JPH05198496A - 薄膜除去装置及び薄膜除去方法 - Google Patents
薄膜除去装置及び薄膜除去方法Info
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- JPH05198496A JPH05198496A JP4031281A JP3128192A JPH05198496A JP H05198496 A JPH05198496 A JP H05198496A JP 4031281 A JP4031281 A JP 4031281A JP 3128192 A JP3128192 A JP 3128192A JP H05198496 A JPH05198496 A JP H05198496A
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エネルギー光の照射によって薄膜(レジスト
等)の所望領域を除去するにあたって、フレアによる除
去領域周辺の薄膜の変質を防止することのできる薄膜除
去装置及び除去方法を提供する。 【構成】 対物レンズ6とレジスト層71との間にポリ
イミドフィルム等の不透明部材16を配置し、ウエハ7
2を退避させた状態でレーザ光LBを照射して、不透明
部材16に開口部16aを形成する。次いで、ウエハ7
2上のレジスト層71に開口部16aを介してレーザ光
LBを照射し所定領域のレジストを除去する。このとき
大部分のフレアfは不透明部材で遮断される。
等)の所望領域を除去するにあたって、フレアによる除
去領域周辺の薄膜の変質を防止することのできる薄膜除
去装置及び除去方法を提供する。 【構成】 対物レンズ6とレジスト層71との間にポリ
イミドフィルム等の不透明部材16を配置し、ウエハ7
2を退避させた状態でレーザ光LBを照射して、不透明
部材16に開口部16aを形成する。次いで、ウエハ7
2上のレジスト層71に開口部16aを介してレーザ光
LBを照射し所定領域のレジストを除去する。このとき
大部分のフレアfは不透明部材で遮断される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体ウェハや
ガラスプレート等の基板上に被着された薄膜(フォトレ
ジスト層)に選択的にエネルギー光を照射することによ
り、薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去装置及び方法
に関する。
ガラスプレート等の基板上に被着された薄膜(フォトレ
ジスト層)に選択的にエネルギー光を照射することによ
り、薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子製造の光リソグラフィ工程で
は、ウェハの露光領域に付随して設けられたアライメン
ト(位置合わせ)マークからの光情報を光電検出するこ
とによって、重ね合わせ露光すべきレチクルやマクスと
ウェハとを相対的に位置合わせしている。通常、ウェハ
のアライメントは、アライメントマークに光を照射し、
そのマークからの反射光、散乱光、又は回折光等を光電
検出することによって行われる。しかしながら、露光前
のウェハには必然的にレジストが被着されているため、
アライメントマークの検出はレジスト層(1〜2μmの
厚さ)を介して行われることになる。アライメントを露
光装置の投影光学系を介して行う場合(TTL方式:Th
rough The Lens) 、投影光学系は強い色収差を有してい
るので、アライメントの際にも露光光を使用する必要が
あるが、当然ながら露光光はレジストに吸収されるた
め、アライメントマークから発生する光情報がレジスト
層の影響で弱められてしまうという不都合が生じる。
は、ウェハの露光領域に付随して設けられたアライメン
ト(位置合わせ)マークからの光情報を光電検出するこ
とによって、重ね合わせ露光すべきレチクルやマクスと
ウェハとを相対的に位置合わせしている。通常、ウェハ
のアライメントは、アライメントマークに光を照射し、
そのマークからの反射光、散乱光、又は回折光等を光電
検出することによって行われる。しかしながら、露光前
のウェハには必然的にレジストが被着されているため、
アライメントマークの検出はレジスト層(1〜2μmの
厚さ)を介して行われることになる。アライメントを露
光装置の投影光学系を介して行う場合(TTL方式:Th
rough The Lens) 、投影光学系は強い色収差を有してい
るので、アライメントの際にも露光光を使用する必要が
あるが、当然ながら露光光はレジストに吸収されるた
め、アライメントマークから発生する光情報がレジスト
層の影響で弱められてしまうという不都合が生じる。
【0003】また、アライメントマークが微小な段差構
造をとることから、マーク周辺でレジストの膜厚が不均
一になることは避けられない。このため、薄膜固有の干
渉効果がマーク近傍で顕著になったり、あるいはマーク
両側でレジスト膜厚のムラが非対称になったりすること
等によってアライメント精度が低下してしまう。
造をとることから、マーク周辺でレジストの膜厚が不均
一になることは避けられない。このため、薄膜固有の干
渉効果がマーク近傍で顕著になったり、あるいはマーク
両側でレジスト膜厚のムラが非対称になったりすること
等によってアライメント精度が低下してしまう。
【0004】更に、パターンの微細化を図るために多層
レジストを使う場合等、アライメントマークそのものが
照明波長のもとで光学的に見えなくなるといった現象が
起こり得るため、アライメント精度の確保はなかなか難
しい問題となっている。
レジストを使う場合等、アライメントマークそのものが
照明波長のもとで光学的に見えなくなるといった現象が
起こり得るため、アライメント精度の確保はなかなか難
しい問題となっている。
【0005】そこで、アライメント動作に先だって、エ
キシマレーザ等の紫外域の高エネルギービームを光学系
を介してマーク上部のレジスト層に照射することでレジ
