JPH05194568A - 新規なホモキラルジホスフィン類 - Google Patents
新規なホモキラルジホスフィン類Info
- Publication number
- JPH05194568A JPH05194568A JP4112519A JP11251992A JPH05194568A JP H05194568 A JPH05194568 A JP H05194568A JP 4112519 A JP4112519 A JP 4112519A JP 11251992 A JP11251992 A JP 11251992A JP H05194568 A JPH05194568 A JP H05194568A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- bis
- aromatic
- compound
- homochiral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/49—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide
- C07C45/50—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with carbon monoxide by oxo-reactions
- C07C45/505—Asymmetric hydroformylation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F15/00—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
- C07F15/0006—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
- C07F15/0073—Rhodium compounds
- C07F15/008—Rhodium compounds without a metal-carbon linkage
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F9/00—Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
- C07F9/02—Phosphorus compounds
- C07F9/547—Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
- C07F9/553—Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07F9/572—Five-membered rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 新規なホモキラルジホスフィン類、例えば構
造(2) 【化1】 (式中、Rは例えば水素またはメチルである)を有する
ジホスフィン。 【効果】 これらは不斉水素添加用の触媒のための適当
な配位子である。
造(2) 【化1】 (式中、Rは例えば水素またはメチルである)を有する
ジホスフィン。 【効果】 これらは不斉水素添加用の触媒のための適当
な配位子である。
Description
【0001】
【従来の技術】ホモキラルホスフィン類は、多数の鏡像
異性選択性触媒作用による有機変換反応例えば水素添
加、ヒドロシリル化、ヒドロホルミル化、ヒドロシアノ
化、アルキル化、アルドール縮合、シクロ付加、エン反
応および異性化の各反応において遷移金属の配位子とし
て使用されている〔例えばR. Noyori et al., Acc. Che
m.Rees. 23, 345(1990); J. Ojima et al., Tetrahedro
n 45, 6901(1989); S.L.Blystone, Chem. Rev. 89, 166
3(1989); H. Brunner, Top Stereochem. 18, 129(198
8); H. Brunner, Synthesis, 645(1988)参照〕。さら
に、C2−対称、二座配位子のホモキラルジホスフィン
類が、一座配位子のまたは非対称のホモキラルジホスフ
ィン類よりも優れた光学誘導を達成することがよくある
ことは知られている。
異性選択性触媒作用による有機変換反応例えば水素添
加、ヒドロシリル化、ヒドロホルミル化、ヒドロシアノ
化、アルキル化、アルドール縮合、シクロ付加、エン反
応および異性化の各反応において遷移金属の配位子とし
て使用されている〔例えばR. Noyori et al., Acc. Che
m.Rees. 23, 345(1990); J. Ojima et al., Tetrahedro
n 45, 6901(1989); S.L.Blystone, Chem. Rev. 89, 166
3(1989); H. Brunner, Top Stereochem. 18, 129(198
8); H. Brunner, Synthesis, 645(1988)参照〕。さら
に、C2−対称、二座配位子のホモキラルジホスフィン
類が、一座配位子のまたは非対称のホモキラルジホスフ
ィン類よりも優れた光学誘導を達成することがよくある
ことは知られている。
【0002】ホモキラルジホスフィン類は、接触不斉水
素添加におけるルテニウムイオンまたはロジウムイオン
の配位子として極めて重要である〔R. Noyori et al.,
前記参照; H. Brunner, 前記参照; K.E. Koenig in “A
symmetric Synthesis", Vol.5, Ed. Morrison, J. D.,
Academic Press, Orlando 1985, page 71 ff.〕。
素添加におけるルテニウムイオンまたはロジウムイオン
の配位子として極めて重要である〔R. Noyori et al.,
前記参照; H. Brunner, 前記参照; K.E. Koenig in “A
symmetric Synthesis", Vol.5, Ed. Morrison, J. D.,
Academic Press, Orlando 1985, page 71 ff.〕。
【0003】フェニル尿素配置を有するホモキラルジホ
スフィン類は今までのところ、(2S,4S)−フェニル
−CAPP(下記式A)の形態でのみ知られているだけ
である〔J. Ojima et at., Tetrahedron Lett. 21, 105
1(1980)およびTetrahedron 40, 1255(1984)〕。
スフィン類は今までのところ、(2S,4S)−フェニル
−CAPP(下記式A)の形態でのみ知られているだけ
である〔J. Ojima et at., Tetrahedron Lett. 21, 105
1(1980)およびTetrahedron 40, 1255(1984)〕。
【0004】
【化7】 (2S,4S)(−)−BPPMに比べて(2S,4S)−フェ
ニル−CAPPを不斉水素添加用に使用する特別な特徴
については、従来報告されていない。
ニル−CAPPを不斉水素添加用に使用する特別な特徴
については、従来報告されていない。
【0005】
【発明の目的】本発明はピロリジン部分に下記
【化8】 (ここでRは水素または(C1〜C5)−アルキルであ
る)のビアリールリン置換基Wを2個含有する下記式
(Z)
る)のビアリールリン置換基Wを2個含有する下記式
(Z)
【化9】 で表される化合物に関する。該化合物は下記の群I、II
またはIII:
またはIII:
【化10】 のうちの1種の構造を有する。
【0006】本発明は特に官能基としてフェニル尿素配
置を含有する下記式1〜3
置を含有する下記式1〜3
【化11】 で表される新規ホモキラルジホスフィン類に関する。
【0007】新規化合物1は(RがHの場合には)、知
られた(2S,4S)−フェニル−CAPPの鏡像異性体
である。2種の新規なC2−対称化合物2および3に関
しては、2は3の鏡像である。
られた(2S,4S)−フェニル−CAPPの鏡像異性体
である。2種の新規なC2−対称化合物2および3に関
しては、2は3の鏡像である。
【0008】式1〜3においてRは水素または(C1〜C
5)−アルキルであるが、特に水素またはメチルが好まし
い。
5)−アルキルであるが、特に水素またはメチルが好まし
い。
【0009】〔製造方法〕化合物1〜3は1−位が置換
されていない知られたビス(ジアリールホスフィノ)ピロ
リジンから、フェニルイソシアネートとの反応によって
実質的に定量収率で得ることができる。出発化合物のN
−Boc−(2R,4R)−(4−ジフェニルホスフィノ)
−2−〔(ジフェニルホスフィノ)メチル〕ピロリジン
((+)−BPPM、式4、R=H)はG.L. Baker et al.
