JPH05198779A - 反転層を含む半導体メモリ・セルおよびメモリ・アレイ - Google Patents

反転層を含む半導体メモリ・セルおよびメモリ・アレイ

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JPH05198779A
JPH05198779A JP19247092A JP19247092A JPH05198779A JP H05198779 A JPH05198779 A JP H05198779A JP 19247092 A JP19247092 A JP 19247092A JP 19247092 A JP19247092 A JP 19247092A JP H05198779 A JPH05198779 A JP H05198779A
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チャン・ホン・ラム
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セル直接書込み能力を有する電気的に消去可
能なプログラム可能読出し専用メモリに適するメモリ・
セルを提供する。 【構成】 メモリ・セル10は基板12上に形成され、
デプリーション・ソース20を生成するため基板上に配
置された反転ソース・ゲート18を使用する。デプリー
ション・ソース20は、関連するドレイン14とともに
基板にチャネル領域L1 、L2 を画成する。電気的に分
離されたフローティング・ゲート26が基板上に配置さ
れ、基板のチャネル領域の少なくとも一部L1 を覆う。
プログラム・ゲート30がフローティング・ゲートと重
なるように配置され、また2重ゲート・デバイスが画成
されるように、基板のチャネル領域上に少なくとも部分
的に整合してアクセス・ゲート34が形成される。メモ
リ・セルのアレイも開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に消去可能なプ
ログラム可能読出し専用メモリ(EEPROM)に関
し、特に直接書込みセル能力を持つ稠密な無接点構造を
含むMOSフローティング・ゲート・メモリ・セルおよ
びメモリ・アレイに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】不揮
発性のフローティング・ゲートMOSメモリは当業界に
おいて公知である。このようなデバイスにおいては、ト
ランジスタ・メモリ・セルの導電状態は関連するフロー
ティング・ゲートの電圧によって定まる。典型的には、
負に荷電されたフローティング・ゲートは2進数1の状
態を表わすが、未荷電のフローティング・ゲートは2進
数0の情報を表わす。
【0003】更に、従来の電気的にプログラム可能な読
出し専用メモリ(EPROM)は、ソースおよびドレイ
ン領域間で半導体基板におけるチャネル領域上におかれ
るがこれから分離される電界効果トランジスタ構造のフ
ローティング(接続されない)導電ゲートを使用する。
次いで、制御ゲートがフローティング・ゲート上に設け
られるがこれから分離されている。トランジスタの閾値
電圧(VT)特性は、フローティング・ゲートに保持さ
れる電荷量により制御される。即ち、トランジスタがそ
のソースおよびドレイン領域間の導通を許容するため
「オン」にされる前に制御ゲートに与えられねばならな
い(閾値)電圧の最小量は、フローティング・ゲートに
おける電荷レベルにより制御される。トランジスタは、
基板のチャネル領域から薄いゲート誘電体を介してフロ
ーティング・ゲートに対して電子を加速することにより
2つの状態の1つにプログラムされる。
【0004】メモリ・セル・トランジスタの状態は、そ
のソース−ドレイン間およびその制御ゲートに対して動
作電圧を与え、次いでデバイスがその選択された制御ゲ
ート電圧において「オン」または「オフ」になるようプ
ログラムされているかどうかについて、ソースおよびド
レイン間に流れる電流レベルを検出することにより読出
される。EPROMセルの2次元アレイにおける特定の
1つのセルは、アドレス指定されるセルを含む列内のソ
ースおよびドレイン線に対してソース/ドレイン電圧を
印加し、またアドレス指定されるセルを含む行内の制御
ゲートに対して制御ゲート電圧を印加することにより、
読出しのためアドレス指定される。
【0005】このようなメモリ・セルの一例は、トリプ
ル・ポリシリコン分離チャネルの電気的に消去可能なプ
ログラム可能読出し専用メモリ(EEPROM)であ
