JPH05193075A - 易開封性共押出複合フイルム - Google Patents
易開封性共押出複合フイルムInfo
- Publication number
- JPH05193075A JPH05193075A JP4009347A JP934792A JPH05193075A JP H05193075 A JPH05193075 A JP H05193075A JP 4009347 A JP4009347 A JP 4009347A JP 934792 A JP934792 A JP 934792A JP H05193075 A JPH05193075 A JP H05193075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composite film
- property
- sealing
- seal
- peel layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール後の密封性と容易に開封できる開封性
の両特性を満足したいわゆるシール・ピール層を有する
易開封性共押出複合フイルムを提供する。 【構成】 最外層として、エチレン−酢酸ビニル共重合
体を主成分とし凝集力が100〜500g/15mm幅
の凝集破壊性を有するシール・ピール層を設け、当該シ
ール・ピール層の厚さが5〜25μmの範囲であること
を特徴とする易開封性共押出複合フイルム。 【効果】 本発明の易開封性共押出複合フイルムは、密
封性と開封性の性能を兼ね備えているため各種蓋材とシ
ールして用いる深絞り底材用として好適に使用できる。
の両特性を満足したいわゆるシール・ピール層を有する
易開封性共押出複合フイルムを提供する。 【構成】 最外層として、エチレン−酢酸ビニル共重合
体を主成分とし凝集力が100〜500g/15mm幅
の凝集破壊性を有するシール・ピール層を設け、当該シ
ール・ピール層の厚さが5〜25μmの範囲であること
を特徴とする易開封性共押出複合フイルム。 【効果】 本発明の易開封性共押出複合フイルムは、密
封性と開封性の性能を兼ね備えているため各種蓋材とシ
ールして用いる深絞り底材用として好適に使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合フイルムに係り、特
に密封性と開封性に優れた深絞り底材用として好適に使
用できる易開封性共押出複合フイルムに関する。
に密封性と開封性に優れた深絞り底材用として好適に使
用できる易開封性共押出複合フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】各種樹脂からなる層構成の
複合フイルムを深絞り成形し、この深絞り底材にスライ
スハムなどを充填後、蓋材をヒートシールすることがな
され、得られる包装物には、流通や保管時に内容物を保
護するためのシール面での良好な密封性が要求され、内
容物を取出す際には、当該シール面で容易に開封できる
易開封性を満足するものが要求されているが、両特性を
満足したいわゆるシール・ピール層を有する複合フイル
ムは無かった。
複合フイルムを深絞り成形し、この深絞り底材にスライ
スハムなどを充填後、蓋材をヒートシールすることがな
され、得られる包装物には、流通や保管時に内容物を保
護するためのシール面での良好な密封性が要求され、内
容物を取出す際には、当該シール面で容易に開封できる
易開封性を満足するものが要求されているが、両特性を
満足したいわゆるシール・ピール層を有する複合フイル
ムは無かった。
【0003】易開封性複合フイルムでは通常そのシール
面での剥離状態により、界面破壊タイプと凝集破壊タイ
プに分類され、シール・ピール層に使用する樹脂によっ
て相違している。例えば、界面破壊タイプとしては、片
側シール層の樹脂をエチレンー酢酸ビニル共重合体、他
層の樹脂をアイオノマー樹脂とした組合せのもの等があ
り、凝集破壊タイプとしては、エチレンー酢酸ビニル共
重合体にポリプロピレン樹脂などの他のポリオレフィン
樹脂を混合したものが挙げられる。
面での剥離状態により、界面破壊タイプと凝集破壊タイ
プに分類され、シール・ピール層に使用する樹脂によっ
て相違している。例えば、界面破壊タイプとしては、片
側シール層の樹脂をエチレンー酢酸ビニル共重合体、他
層の樹脂をアイオノマー樹脂とした組合せのもの等があ
り、凝集破壊タイプとしては、エチレンー酢酸ビニル共
重合体にポリプロピレン樹脂などの他のポリオレフィン
樹脂を混合したものが挙げられる。
【0004】ここで前者の界面破壊タイプでは、シール
温度の影響を受けやすく、シール加工時の最適温度範囲
が非常に狭いためにシール温度が低いとシールが不完全
になり、反対に高いとシール強度が強すぎて開封できな
いという欠点が有る。これに対して後者ではシール加工
時の最適温度範囲は広いが、開封時に開封部分に糸状の
残存部分が発生する「毛羽だち」や、開封が不完全にな
る「膜残り」が発生し開封時使用しずらいという問題が
あった。
温度の影響を受けやすく、シール加工時の最適温度範囲
が非常に狭いためにシール温度が低いとシールが不完全
になり、反対に高いとシール強度が強すぎて開封できな
いという欠点が有る。これに対して後者ではシール加工
時の最適温度範囲は広いが、開封時に開封部分に糸状の
残存部分が発生する「毛羽だち」や、開封が不完全にな
る「膜残り」が発生し開封時使用しずらいという問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決し、特に比較的広幅でヒートシールを行う面シール
において密封性と易開封性を満足した凝集破壊タイプの
シール・ピール層を有する易開封性共押出複合フイルム
