JPH05199809A - 調速型芝生内の草刈機 - Google Patents

調速型芝生内の草刈機

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JPH05199809A
JPH05199809A JP3298598A JP29859891A JPH05199809A JP H05199809 A JPH05199809 A JP H05199809A JP 3298598 A JP3298598 A JP 3298598A JP 29859891 A JP29859891 A JP 29859891A JP H05199809 A JPH05199809 A JP H05199809A
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D34/00Mowers; Mowing apparatus of harvesters
    • A01D34/01Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus
    • A01D34/412Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters
    • A01D34/42Mowers; Mowing apparatus of harvesters characterised by features relating to the type of cutting apparatus having rotating cutters having cutters rotating about a horizontal axis, e.g. cutting-cylinders
    • A01D34/52Cutting apparatus

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 芝生内に混生する芝生より柔らかい雑草
を、芝生を残して、選択的に刈り取る作業を前後何れの
方向に於いても長時間連続できることと、前後両方向に
切替可能として自動化及び、リモートコントロール可能
な装置となすことである。更には高速で芝刈りを行なえ
る装置を実現することである。 【構成】 本発明の調速型芝生内の草刈機(1)は、
前縁に前刃(4)を形成した複数の突片(3)と各突片
間の所定の浅い位置に鋭利な奥刃(5)を形成してある
奥刃付基板(2)の複数を、奥刃(5)の回転位相をず
らせて、全回転周面をさらわせる位置に於いて除草回転
体(10)の外周に取り付けて正逆何れの運転でも奥刃
付基板で草払いと草刈りを同時に実施可能に構成し、更
には、除草回転体(10)の回転速度を調整して芝生内
の除草、又は芝刈りを可能とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列に設けた複数の突
片間の浅い位置に鋭利な奥刃を設けて所要回転で芝生よ
り柔かい雑草のみを地表面近くで刈り取り、作業運転時
間の継続性を確保し、更には複数の二段刃付基板の同時
交換構造により保守、作業内容の変更、修理等の迅速化
によりゴルフ場、庭園等の比較的平坦な芝生内に混生す
る雑草を選択的に、芝生を残して、刈り取り、除草剤散
布の農薬公害を防止する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、芝生は刈らずに芝生内の柔かい雑
草を選択的に刈る装置としては、平成二年特許願第28
5903号発明の名称芝生内の草刈機と国際出願番号P
CT/JP,89/01206発明の名称除草用金属性
基板と除草具発明者津田勝による提案があった。しかる
にその作業速度は、芝生を切断しない速さに設定するの
で、同方向にのみ作業回転を行なうと稀にちぎれた芝片
や、雑草の中で固い表皮のものの断片が刈刃にこびりつ
いたままで、雑草を切断してしまう現象が起きるし、他
方芝生は前縁の草片、芝生などのこびりつきに当っても
弾かれたり、滑ったりして刈刃に直接当ることもなく、
こびりつきは時とともに増える傾向で、からみつきはよ
り増大し、作業を中断して除草基板や除草回転体の草払
い作業を行なうか、又は草払具を設けるしか方法がなか
った。類似の装置として、芝刈機や草刈機があるが、そ
れらには芝生より柔らかい草を選択的に刈る機能は全く
ないので、同種の装置ではないが、簡述すれば、草刈板
の複数を除草回転体から同時に着脱をするとか、からみ
草を草刈回転中に取払う具体的な提案は存在しないしそ
の必要もなかった。何故なら、通常、草の中で、芝生が
最も細くて柔軟だが、表皮が硬くて刈り難いので高速の
刈刃に直接当るとき既に刃の前縁にこびりついている雑
草や芝生を自体で押し、自体より先に切断させたり、こ
すり取る作用が起きるためで、その作用が作業回転中に
連続するので、こびりつきやからみは刈刃の鋭利な実用
期間中は無視できたのである。本発明に用いる除草基板
の刃型にやや似ている例として、ヘッジトリマーが主に
木の小枝刈りに使用され、小型のものは、小面積の草刈
りに使用される。その使用方法は上下2枚の草刈板のう
ち下段を固定し、上段のみを草刈板の進行方向とは直
角に往復動を反復せしめるが、突片の内奥の両側を側
刃に形成して、突片間に進入した茎葉を上下段の草刈
板の側刃ではさみ切るものであるし、進行方向に対面
する奥刃が単独で茎葉を切断するものでもない。又、
進行方向へは、左右に手で振り動かす速度にすぎないか
ら、秒速4米以上で奥刃の正面で相当なスピードで茎
葉に切断力を加えるものでもない。例えば、ヘッジト
リマーを高速にしても低速で駆動しても、芝生内で芝生
より柔かい雑草のみを選択的に刈ることはできない。
つまり、PCT/JP,89/01206の装置及び本
発明の調整型芝生内の草刈機は他の如何なる草刈機、芝
刈機,ヘッジトリマーと比較しても機能上、作用、効
果、目的等のいずれに於いても、全体的な共通点がな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、芝生内の雑草を除去する奥刃の深さを明確にする
ことと、草払いと除草を同時に行なうこと、及び、除草
基板の季節、湿度、芝生の長さ等による所要作業速度の
設定範囲の明確化、それに前後両方向で同じ機能を発揮
させて、自動化を有利にし奥刃の深さを研磨でも一定に
保たせる形成法である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、奥刃の深さを
突片間の深さの約50%以上、約200%以内に設ける
と共に、前刃を上向きでかつ奥刃を下向きとなし、除草
基板の前後両縁に二段刃を設けて、原動機を除草回転体
の上方に配して前後両方向での集草とバランスを保ち、
正逆両回転で除草作業と草払いを同時にし、除草基板の
除草作業速度を秒速4〜13米の範囲の適宜の値に設定
するか、又は、設定可能に構成することである。より詳
細には、鋼板、ステンレス鋼板などの刃物用板材を主と
して素材に用いて、並列で、かつ前縁が進行方向にほぼ
対向して、所定巾で前刃を形成してある複数の突片と、
前記各突片間に狭くとも主として刈るべき茎根の太さ以
上の巾で、かつ芝生を前方に集束させない程度の浅い位
置でかつ、少なくとも突片間隔の半分以上は深い位置に
前刃より鋭利な奥刃を進行方向に対向的に設けてある二
段刃付基板の複数を外周に設けた除草回転体を回転自在
に支持せしめた車体に設けた原動機に連結すると共に、
前記除草回転体の支持軸を地上より所定高さに調整可能
に構成して成る芝生内の草刈機が基本的に構成されてい
る。本発明では大きな固型物が殆どない場所で、より早
い作業速度にするために、前刃でも極く柔らかい雑草の
刈取りや、土ならしを行なったりの目的も求めている。
従って、複数の突片の前縁を丈夫な前刃に形成し、奥刃
は前刃より鋭利でかつ、芝生の葉茎が突片間の奥刃の前
で束にならない浅い位置に形成して、奥刃を雑草に直接
触れさせ刈り取り易くしてあるが、余り浅すぎると、芝
生のからみを解く効果が減少し、損傷し易く、太い対象
茎を浮かせることができない等の不都合が生ずるので、
突片間の距離程度の深さに設けるのが、好ましい。そう
すれば、突片間隔より大きな固型物の大半は半径より深
い位置にある奥刃に直接当たることもなく損傷させない
からである。更に、前刃を上向きに、かつ奥刃を下向き
に形成すれば、前刃が摩滅して短くなったために浅くな
った奥刃の下面のみの研磨で奥刃の前縁を後退させて深
さを取り戻せる。この二段刃付基板では、芝生は柔軟で
表皮は固いので切断されずに前刃の前の芝生は押し倒さ
れ、隣りの奥刃の前の芝生とのからみが外れ奥刃の前の
草は直かに奥刃に触れ易くなり、太くて固い茎や巾広の
葉などの雑草も、各突片間に引掛かり、浮き上がったも
のは根が露出したところを後から追従する二段刃付基板
により刈られる。更に、この二段刃は前刃が突片間より
大きな固型物を弾くので、奥刃を保護し、浅層なら土中
に食い込んでも、奥刃を損傷することも少なくて土をさ
らうので地ならし的作用も望める。これら二段刃付基板
は芝生の長さ雑草の種類と生育度等で高さを調整する必
要がある。本発明では上記二段刃付基板の刈高さを、除
草回転体よりもむしろ、除草回転体の支持軸の地面より
の高さを調整することで行うもので、原動機、例えばモ
ーターと除草回転体を支持する支持体の高さを調整可能
に台車に設けることかできるが、構造が複雑になるの
で、車台の車輪の高さを調整可能にする方が好ましい。
又、季節による、芝生や雑草の硬さや刈刃の鋭利さ等に
対応して二段刃付基板の刈速さを調整可能にするのが望
ましい。前述の二段刃付基板が2の倍数で除草回転体に
設けてあれば、それらの基板のうちの隣り合う2枚の一
方の突片の回転時の位置を他方の奥刃の回転時の位置と
合わせて除草回転体に設ければ、奥刃の巾が、前刃の巾
より広ければ、隙間なく鋭利な奥刃で、所定の地面の高
さをさらうことになり、刈り残しがなくなるが、このよ
うに奥刃で全刈面をさらえるように取り付けるのが望ま
しい。上述の二段刃を基板の前縁にのみ形成した場合は
正転状態で常に運転させることになり芝生内の草を選別
的に刈る作用が主となる。しかし、後縁部にも二段刃を
形成してあれば、逆転により同じ作業が可能となり、加
えて正逆何れの作業回転時でも、回転時の後縁部が奥刃
にこびりついた草を逆方向から取払われるように芝生面
でこすられることになる作用が生ずる。上記の如き、正
逆両回転による装置に於いては、車体の前後を変換して
の作業となる場合があり、対象物の収集は前後2方向と
なるので、除草回転体の上方に刈草排除空間を設け、該
空間の下方に草払具を設けると共に上方に原動機を設
け、前記空間に連通する集草具を前後に設ければ、回転
の向きと逆方向の集草具に刈草が集まり、連続作業をや
り易いし、これら集草具を着脱自在に構成して取り付け
れば、刈草の処理が早くできるし、清掃も容易で運転時
には草払いと芝生内の草刈りの両作用が得られる。更に
は、車輪を自動化し、或いは自動車に連結して、リモー
トコントロールで芝生内の雑草を刈ることも実現した。
又、原動機としてモーターを引用しているが、他の原動
機例えば内燃機関を利用してもよいのは明白である。
【0005】
【実施例】第1図より第6図に於いて、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の刃物用板材を主として素材に用いて、並列で
かつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾で前刃4を形
成してある複数の突片3と、前記各突片3間に狭くとも
主として刈るべき茎根の太さ以上の巾で、かつ突片
(3)間の寸法の約50%以上、約200%以内の深さ
で、鋭利な奥刃5の最深部を設けるとともに、該奥刃5
を進行方向に対向的に形成してある。第1、2図に於い
ては、突片の前縁をやや中央で後退させたアーク形状
で、基板は内方に湾曲せしめてある。又、前刃は上向き
でかつ、奥刃は下向きに形成してある。第3、4図に於
いては、中央で屈曲させた基板に取付板6を設けてあ
り、この取付板6を介して除草回転体10の支持軸24
に設けた支持具23と一体に固定してあるが、2枚の二