る。このメモリ・セルは、フローティング・ゲートおよ
び制御ゲートがチャネルの隣接部分にわたり延長するた
め、「分離チャネル」と呼ばれる。この結果、一方がフ
ローティング・ゲートにおける電荷レベルに応答して変
化する閾値を持ち、他方がフローティング・ゲートの電
荷により影響を受けないが正常な電界効果トランジスタ
における如く制御ゲートにおける電圧に応答して動作す
る直列の2つのトランジスタとして動作するトランジス
タ構造をもたらす。
【0006】このようなメモリ・セルは、これがポリシ
リコン材料の3つの導電層を含む故に「トリプル・ポリ
シリコン」セルと呼ばれる。フローティング・ゲートお
よび制御ゲートに加えて、消去ゲートが従来通り含まれ
る。この消去ゲートは、フローティング・ゲート面に密
に隣接する各メモリ・セル・トランジスタを貫通する
が、このトランジスタから薄いトンネル誘電層により絶
縁されている。従って、適当な電圧が全てのトランジス
タ素子に加えられる時、電荷はセルのフローティング・
ゲートから消去ゲートへ取出される。EEPROMセル
のアレイは、セルの全アレイまたはセルの大きなグルー
プが同時に(即ち、瞬時に)消去されるならば、一般に
「フラッシュ」EEPROMアレイと呼ばれる。
【0007】従来は、データをメモリ・セルに書込むた
めには、セルは最初消去されその後に書込まれねばなら
ない。これらの動作の各々は約10ミリ秒を要し、それ
ぞれが例えば20Vの供給電圧を必要とする。必要な高
電圧を適当なセルに保持するためデコーダ回路が使用さ
れる。これらの高電圧回路は、一般に、絶えず進歩して
いるリソグラフ技術で現在達成可能な狭い線幅を用いて
も寸法が小さくならない。(比較のため、デバイスの読
出しのためには一般に3乃至5ボルトの供給を必要と
し、読出しサイクル時間は数百ナノ秒程度である。)更
に、記憶のためのデータ書込みに先立ちフローティング
・ゲートを消去する所要ステップは、明らかにこのよう
なタイプのメモリの半導体アレイの動作速度に悪影響を
及ぼす。
【0008】
【課題を解決するための手段】簡単に要約すれば、本発
明は、一実施例において、基板上に作られたメモリ・セ
ルを有する。このセルは、ドレインと反転ソース・ゲー
トとを含む。この反転ソース・ゲートは、電位が加えら
れるとデプリーション・ソースがゲート下方の基板に誘
起されるように、基板の上面上に配置される。チャネル
領域が基板のドレインとデプリーション・ソースとの間
に画成される。これも基板の上面上に配置される電気的
に分離されたフローティング・ゲートが、反転ソース・
ゲートと部分的に重なるように配置され、このゲートか
ら電気的に分離されている。フローティング・ゲートは
更に、少なくとも部分的に基板のチャネル領域上に整合
される。プログラム・ゲートもまた基板の上面上に配置
され、基板、反転ソース・ゲートおよびフローティング
・ゲートから電気的に分離されている。このプログラム
・ゲートは、フローティング・ゲートの少なくとも一部
と重なるように配置される。最後に、アクセス・ゲート
が基板の上面上に配置され、基板、反転ソース・ゲー
ト、フローティング・ゲートおよびプログラム・ゲート
から電気的に分離されている。このアクセス・ゲート
は、基板のチャネル領域上に直接少なくとも部分的に整
合される。
【0009】動作において、反転ソース・ゲートに対し
て適当な電位を加え、同時にアクセス・ゲートに対して
電位を加えると、電荷をフローティング・ゲートからド
レインへ送るためセル読出しサイクルを確立する。反対
に、反転ソース・ゲートに対してグラウンド電位を加
え、同時にプログラム・ゲートに対して電位を加える
と、ドレインを接地するかあるいはドレインに電圧を加
えることにより、フローティング・ゲートを正または負
に選択的に充電するためセル書込みサイクルを確立す
る。別のセル特性についても本文および特許請求範囲に
記載される。例えば、望ましい一実施例においては、ド
レインは、電位が加えられた時デプリーション・ドレイ
ンが基板に誘起されるように基板の上面上に配置された
反転ドレイン・ゲートを含む。
【0010】別の局面においては、基板上に作られたメ
モリ・アレイが提供される。このアレイは、複数のドレ
イン線と複数のゲート領域とを含む。各ゲート領域は、
複数のドレイン線の1つに隣接して基板上に配置され、
各領域はフローティング・ゲートを含む。複数の注入ソ
ース・ゲートもまた提供され、その各々は複数のゲート
領域の少なくとも1つに隣接して基板上に配置される。
