JPH05193655A - 板ガラス収容装置 - Google Patents
板ガラス収容装置Info
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- JPH05193655A JPH05193655A JP4024533A JP2453392A JPH05193655A JP H05193655 A JPH05193655 A JP H05193655A JP 4024533 A JP4024533 A JP 4024533A JP 2453392 A JP2453392 A JP 2453392A JP H05193655 A JPH05193655 A JP H05193655A
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- plate glass
- supporting
- container
- glass
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大判の板ガラスを安全に、かつ結露なく輸送
するとともに、段積みした状態で野積み保管を可能にす
る。 【構成】 少なくとも上部部材16が取外し可能であ
り、主柱部材12の上部が折畳み可能なコンテナ1の内
部に支持部材2および基部規制部材3を設け、板ガラス
を複数枚積重状態で支承する断面ほぼL字状の折畳み可
能な板ガラス支承部材4を両部材2,3と係合する状態
で取り出し可能に収容し、しかも板ガラス支承部材4の
受け部41に所定間隔毎にサンドバッグ45を配置し、
中央部のサンドバッグ45の厚みが端縁部のサンドバッ
グ45の厚みよりも大きくなるように各サンドバッグ4
5の厚みを設定している。
するとともに、段積みした状態で野積み保管を可能にす
る。 【構成】 少なくとも上部部材16が取外し可能であ
り、主柱部材12の上部が折畳み可能なコンテナ1の内
部に支持部材2および基部規制部材3を設け、板ガラス
を複数枚積重状態で支承する断面ほぼL字状の折畳み可
能な板ガラス支承部材4を両部材2,3と係合する状態
で取り出し可能に収容し、しかも板ガラス支承部材4の
受け部41に所定間隔毎にサンドバッグ45を配置し、
中央部のサンドバッグ45の厚みが端縁部のサンドバッ
グ45の厚みよりも大きくなるように各サンドバッグ4
5の厚みを設定している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は板ガラス収容装置に関
し、さらに詳細にいえば、大判の板ガラスであっても多
数枚積重状態のままで割れ、結露等を生じさせることな
く収容でき、収容状態のままで種々の輸送機関を用いて
輸送できる新規な板ガラス収容装置に関する。
し、さらに詳細にいえば、大判の板ガラスであっても多
数枚積重状態のままで割れ、結露等を生じさせることな
く収容でき、収容状態のままで種々の輸送機関を用いて
輸送できる新規な板ガラス収容装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から板ガラスを輸送するための方法
として、板ガラス製造工場において多数枚の板ガラスを
パレット上に積重して固縛することにより一体化し、ト
ラック、一般貨物船、貨物列車等に収容した状態で目的
地まで輸送する方法が一般的に採用されている。また、
場合によっては、上記のようにして一体化された板ガラ
スを国際規格に準拠したドライコンテナに収容するよう
にしている。
として、板ガラス製造工場において多数枚の板ガラスを
パレット上に積重して固縛することにより一体化し、ト
ラック、一般貨物船、貨物列車等に収容した状態で目的
地まで輸送する方法が一般的に採用されている。また、
場合によっては、上記のようにして一体化された板ガラ
スを国際規格に準拠したドライコンテナに収容するよう
にしている。
【0003】また、最終ユーザ向けの板ガラス輸送方法
として断面形状がほぼA字形のラックに複数枚の板ガラ
スを支承して固縛し、この状態でトラックによる輸送を
行なう方法も採用されている。
として断面形状がほぼA字形のラックに複数枚の板ガラ
スを支承して固縛し、この状態でトラックによる輸送を
行なう方法も採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、ビルの窓の大型
化が一般的になりつつあり、この影響を受けて板ガラス
の最大サイズも大型化している。また、ビルの窓のサイ
ズの多様化、自動車、列車の窓のサイズの多様化の影響
を受けて板ガラスの高品質化、多品種化等が顕著にな
り、これら大型化し、あるいは高品質化した板ガラスを
割れ、結露等を排除した状態で輸送するための方策が模
索されている。
化が一般的になりつつあり、この影響を受けて板ガラス
の最大サイズも大型化している。また、ビルの窓のサイ
ズの多様化、自動車、列車の窓のサイズの多様化の影響
を受けて板ガラスの高品質化、多品種化等が顕著にな
り、これら大型化し、あるいは高品質化した板ガラスを
割れ、結露等を排除した状態で輸送するための方策が模
索されている。
【0005】ところで、多数枚の板ガラスをパレット上
に積重して固縛する方法を採用した場合には、板ガラス
が非常に割れ易いのであるから、トラック、一般貨物
船、貨物列車に対する積み付け、積みおろしを細心の注
意を払いながら行なわなければならず、著しく作業能率
を低下させてしまうことになるという不都合がある。そ
して、板ガラス製造工場から目的地までの間において輸
送機関を複数回変更することが一般的であることを考慮
すれば、積み付け、積みおろしを行なう設備を有してい
ない箇所でこれらの作業を行なわなければならなくなる
可能性が高く、これらの不都合が一層顕著になってしま
う。
に積重して固縛する方法を採用した場合には、板ガラス
が非常に割れ易いのであるから、トラック、一般貨物
船、貨物列車に対する積み付け、積みおろしを細心の注
意を払いながら行なわなければならず、著しく作業能率
を低下させてしまうことになるという不都合がある。そ
して、板ガラス製造工場から目的地までの間において輸
送機関を複数回変更することが一般的であることを考慮
すれば、積み付け、積みおろしを行なう設備を有してい
ない箇所でこれらの作業を行なわなければならなくなる
可能性が高く、これらの不都合が一層顕著になってしま
う。
【0006】また、多品種化に伴なってある程度の枚数
の板ガラスをディーラ等に輸送した後に板ガラスをその
まま保管しておかなければならなくなる可能性が高く、
しかもガラスは長時間濡れたままにしておくと曇りを生
じてしまい、商品価値を著しく低下させることになるの
であるから、このような不都合を生じることのない保管
施設が必要になる。また、保管施設内における板ガラス
の保管に当っては、板ガラスの割れを防止しなければな
らないのであるから、パレット上に固縛された状態の板
ガラスを複数段積重することは許されず、保管施設の面
積が著しく大きくなってしまうという不都合がある。さ
らに、パレット上に固縛された板ガラスをドライコンテ
