JPH0519601Y2 - - Google Patents

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JPH0519601Y2
JPH0519601Y2 JP9818088U JP9818088U JPH0519601Y2 JP H0519601 Y2 JPH0519601 Y2 JP H0519601Y2 JP 9818088 U JP9818088 U JP 9818088U JP 9818088 U JP9818088 U JP 9818088U JP H0519601 Y2 JPH0519601 Y2 JP H0519601Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、2つの制御圧ポートを有した圧力制
御弁に関する。
(従来の技術) 従来の圧力制御弁としては、例えばウチダレツ
クスロス ダイレクト形電磁比例切換弁のカタロ
グ(昭和61年5月,(株)シルバー・デザイン発行)
に記載されているようなものが知られている。
この従来の圧力制御弁は、液圧導入穴、ドレー
ン穴、第1制御圧ポート及び第2制御圧ポートが
形成されたバルブ穴を備えたバルブボデイと、該
バルブボデイのバルブ穴に摺動可能に設けられ前
記液圧導入穴に導かれた液圧を第1制御圧ポート
と第2制御圧ポートとに比例的に導くランドが形
成れたバルブスプールと、該バルブスプールの両
端を摺動方向に弾性支持するスプリングと、前記
バルブスプールを電磁力に応じ第1制御圧ポート
増圧方向へ摺動させる第1ソレノイド及び、第2
制御圧ポート増圧方向へ摺動させる第2ソレノイ
ドと、を備えたものであつた。
従つて、両ソレノイドに通電する電流を変化さ
せ、ソレノイドの電磁力とスプリングの弾性力と
でバルブスプールのストローク量を制御し、その
ストローク量制御により第1制御圧ポートと第2
制御圧ポートとの液圧を逆比例的に制御するもの
であつた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述のような圧力制御弁では、バル
ブスプールのストローク量により両制御圧ポート
の液圧を逆比例的に制御するようにしているが、
この制御液圧は、第 図に示すようにストローク
量に対して2次曲線的に変化する。これは、バル
ブスプールのストローク量変化に応じランドとポ
ート間の絞り部において液圧導入側面積と液圧ド
レーン側面積とが同時に変化し、この面積変化で
圧力が決定されるためである。
よつて、ソレノイドの電磁力(制御電流や電
圧)に対する制御液圧の変化も2次曲線の変化と
なり、延いては、液圧で駆動されるアクチユエー
タの動きも2次的となる。
このように従来の圧力制御弁にあつては、ソレ
ノイドの電磁力に対し制御液圧及びアクチユエー
タが2次的に変化するため、制御が難しく、特
に、第4図に示すように、バルブスプールのスト
ローク量が大きくなる制御圧ポート閉じ切り付近
で、圧力変化が大きくなつてこの付近での制御が
難しいという問題点があつた。
本考案は、上述のような従来の問題点に着目し
て、制御が容易であると共に、さらに、パイロツ
トピストンの作動不良が生じ難く、しかも、フイ
ルタの組付容易性能及び設計自由度を向上させる
ことのできる圧力制御弁を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上述のような目的を達成するために、本考案の
圧力制御弁では、第1制御圧ポート、第2制御圧
ポート、液圧導入穴及びドレーン穴が形成された
バルブ穴を備えたバルブボデイと、前記バルブ穴
に摺動可能に設けられ、前記液圧導入穴に導かれ
た液圧を第1制御圧ポートと第2制御圧ポートと
に逆比例的に導くランドが形成されたバルブスプ
ールと、前記バルブスプールの両端側のバルブボ
デイにそれぞれ設けられ、電磁力に応じプランジ
ヤで押圧してバルブスプールを第1制御圧ポート
増圧方向へ摺動させる第1ソレノイド及び、第2
制御圧ポート増圧方向へ摺動させる第2ソレノイ
ドと、前記バルブスプールの一端部に形成され、
前記第2ソレノイドのプランジヤに当接状態で設
けた第1パイロツトピストンが摺動可能に挿入さ
れた第1ピストン孔及び、前記バルブスプールの
他端部に形成され、前記第1ソレノイドのプラン