(J. Org. Chem. 46, 2954(1981))に従って、購入可能
な4−ヒドロキシ−L−プロリンから得られる。Rがメ
チルまたはアルキルである式4の化合物は、ジトリルホ
スフィンまたはジ(アルキルフェニル)ホスフィンを用い
ることにより類似手法で得られる。Boc基はトリフル
オロ酢酸で除去することができて、(2R,4R)(+)−
PPMが生成される。(3R,4R)−(+)−3,4−ビス
(ジフェニルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド(式
5、R=H)はU. Nagel et al. (Chem. Ber. 119, 332
6(1986))に従って、商業的に入手可能な(+)−酒石酸か
ら製造される。Rがメチルである式5の化合物はジトリ
ルホスフィンを用いることによって類似手法で得られ
る。鏡像異性体(式6)は購入可能な(−)−酒石酸から
類似手法で製造される。
されていない知られたビス(ジアリールホスフィノ)ピロ
リジンから、フェニルイソシアネートとの反応によって
実質的に定量収率で得ることができる。出発化合物のN
−Boc−(2R,4R)−(4−ジフェニルホスフィノ)
−2−〔(ジフェニルホスフィノ)メチル〕ピロリジン
((+)−BPPM、式4、R=H)はG.L. Baker et al.
(J. Org. Chem. 46, 2954(1981))に従って、購入可能
な4−ヒドロキシ−L−プロリンから得られる。Rがメ
チルまたはアルキルである式4の化合物は、ジトリルホ
スフィンまたはジ(アルキルフェニル)ホスフィンを用い
ることにより類似手法で得られる。Boc基はトリフル
オロ酢酸で除去することができて、(2R,4R)(+)−
PPMが生成される。(3R,4R)−(+)−3,4−ビス
(ジフェニルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド(式
5、R=H)はU. Nagel et al. (Chem. Ber. 119, 332
6(1986))に従って、商業的に入手可能な(+)−酒石酸か
ら製造される。Rがメチルである式5の化合物はジトリ
ルホスフィンを用いることによって類似手法で得られ
る。鏡像異性体(式6)は購入可能な(−)−酒石酸から
類似手法で製造される。
【0010】
【化12】
【0011】化合物5および6および多数の類似化合物
並びに不斉水素添加用としてのそれらの使用はドイツ国
特許DE 3,403,194号およびDE 3,446,3
03号の各明細書に記載されている。尿素官能性を有す
る化合物、例えば本発明の基礎となっている化合物のよ
うな2または3は従来技術に記載されていない。
並びに不斉水素添加用としてのそれらの使用はドイツ国
特許DE 3,403,194号およびDE 3,446,3
03号の各明細書に記載されている。尿素官能性を有す
る化合物、例えば本発明の基礎となっている化合物のよ
うな2または3は従来技術に記載されていない。
【0012】本発明出願人により同時に出願された“2
(R)−ベンジルコハク酸モノアミド誘導体の鏡像異性選
択合成法”なるドイツ特許出願(DE−A. )には、式
7のフェニルイタコン酸および式8を有するそのモノア
ミドの不斉水素添加用としての、中性または陽イオンロ
ジウム(I)錯体形態でのホモキラルジホスフィン1〜3
の使用が記載されている。
(R)−ベンジルコハク酸モノアミド誘導体の鏡像異性選
択合成法”なるドイツ特許出願(DE−A. )には、式
7のフェニルイタコン酸および式8を有するそのモノア
ミドの不斉水素添加用としての、中性または陽イオンロ
ジウム(I)錯体形態でのホモキラルジホスフィン1〜3
の使用が記載されている。
【0013】
【化13】
【0014】従って上記の特許出願明細書は参照によっ
て本明細書に組み入れる。不斉水素添加用としてのホス
フィン1〜3の使用は、慣用のホモキラルジホスフィン
類の使用に比べて大きな利点を有する。1〜3の特に好
ましい利点は、ジカルボン酸7と同様にモノアミド8が
これらジホスフィンで鏡像異性選択的に水素化されうる
点にある。一方、慣用のジホスフィン類例えばBPP
M、DIOP、フェニル−β−glupを用いてモノア
ミド8で得られる不斉誘導はほんの僅かである。
て本明細書に組み入れる。不斉水素添加用としてのホス
フィン1〜3の使用は、慣用のホモキラルジホスフィン
類の使用に比べて大きな利点を有する。1〜3の特に好
ましい利点は、ジカルボン酸7と同様にモノアミド8が
これらジホスフィンで鏡像異性選択的に水素化されうる
点にある。一方、慣用のジホスフィン類例えばBPP
M、DIOP、フェニル−β−glupを用いてモノア
ミド8で得られる不斉誘導はほんの僅かである。
【0015】本発明の基礎となっているジホスフィン類
は高率の鏡像異性体過剰量(ee)をもたらすので、光
学活性化合物製造のためのキラル補助剤として特に適し
ている。このことは例えば、活性化合物例えば製剤また
はそのプレカーサの合成において極めて重要である。
は高率の鏡像異性体過剰量(ee)をもたらすので、光
学活性化合物製造のためのキラル補助剤として特に適し
ている。このことは例えば、活性化合物例えば製剤また
はそのプレカーサの合成において極めて重要である。
【0016】実施例 キラルジホスフィン類および新規ロジウム触媒の製造 1. (2R,4R)(+)−フェニル−CAPP(式1、R
=H)の製造 a1) (2R)−ジフェニルホスフィノメチル−(4R)
−ジフェニルホスフィノピロリジン アルゴンでフラッシュされた、新しく蒸留したトリフル
オロ酢酸20mlに(2R,4R)(+)−BPPM(G.L. Ba
ker et al., J. Org. Chem. 46, 2954(1981))4.04
g(7.3mmol)を0℃で加え、その混合物を0℃で1
時間撹拌する。トリフルオロ酢酸を20℃で真空中にお
いて除去し次にアルゴンでエアレーションを行う。油状
残留物を脱気したジクロロメタン20ml中に溶解し、ア
ルゴンでフラッシュされた10%アンモニア水溶液16
mlを加える。2相混合物をアルゴン下で分液漏斗中にお
いて振盪し、有機相を完全に分離し、アルゴンでフラッ
シュしついでそれぞれ脱気水10mlで2回洗浄する。有
機相をアルゴン下において硫酸マグネシウム1gで乾燥
し、溶媒を真空中で除去し、残留物を高真空中で乾燥し
て樹脂2.8g(6.15mmol、理論量の84%)を得
