JPH05199061A - 弾性表面波フィルタ - Google Patents

弾性表面波フィルタ

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Publication number
JPH05199061A
JPH05199061A JP4007284A JP728492A JPH05199061A JP H05199061 A JPH05199061 A JP H05199061A JP 4007284 A JP4007284 A JP 4007284A JP 728492 A JP728492 A JP 728492A JP H05199061 A JPH05199061 A JP H05199061A
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JP
Japan
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comb
surface acoustic
acoustic wave
electrode
wave filter
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Pending
Application number
JP4007284A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Onishi
慶治 大西
Kazuo Eda
和生 江田
Yutaka Taguchi
豊 田口
Shunichi Seki
俊一 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動帯通信機器等で送受信の段間フィルタ等
に利用される多電極型の弾性表面波フィルタにおいて、
不要反射波を低減し、通過帯域外減衰量を充分確保し
た、フィルタ特性に優れた弾性表面波フィルタを提供す
ることを目的とする。 【構成】 複数の入出力櫛形電極からなる多電極型弾性
表面波フィルタにおいて、それぞれの伝搬路長104a
〜gが弾性表面波フィルタの中央部より端部に向かって
段階的に長くなるように、任意の2つの伝播路長104
a〜gの差が、櫛形電極部における弾性表面波波長の整
数倍(N=0,1,2)となるように、入出力櫛形電極
102、103を配置し、各出力側櫛形電極103で受
信される弾性表面波の位相を微妙に変化させ、なおかつ
伝搬路長の変化による不要反射波を最小限に抑え、通過
帯域外減衰量を充分確保した、良好なフィルタ特性を有
する弾性表面波フィルタを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器等に使
用する弾性表面波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器の発展にともない、機器
を構成する各種部品の超小型化、高性能化が求められて
いる。自動車電話や携帯電話などにおいて、おもにアン
テナ共用器や送受信の段間フィルタ、局部発信フィルタ
として用いられている弾性表面波フィルタにおいても、
より一層の小型化、高性能化が求められている。特に、
挿入損失の低減は最も重要な課題であり、上記課題を解
決するため多電極構成の弾性表面波フィルタが広く用い
られている。
【0003】以下に従来の多電極構成の弾性表面波フィ
ルタについて説明する。図9は従来の多電極構成の弾性
表面波フィルタの構成の概略の上面図を示したもので、
901は圧電性基板、902は入力側櫛形電極、903
は出力側櫛形電極、904は伝搬路であり、伝搬路90
4は任意の一定長さを有する。上記構成の弾性表面波フ
ィルタでは、入出力櫛形電極902、903の数を多く
することにより、損失となる入出力櫛形電極の両側に放
射される弾性表面波を最小限に抑えることができ、挿入
損失を低減する効果があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成ではそれぞれの入力側櫛形電極で励振される弾
性表面波は、それぞれの出力側櫛形電極において同相で
受信され、それぞれのフィルタ特性の減衰の極が一致
し、通過帯域外減衰量が充分確保できないという問題点
を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、通過帯域外減衰量を充分確保し、挿入損失の小
さい弾性表面波フィルタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の弾性表面波フィルタは、圧電性基板上に、
複数の正規型櫛形電極を弾性表面波の伝搬方向に平行に
配置し、上記正規型櫛形電極を交互に入力端子および出
力端子とに接続することにより多電極型弾性表面波フィ
ルタを構成し、ある入力側あるいは出力側櫛形電極の一
方の最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入
力側櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極指と
の距離と、他の入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の
最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側
櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極指との距
離との差が、櫛形電極部における弾性表面波波長の整数
