JPH05198385A - 増加した静電気散逸を有する高分子/ポリイミド組成物 - Google Patents

増加した静電気散逸を有する高分子/ポリイミド組成物

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JPH05198385A
JPH05198385A JP17276591A JP17276591A JPH05198385A JP H05198385 A JPH05198385 A JP H05198385A JP 17276591 A JP17276591 A JP 17276591A JP 17276591 A JP17276591 A JP 17276591A JP H05198385 A JPH05198385 A JP H05198385A
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polymer
polyimide
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オードリー マートゼル エレイン
Francis Ryan Sullivan
ライアン サリバン フランシス
Lance Anthony Mayer
アンソニー メイヤー ランス
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主ポリマーとESD添加剤を含む組成物にポ
リイミドを導入した静電気散逸性(ESD)高分子組成
物。 【効果】 表面抵抗率および体積抵抗率を減少させるこ
とによってESD性が増加され、その結果、許容できる
結果に達成するために必要なESD添加剤を減少させる
ことができる。さらに、改良された特性によって、増加
した特性なしに通常達成することのできない特定の用途
に物質を用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明の分野 本発明は、静電気散逸性(ESD)を有する新規高分子
組成物に関する。本発明のESD添加剤を含む組成物
は、さらなる添加剤としてポリイミドが導入されてお
り、組成物のESD性を増加させている。このESD性
の増加によって、本発明の組成物により低い負荷のES
D添加剤を有いることができ、その結果、ESD添加剤
が与え得る有害な影響を減じることができる。さらに、
これらの組成物は、完成品に成形した場合に、改良され
た物理的特性を示す。
【0002】本発明の背景 ほとんどのプラスチック表面上への静電荷の形成および
保持が、周知である。プラスチック物質は、低い導電性
のために静電荷を蓄積する傾向をかなり有する。熱可塑
性フィルムシート上における静電荷の存在によって、例
えば、シートが互いに他着してしまい、その結果、さら
なる加工のためにそれらを分離することがより困難とな
る。さらに、静電荷の存在によって、プラスチックバッ
ク中に包装された商品にダストを付着させ、例えば、セ
ールスアピールを打ち消してしまう。
【0003】ミクロ電子装置の複雑さおよび感受性が増
大するにつれ、電子工業に特に関する静電放電がコント
ロールされる。低い電圧の放電でさえも敏感な装置にひ
どい損傷を与えてしまう。静電荷の蓄積および散逸をコ
ントロールする必要が、しばしば、部分的に導体から構
成する全アセンブリー環境に要求される。電気装置およ
び器具を貯蔵し、輸送し、保護し、または支持するため
に導電性高分子物質から静電気保護包装、運搬箱、ケー
シング、およびカバーを製造することも必要であろう。
【0004】プラスチック上に製造または使用の間に蓄
積された静電荷の蓄積防止は、当業者に周知である種々
の静電気散逸性(ESD)物質を用いることによって防
ぐことができる。これらの物質は、製造後に物品上に吹
付け、または浸漬被覆することのできるコーティングと
して適用することができるが、この方法は、通常一時的
な解決に終る。あるいは、これらの物質を加工間に添加
剤としてポリマー中に導入し、その結果、より長い永続
性を得ることができる。
【0005】あるポリイミドポリマーを他のポリマーに
導入することが、周知である。これらの物質は、通常、
主ポリマーの加熱撓み温度を増加させるためにポリマー
に添加される。
【0006】本発明の概要 少なくとも1種のポリイミドを主ポリマーに導入するこ
とによって、主ポリマーおよびESD添加剤を含む組成
物の静電気散逸性(ESD)が増加することがわかっ
た。このESD性の増加は、表面抵抗率および体積抵抗
率の両方の減少によって説明される。同じESD添加剤
を用いる組成物において、ポリイミドの導入によって与
えられたこの増加は、許容できる結果を達成するために
必要な静電気散逸性添加剤を減少させることができる。
さらに、改良された特性は、増加した特性なしに通常達
成することのできない特定の適用に物質を用いることを
可能にする。
【0007】さらに、本発明は、主ポリマーを含む主ポ
リマーブレンドに、少なくとも1種のポリイミドおよび
有効量の静電気散逸性添加剤を添加する工程を含む静電
気散逸性高分子組成物を製造する方法を熟考する。
【0008】本発明は、独特のESD性および改良され
た高温特性を有する本発明の新規組成物から製造された
物品をも熟考する。
【0009】好ましい態様の詳細な説明 本発明は、(a)少なくとも1種の主ポリマーおよび少
なくとも1種のポリイミドを含むポリマーブレンド;並
びに(b)少なくとも1種の静電気散逸性添加剤;を含
む静電気散逸性高分子組成物に関する。
【0010】ポリマーブレンドは、通常、主ポリマーと
ポリイミドを含む2種のポリマーの均質混合物である。
ポリ塩化ビニルが好ましい主ポリマーであるため、本発
明は、PVCを主ポリマーとして用いて説明し、例示す