る。〔α〕D 20=+13.2°(c=1.0、ベンゼン)。
これよりアルゴン下でのn−ヘキサンからの再結晶で、
実質的損失を伴って無色固形物が得られる。mp.10
3〜104℃、〔α〕D 20=+15.75°(c=2.0、
ベンゼン)。
=H)の製造 a1) (2R)−ジフェニルホスフィノメチル−(4R)
−ジフェニルホスフィノピロリジン アルゴンでフラッシュされた、新しく蒸留したトリフル
オロ酢酸20mlに(2R,4R)(+)−BPPM(G.L. Ba
ker et al., J. Org. Chem. 46, 2954(1981))4.04
g(7.3mmol)を0℃で加え、その混合物を0℃で1
時間撹拌する。トリフルオロ酢酸を20℃で真空中にお
いて除去し次にアルゴンでエアレーションを行う。油状
残留物を脱気したジクロロメタン20ml中に溶解し、ア
ルゴンでフラッシュされた10%アンモニア水溶液16
mlを加える。2相混合物をアルゴン下で分液漏斗中にお
いて振盪し、有機相を完全に分離し、アルゴンでフラッ
シュしついでそれぞれ脱気水10mlで2回洗浄する。有
機相をアルゴン下において硫酸マグネシウム1gで乾燥
し、溶媒を真空中で除去し、残留物を高真空中で乾燥し
て樹脂2.8g(6.15mmol、理論量の84%)を得
る。〔α〕D 20=+13.2°(c=1.0、ベンゼン)。
これよりアルゴン下でのn−ヘキサンからの再結晶で、
実質的損失を伴って無色固形物が得られる。mp.10
3〜104℃、〔α〕D 20=+15.75°(c=2.0、
ベンゼン)。
【0017】1H NMR(CDCl3):δ=7.2〜7.5(m, 20H, 芳
香族−H), 2.9〜3.2(m, 3H, NHCH 2およびNHCHCH2), 2.
80(m, 1H, PH2PCH), 2.42(dd, 1H, Ph2PCH 2), 2.05〜2.
35(m, 3H, NHおよびPh2PCH 2およびCH 2CHPPh2), 1.38(m,
1H, CH 2CHPPh2)ppm。
香族−H), 2.9〜3.2(m, 3H, NHCH 2およびNHCHCH2), 2.
80(m, 1H, PH2PCH), 2.42(dd, 1H, Ph2PCH 2), 2.05〜2.
35(m, 3H, NHおよびPh2PCH 2およびCH 2CHPPh2), 1.38(m,
1H, CH 2CHPPh2)ppm。
【0018】a2) 1−フェニルアミノカルボニル−
(2R)−ジフェニルアミノメチル−(4R)−ジフェニル
ホスフィノピロリジン〔(2R,4R)(+)−フェニル−
CAPP〕 a1)で得た粗生成物2.6g(5.7mmol)をメチレン
クロリド30ml中に溶解した溶液、およびフェニルイソ
シアネート0.72g(6.0mmol)をメチレンクロリド
30ml中に溶解した溶液の両方をアルゴンで脱気しつい
で0℃に冷却しそして各溶液を合一し、アルゴン下で氷
浴中において15分間撹拌する。溶媒を真空中で除去
し、残留物をN2圧下でシリカゲル(35〜70μ)上
において溶離剤としてジクロロメタン/0.1%トリエ
チルアミンを用いてクロマトグラフィー処理を行う。こ
れより無色結晶2.18g(3.8mmol、理論量の67
%)が得られる。mp.180〜182℃、〔α〕D 25=
+21.9°(c=0.5、ベンゼン)。
(2R)−ジフェニルアミノメチル−(4R)−ジフェニル
ホスフィノピロリジン〔(2R,4R)(+)−フェニル−
CAPP〕 a1)で得た粗生成物2.6g(5.7mmol)をメチレン
クロリド30ml中に溶解した溶液、およびフェニルイソ
シアネート0.72g(6.0mmol)をメチレンクロリド
30ml中に溶解した溶液の両方をアルゴンで脱気しつい
で0℃に冷却しそして各溶液を合一し、アルゴン下で氷
浴中において15分間撹拌する。溶媒を真空中で除去
し、残留物をN2圧下でシリカゲル(35〜70μ)上
において溶離剤としてジクロロメタン/0.1%トリエ
チルアミンを用いてクロマトグラフィー処理を行う。こ
れより無色結晶2.18g(3.8mmol、理論量の67
%)が得られる。mp.180〜182℃、〔α〕D 25=
+21.9°(c=0.5、ベンゼン)。
【0019】1H NMR(CDCl3):δ=7.2〜7.6(m, 24H, 芳
香族−H), 6.98(m, 1H, 芳香族−H), 5.80(s, 1H, N
H), 4.08(m, 1H, NCH), 3.86(t, 1H, NCH 2), 3.30(dd,
1H,NCH 2), 〔2.99(dt, 1H), 2.80〜2.95(m, 1H), 2.30
〜2.42(m, 1H), 2.28(dd, 1H), CH 2PPh2およびCH 2CHPPh
2〕, 1.98 m, (約五重線. 1H, CHPPh2)ppm。
香族−H), 6.98(m, 1H, 芳香族−H), 5.80(s, 1H, N
H), 4.08(m, 1H, NCH), 3.86(t, 1H, NCH 2), 3.30(dd,
1H,NCH 2), 〔2.99(dt, 1H), 2.80〜2.95(m, 1H), 2.30
〜2.42(m, 1H), 2.28(dd, 1H), CH 2PPh2およびCH 2CHPPh
2〕, 1.98 m, (約五重線. 1H, CHPPh2)ppm。
【0020】2. (3R,4R)(+)−1−フェニルアミ
ノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリルホスフィ
ノ)ピロリジン(式2、R=CH3)の製造 b1) (3S,4S)−3,4−ビス(メチルスルホニルオ
キシ)ピロリジニウムブロミドがDE−A 3,403,1
94号に従ってL−(+)−酒石酸から製造される。
ノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリルホスフィ
ノ)ピロリジン(式2、R=CH3)の製造 b1) (3S,4S)−3,4−ビス(メチルスルホニルオ
キシ)ピロリジニウムブロミドがDE−A 3,403,1
94号に従ってL−(+)−酒石酸から製造される。
【0021】b2) (3R,4R)−3,4−ビス(ジ−p
−トリルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド 無水THF150ml中に溶解したジ(p−トリル)ホスフ
ィン33.15g(155mmol)の溶液にナトリウム3.
56g(155mmol)を加え、混合物をN2下で5時間