倍となるようにそれぞれの入出力櫛形電極を配置した構
成、あるいは、圧電性基板上に、少なくとも1本以上の
電極指がアース側端子およびホット側端子のどちらとも
導通しない電極指を有する櫛形電極を含む複数の櫛形電
極を、弾性表面波の伝搬方向に平行に配置し、上記櫛形
電極を交互に入力端子および出力端子とに接続すること
により多電極型弾性表面波フィルタを構成し、ある入力
側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指とそ
れに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の上記電極
指に対向する最外側の電極指との距離と、他の入力側あ
るいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指とそれに
隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の上記電極指に
対向する最外側の電極指との距離との差が、櫛形電極部
における弾性表面波波長の整数倍となるようにそれぞれ
の入出力櫛形電極を配置した構成、もしくは、圧電性基
板上に、少なくとも1本以上の電極指が正規型電極とし
て属していた極性と逆の極性になるような電極指を有す
る櫛形電極を含む複数の櫛形電極を、弾性表面波の伝搬
方向に平行に配置し、上記櫛形電極を交互に入力端子お
よび出力端子とに接続することにより多電極型弾性表面
波フィルタを構成し、ある入力側あるいは出力側櫛形電
極の一方の最外側の電極指とそれに隣接する出力側ある
いは入力側櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電
極指との距離と、他の入力側あるいは出力側櫛形電極の
一方の最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは
入力側櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極指
との距離との差が、櫛形電極部における弾性表面波波長
の整数倍となるようにそれぞれの入出力櫛形電極を配置
した構成を有している。
【0007】
【作用】圧電性基板上を伝搬する弾性表面波の位相速度
は、基板表面が金属によって被覆されている場合と、被
覆されていない場合とによって異なる。一般に、金属に
被覆されている場合の方が、その質量付加効果により弾
性表面波の位相速度は小さく、その差異は圧電性基板の
種類や切断角、弾性表面波の伝搬方向によって異なり、
また上記圧電性基板を被覆する金属種、金属膜厚および
その被覆手法によっても差異を生じる。
【0008】したがって、櫛形電極部分を通過する弾性
表面波の位相速度と、伝搬路部分を通過する弾性表面波
の位相速度は異なり、ある任意の2つの伝搬路長におい
て、上記2つの伝搬路長の差を、櫛形電極部における弾
性表面波波長の整数倍となるように、それぞれの入出力
櫛形電極を配置した場合、上記2つの伝搬路部分を通過
する弾性表面波の波数の差は整数にはならず、上記位相
速度の差に応じてそれぞれの出力側櫛形電極で受信する
弾性表面波の位相に変化が生じる。
【0009】したがって、上記構成によれば、入力側櫛
形電極により励振された弾性表面波はそれぞれ少しづつ
異なった位相で出力側櫛形電極で受信され、フィルタ特
性の減衰の極が相対的に変化し、スプリアスレベルを低
減し、通過帯域外減衰量を充分確保することができる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に
よる第1の実施例の弾性表面波フィルタの構成の概略を
示す弾性表面波フィルタの中央部より半分の領域の上面
図である。
【0011】図1において、101は圧電性基板であ
り、36゜Ycut−XLiTaO3を用いた。本実施
例において入出力櫛形電極は、16.5対からなる7つ
の入力側櫛形電極102と24.5対からなる8つの出
力側櫛形電極103よりなっており、伝搬路長104a
〜gは弾性表面波フィルタ中央部よりそれぞれ、櫛形電
極部における弾性表面波の1/4波長、1/4波長、5
/4波長、5/4波長、5/4波長、9/4波長、9/
4波長であり、弾性表面波フィルタの端部に向かって段
階的に長くなっており、その表面は電極材料と同様、純
Alによって被覆されている。
【0012】図2は、従来の構成による伝搬路長が電極
指部における弾性表面波の1/4波長で一定の弾性表面
波フィルタと、上記本実施例の構成による弾性表面波フ
ィルタとの周波数特性の比較を示したものである。共に
電極指ピッチが2.18μmであり、中心周波数は95
0MHzであった。
【0013】上記従来の構成による弾性表面波フィルタ
の伝搬路長を除く電極構成は、上記本実施例による弾性
表面波フィルタの電極構成と同一であった。上記本実施
例の構成による弾性表面波フィルタの場合、通過帯域外
減衰量において5.0dBの向上が見られ、上記従来の
実施例の場合にみられた910MHz付近のスプリアス
も抑圧することができた。
【0014】以上のように、それぞれの伝搬路長104
a〜gが弾性表面波フィルタの中央部より端部に向かっ
て、段階的に長くなるように櫛形電極部における弾性表
面波の波長のN(N=0、1、2)倍ずつ変化させるこ
とにより、各出力側櫛形電極で受信される弾性表面波の
位相を微妙に変化させ、なおかつ伝搬路長の変化による
不要反射波を最小限に抑え、通過帯域外特性の良好なフ
ィルタ特性を有する弾性表面波フィルタを構成すること
ができる。
【0015】本実施例において、伝搬路部における弾性
