JPH0519401U - 柱と梁の接合構造 - Google Patents
柱と梁の接合構造Info
- Publication number
- JPH0519401U JPH0519401U JP6818491U JP6818491U JPH0519401U JP H0519401 U JPH0519401 U JP H0519401U JP 6818491 U JP6818491 U JP 6818491U JP 6818491 U JP6818491 U JP 6818491U JP H0519401 U JPH0519401 U JP H0519401U
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- screwed
- column
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Abstract
(57)【要約】
【目的】現場作業を簡素化して省力化することができる
と共に信頼性の高い接合構造を形成し、しかも各構成部
材を効率的に搬送する。 【構成】角形鋼管柱10の一部を構成するジョイントボ
ックス30の接合面に予め螺設された左螺子孔31A
に、外周に左螺子40Aを、内周に右螺子40Bがそれ
ぞれ螺設された接合ナット40を螺合し、梁20の端部
に取り付けられたエンドプレート21に予め螺設された
ボルト孔21Aと接合ナット40の右螺子40Bを介し
て角形鋼管柱10に梁20をボルト50によって接合し
て成ることを特徴とする。
と共に信頼性の高い接合構造を形成し、しかも各構成部
材を効率的に搬送する。 【構成】角形鋼管柱10の一部を構成するジョイントボ
ックス30の接合面に予め螺設された左螺子孔31A
に、外周に左螺子40Aを、内周に右螺子40Bがそれ
ぞれ螺設された接合ナット40を螺合し、梁20の端部
に取り付けられたエンドプレート21に予め螺設された
ボルト孔21Aと接合ナット40の右螺子40Bを介し
て角形鋼管柱10に梁20をボルト50によって接合し
て成ることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、鉄骨構造建築物における柱と梁の接合構造、更に詳しくは、角形鋼 管柱にH形鋼からなる梁を接合した接合構造に関する。
【0002】
角形鋼管柱にH形鋼等からなる梁を接合する従来の技術は、図6に示すように 、角形鋼管柱1にダイヤフラム2、2を介在させて、これらのダイヤフラム2、 2に接合した接合ブラケット7、7に、H形鋼からなる梁3を補強用プレート4 、4を介してボルト5、ナット6によって連結接合するようにしていた。即ち、 ダイヤフラム2、2を梁3の上下フランジの高さに見合った寸法に切断した角形 管体2’の上下に取り付け、その上下に所定の角形鋼管を溶接して、角形鋼管柱 1を製作し、然る後、この角形鋼管柱1のダイヤフラム2、2に、梁3と同じ断 面形状のH形鋼を鋼管を短く切断たものに所定のボルト孔4Aを加工した接合ブ ラケット7を接合することによって、梁3を接合し得る角形鋼管柱1を製作し、 また、これと並行してH形鋼を所定寸法に切断し、これに所定のボルト孔3A等 を加工して梁3を別途製作していた。そして、現場には、工場において製作され た上記角形鋼管柱1及び梁3を補強プレート4及びボルト5、ナット6で連結す ることによって組み立てていた。
【0003】 また、図7に示すように、従来、工場において角形鋼管を所定寸法に切断して 加工した角形鋼管柱1及びH形鋼を所定寸法に切断して加工された梁3をそれぞ れ現場に搬入した後、これら両者を溶接することによって組み立てていた。
【0004】
しかしながら、従来の前者の梁接合技術は、接合ブラケット4を取り付けた状 態で角形鋼管柱1をトラック等によって搬送するため、接合ブラケット7が邪魔 になって嵩張り、一度の搬送点数が少なくなって搬送効率を低減させ、また、搬 送中に接合ブラケット7を損傷させる等の課題があった。更に、接合に必要な部 品点数が接合ブラケット7、接合用のボルト5、補強用プレート4等と多く、そ れだけ現場における作業が多くなるという課題もあった。
【0005】 一方、従来の後者の技術は、現場において高所で角形鋼管柱とH型鋼からなる 梁とを直接溶接するため、所定の溶接強度を得るには慎重な溶接作業が要求され 、また、この溶接作業が天候、特に湿度等に左右されやすく、必ずしも信頼性の 高いものではなかった。
【0006】 従って、本考案の目的は、現場作業を簡素化して省力化することができると共 に信頼性の高い接合構造を形成し、しかも各構成部材を効率的に搬送することが できる柱と梁の接合構造を提供することにある。
