JPH05199636A - 配電線における防雷装置 - Google Patents
配電線における防雷装置Info
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- JPH05199636A JPH05199636A JP4024371A JP2437192A JPH05199636A JP H05199636 A JPH05199636 A JP H05199636A JP 4024371 A JP4024371 A JP 4024371A JP 2437192 A JP2437192 A JP 2437192A JP H05199636 A JPH05199636 A JP H05199636A
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電位上昇を抑制し、配電設備を絶縁破壊から
保護することを目的とする。 【構成】 配電線における防雷装置を配電柱1の頂部に
架設された架空地線2を有する配電線路において、架空
地線2を配電柱1と電気的に絶縁した状態で架設すると
ともに、上端部が架空地線2に電気的に接続される一
方、下端部が接地されて架空地線2に流入した雷電流を
大地に流すための一対の雷導線3を配電柱1に沿って平
行に配設する。
保護することを目的とする。 【構成】 配電線における防雷装置を配電柱1の頂部に
架設された架空地線2を有する配電線路において、架空
地線2を配電柱1と電気的に絶縁した状態で架設すると
ともに、上端部が架空地線2に電気的に接続される一
方、下端部が接地されて架空地線2に流入した雷電流を
大地に流すための一対の雷導線3を配電柱1に沿って平
行に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配電線における防雷装
置に関し、詳しくは、配電線の架空地線へ流入した雷電
流を雷導線により効率良く大地へ流入させる防雷装置に
関するものである。
置に関し、詳しくは、配電線の架空地線へ流入した雷電
流を雷導線により効率良く大地へ流入させる防雷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】配電線は絶縁レベルが低く、雷サ−ジ耐
電圧は100kV程度である。このため、主として誘導
雷に対しては、架空地線、避雷器、耐雷PC等の設置に
より対処している。しかし、直撃雷については、その雷
サ−ジ電圧は300kV程度と大きいため、直撃雷によ
る配電線の停電故障と設備の絶縁破壊の防止は、現状で
は困難である。このため雷撃多発地区では、復旧用の予
備品確保と作業員手配等の負担が過大となり、通常の業
務を遂行する妨げとなっている。
電圧は100kV程度である。このため、主として誘導
雷に対しては、架空地線、避雷器、耐雷PC等の設置に
より対処している。しかし、直撃雷については、その雷
サ−ジ電圧は300kV程度と大きいため、直撃雷によ
る配電線の停電故障と設備の絶縁破壊の防止は、現状で
は困難である。このため雷撃多発地区では、復旧用の予
備品確保と作業員手配等の負担が過大となり、通常の業
務を遂行する妨げとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点に鑑み、配電柱の電位上昇を抑制し、配電設
備を絶縁破壊から保護することを目的とする。
術の問題点に鑑み、配電柱の電位上昇を抑制し、配電設
備を絶縁破壊から保護することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】配電線における防雷装置
を、配電柱の頂部に架設された架空地線2を有する配電
線路において、前記架空地線2を前記配電柱1と電気的
に絶縁した状態で架設するとともに、上端部を前記架空
地線に電気的に接続し、下端部を接地して前記架空地線
2に流入した雷電流を大地に流すための一対の雷導線3
を前記配電柱1に沿って平行に配設した。
を、配電柱の頂部に架設された架空地線2を有する配電
線路において、前記架空地線2を前記配電柱1と電気的
に絶縁した状態で架設するとともに、上端部を前記架空
地線に電気的に接続し、下端部を接地して前記架空地線
2に流入した雷電流を大地に流すための一対の雷導線3
を前記配電柱1に沿って平行に配設した。
【0005】
【作用】上記構成の配電線における防雷装置によれば、
配電線の架空地線に流入した雷電流は、雷導線3を通り
大地に流される。そのため、雷電流による配電柱1の電
位上昇が抑制され、配電設備の絶縁破壊が防止される。
配電線の架空地線に流入した雷電流は、雷導線3を通り
大地に流される。そのため、雷電流による配電柱1の電
位上昇が抑制され、配電設備の絶縁破壊が防止される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の実施例に係る配電線における