ストを部分的に除去することが考えられている。このレ
ジスト除去のメカニズムは、有機高分子材料からなるレ
ジストにエキシマレーザのような高強度の短パルス紫外
光を照射すると、レーザを吸収した照射部分のレジスト
の分子結合が切断されて、分解・飛散するアブレーショ
ン過程に基づくものと考えられる。このアブレーション
による除去においては、除去される部分の断面がシャー
プであり、照射部分の周囲に熱的な損傷・歪がない等の
利点がある。
キシマレーザ等の紫外域の高エネルギービームを光学系
を介してマーク上部のレジスト層に照射することでレジ
ストを部分的に除去することが考えられている。このレ
ジスト除去のメカニズムは、有機高分子材料からなるレ
ジストにエキシマレーザのような高強度の短パルス紫外
光を照射すると、レーザを吸収した照射部分のレジスト
の分子結合が切断されて、分解・飛散するアブレーショ
ン過程に基づくものと考えられる。このアブレーション
による除去においては、除去される部分の断面がシャー
プであり、照射部分の周囲に熱的な損傷・歪がない等の
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
高エネルギービームによる薄膜除去の技術においては、
以下に説明するような問題点があった。まず、照射され
るレーザ光の最適なエネルギー値について、図5を用い
て説明する。図5はレジスト層に照射されるパルス当り
のエネルギー密度P(横軸)とレジスト層がアブレーシ
ョン過程によって除去される深さ(縦軸)との関係を示
したものである。ここでは横軸は対数目盛である。
高エネルギービームによる薄膜除去の技術においては、
以下に説明するような問題点があった。まず、照射され
るレーザ光の最適なエネルギー値について、図5を用い
て説明する。図5はレジスト層に照射されるパルス当り
のエネルギー密度P(横軸)とレジスト層がアブレーシ
ョン過程によって除去される深さ(縦軸)との関係を示
したものである。ここでは横軸は対数目盛である。
【0007】この図から明らかなように、レーザ光の単
位パルス当りのエネルギー密度P(J/cm2・pulse) が閾値
Pthを越えるまでは、レーザ光が照射されてもレジスト
層は除去されないが、エネルギー密度が閾値Pthを越え
ると、レジスト層の除去深さはエネルギー密度Pの対数
に比例して増大する。
位パルス当りのエネルギー密度P(J/cm2・pulse) が閾値
Pthを越えるまでは、レーザ光が照射されてもレジスト
層は除去されないが、エネルギー密度が閾値Pthを越え
ると、レジスト層の除去深さはエネルギー密度Pの対数
に比例して増大する。
【0008】この時に使用されるレーザ波長、例えばK
rFエキシマレーザをその露光波長として設計されたレ
ジストに対してはKrFエキシマレーザの波長(248
nm)よりも短いものが適当である。なぜならば、レジ
スト等のポリマーをアブレーション現象に於いて効率良
く除去するためには、ポリマー自身が照射エネルギー光
を効率良く吸収する必要がある。一方、レジストはその
露光波長に於いて、その吸収率が小さくなる様に設計さ
れ、また、一般にポリマーは波長の短い光ほど光吸収率
が大きくなるからである。
rFエキシマレーザをその露光波長として設計されたレ
ジストに対してはKrFエキシマレーザの波長(248
nm)よりも短いものが適当である。なぜならば、レジ
スト等のポリマーをアブレーション現象に於いて効率良
く除去するためには、ポリマー自身が照射エネルギー光
を効率良く吸収する必要がある。一方、レジストはその
露光波長に於いて、その吸収率が小さくなる様に設計さ
れ、また、一般にポリマーは波長の短い光ほど光吸収率
が大きくなるからである。
【0009】例えばレーザ光源として波長が193nm
のArFエキシマレーザを用いた場合の閾値Pthは、一
般のレジストでは30〜40mJ/cm2・pulse の値を示
す。実験においてパルス当りのエネルギー密度を100
mJ/cm2・pulse として、厚さ1μmのレジストを完全
に除去するのに約30パルスのレーザ照射が必要であ
り、合計3J/cm2 を要することがわかった。
のArFエキシマレーザを用いた場合の閾値Pthは、一
般のレジストでは30〜40mJ/cm2・pulse の値を示
す。実験においてパルス当りのエネルギー密度を100
mJ/cm2・pulse として、厚さ1μmのレジストを完全
に除去するのに約30パルスのレーザ照射が必要であ
り、合計3J/cm2 を要することがわかった。
【0010】一方、所望の除去領域にレーザ光を照射す
るための対物レンズ(照射光学系)に用いられる石英ガ
ラス等の反射防止コートは、これら紫外のレーザ光波長
に対して十分な反射防止効果を持つ物は現在得られてい
ない。このため、この反射防止コートを施した石英ガラ
スからなる対物レンズでは数%のフレアがレーザ照射領
域周囲に発生する。照射領域のエネルギー密度が3J/
cm2 の場合、その周囲には数10mJ/cm2 の照射が行
われることとなる。
るための対物レンズ(照射光学系)に用いられる石英ガ
ラス等の反射防止コートは、これら紫外のレーザ光波長
に対して十分な反射防止効果を持つ物は現在得られてい
ない。このため、この反射防止コートを施した石英ガラ
スからなる対物レンズでは数%のフレアがレーザ照射領
域周囲に発生する。照射領域のエネルギー密度が3J/
cm2 の場合、その周囲には数10mJ/cm2 の照射が行
われることとなる。
【0011】この時のフレアの発生の様子を図4を用い
て説明する。図において、対物レンズ6は複数のレンズ
61,62(図では代表して2つのレンズを示す)等で
構成され、ウエハ72上に塗布されたレジスト層71の
所望の除去領域にレーザ光LBを集光させる。この際、
レーザ光LBの一部は各レンズの表、裏各面で反射され
て、本来、レーザ光が照射されるべき領域の周囲に図