ナに収容する場合には、板ガラスの最大サイズがドライ
コンテナの平面サイズを越えない場合にのみ適用可能で
あり、適用可能な板ガラスの最大サイズが制約されてし
まうという不都合がある。
の板ガラスをディーラ等に輸送した後に板ガラスをその
まま保管しておかなければならなくなる可能性が高く、
しかもガラスは長時間濡れたままにしておくと曇りを生
じてしまい、商品価値を著しく低下させることになるの
であるから、このような不都合を生じることのない保管
施設が必要になる。また、保管施設内における板ガラス
の保管に当っては、板ガラスの割れを防止しなければな
らないのであるから、パレット上に固縛された状態の板
ガラスを複数段積重することは許されず、保管施設の面
積が著しく大きくなってしまうという不都合がある。さ
らに、パレット上に固縛された板ガラスをドライコンテ
ナに収容する場合には、板ガラスの最大サイズがドライ
コンテナの平面サイズを越えない場合にのみ適用可能で
あり、適用可能な板ガラスの最大サイズが制約されてし
まうという不都合がある。
【0007】また、断面形状がほぼA字形のラックに複
数枚の板ガラスを支承して固縛する方法を採用した場合
には、ラック自体が鋼材で形成されている関係上、支承
する板ガラスの重量が大きくなれば当然に変形を生じ
る。もちろん、板ガラスにも変形が生じる。しかし、ラ
ック自体と板ガラスとは線膨脹率(前者が11×10- 6
/℃、後者が8.5〜9×10-6/℃)、ヤング率(前
者が2,100,000kg/cm2、後者が720,00
0kg/cm2等が大巾に異なるためにラック自体が板ガラ
スを前面にわたって安定に支承することはあり得ず、最
も変形が大きいラックの中央部において板ガラスに割れ
を生じさせる変形量になり、板ガラスに割れを生じてし
まうという不都合がある。したがって、A字形のラック
を用いる板ガラスの輸送は、小さいサイズの板ガラスに
適用されているだけであり、大きいサイズの板ガラスに
は適用されていない。また、比較的小さいサイズの板ガ
ラスに対処すべくA字形のラックを用いる場合には、板
ガラスの輸送を行なった後にラックのみを回収するに当
ってラック自体がかなり大きい空間を占めた状態になる
のであるから、回収時の空間利用効率が低下し、ひいて
はラックを回収するためのコストが嵩んでしまう。特
に、A字形のラックに板ガラスを収容し、この状態で密
閉型のコンテナに収容することにより風雨等の影響を排
除する場合には、上記の不都合が顕著になってしまう。
数枚の板ガラスを支承して固縛する方法を採用した場合
には、ラック自体が鋼材で形成されている関係上、支承
する板ガラスの重量が大きくなれば当然に変形を生じ
る。もちろん、板ガラスにも変形が生じる。しかし、ラ
ック自体と板ガラスとは線膨脹率(前者が11×10- 6
/℃、後者が8.5〜9×10-6/℃)、ヤング率(前
者が2,100,000kg/cm2、後者が720,00
0kg/cm2等が大巾に異なるためにラック自体が板ガラ
スを前面にわたって安定に支承することはあり得ず、最
も変形が大きいラックの中央部において板ガラスに割れ
を生じさせる変形量になり、板ガラスに割れを生じてし
まうという不都合がある。したがって、A字形のラック
を用いる板ガラスの輸送は、小さいサイズの板ガラスに
適用されているだけであり、大きいサイズの板ガラスに
は適用されていない。また、比較的小さいサイズの板ガ
ラスに対処すべくA字形のラックを用いる場合には、板
ガラスの輸送を行なった後にラックのみを回収するに当
ってラック自体がかなり大きい空間を占めた状態になる
のであるから、回収時の空間利用効率が低下し、ひいて
はラックを回収するためのコストが嵩んでしまう。特
に、A字形のラックに板ガラスを収容し、この状態で密
閉型のコンテナに収容することにより風雨等の影響を排
除する場合には、上記の不都合が顕著になってしまう。
【0008】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、割れが生じやすいサイズの板ガラスであ
っても割れを生じさせることなく収容でき、収容状態の
ままで輸送でき、しかも輸送、保管中における結露を防
止できるとともに、複数段積重した状態での保管を可能
とし、しかも板ガラスを収容していない状態において嵩
低くできる新規な板ガラス収容装置を提供することを目
的としている。
たものであり、割れが生じやすいサイズの板ガラスであ
っても割れを生じさせることなく収容でき、収容状態の
ままで輸送でき、しかも輸送、保管中における結露を防
止できるとともに、複数段積重した状態での保管を可能
とし、しかも板ガラスを収容していない状態において嵩
低くできる新規な板ガラス収容装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの、請求項1の板ガラス収容装置は、上部部材が取外
し可能であるとともに、上部部材を支承する主柱部材の
上部が折畳み可能なコンテナの内部に板ガラスを複数枚
積重状態で支承可能なほぼL字形の金属製の1対の板ガ
ラス支承部材を背中合せ状に着脱可能に一体化してなる
板ガラス支承部を取り出し可能に収容しているととも
に、両板ガラス支承部材を所定角度傾倒状態で支持する
支持部材を有しており、しかも、各板ガラス支承部材
が、主柱部材の非折畳み部分よりも低い高さに折畳み可
能に構成されている。
めの、請求項1の板ガラス収容装置は、上部部材が取外
し可能であるとともに、上部部材を支承する主柱部材の
上部が折畳み可能なコンテナの内部に板ガラスを複数枚
積重状態で支承可能なほぼL字形の金属製の1対の板ガ
ラス支承部材を背中合せ状に着脱可能に一体化してなる
板ガラス支承部を取り出し可能に収容しているととも
に、両板ガラス支承部材を所定角度傾倒状態で支持する
支持部材を有しており、しかも、各板ガラス支承部材
が、主柱部材の非折畳み部分よりも低い高さに折畳み可
能に構成されている。
【0010】請求項2の板ガラス収容装置は、板ガラス
支承部材が、主柱部材の非折畳み部分よりも高くない所
定高さを単位として分割されているとともに、各分割部
分を順次逆方向に折畳み可能に連結する連結部材を有し
ている。請求項3の板ガラス収容装置は、最も上位の分
割部分および最も下位の分割部分のみが、両端部に板ガ
ラスの端部を規制する板ガラス規制部材を有している。
支承部材が、主柱部材の非折畳み部分よりも高くない所
定高さを単位として分割されているとともに、各分割部
分を順次逆方向に折畳み可能に連結する連結部材を有し
ている。請求項3の板ガラス収容装置は、最も上位の分
割部分および最も下位の分割部分のみが、両端部に板ガ
ラスの端部を規制する板ガラス規制部材を有している。
【0011】請求項4の板ガラス収容装置は、板ガラス
支承部として、1対の板ガラス支承部材を背中合せ状に
配置した状態において対応箇所に設けられた係合部材同
士を連結部材により連結することによりA字状に一体化
されてなるものを用いている。請求項5の板ガラス収容
装置は、支持部材よりも所定距離だけ離れた位置に各板
ガラス支承部材の傾倒を阻止する傾倒阻止部材をさらに