段刃付基板の一方の奥刃と他方の二段刃付基板の突片の
回転位相を合わせてあり(第5図中α、β参照)、該回
転体の外周の二段刃付基板の回転面をほぼ隙間なくさら
わせる奥刃の配置であり、この二段刃付基板の後縁部を
第6図中の小円の破線に副った曲面に形成して図の如く
取り付けてあれば、矢印方向に回転せしめたとき、弾力
的に、かつ僅かに接触せしめた草払具に激突しない。上
述の二段刃付基板2の1実施例として奥刃と突片巾6ミ
リ、奥刃の最深部の深さ5ミリに形成してある場合で
は、クローバーを主体とした雑草を除草する場合、除草
回転体の外周に設けた除草基板は秒速4〜13米に可変
とし、逆転可能に構成するのが望ましい。秒速7〜8米
であれば、新しくて比較的鋭利な奥刃である期間内に於
いて、晩秋の芝生の表皮が比較的硬い時期に於いても、
芝生を殆ど傷つけることもなく、15cm程度長い芝生
内を刈れる。従って、5cm程度の芝生であれば、より
弾かれ易く、秒速10〜13米の範囲内に除草基板の作
業速度を設定しても、芝生に致命的なダメージを与えな
いで、除草できることがあるが、春期に於いては、芝生
の表皮は柔らかく、秒速4〜7米程度に速度を落とさな
いと芝生にダメージを与えることがある。それが故に刃
の鋭利さ、季節、芝生の種類、長さ、大気や芝生の湿
度、含水率等の複合的で計算できない要素のため、現場
で最も適した作業速度に調整可能に構成することが重要
である。上述の二段刃付基板を設けた芝生内の草刈機に
ついて図面により説明する。前後両用の調速型芝生内の
草刈機1は、周縁を一定巾で折り曲げて周り縁を構成し
てある側板39を両側に設け、前記両側板間に一方よ
り、前後両用輪37、中央に除草回転体10、次いで再
び前後両用輪37が設けてあり、除草回転体10の支持
軸24は側板39を貫通して外側で、大プーリー21を
嵌着してあり、直上にはモーター隔壁38内のモーター
I3の軸端が側板を貫通して突出し、小プーリー22が
嵌着してあり、大小のプーリーはベルト20で連結して
ある(第10図)。又、大プーリー21の真下には、把
手受12が把手11の下端部を所定角回動自在に支持し
ているが、反対方向に把手を回動させれば、2点鎖線で
示す位置で、保持できて、逆進ができる(第10図)。
尚、除草基板は前後両縁に二段刃が設けてある。更に、
側板間では中段に中央部を除いて、棚36が端部迄設け
てあり、中央部にはモーター隔壁38の下方に於いて、
前記棚の両内端部上面に風切具16の回動部が取付けて
あり、中央に設けた草払具25の上部に前記風切具16
の回動端縁部が、支持されている。従って、除草回転体
10の回転風力で、風切具16が上方に回動すれば、反
対側の風切具16は下方が負圧になり、上方は風圧が下
方に向けてかかるので、草払具25の上面に圧接せしめ
られる(第9、10図)。更に二段刃は前後共、同一円
周上を回転している。かくて、除草回転体10が大矢印
方向に回転すれば、風力で下方より押された風切具16
は上方に回動してモーター隔壁38の低部に圧接され、
反対側の風切具16の上方を風力で刈草は吹き飛ばさ
れ、小矢印の方向で集草具に飛び込んで行く。このとき
矢印方向に把手11で押していけば、芝生内の草を刈る
ことができると同時に後縁の二段刃は芝生で草払いされ
る。又、逆回転に除草回転体がなれば、車体も逆方向に
移動せしめて刈草作業ができるが、除草基板の逆側の二
段刃が刈草を行なうことになる。この逆方向の作業で
も、二段刃は前後共同一円周上を回転し、モーターの位
置が中央なので、バランスが良い。上述の草払具25は
断面がアーク形で、両側端の上部にバネスタンド42が
固定してあり、両側板内壁に設けたスライドケース41
に前記バネスタンド42の固定部分が差し込んであり、
上方よリコイルバネ40で下端に弾力で押し付けてある
(第10、11図)。従って、上記草払具25は二段刃
付基板2に弾力的に接している。(第9、10、11
図)。本例の芝生内の草刈機1は、前後両用輪37で刈
高さを調整するために、車軸32の両端は、金属板製の
左右の調整具26の下方に固定してあり、これら車軸端
の下方には調整軸31が貫通せしてめてあり、1端を側
板39の内壁に固定してある。そして、上記調整具26
の中央部より上方に向けてスライド溝30が開口せしめ
てあり、このスライド溝30に沿って滑動自在に構成し
てある係止具29が最上部に位置するとき(第13図参
照)、調整具26は調整口27を上端より下端迄、調整
軸31を中心に回動自在であり、調整具26を適宜の位
置、例えば、中段(第12図)より最上段に移すには、
係止具29を上方にスライドさせて係止溝28の上方に
調整具26を回動させて、3段のうちで最上部の係止溝
28に合わせて下方にスライドさせれば良い(第14
図)。このとき、この前後両用輪37は車軸32を上方
に引き上げた分だけ、上方に高く吊り上げられて、その
位置に高さが設定される。上述の如き操作により、3段
の係止溝28の何れかに調整具26を固定できるので、
本例の芝生内の草刈機の刈高さは3段に設定可能であ
る。尚、前記係止具に弾性体を介して、下方への戻り圧
を加えておくと操作し易く好ましい。上述例のスライド
型調整装置は構造が簡単で単輪の操作にも応用できる
し、係止具にパイプを用いて、調整具に貫通せしめるの
も好ましい構造である。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調速型芝生
内の草刈機は、二段刃付基板の奥刃の深さを突片間の寸
法の50〜200%の範囲に形成するので、固型物で奥
刃が損傷し難く、突片間で太い雑草の茎を引掛けて根を
浮かせるし、突片が芝生のからみを解いて雑草を奥刃に
直かに触れやすくするので、除草が円滑に充分できる
し、前刃を上向きで、かつ奥刃を下向きに形成すると、
下面の研磨のみで前刃と奥刃を鋭利にできるのに加え
て、奥刃の深さの位置も或る程度調整できる。又、除草
基板の前後両縁に二段刃を形成して、正逆両回転で運転
可能なので、前縁側の二段刃は除草を後縁側の二段刃は
草払効果を得られる。更には、除草回転体の中央上方に
モーターを配置すれば、前後両方向での機能を同じにで
きるので、自動車に連結するか、或いは自走式にしても
前後に関係なく除草ができて、作業の無駄がなく、省力
化が可能となり、二段刃付基板の作業速度を適宜の値に
設定可能となせば、季節、生長度、乾湿など作業環境に
対応して、望ましい作業速度を選んで、除草作業を速や
かに充分にかつ円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二段刃付基板の好ましい1例の部分平面図、
【図2】第1図中の1点鎖線a−・−a’での断面図、
【図3】二段刃付基板の好ましい1例に取付板を固定し
た平面図、
【図4】第3図中の1点鎖線b−・−b’での断面図、
【図5】除草回転体の1例の正面図、
【図6】図4の除草回転体の側面図、
【図7】芝生内の草刈機のうちの前後両用型の1例で縮
小正面図、
【図8】図7例の側面図、
【図9】図7の本体部分拡大図、
【第10】図9の見透図、
【図11】弾力的に除草基板に接触する草払具の1例
で、図10中に含まれるものの斜視図、図12より図1
4は車輪の上下調整構造の説明部分断面図、
【図12】二段目の高さの状態図、
【図13】三段目の高さに調整途中図、
【図14】三段目の高さに調整完了図、
【図15】二段刃付基板を設けたロータリー式の芝生内
の草刈機の斜視図、
【図16】図15の底面図。
【符号の説明】 1 調速型芝生内の草刈機 2 二段刃付基板
3 突片 4 前刃 5 奥刃
6 取付具 7 固定孔 8 ボルト
9 除草回転具 10 除草回転体 11 把手
12 把手受 13 モーター 14 ベルトカバー
15 集草具 16 風切具 17 スイッチ
18 前輪 19 後輪 20 ベルト
21 大プーリー 22 小プーリー 23 支持具
24 支持軸 25 草払具 26 調整具
27 調整口 28 係止溝 29 係止具
30 スライド口 31 調整軸 32 車軸
33 調整車 34 係合板 35 連結板
36 棚 37 前後両用輪 38 モーター隔壁
39 側板 40 コイルバネ 41 スライドケース
42 バネスタンド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 調速型芝生内の草刈機
【特許請求の範囲】
請求項3並列で、かつ前縁が進行方向にほぼ
対向して、所定巾で前刃を形成してある複数の突片と、
前記各突片間に狭くとも主として刈るべき茎根の太さ以
上の巾で、かつ突片間の寸法の約50%以上、約300
%以内の深さで鋭利な奥刃の最深部を設けてある奥刃付
基板の複数を外周に設けた除草回転体を回転自在に支持
する車体に設けた原動機に連結するとともに前記除草回
転体の支持軸を地面より所定高さまで上下に調整可能に
構成し、除草回転体の外周に設けた奥刃付基板の除草進
行速度を毎秒15米以上の速度に調整する手段を設けた
調速型芝生内の草刈機。
【請求項】 除草回転体を支持する支持体に、前
記除草回転体を駆動する原動機を設け、該支持体の高さ
を調整可能に車体に設けて成る請求の範囲第1項及至第
3項の何れかに記載の調速型芝生内の草刈機。
【請求項上記奥刃付基板が、後縁部にも前縁
部の如き奥刃を設け、除草回転体を逆転可能に構成する
と共に、前後縁双方の奥刃を、ほぼ同一の回転面となし
てある請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記載の調
速型芝生内の草刈機。
【請求項】 前刃を上向きにかつ、奥刃を下向き
に形成してある請求の範囲第1項乃至第項の何れかに
記載の調速型の芝生内の草刈機。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列に設けた複数の突
片間の浅い位置に鋭利な奥刃を設けて所要回転で芝生よ
り柔かい雑草のみを地表面近くで刈り取り、作業運転時
間の継続性を確保し、更には複数の奥刃付基板の同時交
換構造により保守、作業内容の変更、修理等の迅速化に
よりゴルフ場、庭園等の比較的平坦な芝生内に混生する
雑草を選択的に、芝生を残して、刈り取り、除草剤散布
の農薬公害を防止し、更には高速で芝生も併せて刈り取
らんとする技術である。
【0002】
【従来の技術】従来、芝生は刈らずに芝生内の柔かい雑
草を選択的に刈る装置としては、平成二年特許願第28
5903号発明の名称芝生内の草刈機と国際出願番号P
CT/JP,89/01206発明の名称除草用金属性
基板と除草具発明者津田勝による提案があった。しかる
にその作業速度は、芝生を切断しない速さに設定する場
合、同方向にのみ作業回転を行なうと稀にちぎれた芝片
や、雑草の中で固い表皮のものの断片が刈刃にこびりつ
いたままで、雑草を切断してしまう現象が起きるし、他
方芝生は前縁の草片、芝生などのこびりつきに当っても
弾かれたり、滑ったりして刈刃に直接当ることもなく、
こびりつきは時とともに増える傾向で、からみつきはよ
り増大し、作業を中断して除草基板や除草回転体の草払
い作業を行なうか、又は草払具を設けるしか方法がなか
った。類似の装置として、芝刈機や草刈機があるが、そ
れらには芝生より柔らかい草を選択的に刈る機能は全く
ないので、同種の装置ではないが、簡述すれば、草刈板
の複数を除草回転体から同時に着脱をするとか、からみ
草を草刈回転中に取払う具体的な提案は存在しないしそ
の必要もなかった。何故なら、通常、草の中で、芝生が
最も細くて柔軟だが、表皮が硬くて刈り難いので高速の
刈刃に直接当るとき既に刃の前縁にこびりついている雑
草や芝生を自体で押し、自体より先に切断させたり、こ
すり取る作用が起きるためで、その作用が作業回転中に
連続するので、こびりつきやからみは刈刃の鋭利な実用
期間中は無視できたのである。本発明に用いる除草基板
の刃型にやや似ている例として、ヘッジトリマーが主に
木の小枝刈りに使用され、小型のものは、小面積の草刈
りに使用される。その使用方法は上下2枚の草刈板のう
ち下段を固定し、上段のみを草刈板の進行方向とは直
角に往復動を反復せしめるが、突片の内奥の両側を側
刃に形成して、突片間に進入した茎葉を上下段の草刈
板の側刃ではさみ切るものであるし、進行方向に対面
する奥刃が単独で茎葉を切断するものでもない。又、
進行方向へは、左右に手で振り動かす速度にすぎないか
