JPH05194576A - 3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド誘導体の製造法 - Google Patents

3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド誘導体の製造法

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JPH05194576A
JPH05194576A JP2469292A JP2469292A JPH05194576A JP H05194576 A JPH05194576 A JP H05194576A JP 2469292 A JP2469292 A JP 2469292A JP 2469292 A JP2469292 A JP 2469292A JP H05194576 A JPH05194576 A JP H05194576A
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tylonolide
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JP2469292A
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Tomio Takeuchi
富雄 竹内
Sumio Umezawa
純夫 梅沢
Osamu Tsuchiya
修 土屋
Toshiharu Kageyama
俊治 陰山
Toshiaki Miyake
俊昭 三宅
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Microbial Chemistry Research Foundation
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Microbial Chemistry Research Foundation
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(II)の化合物をアルカリ条件下で還
元することを特徴とする一般式(I)の3,4′−ジデ
オキシマイカミノシルタイロノライド誘導体の製造法。
[式(I)又は(II)中、Aは保護されたカルボニル
基、Bは保護されたアルデヒド基、R1は保護されてい
てもよい水酸基、R2は水素原子又は低級アルカノイル
基、R3はスルホン残基、Xはハロゲン原子を表す] 【化1】 【化2】 【効果】 抗菌作用を有する3,4′−ジデオキシマイ
カミノシルタイロノライドを製造するための有用な中間
体を、入手容易なタイロシン誘導体から、工程を短縮し
て収率よく、且つ工業的生産に適した方法で製造でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌作用、特に優れた
感染防御作用を有する3,4′−ジデオキシマイカミノ
シルタイロノライド又はその塩を製造するための有用な
中間体である、3,4′−ジデオキシマイカミノシルタ
イロノライド誘導体の新規合成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】3,4′−ジデオキシマイカミノシルタ
イロノライド又はその塩は、グラム陽性及び陰性に属す
る微生物に対して抗菌活性を示し、特に感染防御作用に
優れており、抗菌剤として有用であることが、特開平2
−275894号公報に記載されている。3,4′−ジ
デオキシマイカミノシルタイロノライド又はその塩は、
タイロシンの酸加水分解物であるマイカミノシルタイロ
ノライドを出発原料として、官能基を適宜保護した後、
その3位及び4′位の水酸基をデオキシ化し、適宜脱保
護することにより製造することができる。
【0003】従来の製造法を適用すると、3位と4′位
の水酸基のデオキシ化はそれぞれ別工程で行う必要があ
った。まず、3位と4′位の水酸基をスルホニル化した
後、4′位については、J.Antibiotics
34、1374〜1376頁又は特開平2−19129
5号公報に記載の方法により、ハロゲン化し、更に水素
化トリブチル錫を用いて還元することによりデオキシ化
する方法が知られている。上記特開平2−275894
号公報においても、同様の方法で、4′位の水酸基はデ
オキシ化されている。次いで、3位については、アルカ
リ条件下でスルホン酸を脱離させて二重結合を形成させ
た後、二重結合を接触還元することによりデオキシ化を
行う方法が考えられる。従って、従来法を適用した方法
によれば、3位及び4′位のデオキシ化は、両水酸基を
スルホニル化し、4′位をハロゲン化した後、3工程
(4′位の水素化トリブチル錫による還元、3位の二重
結合形成及び還元)を必要とし、その収率はせいぜい6