ジヤに当接状態で設けた第2パイロツトピストン
が摺動可能に挿入された第2ピストン孔と、前記
第1ピストン孔に第1制御圧ポートの液圧を導入
可能に形成された第1フイードバツク液圧孔及
び、前記第2ピストン孔に第2制御圧ポートの液
圧を導入可能に形成された第2フイードバツク液
圧孔と、両ピストン孔の軸と直交する方向に挿入
して両フイードバツク液圧孔内にそれぞれ設けら
れた緻密なフイルタとを設けた。
(作用) 本考案の圧力制御弁では、中立の状態では両制
御圧ポートの液圧は等しく保たれている。
この中立状態から、両ソレノイドのうちのいず
れか一方の電磁力が上昇されてプランジヤがバル
ブスプールを押すと、バルブスプールが中立位置
から摺動して、両制御圧ポートの一方の制御液圧
が上昇されると共に、バルブスプールにはそのフ
イードバツク制御液圧が作用し、バルブスプール
がソレノイドの電磁力とフイードバツク液圧とが
釣り合う位置に配置されて、これにより一方の制
御圧ポートの制御液圧が決定されると共に、これ
と反比例的に他方の制御圧ポートの制御液圧も決
定されるものである。
即ち、第1ソレノイドの電磁力を上昇させた場
合について説明すると、第1ソレノイドの電磁力
を上昇するとバルブスプールが摺動して第1制御
圧ポートの制御液圧が上昇され、その上昇された
制御液圧が、第1フイードバツク液圧孔を介して
第1ピストン孔に伝達される。
この第1ピストン孔の液圧上昇により第1パイ
ロツトピストンはバルブスプールから突出方向、
つまり、第1ソレノイドとは反対側の第2ソレノ
イドのプランジヤを押圧する方向に摺動し、同時
にその反力がバルブスプールを第1ソレノイド方
向に押し戻すように作用する。
よつて、バルブスプールは、第1ソレノイドの
電磁力と第1ピストン孔で受圧される制御液圧
(フイードバツク液圧)とが釣り合う位置に配置
され、それによつて第1制御圧ポートの液圧が決
定され、同時に第2制御圧ポートの液圧が、それ
と反比例的に決定される。
また、第2ソレノイドが駆動した場合には、そ
の電磁力と第2ピストン孔で受圧される制御液圧
とが釣り合う位置に配置されて第2制御圧ポート
の制御液圧が決定される。
従つて、両制御圧ポートの液圧はバルブスプー
ルのストローク量によらずに、両ソレノイドの電
磁力と両フイードバツク圧との釣り合いで決定さ
れるもので、それによつて、両ソレノイドの電磁
力特性に対応した油圧の制御が可能となり、その
結果、両ソレノイドの電磁力変化が1次的であれ
ば制御液圧の特性を1次的にすることができると
共に、制御液圧で駆動されるアクチユエータの動
きを1次的に制御できる。
また、両ピストン孔にあつては制御液圧がかけ
られるため、パイロツトピストンの摺動部分の微
少な隙間に僅かなリークが生じる。このため、両
フイードバツク液圧孔では両制御圧ポートから両
ピストン孔へ僅かに作動液が流れ、そこに設けら
れたフイルタによつて濾過され作動液に含まれて
いる微少な異物が取り除かれる。
従つて、両パイロツトピストンの摺動部分の微
少な隙間に異物が入ることはなく、その異物によ
り両パイロツトピストンに作動不良が生じること
がない。尚、このように両ピストン孔からのリー
クは極めて微少な隙間から成されるためその流量
は少量であり、フイルタの緻密性を高めても圧力
損出はほとんどなく、作動への影響はない。
さらに、このフイルタは、両ピストン孔の軸と
直交する方向に挿入して両フイードバツク液圧孔
内に設けたため、フイードバツク液路とピストン
孔間を作動液が流通する際に、フイルタが作動液
の流体圧を受けて挿入方向に移動することがな
い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成について説明する。
本考案一実施例の圧力制御弁Aは、第3図のシ
ステム全体図に示す車両用舵角制御装置Bに適用
されており、マイクロコンピユータ1からの制御
電流i1,i2に基き液圧式ステアリング装置C
を駆動させるものである。
尚、この液圧式ステアリング装置Cは、自動車
の後輪2に設けられ、運転者による操舵に応じて
前輪3と併せて後輪2を転舵させるもので、液圧
の導入により後輪2を右に転舵させる右転舵室4
と、同様に左に転舵する左転舵室5とが設けられ
ている。また、図において6はマイクロコンピユ
ータ1へ操舵に必要な様々な状態を検知する入力