有している。
支承部として、1対の板ガラス支承部材を背中合せ状に
配置した状態において対応箇所に設けられた係合部材同
士を連結部材により連結することによりA字状に一体化
されてなるものを用いている。請求項5の板ガラス収容
装置は、支持部材よりも所定距離だけ離れた位置に各板
ガラス支承部材の傾倒を阻止する傾倒阻止部材をさらに
有している。
【0012】請求項6の板ガラス収容装置は、板ガラス
支承部材が、所定間隔毎に上下方向に延びる吸湿性の緩
衝部材を板ガラスと正対する面に有しているとともに、
中央部の緩衝部材の厚みが端縁部の緩衝部材の厚みより
も大きくなるように各緩衝部材の厚みが設定されてい
る。請求項7の板ガラス収容装置は、各緩衝部材の厚み
が、板ガラス支承部材を所定角度傾倒させた状態におい
て緩衝部材の板ガラス支承面がほぼ面一状になるように
設定されている。
支承部材が、所定間隔毎に上下方向に延びる吸湿性の緩
衝部材を板ガラスと正対する面に有しているとともに、
中央部の緩衝部材の厚みが端縁部の緩衝部材の厚みより
も大きくなるように各緩衝部材の厚みが設定されてい
る。請求項7の板ガラス収容装置は、各緩衝部材の厚み
が、板ガラス支承部材を所定角度傾倒させた状態におい
て緩衝部材の板ガラス支承面がほぼ面一状になるように
設定されている。
【0013】請求項8の板ガラス収容装置は、吸湿性の
緩衝部材として乾燥砂を充填したサンドバックを用いて
いる。
緩衝部材として乾燥砂を充填したサンドバックを用いて
いる。
【0014】
【作用】請求項1の板ガラス収容装置であれば、コンテ
ナの上部部材を取外した状態で、複数枚の板ガラスを積
重状態で支承した板ガラス支承部材を収容し、1対の板
ガラス支承部材を背中合せ状に一体化して支持部材によ
り両板ガラス支承部材を安定に保持する。したがって、
板ガラス支承部材に板ガラスを固縛するとともに、上部
部材をコンテナに装着した状態で通常のコンテナ貨物と
同様の取扱いを行なうことにより板ガラスの輸送および
保管を達成できる。また、これらの間に支持部材により
板ガラス支承部材を変形が少ない状態で支持できるので
板ガラスの割れを防止できる。さらに、板ガラスを収容
していない状態においては、板ガラス支承部材およびコ
ンテナの主柱部材を折畳むことにより、全体として嵩低
くできる。
ナの上部部材を取外した状態で、複数枚の板ガラスを積
重状態で支承した板ガラス支承部材を収容し、1対の板
ガラス支承部材を背中合せ状に一体化して支持部材によ
り両板ガラス支承部材を安定に保持する。したがって、
板ガラス支承部材に板ガラスを固縛するとともに、上部
部材をコンテナに装着した状態で通常のコンテナ貨物と
同様の取扱いを行なうことにより板ガラスの輸送および
保管を達成できる。また、これらの間に支持部材により
板ガラス支承部材を変形が少ない状態で支持できるので
板ガラスの割れを防止できる。さらに、板ガラスを収容
していない状態においては、板ガラス支承部材およびコ
ンテナの主柱部材を折畳むことにより、全体として嵩低
くできる。
【0015】請求項2の板ガラス収容装置であれば、板
ガラス支承部材が、主柱部材の非折畳み部分よりも高く
ない所定高さを単位として分割されているとともに、各
分割部分を順次逆方向に折畳み可能に連結する連結部材
を有しているので、所定高さ毎に分割された各分割部分
を順次折畳むことによりコンテナ内部において板ガラス
支承部材を嵩低く折畳むことができ、その後、コンテナ
の主柱部材を折畳んで最後にコンテナの上部部材を支承
することにより全体を著しく嵩低くできる。
ガラス支承部材が、主柱部材の非折畳み部分よりも高く
ない所定高さを単位として分割されているとともに、各
分割部分を順次逆方向に折畳み可能に連結する連結部材
を有しているので、所定高さ毎に分割された各分割部分
を順次折畳むことによりコンテナ内部において板ガラス
支承部材を嵩低く折畳むことができ、その後、コンテナ
の主柱部材を折畳んで最後にコンテナの上部部材を支承
することにより全体を著しく嵩低くできる。
【0016】請求項3の板ガラス収容装置であれば、最
も上位の分割部分および最も下位の分割部分のみが、両
端部に板ガラスの端部を規制する板ガラス規制部材を有
しているので、板ガラスの位置ずれを板ガラス規制部材
により確実に阻止でき、しかも板ガラス規制部材が最も
上位および最も下位の分割部分のみに設けられているの
であるから、何ら支承なく板ガラス支承部材の折畳みを
達成できる。
も上位の分割部分および最も下位の分割部分のみが、両
端部に板ガラスの端部を規制する板ガラス規制部材を有
しているので、板ガラスの位置ずれを板ガラス規制部材
により確実に阻止でき、しかも板ガラス規制部材が最も
上位および最も下位の分割部分のみに設けられているの
であるから、何ら支承なく板ガラス支承部材の折畳みを
達成できる。
【0017】請求項4の板ガラス収容装置であれば、板
ガラス支承部が、1対の板ガラス支承部材を背中合せ状
に配置した状態において対応箇所に設けられた係合部材
同士を連結部材により連結することによりA字状に一体
化されてなるものであるから、1対の板ガラス支承部材
同士をA字状に一体化したままの状態で簡単に取扱うこ
とができ、運搬等の処理を簡単に達成できる。そして、
これらの場合における形状保持をも確実化できる。
ガラス支承部が、1対の板ガラス支承部材を背中合せ状
に配置した状態において対応箇所に設けられた係合部材
同士を連結部材により連結することによりA字状に一体
化されてなるものであるから、1対の板ガラス支承部材
同士をA字状に一体化したままの状態で簡単に取扱うこ
とができ、運搬等の処理を簡単に達成できる。そして、
これらの場合における形状保持をも確実化できる。
【0018】請求項5の板ガラス収容装置であれば、支
持部材よりも所定距離だけ離れた位置に各板ガラス支承
部材の傾倒を阻止する傾倒阻止部材をさらに有している
ので、A字形に一体化された板ガラス支承部材をコンテ
ナに収容した状態において重力に起因するずれ方向の力
を確実に受けることができ、さらに、1つの板ガラス支
承部材のみをコンテナに収容した状態における傾倒角度
の保持を確実に達成できるので、収容すべき板ガラスの
多少に簡単に対処できる。
持部材よりも所定距離だけ離れた位置に各板ガラス支承
部材の傾倒を阻止する傾倒阻止部材をさらに有している
ので、A字形に一体化された板ガラス支承部材をコンテ
ナに収容した状態において重力に起因するずれ方向の力
を確実に受けることができ、さらに、1つの板ガラス支
承部材のみをコンテナに収容した状態における傾倒角度
の保持を確実に達成できるので、収容すべき板ガラスの
多少に簡単に対処できる。
【0019】請求項6の板ガラス収容装置であれば、板
ガラス支承部材が、所定間隔毎に上下方向に延びる吸湿
性の緩衝部材を板ガラスと正対する面に有しているとと
もに、中央部の緩衝部材の厚みが端縁部の緩衝部材の厚
みよりも大きくなるように各緩衝部材の厚みが設定され
ているので、クレーン等により板ガラス支承部材を吊下
げてコンテナに収容するに当って板ガラス支承部材がや