る。
【0011】ポリマーブレンドは、主ポリマー樹脂上に
ポリイミドを共重合またはコーティングすることによっ
て形成させることができる。共重合方法において、モノ
マーは、ポリイミドポリマーの存在下に重合する。イン
ターポリマーは、ポリイミドがモノマーまたは適当な溶
剤下に重合前に溶解または膨潤する重合によって製造さ
れる。この塊状重合方法は、インターポリマーを製造す
るために好ましい。塊状重合によるインターポリマーの
製造は、一般に、段階的に行われる。はじめの工程の初
期重合は、典型的にはタービンおよびマリンプロペラ型
羽根の両方を含む攪拌器を備えたバッフル付容器(初期
重合器)を必要とする。初期重合器は、排気し、または
窒素でパージし、酸素を除去する。この時点で、所望な
らば、いずれの添加剤、例えば、大豆油でエポキシ化さ
れた、または、キシレンと大豆油でエポキシ化された硝
酸ポリビニルアセテートまたはビニルアセテート−クロ
トン酸コポリマーを添加することができる。容器は、約
75〜90%の負荷にモノマーで装填される。その時、
攪拌器を適当な速度に操作して所望の粒度を得、開始剤
を添加する。
【0012】初期重合内容物を所望の反応温度におよそ
1〜2℃/分の速度で加熱する。反応は、6〜12%の
転化を得るに十分な時間行われる。その時、内容物を以
後反応器と呼ばれる既に準備した容器に移す。
【0013】用いた反応器は、液体以外の固体を混合す
るために設計された反応容器である。垂直型または横型
であってもよい。典型的な反応器は、壁近くの削る羽根
を備えており、固体粉末内容物の混合を与える。典型的
には、ジャケット付壁および/または熱の除去のための
コンデンサーを有する。
【0014】初期重合器の内容物を反応器に移す前に、
以下のことを行うべきである:a)共重合させる所望の
ポリマーを容器中に置く;b)他の添加剤を容器中に置
く;c)容器を約8ppm 以下の酸素にパージする;そし
て、d)攪拌しながら、さらなるモノマーを反応器に添
加する。典型的には、このとき加えるモノマーの量は、
ポリマー液が得られるに十分である。
【0015】初期重合器の内容物を反応器に添加した
後、さらなる開始剤を反応器に添加することができる。
開始剤の選択は、所望の反応温度、所望の転化速度、お
よび他の所望の特性に依存する。反応温度は、通常約4
5℃〜約80℃の範囲である。反応器の内容物(初期重
合器の内容物を既に添加した)を所望の反応温度に加熱
する。重合の経過中に、蒸気スチームを反応器の上部か
らひき、関連するコンデンサーに供給して不活性ガスお
よび/または反応副生成物を除去する。反応は、所望の
転化率まで続け、次いで、未反応のモノマーを排気しな
がらポリマーの加熱のような常法によって残留するモノ
マーをポリマーから除去する。
【0016】典型的な重合開始剤は、50℃で数時間の
程度の半減期を有するラジカル開始剤である。このよう
な開始剤で約60%のモノマーが通常の反応温度範囲を
用いて約3〜約10時間の範囲内に重合することができ
る。好ましい開始剤には、ペルオキシジカーボネート、
例えば、ジ(sec−ブチル)ペルオキシジカーボネー
ト、ジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネー
トおよびジ(4−t−ブチルシクロヘキシル)ペルオキ
シジカーボネート、ペルオキシド、例えば、ラウロイル
ペルオキシド、ベンゾイルペルオキシドおよびアセチル
シクロヘキシルスルホニルペルオキシド、ニトリル、例
えば、アゾジイソブチロニトリルおよびアゾビス(2,
4−ジメチル−バレロニトリル)、α−クミルペルオキ
シネオデカノエート、t−ブチルペルオキシピバレー
ト、t−アミルペルオキシピバレートなどが含まれる
が、これに限定されない。添加する開始剤の量は、当業
者がこの種の開始剤を選ぶために用いる上記制限によっ
て変化するであろう。
【0017】典型的には、塊状重合で用いることのでき
る酸化防止剤は、BHT,BHA,ビスフェノールA,
オクチル−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート,トリエチレング
リコールビス−3−(3′−t−ブチル−4′−ヒドロ
キシ−5′−メチルフェニル)プロピオネートなどであ
る。ここでの説明は、塩化ビニルの塊状重合に向けられ
ているが、当業者は、この説明を他の重合方法、例え
ば、懸濁または分散重合、および他のモノマーに容易に
適合させることができる。
【0018】他の方法において、ポリマー樹脂は、ポリ
イミドでコーティングすることができる。ポリマーとポ
リイミドが均質ブレンドであるコーティング方法は、
a)ポリイミドを溶剤中に溶解させて溶液を形成する;
b)主ポリマーと溶液を接触させる;そして、c)溶剤
を除去してそれによってイミドを主ポリマーに吸着させ
る;ことを含む方法によって製造される。この方法は、
ポリイミドを主ポリマー上およびその細孔内に吸着させ
る。
【0019】共重合方法において用いるため、または、
ポリマーのコーティングのためにポリイミドを溶解させ
るための適当な溶剤には、ハロゲン化炭化水素溶剤、例
えば、塩化ビニル、クロロエタン、ブロモエタン、ジク
ロロエタン、クロロホルム、塩化メチレン、トリクロロ
エタンなど、エーテル、例えばジエチルエーテルなど、
芳香族炭化水素、例えば、ベンゼン、トルエン、および
キシレン、並びに3〜6個の炭素原子を有するケトン、
例えば、アセトンまたはメチルエチルケトンが含まれ
る。コーティング方法に好ましい溶剤は、塩化ビニルで
ある。
【0020】イミドをポリマーブレンドに導入するため
に好ましい方法は、共重合である。好ましい重合方法
は、塊状重合である。