中、点線で示す様にフレアfとして照射される。このフ
レアfによる照射エネルギー密度はアブレーション現象
を起こすには不十分なため、レジストを除去することが
ないが、レジスト71を感光するには十分なエネルギー
を与えることになり、後のパルス露光、現象後のレジス
トパターン形状に影響を与える不都合が生じる。例え
ば、レジスト71がポジ型の場合には膜減り現象、ネガ
型の場合にはフレアfによる照射がなされた部分のレジ
スト71は全て残ってしまいパターン自身が形成されな
い場合がある。近年、開発が盛んな高感度を特徴とする
化学増幅型レジストではこの現象がより顕著になる。
て説明する。図において、対物レンズ6は複数のレンズ
61,62(図では代表して2つのレンズを示す)等で
構成され、ウエハ72上に塗布されたレジスト層71の
所望の除去領域にレーザ光LBを集光させる。この際、
レーザ光LBの一部は各レンズの表、裏各面で反射され
て、本来、レーザ光が照射されるべき領域の周囲に図
中、点線で示す様にフレアfとして照射される。このフ
レアfによる照射エネルギー密度はアブレーション現象
を起こすには不十分なため、レジストを除去することが
ないが、レジスト71を感光するには十分なエネルギー
を与えることになり、後のパルス露光、現象後のレジス
トパターン形状に影響を与える不都合が生じる。例え
ば、レジスト71がポジ型の場合には膜減り現象、ネガ
型の場合にはフレアfによる照射がなされた部分のレジ
スト71は全て残ってしまいパターン自身が形成されな
い場合がある。近年、開発が盛んな高感度を特徴とする
化学増幅型レジストではこの現象がより顕著になる。
【0012】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、エネルギー光の照射によって薄膜(レジスト
等)の所望領域を除去するにあたって、フレアにより除
去領域周辺の薄膜が変質することを防止できる薄膜除去
装置及び除去方法を提供することを目的とするものであ
る。
のであり、エネルギー光の照射によって薄膜(レジスト
等)の所望領域を除去するにあたって、フレアにより除
去領域周辺の薄膜が変質することを防止できる薄膜除去
装置及び除去方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項 1の薄膜除去装置
は、所定のエネルギー光を射出する光源と、基板上に被
着された薄膜の所望の部分にエネルギー光を照射する照
射光学系とを有し、前記エネルギー光の照射によって前
記薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去装置において、
上記の課題を達成するために、前記基板と前記照射光学
系との間に、前記エネルギー光に対して不透明であり、
かつ所定形状の開口部を有する部材が設けられているも
のである。
は、所定のエネルギー光を射出する光源と、基板上に被
着された薄膜の所望の部分にエネルギー光を照射する照
射光学系とを有し、前記エネルギー光の照射によって前
記薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去装置において、
上記の課題を達成するために、前記基板と前記照射光学
系との間に、前記エネルギー光に対して不透明であり、
かつ所定形状の開口部を有する部材が設けられているも
のである。
【0014】請求項2の薄膜除去装置においては、前記
照射光学系は該照射光学系と前記基板との間の空間に前
記エネルギー光の集光点を形成し、該集光点上に前記不
透明部材が設けられている。
照射光学系は該照射光学系と前記基板との間の空間に前
記エネルギー光の集光点を形成し、該集光点上に前記不
透明部材が設けられている。
【0015】請求項(3) の薄膜除去装置においては、前
記開口部の形状は、前記不透明部材の表面にほぼ等しい
平面と前記エネルギー光との重複領域にほぼ等しいもの
である。
記開口部の形状は、前記不透明部材の表面にほぼ等しい
平面と前記エネルギー光との重複領域にほぼ等しいもの
である。
【0016】請求項5の薄膜除去方法は、基板上に被着
された薄膜に選択的にエネルギー光を照射することによ
って、前記薄膜の所望の部分を除去するにあたって、上
記の課題を達成するために、基板と照射光学系との間に
前記エネルギー光に対して不透明な部材を配置し、前記
薄膜に前記エネルギー光を照射するに先立って、前記不
透明部材に前記エネルギー光を照射することによって前
記不透明部材に前記エネルギー光が通過する開口部を設
け、しかる後、該開口部を介して前記エネルギー光を前
記薄膜に照射するものである。
された薄膜に選択的にエネルギー光を照射することによ
って、前記薄膜の所望の部分を除去するにあたって、上
記の課題を達成するために、基板と照射光学系との間に
前記エネルギー光に対して不透明な部材を配置し、前記
薄膜に前記エネルギー光を照射するに先立って、前記不
透明部材に前記エネルギー光を照射することによって前
記不透明部材に前記エネルギー光が通過する開口部を設
け、しかる後、該開口部を介して前記エネルギー光を前
記薄膜に照射するものである。
【0017】
【作用】本発明の薄膜除去装置で用いられる不透明部材
は、照射エネルギー光の波長において高い吸収率をもつ
例えばポリイミドフィルム等の部材であり、所定形状の
開口部を設ける。本発明では、薄膜除去を行なうにあた
って、不透明部材の開口部を介して薄膜にエネルギー光
を照射する。その際、エネルギー光が照射光学系のレン
ズで反射されフレアが発生するが、フレアはエネルギー
光とは異なる角度で放射されるため(図4参照)、ほと
んどのフレアは開口部を通過せず、不透明部材で遮断さ
れる。請求項2の装置では、不透明部材の開口部の形状
は不透明部材の表面にほぼ等しい平面とエネルギー光と
の重複領域にほぼ等しい形状となっているので、不透明
部材によって正規のエネルギー光の光量を低下させるこ
となく、かつ、開口部を通って薄膜上に到達するフレア