や傾倒され、積重されている板ガラスの自重等により湾
曲されることになるのであるが、この湾曲を考慮して各
厚みが設定されている緩衝部材により板ガラスに余り大
きな変形を生じない状態にでき、コンテナに収容するま
での間に板ガラスが割れるという不都合を解消できる。
また、緩衝部材の吸湿性により板ガラスの結露を防止で
き、しかもコンテナを積重することにより、結果的に板
ガラスを積重状態で保管でき、保管に必要な面積を低減
できる。
ガラス支承部材が、所定間隔毎に上下方向に延びる吸湿
性の緩衝部材を板ガラスと正対する面に有しているとと
もに、中央部の緩衝部材の厚みが端縁部の緩衝部材の厚
みよりも大きくなるように各緩衝部材の厚みが設定され
ているので、クレーン等により板ガラス支承部材を吊下
げてコンテナに収容するに当って板ガラス支承部材がや
や傾倒され、積重されている板ガラスの自重等により湾
曲されることになるのであるが、この湾曲を考慮して各
厚みが設定されている緩衝部材により板ガラスに余り大
きな変形を生じない状態にでき、コンテナに収容するま
での間に板ガラスが割れるという不都合を解消できる。
また、緩衝部材の吸湿性により板ガラスの結露を防止で
き、しかもコンテナを積重することにより、結果的に板
ガラスを積重状態で保管でき、保管に必要な面積を低減
できる。
【0020】請求項7の板ガラス収容装置であれば、各
緩衝部材の厚みが、板ガラス支承部材を所定角度傾倒さ
せた状態において緩衝部材の板ガラス支承面がほぼ面一
状になるように設定されているのであるから、板ガラス
支承部材の傾倒角度の増加に伴なって板ガラスの変形量
が減少し、最終的に安定な支承状態を達成できる。請求
項8の板ガラス収容装置であれば、限界まで吸湿した乾
燥砂を焼成することにより再利用できるのみならず、そ
のまま廃棄する場合にも環境汚染を皆無にできる。
緩衝部材の厚みが、板ガラス支承部材を所定角度傾倒さ
せた状態において緩衝部材の板ガラス支承面がほぼ面一
状になるように設定されているのであるから、板ガラス
支承部材の傾倒角度の増加に伴なって板ガラスの変形量
が減少し、最終的に安定な支承状態を達成できる。請求
項8の板ガラス収容装置であれば、限界まで吸湿した乾
燥砂を焼成することにより再利用できるのみならず、そ
のまま廃棄する場合にも環境汚染を皆無にできる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図2はこの発明の板ガラス収容装置の一実施
例を示す斜視図、図2は分解斜視図であり、上部部材を
取外し、かつ板ガラス支承部材を収容した状態を示して
いる。
説明する。図2はこの発明の板ガラス収容装置の一実施
例を示す斜視図、図2は分解斜視図であり、上部部材を
取外し、かつ板ガラス支承部材を収容した状態を示して
いる。
【0022】長方形の底部部材11の4隅角部に立設し
た主柱部材12を下部主柱部材12aおよび上部主柱部
材12bに分割している。この上部主柱部材12bは下
部主柱部材12aに連続する状態で連結金具(図示せ
ず)により立設されているとともに、連結金具による連
結が外された状態において上部主柱部材12bの折畳み
を案内する折畳み案内部材12cが設けられている。
尚、折畳み方向は底部部材11の長辺に沿う方向に設定
されている。そして、下部主柱部材12a同士の間に側
部部材13a,13bが設けられており、底部部材11
の長辺と平行な側部部材13aのみが外方に向かって回
動可能に構成されている。また、1対の上部主柱部材1
2b同士の間にも底部部材11の短辺と平行な側部部材
13cが設けられている。また、上記側部部材13cの
上縁部と係合し、連結部材15により上部主柱部材12
bに取外し可能に連結される上部部材16を有してい
る。上記折畳み案内部材12cは、上部主柱部材12b
の基部を下部主柱部材12aの延長位置から内方にずら
せた状態でほぼ垂直下方に案内するものであり、折畳み
状態において下部主柱部材12aの上端が上部部材16
の装着を許容する状態になっている。
た主柱部材12を下部主柱部材12aおよび上部主柱部
材12bに分割している。この上部主柱部材12bは下
部主柱部材12aに連続する状態で連結金具(図示せ
ず)により立設されているとともに、連結金具による連
結が外された状態において上部主柱部材12bの折畳み
を案内する折畳み案内部材12cが設けられている。
尚、折畳み方向は底部部材11の長辺に沿う方向に設定
されている。そして、下部主柱部材12a同士の間に側
部部材13a,13bが設けられており、底部部材11
の長辺と平行な側部部材13aのみが外方に向かって回
動可能に構成されている。また、1対の上部主柱部材1
2b同士の間にも底部部材11の短辺と平行な側部部材
13cが設けられている。また、上記側部部材13cの
上縁部と係合し、連結部材15により上部主柱部材12
bに取外し可能に連結される上部部材16を有してい
る。上記折畳み案内部材12cは、上部主柱部材12b
の基部を下部主柱部材12aの延長位置から内方にずら
せた状態でほぼ垂直下方に案内するものであり、折畳み
状態において下部主柱部材12aの上端が上部部材16
の装着を許容する状態になっている。
【0023】さらに、コンテナ1の底部部材11の中央
部所定位置に長辺と平行な断面台形の支持部材2を配置
しているとともに、支持部材2とほぼ正対する所定位置
に基部規制部材3(図4参照)を配置している。上記支
持部材2は所定位置に板ガラス支承部材4を傾倒状態で
支承するテーパ面21を有しているとともに、上部所定
位置にロック部材22を有している。さらに、上記支持
部材2が底部部材11に対して取外し可能に設けられて
いてもよく、この場合において下部にフォークポケット
を一体的に形成しておくことが好ましく、吊り下げ作業
のみならず、フォークリフトカーによる持上げ作業にも
簡単に対処できる。
部所定位置に長辺と平行な断面台形の支持部材2を配置
しているとともに、支持部材2とほぼ正対する所定位置
に基部規制部材3(図4参照)を配置している。上記支
持部材2は所定位置に板ガラス支承部材4を傾倒状態で
支承するテーパ面21を有しているとともに、上部所定
位置にロック部材22を有している。さらに、上記支持
部材2が底部部材11に対して取外し可能に設けられて
いてもよく、この場合において下部にフォークポケット
を一体的に形成しておくことが好ましく、吊り下げ作業
のみならず、フォークリフトカーによる持上げ作業にも
簡単に対処できる。
【0024】板ガラス支承部材4は、図3から図7にも
示すように、断面形状がほぼL字状の部材であり、板ガ
ラスの平面形状に適合する受け部41の背面所定位置に
ロック部材22と係合可能な係合部材42を突出形成し
ている。そして、受け部41の板ガラスと正対する面に
所定間隔毎に乾燥砂を充填してなるサンドバッグ45を
配置し、しかも各サンドバッグ45の受け部41と直角
な方向の高さを、中央部のサンドバッグ45が高く、端
縁部のサンドバッグが低くなるように設定している。
尚、48はスプレッダ吊り具であり、49は板ガラス支
承部材4同士を連結する連結部材である。