本考案は、柱の一部を構成するジョイントボックスに梁を接合する柱と梁の 接合構造において、上記ジョイントボックスの接合面に予め螺設された左螺子孔 に、外周に左螺子を、内周に右螺子がそれぞれ螺設された接合ナットを螺合し、 鉄骨梁の端部に取り付けられたエンドプレートに予め螺設されたボルト孔と上記 接合ナットの螺子孔を介して上記柱に上記鉄骨梁をボルト接合して成る柱と梁の 接合構造を提供することにより上記目的を達成したものである。
【0007】
本考案によれば、柱のジョイントボックスの接合面に予め螺設された左螺子孔 に接合ナットを螺合した後、鉄骨梁の端部のエンドプレートをジョイントボック スに当接させ、接合ナットの右螺子とボルト孔にボルトを螺合させるだけで柱と 梁とを接合することができる。
【0008】
以下、図1〜図6に示す実施例に基づいて本考案を説明する。尚、各図中、図 1は本考案の柱と梁の接合構造の一実施例の要部を示す断面図、図2は図1に示 す柱と梁の接合構造の分解斜視図、図3は梁の端部に取り付けるエンドプレート 及び位置決め用の部材を示す断面図、図4は図3に示すエンドプレートを取り付 けた梁を示す正面図、図5は図1に示す接合ナットを示す斜視図である。
【0009】 本実施例の柱と梁の接合構造は、図1、図2に示すように、柱(角形鋼管柱) 10の一部を構成するジョイントボックス30にH型鋼からなる梁20をその端 部に取り付けられたエンドプレート21を介してボルト接合することによって構 成されている。この構造を更に詳述すると、上記角形鋼管柱10は角形鋼管10 Aと角形鋼管10Bとがジョイントボックス30を介して連結されている。そし て、このジョイントボックス30は、角形鋼管柱10の形状に沿った略正方形の 断面形状を呈する本体31と、本体31上下の開口に溶接された補強用のダイヤ フラム32、32とを備えたボックス形状に形成され、そのダイヤフラム32、 32に角形鋼管10A及び角形鋼管10Bを溶接するように構成されている。ま た、上記梁20は、その端部に図3に示すエンドプレート21が図4に示すよう に溶接され、このエンドプレート21によって上述のように上記ジョイントボッ クス30に接合するように構成されている。
【0010】 また、上記ジョイントボックス30の各接合面には、それぞれ縦方向に3個の 左螺子孔31Aが横方向に2列螺設され、これらの左螺子孔31Aに接合ナット 40が螺合するように構成されている。この接合ナット40は、図5に示すよう に、縮径した外周面に左螺子40Aが螺設され、また、内周面に右螺子40Bが 螺設され、左螺子40Aで上記本体31の左螺子孔31Aに螺合するように形成 されている。そして、接合ナット40がジョイントボックス30に螺合した状態 で、ボルト50がエンドプレート21のボルト孔21Aを介して接合ナット40 の右螺子40Bに螺合してジョイントボックス30に梁20を接合するように構 成されている。
【0011】 また、上記ダイヤフラム32には上記角形鋼管10Aまたは10Bの開口に嵌 入する嵌入部33が取り付けられており、この嵌入部33に角形鋼管10Aまた は10Bを嵌め込んだ状態で図2に示すようにこれら両者10A、30を溶接し て角形鋼管柱10を形成するように構成されている。一方、エンドプレート21 は、上端がジョイントボックス30の接合面から突出する大きさに形成されてお り、この上端に位置決め用プレート22が取り付けられている。そして、このエ ンドプレート21の上端と位置決め用プレート22それぞれの左右にボルト孔2 1B、22Aが形成され、これら両者21、22がボルト24、ナット25によ って締結されている。
【0012】 従って、本実施例の接合構造を得るためには、まず、ジョイントボックス30 の本体31の左螺子孔31Aに接合ナット40を螺合した後、ダイヤフラム32 、32を溶接してジョイントボックス30を作製し、次いで角形鋼管10A、1 0Bにジョイントボックス30を溶接して角形鋼管柱10を作製する。また、梁 20もこれと並行して作製する。このように作製された角形鋼管柱10及び梁2 0を現場に搬入し、角形鋼管柱10を施工した後、適時に梁20を吊り上げてエ ンドプレート21の位置決め用プレート22をジョイントボックス30の上端に 係止させてエンドプレート21のボルト孔21Aを接合面の接合ナット40の右 螺子40Bの位置に合わせて梁20を位置決めする。後は位置決めされたボルト 孔21Aにボルト50を締め付けるだけ梁20を角形鋼管柱10に接合すること ができる。この際、接合ナット40が左螺子40Aによってジョイントボックス 30に螺装されているため、ボルト50を強く螺進させると接合ナット40がジ ョイントボックス30に益々強く螺合して角形鋼管柱10と梁20との接合をよ り確実なものにすることができる。
