JPH05199272A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JPH05199272A
JPH05199272A JP4009434A JP943492A JPH05199272A JP H05199272 A JPH05199272 A JP H05199272A JP 4009434 A JP4009434 A JP 4009434A JP 943492 A JP943492 A JP 943492A JP H05199272 A JPH05199272 A JP H05199272A
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Manabu Yagi
八木学
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送波の擬似同期の影響による同期幅縮小の
問題をなくして充分な搬送波同期引込範囲の確保を図る
ことを目的とする。 【構成】 誤り訂正ワード非同期検出回路17と搬送波
非同期検出回路19とで搬送波が擬似同期状態にあるこ
とを検出し、擬似同期状態検出時に間欠リセット発生回
路22の出力信号によってフリップフロップ回路15が
リセット状態と通常状態とを交互に繰り返し、搬送波が
正常同期状態になったところで通常制御に戻すことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2N 値直交振幅変調方
式または2N相位相変調方式に用いられる復調装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル化した搬送波同期回路
と誤り訂正回路とを備えた復調装置の一実施例を16Q
AMの場合を例にとって図2に示す。入力端から入力さ
れた変調波aは二分岐されて乗算器1および2へ入力さ
れる。一方、搬送波用電圧制御発振器20の出力k1は
π/2移相器21により互いにπ/2ラジアン位相差の
ある二つの搬送波信号k1およびk2となり乗算器1お
よび2へ入力され、同期検波されてベースバンド信号b
1およびb2を得る。このベースバンド信号b1および
b2はロールオフ帯域制限用の低域ろ波器3および4で
帯域制限された後に、ベースバンド用の増幅器5および
6で最適振幅値に増幅されてAD変換器7および8へ入
力される。一方、クロック再生回路9はベースバンド信
号d1およびd2からタイミング信号としてのクロック
g1およびg2を再生し、AD変換器7および8でベー
スバンド信号d1およびd2を識別する。AD変換器7
および8の出力ディジタル信号は同相(Pch)側のデ
ータ信号がe1およびe2、直交(Qch)側のデータ
信号がf1およびf2であり、再生クロックg3と共に
誤り訂正回路10へ入力されて誤り訂正後に出力信号l
1、l2、l3、およびl4、出力クロックg5にな
り、復調装置から出力される。ここで、ディジタル出力
信号e1は同相成分(Pch)の第1ビット(MSB)
を表し、第2ビットのe2と共に四値の復調ベースバン
ド信号d1の識別結果のPch出力信号になる。また、
ディジタル出力信号e3はPchの第3ビットで真値の
信号点からのずれを表す誤差信号である。ディジタル出
力信号f1は直交成分(Qch)の第1ビット(MS
B)を表し、第2ビットのf2と共に四値の復調ベース
バンド信号d2の識別結果のQch出力信号になる。ま
た、f3はQchの第3ビットで真値の信号からのずれ
を表す誤差信号である。一方、ディジタル信号e1、f
3、f1およびe3を用いて位相制御信号を作成して搬
送波を同期させる。すなわち、排他的論理和回路11お
よび12はPchの第1ビットe1とQchの誤差信号
f3およびQchの第1ビットf1とPchの誤差信号
e3とでそれぞれ排他的論理和をとり、その結果を減算
器16でそれぞれの差をとることにより、位相制御信号
i3を得ることができる。さらに、ループフィルタ18
により雑音成分を除去された位相制御信号i1となって
搬送波電圧制御発振器20を制御して再生された搬送波
k1を得ることができる。
【0003】このように、従来のディジタル化された搬
送波同期回路を用いた直交振幅復調装置では、ある程度
の同期引き込み範囲を確保しようとすれば、フォールス
ロック(例えば2N 値直交振幅変調の場合には、搬送波
周波数fCARRからクロック周波数fCLK の1/n(n=
N'、N' :1、2、3…Nのいずれか)離れの周波数