示すように、断面形状がほぼL字状の部材であり、板ガ
ラスの平面形状に適合する受け部41の背面所定位置に
ロック部材22と係合可能な係合部材42を突出形成し
ている。そして、受け部41の板ガラスと正対する面に
所定間隔毎に乾燥砂を充填してなるサンドバッグ45を
配置し、しかも各サンドバッグ45の受け部41と直角
な方向の高さを、中央部のサンドバッグ45が高く、端
縁部のサンドバッグが低くなるように設定している。
尚、48はスプレッダ吊り具であり、49は板ガラス支
承部材4同士を連結する連結部材である。
【0025】板ガラス支承部材4についてさらに詳細に
説明する。上記ほぼL字状の板ガラス支承部材4は、2
つを1組として連結部材49により一体的に連結される
ことにより全体がほぼA字状に形成され、この状態で支
持部材2を包囲するように支持部材2と係合され、かつ
一体的に連結されるものである。そして、この状態にお
いて、両板ガラス支承部材4の上部所定位置に形成され
た連結部43が背面間において連結部材49により一体
的に連結される。そして、後述する各分割部材41aの
背面に形成した係合部材49a同士をも連結部材49に
より一体的に連結することにより、全体としてA字状の
板ガラス支承部が得られる。
説明する。上記ほぼL字状の板ガラス支承部材4は、2
つを1組として連結部材49により一体的に連結される
ことにより全体がほぼA字状に形成され、この状態で支
持部材2を包囲するように支持部材2と係合され、かつ
一体的に連結されるものである。そして、この状態にお
いて、両板ガラス支承部材4の上部所定位置に形成され
た連結部43が背面間において連結部材49により一体
的に連結される。そして、後述する各分割部材41aの
背面に形成した係合部材49a同士をも連結部材49に
より一体的に連結することにより、全体としてA字状の
板ガラス支承部が得られる。
【0026】また、上記板ガラス支承部材4は、受け部
41が下部主柱部材12aよりも高くない所定高さ毎に
分割されており(実施例においては3つの部分に分割さ
れており)、上側の2つの分割部41aの下部所定位置
に、コンテナの隅金具と係合する連結金具と同様の構成
の連結金具(回転式締め金具)41bが設けられてお
り、全ての分割部41aの上部所定位置に、コンテナの
隅金具と同様の構成の係合部材41cが設けられてお
り、さらに、これら金具に近接する所定位置に、上下の
分割部41a同士を所定距離だけ離間させるとともに、
離間させた状態における両分割部41aの相対的回動を
許容する折畳み補助部材41dが設けられている。上記
サンドバッグ45については、受け部41の高さに対応
する長さであってもよいが、各分割部41aの高さに対
応されて短く形成されていてもよい。
41が下部主柱部材12aよりも高くない所定高さ毎に
分割されており(実施例においては3つの部分に分割さ
れており)、上側の2つの分割部41aの下部所定位置
に、コンテナの隅金具と係合する連結金具と同様の構成
の連結金具(回転式締め金具)41bが設けられてお
り、全ての分割部41aの上部所定位置に、コンテナの
隅金具と同様の構成の係合部材41cが設けられてお
り、さらに、これら金具に近接する所定位置に、上下の
分割部41a同士を所定距離だけ離間させるとともに、
離間させた状態における両分割部41aの相対的回動を
許容する折畳み補助部材41dが設けられている。上記
サンドバッグ45については、受け部41の高さに対応
する長さであってもよいが、各分割部41aの高さに対
応されて短く形成されていてもよい。
【0027】さらにまた、最下位の分割部41aおよび
最上位の分割部41aの両端部所定位置に板ガラスの端
縁部と係合する規制部材41eが設けられているととも
に、規制部材41eの先端部に形成した案内溝41fと
係合する板ガラス押え部材41gが設けられている。上
記案内溝41fは下端部が分割部41aに近づくように
傾斜状態で形成されており、両端が案内溝41fと係合
する板ガラス押え部材41gは自重により下方に移動
し、表面の板ガラスと係合して板ガラスの積重状態を保
持する。また、上記規制部材41eは対応する分割部4
1aに対して回動可能に連結されており、板ガラス支承
部材4の折畳み時に対応する分割部41aの背面に沿う
ように回動させることにより折畳みをスムーズに達成で
きるようにしている。
最上位の分割部41aの両端部所定位置に板ガラスの端
縁部と係合する規制部材41eが設けられているととも
に、規制部材41eの先端部に形成した案内溝41fと
係合する板ガラス押え部材41gが設けられている。上
記案内溝41fは下端部が分割部41aに近づくように
傾斜状態で形成されており、両端が案内溝41fと係合
する板ガラス押え部材41gは自重により下方に移動
し、表面の板ガラスと係合して板ガラスの積重状態を保
持する。また、上記規制部材41eは対応する分割部4
1aに対して回動可能に連結されており、板ガラス支承
部材4の折畳み時に対応する分割部41aの背面に沿う
ように回動させることにより折畳みをスムーズに達成で
きるようにしている。
【0028】上記構成の板ガラス収容装置の作用は次の
とおりである。板ガラス支承部材4を受け部41がほぼ
水平になるように配置しておいて、製造ラインで順次製
造される板ガラスを積重する。そして、所定枚数の板ガ
ラスが積重されれば、規制部材41eを回動させること
により分割部41aから外方に突出させ、板ガラス押え
部材41gを装着することにより板ガラスを一体化す
る。その後、板ガラス支承部材4の受け部41の上縁部
所定位置および基部43の先部所定位置をワイヤロープ
48aを介してスプレッダ吊り具48と連結し、図示し
ないクレーン等により吊り上げてコンテナ1の直上まで
移動させる(図3参照)。尚、この吊り上げ状態におい
ては、大きいサイズの板ガラスであってもコンテナ1の
内部に収容しなければならないのであるから、板ガラス
支承部材4を所定角度だけ傾倒させることにより平面サ
イズをコンテナ1の平面サイズよりも小さくする。ま
た、傾倒時に自重および板ガラスの重みにより受け部4
1が大きく変形し、板ガラスが部分的にのみ受け部41
に支承され、割れが生じる状態になるように思われる
が、サンドバッグ45の高さが、中央部ほど高くなるよ
うに設定してあるので、板ガラスを余り変形させない状
態でほぼ全面的に支承でき、割れの発生を確実に防止で
きる。
とおりである。板ガラス支承部材4を受け部41がほぼ
水平になるように配置しておいて、製造ラインで順次製
造される板ガラスを積重する。そして、所定枚数の板ガ
ラスが積重されれば、規制部材41eを回動させること
により分割部41aから外方に突出させ、板ガラス押え
部材41gを装着することにより板ガラスを一体化す
る。その後、板ガラス支承部材4の受け部41の上縁部
所定位置および基部43の先部所定位置をワイヤロープ
48aを介してスプレッダ吊り具48と連結し、図示し
ないクレーン等により吊り上げてコンテナ1の直上まで
移動させる(図3参照)。尚、この吊り上げ状態におい
ては、大きいサイズの板ガラスであってもコンテナ1の