還流すると、その間にナトリウム試薬の大部分は溶液に
なる。残留するナトリウム(0.2g)を除去し、TH
Fを真空中で除去する。残留物を、0℃に予冷した無水
脱気DMF160ml中に溶解し、混合物を−30℃に冷
却しついでb1)で得た臭化水素酸塩13.6g(40m
mol)を一度に加える。そのバッチを冷蔵庫中に0℃で
一夜放置し、水分を排除する。DMFをオイル−ポンプ
真空中で40℃の浴温度において除去する。水140ml
およびエーテル140ml(両方とも脱気された)を固形
の赤味がかった粘稠性残留物に加え、有機相を完全に分
離し、水相をエーテル70mlで再び抽出し、合一したエ
ーテル相をアルゴン下で一夜1N塩酸160mlとともに
撹拌する。白色固形物を吸引濾去し、高真空中で乾燥し
ついでイソプロパノール(脱気された)170mlから再
結晶する。結晶を吸引濾去し、イソプロパノールで洗浄
しついで高真空中で乾燥する。収量:12.7g(理論
量の60%)。約200mmHgで管の中に密閉された結晶
はmp.238〜243℃を示し、一方開いた融点管中
で加熱するとmp.224〜228℃が得られる。
〔α〕D 20=+171.6°(c=2.67、99%精製
エタノール)。
−トリルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド 無水THF150ml中に溶解したジ(p−トリル)ホスフ
ィン33.15g(155mmol)の溶液にナトリウム3.
56g(155mmol)を加え、混合物をN2下で5時間
還流すると、その間にナトリウム試薬の大部分は溶液に
なる。残留するナトリウム(0.2g)を除去し、TH
Fを真空中で除去する。残留物を、0℃に予冷した無水
脱気DMF160ml中に溶解し、混合物を−30℃に冷
却しついでb1)で得た臭化水素酸塩13.6g(40m
mol)を一度に加える。そのバッチを冷蔵庫中に0℃で
一夜放置し、水分を排除する。DMFをオイル−ポンプ
真空中で40℃の浴温度において除去する。水140ml
およびエーテル140ml(両方とも脱気された)を固形
の赤味がかった粘稠性残留物に加え、有機相を完全に分
離し、水相をエーテル70mlで再び抽出し、合一したエ
ーテル相をアルゴン下で一夜1N塩酸160mlとともに
撹拌する。白色固形物を吸引濾去し、高真空中で乾燥し
ついでイソプロパノール(脱気された)170mlから再
結晶する。結晶を吸引濾去し、イソプロパノールで洗浄
しついで高真空中で乾燥する。収量:12.7g(理論
量の60%)。約200mmHgで管の中に密閉された結晶
はmp.238〜243℃を示し、一方開いた融点管中
で加熱するとmp.224〜228℃が得られる。
〔α〕D 20=+171.6°(c=2.67、99%精製
エタノール)。
【0022】1N NMR(CDCl3):δ=10.02(br. s, 2H, NH
2 +), 7.30(m, 4H, 芳香族−H), 6.93〜7.18(m, 8H, 芳
香族−H), 3.58(m, 2H, CH 2NH), 3.12(m, 2H, CH 2NH),
2.88(m, 2H, CHPAr2), 2.36(s, 6H, CH 3), 2.31(s, 6
H, CH3)ppm。
2 +), 7.30(m, 4H, 芳香族−H), 6.93〜7.18(m, 8H, 芳
香族−H), 3.58(m, 2H, CH 2NH), 3.12(m, 2H, CH 2NH),
2.88(m, 2H, CHPAr2), 2.36(s, 6H, CH 3), 2.31(s, 6
H, CH3)ppm。
【0023】b3) (3R,4R)(+)−3,4−ビス(ジ
−p−トリルホスフィノ)ピロリジン ジエチルエーテル110mlおよび0.2N水酸化カリウ
ム溶液27ml(5.4mmol)の脱気した2相混合物に、
前記b2)で得た塩酸塩2.02g(3.80mmol)を加
え、その混合物を完全な溶解が行われるまで(約10
分)アルゴン下で撹拌する。エーテル相を完全に分離
し、水性相を脱気したジエチルエーテル50mlで抽出す
る。合一したエーテル相を乾燥し、溶媒を真空中で除去
し、残留物を高真空中で乾燥して白色の泡状物1.95
g(3.9mmol、収率100%)を得る。mp.63〜6
5℃。
−p−トリルホスフィノ)ピロリジン ジエチルエーテル110mlおよび0.2N水酸化カリウ
ム溶液27ml(5.4mmol)の脱気した2相混合物に、
前記b2)で得た塩酸塩2.02g(3.80mmol)を加
え、その混合物を完全な溶解が行われるまで(約10
分)アルゴン下で撹拌する。エーテル相を完全に分離
し、水性相を脱気したジエチルエーテル50mlで抽出す
る。合一したエーテル相を乾燥し、溶媒を真空中で除去
し、残留物を高真空中で乾燥して白色の泡状物1.95
g(3.9mmol、収率100%)を得る。mp.63〜6
5℃。
【0024】1H NMR(CDCl3):δ=7.28(t, 4H, 芳香族
−H), 7.14(d, 4H, 芳香族−H), 6.90〜7.16(m, 8H,
芳香族−H), 4.83(s, 1H, NH), 3.23〜3.40(m, 1H, Ar
2PCH), 2.70〜2.88(m, 4H, NCH 2), 2.28〜2.42(m, 1H,
Ar2PCH), 2.30(s, 12H, CH3)ppm。 この化合物はそれ以上精製しないで反応させられる。
−H), 7.14(d, 4H, 芳香族−H), 6.90〜7.16(m, 8H,
芳香族−H), 4.83(s, 1H, NH), 3.23〜3.40(m, 1H, Ar
2PCH), 2.70〜2.88(m, 4H, NCH 2), 2.28〜2.42(m, 1H,
Ar2PCH), 2.30(s, 12H, CH3)ppm。 この化合物はそれ以上精製しないで反応させられる。
【0025】b4) (3R,4R)(+)−1−フェニルア
ミノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリル−ホスフ
ィノ)ピロリジン ジクロロメタン30ml中に溶解した前記b3)で得た生
成物1.87g(4.0mmol)の溶液にアルゴンを泡立た
せ、それにフェニルイソシアネート500mg(4.2mmo
l)を氷冷しながら滴加し、次に混合物を室温で30分撹
拌する。水10mlを滴加し、混合物を15分間撹拌し、
水性相を完全に分離しそして有機相を脱気ジクロロメタ