防雷装置の正面図である。防雷装置は主として配電柱
1、架空地線2及び雷導線3からなっている。
説明する。図1は本発明の実施例に係る配電線における
防雷装置の正面図である。防雷装置は主として配電柱
1、架空地線2及び雷導線3からなっている。
【0007】配電柱1は、ポ−ル型の電柱であり、その
頂部に上部腕金4を備え、下部には下部腕金4′を備え
ている。上部腕金4は、架空地線支持金具4aと一対の雷
導線引き下ろし用腕金4bを一体とし、バンドで配電柱1
に取付けられている。下部腕金4′は、雷導線3を緊張
する一対のタ−ンバックル4b′を備えている。また、タ
−ンバックル4b′にはバネ9を組込み、雷電線3の張力
変動及び振動を吸収し、弛みを防止する。
頂部に上部腕金4を備え、下部には下部腕金4′を備え
ている。上部腕金4は、架空地線支持金具4aと一対の雷
導線引き下ろし用腕金4bを一体とし、バンドで配電柱1
に取付けられている。下部腕金4′は、雷導線3を緊張
する一対のタ−ンバックル4b′を備えている。また、タ
−ンバックル4b′にはバネ9を組込み、雷電線3の張力
変動及び振動を吸収し、弛みを防止する。
【0008】架空地線2は、配電柱1の頂部に架設され
た裸線であり、一般に亜鉛めっき鋼より線又は銅単線が
使用される。架空地線2は、上部腕金4の架空地線金具
4aに固定されたピン碍子5に引き通してあり、このピン
碍子5により架空地線2は配電柱1及び上部腕金4と電
気的に絶縁した状態で架設されている。
た裸線であり、一般に亜鉛めっき鋼より線又は銅単線が
使用される。架空地線2は、上部腕金4の架空地線金具
4aに固定されたピン碍子5に引き通してあり、このピン
碍子5により架空地線2は配電柱1及び上部腕金4と電
気的に絶縁した状態で架設されている。
【0009】雷導線3は、その上端部が架空地線2と分
岐スリ−ブ7により機械的、電気的に接続され、下端部
が接地されている被覆線であり、硬銅より線を使用する
のが好ましい。分岐スリ−ブ7は、接続する架空地線2
が亜鉛めっき鋼より線の場合には雷導線(硬銅より線;
Cu)と異種金属であることから、接続部の電食防止が施
されたものである必要がある。本実施例では、これに対
応可能なものとして図4に示すようなH形圧縮分岐スリ
−ブを使用するが、分岐スリ−ブはC形のものであって
もよい。
岐スリ−ブ7により機械的、電気的に接続され、下端部
が接地されている被覆線であり、硬銅より線を使用する
のが好ましい。分岐スリ−ブ7は、接続する架空地線2
が亜鉛めっき鋼より線の場合には雷導線(硬銅より線;
Cu)と異種金属であることから、接続部の電食防止が施
されたものである必要がある。本実施例では、これに対
応可能なものとして図4に示すようなH形圧縮分岐スリ
−ブを使用するが、分岐スリ−ブはC形のものであって
もよい。
【0010】雷導線3は、上記のように上端部を分岐ス
リ−ブ7により接続され、さらに、上部腕金4の端部に
固定されたピン碍子5(詳細は図2参照)に引き通してあ
る。そして、雷導線引き下ろし用腕金4bに、耐張碍子6
(詳細は図3参照)を介して取付けられている引留クラ
ンプ8に引き留められている。つづいて、引留クランプ
8より雷導線3は配電柱1に沿って平行に配設され、下
部腕金4′に耐張碍子6′を介して取り付けられている
引留クランプ8′に引き留められている。
リ−ブ7により接続され、さらに、上部腕金4の端部に
固定されたピン碍子5(詳細は図2参照)に引き通してあ
る。そして、雷導線引き下ろし用腕金4bに、耐張碍子6
(詳細は図3参照)を介して取付けられている引留クラ
ンプ8に引き留められている。つづいて、引留クランプ
8より雷導線3は配電柱1に沿って平行に配設され、下
部腕金4′に耐張碍子6′を介して取り付けられている
引留クランプ8′に引き留められている。
【0011】引留クランプ8,8′は雷導線3の被覆材
を食い破って導体に食いつく歯を持った楔を組み込んだ
構造となっており(図5)、ボルトを締め付けるだけで
被覆を剥がずに引留められるようにしてある。このた
め、特殊工具が不要で、防水・絶縁処理が不要である。
また、張力が増大した時は、楔の効果により食いつき力
が増加するから滑る心配はない。さらに、楔とクランプ
本体は絶縁されているので、誘導等による感電が防止さ
れると共に、楔の歯部は防水コンパウンドにより覆われ
るようになっているので、電線被覆内に雨水が進入する
こともない。なお、クランプ装着後、防水を兼ねた絶縁
カバ−を併用すれば、これ等の効果は一層向上する。
を食い破って導体に食いつく歯を持った楔を組み込んだ
構造となっており(図5)、ボルトを締め付けるだけで
被覆を剥がずに引留められるようにしてある。このた
め、特殊工具が不要で、防水・絶縁処理が不要である。