各注入ソース・ゲートは、適当な電位の印加時に基板に
デプリーション・ソース線を誘起する。デプリーション
・ソース線は、複数のドレイン線の関連する1つまで延
長する基板のチャネル領域を画成する。画成された各チ
ャネル領域は、関連するフローティング・ゲート下方に
少なくとも一部が配置される。読出しサイクルの間、デ
プリーション・ソース線はゲート領域の選択されたもの
を介してその関連するドレイン線に電荷を送るため確立
されるが、書込みサイクルでは、デプリーション・ソー
ス線が除去されて選択された注入ソース・ゲートからの
電荷を隣接するゲート領域のフローティング・ゲートに
注入する。
【0011】本発明は、従来のブロック/チップ消去操
作を排除されるように直接書込み操作を有する稠密な無
接点メモリ・セルを構成する。更に、メモリ・アレイに
おける各ワード線に対する高電圧デコーダ回路が取除か
れ、これによりメモリ・アレイ密度が向上する。本文に
開示される無接点設計もまたセル面積を最小化するのに
役立つ。更に、アレイ構造においては、メモリ・セルの
ブロックを「フラッシュ」書込みでき、これにより動作
速度が向上する。一実施例において、本発明は、基板内
の発生/再結合中心を最小化する無拡散および無分離構
造において実現される。
【0012】本発明の上記および他の目的、利点および
特徴については、本発明の幾つかの望ましい実施態様の
以降の詳細な記述を添付図面と関連して参照すれば更に
容易に理解されよう。
【0013】
【実施例】本発明による全体的に10で示されるメモリ
・セル10の一実施例が図1乃至図3に示される。図示
された実施例は、本文では例示として記載されるNMO
Sデバイスを含む。P形基板12は、典型的なイオン注
入法により内部に形成されるN+ 形拡散層14を有す
る。基板12は、P形シリコンから作ることができる。
メモリ・セル10はアクセスMOSFETデバイスと直
列のフローティング・ゲートMOSFETデバイスを構
成する。N+ 形拡散層14は、アクセス・デバイスのド
レイン(D)を形成する拡散ビット線である。
【0014】基板12は、セルの中心領域に薄く形成さ
れる酸化物層16により覆われる(図3参照)。半埋設
分離領域(ROX)もまた典型的な技術を用いてこのス
テップ中に成長させられる。次に、第1の多結晶シリコ
ン層18が絶縁層16上に形成される。本例において
は、第1の多結晶シリコン層18は、電位が加えられる
時基板12中にフローティング・ゲート・デバイスに対
する反転ソース(IS)20(図2)を形成する反転ゲ
ート層(IG)を含み、即ち、電位がゲート層18に加
えられる時反転ソース20がデプリーション・ソースと
してP形基板12に形成される。このため、分割ゲート
構造のゲートの一方または両方が活性化される時、P形
基板の拡散ドレインとデプリーション・ソースとの間に
チャネルが形成される。反転ゲート(IG)は、ゲート
18の選択された部分上の単一電子注入構造(SEI
S)材料層24(図3)でパターン化される酸化物層2
2により覆われる。次に、酸化物層22およびSEIS
材料24が、フローティング・ゲート(FG)を形成す
るため食刻される第2の多結晶シリコン層26により覆
われる。次に、別のSEIS層28が周知の技術を用い
てフローティング・ゲート26の頂部に形成される。S
EIS層28は、単にフローティング・ゲート26の上
面に形成され、フローティング・ゲートの側面が酸化さ
れて従来の酸化物層を形成する。
【0015】第3の多結晶シリコン層30が、SEIS
材料28の上面を覆うように被着させられる。層30
は、プログラム・ゲート(PG)即ち全てのフローティ
ング・ゲート(FG)に重なることが望ましい制御ゲー
ト電極を含む。更に別の酸化物層32がプログラム・ゲ
ート層30を覆うように形成され、その後第4の多結晶
シリコン層34が被着させられる。層34はワード線デ
バイスのアクセス・ゲート(AG)を形成する。図2に
最もよく示されるように、セル10は分割ゲート・デバ
イスで構成され、拡散されたドレイン14とデプリーシ
ョン・ソース20との間に画成されたチャネルは長さL
1 ではフローティング・ゲート26における電荷によ
り、また長さL1 と直列状態にある長さL2 ではアクセ
ス・ゲート(AG)により制御される。アクセス・ゲー
ト(AG)は、メモリ・アレイ構成(以下に述べる)に
おける全ワード線へのアクセスを許すように結合される
ことが望ましい低電圧デコード機能をする。
【0016】介入消去サイクルなしにセル10がフロー