ら、秒速4米以上で奥刃の正面で相当なスピードで茎
葉に切断力を加えるものでもない。例えば、ヘッジト
リマーを高速にしても低速で駆動しても、芝生内で芝生
より柔かい雑草のみを選択的に刈ることはできない。
つまり、PCT/JP,89/01206の装置及び本
発明の調整型芝生内の草刈機は他の如何なる草刈機、芝
刈機,ヘッジトリマーと比較しても機能上、作用、効
果、目的等のいずれに於いても、全体的な共通点がな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、芝生内の雑草を除去する奥刃の深さを明確にする
ことと、草払いと除草を同時に行なうこと、及び、除草
基板の季節、湿度、芝生の長さ等による所要作業速度の
設定範囲の明確化、それに前後両方向で同じ機能を発揮
させて、自動化を有利にし奥刃の深さを研磨でも一定に
保たせる形成法である。併せて高速に於て芝生も草と共
に切断せしめることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、奥刃の深さを
突片間の深さの約50%以上、約300%以内に設ける
と共に、前刃を上向きでかつ奥刃を下向きとなし、除草
基板の前後両縁に複数の奥刃を設けて、原動機を除草回
転体の上方に配して前後両方向での集草とバランスを保
ち、正逆両回転で除草作業と草払いを同時にし、除草基
板の除草作業速度を秒速4〜13米の範囲の適宜の値に
設定するか、又は、設定可能に構成することである。更
には秒速15米以上の速度に調整可能にして芝生も併せ
て刈ることである。上記除草基板に奥刃が設けてあるの
で、奥刃付基板と呼ぶこととする。より詳細には、鋼
板、ステンレス鋼板などの刃物用板材を主として素材に
用いて、並列で、かつ前縁が進行方向にほぼ対向して、
所定巾で前刃を形成してある複数の突片と、前記各突片
間に狭くとも主として刈るべき茎根の太さ以上の巾で、
かつ芝生を前方に集束させない程度の浅い位置でかつ、
少なくとも突片間隔の半分以上は深い位置に前刃より鋭
利な奥刃を進行方向に対向的に設けてある奥刃付基板の
複数を外周に設けた除草回転体を回転自在に支持せしめ
た車体に設けた原動機に連結すると共に、前記除草回転
体の支持軸を地上より所定高さに調整可能に構成して成
る芝生内の草刈機が基本的に構成されている。本発明で
は大きな固型物が殆どない場所で、より早い作業速度に
するために、前刃でも極く柔らかい雑草の刈取りや、土
ならしを行なったりするのが好ましいのである。従っ
て、複数の突片の前縁を丈夫な前刃に形成し、奥刃は前
刃よリ鋭利でかつ、芝生の葉茎が突片間の奥刃の前で束
にならない浅い位置に形成して、奥刃を雑草に直接触れ
させ刈り取り易くしてあるが、余り浅すぎると、芝生の
からみを解く効果が減少し、損傷し易く、太い対象茎を
浮かせることができない等の不都合が生ずるので、突片
間の距離程度の深さに設けるのが、好ましい。そうすれ
ば、突片間隔より大きな固型物の大半は半径より深い位
置にある奥刃そうすれば、突片間隔より大きな固型物の
大半は半径より深い位置にある奥刃に直接当たることも
なく損傷させないからである。更に、前刃を上向きに、
かつ奥刃を下向きに形成すれば、前刃が摩滅して短くな
ったために浅くなった奥刃の下面のみの研磨で奥刃の前
縁を後退させて深さを取り戻せる。この奥刃付基板で
は、芝生は柔軟で表皮は固いので切断されずに前刃の前
の芝生は押し倒され、隣りの奥刃の前の芝生とのからみ
が外れ奥刃の前の草は直かに奥刃に触れ易くなり、太く
て固い茎や巾広の葉などの雑草も、各突片間に引掛か
り、浮き上がったものは根が露出したところを後から追
従する奥刃付基板により刈られる。更に、この基板は前
刃が突片間より大きな固型物を弾くので、奥刃を保護
し、浅層なら土中に食い込んでも、奥刃を損傷すること
も少なくて土をさらうので地ならし的作用も望める。こ
れら奥刃付基板は芝生の長さ雑草の種類と生育度等で高
さを調整する必要がある。本発明では上記奥刃付基板の
刈高さを、除草回転体よりもむしろ、除草回転体の支持
軸の地面よりの高さを調整することで行うもので、原動
機、例えばモーターと除草回転体を支持する支持体の高
さを調整可能に台車に設けることかできるが、構造が複
雑になるので、車台の車輪の高さを調整可能にする方が
好ましい。又、季節による、芝生や雑草の硬さや刈刃の
鋭利さ等に対応して奥刃付基板の刈速さを調整可能にす
るのが望ましい。前述の奥刃付基板が2の倍数で除草回
転体に設けてあれば、それらの基板のうちの隣り合う2
枚の一方の突片の回転時の位置を他方の奥刃の回転時の
位置と合わせて除草回転体に設ければ、奥刃の巾が、前
刃の巾より広ければ、隙間なく鋭利な奥刃で、所定の地
面の高さをさらうことになり、刈り残しがなくなるが、
このように奥刃で全刈面をさらえるように取り付けるの
が望ましい。上述の奥刃を基板の前縁にのみ形成した場
合は正転状態で常に運転させることになり芝生内の草を
選別的に刈る作用が主となる。しかし、後縁部にも奥刃
を形成してあれば、逆転により同じ作業が可能となり、
加えて正逆何れの作業回転時でも、回転時の後縁部が奥
刃にこびりついた草を逆方向から取払われるように芝生
面でこすられることになる作用が生ずる。上記の如き、
正逆両回転による装置に於いては、車体の前後を変換し
ての作業となる場合があり、対象物の収集は前後2方向
となるので、除草回転体の上方に刈草排除空間を設け、
該空間の下方に草払具を設けると共に上方に原動機を設
け、前記空間に連通する集草具を前後に設ければ、回転
の向きと逆方向の集草具に刈草が集まり、連続作業をや
り易いし、これら集草具を着脱自在に構成して取り付け
れば、刈草の処理が早くできるし、清掃も容易で運転時
には草払いと芝生内の草刈りの両作用が得られる。又、
高速で芝生も刈り取れる。更には、車輪を自動化し、或
いは自動車に連結して、リモートコントロールで芝生内
の雑草を刈ることも実現した。又、原動機としてモータ
ーを引用しているが、他の原動機例えば内燃機関を利用
してもよいのは明白である。
【0005】
【実施例】第1図より第6図に於いて、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の刃物用板材を主として素材に用いて、並列で
かつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾で前刃4を形
成してある複数の突片3と、前記各突片3間に狭くとも
主として刈るべき茎根の太さ以上の巾で、かつ突片
(3)間の寸法の約50%以上、約300%以内の深さ
で、鋭利な奥刃5の最深部を設けるとともに、該奥刃5
を進行方向に対向的に形成してある。第1、2図に於い
ては、突片の前縁をやや中央で後退させたアーク形状
で、基板は内方に湾曲せしめてある。又、前刃は上向き
でかつ、奥刃は下向きに形成してある。第3、4図に於
いては、中央で屈曲させた基板に取付板6を設けてあ
り、この取付板6を介して除草回転体10の支持軸24
に設けた支持具23と一体に固定してあるが、2枚の奥
刃付基板の一方の奥刃と他方の奥刃付基板の突片の回転
位相を合わせてあり(第5図中α、β参照)、該回転体
の外周の奥刃付基板の回転面をほぼ隙間なくさらわせる
奥刃の配置であり、この奥刃付基板の後縁部を第6図中
の小円の破線に副った曲面に形成して図の如く取り付け
てあれば、矢印方向に回転せしめたとき、弾力的に、か
つ僅かに接触せしめた草払具に激突しない。上述の奥刃
付基板2の1実施例として、奥刃と突片巾6ミリ、奥刃
の最深部の深さ5ミリに形成してある場合では、クロー
バーを主体とした雑草を除草する場合、除草回転体の外
周に設けた除草基板は秒速4〜13米に可変とし、逆転
可能に構成するのが望ましい。秒速7〜8米であれば、
新しくて比較的鋭利な奥刃である期間内に於いて、晩秋
の芝生の表皮が比較的硬い時期に於いても、芝生を殆ど
傷つけることもなく、15cm程度長い芝生内を刈れ
る。従って、5cm程度の芝生であれば、より弾かれ易
く、秒速10〜13米の範囲内に除草基板の作業速度を
設定しても、芝生に致命的なダメージを与えないで、除
草できることがあるが、春期に於いては、芝生の表皮は
柔らかく、秒速4〜7米程度に速度を落とさないと芝生
にダメージを与えることがある。それが故に刃の鋭利
さ、季節、芝生の種類、長さ、大気や芝生の湿度、含水
率等の複合的で計算できない要素のため、現場で最も適
した作業速度に調整可能に構成することが重要である。
上述の奥刃付基板を設けた芝生内の草刈機について図面
により説明する。前後両用の調速型芝生内の草刈機1
は、周縁を一定巾で折り曲げて周り縁を構成してある側
板39を両側に設け、前記両側板間に一方より、前後両
用輪37、中央に除草回転体10、次いで再び前後両用
輪37が設けてあり、除草回転体10の支持軸24は側
板39を貫通して外側で、大プーリー21を嵌着してあ
り、直上にはモーター隔壁38内のモーター13の軸端
が側板を貫通して突出し、小プーリー22が嵌着してあ
り、大小のプーリーはベルト20で連結してある(第1
0図)。又、大プーリー21の真下には、把手受12が
把手11の下端部を所定角回動自在に支持しているが、
反対方向に把手を回動させれば、2点鎖線で示す位置
で、保持できて、逆進ができる(第10図)。尚、除草
基板は前後両縁に奥刃が設けてある。更に、側板間では
中段に中央部を除いて、棚36が端部迄設けてあり、中
央部にはモーター隔壁38の下方に於いて、前記棚の両
内端部上面に風切具16の回動部が取付けてあり、中央
に設けた草払具25の上部に前記風切具16の回動端縁
部が、支持されている。従って、除草回転体10の回転
風力で、風切具16が上方に回動すれば、反対側の風切
具16は下方が負圧になり、上方は風圧が下方に向けて
かかるので、草払具25の上面に圧接せしめられる(第
9、10図)。更に奥刃は前後共、同一円周上を回転し
ている。かくて、除草回転体10が大矢印方向に回転す
れば、風力で下方より押された風切具16は上方に回動
してモーター隔壁38の低部に圧接され、反対側の風切
具16の上方を風力で刈草は吹き飛ばされ、小矢印の方
向で集草具に飛び込んで行く。このとき矢印方向に把手
11で押していけば、芝生内の草を刈ることができると
同時に後縁の段刃は芝生で草払いされる。又、逆回転に
除草回転体がなれば、車体も逆方向に移動せしめて刈草
作業ができるが、除草基板の逆側の奥刃が刈草を行なう
ことになる。この逆方向の作業でも、奥刃は前後共同一
円周上を回転し、モーターの位置が中央なので、バラン
スが良い。上述の草払具25は断面がアーク形で、両側
端の上部にバネスタンド42が固定してあり、両側板内
壁に設けたスライドケース41に前記バネスタンド42
の固定部分が差し込んであり、上方よりコイルバネ40
で下端に弾力で押し付けてある(第10、11図)。従
って、上記草払具25は奥刃付基板2に弾力的に接して
いる。(第9、10、11図)。本例の芝生内の草刈機
1は、前後両用輪37で刈高さを調整するために、車軸
32の両端は、金属板製の左右の調整具26の下方に固
定してあり、これら車軸端の下方には調整軸31が貫通
せしてめてあり、1端を側板39の内壁に固定してあ
る。そして、上記調整具26の中央部より上方に向けて
スライド溝30が開口せしめてあり、このスライド溝3
0に沿って滑動自在に構成してある係止具29が最上部
に位置するとき(第13図参照)、調整具26は調整口
27を上端より下端迄、調整軸31を中心に回動自在で
あり、調整具26を適宜の位置、例えば、中段(第12
図)より最上段に移すには、係止具29を上方にスライ
ドさせて係止溝28の上方に調整具26を回動させて、
3段のうちで最上部の係止溝28に合わせて下方にスラ
イドさせれば良い(第14図)。このとき、この前後両
用輪37は車軸32を上方に引き上げた分だけ、上方に
高く吊り上げられて、その位置に高さが設定される。上
述の如き操作により、3段の係止溝28の何れかに調整
具26を固定できるので、本例の芝生内の草刈機の刈高
さは3段に設定可能である。尚、前記係止具に弾性体を
介して、下方への戻り圧を加えておくと操作し易く好ま
しい。上述例のスライド型調整装置は構造が簡単で単輪
の操作にも応用できるし、係止具にパイプを用いて、調
