしてもよい。
また、この考案においてはウオームホイール35
とアウターレース40とを一体形成してもよい。
考案の効果
以上説明したように、この考案によれば、構造
が簡単でかつ小型、安価でありながらプレス作業
中においてもダイハイトを高精度で微調整するこ
とができる。
が簡単でかつ小型、安価でありながらプレス作業
中においてもダイハイトを高精度で微調整するこ
とができる。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断正
面図、第2図は第1図のI−I矢視断面図、第3
図は第2図の−矢視断面図、第4図は変換手
段近傍の平面断面図、第5図は第4図の−矢
視断面図、第6図は制御手段を含むブロツク図、
第7図a,bは作用の流れを示すフローチヤート
図である。 1……機械プレス、2……スライダー、21…
…調整ねじ軸、35……ウオームホイール、48
……流体シリンダ、49……ピストン、56……
ラツク、68……ピニオン、71……クラツチ、
72……ハンドル操作部、77……ウオーム軸、
80……駆動軸、81……ウオーム、82……変
換手段。
面図、第2図は第1図のI−I矢視断面図、第3
図は第2図の−矢視断面図、第4図は変換手
段近傍の平面断面図、第5図は第4図の−矢
視断面図、第6図は制御手段を含むブロツク図、
第7図a,bは作用の流れを示すフローチヤート
図である。 1……機械プレス、2……スライダー、21…
…調整ねじ軸、35……ウオームホイール、48
……流体シリンダ、49……ピストン、56……
ラツク、68……ピニオン、71……クラツチ、
72……ハンドル操作部、77……ウオーム軸、
80……駆動軸、81……ウオーム、82……変
換手段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ストローク長が一定であるピストンを有する
1個の流体シリンダと、ピストンに連結されピ
ストンとともに直線的に移動するラツクと、ラ
ツクに噛み合いラツクが直線運動したとき回転
するピニオンと、ピニオンに取付けられたクラ
ツチと、クラツチの出力端に連結されクラツチ
を通じてピニオンから伝達された回転をスライ
ダーの微小変位に変換する変換手段と、を備
え、クラツチを接続した状態で流体シリンダの
ピストンを一方の死点から他方の死点まで移動
させる動作と、クラツチを遮断した状態でピス
トンを他方の死点から一方の死点まで移動させ
る動作とを、少なくとも1回繰り返すことでス
ライダーをステツプ送りすることによりダイハ
イトを調節するようにしたことを特徴とする機
械プレスのダイハイト調整装置。 (2) 前記変換手段はクラツチの出力端に連結され
た駆動軸を有し、この駆動軸の一端部にハンド
ル操作部を設けた請求項1記載の機械プレスの
ダイハイト調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989076072U JPH0519200Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989076072U JPH0519200Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0318997U JPH0318997U (ja) | 1991-02-25 |
| JPH0519200Y2 true JPH0519200Y2 (ja) | 1993-05-20 |
Family
ID=31617213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989076072U Expired - Lifetime JPH0519200Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519200Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5518898Y2 (ja) * | 1974-09-12 | 1980-05-02 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1989076072U patent/JPH0519200Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0318997U (ja) | 1991-02-25 |
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