センサである。また、Fは回収フイルタであつ
て、タンクTに回収時に作動液に含まれる異物を
除去するものである。
第1図は、実施例の圧力制御弁Aを示す断面図
であつて、この図に示すように、圧力制御弁A
は、バルブボデイ10、バルブスプール20、第
1ソレノイド30、第2ソレノイド40を主要な
構成としている。
前記バルブボデイ10には、バルブ穴61が穿
設され、このバルブ穴61には液圧導入穴62、
第1ドレーン穴63、第2ドレーン穴64、第1
制御圧ポート65及び第2制御圧ポート66が形
成されている。
前記液圧導入穴62は、バルブ穴61のほぼ中
央位置に形成され、圧力供給路52を介してポン
プPから液圧が供給される。
両ドレーン穴63,64は、それぞれバルブ穴
61の両端側位置に形成されると共に、連通路6
7で連通され、かつ、ドレーン液路53を介して
液圧をタンクT側へ逃がす。
前記第1制御圧ポート65は、第1ドレーン穴
63と液圧導入穴62間位置に設けられ、第1制
御液圧路54を介して、前記液圧式ステアリング
装置Cの右転舵室4に連通されている。
前記第2制御圧ポート66は、第2ドレーン穴
64と液圧導入穴62間位置に設けられ、第2制
御液圧路55を介して、前記液圧式ステアリング
装置Cの左転舵室5に連通されている。
前記バルブスプール20は、バルブ穴61にそ
の内径に対し一定の隙間を有して摺動可能に設け
られると共に、両端をコイルスプリング21,2
2に弾性支持状態で設けられ、かつ、このバルブ
スプール20には、前記第1制御圧ポート65に
アンダラツプ状態で設けられる第1ランド23
と、第2制御圧ポート66にアンダラツプ状態で
設けられる第2ランド24と、両端部の端部ラン
ド25,26とが形成され、前記液圧導入穴62
に導かれた液圧を第1制御圧ポート65と第2制
御圧ポート66とに逆比例的に導くようになつて
いる。
即ち、このバルブスプール20は、第1図に示
す中立状態から、右側に摺動すれば第1制御圧ポ
ート65ではドレーン側絞り部231の面積が狭
まると共に液圧導入側絞り部232が広がつて増
圧され、一方、第2制御圧ポート66では液圧導
入側絞り部242が狭まると共にドレーン側絞り
部241が広がつて減圧される。
また、逆方向に摺動すれば第1制御圧ポート6
5が減圧され、第2制御圧ポート66が増圧され
る。
尚、バルブボデイ10において、このバルブス
プール20の両端位置には背室56,56が設け
られ、この背室56,56は、それぞれ前記ドレ
ーン液路53に連通されている。
また、このバルブスプール20の両端部にはこ
のバルブスプール20と同軸に第1ピストン孔7
0と第2ピストン孔80が形成されている。
前記第1ピストン孔70(図中右側端部)は、
第1制御圧ポート65に開口された第1フイード
バツク液圧孔72により前記第1制御圧ポート6
5に連通され、かつ、第1パイロツトピストン7
1が摺動可能に設けられている。
同様に、前記第2ピストン孔80(図中左側端
部)は、前記第2制御圧ポート66に開口された
第2フイードバツク液圧孔82により前記第2制
御圧ポート66に連通され、かつ、第2パイロツ
トピストン81が摺動可能に設けられている。
尚、両パイロツトピストン71,81の先端に
はバルブスプール20に対する陥入方向のスライ
ドを規制するストツパフランジ711,811が
設けられている。
また、両フイードバツク液圧孔72,82は、
両ランド23,24において、バルブスプール2
0及び両ピストン孔70,80の軸方向に対して
直交方向に穿設された直交孔72a,82aと、
バルブスプール20の軸方向に穿設された平行孔
72b,82bとで構成されていて、この直交孔
72a,82aと平行孔72b,82bとの連結
位置に、それぞれフイルタ73,83が設けられ
ていている。
このフイルタ73,83は、円筒形状を成し、
前記直交孔72b,82bの開口端部から挿入
し、きつい嵌合状態で設けられていて、両フイー
ドバツク液圧孔72,82を流れる作動液を濾過
して異物を取り除くようになつているもので、特
に緻密なものが用いられていて、両パイロツトピ
ストン71,82の摺動部の微少な隙間に入り込
む恐れがある極めて微細な異物を取り除くことが
できるようになつている。
尚、このフイルタ73,83はきつい嵌合状態