表面波の位相速度と、電極指部における弾性表面波の位
相速度との比はおよそ0.985であり、上記伝搬路長
の差により、上記それぞれの伝搬路を伝搬する弾性表面
波の位相に差異が生じる。しかしながら、任意の2つの
伝搬路長の差を200波長にすれば、それぞれの出力側
櫛形電極で受信される弾性表面波の位相はほぼ同相とな
り、上記帯域外減衰量の抑圧効果は得られない。一方、
上記のように伝搬路長の差を200波長以上にとればデ
バイスの形状がかなり大きくなり、伝搬損失も無視でき
ず現実的とはいえない。例えば、中心周波数が950M
Hzの弾性表面波フィルタの場合、200波長は約1m
mに相当し、実際のデバイスとしては使用に耐えない。
【0016】一般に、伝搬路部を伝搬する弾性表面波の
位相速度と、櫛形電極部を伝搬する弾性表面波の位相速
度との差は、大きくても数パーセントであり、上記のよ
うに任意の2つの伝搬路長の差が、櫛形電極部における
弾性表面波の波長の整数倍である場合、それぞれの伝搬
路を伝搬する弾性表面波の位相が等しくなるのは数百波
長以上である。したがって、実用に耐える範囲で、任意
の2つの伝搬路長の差が、櫛形電極部における弾性表面
波波長の整数倍となるように、入出力櫛形電極を配置す
れば、それぞれの伝搬路を伝搬する弾性表面波の位相は
変化し、伝搬路部における弾性表面波の位相速度と、電
極指部における弾性表面波の位相速度との比を考慮する
までもなく、帯域外減衰量の向上を図ることができる。
【0017】(実施例2)図3は、本発明による弾性表
面波フィルタの第2の実施例の概略を示す弾性表面波フ
ィルタの中央部より半分の領域の上面図である。
【0018】図3において、301は圧電性基板であ
り、上記本発明の第1の実施例と同様、36゜Ycut
−XLiTaO3を用いた。本実施例において入出力櫛
形電極は、16.5対からなる7つの入力側櫛形電極3
02と24.5対からなる8つの出力側櫛形電極303
よりなっており、図4に示すようにすべての上記出力側
電極303は、その両最外側より5本目の電極指403
を間引いた電極構成を有する。 伝搬路長304a〜g
は弾性表面波フィルタ中央部よりそれぞれ、櫛形電極部
における弾性表面波の9/4波長、5/4波長、5/4
波長、5/4波長、1/4波長、1/4波長、1/4波
長となっており、上記本発明の第1の実施例と同様、伝
搬路表面は純Alによって被覆されており、上記伝搬路
長の差により、上記伝搬路を伝搬する弾性表面波の位相
に差異が生じる。
【0019】本実施例において、電極指ピッチは2.1
8μmであり、中心周波数は950MHzであった。上
記本実施例の構成によっても、従来の伝搬距離が一定の
場合に比べ、その通過帯域外特性において5.0dBの
向上が見られ、上記本発明の第1の実施例と同様の効果
があることが確認された。
【0020】以上のように、それぞれの伝搬路長304
a〜gが弾性表面波フィルタの中央部より端部に向かっ
て短くなるように、櫛形電極部における弾性表面波波長
のN(N=0、1、2)倍ずつ変化させることにより、
各出力側櫛形電極で受信される弾性表面波の位相を微妙
に変化させ、なおかつ伝搬路長の変化による不要反射波
を最小限に抑え、通過帯域外減衰量を充分確保し、良好
なフィルタ特性を有する弾性表面波フィルタを構成する
ことができる。
【0021】(実施例3)図5は、本発明による弾性表
面波フィルタの第3の実施例の構成の概略を示す弾性表
面波フィルタの中央部より半分の領域の上面図である。
【0022】図5において、501は圧電性基板であ
り、上記本発明の第1の実施例および第2の実施例と同
様、36゜Ycut−XLiTaO3を用いた。本実施
例において入出力櫛形電極は、16.5対からなる7つ
の入力側櫛形電極502と24.5対からなる8つの出
力側櫛形電極503よりなっており、図6に示すように
すべての上記出力側電極503は、その両最外側より5
本目の電極指603がアース側端子およびホット側端子
と導通しない浮き電極指を有する。伝搬路長504a〜
gは、弾性表面波フィルタ中央部よりそれぞれ、櫛形電
極部における弾性表面波波長1/4波長、9/4波長、
1/4波長、9/4波長、1/4波長、9/4波長、1
/4波長となっており、その表面は電極材料と同じく純
Alによって被覆されている。
【0023】本実施例において、電極指ピッチは2.1
8μmであり、中心周波数は950MHzであった。
【0024】本実施例の構成においても、従来の伝搬距
離が一定の場合に比べ、その通過帯域外特性において約
3.5dBの向上が見られ、上記本発明の第1の実施例
および第2の実施例と同様の効果があることが確認され
た。
【0025】以上のように、それぞれの伝搬路長が弾性
表面波フィルタの中央部より端部に向かって1つおき
に、櫛形電極部における弾性表面波波長の2倍の差を有
する伝搬路404a〜gを配置することにより、各出力
側櫛形電極で受信される弾性表面波の位相を微妙に変化
させ、なおかつ伝搬路長の変化による不要反射波を最小
限に抑え、通過帯域外減衰量を充分確保した、良好なフ
ィルタ特性を有する弾性表面波フィルタを構成すること
ができる。
【0026】(実施例4)図7は、本発明による弾性表
面波フィルタの第4の実施例の構成の概略を示す上記弾
性表面波フィルタの中央部より半分の領域の上面図であ
る。
【0027】図7において、701は圧電性基板であ
り、上記本発明の第1の実施例および第2の実施例およ
び第3の実施例と同様、36゜Ycut−XLiTaO
3を用いた。本実施例において入出力櫛形電極は、1
6.5対からなる7つの入力側櫛形電極702と24.