【0021】ここで規定される均質ブレンドは、異なる
成分の別の領域が実質的にあまり残らないポリマーの混
合物をいう。他の機械的ブレンディング、例えば、ヘン
シェルもしくはバンバリー混合は、ポリマー間のこの程
度の会合を達成することができない。
【0022】インターポリマーブレンドに導入すること
のできるポリイミドの量は、100重量部の主ポリマー
あたり約100重量部までである。好ましい態様におい
て、インターポリマーブレンド中のポリイミドの量は、
主ポリマー100重量部あたり約4重量部〜約60重量
部である。最も好ましい、インターポリマーブレンド中
のポリイミドの量は、主ポリマー100重量部あたり約
10重量部〜約60重量部である。
【0023】静電気散逸性(ESD)添加剤は、ポリマ
ーブレンドに添加した場合に、組成物にESD性を与え
る任意の添加剤であることができる。静電気散逸性添加
剤の例は、次式:
【0024】
【化1】
【0025】〔上式中、R1 ,R2 ,R3 ,およびR4
は、独立に、水素、未置換または置換されたアルキル、
シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、アラル
キルもしくはアルカリールであり;置換基は、OR5
SR5 ,NR5 6 ,CNまたはハロゲンであり;R5
およびR6 は、独立に、水素、アルキル、シクロアルキ
ル、シクロアルケニル、アリール、アラルキル、アルカ
リールもしくはカルボキシルである〕を有する2種以上
の共重合性環状エーテルモノマーのコポリマーあるいは
ホモポリマーである。
【0026】アルキル基は、直鎖または枝分れ鎖である
1〜6個の炭素原子を有することができ、未置換または
置換されていてもよい。アルケニル基は、直鎖または枝
分れ鎖であり1個か2個の二重結合を有する1〜6個の
炭素原子を有することができ、未置換または置換されて
いてもよい。
【0027】シクロアルキルおよびシクロアルケニル基
は、3〜8個の環炭素原子および1〜3個の環を有する
ことができる。シクロアルケニル基は、1個か2個の二
重結合を有することができる。
【0028】アリール基は、6〜10個の環炭素原子お
よび1個か2個の環を有することができる。
【0029】本発明で用いるための適当な静電気散逸性
添加剤は、エチレンオキシドのホモポリマー、エチレン
オキシドと1種以上の共重合性モノマーのコポリマー、
(A)約200〜約10,000の平均分子量を有する
低分子量ポリエーテルオリゴマー、と(B)連鎖延長剤
の間の反応生成物である連鎖延長ポリマーである。1種
以上のESD添加剤のブレンドを用いることができる。
【0030】好ましいESD添加剤の例は、エチレンオ
キシドとエピクロロヒドリンのコポリマー、エチレンオ
キシドとプロピレンオキシドのコポリマー、並びに、低
分子量ポリエーテルがポリエチレンオキシドであり、連
鎖延長剤が4,4′−メチレンビス(フェニルイソシア
ネート)(MDI)である連鎖延長ポリマーである。最
も好ましいESD添加剤は、エチレンオキシドがコポリ
マーの約75%〜約80%であるエチレンオキシドとエ
ピクロロヒドリンのコポリマーである。
【0031】必要な静電気散逸性添加剤の有効量は、所
望の静電気散逸を与える量である。許容できる静電気散
逸性ポリマー組成物に対して、表面抵抗率は、約1×1
14ohm/sqよりも小さく、あるいは、体積抵抗率は、
約1×1014ohm-cmよりも小さい。好ましい態様におい
て、組成物の表面抵抗率は、約1×1013 ohm/sqより
も小さく、あるいは、体積抵抗率は、約1×1013ohm-
cmよりも小さい。最も好ましい態様において、組成物の
表面抵抗率は、約1×1012 ohm/sqよりも小さく、体
積抵抗率は、約1×1012ohm-cmよりも小さい。
【0032】高分子組成物中の静電気散逸性添加剤の好
ましい量は、インターポリマーブレンド100重量部あ
たり約3重量部〜約100重量部である。好ましい形態
において、組成物は、インターポリマーブレンド100
重量部あたり約5重量部〜約40重量部の静電気散逸性
添加剤を有することができる。最も好ましい組成物は、
インターポリマーブレンド100重量部あたり約10重
量部〜約30重量部の静電気散逸性添加剤を有する。E
SD添加剤の好ましい量は、もちろん、用いる特定のE
SD添加剤の効率に依存し、当業者によって容易に決定
することができる。
【0033】ポリイミドは、当業者に周知である。ここ
で用いられるポリイミドなる語には、ポリマー主鎖にイ
ミド結合を有するポリマーおよび炭素間ポリマー主鎖に
結合したイミド構造を有するものが含まれる。ポリエー
テルイミドおよびポリエーテルイミドに他の結合を有す
る類似したポリイミドのような、芳香族および脂肪族ポ
リイミドが含まれる。ポリイミドなる語には、1種以上
のイミド単位を含むポリマー、1種以上のイミド単位を
含むコポリマー、1種以上のイミド単位を含むグラフト
ポリマー、並びに部分的、または完全にイミド化された
イミド化性ポリマーが含まれる。
【0034】本発明で有用な特定のポリイミドの例に
は、ポリグルタルイミド、ポリマレイミド、ポリイタコ
ンイミドなどが含まれる。ある特定のポリイミドの製造
の例は、kopchikによる米国特許第4,246,
374号およびSchroederらによる米国特許第
3,284,425に記載されており、本明細書中に参
考文献として引用される。本発明において、1種のみの
ポリイミドを導入することが可能であり、あるいは2種
以上のポリイミドの混合物を用いることができる。
【0035】本発明で有用なポリイミドは、ひとつの製
造方法に限定されないが、例として、ポリグルタルイミ
ドは、各対の部材が他の部材と反対方向に回転する、少