を最小限に抑えることができる。
は、照射エネルギー光の波長において高い吸収率をもつ
例えばポリイミドフィルム等の部材であり、所定形状の
開口部を設ける。本発明では、薄膜除去を行なうにあた
って、不透明部材の開口部を介して薄膜にエネルギー光
を照射する。その際、エネルギー光が照射光学系のレン
ズで反射されフレアが発生するが、フレアはエネルギー
光とは異なる角度で放射されるため(図4参照)、ほと
んどのフレアは開口部を通過せず、不透明部材で遮断さ
れる。請求項2の装置では、不透明部材の開口部の形状
は不透明部材の表面にほぼ等しい平面とエネルギー光と
の重複領域にほぼ等しい形状となっているので、不透明
部材によって正規のエネルギー光の光量を低下させるこ
となく、かつ、開口部を通って薄膜上に到達するフレア
を最小限に抑えることができる。
【0018】請求項5の薄膜除去方法では、基板と照射
光学系との間にエネルギー光に対して不透明な部材を配
置し、薄膜にエネルギー光を照射するに先立って、不透
明部材に前記エネルギー光を照射する。エネルギー光が
照射された部分の不透明部材は、アブレーション現象に
よって除去され、不透明部材にエネルギー光が通過でき
る孔(開口部)が形成される。この時にできる開口部の
形状は不透明部材の表面にほぼ等しい平面とエネルギー
光との重複領域にほぼ等しい形状、換言すれば、不透明
部材の配置位置におけるエネルギー光の断面形状にほぼ
一致する形状となり、上述したようにフレアの影響が最
小限に抑えられる。この請求項5の方法によれば、除去
領域の形状(エネルギー光の照射領域の形状)が頻繁に
変わるような場合でも、薄膜除去に先立って不透明部材
にエネルギー光を照射するだけで対応可能であり、作業
効率を落とすことなくフレアの悪影響を避けることがで
きる。
光学系との間にエネルギー光に対して不透明な部材を配
置し、薄膜にエネルギー光を照射するに先立って、不透
明部材に前記エネルギー光を照射する。エネルギー光が
照射された部分の不透明部材は、アブレーション現象に
よって除去され、不透明部材にエネルギー光が通過でき
る孔(開口部)が形成される。この時にできる開口部の
形状は不透明部材の表面にほぼ等しい平面とエネルギー
光との重複領域にほぼ等しい形状、換言すれば、不透明
部材の配置位置におけるエネルギー光の断面形状にほぼ
一致する形状となり、上述したようにフレアの影響が最
小限に抑えられる。この請求項5の方法によれば、除去
領域の形状(エネルギー光の照射領域の形状)が頻繁に
変わるような場合でも、薄膜除去に先立って不透明部材
にエネルギー光を照射するだけで対応可能であり、作業
効率を落とすことなくフレアの悪影響を避けることがで
きる。
【0019】又、請求項2の薄膜除去装置では、照射光
学系と薄膜との間の空間内にエネルギー光の集光点が形
成されるように照射光学系が構成され、集光点上に不透
明部材が設けられる。エネルギー光の密度は、集光点に
おいて最大となるため、請求5の方法のようにアブレー
ション現象によって不透明部材に開口部を形成するのに
好都合である。
学系と薄膜との間の空間内にエネルギー光の集光点が形
成されるように照射光学系が構成され、集光点上に不透
明部材が設けられる。エネルギー光の密度は、集光点に
おいて最大となるため、請求5の方法のようにアブレー
ション現象によって不透明部材に開口部を形成するのに
好都合である。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。先ず、図2は本実施例による薄膜除去装置の概略
的な構成を示すブロック図である。図において、レーザ
光源1から射出した紫外域に発振波長を有するレーザ光
LBは、可変絞り2によって所定のビーム形状に成形さ
れた後、その大部分がビームスプリッタ3を透過してシ
ャッター4に至る。
する。先ず、図2は本実施例による薄膜除去装置の概略
的な構成を示すブロック図である。図において、レーザ
光源1から射出した紫外域に発振波長を有するレーザ光
LBは、可変絞り2によって所定のビーム形状に成形さ
れた後、その大部分がビームスプリッタ3を透過してシ
ャッター4に至る。
【0021】シャッター4はレーザ光LBを通過又は遮
断させるものであり、シャッター4を透過したレーザ光
はミラー5で反射された後、対物レンズ6に入射する。
レーザ光は対物レンズ6で集光され、可変絞り2の開口
形状となって、ウェハ7上のレジスト層(図2では図
1、図3のウエハ72とレジスト層71を合わせてウエ
ハ(7) として示す)を照射する。対物レンズ6とウエハ
7との間には所定形状の開口部を有する不透明部材16
が挿脱自在に配置されており、レーザ光LBは不透明部
材16の開口部を通ってレジスト層に照射される。不透
明部材16については、後に詳しく説明する。
断させるものであり、シャッター4を透過したレーザ光
はミラー5で反射された後、対物レンズ6に入射する。
レーザ光は対物レンズ6で集光され、可変絞り2の開口
形状となって、ウェハ7上のレジスト層(図2では図
1、図3のウエハ72とレジスト層71を合わせてウエ
ハ(7) として示す)を照射する。対物レンズ6とウエハ
7との間には所定形状の開口部を有する不透明部材16
が挿脱自在に配置されており、レーザ光LBは不透明部
材16の開口部を通ってレジスト層に照射される。不透
明部材16については、後に詳しく説明する。
【0022】レジスト層を除去するレーザ光としては、
エキシマレーザ、Nd:YAGレーザの第3高調波、A
rイオンレーザの514.5nmの発振線の第2高調波
等のように波長域150nm〜360nmに発振線をも
つものが好適である。
エキシマレーザ、Nd:YAGレーザの第3高調波、A
rイオンレーザの514.5nmの発振線の第2高調波
等のように波長域150nm〜360nmに発振線をも
つものが好適である。
【0023】ウェハ7は、ステージコントローラ8によ
り制御されてx方向とy方向とに二次元的に移動するx