ティング・ゲートにおける前に記憶されたデータに直接
重ね書きし得ることに注目すべきであり、これは、従来
の消 上部電極へ、即ち反転ゲート(IG)からフローティン
グ・ゲート(FG)へ、あるいはフローティング・ゲー
ト(FG)からプログラム・ゲート(PG)への電子注
入を容易にするように配置された単一電子注入構造(S
EIS)材料層を含む。フローティング・ゲート(F
G)−反転ゲート(IG)間の境界面と、プログラム・
ゲート(PG)−フローティング・ゲート(FG)間の
境界面との間の大きさの差は、セル10の書込み動作と
関連して以下に更に詳細に論述する各制御ゲートのキャ
パシタンスを生じる。
【0017】最初に、プログラム・ゲート電圧(VPG
およびアクセス・ゲート電圧(V
AG)が接地され、反転ゲート電位(V IG)がチップ電源
電圧(VDD)(例えば、3.3V)にセットされる。フ
ローティング・ゲート・デバイスのデプリーション・ソ
ース電圧(VIS)は(VDD−VT )まで充電され、ここ
でVT はMOS構造の閾値電圧である。このような条件
下で、基板12のフローティング・ゲート・チャネルL
1 の電子が空乏化する。フローティング・ゲートのプロ
グラミングは、反転ゲート(IG)を接地することによ
り開始し、これによりフローティング・ゲート・チャネ
ルを分離し、その後プログラム・ゲート電圧(VPG)が
例えば20ボルトに充電される。フローティング・ゲー
ト・チャネルが分離され移動電荷が無くなると、プログ
ラム・ゲート(PG)によるフローティング・ゲート
(FG)の結合比は下式(1)で与えられる。
【0018】
【数1】
【0019】但し、CFN>>CNS
【0020】おそらくは小さなパラスティック容量は式
1では無視される。このセルに対する対応容量性ネット
ワークが図4に示され、ここでノード(N)はフローテ
ィング・ゲート・チャネルの表面を含み、基板ノードは
フローティング・ゲート・チャネルの真下の基板を含
む。フローティング・ゲート(FG)は、ノード(N)
から薄い酸化物層16(図3)により分離され、ノード
(N)は基板12の残部から空乏化したフローティング
・ゲート・チャネルにより分離される。フローティング
・ゲートの結合比χ1 に対する実際の設計値は、フロー
ティング・ゲートとプログラム・ゲートとの間のキャパ
シタンスがフローティング・ゲートと反転ゲートとの間
のキャパシタンスより著しく大きく、またプログラム・
ゲートに対するフローティング・ゲートのキャパシタン
スがノード(N)、即ちフローティング・ゲート・チャ
ネルの表面に対するフローティング・ゲートのキャパシ
タンスより大きいかこれと等しければ、0.6より大き
いかこれと等しい。従って、初期のフローティング・ゲ
ート電圧は、 χ1PG≧VPG/2となるように与えられ
る。 (VFG)が初めは12Vに等しいことを意味する。プロ
グラム・ゲート電圧(VPG)が20Vと等しく、フロー
ティング・ゲート電圧(VFG)は12Vに等しく、反転
ゲート電圧(VIG)は0Vに等しいため、その間の12
ボルトの差の故に電子は反転ゲート(IG)からSEI
S材料24(図2)を経てフローティング・ゲート(F
G)へ流れる。この電子の流れは、フローティング・ゲ
ートを負に充電させ、電子の流れが遮断される前にその
電位を12ボルトから約10ボルトに降下させる。
【0022】「1」を書込む際、ドレイン(D)は電源
電圧(VDD)に予め充電されてアクセス・ゲート(A
G)がこの電圧にパルス駆動される。アクセス・デバイ
スのドレインおよびソースが閾値電圧(VT )より高い
(フローティング・ゲート・チャネルがフローティング
・ゲートにより結合される)ため、アクセス・デバイス
はオフとなり、上記の条件は変らない。最終フローティ
ング・ゲート電圧(VFG)がV PG/2と略々等しく、従
ってフローティング・ゲートを負に充電する時、電子の
注入は停止する。
【0023】「0」を書込む場合、ドレイン(D)が接
地され、アクセス・ゲート(AG)が電源電圧(VDD
にパルス駆動される。この状態はアクセス・デバイスを
オンにして、フローティング・ゲート・チャネルをグラ
ウンドに放電し、基板の表面ノード(N)と基板間のキ
ャパシタンス即ちキャパシタンス(CNS)を除去するこ
とにより、プログラム・ゲート(PG)によるフローテ
ィング・ゲート(FG)の結合比を変化させる。変化さ
れた変化比χ0 は下式(2)の如く設定される。
【0024】
【数2】
【0025】コンデンサ比における制約が上記の如くで