5対からなる8つの出力側櫛形電極703よりなってお
り、図8に示すようにすべての上記出力側電極703
は、その両最外側より5本目の電極指803が正規型電
極として属していた極性と逆の極性となるように、すな
わち本実施例の場合、アース端子と接続されるべき電極
指をホット端子と接続した逆相電極指を有する。
【0028】伝搬路長704a〜gは、弾性表面波フィ
ルタ中央部よりそれぞれ、櫛形電極部における弾性表面
波波長1/4波長、9/4波長、1/4波長、9/4波
長、1/4波長、9/4波長、1/4波長となってお
り、その表面は電極材料と同じく純Alによって被覆さ
れている。さらに、櫛形電極の両最外側に、櫛形電極部
における弾性表面波波長の1/2波長の距離をおいて3
1本からなる反射器705を設けた。
【0029】本実施例の構成においても、従来の伝搬距
離が一定の場合に比べ、その通過帯域外特性において約
3.5dBの向上が見られ、上記本発明の第1の実施例
および第2の実施例および第3の実施例と同様の効果が
あることが確認された。
【0030】以上のように、それぞれの伝搬路長が弾性
表面波フィルタの中央部より端部に向かって1つおき
に、櫛形電極部における弾性表面波波長の2倍の差を有
する伝搬路704a〜gを配置することにより、各出力
側櫛形電極で受信される弾性表面波の位相を微妙に変化
させ、なおかつ伝搬路長の変化による不要反射波を最小
限に抑え、通過帯域外減衰量を充分確保した、良好なフ
ィルタ特性を有する弾性表面波フィルタを構成すること
ができる。
【0031】なお、上記本発明の実施例では伝搬路を金
属で被覆した構造を有するが、金属で被覆しなくても同
様の効果が得られる。また、上記構成の弾性表面波フィ
ルタを圧電性薄膜を利用した場合にも利用できることは
言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧電性基板上
に、複数の正規型櫛形電極を弾性表面波の伝搬方向に平
行に配置し、上記正規型櫛形電極を交互に入力端子およ
び出力端子とに接続することにより多電極型弾性表面波
フィルタを構成し、ある入力側あるいは出力側櫛形電極
の一方の最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるい
は入力側櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極
指との距離と、他の入力側あるいは出力側櫛形電極の一
方の最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入
力側櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極指と
の距離との差が、櫛形電極部における弾性表面波波長の
整数倍となるようにそれぞれの入出力櫛形電極を配置、
あるいは、圧電性基板上に、少なくとも1本以上の電極
指がアース側端子およびホット側端子のどちらとも導通
しない電極指を有する櫛形電極を含む複数の櫛形電極
を、弾性表面波の伝搬方向に平行に配置し、上記櫛形電
極を交互に入力端子および出力端子とに接続することに
より多電極型弾性表面波フィルタを構成し、ある入力側
あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指とそれ
に隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の上記電極指
に対向する最外側の電極指との距離と、他の入力側ある
いは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指とそれに隣
接する出力側あるいは入力側櫛形電極の上記電極指に対
向する最外側の電極指との距離との差が、櫛形電極部に
おける弾性表面波波長の整数倍となるようにそれぞれの
入出力櫛形電極を配置、もしくは、圧電性基板上に、少
なくとも1本以上の電極指が正規型電極として属してい
た極性と逆の極性になるような電極指を有する櫛形電極
を含む複数の櫛形電極を、弾性表面波の伝搬方向に平行
に配置し、上記櫛形電極を交互に入力端子および出力端
子とに接続することにより多電極型弾性表面波フィルタ
を構成し、ある入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の
最外側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側
櫛形電極の上記電極指に対向する最外側の電極指との距
離と、他の入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外
側の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形
電極の上記電極指に対向する最外側の電極指との距離と
の差が、櫛形電極部における弾性表面波波長の整数倍と
なるようにそれぞれの入出力櫛形電極を配置することに
より、通過帯域外減衰量を充分確保し、良好なフィルタ
特性を有する弾性表面波フィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弾性表面波フィルタの第1の実施
例を模式的に示す上面図
【図2】従来の弾性表面波フィルタと本発明の第1の実
施例による弾性表面波フィルタの周波数特性を示す図
【図3】本発明による弾性表面波フィルタの第2の実施
例を模式的に示す上面図
【図4】間引き電極指を有する櫛形電極を示す模式図
【図5】本発明による弾性表面波フィルタの第3の実施
例を模式的に示す上面図