yステージ9の上に載置されている。xyステージ9の
位置はレーザ干渉計等によって常時検出され、ステージ
コントローラ8に位置情報としてフィードバックされ、
レーザ光LBの照射位置はxyステージ9を動かすこと
によってウェハ7上で例えば±0.01μmの精度で位
置決めされる。
り制御されてx方向とy方向とに二次元的に移動するx
yステージ9の上に載置されている。xyステージ9の
位置はレーザ干渉計等によって常時検出され、ステージ
コントローラ8に位置情報としてフィードバックされ、
レーザ光LBの照射位置はxyステージ9を動かすこと
によってウェハ7上で例えば±0.01μmの精度で位
置決めされる。
【0024】一方、ビームスプリッタ3で反射したわず
かな量のレーザ光は集光レンズ10によって照射光量計
11の受光面に集められ、照射光量計11はその光量
(光エネルギー)に応じた光電信号をシステムコントロ
ーラ12に出力する。システムコントローラ12は、ス
テージコントローラ8にウェハ7のレーザ光LBに対す
る位置決めのための指令を発すると共に、レーザ光源1
の制御系15、又はシャッター4に最適なレーザ照射光
量が得られるような制御信号を発する。
かな量のレーザ光は集光レンズ10によって照射光量計
11の受光面に集められ、照射光量計11はその光量
(光エネルギー)に応じた光電信号をシステムコントロ
ーラ12に出力する。システムコントローラ12は、ス
テージコントローラ8にウェハ7のレーザ光LBに対す
る位置決めのための指令を発すると共に、レーザ光源1
の制御系15、又はシャッター4に最適なレーザ照射光
量が得られるような制御信号を発する。
【0025】例えばレーザ光源1がエキシマレーザ等の
ようにパルスレーザを発生するものの場合、システムコ
ントローラ12は照射光量系11からの光電信号に基づ
いて、最適なレーザ出力値と必要とされるパルス数とを
算出し、それに対応した制御信号をレーザ制御系15に
出力する。
ようにパルスレーザを発生するものの場合、システムコ
ントローラ12は照射光量系11からの光電信号に基づ
いて、最適なレーザ出力値と必要とされるパルス数とを
算出し、それに対応した制御信号をレーザ制御系15に
出力する。
【0026】またレーザ光源1がCWレーザを発生する
ものの場合、システムコントローラ12は光電信号に基
づいて最適なレーザ照射エネルギーと必要とされる照射
時間とを算出し、出力値に関してはレーザ制御系15に
制御信号を送り、照射時間に関してはシャッター4に制
御信号を送る。
ものの場合、システムコントローラ12は光電信号に基
づいて最適なレーザ照射エネルギーと必要とされる照射
時間とを算出し、出力値に関してはレーザ制御系15に
制御信号を送り、照射時間に関してはシャッター4に制
御信号を送る。
【0027】また、ウェハ7上に形成されたアライメン
トマークを検出するためのアライメント光学系13が、
例えば対物レンズ6と異なる位置に設けられ、光電検出
器等を含むマーク検出器14と共に、オフアクシス方式
でウェハ7のアライメント計測を行う。マーク検出器1
4からアライメント信号がシステムコントローラ12に
供給される。
トマークを検出するためのアライメント光学系13が、
例えば対物レンズ6と異なる位置に設けられ、光電検出
器等を含むマーク検出器14と共に、オフアクシス方式
でウェハ7のアライメント計測を行う。マーク検出器1
4からアライメント信号がシステムコントローラ12に
供給される。
【0028】このアライメント信号はウェハ7上の特定
位置に設けられたマークを検出したとき発生するもので
あり、その発生したときのxyステージ9の位置をシス
テムコントローラ12が基準点として記憶することによ
り、レーザ光LBの照射位置とウェハ7上の任意の点と
の対応付け(グローバルアライメント)が完了する。な
お、このグローバルアライメントの際には、マークはレ
ジストで覆われているわけであるが、レジストを除去す
る際の位置決め精度は回路パターンを露光する際に要求
される程の精度を要求されないので、問題にはならな
い。
位置に設けられたマークを検出したとき発生するもので
あり、その発生したときのxyステージ9の位置をシス
テムコントローラ12が基準点として記憶することによ
り、レーザ光LBの照射位置とウェハ7上の任意の点と
の対応付け(グローバルアライメント)が完了する。な
お、このグローバルアライメントの際には、マークはレ
ジストで覆われているわけであるが、レジストを除去す
る際の位置決め精度は回路パターンを露光する際に要求
される程の精度を要求されないので、問題にはならな
い。
【0029】レーザ光LBの照射位置をレジストを除去
すべきアライメントマーク上に合致させた後、不透明部
材16の開口部を介して所定強度のレーザ光LBを照射
する。照射部分のレジストは、レーザ光LBのエネルギ
ーによりその分子結合が切断され、更には気体または微
粒子となってレジスト層より飛散する。この際、対物レ
ンズ6で発生したフレアのほとんどは不透明部材16で
さえぎられ、除去領域周囲のレジスト層が感光すること
はない。
すべきアライメントマーク上に合致させた後、不透明部
材16の開口部を介して所定強度のレーザ光LBを照射
する。照射部分のレジストは、レーザ光LBのエネルギ
ーによりその分子結合が切断され、更には気体または微
粒子となってレジスト層より飛散する。この際、対物レ
ンズ6で発生したフレアのほとんどは不透明部材16で
さえぎられ、除去領域周囲のレジスト層が感光すること
はない。
【0030】次に、図 1(a)、(b)、(c) を参照して本実施
例におけるレジスト除去の方法について工程をおって説
明する。先ず、レジスト層71へのレーザ光LBの照射
に先だって、ウエハ7(図2)を対物レンズ6の光軸外
に退避させた状態で、対物レンズ6とレジスト層71
(ウエハ72)との間の空間にポリイミドフィルムなど
からなる不透明部材16を駆動系17により配置する。