ン60mlで希釈後にそれぞれ20mlずつの2N塩酸で2
回次に水20mlで洗浄する。有機相を乾燥し、溶媒を真
空中で除去し、残留物を高真空中で乾燥して粗生成物
2.08g(3.35mmol、理論量の89%)を得る。この
生成物をジクロロメタン5ml中に溶解し、脱気したn−
ヘキサン40mlを滴加すると永久に曇った溶液が得られ
る。その懸濁液を0℃で12時間冷却し、固形物を吸引
濾去し、n−ヘキサンで洗浄しついで高真空中で乾燥し
て無色固形物1.92g(3.12mmol、理論量の83
%)が得られる。〔α〕D 20=93.2°(c=2.0
4、ベンゼン)。加熱すると同時にそれはガス発生とと
もに110〜120℃で分解する。TLC:シクロヘキ
サン/酢酸エチル 3:1、Rf:0.40。
ミノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリル−ホスフ
ィノ)ピロリジン ジクロロメタン30ml中に溶解した前記b3)で得た生
成物1.87g(4.0mmol)の溶液にアルゴンを泡立た
せ、それにフェニルイソシアネート500mg(4.2mmo
l)を氷冷しながら滴加し、次に混合物を室温で30分撹
拌する。水10mlを滴加し、混合物を15分間撹拌し、
水性相を完全に分離しそして有機相を脱気ジクロロメタ
ン60mlで希釈後にそれぞれ20mlずつの2N塩酸で2
回次に水20mlで洗浄する。有機相を乾燥し、溶媒を真
空中で除去し、残留物を高真空中で乾燥して粗生成物
2.08g(3.35mmol、理論量の89%)を得る。この
生成物をジクロロメタン5ml中に溶解し、脱気したn−
ヘキサン40mlを滴加すると永久に曇った溶液が得られ
る。その懸濁液を0℃で12時間冷却し、固形物を吸引
濾去し、n−ヘキサンで洗浄しついで高真空中で乾燥し
て無色固形物1.92g(3.12mmol、理論量の83
%)が得られる。〔α〕D 20=93.2°(c=2.0
4、ベンゼン)。加熱すると同時にそれはガス発生とと
もに110〜120℃で分解する。TLC:シクロヘキ
サン/酢酸エチル 3:1、Rf:0.40。
【0026】1N NMR(DMSO-d6):δ=8.14(s, 1H, NH),
6.85〜7.48(m, 21H, 芳香族−H),3.84(m, 2H, NCH 2),
3.38(t, 2H, NCH 2), 2.85(t, 2H, CHPAr2), 2.30(s, 6
H, 2×CH3), 2.28(s, 6H, 2×CH3)ppm。
6.85〜7.48(m, 21H, 芳香族−H),3.84(m, 2H, NCH 2),
3.38(t, 2H, NCH 2), 2.85(t, 2H, CHPAr2), 2.30(s, 6
H, 2×CH3), 2.28(s, 6H, 2×CH3)ppm。
【0027】b5) 〔(3R,4R)(+)−1−フェニル
アミノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリルホスフ
ィノ)ピロリジン−P,P′〕(1,5−シクロオクタジエ
ン)ロジウムテトラフルオロボレート アルゴン下、ジクロロメタン23ml中に溶解した前記b
4)で得た生成物935mg(1.52mmol)の溶液を、
脱気したジクロロメタン6ml中におけるビス(1,5−シ
クロオクタジエン)ロジウムテトラフルオロボレート6
30g(1.55mmol)の溶液に室温で加える。混合物
を2時間撹拌する。TLCでのモニターにより、ホスフ
ィンのロジウム錯体への定量変換が分かる。溶解を真空
中で除去し、残留物をメタノール6ml中に取り入れ、つ
いでその懸濁液にエーテル150mlを加える。混合物を
アルゴン中で15分間撹拌し、固形物を吸引濾去し、エ
ーテルで洗浄しついで高真空中で乾燥して橙黄色粉末
1.35g(1.48mmol、理論量の97%)が得られ
る。
アミノカルボニル−3,4−ビス(ジ−p−トリルホスフ
ィノ)ピロリジン−P,P′〕(1,5−シクロオクタジエ
ン)ロジウムテトラフルオロボレート アルゴン下、ジクロロメタン23ml中に溶解した前記b
4)で得た生成物935mg(1.52mmol)の溶液を、
脱気したジクロロメタン6ml中におけるビス(1,5−シ
クロオクタジエン)ロジウムテトラフルオロボレート6
30g(1.55mmol)の溶液に室温で加える。混合物
を2時間撹拌する。TLCでのモニターにより、ホスフ
ィンのロジウム錯体への定量変換が分かる。溶解を真空
中で除去し、残留物をメタノール6ml中に取り入れ、つ
いでその懸濁液にエーテル150mlを加える。混合物を
アルゴン中で15分間撹拌し、固形物を吸引濾去し、エ
ーテルで洗浄しついで高真空中で乾燥して橙黄色粉末
1.35g(1.48mmol、理論量の97%)が得られ
る。
【0028】31P NMR(CD2Cl2):外標準としての85%
H3PO4に対してδ=32.8ppm(d, JR h,P=150.3 Hz)
H3PO4に対してδ=32.8ppm(d, JR h,P=150.3 Hz)
【0029】3. (3R,4R)(+)−1−フェニルアミ
ノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピ
ロリジン(式2、R=H) C1) (3R,4R)(+)−3,4−ビス(ジフェニルホス
フィノ)ピロリジニウムクロリド は前記b2)と類似の方法で製造される。 収率:理論値の74%、mp.207〜209℃、
〔α〕D 25=+163°(c=3.0、99%精製エタノ
ール中)。
ノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピ
ロリジン(式2、R=H) C1) (3R,4R)(+)−3,4−ビス(ジフェニルホス
フィノ)ピロリジニウムクロリド は前記b2)と類似の方法で製造される。 収率:理論値の74%、mp.207〜209℃、
〔α〕D 25=+163°(c=3.0、99%精製エタノ
ール中)。
【0030】1H NMR(CDCl3):δ=9〜11(s, 非常に幅
広, 2H, NH2 +), 7.1〜7.6(m, 20H, 芳香族−H), 3.62
(m, 2H, NCH 2), 3.16(m, 2H, NCH 2), 2.95(m, 2H, CHPP
h2)。
広, 2H, NH2 +), 7.1〜7.6(m, 20H, 芳香族−H), 3.62
(m, 2H, NCH 2), 3.16(m, 2H, NCH 2), 2.95(m, 2H, CHPP