あれば、結合比χ0 に対する実際の設計値は0.4より
小さいかこれと等しい。従って、変化した初期のフロー
ティング・ゲート電圧はVPG/2より小さい。プログラ
ム・ゲート電圧(VPG)が20Vに等しいとすれば、初
期フローティング・ゲート電圧(VFG)は8Vに等し
い。再び、反転ゲート電圧(VIG)が接地されるため、
フローティング・ゲート(FG)と反転ゲート(IG)
間には8ボルトの差があり、フローティング・ゲート
(FG)とプログラム・ゲート(PG)間には12ボル
トの差がある。このような偏った条件下では、電子がフ
ローティング・ゲート(FG)からプログラム・ゲート
(PG)に対して注入され、これによりフローティング
・ゲート(FG)を正に充電する。再び、電子の注入
は、最終フローティング・ゲート電圧(VFG)(即ち、
約VPG/2)に達する時停止する。
【0026】実際には、典型的には正確にVPGの半分以
外で均衡に達する。これは、フローティング・ゲート
(FG)およびプログラム・ゲート(PG)が大きな表
面積にわたり境界を接し、反転ゲート(IG)が小さな
面積にわたり境界を接する故である。抵抗ネットワーク
の評価においては、フローティング・ゲートと反転ゲー は、使用される幾何学的形状に依存する。
【0027】上記の構造が望ましくもゼロまたは1の書
込みのための条件の初期のセットアップ(即ち、フロー
ティング・ゲートの正または負の充電)のみを必要とす
ることに注目されたい。次のメモリ・セルに進む前にセ
ルが均衡状態に達するのを待つ必要はない。更に、下記
の如くメモリ・アレイに組立てられる時、プログラム・
ゲート(PG)が全アクセス・サイクルにわたって電圧
PG(例えば、20ボルト)にあればセルのブロックは
一時に1ワード線ずつ順次アクセスが可能である。この
ように、各ワード線の書込みのための従来の高電圧デコ
ード回路は除去される。
【0028】読出し動作を行うために,プログラム・ゲ
ート(PG)は接地され、反転ゲート(IG)は電源電
圧(VDD)に接続され、アクセス・ゲート(AG)は電
源電圧(VDD)にパルス駆動される。記憶された「1」
の場合は、フローティング・ゲートは負に充電され、従
ってドレイン(D)と反転ソース(IS)間には電流経
路は存在しないが、記憶された「0」の場合は、フロー
ティング・ゲートは正に充電され、ドレイン(D)と反
転ソース(IS)間には電流経路が存在する。電流経路
の存否はドレイン(D)において検出される。
【0029】表1は、図1乃至図3の実施例を有する本
発明によるメモリ・セル(またはメモリ・アレイ)に対
する読出し/書込みの両動作のための電圧バイアス条件
を纏めたものである。
【0030】
【表1】
【0031】本発明によるメモリ・アレイの実施例が図
5に示される。図示された回路は、メモリ・セル10の
4×4アレイを含み、その各々がアクセスMOSFET
デバイス40と、フローティング・ゲートMOSFET
デバイス42を含む。アレイは、物理的に隣接する必要
がない偶数個の組合わされた(interlaced)
ブロック(例えば、BLK1、BLK2)に分割され
る。各ワード線(即ち、水平行)のアクセス・ゲート
(AG)は全て相互に結合される。このため、本例で
は、特定行が選択される毎に、即ちブロックBLK1ま
たはBLK2のみが選択されたとして、1つの行のメモ
リ・セルの半分がアクセスされることになる。特定のブ
ロックが、先に述べたようにあるブロックに対して一緒
に接続される対応するプログラム・ゲート(PG)に2
0ボルトを与えることにより選択される。選択されたブ
ロックのプログラム・ゲート電圧(VPG)は、選択され
たブロック全体が書込みサイクルの間アクセスされるま
で20ボルトのままである。メモリ・アレイが本例で述
べた如くであると、1ブロック全体のセルを「フラッシ
ュ」書込み可能である。図示の如く、隣接するメモリ・
セルはドレイン線およびソース線を共有し、よりコンパ
クトなアレイを結果としてもたらすことになる。
【0032】図1乃至図5に示されたメモリ・セル・デ
バイスおよびアレイの別の実施例が図6乃至図9に示さ
れる。両方のセルにおける基本構造および動作は、特に
断わらなければ同じである。
【0033】論理値「1」の書込みにおいては、メモリ
・セルの両実施例は、プログラム・ゲート(PG)から
フローティング・ゲート(FG)に対する高結合比を得
るのにフローティング・ゲート・チャネルにおけるデプ
リーション・キャパシタンスに依存している。リソグラ
フィの解像度が上がると共にメモリ・セルのサイズが小