この時、不透明部材は16はなるべくレジスト層71表
面に近い位置に配置することが望ましい。またフレアに
よる感光を防止するには不透明部材16をレジスト層7
1上に密着させることも考えられるが、レジスト層71
と接触あるいは密着させることはレジスト層71表面を
汚染する恐れがあるためここでは不透明部材を対物レン
ズ6とレジスト層71との間の空間に設けてある。
例におけるレジスト除去の方法について工程をおって説
明する。先ず、レジスト層71へのレーザ光LBの照射
に先だって、ウエハ7(図2)を対物レンズ6の光軸外
に退避させた状態で、対物レンズ6とレジスト層71
(ウエハ72)との間の空間にポリイミドフィルムなど
からなる不透明部材16を駆動系17により配置する。
この時、不透明部材は16はなるべくレジスト層71表
面に近い位置に配置することが望ましい。またフレアに
よる感光を防止するには不透明部材16をレジスト層7
1上に密着させることも考えられるが、レジスト層71
と接触あるいは密着させることはレジスト層71表面を
汚染する恐れがあるためここでは不透明部材を対物レン
ズ6とレジスト層71との間の空間に設けてある。
【0031】この状態で、図1(a) のように、不透明部
材16に対してレーザ光LBの照射を行う。ここでこの
不透明部材16についても前述のアブレーション現象に
よって開口部を設けることが可能であり、不透明部材1
6についても図5に示したような関係は成り立つ。この
時の不透明部材16上におけるレーザ光LBのエネルギ
ー密度は不透明部材16をアブレーション現象によって
加工するのに十分な大きさになるようにレーザ光源1
(図2参照)の出力を調整する。換言すれば不透明部材
16の除去が開始されるときのエネルギー密度の閾値を
Pth1 とするとレーザ光源1の出力を閾値Pth1 以上と
なるように調整する。このレーザ光LBの照射は不透明
部材16に開口部16aが形成されてレーザ光が不透明
部材16を通過するまで続ける。
材16に対してレーザ光LBの照射を行う。ここでこの
不透明部材16についても前述のアブレーション現象に
よって開口部を設けることが可能であり、不透明部材1
6についても図5に示したような関係は成り立つ。この
時の不透明部材16上におけるレーザ光LBのエネルギ
ー密度は不透明部材16をアブレーション現象によって
加工するのに十分な大きさになるようにレーザ光源1
(図2参照)の出力を調整する。換言すれば不透明部材
16の除去が開始されるときのエネルギー密度の閾値を
Pth1 とするとレーザ光源1の出力を閾値Pth1 以上と
なるように調整する。このレーザ光LBの照射は不透明
部材16に開口部16aが形成されてレーザ光が不透明
部材16を通過するまで続ける。
【0032】次に、図1(b) の様に対物レンズ6の焦点
位置にレジスト(レジスト層71)を塗布したウェハ7
を配置し、レーザ光LBのレジスト面上におけるエネル
ギー密度がアブレーション現象によってレジストを除去
するのに適当な大きさとなるよう調整した上で、換言す
ればレジスト層71の除去が開始されるときのエネルギ
ー密度の閾値をPth2 とすると光源1の出力を閾値P
th2 以上となるように調整した上で、レーザ光LBの照
射を行う。レーザ光LBは不透明部材16の開口部16
aを通ってレジスト層71に至り、照射領域のレジスト
が除去される。開口部16aを設ける工程は、ウエハ7
が対物レンズ6の光軸内にある場合に行ってもよい。
位置にレジスト(レジスト層71)を塗布したウェハ7
を配置し、レーザ光LBのレジスト面上におけるエネル
ギー密度がアブレーション現象によってレジストを除去
するのに適当な大きさとなるよう調整した上で、換言す
ればレジスト層71の除去が開始されるときのエネルギ
ー密度の閾値をPth2 とすると光源1の出力を閾値P
th2 以上となるように調整した上で、レーザ光LBの照
射を行う。レーザ光LBは不透明部材16の開口部16
aを通ってレジスト層71に至り、照射領域のレジスト
が除去される。開口部16aを設ける工程は、ウエハ7
が対物レンズ6の光軸内にある場合に行ってもよい。
【0033】一方、開口部16aの形状は、所定位置に
配置された不透明部材16の表面とほぼ等しい平面とレ
ーザ光LBとの重複領域にほぼ等しいため、換言すれば
不透明部材16の配置位置におけるレーザ光LBの断面
形状とほぼ一致するため、正規のレーザ光LBとは異な
る角度で放射されるフレアfはその大部分が不透明部材
16によって遮断されレジスト層71に達することはな
い。一部のフレア(図1(c) 中のf1 で示す)は開口部
16aを通ってレジスト層71表面に到達してレジスト
を感光させるが、この感光範囲はごく僅かであり(正規
のエネルギー光とほぼ同じ方向に進むフレアでなければ
開口部を通過できないので、開口部を通ったフレアは除
去領域内又はその近傍に到達する)、後のIC製造工程
で問題にならない程度のものである(図1(c) )。以上
のようにして、実質的にフレアの影響を受けずに、所望
の領域のレジストを除去することができる。図1(a) で
説明した不透明部材16の加工(開口部16aの形成)
工程は、レジストを除去すべき領域の形状や大きさが変
わるごとに行えば良い。又、ウエハ交換毎に不透明部材
16も交換し、ウエハ毎に所望の加工工程を行うように
してもよい。さらに予めウエハに合わせて加工を加えた
不透明部材を対物レンズ6とレジスト層71との間に所
定の位置関係で配置してもよい。
配置された不透明部材16の表面とほぼ等しい平面とレ
ーザ光LBとの重複領域にほぼ等しいため、換言すれば
不透明部材16の配置位置におけるレーザ光LBの断面
形状とほぼ一致するため、正規のレーザ光LBとは異な
る角度で放射されるフレアfはその大部分が不透明部材
16によって遮断されレジスト層71に達することはな
い。一部のフレア(図1(c) 中のf1 で示す)は開口部