整具に貫通せしめるのも好ましい構造である。尚、図1
7より図19に示すのは奥刃付基板の1実施例で、前刃
が1側の角に於いて曲縁を形成して奥刃に連続してい
て、進行方向に対して前刃の前縁がやゝ斜めに傾斜して
いるが、切断に有効な奥刃が設けてある上に障害物をは
じいたり草を引っ掛けたり、芝生を押し倒す効果を僅か
乍ら具えているので、本発明を構成する奥刃付基板に含
まれるものである。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調速型芝生
内の草刈機は、奥刃付基板の奥刃の深さを突片間の寸法
の50〜300%の範囲に形成するので、固型物で奥刃
が損傷し難く、突片間で太い雑草の茎を引掛けて根を浮
かせるし、突片が芝生のからみを解いて雑草を奥刃に直
かに触れやすくするので、除草が円滑に充分できるし、
前刃を上向きで、かつ奥刃を下向きに形成すると、下面
の研磨のみで前刃と奥刃を鋭利にできるのに加えて、奥
刃の深さの位置も或る程度調整できる。又、除草基板の
前後両縁に奥刃を形成して、正逆両回転で運転可能なの
で、前縁側の奥刃は除草を後縁側の奥刃は草払効果を得
られる。更には、除草回転体の中央上方にモーターを配
置すれば、前後両方向での機能を同じにできるので、自
動車に連結するか、或いは自走式にしても前後に関係な
く除草ができて、作業の無駄がなく、省力化が可能とな
り、奥刃付基板の作業速度を適宜の値に設定可能となせ
ば、季節、生長度、乾湿など作業環境に対応して、望ま
しい作業速度を選んで、除草作業を速やかに充分にかつ
円滑に行なうことができる。更には、秒速15米以上の
高速の作業速度で芝生も同時に刈り取れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】奥刃付基板の好ましい1例の部分平面図、
【図2】第1図中の1点鎖線a−・−a’での断面図、
【図3】奥刃付基板の好ましい1例に取付板を固定した
平面図、
【図4】第3図中の1点鎖線b−・−b’での断面図、
【図5】除草回転体の1例の正面図、
【図6】図4の除草回転体の側面図、
【図7】芝生内の草刈機のうちの前後両用型の1例で縮
小正面図、
【図8】図7例の側面図、
【図9】図7の本体部分拡大図、
【図10】図9の見透図、
【図11】弾力的に除草基板に接触する草払具の1例
で、図10中に含まれるものの斜視図、図12より図1
4は車輪の上下調整構造の説明部分断面図、
【図12】二段目の高さの状態図、
【図13】三段目の高さに調整途中図、
【図14】三段目の高さに調整完了図、
【図15】奥刃付基板を設けたロータリー式の芝生内の
草刈機の斜視図、
【図16】図15の底面図。
【図17】奥刃付基板の他の1実施例の拡大部分平面
図、
【図18】図17の断面a−‐−a′
【図19】図17の断面b−‐−b′である。
【符号の説明】 1 調速型芝生内の草刈機 2 奥刃付基板
3 突片 4 前刃 5 奥刃
6 取付具 7 固定孔 8 ボルト
9 除草回転具 10 除草回転体 11 把手
12 把手受 13 モーター 14 ベルトカバー
15 集草具 16 風切具 17 スイッチ
18 前輪 19 後輪 20 ベルト
21 大プーリー 22 小プーリー 23 支持具
24 支持軸 25 草払具 26 調整具
27 調整口 28 係止溝 29 係止具
30 スライド口 31 調整軸 32 車軸
33 調整車 34 係合板 35 連結板
36 棚 37 前後両用輪 38 モーター隔壁
39 側板 40 コイルバネ 41 スライドケース
42 バネスタンド
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】追加
【補正内容】
【図18】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】追加
【補正内容】
【図19】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項7】 前刃を上向きにかつ、奥刃を下向きに形
成してある請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載
の調速型芝生内の草刈機。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 調速型芝生内の草刈機
【特許請求の範囲】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の突起間に奥刃を
設けて成る奥刃付基板の複数を設けた除草回転体を原動
機で駆動する草刈機に関し、高回転では芝生を含む雑草
を刈り、更には芝生内で芝生を残して芝生より柔らかい
雑草を刈るために並列に設けた複数の突起間の浅い位置
に鋭利な奥刃を設けて所定回転での除草作業の継続性を
確保してゴルフ場、庭園等での除草剤散布の農薬公害を
防止せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の突起間に奥刃を設けて成る
奥刃付基板を外周に設けた回転体を駆動する草刈機とし
ては芝生は刈らずに芝生内の柔かい雑草を選択的に刈る
装置としての昭和63年特許願第301029号発明者
津田勝による提案があった。しかるにその作業速度は、
芝生を切断しない速さに設定する場合、同方向にのみ作
業回転を行なうと稀にちぎれた芝片や、雑草の中で固い
表皮のものの断片が刈刃にこびりついたままで、雑草を
切断してしまう現象が起きるし、他方芝生は前縁の草
片、芝生などのこびりつきに当っても弾かれたり、滑っ
たりして刈刃に直接当ることもなく、こびりつきは時と
ともに増える傾向で、からみつきはより増大し、作業を
中断して除草基板や除草回転体の草払い作業を行なう
か、又は草払具を設けるしか方法がなかった。類似の装
置として、芝刈機や草刈機があるが、リール式のそれら
には多数の突起間に奥刃を設ける如き除草板でなくて芝
生より柔らかい草を選択的に刈る機能は全くないので、
同種の装置ではないが、簡述すれば、草刈板の複数を除
草回転体から同時に着脱をするとか、からみ草を草刈回
転中に取払う具体的な提案は存在しないしその必要もな
かった。何故なら、通常、草の中で、芝生が最も細くて
柔軟だが、表皮が硬くて刈り難いので固定刃と回転刃の
摺り合わせの位置において、両刃の間で切ると同時に刃
の前縁にこびりついている雑草や芝生をこすり取る作用
が起きるためで、その作用が作業回転中に連続するの
で、こびりつきやからみは刈刃の鋭利な実用期間中は無
視できたのである。本発明に用いる除草基板の刃型にや
や似ている例として、ヘッジトリマーが主に木の小枝刈
りに使用され、小型のものは、小面積の草刈りに使用さ
れる。その使用方法は上下2枚の草刈板のうち下段を固
定し、上段のみを草刈板の進行方向とは直角に往復動
を反復せしめるが、突起の内奥の両側を側刃に形成し
て、突起間に進入した茎葉を上下段の草刈板の側刃で
はさみ切るものであるし、進行方向に対面する奥刃が
単独で茎葉を切断するものでもない。又、進行方向へ
は、左右に手で振り動かす速度にすぎないから、秒速
4米以上で奥刃の正面で相当なスピードで茎葉に切断力
を加えるものでもない。例えば、ヘッジトリマーを高
速にしても低速で駆動しても、芝生内で芝生より柔かい
雑草のみを選択的に刈ることはできない。つまり、P
CT/JP,89/01206の装置及び本発明の調速
型芝生内の草刈機は他の如何なる草刈機、芝刈機,ヘッ
ジトリマーと比較しても機能上、作用、効果、目的等の
いずれに於いても、全体的な共通点がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、芝生内の雑草を除去する奥刃の深さを明確にする
ことと、間欠的な複数の奥刃のさらう面に刈り残しがな
いように、複数の奥刃付基板の奥刃の回転位相をずらす
こと、草払いと除草を同時に行なうこと、及び、除草基
板の季節、湿度、芝生の長さ等による所要作業速度の設
定範囲の明確化、それに前後両方向で同じ機能を発揮さ
せて、自動化を有利にし奥刃の深さを研磨でも一定に保
たせる形成法である。併せて高速に於て芝生も草と共に
切断せしめることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、奥刃の深さを
1定の範囲に限定すると共に、小石の如き固形物の殆ど
無い場所では、前刃を上向きでかつ奥刃を下向きの除草
基板の前後両縁に複数の奥刃を設け、原動機を除草回転
体の上方に配して前後両方向での集草とバランスを保
ち、正逆両回転で除草作業と草払いをなさしめ、除草基
板の除草作業速度を秒速4〜13米の範囲の適宜の値に
設定するか、又は、設定可能に構成することである。更
に、奥刃も上向きに形成して固形物につよくして秒速1
5米以上の速度に調節可能にして芝生も併せて刈る奥刃
付基板を設けた草刈機に関する。より詳細には、鋼板、
ステンレス鋼板などの刃物用板材を主として素材に用い
て、選択的に芝生内の雑草を刈るためには並列でかつ前
縁が進行方向にほぼ対向して、所定巾で前刃を形成して
ある複数の突起と、前記各突起間に狭くとも主として刈
るべき茎根の太さ以上の巾でかつ芝生を前方に集束させ
ない程度の浅い位置でかつ、少なくとも突起間隔の半分
以上は深い位置に前刃より鋭利な奥刃を進行方向に対向
的に設けてある奥刃付基板の複数を外周に設けた除草回
転体を回転自在に支持せしめた車体に設けた原動機に連
結すると共に、前記除草回転体の支持軸を地上より所定
高さに調節可能に構成し、大きな固型物が殆どない場所
で、より早い作業速度にするために、側刃を形成した
り、前刃でも柔らかい雑草の刈取りや、地面の隆起部分
の地ならしを行なったりするのが好ましく、更に除草回
転体の回転速度の調節で、作業を効果的に進めるられる
草刈機に関する。従って、多数の突起の前縁を丈夫な前
刃に形成し、奥刃は前刃より鋭利でかつ、芝生の葉茎が
突起間の奥刃の前で束にならない浅い位置に形成して、
奥刃を雑草に直接触れさせ刈り取り易くしてあるが、余
り浅すぎると、芝生のからみを解く効果が減少し、損傷
し易く、太い対象茎を浮かせることができない等の不都
合が生ずるので、突起間隔の200%以内でかつ30%
程度の深さに設けるのが、好ましい。そうすれば、突起
間隔より大きな固型物の大半は半径より深い位置にある
奥刃に直接当たることもなく損傷させないからである。
更に、前刃を上向きに、かつ奥刃を下向きに形成すれば
小石等で奥刃が損傷し難いが、奥刃が下向きであれば、
前刃が摩滅して短くなったために浅くなった奥刃の下面
のみの研磨で奥刃の前縁を後退させて深さを取り戻せ
る。この奥刃付基板を適宜な速度で作業を行なえば、芝
生は柔軟で表皮は固いので切断されずに前刃の前の芝生
は押し倒され、隣りの奥刃の前の芝生とのからみが外れ
奥刃の前の草は直かに奥刃に触れ易くなり、太くて固い
茎や巾広の葉などの雑草も、各突起間に引掛かり、浮き
上がったものは根が露出したところを後から追従する奥
刃付基板により刈られる。更に、この基板は前刃が突起
間より大きな固型物を弾くので、奥刃を保護し、浅層な
ら土中に食い込んでも、奥刃を損傷することも少ない。
これら奥刃付基板は平板状に限定されず、断面アーク状
あるいは螺旋状の曲面に形成する等も好ましいが、芝生
の長さ雑草の種類と生育度等で高さを調節する必要があ
る。本発明では上記奥刃付基板の刈高さを、除草回転体
或いは、除草回転体の支持軸の地面よりの高さを調節す
ることで行うもので、原動機、例えばモータと除草回転
体を支持する支持体の高さを調節可能に台車に設けるこ
とかできるが、構造が複雑になるので、車台の車輪の高
さを調節可能にする方が好ましい。又、季節による、芝
生や雑草の硬さや刈刃の鋭利さ等に対応して奥刃付基板
の刈速さを調節可能にするのが望ましい。前述の奥刃付
基板が2の倍数で除草回転体に設けてあれば、それらの
基板のうちの隣り合う2枚の一方の突起の回転時の位置
を他方の奥刃の回転時の位置と合わせて除草回転体に設
け、奥刃の巾が、前刃の巾より広ければ、隙間なく鋭利
な奥刃で、所定の地面の高さをさらうことになり、刈り
残しがなくなるが、このように奥刃で全刈面をさらえる
ように取り付けるのが望ましい。上述の奥刃を基板の前
縁にのみ形成した場合は正転状態で常に運転させること