に疑似同期点を生じる。)と呼ばれる疑似同期を伴うの
で、特にクロック周波数が低い場合に必要な搬送波同期
範囲が確保できなくなる場合がある。図3に疑似同期が
ある場合の入力搬送波周波数を変化させたときの再生搬
送波周波数の関係を図示する。図3でm1、n1、p1
およびg1は疑似同期に引き込む周波数を、m2および
P2は疑似同期から正常同期へ引き込む周波数を、n2
およびg2は同期保持範囲から離れて正常同期からはず
れる周波数を示す。入力搬送波周波数を十分低いところ
から上げていくと、まずm1でfCARR−fclk /nを中
心とした疑似同期に引き込む。そして、m2で疑似同期
から正常同期に引き込む。入力搬送波周波数を十分高い
ところから下げていくと、まずP1でfCARR+fclk
nを中心とした疑似同期に引き込む。そして、P2で疑
似同期から正常同期に引き込む。すなわち、図3の場合
の同期引き込み範囲はfCARR+P2〜fCARR−m2であ
るが、疑似同期のために実際の同期引き込み範囲より狭
くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例装
置では、同期引き込み範囲を確保しようとすれば疑似同
期を伴うので、特にクロック周波数が低い場合に必要な
搬送波同期範囲が確保できなくなる欠点があった。
【0005】本発明は、このような欠点を解消するもの
で、疑似同期の影響を受けずに必要とされる同期引き込
み範囲を確保できる復調装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送波同期回
路と、誤り訂正回路とを備えた復調装置において、上記
搬送波同期回路に到来する搬送波が同期状態でありかつ
上記誤り訂正回路の誤り訂正用ワードが非同期状態であ
るときに擬似同期状態にあることを検出する手段と、擬
似同期検出から正常同期状態になるまでの時間区間にわ
たって上記搬送波同期回路の状態を停止状態と発振状態
との二つの状態に交互に繰り返えさせる手段とを備えこ
とを特徴とする。
【0007】ここで、上記復調装置は2N相位相復調装
置であっても良い。また、上記復調装置は2N 値直交振
幅復調装置であっても良い。
【0008】
【作用】疑似同期状態にあるときには誤り訂正回路のワ
ードが非同期状態、搬送波同期回路が同期状態にあるこ
とに着目し、疑似同期状態にあるときはいったん搬送波
同期をはずして正常同期へ引き込ませる。これによって
搬送波同期引き込み範囲を拡大させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明を16値直交振幅復調装置
に適用した一実施例のブロック図である。なお、図1で
図2の従来例と同一の符号の回路は同一の構成と機能と
を有する。そして、この実施例は、この従来例に対して
誤り訂正ワード非同期検出回路17、搬送波非同期検出
回路19、間欠リセット発生回路22、フリップフロッ
プ回路15、アンド回路13および反転回路14が追加
されている。
【0010】この実施例は、図1に示すように、搬送波
同期回路である乗算器1および2、搬送波電圧制御発振
器20、π/2移相器21、低域ろ波器3および4、増
幅器5および6、AD変換器7および8、クロック再生
回路9、排他的論理和回路11および12、減算器16
並びにループフィルタ18と、誤り訂正回路10とを備
え、さらに、本発明の特徴とする手段として、上記搬送
波同期回路に到来する搬送波が同期状態でありかつ上記
誤り訂正回路の誤り訂正用ワードが非同期状態であると
きに擬似同期状態にあることを検出する手段である誤り
訂正ワード非同期検出回路17および搬送波非同期検出
回路19と、擬似同期検出から正常同期状態になるまで
の時間区間にわたって上記搬送波同期回路の状態を停止
状態と発振状態との二つの状態に交互に繰り返えさせる
手段である反転回路14、アンド回路13、間欠リセッ
ト発生回路22およびフリップフロップ回路15とを備
える。
【0011】次に、この実施例の動作を説明する。疑似
同期時には異周波数での同期なので、データは正しく識
別されない。すなわち、誤り訂正用ワードは非同期、搬
送波は同期している状態である。このときに搬送波の同
期を一旦はずして正常同期へ引き込ませてやれば、搬送
波同期引き込み範囲を拡大させることができる。ここ
で、誤り訂正ワード非同期検出回路17の出力はワード
非同期時にハイレベル、ワード同期時にローレベル、搬
送波非同期検出回路19の出力は搬送波非同期時にハイ
レベル、搬送波同期時にローレベル、フリップフロップ