内部に収容しなければならないのであるから、板ガラス
支承部材4を所定角度だけ傾倒させることにより平面サ
イズをコンテナ1の平面サイズよりも小さくする。ま
た、傾倒時に自重および板ガラスの重みにより受け部4
1が大きく変形し、板ガラスが部分的にのみ受け部41
に支承され、割れが生じる状態になるように思われる
が、サンドバッグ45の高さが、中央部ほど高くなるよ
うに設定してあるので、板ガラスを余り変形させない状
態でほぼ全面的に支承でき、割れの発生を確実に防止で
きる。
【0029】その後、板ガラス支承部材4をコンテナ1
の内部に収容し、受け部41の背面を支持部材2のテー
パ面21に支持させ、係合部材42を受け部材22に係
合させるとともに、基部を基部規制部材3に係合させ
る。次いで、もう1つの板ガラス支承部材4に対しても
同様の作業を行なう。即ち、これらの作業が行なわれる
ことにより1対の板ガラス支承部材4が背中合せ状にコ
ンテナ1に収容される。したがって、この状態において
1対の板ガラス支承部材4同士を連結部材49により一
体的に連結し、板ガラスを支承した板ガラス支承部材4
を安定にコンテナ1内に収容、保持する(図4参照)。
この状態においては、支持部材2により板ガラス支承部
材4の受け部41の下部(最下位の分割部41a)が直
接支持されるので、受け部41の変形量が吊り下げ時よ
りも小さくなり、輸送途中における衝撃の発生に拘らず
板ガラスを安全に保持できる。
の内部に収容し、受け部41の背面を支持部材2のテー
パ面21に支持させ、係合部材42を受け部材22に係
合させるとともに、基部を基部規制部材3に係合させ
る。次いで、もう1つの板ガラス支承部材4に対しても
同様の作業を行なう。即ち、これらの作業が行なわれる
ことにより1対の板ガラス支承部材4が背中合せ状にコ
ンテナ1に収容される。したがって、この状態において
1対の板ガラス支承部材4同士を連結部材49により一
体的に連結し、板ガラスを支承した板ガラス支承部材4
を安定にコンテナ1内に収容、保持する(図4参照)。
この状態においては、支持部材2により板ガラス支承部
材4の受け部41の下部(最下位の分割部41a)が直
接支持されるので、受け部41の変形量が吊り下げ時よ
りも小さくなり、輸送途中における衝撃の発生に拘らず
板ガラスを安全に保持できる。
【0030】尚、以上には各板ガラス支承部材4毎に積
み付け作業を行なう場合について説明したが、1対の板
ガラス支承部材4が連結部材49により強固に一体化さ
れてA字状に形成されているのであるから、図8に示す
ように連結部43と係合する係合部材を有するスプレッ
ダ吊り具44を装着し、図示しないクレーン等により吊
り上げてコンテナ1への積み込み作業を行なうようにし
てもよい。この場合には、連結部材49により全体がA
字状に構成されるのであるから、各板ガラス支承部材4
を軽量化できる。
み付け作業を行なう場合について説明したが、1対の板
ガラス支承部材4が連結部材49により強固に一体化さ
れてA字状に形成されているのであるから、図8に示す
ように連結部43と係合する係合部材を有するスプレッ
ダ吊り具44を装着し、図示しないクレーン等により吊
り上げてコンテナ1への積み込み作業を行なうようにし
てもよい。この場合には、連結部材49により全体がA
字状に構成されるのであるから、各板ガラス支承部材4
を軽量化できる。
【0031】そして、最後にコンテナ1の上部主柱部材
12bを起立させ、上部部材16を装着し、側部部材1
3aの上方の開口を覆うようにシート部材13dを装着
することにより内部を密閉状態にでき、しかも緩衝部材
45が吸湿性を有しているのであるから、結露の発生を
確実に防止でき、板ガラスをコンテナ1に収容したまま
の状態で野積み保管を行なうことができるので、特別な
板ガラス保管施設を準備しておく必要がなくなる。
12bを起立させ、上部部材16を装着し、側部部材1
3aの上方の開口を覆うようにシート部材13dを装着
することにより内部を密閉状態にでき、しかも緩衝部材
45が吸湿性を有しているのであるから、結露の発生を
確実に防止でき、板ガラスをコンテナ1に収容したまま
の状態で野積み保管を行なうことができるので、特別な
板ガラス保管施設を準備しておく必要がなくなる。
【0032】また、緩衝部材45としての乾燥砂の量
は、国際規格に準拠した20フィートコンテナの場合に
約300kgあれば十分である。以上は板ガラスを収容し
て輸送、保管等を行なう場合の作用であるが、板ガラス
を全く収容しない場合の作用は次のとおりである。この
場合には、図9に示すように、連結金具41bと係合部
材41cとの係合を外し、上位の分割部41aをある程
度持上げた状態でほぼ180°回動させることにより板
ガラス支承部材4を折畳む。尚、各分割部41aの折畳
み方向は、隣合う分割部41aに対して逆方向となるよ
うに設定されているのであるから、上記作業を順次遂行
するだけで簡単に板ガラス支承部材4を嵩低く折畳むこ
とができる。その後は、コンテナ1の上部主柱部材12
bをほぼ水平状態まで回動させ、次いで、下部主柱部材
12aの上部に上部部材16を連結することにより、全
体を著しく嵩低く折畳むことができる(図10および図
11参照)。したがって、板ガラス収容部材を回収する
場合に必要な空間を著しく小さくでき、回収時の空間利
用効率を大幅に向上できる。もちろん、回収した板ガラ
ス収容部材を保管するための空間利用効率をも大幅に向
上できる。
は、国際規格に準拠した20フィートコンテナの場合に
約300kgあれば十分である。以上は板ガラスを収容し
て輸送、保管等を行なう場合の作用であるが、板ガラス
を全く収容しない場合の作用は次のとおりである。この
場合には、図9に示すように、連結金具41bと係合部
材41cとの係合を外し、上位の分割部41aをある程
度持上げた状態でほぼ180°回動させることにより板
ガラス支承部材4を折畳む。尚、各分割部41aの折畳
み方向は、隣合う分割部41aに対して逆方向となるよ
うに設定されているのであるから、上記作業を順次遂行
するだけで簡単に板ガラス支承部材4を嵩低く折畳むこ
とができる。その後は、コンテナ1の上部主柱部材12
bをほぼ水平状態まで回動させ、次いで、下部主柱部材
12aの上部に上部部材16を連結することにより、全
体を著しく嵩低く折畳むことができる(図10および図
11参照)。したがって、板ガラス収容部材を回収する
場合に必要な空間を著しく小さくでき、回収時の空間利
用効率を大幅に向上できる。もちろん、回収した板ガラ
ス収容部材を保管するための空間利用効率をも大幅に向
上できる。
【0033】尚、この発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば、板ガラス支承部材4に対して、
比較的少数の板ガラスを収容した補助板ガラス支承部材
を複数個支承させておくことにより、複数の板ガラス輸
送先における板ガラス積みおろし作業を簡素化すること
が可能であるほか、コンテナ1の底部にある程度の乾燥
砂を収容しておくことにより板ガラス支承部材4を緩衝