5〜70%であった。更に、4′位のデオキシ化で用い
る水素化トリブチル錫は、精製や臭いに難点があり、工
業的に実施する場合に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術
が、3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライ
ド又はその塩を製造するに際し有する上記課題を有効に
解決することを目的とするものであり、請求項1記載の
発明は、3位にスルホニル基で保護された水酸基を有
し、及び4′位にハロゲン原子を有するマイカミノシル
タイロノライド誘導体を、1工程で、即ち3位及び4′
位を同時に、収率よく、効率的に水素置換することがで
きる、3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノラ
イド誘導体の製造法を提供することを目的とする。しか
も、水素化トリブチル錫を用いない、工業的実施に有効
な4′位のデオキシ化法を提供することを更なる目的と
する。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の方
法を用いた、マイカミノシルタイロノライド誘導体から
の、効率的で収率よく、且つ工業的に応用可能な、3位
及び4′位の同時デオキシ化法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、請求項1記載の通り、下
記一般式(II)
【0007】
【化5】
【0008】[式(II)中、Aは保護されたカルボニル
基を表し、Bは保護されたアルデヒド基を表し、R1
保護されていてもよい水酸基を表し、R2は水素原子又
は低級アルカノイル基を表し、R3はスルホン酸残基を
表し、Xはハロゲン原子を表す。]で示される化合物を
アルカリ条件下で還元することを特徴とする下記一般式
(I)
【0009】
【化6】
【0010】[式(I)中、A、B及びR1はそれぞれ
上記と同様の意味を有する。]で示される3,4′−ジ
デオキシマイカミノシルタイロノライド誘導体の製造法
に関する。
【0011】更に、本発明は、請求項2記載の通り、下
記一般式(IV)
【0012】
【化7】
【0013】[式(IV)中、A、B、R1及びR2は上記
のA、B、R1及びR2とそれぞれ同様の意味を有す
る。]で示されるマイカミノシルタイロノライド誘導体
をスルホニル化剤と反応させて、下記一般式(III)
【0014】
【化8】
【0015】[式(III)中、A、B、R1、R2及びR3
は上記のA、B、R1、R2及びR3とそれぞれ同様の意
味を有する。]で示される化合物を製造し、次いで、該
式(III)で示される化合物をハロゲン化剤と反応させて
請求項1記載の一般式(II)で示される化合物を得、更
に、該式(II)で示される化合物をアルカリ条件下で還
元することを特徴とする、上記一般式(I)で示される
3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド誘
導体の製造法に関する。
【0016】本発明の式(I)〜(IV)で示される化合
物において、A又はBが表すカルボニル基又はアルデヒ
ド基の保護基としては、アセタール(又はチオアセター
ル)、ケタール(又はチオケタール)等で保護されたも
ので、例えば、ジメチルアセタール(ジメチルケター
ル)、ジエチルアセタール(ジエチルケタール)、ジエ
チルチオアセタール(ジエチルチオケタール)、エチレ
ンアセタール(エチレンチオケタール)、プロピレンア
セタール(プロピレンケタール)等が挙げられる。
【0017】R1は保護されていてもよい水酸基を表
し、水酸基の保護基としては、例えばマイシノシル基、
アルキルシリル基(t−ブチルジメチルシリル、ジメチ
ルセキシルシリル、トリメチルシリル、トリエチルシリ
ル、トリ(t−ブチル)シリル等)、トリチル基、テト
ラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基、アリル
(allyl)基、アセチル基等の低級アルカノイル基、ベン
ゾイル基、ベンジル基、メトキシメチル基、ベンジルオ
キシカルボニル基等が挙げられる。R2は水素原子又は
低級アルカノイル基を表し、低級アルカノイル基として
は、炭素数1〜6の直鎖又は分岐状のアルカノイル基が
挙げられ、例えば、ホルミル基、アセチル基、プロピオ
ニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イ
ソバレリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基等が挙げ
られる。R3はスルホン酸残基を示し、例えば、メシル
基、エタンスルホニル基,プロピルスルホニル基,イソ
プロピルスルホニル基、トシル基、ベンジルスルホニル