を得ることに成功したものであり、その要旨とするとこ
ろは、最外層として、エチレン−酢酸ビニル共重合体を
主成分とし凝集力が100〜500g/15mm幅の凝
集破壊性を有するシール・ピール層を設け、当該シール
・ピール層の厚さが5〜25μmの範囲であることを特
徴とする易開封性共押出複合フイルムにある。
解決し、特に比較的広幅でヒートシールを行う面シール
において密封性と易開封性を満足した凝集破壊タイプの
シール・ピール層を有する易開封性共押出複合フイルム
を得ることに成功したものであり、その要旨とするとこ
ろは、最外層として、エチレン−酢酸ビニル共重合体を
主成分とし凝集力が100〜500g/15mm幅の凝
集破壊性を有するシール・ピール層を設け、当該シール
・ピール層の厚さが5〜25μmの範囲であることを特
徴とする易開封性共押出複合フイルムにある。
【0006】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の
複合フイルムは、各種樹脂から構成される複数層のもの
が使用できるが、最外層に凝集破壊性を有するシール・
ピール層を設け、このシール・ピール層の凝集力を10
0〜500g/15mm幅の範囲とする必要がある。複
合フイルムの製造方法は通常の共押出成形法により製膜
する。シール・ピール層の凝集力は100g/15mm
幅未満ではシール後、輸送などの取扱い時に開封してし
まうという問題があり、500g/15mm幅を越える
と、毛羽だちや、開封が不完全になる膜残りが発生し開
封しずらいという問題が有る。
複合フイルムは、各種樹脂から構成される複数層のもの
が使用できるが、最外層に凝集破壊性を有するシール・
ピール層を設け、このシール・ピール層の凝集力を10
0〜500g/15mm幅の範囲とする必要がある。複
合フイルムの製造方法は通常の共押出成形法により製膜
する。シール・ピール層の凝集力は100g/15mm
幅未満ではシール後、輸送などの取扱い時に開封してし
まうという問題があり、500g/15mm幅を越える
と、毛羽だちや、開封が不完全になる膜残りが発生し開
封しずらいという問題が有る。
【0007】凝集力の測定方法は、上記複合フイルムの
最外層にエチレンー酢酸ビニル共重合体層(EVA)を
シール層にした複合フイルムをヒートシール(シール温
度=130℃)し、ついで、この部分を引張速度200
mm/分で180゜剥離したときの安定した剥離状態で
の剥離強度を測定した数値である。シール・ピール層に
はEVAを主成分とするもので上記凝集力を満足するも
のであれば各種樹脂との組合せが可能であるが、特にE
VAを100重量部にポリブテン−1(PB−1)を5
0〜100重量部の範囲で添加したものが好適に使用で
きる。50重量部未満では開封時開封しずらく、100
重量部を越すものでは密封性に劣る。
最外層にエチレンー酢酸ビニル共重合体層(EVA)を
シール層にした複合フイルムをヒートシール(シール温
度=130℃)し、ついで、この部分を引張速度200
mm/分で180゜剥離したときの安定した剥離状態で
の剥離強度を測定した数値である。シール・ピール層に
はEVAを主成分とするもので上記凝集力を満足するも
のであれば各種樹脂との組合せが可能であるが、特にE
VAを100重量部にポリブテン−1(PB−1)を5
0〜100重量部の範囲で添加したものが好適に使用で
きる。50重量部未満では開封時開封しずらく、100
重量部を越すものでは密封性に劣る。
【0008】ここでシール・ピール層は開封時凝集破壊
による剥離を生じる凝集破壊性を有する必要があり、例
え、凝集力が本発明の範囲内であっても界面破壊性のも
のでは、シール温度の影響を受けやすく安定した性能が
出ないという問題がある。また、シール層の厚さは5〜
25μmの範囲にする必要があり、5μm未満では、密
封性が劣り、また製膜がやりずらいという問題がある。
25μmを越えるものでは開封時に毛羽だちや、膜残り
が発生し開封しずらいという問題がある。以下、実施例
で本発明を具体的に説明する。
による剥離を生じる凝集破壊性を有する必要があり、例
え、凝集力が本発明の範囲内であっても界面破壊性のも
のでは、シール温度の影響を受けやすく安定した性能が
出ないという問題がある。また、シール層の厚さは5〜
25μmの範囲にする必要があり、5μm未満では、密
封性が劣り、また製膜がやりずらいという問題がある。
25μmを越えるものでは開封時に毛羽だちや、膜残り
が発生し開封しずらいという問題がある。以下、実施例
で本発明を具体的に説明する。
【0009】
【実施例】複合フイルムの層構成を下記構成の5層品と
した。 [エチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物/ナイロン6
ー66/接着性樹脂/EVA/シール・ピール層]シー
ル・ピール層に使用する樹脂の混合比率及び厚みを表1
記載の内容で変更し、共押出成形して評価用の複合フイ
ルムとした(表1に示したEVAの酢酸ビニル含有率は
5重量%)。得られた複合フイルムを用い前述した方法
により凝集力の測定と開封性、及び密封性を評価し、そ
の結果を表1に示した。
した。 [エチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物/ナイロン6
ー66/接着性樹脂/EVA/シール・ピール層]シー
ル・ピール層に使用する樹脂の混合比率及び厚みを表1
記載の内容で変更し、共押出成形して評価用の複合フイ
ルムとした(表1に示したEVAの酢酸ビニル含有率は
5重量%)。得られた複合フイルムを用い前述した方法
により凝集力の測定と開封性、及び密封性を評価し、そ
の結果を表1に示した。