で設けずに、直交孔72a,82aに挿入して、
ストツパを設けて固定するようにしてもよい。
さらに、このバルブスプール20の両端には、
バルブスプール20の両端部に対して遊嵌状態
で、かつ、端部ランド25,26に当接してバル
ブスプール20に対する中央側へのスライドを規
制されてリテーナ90が設けられている。
また、このリテーナ90にはフランジ91が形
成されている。即ち、このフランジ91は、表面
がコイルスプリング21,22の座面となつてそ
の付勢力をプリロードとしてバルブスプール20
に与え、また、バルブスプール20がリテーナ9
0から離れる方向へ摺動した場合にはフランジ9
1の裏面が、バルブ穴61の縁部周辺位置に当接
して移動が規制される。
前記バルブスプール20の両端には第1ソレノ
イド30(図中左側)と第2ソレノイド40(図
中右側)とが設けられていて、バルブスプール2
0はこれらのプランジヤ31,41に両パイロツ
トピストン71,81を介して押圧されてスライ
ドする。
尚、両ソレノイド30,40の電磁力は、マイ
クロコンピユータ1からの制御電流i1,i2に
より制御されるもので、この制御電流i1,i2
に対する電磁力特性は1次的なものとなつてい
る。
また、両ソレノイド30,40のプランジヤ3
1,41は突出側ストツパ面32,42及び没入
側ストツパ面33,43で規制される範囲でスラ
イドし、かつ、プランジヤスプリング34,44
で弾性支持されている。
尚、図中101,102はOリングである。
次に、実施例の作用を説明する。
(イ) 中立時 通常バルブスプール20はコイルスプリング2
1,22の付勢力によつて一定のプリロードが与
えられた状態で中立位置に保持されていて、液圧
導入穴62から導かれた高作動液圧は両液圧導入
側絞り部232,242を通過してそれぞれ両ド
レーン穴63,64からドレーン液路53を通つ
てタンクTへ還る。
これにより、両制御圧ポート65,66の液圧
は等しく保たれ、液圧式ステアリング装置Cにお
いても両転舵室4,5の液圧は等しく後輪2は直
進状態を保つ。
(ロ) 第1ソレノイド駆動時 マイクロコンピユータ1からの制御電流i1が
上昇されると、プランジヤ31が第2パイロツト
ピストン81の端面をコイルスプリング21のプ
リロードに抗して押し、バルブスプール20は第
2図に示すように、第2ソレノイド40側(図中
右側)へ摺動して第1ランド23のドレーン側絞
り部231と第2ランド24の液圧導入側絞り部
242とを閉じ、第1制御圧ポート65の液圧が
上昇する。
この第1制御圧ポート65の圧力上昇は第1フ
イードバツク液圧孔72を介して第1ピストン孔
70に伝えられ、この上昇液圧は第1パイロツト
ピストン71をバルブスプール20から突出させ
るように作用する。
そして、第1パイロツトピストン71の摺動に
より第2ソレノイド40のプランジヤ41が没入
側ストツパ43にスライド規制されるまで没入す
ると、第1パイロツトピストン71を押圧する力
の反力、即ち、フイードバツク圧Fpがバルブス
プール20に作用し、バルブスプール20が第1
ソレノイド30側に押し戻される。
その結果、第2図に示すように、第1ソレノイ
ド30の電磁力Fsolとバルブスプール20に作用
するフイードバツク圧Fp、加えてプランジヤス
プリング34のばね力Fklとコイルスプリング2
1のばね力FK2とが釣り合う(Fsol+Fk1=Fp
+FK2となる)位置にバルブスプール20は保た
れ、第1制御圧ポート65の圧力がマイクロコン
ピユータ1からの制御電流i1に基く所定の圧力
に保たれる。
尚、第1ソレノイド30の電磁力FSOLとフイ
ードバツク圧Fpとの関係は、 Fp=FSOL+Fk1−FK2の式で示されるように
1次の比例関係となる。また、コイルスプリング
21とプランジヤスプリング34にあつては両者
のばね常数イニシヤルセツト力を等しくしておく
のが望ましい。
上述の第1制御圧ポート65における液圧上昇
及び液圧保持により、液圧式ステアリング装置C
では右転舵室4の液圧が上昇され、後輪2を所定
角度の右転舵状態を保つように作動する。
(ハ) 第2ソレノイド駆動時 第1ソレノイド30の駆動時と同様にして、第
2ソレノイド40へのマイクロコンピユータ1か
らの制御電流i2の上昇によりプランジヤ41が
突出し、バルブスプール20は第1ソレノイド3