になり芝生内の雑草を選別的に刈る作用が主となる。し
かし、後縁部にも奥刃を形成してあれば、逆転により同
じ作業が可能となり加えて正逆何れの作業回転時でも、
回転時の後縁部が奥刃にこびりついた草を逆方向から取
払われるように芝生面でこすられることになる作用が生
ずる。上記の如き、正逆両回転による装置に於いては、
車体の前後を変換しての作業となる場合があり、対象物
の収集は前後2方向となるので、除草回転体の上方に刈
草排除空間を設け、該空間の下方に草払具を設けると共
に上方に原動機を設け前記空間に連通する集草具を前後
に設ければ、回転の向きと逆方向の集草具に刈草が集ま
り、連続作業をやり易いし、これら集草具を着脱自在に
構成して取り付ければ、刈草の処理が早くできるし、清
掃も容易で運転時には草払いと芝生内の草刈りの両作用
が得られる。又、高速で芝生も刈り取れる。更には、自
走式、或いは牽引式、加えて遠隔操作を行うことや、モ
ーターを引用しているが、他の原動機例えば内燃機関を
利用してもよいのは明白である。
【0005】
【実施例】第1図より第6図に於いて、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の刃物用板材を主として素材に用いて、並列で
かつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾で前刃4を形
成してある複数の突起3と、前記各突起3間に狭くとも
主として刈るべき茎根の太さ以上の巾で、かつ突起
(3)間の寸法の約30%以上、約200%以内の深さ
で、鋭利な奥刃5の最深部を設けるとともに、該奥刃5
を進行方向に対向的に形成してある。第1、2図に於い
ては、突起の前縁をやや中央で後退させたアーク形状
で、基板は内方に湾曲せしめてある。又、前刃は上向き
でかつ、奥刃は下向きに形成してある。第3、4図に於
いては、中央で屈曲させた基板に取付板6を設けてあ
り、この取付板6を介して除草回転体10の支持軸24
に設けた支持具23と一体に固定してあるが、2枚の奥
刃付基板の一方の奥刃と他方の奥刃付基板の突起の回転
位相を合わせてあり(第5図中α、β参照)、該回転体
の外周の奥刃付基板の回転面をほぼ隙間なくさらわせる
奥刃の配置であり、この奥刃付基板の後縁部を第6図中
の小円の破線に副った曲面に形成して図の如く取り付け
てあれば、矢印方向に回転せしめたとき、弾力的に、か
つ僅かに接触せしめた草払具に激突しない。上述の奥刃
付基板2の1実施例として、奥刃と突起巾6ミリ、奥刃
の最深部の深さ5ミリに形成してある場合では、クロー
バーを主体とした雑草を除草する場合、除草回転体の外
周に設けた除草基板は秒速4〜13米に可変とし、逆転
可能に構成するのが望ましい。秒速7〜8米であれば、
新しくて比較的鋭利な奥刃である期間内に於いて、晩秋
の芝生の表皮が比較的硬い時期に於いても、芝生を殆ど
傷つけることもなく、15cm程度長い芝生内を刈れ
る。従って、5cm程度の芝生であれば、より弾かれ易
く、秒速10〜13米の範囲内に除草基板の作業速度を
設定しても、芝生に致命的なダメージを与えないで除草
できることがあるが、春期に於いては、芝生の表皮は柔
らかく、秒速4〜7米程度に速度を落とさないと芝生に
ダメージを与えることがある。それが故に刃の鋭利さ、
季節、芝生の種類、長さ、大気や芝生の湿度、含水率等
の複合的で計算できない要素のため、現場で最も適した
作業速度に調整可能に構成することが重要で、特にモー
タ回転の制御装置を加えるのが好ましい。上述の奥刃付
基板を設けた芝生内の草刈機について図面により説明す
る。前後両用の調速型芝生内の草刈機1は、周縁を一定
巾で折り曲げて周り縁を構成してある側板39を両側に
設け、前記両側板間に一方より、前後両用輪37、中央
に除草回転体10、次いで再び前後両用輪37が設けて
あり、除草回転体10の支持軸24は側板39を貫通し
て外側で、大プーリー21を嵌着してあり、直上にはモ
ータ隔壁38内のモータ13の軸端が側板を貫通して突
出し、小プーリー22が嵌着してあり、大小のプーリー
はベルト20で連結してあり(第10図)、又該隔壁内
にはモータ回転速度制御器がモータに連結してある。
又、大プーリー21の真下には、把手受12が把手11
の下端部を所定角回動自在に支持しているが、反対方向
に把手を回動させれば、2点鎖線で示す位置で保持でき
て、逆進ができる(第10図)。尚、除草基板は前後両
縁に奥刃が設けてある。更に、側板間では中段に中央部
を除いて、棚36が端部迄設けてあり、中央部にはモー
ター隔壁38の下方に於いて、前記棚の両内端部上面に
風切具16の回動部が取付けてあり、中央に設けた草払
具25の上部に前記風切具16の回動端縁部が、支持さ
れている。従って、除草回転体10の回転風力で、風切
具16が上方に回動すれば、反対側の風切具16は下方
が負圧になり、上方は風圧が下方に向けてかかるので、
草払具25の上面に圧接せしめられる(第9、10
図)。更に奥刃は前後共、同一円周上を回転している。
かくて、除草回転体10が大矢印方向に回転すれば、風
力で下方より押された風切具16は上方に回動してモー
ター隔壁38の低部に圧接され、反対側の風切具16の
上方を風力で刈草は吹き飛ばされ、小矢印の方向で集草
具に飛び込んで行く。このとき矢印方向に把手11で押
していけば、芝生内の草を刈ることができると同時に後
縁の奥刃は芝生で草払いされる。又、逆回転に除草回転
体がなれば、車体も逆方向に移動せしめて刈草作業がで
きるが、除草基板の逆側の奥刃が刈草を行なうことにな
る。この逆方向の作業でも、奥刃は前後共同一円周上を
回転し、モーターの位置が中央なので、バランスが良
い。上述の草払具25は断面がアーク形で、両側端の上
部にバネスタンド42が固定してあり、両側板内壁に設
けたスライドケース41に前記バネスタンド42の固定
部分が差し込んであり、上方よりコイルバネ40で下端
に弾力で押し付けてある(第10、11図)。従って、
上記草払具25は奥刃付基板2に弾力的に接している
(第9、10、11図)。本例の芝生内の草刈機1は、
前後両用輪37で刈高さを調節するために、車軸32の
両端は、金属板製の左右の調節具26の下方に固定して
あり、これら車軸端の下方には調節軸31が貫通せして
めてあり、1端を側板39の内壁に固定してある。そし
て、上記調節具26の中央部より上方に向けてスライド
溝30が開口せしめてあり、このスライド溝30に沿っ
て滑動自在に構成してある係止具29が最上部に位置す
るとき(第13図参照)、調節具26は調節口27を上
端より下端迄、調節軸31を中心に回動自在であり、調
節具26を適宜の位置、例えば、中段(第12図)より
最上段に移すには、係止具29を上方にスライドさせて
係止溝28の上方に調節具26を回動させて、3段のう
ちで最上部の係止溝28に合わせて下方にスライドさせ
れば良い(第14図)。このとき、この前後両用輪37
は車軸32を上方に引き上げた分だけ、上方に高く吊り
上げられて、その位置に高さが設定される。上述の如き
操作により、3段の係止溝28の何れかに調節具26を
固定できるので、本例の芝生内の草刈機の刈高さは3段
に設定可能である。尚、前記係止具に弾性体を介して、
下方への戻り圧を加えておくと操作し易く好ましい。上
述例のスライド型調節装置は構造が簡単で単輪の操作に
も応用できるし、係止具にパイプを用いて、調節具に貫
通せしめるのも好ましい構造である。尚、図17より図
19に示すのは奥刃付基板の1実施例で、前刃が1側の
角に於いて曲縁を形成して奥刃に連続していて、進行方
向に対して前刃の前縁がやゝ斜めに傾斜しているが、切
断に有効な奥刃が設けてある上に障害物をはじいたり草
を引っ掛けたり、芝生を押し倒す効果を僅か乍ら具えて
いるので、芝生内で芝生を残してより柔らかい雑草を刈
れる。更に、図20、図21に於いて、除草回転体10
の外周には螺旋状に湾曲せしめた奥刃付基板2が4枚等
間隔で支持具23に固定してあるが、該基板には既述の
前刃と奥刃とが設けてあり、既述の奥刃付基板を湾曲形
成したものにすぎず、又、リール式の螺回せしめた刃を
有する芝刈機の刃に既述のごとき前刃と奥刃を形成せし
めて成る草刈機も同じく本発明に含まれるものである。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調速型芝生
内の草刈機は、奥刃付基板の奥刃の深さを突起間の寸法
の30〜200%の範囲に形成するので、固型物で奥刃
が損傷し難く、突起き片間で太い雑草の茎を引掛けて根
を浮かせるし、並列で前縁が進行方向にほぼ対向してい
る多数の突起では低速では芝生のからみを解いて雑草を
奥刃に直かに触れやすくするので、芝生を残して除草が
できるし、高速で芝生も刈れるし、前刃を上向きで、か
つ奥刃を下向きに形成すると、下面の研磨のみで前刃と
奥刃を鋭利にできるのに加えて、奥刃の深さの位置も或
る程度調整できる。又、除草基板の前後両縁に奥刃を形
成して、正逆両回転で運転可能なので、前縁側の奥刃は
除草を、後縁側の奥刃は草払効果を得られる。更には、
除草回転体の中央上方にモーターを配置すれば、前後両
方向での機能を同じにできるので、自動車に連結する
か、或いは自走式にしても前後に関係なく除草ができ
て、作業の無駄がなく、省力化が可能となり、奥刃付基
板の作業速度を適宜の値に設定可能となせば、季節、生
長度、乾湿など作業環境に対応して望ましい回転速度を
選んで、除草作業を速やかに充分にかつ円滑に行なうこ
とができる。更には、秒速約15米以上の高速の回転速
度で芝生も同時に刈り取れる効果がある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明による1実施例の縮小概略図であり、
【図1】奥刃付基板の好ましい1例の部分平面図、
【図2】第1図中の1点鎖線a−・−a’での断面図、
【図3】奥刃付基板の好ましい1例に取付板を固定した
平面図、
【図4】第3図中の1点鎖線b−・−b’での断面図、
【図5】除草回転体の1例の正面図、
【図6】図4の除草回転体の側面図、
【図7】芝生内の草刈機のうちの前後両用型の1例で縮
小正面図、
【図8】図7例の側面図、
【図9】図7の本体部分拡大図、
【図10】図9の見透図、
【図11】弾力的に除草基板に接触する草払具の1例
で、図10中に含まれるものの斜視図、図12より図1
4は車輪の高さ調節構造の説明部分断面図、
【図12】二段目の高さの状態図、
【図13】三段目の高さに調節途中図、
【図14】三段目の高さに調節完了図、
【図15】奥刃付基板を設けたロータリー式の芝生内の
草刈機の斜視図、
【図16】図15の底面図、
【図17】奥刃付基板の他の1実施例の拡大部分平面
図、
【図18】図17の断面a−‐−a′、
【図19】図12の断面b−‐−b′、
【図20】螺回状の奥刃付基板を取付けた除草回転体の
1実施例の正面図、
【図21】図20に示す除草回転体の左側面図。
【符号の説明】 1 調速型芝生内の草刈機 2 奥刃付基板
3 突起 4 前刃 5 奥刃
6 取付具 7 固定孔 8 ボルト 10 除草回転体 11 把手
12 把手受 13 モーター 14 ベルトカバー
15 集草具 16 風切具 17 スイッチ
18 前輪 19 後輪 20 ベルト
21 大プーリー 22 小プーリー 23 支持具
24 支持軸 25 草払具 26 調節具
27 調節口 28 係止溝 29 係止具
30 スライド口 31 調節軸 32 車軸
33 調節車 34 係合板 35 連結板
36 棚 37 前後両用輪 38 モーター隔壁
39 側板 40 コイルバネ 41 スライドケース
42 バネスタンド
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】追加
【補正内容】
【図20】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】追加
【補正内容】
【図21】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 調速型芝生内の草刈機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の突起間に奥刃を
設けて成る奥刃付基板の複数を設けた除草回転体を原動