支持することが可能であり、さらに、乾燥砂に代えてシ
リカゲル等の吸湿性を有する緩衝材料を採用することが
可能であるほか、この発明の要旨を変更しない範囲内に
おいて種々の設計変更を施すことが可能である。
ものではなく、例えば、板ガラス支承部材4に対して、
比較的少数の板ガラスを収容した補助板ガラス支承部材
を複数個支承させておくことにより、複数の板ガラス輸
送先における板ガラス積みおろし作業を簡素化すること
が可能であるほか、コンテナ1の底部にある程度の乾燥
砂を収容しておくことにより板ガラス支承部材4を緩衝
支持することが可能であり、さらに、乾燥砂に代えてシ
リカゲル等の吸湿性を有する緩衝材料を採用することが
可能であるほか、この発明の要旨を変更しない範囲内に
おいて種々の設計変更を施すことが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、クレー
ン等により板ガラス支承部材を吊下げてコンテナに収容
するに当って板ガラスに余り大きな変形を生じない状態
にでき、コンテナに収容するまでの間に板ガラスが割れ
るという不都合を解消でき、コンテナに板ガラス支承部
材が収容された状態においては、1対の板ガラス支承部
材同士の背中合せ状の連結および支持部材により板ガラ
ス支承部材を変形が少ない状態で支持できるので板ガラ
スの割れを確実に防止でき、しかもコンテナを積重する
ことにより、結果的に板ガラスを積重状態で保管でき、
保管に必要な面積を低減できるという特有の効果を奏す
る。
ン等により板ガラス支承部材を吊下げてコンテナに収容
するに当って板ガラスに余り大きな変形を生じない状態
にでき、コンテナに収容するまでの間に板ガラスが割れ
るという不都合を解消でき、コンテナに板ガラス支承部
材が収容された状態においては、1対の板ガラス支承部
材同士の背中合せ状の連結および支持部材により板ガラ
ス支承部材を変形が少ない状態で支持できるので板ガラ
スの割れを確実に防止でき、しかもコンテナを積重する
ことにより、結果的に板ガラスを積重状態で保管でき、
保管に必要な面積を低減できるという特有の効果を奏す
る。
【0035】請求項2の発明は、所定高さ毎に分割され
た各分割部分を順次折畳むことによりコンテナ内部にお
いて板ガラス支承部材を嵩低く折畳むことができ、その
後、コンテナの主柱部材を折畳んで最後にコンテナの上
部部材を支承することにより全体を著しく嵩低くできる
という特有の効果を奏する。請求項3の発明は、板ガラ
スの位置ずれを板ガラス規制部材により確実に阻止で
き、しかも板ガラス規制部材が最も上位および最も下位
の分割部分のみに設けられているのであるから、何ら支
承なく板ガラス支承部材の折畳みを達成できるという特
有の効果を奏する。請求項4の発明は、板ガラス支承部
材をA字形に一体化した状態における強度を向上でき、
ひいては板ガラス支承部材の軽量化をも達成できるとい
う特有の効果を奏する。
た各分割部分を順次折畳むことによりコンテナ内部にお
いて板ガラス支承部材を嵩低く折畳むことができ、その
後、コンテナの主柱部材を折畳んで最後にコンテナの上
部部材を支承することにより全体を著しく嵩低くできる
という特有の効果を奏する。請求項3の発明は、板ガラ
スの位置ずれを板ガラス規制部材により確実に阻止で
き、しかも板ガラス規制部材が最も上位および最も下位
の分割部分のみに設けられているのであるから、何ら支
承なく板ガラス支承部材の折畳みを達成できるという特
有の効果を奏する。請求項4の発明は、板ガラス支承部
材をA字形に一体化した状態における強度を向上でき、
ひいては板ガラス支承部材の軽量化をも達成できるとい
う特有の効果を奏する。
【0036】請求項5の発明は、A字形に一体化された
板ガラス支承部材をコンテナに収容した状態において重
力に起因するずれ方向の力を確実に受けることができ、
さらに、1つの板ガラス支承部材のみをコンテナに収容
した状態における傾倒角度の保持を確実に達成できるの
で、収容すべき板ガラスの多少に簡単に対処できるとい
う特有の効果を奏する。
板ガラス支承部材をコンテナに収容した状態において重
力に起因するずれ方向の力を確実に受けることができ、
さらに、1つの板ガラス支承部材のみをコンテナに収容
した状態における傾倒角度の保持を確実に達成できるの
で、収容すべき板ガラスの多少に簡単に対処できるとい
う特有の効果を奏する。
【0037】請求項6の発明は、積重されている板ガラ
スの自重等による湾曲を考慮して各厚みが設定されてい
る緩衝部材により板ガラスに余り大きな変形を生じない
状態にでき、コンテナに収容するまでの間に板ガラスが
割れるという不都合を解消できるとともに、緩衝部材の
吸湿性により板ガラスの結露を防止できるという特有の
効果を奏する。
スの自重等による湾曲を考慮して各厚みが設定されてい
る緩衝部材により板ガラスに余り大きな変形を生じない
状態にでき、コンテナに収容するまでの間に板ガラスが
割れるという不都合を解消できるとともに、緩衝部材の
吸湿性により板ガラスの結露を防止できるという特有の
効果を奏する。
【0038】請求項7の発明は、板ガラス支承部材の傾
倒角度の増加に伴なって板ガラスの変形量が減少し、最
終的に安定な支承状態を達成できるという特有の効果を
奏する。請求項8の発明は、乾燥砂を簡単に再利用でき
るのみならず、そのまま廃棄する場合の環境汚染を確実
に防止できるという特有の効果を奏する。
倒角度の増加に伴なって板ガラスの変形量が減少し、最
終的に安定な支承状態を達成できるという特有の効果を
奏する。請求項8の発明は、乾燥砂を簡単に再利用でき
るのみならず、そのまま廃棄する場合の環境汚染を確実
に防止できるという特有の効果を奏する。
【図1】この発明の板ガラス収容装置の一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】板ガラス収容装置の斜視図である。
【図3】板ガラス支承部材吊り下げ状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図4】板ガラス支承部材固定状態の要部横断面図であ
る。
る。
【図5】板ガラス支承部材の側面図である。
【図6】板ガラス支承部材の平面図である。
【図7】板ガラス支承部材の右半分の正面図および左半
分の背面図である。
分の背面図である。
【図8】板ガラス支承部材吊り下げ状態の他の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】板ガラス支承部材の折畳み作業を説明する概略
側面図である。
側面図である。
【図10】この発明の板ガラス収容装置の折畳み状態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図11】この発明の板ガラス収容装置の折畳み状態を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
1 コンテナ 2 支持部材 3 基部規制部材 4 板ガラス支承部材 16 上部部材 41 受
け部 41a 分割部 41b 連結金具 41c 係合