16aを通ってレジスト層71表面に到達してレジスト
を感光させるが、この感光範囲はごく僅かであり(正規
のエネルギー光とほぼ同じ方向に進むフレアでなければ
開口部を通過できないので、開口部を通ったフレアは除
去領域内又はその近傍に到達する)、後のIC製造工程
で問題にならない程度のものである(図1(c) )。以上
のようにして、実質的にフレアの影響を受けずに、所望
の領域のレジストを除去することができる。図1(a) で
説明した不透明部材16の加工(開口部16aの形成)
工程は、レジストを除去すべき領域の形状や大きさが変
わるごとに行えば良い。又、ウエハ交換毎に不透明部材
16も交換し、ウエハ毎に所望の加工工程を行うように
してもよい。さらに予めウエハに合わせて加工を加えた
不透明部材を対物レンズ6とレジスト層71との間に所
定の位置関係で配置してもよい。
【0034】次に図3は本発明の第2実施例による薄膜
除去装置の要部構成図である。第2実施例の装置の全体
的な構成は第1実施例(図2参照)と同様であるが、対
物レンズ26が、対物レンズ26とレジスト層71との
間の空間上にエネルギー光の集光点Pが形成されるよう
に構成され、集光点P上に不透明部材16が配置されて
いる点が第1実施例と異なる。集光点Pにおいてレーザ
光LBのエネルギー密度は最も高くなるので、この位置
に不透明部材16を配置することによって、開口部を形
成する際に密度の高いエネルギー光を照射しなければな
らない材料(アブレーション現象の起こる閾値の高い材
料)を不透明部材16として用いる場合でも容易に開口
部を形成することができる。また開口部16a1 の大き
さが図1の開口部16aの大きさより小さいため、レジ
スト層71に達するフレアは開口部16aに比べて少な
くなる。
除去装置の要部構成図である。第2実施例の装置の全体
的な構成は第1実施例(図2参照)と同様であるが、対
物レンズ26が、対物レンズ26とレジスト層71との
間の空間上にエネルギー光の集光点Pが形成されるよう
に構成され、集光点P上に不透明部材16が配置されて
いる点が第1実施例と異なる。集光点Pにおいてレーザ
光LBのエネルギー密度は最も高くなるので、この位置
に不透明部材16を配置することによって、開口部を形
成する際に密度の高いエネルギー光を照射しなければな
らない材料(アブレーション現象の起こる閾値の高い材
料)を不透明部材16として用いる場合でも容易に開口
部を形成することができる。また開口部16a1 の大き
さが図1の開口部16aの大きさより小さいため、レジ
スト層71に達するフレアは開口部16aに比べて少な
くなる。
【0035】さらに、集光点Pでのエネルギー密度をP
th3 とすると、Pth3 >Pth1 ならば、前述の閾値P
th1 が閾値Pth2 より小さい場合はもちろん、大きい場
合でも、レーザ光LBのエネルギー密度をレジスト層7
1に合わせて、閾値Pth2 以上となるように調整するだ
けで開口部16aの形成とレジスト層71の除去が可能
となる。この場合、エネルギー密度の調整は不要となる
ためウエハ7を対物レンズ6の光軸外に退避させた状態
でレーザ光LBの照射を行う工程が不要となる。尚、P
th3 <Pth1 の場合でもこのような配置はエネルギー密
度の調整量を小さくできるという利点がある。なお、上
記の実施例では、ウエハ上に塗布されたフォトレジスト
を部分的に除去する場合について説明したが、本発明は
感光性を有しない薄膜の部分的な除去にも適用できるこ
とは言うまでもない。
th3 とすると、Pth3 >Pth1 ならば、前述の閾値P
th1 が閾値Pth2 より小さい場合はもちろん、大きい場
合でも、レーザ光LBのエネルギー密度をレジスト層7
1に合わせて、閾値Pth2 以上となるように調整するだ
けで開口部16aの形成とレジスト層71の除去が可能
となる。この場合、エネルギー密度の調整は不要となる
ためウエハ7を対物レンズ6の光軸外に退避させた状態
でレーザ光LBの照射を行う工程が不要となる。尚、P
th3 <Pth1 の場合でもこのような配置はエネルギー密
度の調整量を小さくできるという利点がある。なお、上
記の実施例では、ウエハ上に塗布されたフォトレジスト
を部分的に除去する場合について説明したが、本発明は
感光性を有しない薄膜の部分的な除去にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】以上の様に本発明に於いては、エネルギ
ー光の照射によって薄膜の所望の領域を除去する際に、
不透明部材に形成された所定形状の開口部を介してエネ
ルギー光を照射するので、薄膜に到達するフレアを最小
限に抑えることができ、フレアにより除去領域周辺の薄
膜が変質、例えばフォトレジストにあっては感光するこ
とを防止できる。
ー光の照射によって薄膜の所望の領域を除去する際に、
不透明部材に形成された所定形状の開口部を介してエネ
ルギー光を照射するので、薄膜に到達するフレアを最小
限に抑えることができ、フレアにより除去領域周辺の薄
膜が変質、例えばフォトレジストにあっては感光するこ
とを防止できる。
【図1】本発明第1実施例における薄膜除去工程を説明
する図。
する図。
【図2】本発明第1実施例の薄膜除去装置の概略的な構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図3】本発明第2実施例による薄膜除去装置の要部構
成図。
成図。
【図4】従来装置における問題点を説明するための図。
【図5】エネルギー光の密度と除去深さの関係を示す
図。
図。
6,26…対物レンズ、7,72…ウエハ、71…レジ
スト層、16…不透明部材、16a…開口部、f…フレ
ア、LB…レーザ光。
スト層、16…不透明部材、16a…開口部、f…フレ
ア、LB…レーザ光。
Claims (5)
- 【請求項1】 所定のエネルギー光を射出する光源と、
基板上に被着された薄膜の所望の部分に前記エネルギー