機で駆動する草刈機に関し、高回転では芝生を含む雑草
を刈り、更には芝生内で芝生を残して芝生より柔らかい
雑草を刈るために並列に設けた複数の突起間の浅い位置
に鋭利な奥刃を設けて所定回転での除草作業の継続性を
確保してゴルフ場、庭園等での除草剤散布の農薬公害を
防止せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の突起間に奥刃を設けて成る
奥刃付基板を外周に設けた回転体を駆動する草刈機とし
ては芝生は刈らずに芝生内の柔かい雑草を選択的に刈る
装置としての昭和63年特許願第301029号発明者
津田勝による提案があった。しかるにその作業速度は、
芝生を切断しない速さに設定する場合、同方向にのみ作
業回転を行なうと稀にちぎれた芝片や、雑草の中で固い
表皮のものの断片が刈刃にこびりついたままで、雑草を
切断してしまう現象が起きるし、他方芝生は前縁の草
片、芝生などのこびりつきに当っても弾かれたり、滑っ
たりして刈刃に直接当ることもなく、こびりつきは時と
ともに増える傾向で、からみつきはより増大し、作業を
中断して除草基板や除草回転体の草払い作業を行なう
か、又は草払具を設けるしか方法がなかった。類似の装
置として、芝刈機や草刈機があるが、リール式のそれら
には多数の突起間に奥刃を設ける如き除草板でなくて芝
生より柔らかい草を選択的に刈る機能は全くないので、
同種の装置ではないが、簡述すれば、草刈板の複数を除
草回転体から同時に着脱をするとか、からみ草を草刈回
転中に取払う具体的な提案は存在しないしその必要もな
かった。何故なら、通常、草の中で、芝生が最も細くて
柔軟だが、表皮が硬くて刈り難いので固定刃と回転刃の
摺り合わせの位置において、両刃の間で切ると同時に刃
の前縁にこびりついている雑草や芝生をこすり取る作用
が起きるためで、その作用が作業回転中に連続するの
で、こびりつきやからみは刈刃の鋭利な実用期間中は無
視できたのである。本発明に用いる除草基板の刃型にや
や似ている例として、ヘッジトリマーが主に木の小枝刈
りに使用され、小型のものは、小面積の草刈りに使用さ
れる。その使用方法は上下2枚の草刈板のうち下段を固
定し、上段のみを草刈板の進行方向とは直角に往復動
を反復せしめるが、突起の内奥の両側を側刃に形成し
て、突起間に進入した茎葉を上下段の草刈板の側刃で
はさみ切るものであるし、進行方向に対面する奥刃が
単独で茎葉を切断するものでもない。又、進行方向へ
は、左右に手で振り動かす速度にすぎないから、秒速
4米以上で奥刃の正面で相当なスピードで茎葉に切断力
を加えるものでもない。例えば、ヘッジトリマーを高
速にしても低速で駆動しても、芝生内で芝生より柔かい
雑草のみを選択的に刈ることはできない。つまり、P
CT/JP,89/01206の装置及び本発明の調速
型芝生内の草刈機は他の如何なる草刈機、芝刈機,ヘッ
ジトリマーと比較しても機能上、作用、効果、目的等の
いずれに於いても、全体的な共通点がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、芝生内の雑草を除去する奥刃の深さを明確にするこ
とと、間欠的な複数の奥刃のさらう面に刈り残しがない
ように、複数の奥刃付基板の奥刃の回転位相をずらすこ
と、草払いと除草を同時に行なうこと、及び、除草基板
の季節、湿度、芝生の長さ等による所要作業速度の設定
範囲の明確化、それに前後両方向で同じ機能を発揮させ
て、自動化を有利にし奥刃の深さを研磨でも一定に保た
せる形成法である。併せて高速に於て芝生も草と共に切
断せしめることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、奥刃の深さを
1定の範囲に限定すると共に、小石の如き固形物の殆ど
無い場所では、前刃を上向きでかつ奥刃を下向きの除草
基板の前後両縁に複数の奥刃を設け、原動機を除草回転
体の上方に配して前後両方向での集草とバランスを保
ち、正逆両回転で除草作業と草払いをなさしめ、除草基
板の除草作業速度を秒速4〜13米の範囲の適宜の値に
設定するか、又は、設定可能に構成することである。更
に、奥刃も上向きに形成して固形物につよくして秒速1
5米以上の速度に調節可能にして芝生も併せて刈る奥刃
付基板を設けた草刈機に関する。より詳細には、鋼板、
ステンレス鋼板などの刃物用板材を主として素材に用い
て、選択的に芝生内の雑草を刈るためには、突起と奥刃
とを除草基板に具えることが望ましいが、より好ましい
のは、並列でかつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾
で前刃を形成してある複数の突起と、前記各突起間に狭
くとも主として刈るべき茎根の太さ以上の巾でかつ芝生
を前方に集束させない程度の浅い位置でかつ、少なくと
も突起間隔の半分以上は深い位置に前刃より鋭利な奥刃
を進行方向に対向的に設けてある奥刃付基板の複数を外
周に設けた除草回転体を回転自在に支持せしめた車体に
設けた原動機に連結すると共に、前記除草回転体の支持
軸を地上より所定高さに調節可能に構成し、大きな固型
物が殆どなくて芝が短くかつ芝同士のからみ合いが殆ど
ない場所でより早い作業になす為に奥刃を突起の両側に
形成するとか、斜めに形成するのも好ましく、前刃でも
柔らかい雑草の刈取りや、地面の隆起部分の地ならしを
行なったりするのが好ましく、更に除草回転体の回転速
度の調節で、作業を効果的に進めるられる草刈機に関す
る。従って、多数の突起の前縁を丈夫な前刃に形成し、
奥刃は前刃より鋭利でかつ、芝生の葉茎が突起間の奥刃
の前で束にならない浅い位置に形成して、奥刃を雑草に
直接触れさせ刈り取り易くするのが好ましいが、余り浅
すぎると、芝生のからみを解く効果が減少し、損傷し易
く、浮いた根や、茎、刃等を引っ掛ける作用が減少する
等の不都合が生ずるので、突起間隔の200%以内でか
つ30%程度以上の深さに設けるのが、望ましい。そう
すれば、突起間隔より大きな固型物の大半は半径より深
い位置にある奥刃に直接当たることもなく損傷させない
からである。更に、前刃を上向きに、かつ奥刃を下向き
に形成すれば小石等で奥刃が損傷し難いが、奥刃が下向
きであれば、前刃が摩滅して短くなったために浅くなっ
た奥刃の下面のみの研磨で奥刃の前縁を後退させて深さ
を取り戻せる。この奥刃付基板を適宜な速度で作業を行
なえば、芝生は柔軟で表皮は固いので切断されずに前刃
の前の芝生は押し倒され、隣りの奥刃の前の芝生とのか
らみが外れ奥刃の前の草は直かに奥刃に触れ易くなり、
太くて固い茎や巾広の葉などの雑草も、各突起間に引掛
かり、浮き上がったものは根が露出したところを後から
追従する奥刃により刈られる。更に、この基板は前刃が
突起間より大きな固型物を弾くので、奥刃を保護し、浅
層なら土中に食い込んでも、奥刃を損傷することも少な
い。これら奥刃付基板は平板状に限定されず、断面アー
ク状あるいは螺旋状の曲面に形成する等も好ましいが、
芝生の長さ雑草の種類と生育度等で高さを調節する必要
がある。そして、上記奥刃付基板の刈高さは、除草回転
体或いは、除草回転体の支持軸の地面よりの高さを調節
すること等で行うもので、原動機、例えばモータと除草
回転体を支持する支持体の高さを調節可能に台車に設け
ることもできるが、構造が複雑になるので、車台の車輪
の高さを調節可能にする方が好ましい。又、季節によ
る、芝生や雑草の硬さや刈刃の鋭利さ等に対応して奥刃
付基板の刈速さを調節可能にするのが望ましい。前述の
奥刃付基板が2の倍数で除草回転体に設けてあれば、そ
れらの基板のうちの隣り合う2枚の一方の突起の回転時
の位置を他方の奥刃の回転時の位置と合わせて除草回転
体に設け、奥刃の巾が、前刃の巾より広ければ、隙間な
く鋭利な奥刃で、所定の地面の高さをさらうことにな
り、刈り残しがなくなるが、このように奥刃で全刈面を
さらえるように取り付けるのが望ましい。上述の奥刃を
基板の前部にのみ形成した場合は正転状態で常に運転さ
せることになり芝生内の雑草を選別的に刈る作用が主と
なる。しかし、後部にも奥刃を形成してあれば、逆転に
より同じ作業が可能となり加えて正逆何れの作業回転時
でも、回転時の後部が奥刃にこびりついた草を逆方向か
ら取払われるように芝生面でこすられる作用が生ずる。
上記の如き、正逆両回転による装置に於いては、車体の
前後を変換しての作業となる場合があり、対象物の収集
は前後2方向となるので、除草回転体の上方に刈草排除
空間を設け、該空間の下方に草払具を設けると共に上方
に原動機を設け前記空間に連通する集草具を前後に設け
れば、回転の向きと逆方向の集草具に刈草が集まり、連
続作業をやり易いし、これら集草具を着脱自在に構成し
て取り付ければ、刈草の処理が早くできるし、清掃も容
易で運転時には草払いと芝生内の草刈りの両作用が得ら
れる。又、高速で芝生も刈り取れる。更には、自走式、
或いは牽引式、加えて遠隔操作を行うことや、モーター
を引用しているが、他の原動機例えば内燃機関を利用し
てもよいのは明白である。
【0005】
【実施例】第1図より第6図に於いて、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の刃物用板材を主として素材に用いて、並列で
かつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾で前刃4を形
成してある複数の突起3と、前記各突起3間の寸法の約
30%以上、約200%以内の深さで、鋭利な奥刃5の
最深部を設けるとともに、該奥刃5を進行方向に対向的
に形成してある。第1、2図に於いては、突起の前縁を
やや中央で後退させたアーク形状で、基板は内方に湾曲
せしめてある。又、前刃は上向きでかつ、奥刃は下向き
に形成してある。第3、4図に於いては、中央で屈曲さ
せた基板に取付板6を設けてあり、この取付板6を介し
て除草回転体10の支持軸24に設けた支持具23と一
体に固定してあるが、2枚の奥刃付基板の一方の奥刃と
他方の奥刃付基板の突起の回転位相を合わせてあり(第
5図中α、β参照)、該回転体の外周の奥刃付基板の回
転面をほぼ隙間なくさらわせる奥刃の配置であり、この
奥刃付基板の後縁部を第6図中の小円の破線に副った曲
面に形成して図の如く取り付けてあれば、矢印方向に回
転せしめたとき、弾力的に、かつ僅かに接触せしめた草
払具に激突しない。上述の奥刃付基板2の1実施例とし
て、奥刃と突起巾6ミリ、奥刃の最深部の深さ5ミリに
形成してある場合では、クローバーを主体とした雑草を
除草する場合、除草回転体の外周に設けた除草基板は秒
速4〜13米に可変とし、逆転可能に構成するのが望ま
しい。秒速7〜8米であれば、新しくて比較的鋭利な奥
刃である期間内に於いて、晩秋の芝生の表皮が比較的硬
い時期に於いても、芝生を殆ど傷つけることもなく、1
5cm程度長い芝生内を刈れる。従って、5cm程度の
芝生であれば、より弾かれ易く、秒速10〜13米の範
囲内に除草基板の作業速度を設定しても、芝生に致命的
なダメージを与えないで除草できることがあるが、春期
に於いては、芝生の表皮は柔らかく、秒速4〜7米程度
に速度を落とさないと芝生にダメージを与えることがあ
る。それが故に刃の鋭利さ、季節、芝生の種類、長さ、
大気や芝生の湿度、含水率等の複合的で計算できない要
素のため、現場で最も適した作業速度に調節可能に構成
することが望ましく、原動機がモータの場合はモータコ
ントローラによる無段変速が望ましい。上述の奥刃付基
板を設けた芝生内の草刈機について図面により説明す
る。前後両用の調速型芝生内の草刈機1は、周縁を一定
巾で折り曲げて周り縁を構成してある側板39を両側に
設け、前記両側板間に一方より、前後両用輪37、中央
に除草回転体10、次いで再び前後両用輪37が設けて
あり、除草回転体10の支持軸24は側板39を貫通し
て外側で、大プーリー21を嵌着してあり、直上にはモ
ータ隔壁38内のモータ13の軸端が側板を貫通して突
出し、小プーリー22が嵌着してあり、大小のプーリー
はベルト20で連結してあり(第10図)、又該隔壁内
にはモータ回転速度制御器がモータに連結してある。
又、大プーリー21の真下には、把手受12が把手11
の下端部を所定角回動自在に支持しているが、反対方向
に把手を回動させれば、2点鎖線で示す位置で保持でき