さくなるため、フローティング・ゲート・キャパシタン
ス(CNS)は減少する。このため、デプリーション・コ
ンデンサにおける発生電流が、このデプリーション・コ
ンデンサの維持における支配的要因となる。デプリーシ
ョン・コンデンサは、書込み動作全体にわたって維持さ
れねばならず、これはミリ秒の長さであり得る。デプリ
ーション領域における転位および他の欠陥は、発生電流
を強める発生/再結合中心である。トレンチ分離および
拡散は、シリコンにおけるこのような欠陥の2つの主要
な根源である。発生/再結合中心を最小化するため、本
発明の本実施例は、初めに述べたメモリ・セルのトレン
チ分離および拡散が除去される(図6乃至図8参照)ペ
ンタポリシリコン・セル50を含む。更に、薄い酸化物
層51がP形基板52を覆う。層51は、フローティン
グ・ゲート・スタックが配置されるセルの中心領域で特
に薄い。第1の多結晶シリコン層が絶縁層51上に形成
され、反転ソース・ゲート(SG)54と反転ドレイン
・ゲート(DG)56を得るようパターン化される。ゲ
ート54、56はそれぞれ、適当な電位が与えられる
と、P形基板52に反転ソース層(IS)および反転ド
レイン層(ID)を画成する。
【0034】反転ゲートが別の酸化物により覆われ、第
2の多結晶シリコン層が被着されて、反転ソース・ゲー
ト(SG)および反転ドレイン・ゲート(DG)を限定
する第1の多結晶シリコン層の少なくとも一部を通るよ
うにパターン化される。第2の多結晶シリコン層はそれ
自体が分離プレート(IP)57としてパターン化さ
れ、接地電位に維持される時セル50がアレイにおける
隣接セル(図示せず)から分離されるように配置され
る。分離プレート(IP)は酸化物層58により覆わ
れ、この酸化物層は分離プレート57の選択された部分
に単一電子注入構造(SEIS)材料層60(図8)を
持つようにパターン化される。
【0035】次に、酸化物層58およびSEIS材料層
60が第3の多結晶シリコン層62により覆われ、この
層はフローティング・ゲート(FG)を形成するように
食刻される。別のSEIS層64が従来の手法を用いて
フローティング・ゲート62の頂部に形成される。SE
IS層64は、フローティング・ゲート62の上面上 結晶シリコン層70が被着される。層70は、ワード線
デバイスのアクセス・ゲート(AG)を形成する。前の
実施例における如く、図6乃至図8のメモリ・セルは分
割ゲート・デバイスを含み、ここでデプリーション・ド
レインおよびデプリーション・ソース間に画成されたチ
ャネルは中心長さL′1 に対してはフローティング・ゲ
ート62における電荷により、また長さL′2 に対して
はアクセス・ゲート70により制御され、図7に示され
る如く基板のフローティング・ゲートの両側に直接整合
される。前の実施例における如く、長さL′1 は、分割
ゲート・デバイスが確保されるように長さL′2 と直列
状態にある。
【0036】動作においては、セル50はセル10と類
似し、主たる相違は拡散されたドレインがセル50にお
いて除去されて反転ドレイン・ゲート(DG)により置
換され、このゲートは適当な電位が加えられると、基板
に反転ドレイン層(ID)をつくる。更に、前の実施例
のトレンチ分離領域(ROX)はセル50から除かれ
る。これらの酸化物領域は、適当にパターン化された絶
縁プレートで置換され、このプレートは本例ではグラウ
ンド電位に維持されてセル50をメモリ・アレイの隣接
セルから絶縁する。このため、セル10の基板における
転位および他の欠陥のために2つの主な発生源が排除さ
れ、これにより発生/再結合中心の数を低減することに
より、フローティング・ゲートの下方に誘起されるデプ
リーション・コンデンサの寿命を増す。
【0037】表2は、読出し/書込みの両動作における
メモリ・セル50の種々の電極における動作電圧を示
す。
【0038】
【表2】
【0039】図9は、図6乃至図8のメモリ・セルの実
施例を用いて、4×4メモリ・アレイの例示図を示す。
各メモリ・セル50は、再び近接MOSFETデバイス
72およびフローティング・ゲートMOSFETデバイ
ス74を含む。このアレイは同様に、物理的に接続され
る必要がない偶数個の口語のブロック(例えば、BLK
1、BLK2)に分割される。しかし、各ワード線のア
クセス・ゲート(AG)は全て相互に接続される。20
ボルトを対応するプログラム・ゲート(PG)に加える
ことにより特定のブロックが選択され、このプログラム
・ゲートもまた全て1つのブロックに対して相互に接続