光を照射する照射光学系とを有し、前記エネルギー光の
照射によって前記薄膜の所望の部分を除去する薄膜除去
装置において、 前記基板と前記照射光学系との間の空間に、前記エネル
ギー光に対してほぼ不透明、かつ所定形状の開口部を有
する部材が設けられていることを特徴とする薄膜除去装
置。 - 【請求項2】 前記照射光学系は該照射光学系と前記基
板との間の空間に前記エネルギー光の集光点を形成し、
該集光点上に前記不透明部材を設けたことを特徴とする
請求項1記載の薄膜除去装置。 - 【請求項3】 前記不透明部材には所定形状の開口が設
けられており、該開口部の形状は、前記不透明部材の表
面にほぼ等しい平面と前記エネルギー光との重複領域に
ほぼ等しいことを特徴とする請求項1記載の薄膜除去装
置。 - 【請求項4】 前記薄膜は前記エネルギー光に対して感
光性を有するレジストであることを特徴とする請求項1
に記載の薄膜除去装置。 - 【請求項5】 基板上に被着された薄膜に選択的にエネ
ルギー光を照射することによって、前記薄膜の所望の部
分を除去する薄膜除去方法において、 前記基板と前記照射光学系との間に前記エネルギー光に
対して不透明な部材を配置し、前記薄膜に前記エネルギ
ー光を照射するに先立って、前記不透明部材に前記エネ
ルギー光を照射することによって、前記不透明部材に前
記エネルギー光が通過する開口部を設け、しかる後、該
開口部を介して前記エネルギー光を前記薄膜に照射し、
前記薄膜の所望の部分を除去することを特徴とする薄膜
除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031281A JPH05198496A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 薄膜除去装置及び薄膜除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4031281A JPH05198496A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 薄膜除去装置及び薄膜除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198496A true JPH05198496A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=12326938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4031281A Pending JPH05198496A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 薄膜除去装置及び薄膜除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05198496A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6168910B1 (en) | 1996-12-11 | 2001-01-02 | Nitto Denko Corporation | Method for removing residue and method for production of printed board having hole |
| US6730447B2 (en) | 2001-03-09 | 2004-05-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Manufacturing system in electronic devices |
| JP2008270568A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Canon Inc | 露光装置及びデバイス製造方法 |
| US8951387B2 (en) | 2011-06-13 | 2015-02-10 | Samsung Display Co., Ltd. | Method and apparatus for peeling protection film for flat display panel |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP4031281A patent/JPH05198496A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6168910B1 (en) | 1996-12-11 | 2001-01-02 | Nitto Denko Corporation | Method for removing residue and method for production of printed board having hole |
| US6730447B2 (en) | 2001-03-09 | 2004-05-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Manufacturing system in electronic devices |
| JP2008270568A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Canon Inc | 露光装置及びデバイス製造方法 |
| US8951387B2 (en) | 2011-06-13 | 2015-02-10 | Samsung Display Co., Ltd. | Method and apparatus for peeling protection film for flat display panel |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990928 |