て、逆進ができる(第10図)。尚、除草基板は前後両
縁に奥刃が設けてある。更に、側板間では中段に中央部
を除いて、棚36が端部迄設けてあり、中央部にはモー
ター隔壁38の下方に於いて、前記棚の両内端部上面に
風切具16の回動部が取付けてあり、中央に設けた草払
具25の上部に前記風切具16の回動端縁部が、支持さ
れている。従って、除草回転体10の回転風力で、風切
具16が上方に回動すれば、反対側の風切具16は下方
が負圧になり、上方は風圧が下方に向けてかかるので、
草払具25の上面に圧接せしめられる(第9、10
図)。更に奥刃は前後共、同一円周上を回転している。
かくて、除草回転体10が大矢印方向に所定速度で回転
すれば、風力で下方より押された風切具16は上方に回
動してモーター隔壁38の低部に圧接され、反対側の風
切具16の上方を風力で刈草は吹き飛ばされ、小矢印の
方向で集草具に飛び込んで行く。このとき矢印方向に把
手11で押していけば、芝生内の草を刈ることができる
と同時に後側の奥刃は芝生で草払いされる。又、逆回転
に除草回転体がなれば、車体も逆方向に移動せしめて刈
草作業ができるが、除草基板の逆側の奥刃が刈草を行な
うことになる。この逆方向の作業でも、奥刃は前後共同
一円周上を回転し、モーターの位置が中央なので、バラ
ンスが良い。上述の草払具25は断面がアーク形で、両
側端の上部にバネスタンド42が固定してあり、両側板
内壁に設けたスライドケース41に前記バネスタンド4
2の固定部分が差し込んであり、上方よりコイルバネ4
0で下端に弾力で押し付けてある(第10、11図)。
従って、上記草払具25は奥刃付基板2に弾力的に接し
ている(第9、10、11図)。本例の芝生内の草刈機
1は、前後両用輪37で刈高さを調節するために、車軸
32の両端は、金属板製の左右の調節具26の下方に固
定してあり、これら車軸端の下方には調節軸31が貫通
せしてめてあり、1端を側板39の内壁に固定してあ
る。そして、上記調節具26の中央部より上方に向けて
スライド溝30が開口せしめてあり、このスライド溝3
0に沿って滑動自在に構成してある係止具29が最上部
に位置するとき(第13図参照)、調節具26は調節口
27を上端より下端迄、調節軸31を中心に回動自在で
あり、調節具26を適宜の位置、例えば、中段(第12
図)より最上段に移すには、係止具29を上方にスライ
ドさせて係止溝28の上方に調節具26を回動させて、
3段のうちで最上部の係止溝28に合わせて下方にスラ
イドさせれば良い(第14図)。このとき、この前後両
用輪37は車軸32を上方に引き上げた分だけ、上方に
高く吊り上げられて、その位置に高さが設定される。上
述の如き操作により、3段の係止溝28の何れかに調節
具26を固定できるので、本例の芝生内の草刈機の刈高
さは3段に設定可能である。尚、前記係止具に弾性体を
介して、下方への戻り圧を加えておくと操作し易く好ま
しい。上述例のスライド型調節装置は構造が簡単で単輪
の操作にも応用できるし、係止具にパイプを用いて、調
節具に貫通せしめるのも好ましい構造である。又、既述
例で支持具に取り付けた取付具の位置を変えれば、基板
の地面からの高さを変更できる等、刈り高さの変更には
多くの手段がある尚、図17より図19に示すのは奥刃
付基板の1実施例で、前刃が1側の角に於いて曲縁を形
成して奥刃に連続していて、進行方向に対して前刃の前
縁がやゝ斜めに傾斜しているが、切断に有効な奥刃が設
けてある上に障害物をはじいたり草を引っ掛けたり、芝
生を押し倒す効果を相当具えているので、芝生内で芝を
刈らない限界の高い速度に調節することで、芝より柔ら
かい雑草をより早く刈れるのである。更に、図20、図
21に於いて、除草回転体10の外周には螺旋状に湾曲
せしめた奥刃付基板2が4枚等間隔で支持具23に固定
してあるが、該基板には既述の前刃と奥刃とが設けてあ
り、既述の奥刃付基板を湾曲形成したものにすぎず、
又、螺回せしめた基板に既述のごとき前刃と奥刃を形成
して成る奥刃付基板を設けた草刈機も同じく本発明に含
まれるものである。図面に記載した上述の実施例は好ま
しい例をあげてあるが、つまり本願発明の主として意図
するところは、多数の前刃の先端を1連の滑らかな曲線
又は直線でむすび、その線より内奥の刃はたとえ内奥ま
で斜めの3角刃(芝内での除草作用は実施例より劣る
が)でも奥刃とみなすもので、該奥刃を具えた奥刃付基
板を設けた除草回転体の回転速度を草刈り速度向上の為
に、芝を刈る一歩手前の限界まで上げるように調節し
て、前刃で芝をかき分け或いは草の茎葉を引っ掛けた
り、巾広の葉に突き入れて上方に引いて根を浮かせたり
して、芝より柔らかい雑草を奥刃(後刃又は側刃等とも
表記できる)で切断せしめることであるが、刃の形状に
より同じ除草条件(生育度、季節、湿度等)でも除草回
転体の最高の草刈り回転速度が異なるために、装置の選
択できる回転速度の範囲を定めて、所定回転速度に調節
可能に構成することである。そして、所定以上の高回転
で芝を刈る際には、3角刃をも含む本発明の奥刃付基板
の草刈り作用が平刃のものより効率的である。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調速型芝生
内の草刈機は、奥刃付基板の奥刃の深さを突起間の寸法
の30〜200%の範囲に形成するので、固型物を弾く
ので奥刃が損傷し難く、突起で巾広の草の葉を突き刺し
たり展張したりして浮き上がる茎根を引っ掛けてより浮
かせたりして奥刃で切断してしまうし、並列で前縁が進
行方向にほぼ対向している多数の突起では所定の低速で
は長くて密生する芝のからみを解いて雑草を奥刃に直か
に触れやすくするので、芝を残して除草が効率良く実施
できるし、高速で芝も刈れるし、前刃を上向きで、かつ
奥刃を下向きに形成すると下面の研磨のみで前刃と奥刃
を磨げるのに加えて、奥刃の深さの位置も或る程度調整
できる。又、除草基板の前後両側に奥刃を形成して、正
逆両回転で運転可能にすれば、前側の奥刃は除草を、後
側の奥刃は草払効果を得られる。更には、除草回転体の
中央上方にモータを配置すれば、前後両方向での機能を
同じにできるので、自動車に連結するか、或いは自走式
にしても前後に関係なく除草ができて、作業の無駄がな
く、省力化が可能となり、奥刃付基板の作業速度を適宜
の値に設定可能となせば、季節、生長度、乾湿など作業
環境に対応して望ましい最高の回転速度を選んで、除草
作業を速やかに充分にかつ円滑に行なうことができる。
更には、奥刃付基板の奥刃は大きな固形物を弾くので鋭
利さを長く保てるので、秒速約15米以上の高速回転で
芝も同時に刈り取れる効果が長く持続する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明による1実施例の縮小概略図であり、
【図1】奥刃付基板の好ましい1例の部分平面図、
【図2】第1図中の1点鎖線a−・−a’での断面図、
【図3】奥刃付基板の好ましい1例に取付板を固定した
平面図、
【図4】第3図中の1点鎖線b−・−b’での断面図、
【図5】除草回転体の1例の正面図、
【図6】図4の除草回転体の側面図、
【図7】芝生内の草刈機のうちの前後両用型の1例で縮
小正面図、
【図8】図7例の側面図、
【図9】図7の本体部分拡大図、
【図10】図9の見透図、
【図11】弾力的に除草基板に接触する草払具の1例
で、図10中に含まれるものの斜視図、図12より図1
4は車輪の高さ調節構造の説明部分断面図、
【図12】二段目の高さの状態図、
【図13】三段目の高さに調節途中図、
【図14】三段目の高さに調節完了図、
【図15】奥刃付基板を設けたロータリー式の芝生内の
草刈機の斜視図、
【図16】図15の底面図、
【図17】奥刃付基板の他の1実施例の拡大部分平面
図、
【図18】図17の断面a−‐−a′、
【図19】図12の断面b−‐−b′、
【図20】螺回状の奥刃付基板を取付けた除草回転体の
1実施例の正面図、
【図21】図20に示す除草回転体の左側面図。
【符号の説明】 1 調速型芝生内の草刈機 2 奥刃付基板
3 突起 4 前刃 5 奥刃
6 取付具 7 固定孔 8 ボルト 10 除草回転体 11 把手
12 把手受 13 モータ 14 ベルトカバー 1
5 集草具 16 風切具 17 スイッチ
18 前輪 19 後輪 20 ベルト
21 大プーリー 22 小プーリー 23 支持具
24 支持軸 25 草払具 26 調節具
27 調節口 28 係止溝 29 係止具
30 スライド口 31 調節軸 32 車軸
33 調節車 34 係合板 35 連結板
36 棚 37 前後両用輪 38 モータ隔壁 3
9 側板 40 コイルバネ 41 スライドケース
42 バネスタンド
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 調速型芝生内の草刈機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の突起間に奥刃を
設けて成る奥刃付基板の複数を設けた除草回転体を原動
機で駆動する草刈機に関し、高回転では芝生を含む雑草
を刈り、更には芝生内で芝生を残して芝生より柔らかい
雑草を刈るために並列に設けた複数の突起間の浅い位置
に鋭利な奥刃を設けて所定回転での除草作業の継続性を
確保してゴルフ場、庭園等での除草剤散布の農薬公害を
防止せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の突起間に奥刃を設けて成る
奥刃付基板を外周に設けた回転体を駆動する草刈機とし
ては芝生は刈らずに芝生内の柔かい雑草を選択的に刈る
装置としての昭和63年特許願第301029号発明者
津田勝による提案があった。しかるにその作業速度は、
芝生を切断しない速さに設定する場合、同方向にのみ作
業回転を行なうと稀にちぎれた芝片や、雑草の中で固い
表皮のものの断片が刈刃にこびりついたままで、雑草を
切断してしまう現象が起きるし、他方芝生は前縁の草
片、芝生などのこびりつきに当っても弾かれたり、滑っ
たりして刈刃に直接当ることもなく、こびりつきは時と
ともに増える傾向で、からみつきはより増大し、作業を
中断して除草基板や除草回転体の草払い作業を行なう
か、又は草払具を設けるしか方法がなかった。類似の装
置として、芝刈機や草刈機があるが、リール式のそれら
には多数の突起間に奥刃を設ける如き除草板でなくて芝
生より柔らかい草を選択的に刈る機能は全くないので、
同種の装置ではないが、簡述すれば、草刈板の複数を除
草回転体から同時に着脱をするとか、からみ草を草刈回
転中に取払う具体的な提案は存在しないしその必要もな
かった。何故なら、通常、草の中で、芝生が最も細くて
柔軟だが、表皮が硬くて刈り難いので固定刃と回転刃の
摺り合わせの位置において、両刃の間で切ると同時に刃
の前縁にこびりついている雑草や芝生をこすり取る作用
が起きるためで、その作用が作業回転中に連続するの
で、こびりつきやからみは刈刃の鋭利な実用期間中は無
視できたのである。本発明に用いる除草基板の刃型にや
や似ている例として、ヘッジトリマーが主に木の小枝刈
りに使用され、小型のものは、小面積の草刈りに使用さ
れる。その使用方法は上下2枚の草刈板のうち下段を固
定し、上段のみを草刈板の進行方向とは直角に往復動
を反復せしめるが、突起の内奥の両側を側刃に形成し
て、突起間に進入した茎葉を上下段の草刈板の側刃で
はさみ切るものであるし、進行方向に対面する奥刃が
単独で茎葉を切断するものでもない。又、進行方向へ
は、左右に手で振り動かす速度にすぎないから、秒速
4米以上で奥刃の正面で相当なスピードで茎葉に切断力
を加えるものでもない。例えば、ヘッジトリマーを高
速にしても低速で駆動しても、芝生内で芝生より柔かい
雑草のみを選択的に刈ることはできない。つまり、P
CT/JP,89/01206の装置及び本発明の調速
型芝生内の草刈機は他の如何なる草刈機、芝刈機,ヘッ
ジトリマーと比較しても機能上、作用、効果、目的等の
いずれに於いても、全体的な共通点がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、芝生内の雑草を除去する奥刃の深さを明確にする
ことと、間欠的な複数の奥刃のさらう面に刈り残しがな
いように、複数の奥刃付基板の奥刃の回転位相をずらす