されている。選択されたブロックのプログラム・ゲート
電圧(VPG)は、選択されたブロック全体が書込みサイ
クルの間アクセスされるまで20ボルトに留まる。この
ため、先に述べた如きメモリ・アレイでは、1ブロック
全体のセルを「フラッシュ」書込み可能である。また図
示の如く、隣接したメモリ・セルは反転ドレイン層(I
D)と反転ソース層(IS)を共有し、その結果更にコ
ンパクトなアレイをもたらす。
【0040】
【発明の効果】本文の記述から、本発明が本文で最初に
述べた諸特徴を含むことが明らかであろう。特に、説明
したメモリ・セルおよびメモリ・アレイは、従来のブロ
ック/チップ消去操作が不要であるように直接書込み操
作をする稠密な無接点構造を有する。更に、メモリ・ア
レイにおける各ワード線に対する高電圧デコード回路の
必要が無くなり、これがメモリ・アレイの密度を有効に
高める。アレイ構造においては、メモリ・セルのブロッ
クが「フラッシュ」書込みでき、これにより操作速度を
向上させる。望ましい実施態様においては、本発明は基
板における発生/再結合中心を最小化する無拡散および
無分離構造で実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリ・セルの一実施例を示す平
面図である。
【図2】図1の線2−2に関する図1のメモリ・セルの
実施例の断面図である。
【図3】図1の線3−3に関する図1のメモリ・セルの
実施例の断面図である。
【図4】図1乃至図3のメモリ・セル実施例に対する等
価容量性回路の回路図である。
【図5】図1乃至図3の実施例の複数のメモリ・セルを
有するメモリ・アレイの一実施例を示す概略図である。
【図6】本発明によるメモリ・セルの別の実施例を示す
平面図である。
【図7】図6の線7−7に関する図6のメモリ・セルの
実施例の断面図である。
【図8】図6の線8−8に関する図6メモリ・セルの実
施例の断面図である。
【図9】図6乃至図8の実施例の複数のメモリ・セルを
有するメモリ・アレイの一実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 メモリ・セル 12 P形基板 14 N+形拡散層 16 酸化物層(絶縁層) 18 第1の多結晶シリコン(ゲート)層 20 反転ソース(IS) 22 酸化物層 24 単一電子注入構造(SEIS)材料層 26 多結晶シリコン・フローティング・ゲート(F
G) 28 単一電子注入構造(SEIS)材料層 30 多結晶シリコン・プログラム・ゲート(PG) 32 酸化物層 34 多結晶シリコン・アクセス・ゲート(AG) 40 アクセスMOSFETデバイス 42 フローティング・ゲートMOSFETデバイス 50 メモリ・セル 51 薄い酸化物層 52 P形基板 54 反転ソース・ゲート(SG) 56 反転ドレイン・ゲート(DG) 57 分離プレート(IP) 58 酸化物層 60 単一電子注入構造(SEIS)材料層 62 フローティング・ゲート(FG) 64 SEIS層 66 プログラム・ゲート(PG) 68 酸化物層 70 アクセス・ゲート(AG) 72 アクセスMOSFETデバイス 74 フローティング・ゲートMOSFETデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャン・ホン・ラム アメリカ合衆国05495 バーモント州ウィ リストン、ヒルサイド・ドライブ 23番地 (72)発明者 ジェローム・ブレット・ラスキー アメリカ合衆国05452 バーモント州エセ ックス・ジャンクション、マーレイ・ロー ド 11番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドレインと、 電位が加えられた時上記ドレインとともにチャネル領域
    を定めるデプリーション・ソースを基板に誘起するよう
    に、前記基板の上面上に配置された反転ソース・ゲート
    と、 前記反転ソース・ゲートと部分的に重なり、かつこれか
    ら電気的に分離され、前記基板のチャネル領域上に少な
    くとも部分的に整合するように前記基板の上面に配置さ
    れた電気的に分離されたフローティング・ゲートと、 前記基板、前記反転ソース・ゲートおよび前記フローテ
    ィング・ゲートから電気的に分離され、かつ前記フロー
    ティング・ゲートの少なくとも一部と重なるように前記
    基板の上面に配置されたプログラム・ゲートと、 前記基板および前記反転ソース・ゲート、前記フローテ