0側へ摺動され、それによつて、ドレーン側絞り
部231及び液圧導入側絞り部242が開かれ、
第2制御圧ポート66の液圧が上昇される。この
液圧上昇により、第2パイロツトピストン81が
摺動され、その反力に基くフイードバツク圧と第
2ソレノイド40の電磁力との釣り合う位置にバ
ルブスプール20は保たれ、その結果、液圧式ス
テアリング装置Cでは左転舵室5の液圧が上昇さ
れて、後輪2が所定角度の左転舵状態を保つよう
に作動する。
尚、両パイロツトピストン71,81は、両ピ
ストン孔70,80の液圧が低下したときに両プ
ランジヤ31,41のいずれかに押圧されてスト
ツパフランジ711,811がバルブスプール2
0に当接するまで没入スライドされる。
また、上述のように両ピストン孔70,80に
液圧が与えられているため、両パイロツトピスト
ン71,81の摺動部との間の微少な隙間を通つ
て両背室56,57へリークが生じている。この
リークにより両フイードバツク液圧孔72,82
を作動液が流れる際に、前記微少な隙間に入り込
む恐れのある異物はフイルタ73,83により除
去される。
ところで、このフイルタ73,83にあつて
は、両端で受圧する液圧が同一となつているため
に、両制御圧ポート65,66の液圧により、フ
イルタ73,83が挿入方向に移動することがな
く、また、上記のリークによる作動液の流れによ
りフイルタ73,83が受ける流体圧は、剪断方
向に受けるため、これによつても、フイルタ7
3,83が挿入方向にズレることがない。
尚、このような両ピストン孔70,80からの
リークは極めて少量であり、フイルタの緻密性を
高めても圧力損出はほとんどなく、作動への影響
はない。また、両パイロツトピストン71,81
は、両ピストン孔70,80の液圧が低下したと
きに両プランジヤ31,41のいずれかに押圧さ
れてストツパフランジ711,811がバルブス
プール20に当接するまで没入スライドされる。
以上のように、両制御圧ポート65,66の液
圧はバルブスプール20のストローク量によらず
に、両ソレノイド30,40の電磁力と両フイー
ドバツク面75,85で受圧するフイードバツク
圧との釣り合いで決定されるものであるから、両
ソレノイド30,40の電磁力特性に対応した油
圧の制御が可能となるもので、制御電流i1,i
2に対して両ソレノイド30,40の電磁力は1
次的に変化するから、制御電流i1,i2に対す
る制御液圧の特性を1次的にすることができると
共に、制御液圧で駆動される液圧式ステアリング
装置Cの作動も1次的に制御できる。
以上説明したように、本実施例は以下の特徴を
有する。
制御電流i1,i2に対して両制御圧ポート
65,66の液圧及びこの液圧で作動される液
圧式ステアリング装置Cの作動を1次的に制御
できるために、精度の高い制御を容易に行うこ
とができる。
両制御圧ポート65,66と両ピストン孔7
0,80を連通する両フイードバツク液圧孔7
2,73をバルブスプール20内に形成したた
めに、バルブボデイ10に形成する場合に比較
してコンパクトにすることができる。
バルブスプール20に対するフイードバツク
液圧がバルブスプール20内で作用するように
して両端の背室56,57側からフイードバツ
ク液圧をかけないようにしたために、両制御圧
ポート65,66及び両ピストン孔70,80
からのリークは常に一定の方向に成され、作動
が安定する。
圧力フイードバツク用の両ピストン孔70,
80に通じる両フイードバツク液圧孔72,8
2にフイルタ73,83を設け異物を除去する
ようにしたため、微少な隙間で摺動し高精度が
要求される両パイロツトピストン71,81の
異物によるトラブルを回避できると共に、油圧
回路の信頼性が向上する。尚、このフイルタは
流量が殆ど発生しない部位に設けられるので、
小型化が容易である。
フイルタ73,83が制御液圧や流体圧等に
より移動することがないため、この移動を規制
する構成を必要とせず、構成の簡略化及びコス
ト低減が図れる。
フイルタ73,83を両ピストン孔70,8
0内に設けないから、サイズ的な制約を受ける
ことがなく、設計自由度が向上する。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば、実施例では両ピストン孔に至
る両フイードバツク液圧孔をバルブスプール内に