h2)。
【0031】c2) (3R,4R)(+)−3,4−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)ピロリジン は前記b3)と類似の手法でc1)から製造される。粗
生成物はmp.120〜122℃を有する。
フェニルホスフィノ)ピロリジン は前記b3)と類似の手法でc1)から製造される。粗
生成物はmp.120〜122℃を有する。
【0032】1H NMR(CD3OD):δ=7.1〜7.5(m, 20H, 芳
香族−H), 4.82(s, 1H, NH), 3.30〜3.45(m, 2H, CHPP
h2), 2.75〜2.93(m, 4H, CH2)ppm。
香族−H), 4.82(s, 1H, NH), 3.30〜3.45(m, 2H, CHPP
h2), 2.75〜2.93(m, 4H, CH2)ppm。
【0033】c3) (3R,4R)(+)−1−フェニルア
ミノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)
ピロリジン は前記b4)と類似の手法で粗生成物c2)から製造さ
れる。 収率:100%、mp.165〜167℃、TLC(シ
クロヘキサン/酢酸エチル 3:2)、Rf=0.481 H NMR(DMSO-d6):δ=8.20(s, 1H, NH), 7.05〜7.50
(m, 2H, 芳香族−H), 6.90(m, 1H, 芳香族−H), 3.90
(m, 2H, NCH 2), 3.43(t, 2H, NCH 2), 2.92(t, 2H, CHPP
h2)ppm。
ミノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)
ピロリジン は前記b4)と類似の手法で粗生成物c2)から製造さ
れる。 収率:100%、mp.165〜167℃、TLC(シ
クロヘキサン/酢酸エチル 3:2)、Rf=0.481 H NMR(DMSO-d6):δ=8.20(s, 1H, NH), 7.05〜7.50
(m, 2H, 芳香族−H), 6.90(m, 1H, 芳香族−H), 3.90
(m, 2H, NCH 2), 3.43(t, 2H, NCH 2), 2.92(t, 2H, CHPP
h2)ppm。
【0034】c4) 〔(3R,4R)(+)−1−フェニル
アミノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)ピロリジン−P,P′〕(1,5−シクロオクタジエ
ン)−ロジウムテトラフルオロボレート は前記b5)と類似の手法で生成物c3)から製造され
る。黄橙色粉末、収率:理論値の91%。
アミノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)ピロリジン−P,P′〕(1,5−シクロオクタジエ
ン)−ロジウムテトラフルオロボレート は前記b5)と類似の手法で生成物c3)から製造され
る。黄橙色粉末、収率:理論値の91%。
【0035】MS(FAB,3−NBA):m/e=7
69(陽イオンの分子ピーク)。1 H NMR(CD2Cl2):δ=7.98(m, 4H, 芳香族−H), 7.52
〜7.80(m, 12H, 芳香族−H), 7.45(m, 4H, 芳香族−
H), 7.31(dd, 2H, 芳香族−H), 7.15(2, 2H, 芳香族
−H), 6.91(m, 約t, 1H, 芳香族−H), 6.64(s, 1H, N
H), 5.20(s, 幅広の, 2H, オレフィン−H), 4,56(四重
線,2H, オレフィン−H), 3.75(m, 2H, NCH 2), 3.14
(m, 2H, NCH 2), 2.99(m, 2H, CHPPh2), 2.30〜2.65(m,
4H, CODのアリル−H), 2.05〜2.30(m, 4H, CODのアリ
ル−H)ppm。31 P NMR(CD2Cl2,外標準としての85%H3PO4に対し
て):δ=34.1ppm(d,JRh,P=149.0 Hz, 約30Hzにおけ
る半−強度幅)
69(陽イオンの分子ピーク)。1 H NMR(CD2Cl2):δ=7.98(m, 4H, 芳香族−H), 7.52
〜7.80(m, 12H, 芳香族−H), 7.45(m, 4H, 芳香族−
H), 7.31(dd, 2H, 芳香族−H), 7.15(2, 2H, 芳香族
−H), 6.91(m, 約t, 1H, 芳香族−H), 6.64(s, 1H, N
H), 5.20(s, 幅広の, 2H, オレフィン−H), 4,56(四重
線,2H, オレフィン−H), 3.75(m, 2H, NCH 2), 3.14
(m, 2H, NCH 2), 2.99(m, 2H, CHPPh2), 2.30〜2.65(m,
4H, CODのアリル−H), 2.05〜2.30(m, 4H, CODのアリ
ル−H)ppm。31 P NMR(CD2Cl2,外標準としての85%H3PO4に対し
て):δ=34.1ppm(d,JRh,P=149.0 Hz, 約30Hzにおけ
る半−強度幅)
【0036】4. (3S,4S)(−)−1−フェニルアミ
ノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピ
ロリジン(式3、R=H)の製造 d1) (3R,4R)−3,4−ビス(メチルスルホニルオ
キシ)ピロリジニウムブロミド はDE−A 3,403,194号に従ってD−(−)酒石
酸から製造される。
ノカルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピ
ロリジン(式3、R=H)の製造 d1) (3R,4R)−3,4−ビス(メチルスルホニルオ
キシ)ピロリジニウムブロミド はDE−A 3,403,194号に従ってD−(−)酒石
酸から製造される。
【0037】d2) (3S,4S)(−)−3,4−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド は前記b2)と類似の手法で製造される。 収率:理論値の78%、mp.205〜208℃、
〔α〕D 25=−162°(c=3.0、99%精製エタノ
ール中)。
フェニルホスフィノ)ピロリジニウムクロリド は前記b2)と類似の手法で製造される。 収率:理論値の78%、mp.205〜208℃、
〔α〕D 25=−162°(c=3.0、99%精製エタノ
ール中)。