    ィング・ゲートおよび前記プログラム・ゲートから電気
    的に分離され、かつ前記基板のチャネル領域上に少なく
    とも部分的に整合するように前記基板の上面に配置され
    たアクセス・ゲートとを有し、 前記反転ソース・ゲートに電位を加えると同時に前記ア
    クセス・ゲートに電位を加えた時、電荷を前記フローテ
    ィング・ゲートから前記ドレインへ通すセル読出しサイ
    クルを確立し、前記反転ソース・ゲートにグラウンド電
    位を加えると同時に前記プログラム・ゲートに電位を加
    えた時、前記ドレインを接地するかあるいはこれに電位
    を加えることにより前記フローティング・ゲートを選択
    的に正または負に充電するセル書込みサイクルを確立す
    ることを特徴とするメモリ・セル。
  2. 【請求項2】基板上に作られた5つのポリシリコン層を
    有するメモリ・セルにおいて、 電位が加えられた時、チャネル領域を定めるデプリーシ
    ョン・ドレインおよびデプリーション・ソースを前記基
    板にそれぞれ生成する反転ドレイン・ゲートと、別の反
    転ソース・ゲートとを与える第1のポリシリコン・ゲー
    ト層と、 前記基板および前記第1のポリシリコン・ゲート層の一
    部と重なる、前記セルを分離するための分離プレートを
    与える第2のポリシリコン・ゲート層と、 前記基板、前記第1のゲート層および前記第2のゲート
    層から分離され、かつ前記第2のゲート層の少なくとも
    一部および前記基板のチャネル領域の少なくとも一部と
    重なる、電気的に分離されたフローティング・ゲートを
    与える第3のポリシリコン・ゲート層と、 前記基板、前記第1のゲート層、前記第2のゲート層お
    よび前記第3のゲート層から分離され、かつ前記第3の
    ゲート層の少なくとも一部と重なる、プログラム・ゲー
    トを含む第4のポリシリコン・ゲート層と、 前記基板、前記第1のゲート層、前記第2のゲート層、
    前記第3のゲート層および前記第4のゲート層から分離
    され、かつ前記基板のチャネル領域上に少なくとも部分
    的に整合する、アクセス・ゲートを与える第5のポリシ
    リコン・ゲート層とを有し、 前記第4のゲート層に電位を加えると同時に前記第2の
    ゲート層を接地した時、前記反転ドレイン・ゲートを接
    地するかまたはこれに電位を加えることにより、前記第
    3のゲート層を選択的に正または負に充電するセル書込
    みサイクルを確立することを特徴とするメモリ・セル。
  3. 【請求項3】複数のドレイン線と、 各々基板上に前記複数のドレイン線の1つと隣接して配
    置され、各々がフローティング・ゲートを含む複数のゲ
    ート領域と、 各々前記複数のゲート領域の少なくとも1つと隣接して
    配置され、電位の印加時に、前記複数のドレイン線の関
    連する1つまで延び且つ関連するゲート領域のフローテ
    ィング・ゲートの下方に少なくとも一部が位置するチャ
    ネル領域を定める空乏ソース線を誘起する複数の注入ソ
    ース・ゲートとを有し、 読出しサイクルの間、空乏状態のソース線が確立されて
    電荷を前記ゲート領域の選択されたものを介してその関
    連するドレイン線に通し、書込みサイクルの間、空乏状
    態のソース線が除去されて、電荷を選択された注入ソー
    ス・ゲートから関連するゲート領域のフローティング・
    ゲートに注入することを特徴とするメモリ・アレイ。
  4. 【請求項4】ドレイン線と、 前記基板上に前記ドレイン線に隣接して配置される、フ
    ローテイング・ゲートを含むゲート領域と、 基板上に前記ゲート領域に隣接して配置され、電位の印
    加時に、前記基板に前記ドレイン線まで延び且つ前記ゲ
    ート領域のフローティング・ゲートの下方に一部が位置
    するチャネル領域を定める空乏ソース線を誘起する注入
    ソース・ゲートとを有し、 読出しサイクルの間、空乏状態のソース線が確立されて
    電荷を前記ゲート領域を介して前記ドレイン線に通し、
    書込みサイクルの間、空乏状態のソース線が除去されて
    電荷を注入ソース・ゲートからゲート領域のフローティ
    ング・ゲートへ注入することを特徴とするメモリ・セ
    ル。
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