形成したが、バルブボデイに形成してもよい。
また、実施例では、圧力制御弁を車両用舵角制
御装置に適用した例を示したが、2系統の液圧を
比例制御するものであれば適用範囲はこれに限ら
れない。
また、実施例では背室をドレーン側に直接接続
した例を示したが、この間にオリフイスを設けて
もよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の圧力制御弁
にあつては、両制御圧ポートの液圧はバルブスプ
ールのストローク量によらずに、両ソレノイドの
電磁力と両ピストン孔で受圧する制御液圧(フイ
ードバツク液圧)との釣り合いで決定される手段
としたために、両ソレノイドの電磁力特性に対応
した油圧の制御が可能となり、制御液圧の特性を
1次的にすることができると共に、制御液圧で駆
動されるアクチユエータの動きを1次的に制御す
ることができ、制御が容易になるという効果が得
られる。
同時に、両フイードバツク液圧孔に緻密なフイ
ルタを設けた手段としたために、異物により両パ
イロツトピストンに作動不良が生じることがない
という効果及び、その場合にフイルタの抵抗によ
る作動への影響もないという効果が得られ、加え
て、例えば、ピストン孔内に設けた場合にのよう
に、パイロツトピストンと同径にしなければなら
ないというようなサイズ上の制約はなく、設計自
由度が高いという効果が得られる。
さらに、このフイルタは、両ピストン孔の軸と
直交する方向に設けたために、作動液の流体圧を
受けて挿入方向に移動することがなく、そのため
のストツパ等を省略することができ、コスト低減
が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の圧力制御弁示す断面
図、第2図は実施例制御弁の作動を示す断面図、
第3図は実施例制御弁を適用した装置のシステム
を示す全体図、第4図は従来のストローク量変化
に対する制御液圧変化を示すグラフである。 A……圧力制御弁、10……バルブボデイ、2
0……バルブスプール、23……第1ランド、2
4……第2ランド、30……第1ソレノイド、4
0……第2ソレノイド、61……バルブ穴、62
……液圧導入穴、63……第1ドレーン穴、64
……第2ドレーン穴、65……第1制御圧ポー
ト、66……第2制御圧ポート、70……第1ピ
ストン孔、71……第1パイロツトピストン、7
2……第1フイードバツク液圧孔、73……フイ
ルタ、80……第2ピストン孔、81……第2パ
イロツトピストン、82……第2フイードバツク
液圧孔、83……フイルタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1制御圧ポート、第2制御圧ポート、液圧導
    入穴及びドレーン穴が形成されたバルブ穴を備え
    たバルブボデイと、 前記バルブ穴に摺動可能に設けられ、前記液圧
    導入穴に導かれた液圧を第1制御圧ポートと第2
    制御圧ポートとに逆比例的に導くランドが形成さ
    れたバルブスプールと、 前記バルブスプールの両端側のバルブボデイに
    それぞれ設けられ、電磁力に応じプランジヤで押
    圧してバルブスプールを第1制御圧ポート増圧方
    向へ摺動させる第1ソレノイド及び、第2制御圧
    ポート増圧方向へ摺動させる第2ソレノイドと、 前記バルブスプールの一端部に形成され、前記
    第2ソレノイドのプランジヤに当接状態で設けた
    第1パイロツトピストンが摺動可能に挿入された
    第1ピストン孔及び、前記バルブスプールの他端
    部に形成され、前記第1ソレノイドのプランジヤ
    に当接状態で設けた第2パイロツトピストンが摺
    動可能に挿入された第2ピストン孔と、 前記第1ピストン孔に第1制御圧ポートの液圧
    を導入可能に形成された第1フイードバツク液圧
    孔及び、前記第2ピストン孔に第2制御圧ポート
    の液圧を導入可能に形成された第2フイードバツ
    ク液圧孔と、 両ピストン孔の軸と直交する方向に挿入して両
    フイードバツク液圧孔内にそれぞれ設けられた緻
    密なフイルタと、 を備えていることを特徴とする圧力制御弁。
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