【0013】 以上説明したように本実施例によれば、角形鋼管柱10は、従来のような突出 部(接合ブラケット)がないため、角形鋼管柱10をトラック等によって損傷を 生じさせることなく効率的に搬送することができ、また、梁20を接合する際に 接合用のボルト、補強用プレート等の部材を使わず、溶接作業も行なう必要がな いため、現場作業を簡素化することができ、しかも高品質な接合をすることがで きる。
【0014】 尚、本考案は、上記実施例に何等制限されるものではなく、柱の一部を構成す るジョイントボックスに梁を接合する柱と梁の接合構造において、上記ジョイン トボックスの接合面に予め螺設された左螺子孔に、外周に左螺子を、内周に右螺 子がそれぞれ螺設された接合ナットを螺合し、鉄骨梁の端部に取り付けられたエ ンドプレートに予め螺設されたボルト孔と上記接合ナットの螺子孔を介して上記 柱に上記鉄骨梁をボルト接合して成る柱と梁の接合構造であれば、全て本考案に 包含される。
【0015】
本考案の柱と梁の接合構造は、現場作業を簡素化して省力化することができる と共に信頼性の高い接合構造を形成し、しかも各構成部材を効率的に搬送するこ とができるものである。
【図1】本考案の柱と梁の接合構造の一実施例の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1に示す柱と梁の接合構造の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】梁の端部に取り付けるエンドプレート及び位置
決め用の部材を示す断面図である。
決め用の部材を示す断面図である。
【図4】図3に示すエンドプレートを取り付けた梁を示
す正面図である。
す正面図である。
【図5】図1に示す接合ナットを示す斜視図である。
【図6】従来の柱と梁の接合構造の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の柱と梁の接合構造の他の例を示す断面図
である。
である。
10 角形鋼管柱 20 梁 21 エンドプレート 21A ボルト孔 30 ジョイントボックス 31A 左螺子孔 40 接合ナット 40A 左螺子 40B 右螺子 50 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 柱の一部を構成するジョイントボックス
に梁を接合する柱と梁の接合構造において、上記ジョイ
ントボックスの接合面に予め螺設された左螺子孔に、外
周に左螺子を、内周に右螺子がそれぞれ螺設された接合
ナットを螺合し、鉄骨梁の端部に取り付けられたエンド
プレートに予め螺設されたボルト孔と上記接合ナットの
螺子孔を介して上記柱に上記鉄骨梁をボルト接合して成
る柱と梁の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6818491U JPH0519401U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 柱と梁の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6818491U JPH0519401U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 柱と梁の接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519401U true JPH0519401U (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=13366447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6818491U Pending JPH0519401U (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 柱と梁の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519401U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01322042A (ja) * | 1988-06-23 | 1989-12-27 | Kajima Corp | 閉鎖形断面柱と鉄骨梁との接合部構造 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP6818491U patent/JPH0519401U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01322042A (ja) * | 1988-06-23 | 1989-12-27 | Kajima Corp | 閉鎖形断面柱と鉄骨梁との接合部構造 |
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