また、張力が増大した時は、楔の効果により食いつき力
が増加するから滑る心配はない。さらに、楔とクランプ
本体は絶縁されているので、誘導等による感電が防止さ
れると共に、楔の歯部は防水コンパウンドにより覆われ
るようになっているので、電線被覆内に雨水が進入する
こともない。なお、クランプ装着後、防水を兼ねた絶縁
カバ−を併用すれば、これ等の効果は一層向上する。
【0012】雷導線3の張力は、風による揺れ・振動を
防止するため、タ−ンバックル4b′により100kgf 程
度の張力とし、バネ9により張力変動を防止している。
また、配電柱1や電力線支持腕金との絶縁離隔を確保す
るため、雷導線3と配電柱1との間隔は30cm程度とし
ている。このため、引留クランプ8,8′間に振れ止め
のための支持装置を設置する必要がないので、後述する
ように、この雷導線3を昇降安全装置として使用する際
に障害物は存在しないことになる。
防止するため、タ−ンバックル4b′により100kgf 程
度の張力とし、バネ9により張力変動を防止している。
また、配電柱1や電力線支持腕金との絶縁離隔を確保す
るため、雷導線3と配電柱1との間隔は30cm程度とし
ている。このため、引留クランプ8,8′間に振れ止め
のための支持装置を設置する必要がないので、後述する
ように、この雷導線3を昇降安全装置として使用する際
に障害物は存在しないことになる。
【0013】
【発明の効果】上端部を架空地線2に電気的に接続し、
下端部を接地した一対の雷導線3を配電柱1に沿って平
行に配設したので、架空地線2に流入した雷電流は雷導
線3により効率良く大地へ流入する。従って配電柱1の
電位上昇は低減され、雷による停電故障を抑制し、配電
設備を絶縁破壊から保護し、電力の供給信頼度を大幅に
向上させることができる。
下端部を接地した一対の雷導線3を配電柱1に沿って平
行に配設したので、架空地線2に流入した雷電流は雷導
線3により効率良く大地へ流入する。従って配電柱1の
電位上昇は低減され、雷による停電故障を抑制し、配電
設備を絶縁破壊から保護し、電力の供給信頼度を大幅に
向上させることができる。
【0014】さらに、一対の雷導線3を配電柱1に沿っ
て平行に配設したので、この雷導線を作業時の昇降安全
装置のガイドとして流用できるため、別途の昇降安全装
置の設置を省略することができる。
て平行に配設したので、この雷導線を作業時の昇降安全
装置のガイドとして流用できるため、別途の昇降安全装
置の設置を省略することができる。
【図1】本発明の実施例に係る配電線における防雷装置
の正面図。
の正面図。
【図2】ピン碍子の正面図。
【図3】耐張碍子の正面図。
【図4】(a)はH形圧縮分岐スリ−ブの正面図、(b)は
同じく側面図。
同じく側面図。
【図5】(a)は引留クランプの正面図、(b)は(a)のX
−X断面図、(c)は同じく平面図。
−X断面図、(c)は同じく平面図。
1 配電柱 2 架空地線 3 雷導線 4 上部腕金 4a 架空地線支持金具 4b 雷導線引き下ろ
し用腕金 4′ 下部腕金 4b′ タ−ンバック
ル 5 ピン碍子 6,6′ 耐張碍子 7 分岐スリ−ブ 8,8′ 引留クラ
ンプ 9 バネ
し用腕金 4′ 下部腕金 4b′ タ−ンバック
ル 5 ピン碍子 6,6′ 耐張碍子 7 分岐スリ−ブ 8,8′ 引留クラ
ンプ 9 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 雅夫 愛知県名古屋市天白区福池二丁目242番地 (72)発明者 飯田 隆保 岐阜県羽島市福寿町本郷943番地 (72)発明者 菊地 秀昭 神奈川県川崎市高津区久本475番地 旭電 機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 配電柱(1)の頂部に架設された架空地線
(2)を有する配電線路において、前記架空地線(2)を前
記配電柱(1)と電気的に絶縁した状態で架設するととも
に、上端部を前記架空地線(2)に電気的に接続し、下端
部を接地して前記架空地線(2)に流入した雷電流を大地
に流すための一対の雷導線(3)を前記配電柱(1)に沿っ
て平行に配設したことを特徴とする配電線における防雷
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024371A JP2834357B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 配電線における防雷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4024371A JP2834357B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 配電線における防雷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05199636A true JPH05199636A (ja) | 1993-08-06 |
