JPH05192384A - 揮散性薬剤収容容器 - Google Patents

揮散性薬剤収容容器

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JPH05192384A
JPH05192384A JP4009041A JP904192A JPH05192384A JP H05192384 A JPH05192384 A JP H05192384A JP 4009041 A JP4009041 A JP 4009041A JP 904192 A JP904192 A JP 904192A JP H05192384 A JPH05192384 A JP H05192384A
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Shinichi Murakami
真一 村上
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Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮に日光が直接当たるような状況下において
も揮散性薬剤の過度な揮散が生じにくい揮散性薬剤収容
容器を提起すること。 【構成】 揮散部材10が収容され且つその配設位置が
この揮散部材収容部構成壁17の下面構成壁又は側面構
成壁のうち少なくとも一方に設定された揮散窓11を有
する揮散部材収容部1と、前記揮散部材収容部1の揮散
窓11の開閉度を調節するための調節部材4と、前記揮
散部材収容部1と連通状態にさせ得り且つ揮散性薬剤を
収容すべき揮散性薬剤収容部3とを具備し、前記揮散部
材10まで到らしめられこの揮散部材10から揮散した
揮散性薬剤を上記揮散窓11から外部に放出するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は住居の部屋や自動車内
等に設置して使用する揮散性薬剤収容容器に関し、より
詳細には自動車内等に使用すると特に有用な揮散性薬剤
収容容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、芳香剤や消臭剤等が収容され
住居の部屋や自動車内等に設置して使用する揮散性薬剤
収容容器が知られている。図5に示すように、この揮散
性薬剤収容容器は揮散性薬剤を収容した揮散性薬剤収容
部3と、前記揮散性薬剤を揮散させるための揮散部材1
0が収容されるとともにその頂部には揮散性薬剤を放出
させるための揮散窓11を/その底部には一定の開口8
(常時開)を有する揮散部材収容部1とを有する。そし
て、前記揮散窓11にはその開閉度を調節するために調
節部材4が設けられている。
【0003】この調節部材4には揮散性薬剤の挿通窓4
1が形成され、調節部材4をその操作用突起45により
回動操作することによって使用者の嗜好に応じて揮散窓
11の開閉度を調節し、揮散性薬剤収容容器の揮散窓1
1から外部に放出される揮散性薬剤の量を制御すること
ができる。上記のように従来の揮散性薬剤収容容器はそ
の外部に放出される揮散性薬剤の量を制御でき、芳香臭
等の度合いを好みに応じて調節可能であるので非常に便
利である反面、例えば自動車内等において使用する際に
次のような問題点があった。
【0004】即ち、自動車内における揮散性薬剤収容容
器の設置位置によると、自動車のフロント・ガラス部等
を介して日光がこの揮散性薬剤収容容器に当たる場合が
ある。この場合、従来の揮散性薬剤収容容器では揮散性
部材収容部の頂部に揮散窓11が形成されているので、
この揮散窓11を介して日光が直接揮散部材10の表面
に当たり、使用者の思惑以上に多く揮散性薬剤が揮散し
てしまい強烈な芳香臭等が漂うことがあった。
【0005】また、近年の動向によると、揮散性薬剤収
容容器の揮散窓11から外部に放出される揮散性薬剤の
量を制御することができる一方、その調節部材4の操作
用突起45が外部に現れていない非常にシンプルで見栄
えのよいものが要望されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、仮に日光が直接当たるような状況下においても揮散
性薬剤の過度な揮散が生じにくい揮散性薬剤収容容器を
提起することを課題とする。またこの発明では、その調
節部材の操作用突起が外部に現れていない非常にシンプ
ルで見栄えのよい揮散性薬剤収容容器を提起することを
他の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明では次のような技術的手段を講じている。
即ちこの発明の揮散性薬剤収容容器では、揮散部材10
が収容され且つその配設位置がこの揮散部材収容部構成
壁17の下面構成壁又は側面構成壁のうち少なくとも一
方に設定された揮散窓11を有する揮散部材収容部1
と、前記揮散部材収容部1の揮散窓11の開閉度を調節
するための調節部材4と、前記揮散部材収容部1と連通
状態にさせ得り且つ揮散性薬剤を収容すべき揮散性薬剤
収容部3とを具備し、前記揮散部材10まで到らしめら
れこの揮散部材10から揮散した揮散性薬剤を上記揮散
窓11から外部に放出するようにしたこととした。
【0008】前記揮散部材収容部1が上側部材12とこ