なくとも1対のスクリューを備えた押出器にポリ(メチ
ルメタクリレート)を連続的に供給することによって製
造することができる。アンモニア、または第一級アミ
ン、例えばメチルアミンを射出口を通して押出機に連続
的に導入し、望ましくない副生成物および過剰のアンモ
ニアまたはアミンを、下流押出ベントで圧力を次第に下
げることによって除去する。
【0036】本発明の実施において好ましいポリイミド
は、イミド−メタクリレートコポリマーおよび/または
高分子脂肪族イミドコポリマーである。これらの物質
は、通常、高いTg値を有しており、ブレンドに導入し
た場合に主ポリマーの加熱撓みを増加させる。ポリイミ
ドコポリマーは、存在する極性基を有することができ、
あるいは、極性基は、実質的に除去することができる。
これらの極性基の除去方法は、Hallden-Abbertonの米国
特許4,727,117に記載されており、本明細書に
参考文献として引用される。これらのうちいくつかは、
Rohm and Haas Company からParaloid(商標)
HT−510,Paraloid(商標)EXL−41
51,Paraloid(商標)EXL−4171,P
araloid(商標)EXL−4241およびPar
aloid(商標)EXL−4261なる商標名下に製
造され、市販されている。
【0037】ポリマーのTgは、ポリマーのガラス転移
温度測定値である。ポリマーが脆性から可塑性状態に変
化する温度が、ガラス転移点である。高いTgを有する
ポリマーの添加は、通常、主ポリマーの加熱撓み性を増
加させる。他のポリマー中にポリイミドポリマーを導入
することは、周知である。
【0038】ここに規定される加熱撓み温度は、プラス
チック試験片が特定の荷重下に特定の量だけ変形する温
度である。加熱撓み試験は、264psi の荷重を用いて
ASTM D−648に従い行われる。
【0039】表面および体積抵抗率試験は、ASTM
D−257に従い行われる。アダプターは、信号電極で
囲まれた上部電極と低部円形電極を圧縮する。シート状
試料(直径3.5インチおよび1/8〜1/16インチ
の厚さ)を上部および低部電極間に置き、電極間に50
0ボルトの圧力を加える。60秒後、オーム計を用いて
抵抗性を記録し、 ohm/sqの表面抵抗率または、ohm-cm
の体積抵抗率に転化させる。静電気減衰試験は、Electr
o-Tech Systems, Inc から得ることのできる静電気減衰
計(Static Decay Meter)406C型を用いて米連邦試
験方法標準(Fedral Test Method Standard )101
B、方法4046.1「物質の静電気減衰性(Electros
tatic Properties of Materials )」に従い行われる。
静電気の減衰は、すった場合に、物質の表面上に誘導さ
れた既知の電荷を散逸させる物質の能力の測定である。
1/8〜1/16インチの厚さのシート状試験片(3″
×6″)をファラデー箱に含まれる固定電極間に置く。
5,000ボルトの陽電荷を試験片の表面に加え、次い
ですった後に、500ボルト(その初期値の10%)ま
たは50ボルト(その初期値の1%)まで電荷が散逸す
るに必要な秒時間を測定する。試験は、5000ボルト
の陰電荷で繰り返す。この試験は、通常、状態調製して
いない試料、並びに15%および50%の相対湿度(R
H)で48時間状態調製した試料に行う。
【0040】ここで規定される主ポリマーは、ホモポリ
マーまたはコポリマー、例えば、ポリ塩化ビニル、塩素
化ポリ塩化ビニル、スチレンとアクリロニトリルのコポ
リマー、スチレン、アクリロニトリルとジェンゴムのタ
ーポリマー、アクリレートエラストマーで改質されたア
クリロニトリルとスチレンのコポリマー、エチレンプロ
ピレンジエンモノマーゴムで改質されたアクリロニトリ
ルとスチレンのコポリマー、ポリスチレンとゴム改質耐
衝撃性ポリスチレン、ナイロン、ポリカーボネート;ポ
リブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレー
トおよびポリエーテル−エステルブロックコポリマーを
含む熱可塑性ポリエステル、ポリウレタン、ポリフェニ
レンオキシド、ポリアセタール、ポリメチルメタクリレ
ートであることができる。主ポリマーは、さらに、1種
以上の他の高分子物質、例えば他の主ポリマーと、静電
気散逸性添加剤または当業者に公知の他の添加剤ととも
に配合することができる。
【0041】ここで用いられるポリ塩化ビニル、すなわ
ちPVC、ビニルポリマー、またはビニルポリマー物質
は、ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリデンのホ
モポリマーおよびコポリマーを意味し、CPVCまたは
後塩素化ポリエチレンのような後ハロゲン化ポリマーを
含む。これらハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリ
デンの例は、塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリデン
などである。ハロゲン化ビニルおよびハロゲン化ビニリ
デンは、互いに、または、少なくとも1個の末端CH2
=C<基を有する1種以上の重合性オレフィン系モノマ
ーとそれぞれ共重合することができる。このようなオレ
フィン系モノマーの例としては、α,β−オレフィン系
不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
エタクリル酸、α−シアノアクリル酸など;アクリル酸
エステル、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート、オクチルアクリレート、
シアノエチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレ
ートなど;メタクリル酸エステル、例えば、メチルメタ
クリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート、など;ニトリル、例えば、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリルなど;アクリルアミド、例
えば、メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−ブチオキシメチルアクリルアミドなど;ビ
ニルエーテル、例えば、エチルビニルエーテル、クロロ
エチルビニルエーテルなど;ビニルケトン;スチレンお
よびスチレン誘導体、例えば、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、クロロスチレンなど;ビニルナフタレ
ン、アリルおよびビニルクロロアセテート、ビニルアセ
テート、ビニルピリジン、メチルビニルケトン;ブタジ
エン、イソプレン、クロロプレンなどを含むジオレフィ
ン;並びに、当業者に公知の種類の他の重合性オレフィ
ン系モノマーが挙げられる。
【0042】本発明は、特に、塩化ビニルまたは塩化ビ
ニリデンのみを、あるいは、モノマー混合物の重量に対
して約20重量%までの量でそれと共重合できる1種以
上の重合性オレフィン系モノマーと混合して重合させる
ことによって製造したホモポリマーおよびコポリマーに
適用することができる。いくつかのコポリマーは、物品
の明澄性を減少させる傾向があり、そのため、コポリマ
ー中のコモノマーの量は、透明な物品を望むならば、最
小限にすべきである。最も好ましいビニルポリマー、ま
たは樹脂は、塊状重合方法によって製造したポリ塩化ビ
ニル(PVC)ホモポリマーであり、本発明は、簡単さ
および便宜上から、それと関連させて記載するが、これ
は、単に例示的な意味を意図し、制限するものではない
ことを理解すべきである。本発明の物品は、懸濁、塊
状、乳化、または溶液方法によって製造された樹脂から
製造することができる。
【0043】本発明は、また、主ポリマーとポリイミド
を含むインターポリマーブレンドに有効量の静電気散逸
性添加剤を添加し、ブレンドと添加剤を混合して静電気
散逸性組成物を製造する工程からなる静電気散逸性高分
子組成物の製造方向に向けられている。
【0044】本発明の組成物は、種々の用途に有用であ
る。チューブ、紙皿、床タイル、事務器外被、事務器、
例えば計算機などに用いられる部品、運搬箱、並びに高
分子シートおよびフィルムが、いくつかの例である。
【0045】種々の通常の添加剤を本発明の組成物に用
いることができる。従って、一般にポリマー、特にPV
Cに用いられる熱安定剤、滑剤、耐衝撃性改良剤、難燃
剤、酸化防止剤、UV抑制剤、および加工助剤を与える
ことができる。さらに、典型的に用いられ、かつ当業者
に公知であるような可塑剤を用いることもできる。
【0046】種々の充填剤および顔料も通常の量で用い
ることができる。必要な添加剤、充填剤、および/また
は顔料の量および種類は、当業者に公知である。
【0047】例 さて、本発明を例によって説明しよう。本例は、本発明
の範囲を制限することを意図しない。上記の一般的かつ
詳細な説明と関連して、本例は、さらに本発明を理解す
るために与えられ、本発明のある好ましい態様を説明す
る。
【0048】一般に、下記の例は、ポリ塩化ビニルに最
適にされている。さらに実験することによって、当業者
は、特性を最適にし、主ポリマー系に有用なESD添加
剤を得ることが可能であろう。
【0049】以下の例1〜4は、PVCをポリイミドで
コーティングすることによってPVCにポリイミドを導
入するための方法を記載している。例5〜8は、共重合
させてポリマーブレンドを形成させることによってPV
Cにポリイミドを導入するための方法を記載している。
これらの例は、ただ単に、ポリイミドとPVCのポリマ
ーブレンドを調製するための実施可能な方法を説明する
ためのものであり、制限することを意味しない。例9〜
12は、本発明の静電気散逸性組成物を製造するために
用いられる手順を記載している。残る例13は、比較例
として標準方法を用いて調製した、PVC、スチレンア
クリロニトリルコポリマー(SAN)、およびESD添
加剤を含む組成物の手順を記載している。SAN加熱撓
み添加剤を有するこの組成物は、本発明のESD性に増
加を示さなかった。
【0050】例1 混合羽根を備えた52.6Lの反応器中に、5.6kgの
ポリ塩化ビニル、1.7kgのHT−510ポリイミド、
および24.0kgの水を混合した。得られたスラリーに
8kgの塩化ビニル(VCM)を添加した。スラリーを6
00RPM で4時間約60℃の温度で混合した。生成物を
単離し、濾過した。得られたブレンドのストリッピング
/乾燥は、標準の手順を用いて行った。
【0051】例2 混合羽根を備えたバッフル付の5.4gal.の容器(初期
重合器)を1.9kgのHT−510ポリイミドおよび
0.5gの酸化防止剤で装填し、次いで排気して窒素で
パージした。次いで、初期重合器を11.4kgの塩化ビ
ニルで装填した。温度を約40℃に保ち、混合物を約6
0分間攪拌した。次いで、内容物を既に準備した反応器
に移した。
【0052】10.9kgのポリ塩化ビニルを添加するこ
とによって、16.3gal.の反応器を準備した。次い
で、反応器を窒素でパージした。初期重合器の内容物を
反応器に移し終った後、初期重合器にさらなる2.3kg
の塩化ビニルをどっと流した。スラリー/溶液を約40
℃の温度で1時間攪拌した。標準仕上げによって12.