基等が挙げられる。Xはハロゲン原子(例えば、塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子等)を表す。
【0018】本発明の方法を用いれば、現在市販されて
いて入手容易なタイロシンを出発原料として、抗菌剤と
して有用な3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロ
ノライドを、従来の方法に比べて工程を短縮して、効率
的に且つ収率よく製造することができる。即ち、タイロ
シンを酸加水分解して得たマイカミノシルタイロノライ
ドの水酸基、アルデヒド基及びカルボニル基を本分野で
通常用いる方法により、上記の如く保護基で適宜保護す
ることにより、前記式(IV)で示されるマイカミノシル
タイロノライド誘導体を得ることができる。
【0019】該式(IV)で示されるマイカミノシルタイ
ロノライド誘導体をスルホニル化剤、例えばベンジルス
ルホン酸又はその反応性誘導体と反応させることによ
り、3位及び4′位の水酸基をスルホニル化させて、前
記式(III)の化合物を得ることができる。ここで、ベン
ジルスルホン酸はベンゼン環に1〜3個のメチル基、エ
チル基等の置換基を有することができる。また、ベンジ
ルスルホン酸の反応性誘導体としては、クロライド、ブ
ロマイド等のハライドや酸無水物が挙げられる。R2
水素原子を表す場合には、ベンジルスルホニルクロライ
ドを用いて反応させると、3位及び4′位に選択的に反
応することができる。このスルホニル化反応は、通常−
40℃〜+50℃にて、有機溶媒中で行われる。溶媒と
してはアセトニトリル、アセトン、ジメチルスルホキシ
ド、ジオキサン等の溶媒が使用できる。また、ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン等
も塩基性触媒としてあるいは溶媒としても使用すること
ができる。
【0020】次いで、該式(III)の化合物を不活性溶媒
(例えばアセトン、2−ブタノン、ジメチルホルムアミ
ド等)中、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム、臭化リ
チウム、テトラブチルアンモニウムブロマイド、テトラ
ブチルアンモニウムクロライド等のハロゲン化剤と反応
させることにより、前記式(II)で示される、選択的に
4′位がハロゲン化された化合物を得ることができる。
ハロゲン化の条件によっては、2,3位又は3,4位が
二重結合になった化合物も生成し得るが、この化合物も
次段階の式(I)の化合物への原料として採用すること
ができる。
【0021】次いで、該式(II)で示される化合物を、
反応に不活性な溶媒中、アルカリ存在下及び触媒存在下
にて水素を吹き込み還元を行う(接触還元する)ことに
より、驚くべきことに、3位及び4′位を同時に水素置
換することができる。これにより、結果的に、式(II)
の化合物から一段階且つ高収率(ほぼ80%程度)で、
前記式(I)で示される3,4′−ジデオキシ誘導体を
得ることができる。
【0022】ここで用いることができるアルカリとして
は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等が挙げら
れ、なかでも炭酸カリウムが好ましい。接触還元に用い
ることのできる触媒としては、白金、パラジウム、ラネ
ーニッケル等が挙げられ、なかでもラネーニッケルが好
ましい。不活性溶媒としては、ベンゼン、トルエン、エ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。反応温
度は原料化合物、還元剤の種類により異なるが、好まし
くは室温乃至冷却下に設定される。
【0023】本方法を用いれば、精製及び臭いに問題の
ある水素化トリブチル錫を用いることなく、しかも3位
のデオキシ化と同時に4′位のデオキシ化を行うことが
できるため、工業的製造にも極めて有利である。このよ
うにして得られた式(I)の化合物は、本分野で通常用
いる方法に従い保護基を除去することにより、抗菌剤と
して有用な下記一般式(V)で示される3,4′−ジデ
オキシマイカミノシルタイロノライド又はその塩を得る
ことができる。
【0024】
【化9】
【0025】保護基の除去は、通常水の存在下に塩酸、
酢酸等の鉱酸又はトリフルオロ酢酸、トリクロル酢酸等
の有機酸で処理することにより、更に場合によってはジ
オキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、アセトニトリル等の溶媒中、p−トルエンスルホン
酸等のアリールスルホン酸、メタンスルホン酸等のアル
キルスルホン酸などで室温乃至加熱下で処理することに
より行うことができる。
【0026】本発明の方法を用いて、最終的に得ること
ができる式(V)の3,4′−ジデオキシマイカミノシ
ルタイロノライドは、特開平2−275894号公報に