の上側部材12に対する回動が可能であるとともに揮散
窓11を有する下側部材13とから形成され、この下側
部材13に対して回動を可能とされた前記調節部材4が
下側部材13に添設されており、この調節部材4は前記
上側部材12に従動しうることとしてもよい。
【0009】
【作用】上記の手段を採用した結果、この発明の揮散性
薬剤収容容器は以下のような作用を有する。 (請求項1記載の発明の作用)請求項1記載の発明の揮
散性薬剤収容容器に対し仮に日光が直接当たるような状
況下においても、その揮散窓11の配設位置は揮散部材
収容部構成壁17の下面構成壁又は側面構成壁のうち少
なくとも一方に設定されているので、日光は揮散部材収
容部1に収容される揮散部材10には直接は当たりにく
い。 (請求項2記載の発明の作用)請求項2記載の発明の揮
散性薬剤収容容器は前記請求項1記載の発明の作用を有
するとともに次の作用を有する。
【0010】請求項2記載の発明の揮散性薬剤収容容器
は、揮散部材収容部1が上側部材12とこの上側部材1
2に対する回動が可能であるとともに揮散窓11を有す
る下側部材13とから形成されている。そして、下側部
材13に対して回動を可能とされた前記調節部材4が下
側部材13に添設されており、この調節部材4は前記上
側部材12に従動しうる。従って、上側部材12を回動
操作することにより調節部材4を回動せしめることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る揮散性薬剤収容容器を
実施例として示した図面に従って説明する。図1乃至図
4に示すように、この容器は揮散部材収容部1と揮散性
薬剤収容部3と調節部材4と吸上げ部材5とを有してい
る。揮散部材収容部1には揮散部材10が収容されると
ともに、その構成壁には揮散窓11が形成されている。
この揮散部材収容部1の揮散窓11の開閉度を調節する
ために後述する調節部材4を設けている。また、揮散性
薬剤収容部3は前記揮散部材収容部1と連通状態にしう
るとともに揮散性薬剤を収容している。吸上げ部材5は
揮散性薬剤を揮散部材10まで供給するためのものであ
る。
【0012】揮散部材10は揮散性薬剤を揮散させるた
めのもので、不織布を用い薄切り円筒状に形成して、後
述する円筒状回動中心19に載置している。また、吸上
げ部材5は揮散性薬剤収容部3の揮散性薬剤を揮散部材
10に到らしめるためのもので、紙質により棒状に形成
されているとともに揮散性薬剤収容部3の開口部30に
固定している。この吸上げ部材5は、他にパルプ・合成
樹脂製多孔体・繊維束等でも形成できる。
【0013】揮散部材収容部1は合成樹脂製の上側部材
12と下側部材13とにより次のように構成している。
上側部材12は円筒薄型蓋形状としており、その端縁部
には下側部材13との嵌合突起14を周設し、中央部に
は揮散部材10の振れ止め杆15を、また端縁部の所定
の位置には調節部材4との係合爪16を突出形成してい
る。
【0014】下側部材13は前記上側部材12との回動
を可能としてお椀形状に形成している。この下側部材1
3の下方に向かう揮散部材収容部構成壁17には複数の
スリット状の揮散窓11を形成するとともに、端縁部に
は上側部材12の嵌合突起14との嵌合溝18を周設し
ている。前記揮散窓11の配設位置は揮散部材収容部構
成壁17の下面構成壁又は側面構成壁のうち少なくとも
一方に設定すればよい。このように形成すると、その揮
散窓11は下方に向かうので、一般的に空気よりも比重
の大きい揮散性薬剤の揮散窓11からの放出量の制御が
し易い。
【0015】このお椀形状の下側部材13の底部には円
筒状回動中心19を形成している。この回動中心19は
後述する調節部材4の回動を円滑に行うためのものであ
る。また、この円筒状回動中心19の内周壁には固定部
材7を回転方向にずれることなく嵌入せしめるため長手
方向に複数の溝20を形成している。調節部材4は、前
記下側部材13の内周壁21の形状に沿うような底無し
のお椀形状に形成されるとともに下側部材13の内周壁
21上に載置されている。この抜け底に該当する箇所
は、前記下側部材13の円筒状回動中心19に沿わせる
ようにしている。この調節部材4の端縁部には上側部材
12の係合爪16との係合溝40を形成することによっ
て上側部材12の回動操作に従って従動しうるようにし
ている。また、下側部材13の揮散窓11の開閉度を調
節するためこれら揮散窓11に対応する位置に挿通窓4
1を形成している。即ち、この挿通窓41は下側部材1
3の揮散窓11と同様の角位置にスリット状に形成して
いる。従って、揮散窓11と挿通窓41とを完全に合わ
せた最大揮散可能状態から完全にずらした密閉状態まで
揮散窓11の開閉度を広く調節することができる。
【0016】この容器には吸上げ部材5と揮散部材10
との接触を阻止するための隔離部材6が揮散性薬剤収容
部3の開口部30と揮散部材収容部1を係止する固定部
材7との間に内設せしめられ(図4参照)、この隔離部
材6により容器の製造後その使用前に於ける揮散部材1
0への揮散性薬剤の浸漬を防止している。この容器にお
いて、揮散性薬剤収容部3を揮散部材収容部1と連通状
態にし揮散性薬剤を揮散部材10から揮散しうる状態に
移行せしめる際には、次のようにする。先ず、揮散性薬
剤収容部3の開口部30に螺合せしめられるとともに揮