8kgのPVC/ポリイミドブレンドが得られた。
【0053】例3 約16.3gal.の溶量を有する反応器を10.9kgのポ
リ塩化ビニル樹脂、1.9kgのHT−510ポリイミ
ド、および0.5gの酸化防止剤で装填した。次いで、
反応器を窒素でパージした。3.4kgの塩化ビニルを反
応器に添加した。スラリー/溶液を約40℃の温度で1
時間攪拌した。標準仕上げによって12.7kgのPVC
/ポリイミドブレンドが得られた。
【0054】例4 100gのポリ塩化ビニルを15gのHT−510ポリ
イミドと粉末混合し、333部の水と50gの塩化ビニ
ル(VCM)とともにボトル中に置いた。ボトルをシー
ルし、次いで、40℃で一晩混転させた。朝に、ボトル
を氷水で冷却し、VCMをガス抜きした。どのVCMも
これらの条件下に重合しなかったが、HT−510に溶
解し、VCMを排気した場合に懸濁PVC粒子の表面上
およびその細孔内に薄膜として付着した。生成物を濾過
し、次いで減圧炉中に乾燥/ストリップさせ、もとのP
VCとHT−510の粉末ブレンドと外観上異ならない
微粉末を得た。
【0055】例5 混合羽根を備えたバッフル付の5.4gal.の容器(初期
重合器)を排気して窒素でパージした。これに3%の硝
酸水溶液を6.8g添加した。次いで、初期重合器に1
3.6kgの塩化ビニルを装填した。溶液を攪拌し、約1
2mlのメタノール中の4.0gのビス(2−エチルヘキ
シル)ペルオキシジカーボネート(75%)をシリンジ
によって添加した。次いで、約12mlのメタノールでシ
リンジを流した。溶液を66.5℃に1〜2℃/分の速
度で加熱した。溶液を約50分間反応させて約8%のモ
ノマーの転化率を得た。次いで、内容物を既に準備した
反応器に移した。
【0056】2452gのHT−510ポリイミド、
0.5gの酸化防止剤、および18.2gの、メタノー
ル中1%のポリビニルアセテート溶液を添加することに
よって、16.3gal.の反応器を準備した。次いで、反
応器を排気し、窒素でパージして酸素を除去し、7.7
kgの塩化ビニルを添加した。初期重合器の内容物を反応
器に移し終った後に、約12mlのメタノール中の7.3
gのt−ブチルペルオキシピバレート(75%)を添加
した。次いで、約12mlのメタノールをシリンジに流し
た。反応器を約69℃に加熱して、次いで、3時間保持
した。9.1kgのPVC/ポリイミドインターポリマー
が得られた。
【0057】例6 初期重合器を排気し、窒素でパージした。次いで、初期
重合器を13.6kgの塩化ビニルで装填した。溶液を攪
拌し、15mlの無臭のミネラルスピリット(OMS)中
の3.8gのビス(2−エチルヘキシル)ペルオキシジ
カーボネート(75%)をシリンジによって添加した。
溶液を1〜2℃/分の速度で65.5℃に加熱した。溶
液を約50分間反応させて約8%のモノマーの転化率を
得た。次いで、内容物を既に準備した反応器に移した。
【0058】攪拌しながら、1816gのHT−510
ポリイミドおよび0.5gの酸化防止剤を添加すること
によって、16.3gal.の反応器を準備した。次いで、
反応器を排気し、窒素でパージして酸素を除去した。1
2.7kgの塩化ビニルを添加した。初期重合器の内容物
を反応器に移し終った後に、10mlのOMS中の8.2
gのt−ブチルペルオキシピバレート(75%)を添加
した。次いで、さらなる10mlのOMSをシリンジに流
した。反応器を69℃に加熱して、次いで3時間保持し
た。9.1kgのPVC/ポリイミドインターポリマーが
得られた。
【0059】例7 初期重合器を排気し、窒素でパージした。次いで、初期
重合器に3.1gの3%の硝酸水溶液および12.5ml
の無臭ミネラルスピリット(OMS)中の3.2gのエ
チルヘキシルペルオキシジカーボネートを装填した。次
いで、初期重合器に10.5kgの塩化ビニルを装填し
た。溶液を66℃に1〜2℃/分の速度で加熱した。溶
液を約50分間反応させて、約8%のモノマーの転化率
を得た。次いで、内容物を既に準備した反応器に移し
た。
【0060】2452gのEXL−424/ポリイミド
および0.5gの酸化防止剤を添加することによって、
16.3gal.の反応器を準備した。次いで、反応器を排
気し、窒素でパージして酸素を除去し、13.6kgの塩
化ビニルを添加した。初期重合器の内容物を反応器に移
し終った後に、7.6mlのOMS中の10.5gのt−
ブチルペルオキシピバレート(75%)を添加した。次
いで、さらなる7.6mlのOMSをシリンジに流した。
反応器を69℃に加熱し、次いで3.7時間保持した。
12.7kgのPVC/ポリイミドインターポリマーが得
られた。
【0061】例8 初期重合器を排気し、窒素でパージした。次いで、初期
重合器を3.4gの3%の硝酸水溶液、および12.5
mlの無臭のミネラルスピリット(OMS)中の3.2g
のエチルヘキシルペルオキシジカーボネートで装填し
た。次いで、初期重合器を11.4kgの塩化ビニルで装
填した。溶液を66℃に1〜2℃/分の速度で加熱し
た。溶液を約50分間反応させて塩化ビニルモノマーを
ポリマーに約8%転化させた。次いで、内容物を既に準
備した反応器に移した。
【0062】攪拌しながら、1716gのEXL−41
71ポリイミドおよび0.5gの酸化防止剤を添加する
ことによって、16.3gal.の反応器を準備した。次い
で、反応器を排気し、窒素でパージして酸素を除去し、
12.7kgの塩化ビニルを添加した。反応器中の温度が
約47℃に達するまで、この混合物を約0.5時間加熱
した。混合物をさらに0.5時間攪拌し、次いで、30
℃以下の温度に達するまで、冷却させた。このとき、初
期重合器の内容物を反応器に移した。反応器に移し終っ
た後に、9.9mlのOMS中の8.9gのt−ブチルペ