記載の如く、グラム陽性及び陰性に属する広範囲の微生
物に対して抗菌活性を示す。特に感染防御作用に優れて
いるので、抗菌剤として有用である。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により例証する。 a)23−0−t−ブチルジメチルシリル−3,4′−
ジ−0−ベンジルスルホニル−マイカミノシルタイロノ
ライド 9,20−ビス(エチレンアセタール)(3)
の合成
【0028】
【化10】
【0029】23−0−t−ブチルジメチルシリル−マ
イカミノシルタイロノライド 9,20−ビス(エチレ
ンアセタノール)(4)1.00g(1.25mmo
l)を無水ピリジン20mlに溶解し、−40℃に冷却
し、攪拌下塩化ベンジルスルホニル0.67g(3.5
1mmol)を加え、−20℃で3時間反応した。TL
Cで反応を確認し、水0.67mlを加え、反応を停止
し、室温に戻した。水を加えて1時間後、反応液をポン
プで濃縮し、クロロホルムで抽出し、クロロホルム層を
飽和重そう水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで脱水、濾過後、瀘液を濃縮し、未精製の23−0
−t−ブチルジメチルシリル−3,4′−ジ−0−ベン
ジルスルホニル−マイカミノシルタイロノライド 9,
20−ビス(エチレンアセタール)(3)を淡黄色泡状
固体として1.38g(定量的)を得た。
【0030】b)3−0−ベンジルスルホニル−23−
0−t−ブチルジメチルシリル−4′−デオキシ−4′
−ヨード−マイカミノシルタイロノライド 9,20−
ビス(エチレンアセタノール)(2)の合成
【0031】
【化11】
【0032】上記a)で得た未精製の化合物(3)41
5mg(0.375mmol)を無水メチルエチルケト
ン6.2mlに溶解し、窒素置換後、ヨウ化ナトリウム
84mg(0.560mmol)を加え、80℃に加熱
攪拌し、30分後反応液を室温に戻し、濾過し、アセト
ンで濾物を洗浄し、瀘液と洗液を合わせて濃縮した。濃
縮残渣をクロロホルムで抽出し、飽和重そう水、10%
チオ硫酸ナトリウム、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マ
グネシウムで脱水、濾過後、瀘液を濃縮し、淡黄色シロ
ップ410mgを得た。得られたシロップをシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにて精製し、3−0−ベンジ
ルスルホニル−23−0−t−ブチルジメチルシリル−
4′−デオキシ−4′−ヨード−マイカミノシルタイロ
ノライド9,20−ビス(エチレンアセタノール)
(2)を無色固体として300mg(化合物(4)より
の収率75%)を得た。 (理化学的性状) 比施光度 [α]27 D −70゜(c1,CHCl3 ) 元素分析 C4878NO13ISSiとして C H N I (%) 実験値 54.09 7.27 1.08 11.95 計算値 54.17 7.39 1.32 11.92 Mass(F.A.B) m/z 1064(M+
1)+
【0033】c)23−0−t−ブチルジメチルシリル
−3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド
9,20−ビス(エチレンアセタノール)(1)の合
【0034】
【化12】
【0035】上記b)で得た化合物(2)296mg
(0.278mmol)をメタノール6mlに溶解し、
ラネーニッケル0.5mlを加え、アルゴン置換後、炭
酸カリウム116mg(0.835mmol)を加え、
水素を3時間吹き込んだ。HPLCで反応終了を確認
し、反応液を濾過後、瀘液を濃縮し、クロロホルムで抽
出し、1M炭酸カリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄
し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過後、瀘液を濃縮
し、無色泡状固体の粗化合物204mg(95%)を得
た。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーにて精製し、23−0−t−ブチルジメチルシリル−
3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド
9,20−ビス(エチレンアセタノール)(1)を無色
泡状固体として186mg得た(収率87%)。本品
は、以前別ルートにより合成した標品と1H−nmr、
Massで一致した。 (理化学的性状) Mass(F.A.B.) m/z=768(M+1)
+ 1 H−nmr(CDCl3、TMS内部標準) δ0.88(9H,s,t−ブチルジメチルシリルのt
−ブチル)、1.02(3H,d,CH3−21)、1.