散部材収容部1を係止している固定部材7を一旦取り外
す。そして、揮散性薬剤収容部3の開口部30に内設せ
しめられている隔離部材6を除去した後、前記固定部材
7を再び揮散性薬剤収容部3に螺合せしめる。すると、
隔離部材6の固定部材保持脚部60の長さ分、固定部材
7は吸上げ部材5側に向けて一段下降して吸上げ部材5
と揮散部材10とが接触する(図3参照)。こうして、
揮散性薬剤は吸上げ部材5を介して揮散部材10に供給
可能となり、この揮散部材10上において揮散性薬剤は
揮散しうる状態となる。
【0017】この実施例に係る揮散性薬剤収容容器は上
記の様な構成を有しており、この容器に対し仮に日光が
直接当たるような状況下においても、その揮散窓11の
配設位置は下方に向かう揮散部材収容部構成壁17に設
定されているので、日光は揮散部材収容部1に収容され
る揮散部材10には直接には当たりにくい。従って、仮
に日光が揮散性薬剤収容容器に直接当たるような状況下
においても揮散性薬剤の過度な揮散が生じにくい。ま
た、上側部材12を回動操作することにより調節部材4
を回動せしめることができるので、調節部材4の操作用
突起45(図5参照)が外部に現れておらず非常にシン
プルで見栄えがよい。
【0018】また、この実施例の揮散性薬剤収容容器の
調節部材4は下側部材13の内周壁21に載置して添設
しており、調節部材4自体の自重の作用により下側部材
13に対する密着性が良好になるとともに、更に、単に
下側部材13の内周壁21に載置されているだけである
ので上側部材12を回動操作する際の抵抗感が小さくそ
の操作感は軽快なものである。
【0019】さらに、自動車は日中の駐車時には車内温
度が非常に高温となりうるが、この実施例の揮散性薬剤
収容容器は非使用時にはその調節部材4により揮散窓1
1を密閉状態にすることができるので、揮散性薬剤の無
駄な揮散を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり次のような効果を有する。 (請求項1記載の発明の効果)請求項1記載の発明で
は、揮散部材収容部1に収容される揮散部材10には日
光は直接は当たりにくいので、仮に日光が直接当たるよ
うな状況下においても揮散性薬剤の過度な揮散が生じに
くい揮散性薬剤収容容器を提供することが出来る。 (請求項2記載の発明の効果)請求項2記載の発明は前
記請求項1記載の効果を有するとともに、次の効果を有
する。
【0021】請求項2記載の発明では、上側部材12を
回動操作することにより調節部材4を回動せしめること
ができるので、その調節部材4の操作用突起が外部に現
れていない非常にシンプルで見栄えのよい揮散性薬剤収
容容器を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の揮散性薬剤収容容器の揮散部材収容
部の分解斜視図。
【図2】この発明の揮散性薬剤収容容器の揮散性薬剤収
容部の分解斜視図。
【図3】図1及び図2の揮散性薬剤収容容器において隔
離部材を除去した状態の一部断面斜視図。
【図4】図1及び図2の揮散性薬剤収容容器の一部断面
斜視図。
【図5】従来の揮散性薬剤収容容器の一部断面斜視図。
【符号の説明】
1 揮散部材収容部 3 揮散性薬剤収容部 4 調節部材 10 揮散部材 11 揮散窓 12 上側部材 13 下側部材 17 揮散部材収容部構成壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮散部材10が収容され且つその配設位
    置がこの揮散部材収容部構成壁17の下面構成壁又は側
    面構成壁のうち少なくとも一方に設定された揮散窓11
    を有する揮散部材収容部1と、前記揮散部材収容部1の
    揮散窓11の開閉度を調節するための調節部材4と、前
    記揮散部材収容部1と連通状態にさせ得り且つ揮散性薬
    剤を収容すべき揮散性薬剤収容部3とを具備し、 前記揮散部材10まで到らしめられこの揮散部材10か
    ら揮散した揮散性薬剤を上記揮散窓11から外部に放出
    するようにしたことを特徴とする揮散性薬剤収容容器。
  2. 【請求項2】 前記揮散部材収容部1が上側部材12と
    この上側部材12に対する回動が可能であるとともに揮
    散窓11を有する下側部材13とから形成され、この下
    側部材13に対して回動を可能とされた前記調節部材4
    が下側部材13に添設されており、この調節部材4は前
    記上側部材12に従動しうることを特徴とする請求項1
    記載の揮散性薬剤収容容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006523108A (ja) * 2003-03-21 2006-10-12 ジボダン エス エー 蒸気拡散装置
JP2010530259A (ja) * 2007-06-14 2010-09-09 フイルメニツヒ ソシエテ アノニム 揮発性物質を計量分配するための装置
WO2012097468A1 (zh) * 2011-01-17 2012-07-26 Yao Lujian 可调节气流香薰枕套

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