回路15はリセット端子入力がハイレベルのときにリセ
ットとなり出力がローレベル固定、リセット端子入力が
ローレベルのときに通常動作、さらに間欠リセット発生
回路22は入力がハイレベルのときにハイレベルとロー
レベルを一定時間ごとに交互に出力して入力がローレベ
ルのときは常時ローレベルを出力するものとする。疑似
同期状態にあるとすると、誤り訂正ワード非同期検出回
路17の出力h1はハイレベル、搬送波非同期検出回路
19の出力h2はローレベル、さらに反転回路14によ
りh3はハイレベルになり、アンド回路13の二つの入
力はどちらもハイレベルになる。そして、間欠リセット
発生回路22の入力h4はハイレベルとなるので、フリ
ップフロップ回路15にはハイレベルとローレベルとが
一定時間ごとに交互に入力される。一方、正常同期状態
にあるとすると、h1およびh2共にローレベル、反転
回路14によりh3はハイレベルとなり、アンド回路1
3の出力h4はローレベルになる。そして、間欠リセッ
ト発生回路22の出力はローレベル固定になる。その結
果として、疑似同期状態になった場合にフリップフロッ
プ回路15にはハイレベルとローレベルとが交互に入力
されるので、ハイレベルのときにはフリップフロップ回
路15がリセットされ搬送波同期をはずし、ローレベル
のときには通常動作となり搬送波の同期をとろうとす
る。これは搬送波が正常同期になるまでくり返され、ひ
とたび正常同期状態になるとフリップフロップ回路15
にはローレベルが入力されるので通常動作になる。
【0012】このように本実施例によれば搬送波が疑似
同期状態にある場合は、強制的に搬送波の同期をはずし
て再び引き込みを行う。そして、正常同期状態になるま
でこれをくり返す。これにより疑似同期によって制限さ
れていた搬送波同期引き込み範囲を拡大することができ
る。特にクロック周波数が低い多値直交振幅変調波の復
調用搬送波再生回路でも充分な同期引き込み範囲を確保
できる。
【0013】なお、上記実施例では16値直交振幅変調
方式について説明したが、その他の多値直交振幅変調方
式や多値位相変調方式にも適用でき、上記実施例と同様
の効果が得られる。この場合に、出力信号のデータ数が
変わるだけで構成は本実施例と同様である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、誤り訂
正ワード非同期信号と搬送波同期信号とより搬送波が疑
似同期状態にあることを検出し、その場合は強制的に搬
送波の同期をはずして再び引き込みを行い、正常同期状
態になるまでこれをくり返すので、搬送波の疑似同期の
影響による同期幅減少の問題をなくすことができ、充分
な搬送波同期引き込み範囲を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【図2】従来例の構成を示すブロック構成図。
【図3】再生搬送波周波数と入力搬送波周波数との関係
を示す図。
【符号の説明】
1、2 乗算器 3、4 低域ろ波器 5、6 増幅器 7、8 AD変換器(AD) 9 クロック再生回路(CLK SYNC) 10 誤り訂正回路(FEC) 11、12 排他的論理和回路 13 アンド回路 14 反転回路 15 フリップフロップ回路(FF) 16 減算器 17 誤り訂正ワード非同期検出回路(WORD
DET) 18 ループフィルタ 19 搬送波非同期検出回路(CARR DE
T) 20 搬送波電圧制御発振器(VCO) 21 π/2移相器(π/2) 22 間欠リセット発生回路(PLS GEN)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波同期回路と、誤り訂正回路とを備
    えた復調装置において、 上記搬送波同期回路に到来する搬送波が同期状態であり
    かつ上記誤り訂正回路の誤り訂正用ワードが非同期状態
    であるときに擬似同期状態にあることを検出する手段
    と、 擬似同期検出から正常同期状態になるまでの時間区間に
    わたって上記搬送波同期回路の状態を停止状態と発振状
    態との二つの状態に交互に繰り返えさせる手段とを備え
    たことを特徴とする復調装置。
  2. 【請求項2】 上記復調装置は2N相位相復調装置であ
    る請求項1記載の復調装置。
  3. 【請求項3】 上記復調装置は2N 値直交振幅復調装置
    である請求項1記載の復調装置。
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