【0010】開封性については、上記複合フイルムを用
いて直径100mm、深さ20mmに絞り成形して底材
を得、スライスハムを充填した後、蓋材(2軸延伸ポリ
プロピレン/Kコートセロファン/EVA、シール層)
を130℃でヒートシーラーにより面シールした後、指
で蓋材を引剥がして剥離状態を評価した。容易に剥離で
き、剥離面が凝集破壊されたものを(○)、シール強度
が強すぎ開封しずらかったものを(△)、毛羽だち、膜
残りが発生したものを(×)とした。密封性について
は、上記のスライスハムを充填した包装体を用いて、2
0個箱詰めし落下テスト(1.8mの高さから底面落下
を4回実施)後の状態を評価した。蓋材の剥離などなく
良好なもの(○)、蓋材の剥離が見られたもの(×)と
した。
いて直径100mm、深さ20mmに絞り成形して底材
を得、スライスハムを充填した後、蓋材(2軸延伸ポリ
プロピレン/Kコートセロファン/EVA、シール層)
を130℃でヒートシーラーにより面シールした後、指
で蓋材を引剥がして剥離状態を評価した。容易に剥離で
き、剥離面が凝集破壊されたものを(○)、シール強度
が強すぎ開封しずらかったものを(△)、毛羽だち、膜
残りが発生したものを(×)とした。密封性について
は、上記のスライスハムを充填した包装体を用いて、2
0個箱詰めし落下テスト(1.8mの高さから底面落下
を4回実施)後の状態を評価した。蓋材の剥離などなく
良好なもの(○)、蓋材の剥離が見られたもの(×)と
した。
【表1】
【0011】表1から本発明複合フイルムである試料1
乃至4は開封性、密封性ともに優れていることが判る。
これに対して凝集力が低い試料5は密封性に劣り、凝集
力が高すぎる試料6は開封性に劣り、シール・ピール層
が厚すぎる試料7,8についても毛羽だち、膜残りが発
生し開封性に劣ることが判る。
乃至4は開封性、密封性ともに優れていることが判る。
これに対して凝集力が低い試料5は密封性に劣り、凝集
力が高すぎる試料6は開封性に劣り、シール・ピール層
が厚すぎる試料7,8についても毛羽だち、膜残りが発
生し開封性に劣ることが判る。
【発明の効果】本発明の易開封性共押出複合フイルム
は、シール後の密封性に優れていると共に容易に開封で
きる性能を兼ね備えているため各種蓋材とシールして用
いる深絞り底材用として好適に使用できる。
は、シール後の密封性に優れていると共に容易に開封で
きる性能を兼ね備えているため各種蓋材とシールして用
いる深絞り底材用として好適に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/20 LCZ 7107−4J B29K 23:00 B29L 9:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 最外層として、エチレン−酢酸ビニル共
重合体を主成分とし凝集力が100〜500g/15m
m幅の凝集破壊性を有するシール・ピール層を設け、当
該シール・ピール層の厚さが5〜25μmの範囲である
ことを特徴とする易開封性共押出複合フイルム。 - 【請求項2】 シール・ピール層がエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体100重量部に対してポリブテン−1を50
〜100重量部の範囲で添加してなることを特徴とする
請求項1記載の易開封性共押出複合フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009347A JPH05193075A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 易開封性共押出複合フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009347A JPH05193075A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 易開封性共押出複合フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193075A true JPH05193075A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=11717942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009347A Pending JPH05193075A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 易開封性共押出複合フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193075A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07186234A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 易開封性包装材料の製造方法 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009347A patent/JPH05193075A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07186234A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 易開封性包装材料の製造方法 |
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