【0038】d3) (3S,4S)(−)−3,4−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)ピロリジン は前記b3)と類似の手法でd2)から製造される。粗生
成物はmp.121〜124℃を有する。
フェニルホスフィノ)ピロリジン は前記b3)と類似の手法でd2)から製造される。粗生
成物はmp.121〜124℃を有する。
【0039】d4) (3S,4S)(−)−フェニルアミノ
カルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピロ
リジン は前記b4)と類似の手法で粗生成物d3)から製造され
る。 収率:100%、mp.164〜166℃、TLC(シ
クロヘキサン/酢酸エチル 3:2)、Rf=0.48。1 H NMRはc3)のそれに一致する。
カルボニル−3,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ピロ
リジン は前記b4)と類似の手法で粗生成物d3)から製造され
る。 収率:100%、mp.164〜166℃、TLC(シ
クロヘキサン/酢酸エチル 3:2)、Rf=0.48。1 H NMRはc3)のそれに一致する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト・ゾイリング ドイツ連邦共和国デー−6238ホフハイム・ アム・タウヌス.フランクフルターシユト ラーセ19 (72)発明者 ライナー・ヘニング ドイツ連邦共和国デー−6234ハツテルスハ イム・アム・マイン.イム・ヘールヒエン 16
Claims (5)
- 【請求項1】 ピロリジン部分に下記 【化1】 (ここでRは水素または(C1〜C5)−アルキルであ
る)のリン含有置換基Wを2個含む式Z 【化2】 の化合物であって、該化合物が下記の群I、IIまたはII
I 【化3】 のうちの1種から選択される化合物。 - 【請求項2】 式(Z)の化合物が下記の構造(1) 【化4】 (式中、Rは水素またはメチルである)を有する請求項
1記載の化合物。 - 【請求項3】 式(Z)の化合物が下記の構造(2) 【化5】 (式中、Rは水素またはメチルである)を有する請求項
1記載の化合物。 - 【請求項4】 式(Z)の化合物が下記の構造(3) 【化6】 (式中、Rは水素またはメチルである)を有する請求項
1記載の化合物。 - 【請求項5】 1−位が置換されていないジアリールホ
スフィノピロリジンをフェニルイソシアネートと反応さ
せることにより、請求項2、3または4に記載の式
(1)、(2)または(3)の化合物を製造する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4114403:1 | 1991-05-03 | ||
| DE4114403 | 1991-05-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05194568A true JPH05194568A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=6430863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4112519A Pending JPH05194568A (ja) | 1991-05-03 | 1992-05-01 | 新規なホモキラルジホスフィン類 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0512416B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05194568A (ja) |
| AT (1) | ATE147397T1 (ja) |
| DE (1) | DE59207821D1 (ja) |
| DK (1) | DK0512416T3 (ja) |
| ES (1) | ES2097238T3 (ja) |
| GR (1) | GR3022548T3 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5475146A (en) * | 1993-09-02 | 1995-12-12 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Enantioselective hydroformylation |
| US5481006A (en) * | 1994-01-11 | 1996-01-02 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Selective asymmetric hydrogenation of dehydroamino acid derivatives using rhodium and iridium diphosphinite carbohydrate catalyst compositions |
| JP2003504376A (ja) * | 1999-07-14 | 2003-02-04 | ソルヴィーアス アクチェンゲゼルシャフト | 金属錯体用ジホスフィン配位子 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3403194A1 (de) * | 1984-01-31 | 1985-08-01 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Optisch aktive 3,4-bis-(diphenylphosphino)-pyrrolidine, diese als chirale liganden enthaltende rhodiumkomplexe und deren verwendung |
| EP0251164B1 (en) * | 1986-06-25 | 1992-12-16 | Kazuo Achiwa | New chiral phosphinopyrrolidine compounds and their use for asymetric synthesis of optically active compounds |