ルオキシピバレート(75%)を添加した。次いで、さ
らに7.9mlのOMSをシリンジに流した。反応器を6
9℃に加熱し、次いで、69℃で3.7時間保持した。
13.4kgのPVC/ポリイミドインターポリマーが得
られた。
【0063】例9 以下の成分、2600gのポリ塩化ビニル/EXL−4
241ポリイミドインターポリマー樹脂(例6で調
製)、11.5gの滑剤、438gの、約77%のEO
を有するエチレンオキシド−エピクロロヒドリン(EO
−ECH)コポリマー(19phr のESD添加剤)、1
38gの加工助剤、および115gの炭酸カルシウム充
填剤をヘンシェルミキサー中に混合し、加熱した。混合
物が150°Fに達したときに、69gの有機錫安定剤
および23gの可塑剤を添加した。混合物をヘンシェル
ミキサー中にさらに15分間混合して加熱し、冷却させ
た。冷却後、混合物をさらにバンバリーミキサー中に2
95〜310°Fで約2分間混合させた。次いで、組成
物を二本ロール機上に300〜320°Fで置き、約3
分間分出しした。ミルドシートを粉砕し、次いで370
〜395°Fで射出成形した。静電気減衰の結果を表II
に示す。
【0064】例10 例2に記載した方法によって調製された2600gの、
HT−510ポリイミド樹脂でコーティングされたポリ
塩化ビニルを例9の手順に従い配合し、射出成形した。
静電気減衰の結果を表IIに示す。
【0065】例11 例5に記載された方法によって調製された2600gの
ポリ塩化ビニル/HT−510ポリイミドインターポリ
マー樹脂を例9の手順に従い配合し、射出成形した。静
電気減衰の結果を表Iに示す。
【0066】例12 例6に記載した方法によって調製された2600gのポ
リ塩化ビニル/HT−510ポリイミドインターポリマ
ー樹脂を例9の手順に従い配合し、射出成形した。静電
気減衰の結果を表IIに示す。
【0067】例13 以下の成分、2260gのポリ塩化ビニル樹脂、226
gのSAN加熱撓み添加剤、11.3gの滑剤、497
gのエチレンオキシド−エピクロロヒドリン(EO−E
CH)コポリマー(22phr のESD添加剤)、136
gの加工助剤、45gの酸化防止剤、および113gの
充填剤をヘンシェルミキサー中に混合し、加熱した。混
合物が150°Fに達したときに、68gの有機錫安定
剤および23gの可塑剤を添加した。混合物を約15分
間混合し、加熱し、そして冷却させた。冷却後、混合物
をさらにバンバリーミキサー中に295〜310°Fで
約2.0分間混合させた。次いで、組成物を2本ロール
機上に300〜320°Fで置き、約3分間分出しし
た。ミルドシートを粉砕し、次いで370〜395°F
で射出成形した。静電気減衰の結果を表IIに示す。
【0068】
【表1】
【0069】表Iは、PVCインターポリマーの増加し
た効率を示す。この組成物は、概略値まで改良された表
面および体積抵抗率を有し、並びに静電気散逸時間にお
いて減少した。
【0070】
【表2】
【0071】表IIは、3種のPVC/ポリイミド組成物
と対照の組成物を比較する。例9および12は、PVC
/ポリイミドインターポリマーを用い、例10は、標準
混合方法を用いてブレンドされたポリイミド、PVC、
および加熱撓み改質剤でコーティングされたPVCを用
いた。
【0072】本発明の範囲および精神を説明するために
上記の好ましい態様および例を与えた。これらの態様お
よび例によって他の態様および例が、当業者に明らかで
あろう。これら他の態様および例は、本発明の熟考内で
ある。従って、本発明は、特許請求の範囲によってのみ
制限されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランシス ライアン サリバン アメリカ合衆国,オハイオ 44118,クリ ーブランド ハイツ,リン パーク ドラ イブ 1401 (72)発明者 ランス アンソニー メイヤー アメリカ合衆国,オハイオ 44136,スト ロングスビル,パートリッジ ドライブ 17045

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電気散逸性高分子組成物であって: (a)少なくとも1種の主ポリマーおよび少なくとも1
    種のポリイミドを含むポリマーブレンド;および (b)有効量の少なくとも1種の静電気散逸性添加剤を
    含む高分子組成物。
  2. 【請求項2】 ポリマーブレンドが、主ポリマーとポリ
    イミドを含む2種のポリマーの均質混合物である、請求
    項1記載の高分子組成物。
  3. 【請求項3】 ポリマーブレンドが、ポリイミドコポリ
    マーの存在下に1種以上の共重合性モノマーを共重合さ
    せることによって形成された、請求項2記載の高分子組
    成物。
  4. 【請求項4】 ポリマーおよびポリイミドが、 a)ポリイミドを溶剤中に溶解させて溶液を形成させ
    る;および b)主ポリマーと溶液を接触させる;ことを含む方法に
    よって製造された均質ブレンドである、請求項2記載の
    高分子組成物。
  5. 【請求項5】 溶剤が塩化ビニルである、請求項4記載
    の組成物。
  6. 【請求項6】 少なくとも1種のモノマーが塩化ビニル
    である、請求項3記載の組成物。
  7. 【請求項7】 少なくとも1種のモノマーが、アクリロ
    ニトリル、ブタジエン、またはスチレンである、請求項
    3記載の組成物。
  8. 【請求項8】 静電気散逸性添加剤が、エチレンオキシ
    ドのホモポリマーまたはエチレンオキシドと1種以上の
    共重合性モノマーのコポリマーである、請求項1記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】 共重合性モノマーが、プロピレンオキシ