24(3H,d,CH3−6′)、1.74(3H,s,
CH3−22)、2.29(6H,s,N(CH32
3′)、4.28(1H,d,H−1′)、5.37(1
H,d,H−13)、5.61(1H,d,H−10)、
6.39(1H,d,H−11)
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、抗菌剤として有用な
3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド又
はその塩を製造するための有用な中間体である、3,
4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド誘導体
を、入手容易なタイロシン類縁体(マイカミノシルタイ
ロノライド誘導体やデノマイシルタイロノライド誘導体
等)から、従来法に比して工程を短縮して且つ収率よく
製造することができる。更に、本発明によれば、従来法
において工業的製造に難点のあった水素化トリブチル錫
を用いることなく、4′−位のデオキシ化を行うことが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陰山 俊治 茨城県つくば市春日2−35−2 エトワー ル春日306 (72)発明者 三宅 俊昭 神奈川県横浜市港北区下田町3丁目5−1 日吉ハイツ207

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(II) 【化1】 [式(II)中、Aは保護されたカルボニル基を表し、B
    は保護されたアルデヒド基を表し、R1は保護されてい
    てもよい水酸基を表し、R2は水素原子又は低級アルカ
    ノイル基を表し、R3はスルホン酸残基を表し、Xはハ
    ロゲン原子を表す。]で示される化合物をアルカリ条件
    下で還元することを特徴とする下記一般式(I) 【化2】 [式(I)中、A、B及びR1はそれぞれ上記と同様の
    意味を有する。]で示される3,4′−ジデオキシマイ
    カミノシルタイロノライド誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 下記一般式(IV) 【化3】 [式(IV)中、A、B、R1及びR2は請求項1記載の
    A、B、R1及びR2とそれぞれ同様の意味を有する。]
    で示されるマイカミノシルタイロノライド誘導体をスル
    ホニル化剤と反応させて、下記一般式(III) 【化4】 [式(III)中、A、B、R1、R2及びR3は請求項1記
    載のA、B、R1、R2及びR3とそれぞれ同様の意味を
    有する。]で示される化合物を製造し、次いで、該式
    (III)で示される化合物をハロゲン化剤と反応させて請
    求項1記載の一般式(II)で示される化合物を得、更
    に、該式(II)で示される化合物をアルカリ条件下で還
    元することを特徴とする、請求項1記載の一般式(I)
    で示される3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロ
    ノライド誘導体の製造法。
JP2469292A 1992-01-14 1992-01-14 3,4′−ジデオキシマイカミノシルタイロノライド誘導体の製造法 Pending JPH05194576A (ja)

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AT93901539T ATE150757T1 (de) 1992-01-14 1993-01-12 3,4'-didesoxymycaminosyltylonolid-derivate und herstellung davon
DE69309259T DE69309259T2 (de) 1992-01-14 1993-01-12 3,4'-didesoxymycaminosyltylonolid-derivate und herstellung davon
EP93901539A EP0627443B1 (en) 1992-01-14 1993-01-12 3,4'-dideoxymycaminosyltylonolide derivative and production thereof
TW082100137A TW243446B (ja) 1992-01-14 1993-01-12
CA002127259A CA2127259A1 (en) 1992-01-14 1993-01-12 3,4', dideoxymycaminosyltylonolide derivative and process for producing the same
ES93901539T ES2099941T3 (es) 1992-01-14 1993-01-12 Derivado de 3,4'-didesoxi-micaminosiltilonolido y su produccion.
AU32668/93A AU3266893A (en) 1992-01-14 1993-01-12 3,4'-dideoxymycaminosyltylonolide derivative and production thereof
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022520047A (ja) * 2019-02-06 2022-03-28 コンサート ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド 鏡像異性的に濃縮されたjak阻害剤を調製するための方法

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