| DE59208769D1 (de) * | 1991-05-03 | 1997-09-11 | Hoechst Ag | Verfahren zur enantioselektiven Synthese von 2(R)-Benzylbernsteinsäuremonoamid-Derivaten |
-
1992
- 1992-04-30 ES ES92107396T patent/ES2097238T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-30 DK DK92107396.1T patent/DK0512416T3/da active
- 1992-04-30 EP EP92107396A patent/EP0512416B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-30 DE DE59207821T patent/DE59207821D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-30 AT AT92107396T patent/ATE147397T1/de active
- 1992-05-01 JP JP4112519A patent/JPH05194568A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-12 GR GR970400238T patent/GR3022548T3/el unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0512416A3 (en) | 1993-03-17 |
| EP0512416B1 (de) | 1997-01-08 |
| EP0512416A2 (de) | 1992-11-11 |
| DK0512416T3 (da) | 1997-06-30 |
| GR3022548T3 (en) | 1997-05-31 |
| ATE147397T1 (de) | 1997-01-15 |
| ES2097238T3 (es) | 1997-04-01 |
| DE59207821D1 (de) | 1997-02-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| HU216288B (hu) | Eljárás optikailag aktív metallocenil-foszfinok előállítására | |
| EP0403188B1 (en) | A compound of 2,2'-bis(diphenylphosphino)-1,1'-binaphthyl and catalytic complexes thereof | |
| US4981992A (en) | Process for preparing optically active 3-hydroxybutanoic acid | |
| US5430191A (en) | Phosphorus compounds | |
| JP2733880B2 (ja) | 光学活性三級ホスフィン化合物およびこれを配位子とする遷移金属錯体 | |
| HU223052B1 (hu) | Új királis biszfoszfinok és eljárás előállításukra | |
| EP1849792B1 (en) | Biphosphine ruthenium complexes with chiral diamine ligands as catalysts | |
| JP2579677B2 (ja) | イソキノリン誘導体 | |
| US4539411A (en) | Rhodium complexes of chiral phosphines | |
| US4985567A (en) | Chiral phosphinopyrrolidine compounds and their use for asymmetric synthesis of optically active compounds | |
| EP1299342B1 (de) | Verfahren zur herstellung von 3,3-diarylpropylaminen | |
| JPH05194568A (ja) | 新規なホモキラルジホスフィン類 | |
| JP3445451B2 (ja) | 光学活性ジホスフィン配位子の製造方法 | |
| JP2003206295A (ja) | 光学活性ジホスフィン配位子 | |
| US4906773A (en) | Process for preparing optically active threonine | |
| US5321139A (en) | Process for the enantioselective synthesis of 2(R)-benzylsuccinic acid monoamide derivatives | |
| JP3431749B2 (ja) | 新規な1−置換−2−ジフェニルホスフィノナフタレンおよびこれを配位子とする遷移金属錯体 | |
| EP1913007A1 (de) | Verfahren zur herstellung optisch aktiver diphosphane | |
| JP2981621B2 (ja) | ビフェニルビスホスフィン錯体 | |
| US5849961A (en) | Optically active 1,1'-biphenanthryl-2,2'-diol, process for preparing the same, and resolving reagent comprising the same | |
| JP2855221B2 (ja) | 光学活性3,4―ビスホスフィノピロリジン化合物 | |
| US5473092A (en) | Synthesis of optically-active phosphono analogs of succinates | |
| JP2909764B2 (ja) | 新規な不斉配位子 | |
| EP0987271A1 (en) | An optically active diaminophosphine ligand-transition metal complex | |
| JP2022512691A (ja) | 金属錯体、中間体、その製造方法および使用 |