    ド、1,2−ブチレンオキシド、エピクロロヒドリン、
    アリルグリシジルエーテル、n−ブチルグリシジルエー
    テル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレ
    ート、2−エチルヘキシルエーテル、またはスチレンオ
    キシドである、請求項8記載の組成物。
  10. 【請求項10】 静電気散逸性添加剤が、エチレンオキ
    シドとエピクロロヒドリンのコポリマーまたは連鎖延長
    されたポリマーである、請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 ポリイミド添加剤が、イミドメタクリ
    レートコポリマーまたは高分子脂肪族イミドコポリマー
    である、請求項1記載の組成物。
  12. 【請求項12】 ポリイミド添加剤が、約143℃以上
    のTgを有する、請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】 ポリイミド添加剤の量が、主ポリマー
    100重量部あたり約2〜約100重量部である、請求
    項1記載の組成物。
  14. 【請求項14】 ポリイミド添加剤の量が、主ポリマー
    100重量部あたり約10〜約35重量部であり、主ポ
    リマーがPVCである、請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 静電気散逸性添加剤の量が、PVC/
    ポリイミドブレンド100重量部あたり約3〜約30重
    量部である、請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 米連邦試験方法標準101B、方法4
    046.1に従う、初期電荷の0%にまで静電気が散逸
    するための時間が、15%の相対湿度で状態調整した試
    料に対して2秒より少ない、請求項1記載の組成物。
  17. 【請求項17】 主ポリマーが、ポリ塩化ビニル、塩素
    化ポリ塩化ビニル;スチレンとアクリロニトリルのコポ
    リマー;スチレン、アクリロニトリル、とジエンゴムの
    ターポリマー;アクリレートエラストマーで改質された
    アクリロニトリルとスチレンのコポリマー;エチレンプ
    ロピレンジエンモノマーゴムで改質されたアクリロニト
    リルとスチレンのコポリマー;ポリスチレンとゴム改質
    耐衝撃性ポリスチレンのコポリマー;ナイロン;ポリカ
    ーボネート;ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
    ンテレフタレートおよびポリエーテル−エステルブロッ
    クコポリマーを含む熱可塑性ポリエステル;ポリウレタ
    ン、熱可塑性ポリウレタン;ポリフェニレンオキシド;
    ポリアセタール;ポリメチルメタクリレート;またはそ
    の混合物である、請求項1記載の組成物。
  18. 【請求項18】 主ポリマーがポリ塩化ビニルである、
    請求項17記載の高分子組成物。
  19. 【請求項19】 以下の電気的性質: (a)ASTM D−257に従い測定したところ1×
    1012 ohm/sq以下の表面抵抗率;または (b)ASTM D−257に従い測定したところ1×
    1012ohm-cmの体積抵抗率のうちの1を有する請求項1
    記載の組成物。
  20. 【請求項20】 静電気散逸性高分子組成物を製造する
    ための方法であって;少なくとも1種の主ポリマーと少
    なくとも1種のポリイミドを含むポリマーブレンドに有
    効量の少なくとも1種の静電気散逸性添加剤を添加し、
    そして、ブレンドと添加剤を混合して静電気散逸性組成
    物を製造する工程からなる方法。
  21. 【請求項21】 静電気散逸性添加剤の量が、約3〜約
    30重量部であり、ポリマーブレンドが100重量部で
    ある、請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 主ポリマーがポリ塩化ビニルホモポリ
    マーまたはコポリマーである、請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 物品を高分子組成物から形成させた高
    分子物品であって: (a)少なくとも1種の主ポリマーと少なくとも1種の
    ポリイミドポリマーを含むポリマーブレンド;および (b)少なくとも1種の静電気散逸性添加剤を含む物
    品。
  24. 【請求項24】 主ポリマーがポリ塩化ビニルホモポリ
    マーまたはコポリマーである、請求項23記載の物品。
  25. 【請求項25】 前記物品が、シート、フィルム、チュ
    ーブ、紙皿、事務器外被、事務器内で用いる部品、運搬
    箱および床タイルからなる群から選ばれた、請求項24
    記載の物品。
  26. 【請求項26】 前記組成物が、以下の電気的特性: (a)ASTM D−257に従い測定したところ1×
    1013 ohm/sq以下の表面抵抗率;または (b)ASTM D−257に従い測定したところ1×
    1013ohm-cmの体積抵抗率のうちの1を有し、前記組成
    物が70℃よりも高い加熱撓み温度を有する、ポリ塩化
    ビニル/ポリイミドブレンドと有効量の静電気散逸性添
    加剤を含むポリ塩化ビニル組成物。
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