【図6】浮き電極指を有する櫛形電極を示す模式図
【図7】本発明による弾性表面波フィルタの第4の実施
例を模式的に示す上面図
【図8】逆相電極指を有する櫛形電極を示す模式図
【図9】従来の弾性表面波フィルタの構成を模式的に示
す上面図
【符号の説明】
101 圧電性基板 102 入力側櫛形電極 103 出力側櫛形電極 104a〜g 伝搬路 401 アース側端子 402 ホット側端子 403 間引き電極指 603 浮き電極指 803 逆相電極指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 俊一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電性基板上に、複数の正規型櫛形電極
    を弾性表面波の伝搬方向に平行に配置し、前記正規型櫛
    形電極を交互に入力端子および出力端子とに接続するこ
    とにより構成した多電極型弾性表面波フィルタにおい
    て、ある入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側
    の電極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電
    極の前記電極指に対向する最外側の電極指との距離と、
    他の入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電
    極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の
    前記電極指に対向する最外側の電極指との距離との差
    が、櫛形電極部における弾性表面波波長の整数倍である
    ことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの櫛形電極において、少
    なくとも1本以上の電極指を間引いた電極構成を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の弾性表面波フィルタ。
  3. 【請求項3】 圧電性基板上に、少なくとも1本以上の
    電極指がアース側端子およびホット側端子のどちらとも
    導通しない電極指を有する櫛形電極を含む複数の櫛形電
    極を、弾性表面波の伝搬方向に平行に配置し、前記櫛形
    電極を交互に入力端子および出力端子とに接続すること
    により構成した多電極型弾性表面波フィルタにおいて、
    ある入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電
    極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の
    前記電極指に対向する最外側の電極指との距離と、他の
    入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指
    とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の前記
    電極指に対向する最外側の電極指との距離との差が、櫛
    形電極部における弾性表面波波長の整数倍であることを
    特徴とする弾性表面波フィルタ。
  4. 【請求項4】 圧電性基板上に、少なくとも1本以上の
    電極指が正規型電極として属していた極性と逆の極性に
    なるような電極指を有する櫛形電極を含む複数の櫛形電
    極を、弾性表面波の伝搬方向に平行に配置し、前記櫛形
    電極を交互に入力端子および出力端子とに接続すること
    により構成した多電極型弾性表面波フィルタにおいて、
    ある入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電
    極指とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の
    前記電極指に対向する最外側の電極指との距離と、他の
    入力側あるいは出力側櫛形電極の一方の最外側の電極指
    とそれに隣接する出力側あるいは入力側櫛形電極の前記
    電極指に対向する最外側の電極指との距離との差が、櫛
    形電極部における弾性表面波波長の整数倍であることを
    特徴とする弾性表面波フィルタ。
  5. 【請求項5】 任意の2つの伝搬路において、より弾性
    表面波フィルタの中央部にある伝搬路より端部の伝搬路
    の方が、伝搬路長が長いかあるいは等しくなるように入
    出力櫛形電極を配置した請求項1乃至請求項4記載の弾
    性表面波フィルタ。
  6. 【請求項6】 任意の2つの伝搬路において、より弾性
    表面波フィルタの中央部にある伝搬路より端部の伝搬路
    の方が、伝搬路長が短いかあるいは等しくなるように入
    出力櫛形電極を配置した請求項1乃至請求項4記載の弾
    性表面波フィルタ。
  7. 【請求項7】 弾性表面波フィルタの中央部の伝搬路よ
    り外側に向かって、伝搬路長がひとつおきに等しくなる
    ように、入出力櫛形電極を配置した請求項1乃至請求項
    4記載の弾性表面波フィルタ。
  8. 【請求項8】 弾性表面波フィルタの入出力櫛形電極の
    両最外側に、最外側の電極指より任意の距離をおいて反
    射器を設けた請求項1乃至請求項7記載の弾性表面波フ
    ィルタ。
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