部材 41d 折畳み補助部材 41e 規制部材 45
サンドバッグ 49 連結部材 49a 係合部材
け部 41a 分割部 41b 連結金具 41c 係合
部材 41d 折畳み補助部材 41e 規制部材 45
サンドバッグ 49 連結部材 49a 係合部材
Claims (8)
- 【請求項1】 上部部材(16)が取外し可能であると
ともに、上部部材(16)を支承する主柱部材の上部が
折畳み可能なコンテナ(1)の内部に板ガラスを複数枚
積重状態で支承可能なほぼL字形の金属製の1対の板ガ
ラス支承部材(4)を背中合せ状に着脱可能に一体化し
てなる板ガラス支承部を取り出し可能に収容していると
ともに、両板ガラス支承部材(4)を所定角度傾倒状態
で支持する支持部材(2)を有しており、しかも、各板
ガラス支承部材(4)が、主柱部材の非折畳み部分より
も低い高さに折畳み可能に構成されていることを特徴と
する板ガラス収容装置。 - 【請求項2】 板ガラス支承部材(4)が、主柱部材の
非折畳み部分よりも高くない所定高さを単位として分割
されているとともに、各分割部分(41a)を順次逆方
向に折畳み可能に連結する連結部材(41b)(41
c)(41d)を有している請求項1に記載の板ガラス
収容装置。 - 【請求項3】 最も上位の分割部分(41a)および最
も下位の分割部分(41a)のみが、両端部に板ガラス
の端部を規制する板ガラス規制部材(41e)を有して
いる請求項1または請求項2に記載の板ガラス収容装
置。 - 【請求項4】 板ガラス支承部が、1対の板ガラス支承
部材(4)を背中合せ状に配置した状態において対応箇
所に設けられた係合部材(49a)同士を連結部材(4
9)により連結することによりA字状に一体化されてな
るものである請求項1から請求項3の何れかに記載の板
ガラス収容装置。 - 【請求項5】 支持部材(2)よりも所定距離だけ離れ
た位置に各板ガラス支承部材(4)の傾倒を阻止する傾
倒阻止部材(3)をさらに有している請求項1から請求
項4の何れかに記載の板ガラス収容装置。 - 【請求項6】 板ガラス支承部材(4)が、所定間隔毎
に上下方向に延びる吸湿性の緩衝部材(45)を板ガラ
スと正対する面(41)に有しているとともに、中央部
の緩衝部材(45)の厚みが端縁部の緩衝部材(45)
の厚みよりも大きくなるように各緩衝部材(45)の厚
みが設定されている請求項1から請求項5の何れかに記
載の板ガラス収容装置。 - 【請求項7】 各緩衝部材(45)の厚みが、1対の板
ガラス支承部材(4)を背中合せに一体化した状態にお
いて緩衝部材(45)の板ガラス支承面がほぼ面一状に
なるように設定されている請求項6に記載の板ガラス収
容装置。 - 【請求項8】 吸湿性の緩衝部材(45)が乾燥砂を充
填したサンドバッグである請求項6または請求項7に記
載の板ガラス収容装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024533A JPH05193655A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板ガラス収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024533A JPH05193655A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板ガラス収容装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05193655A true JPH05193655A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=12140796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024533A Pending JPH05193655A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 板ガラス収容装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05193655A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011513143A (ja) * | 2008-02-25 | 2011-04-28 | エージーシー グラス ユーロップ | コンテナ |
| CN102092521B (zh) | 2009-12-14 | 2013-03-27 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 一种运输框架 |
| JP2015508042A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-03-16 | ベルロン ハンガリー ケーエフティー − ツーク ブランチ | コンテナ |
| JP2015518803A (ja) * | 2012-05-11 | 2015-07-06 | エージーシー グラス ユーロップ | 大きな寸法のガラスパネルを保管及び/または輸送するためのスタンド |
| CN110817039A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-02-21 | 安徽振兴光伏新能源有限公司 | 一种光伏板装载运输箱 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4024533A patent/JPH05193655A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011513143A (ja) * | 2008-02-25 | 2011-04-28 | エージーシー グラス ユーロップ | コンテナ |
| CN102092521B (zh) | 2009-12-14 | 2013-03-27 | 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 | 一种运输框架 |
| JP2015508042A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-03-16 | ベルロン ハンガリー ケーエフティー − ツーク ブランチ | コンテナ |
| JP2015518803A (ja) * | 2012-05-11 | 2015-07-06 | エージーシー グラス ユーロップ | 大きな寸法のガラスパネルを保管及び/または輸送するためのスタンド |
| CN110817039A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-02-21 | 安徽振兴光伏新能源有限公司 | 一种光伏板装载运输箱 |
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