| JP2834357B2 JP2834357B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=12136336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4024371A Expired - Lifetime JP2834357B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 配電線における防雷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2834357B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013053885A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電線試験片の暴露試験装置と、この電線試験片の暴露試験装置を使用した、電線試験片の腐食状態測定方法 |
| CN107947027A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-20 | 国网冀北电力有限公司唐山供电公司 | 一种配电架空线路防雷针式绝缘子安装方法及工具 |
| CN111740349A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-10-02 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种配电网的架空地线配置方法和架空地线 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54119693A (en) * | 1978-02-03 | 1979-09-17 | Energie Froide Int Sa | Arrester for aerial power line |
| JPS6198343U (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-24 | ||
| JPS61164414A (ja) * | 1985-01-12 | 1986-07-25 | 白川電気土木株式会社 | 送電線の避雷方法 |
| JPH03235612A (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-21 | Chubu Electric Power Co Inc | 送電鉄塔の雷電流分流装置 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP4024371A patent/JP2834357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54119693A (en) * | 1978-02-03 | 1979-09-17 | Energie Froide Int Sa | Arrester for aerial power line |
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|---|---|---|---|---|
| JP2013053885A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 電線試験片の暴露試験装置と、この電線試験片の暴露試験装置を使用した、電線試験片の腐食状態測定方法 |
| CN107947027A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-04-20 | 国网冀北电力有限公司唐山供电公司 | 一种配电架空线路防雷针式绝缘子安装方法及工具 |
| CN107947027B (zh) * | 2017-12-26 | 2023-06-30 | 国网冀北电力有限公司唐山供电公司 | 一种配电架空线路防雷针式绝缘子安装工具的安装方法 |
| CN111740349A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-10-02 | 南方电网科学研究院有限责任公司 | 一种配电网的架空地线配置方法和架空地线 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2834357B2 (ja) | 1998-12-09 |
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