こと、草払いと除草を同時に行なうこと、及び、除草基
板の季節、湿度、芝生の長さ等による所要作業速度の設
定範囲の明確化、それに前後両方向で同じ機能を発揮さ
せて、自動化を有利にし奥刃の深さを研磨でも一定に保
たせる形成法である。併せて高速に於て芝生も草と共に
切断せしめることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、奥刃の深さを
1定の範囲に限定すると共に、小石の如き固形物の殆ど
無い場所では、前刃を上向きでかつ奥刃を下向きの除草
基板の前後両縁に複数の奥刃を設け、原動機を除草回転
体の上方に配して前後両方向での集草とバランスを保
ち、正逆両回転で除草作業と草払いをなさしめ、除草基
板の除草作業速度を秒速4〜13米の範囲の適宜の値に
設定するか、又は、設定可能に構成することである。更
に、奥刃も上向きに形成して固形物につよくして秒速1
5米以上の速度に調節可能にして芝生も併せて刈る奥刃
付基板を設けた草刈機に関する。より詳細には、鋼板、
ステンレス鋼板などの刃物用板材を主として素材に用い
て、選択的に芝生内の雑草を刈るためには並列でかつ前
縁が進行方向にほぼ対向して、所定巾で前刃を形成して
ある複数の突起と、前記各突起間に狭くとも主として刈
るべき茎根の太さ以上の巾でかつ芝生を前方に集束させ
ない程度の浅い位置でかつ、少なくとも突起間隔の半分
以上は深い位置に前刃より鋭利な奥刃を進行方向に対向
的に設けてある奥刃付基板の複数を外周に設けた除草回
転体を回転自在に支持せしめた車体に設けた原動機に連
結すると共に、前記除草回転体の支持軸を地上より所定
高さに調節可能に構成し、大きな固型物が殆どない場所
で、より早い作業速度にするために、側刃を形成した
り、前刃でも柔らかい雑草の刈取りや、地面の隆起部分
の地ならしを行なったりするのが好ましく、更に除草回
転体の回転速度の調節で、作業を効果的に進めるられる
草刈機に関する。従って、多数の突起の前縁を丈夫な前
刃に形成し、奥刃は前刃より鋭利でかつ、芝生の葉茎が
突起間の奥刃の前で束にならない浅い位置に形成して、
奥刃を雑草に直接触れさせ刈り取り易くしてあるが、余
り浅すぎると、芝生のからみを解く効果が減少し、損傷
し易く、太い対象茎を浮かせることができない等の不都
合が生ずるので、突起間隔の200%以内でかつ30%
程度の深さに設けるのが、好ましい。そうすれば、突起
間隔より大きな固型物の大半は半径より深い位置にある
奥刃に直接当たることもなく損傷させないからである。
更に、前刃を上向きに、かつ奥刃を下向きに形成すれば
小石等で奥刃が損傷し難いが、奥刃が下向きであれば、
前刃が摩滅して短くなったために浅くなった奥刃の下面
のみの研磨で奥刃の前縁を後退させて深さを取り戻せ
る。この奥刃付基板を適宜な速度で作業を行なえば、芝
生は柔軟で表皮は固いので切断されずに前刃の前の芝生
は押し倒され、隣りの奥刃の前の芝生とのからみが外れ
奥刃の前の草は直かに奥刃に触れ易くなり、太くて固い
茎や巾広の葉などの雑草も、各突起間に引掛かり、浮き
上がったものは根が露出したところを後から追従する奥
刃付基板により刈られる。更に、この基板は前刃が突起
間より大きな固型物を弾くので、奥刃を保護し、浅層な
ら土中に食い込んでも、奥刃を損傷することも少ない。
これら奥刃付基板は平板状に限定されず、断面アーク状
あるいは螺旋状の曲面に形成する等も好ましいが、芝生
の長さ雑草の種類と生育度等で高さを調節する必要があ
る。本発明では上記奥刃付基板の刈高さを、除草回転体
或いは、除草回転体の支持軸の地面よりの高さを調節す
ることで行うもので、原動機、例えばモータと除草回転
体を支持する支持体の高さを調節可能に台車に設けるこ
とかできるが、構造が複雑になるので、車台の車輪の高
さを調節可能にする方が好ましい。又、季節による、芝
生や雑草の硬さや刈刃の鋭利さ等に対応して奥刃付基板
の刈速さを調節可能にするのが望ましい。前述の奥刃付
基板が2の倍数で除草回転体に設けてあれば、それらの
基板のうちの隣り合う2枚の一方の突起の回転時の位置
を他方の奥刃の回転時の位置と合わせて除草回転体に設
け、奥刃の巾が、前刃の巾より広ければ、隙間なく鋭利
な奥刃で、所定の地面の高さをさらうことになり、刈り
残しがなくなるが、このように奥刃で全刈面をさらえる
ように取り付けるのが望ましい。上述の奥刃を基板の前
縁にのみ形成した場合は正転状態で常に運転させること
になり芝生内の雑草を選別的に刈る作用が主となる。し
かし、後縁部にも奥刃を形成してあれば、逆転により同
じ作業が可能となり加えて正逆何れの作業回転時でも、
回転時の後縁部が奥刃にこびりついた草を逆方向から取
払われるように芝生面でこすられることになる作用が生
ずる。上記の如き、正逆両回転による装置に於いては、
車体の前後を変換しての作業となる場合があり、対象物
の収集は前後2方向となるので、除草回転体の上方に刈
草排除空間を設け、該空間の下方に草払具を設けると共
に上方に原動機を設け前記空間に連通する集草具を前後
に設ければ、回転の向きと逆方向の集草具に刈草が集ま
り、連続作業をやり易いし、これら集草具を着脱自在に
構成して取り付ければ、刈草の処理が早くできるし、清
掃も容易で運転時には草払いと芝生内の草刈りの両作用
が得られる。又、高速で芝生も刈り取れる。更には、自
走式、或いは牽引式、加えて遠隔操作を行うことや、モ
ーターを引用しているが、他の原動機例えば内燃機関を
利用してもよいのは明白である。
【0005】
【実施例】第1図より第6図に於いて、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の刃物用板材を主として素材に用いて、並列で
かつ前縁が進行方向にほぼ対向して所定巾で前刃4を形
成してある複数の突起3と、前記各突起3間に狭くとも
主として刈るべき茎根の太さ以上の巾で、かつ突起
(3)間の寸法の約30%以上、約200%以内の深さ
で、鋭利な奥刃5の最深部を設けるとともに、該奥刃5
を進行方向に対向的に形成してある。第1、2図に於い
ては、突起の前縁をやや中央で後退させたアーク形状
で、基板は内方に湾曲せしめてある。又、前刃は上向き
でかつ、奥刃は下向きに形成してある。第3、4図に於
いては、中央で屈曲させた基板に取付板6を設けてあ
り、この取付板6を介して除草回転体10の支持軸24
に設けた支持具23と一体に固定してあるが、2枚の奥
刃付基板の一方の奥刃と他方の奥刃付基板の突起の回転
位相を合わせてあり(第5図中α、β参照)、該回転体
の外周の奥刃付基板の回転面をほぼ隙間なくさらわせる
奥刃の配置であり、この奥刃付基板の後縁部を第6図中
の小円の破線に副った曲面に形成して図の如く取り付け
てあれば、矢印方向に回転せしめたとき、弾力的に、か
つ僅かに接触せしめた草払具に激突しない。上述の奥刃
付基板2の1実施例として、奥刃と突起巾6ミリ、奥刃
の最深部の深さ5ミリに形成してある場合では、クロー
バーを主体とした雑草を除草する場合、除草回転体の外
周に設けた除草基板は秒速4〜13米に可変とし、逆転
可能に構成するのが望ましい。秒速7〜8米であれば、
新しくて比較的鋭利な奥刃である期間内に於いて、晩秋
の芝生の表皮が比較的硬い時期に於いても、芝生を殆ど
傷つけることもなく、15cm程度長い芝生内を刈れ
る。従って、5cm程度の芝生であれば、より弾かれ易
く、秒速10〜13米の範囲内に除草基板の作業速度を
設定しても、芝生に致命的なダメージを与えないで除草
できることがあるが、春期に於いては、芝生の表皮は柔
らかく、秒速4〜7米程度に速度を落とさないと芝生に
ダメージを与えることがある。それが故に刃の鋭利さ、
季節、芝生の種類、長さ、大気や芝生の湿度、含水率等
の複合的で計算できない要素のため、現場で最も適した
作業速度に調整可能に構成することが重要で、特にモー
タ回転の制御装置を加えるのが好ましい。上述の奥刃付
基板を設けた芝生内の草刈機について図面により説明す
る。前後両用の調速型芝生内の草刈機1は、周縁を一定
巾で折り曲げて周り縁を構成してある側板39を両側に
設け、前記両側板間に一方より、前後両用輪37、中央
に除草回転体10、次いで再び前後両用輪37が設けて
あり、除草回転体10の支持軸24は側板39を貫通し
て外側で、大プーリー21を嵌着してあり、直上にはモ
ータ隔壁38内のモータ13の軸端が側板を貫通して突
出し、小プーリー22が嵌着してあり、大小のプーリー
はベルト20で連結してあり(第10図)、又該隔壁内
にはモータ回転速度制御器がモータに連結してある。
又、大プーリー21の真下には、把手受12が把手11
の下端部を所定角回動自在に支持しているが、反対方向
に把手を回動させれば、2点鎖線で示す位置で保持でき
て、逆進ができる(第10図)。尚、除草基板は前後両
縁に奥刃が設けてある。更に、側板間では中段に中央部
を除いて、棚36が端部迄設けてあり、中央部にはモー
ター隔壁38の下方に於いて、前記棚の両内端部上面に
風切具16の回動部が取付けてあり、中央に設けた草払
具25の上部に前記風切具16の回動端縁部が、支持さ
れている。従って、除草回転体10の回転風力で、風切
具16が上方に回動すれば、反対側の風切具16は下方
が負圧になり、上方は風圧が下方に向けてかかるので、
草払具25の上面に圧接せしめられる(第9、10
図)。更に奥刃は前後共、同一円周上を回転している。
かくて、除草回転体10が大矢印方向に回転すれば、風
力で下方より押された風切具16は上方に回動してモー
ター隔壁38の低部に圧接され、反対側の風切具16の
上方を風力で刈草は吹き飛ばされ、小矢印の方向で集草
具に飛び込んで行く。このとき矢印方向に把手11で押
していけば、芝生内の草を刈ることができると同時に後
縁の奥刃は芝生で草払いされる。又、逆回転に除草回転
体がなれば、車体も逆方向に移動せしめて刈草作業がで
きるが、除草基板の逆側の奥刃が刈草を行なうことにな
る。この逆方向の作業でも、奥刃は前後共同一円周上を
回転し、モーターの位置が中央なので、バランスが良
い。上述の草払具25は断面がアーク形で、両側端の上
部にバネスタンド42が固定してあり、両側板内壁に設
けたスライドケース41に前記バネスタンド42の固定
部分が差し込んであり、上方よりコイルバネ40で下端
に弾力で押し付けてある(第10、11図)。従って、
上記草払具25は奥刃付基板2に弾力的に接している
(第9、10、11図)。本例の芝生内の草刈機1は、
前後両用輪37で刈高さを調節するために、車軸32の
両端は、金属板製の左右の調節具26の下方に固定して
あり、これら車軸端の下方には調節軸31が貫通せして
めてあり、1端を側板39の内壁に固定してある。そし
て、上記調節具26の中央部より上方に向けてスライド
溝30が開口せしめてあり、このスライド溝30に沿っ
て滑動自在に構成してある係止具29が最上部に位置す
るとき(第13図参照)、調節具26は調節口27を上
端より下端迄、調節軸31を中心に回動自在であり、調
節具26を適宜の位置、例えば、中段(第12図)より
最上段に移すには、係止具29を上方にスライドさせて
係止溝28の上方に調節具26を回動させて、3段のう
ちで最上部の係止溝28に合わせて下方にスライドさせ
れば良い(第14図)。このとき、この前後両用輪37
は車軸32を上方に引き上げた分だけ、上方に高く吊り
上げられて、その位置に高さが設定される。上述の如き
操作により、3段の係止溝28の何れかに調節具26を
固定できるので、本例の芝生内の草刈機の刈高さは3段
に設定可能である。尚、前記係止具に弾性体を介して、
下方への戻り圧を加えておくと操作し易く好ましい。上
述例のスライド型調節装置は構造が簡単で単輪の操作に
も応用できるし、係止具にパイプを用いて、調節具に貫
通せしめるのも好ましい構造である。尚、図17より図
19に示すのは奥刃付基板の1実施例で、前刃が1側の
角に於いて曲縁を形成して奥刃に連続していて、進行方
向に対して前刃の前縁がやゝ斜めに傾斜しているが、切
断に有効な奥刃が設けてある上に障害物をはじいたり草
を引っ掛けたり、芝生を押し倒す効果を僅か乍ら具えて
いるので、芝生内で芝生を残してより柔らかい雑草を刈
れる。更に、図20、図21に於いて、除草回転体10
の外周には螺旋状に湾曲せしめた奥刃付基板2が4枚等
間隔で支持具23に固定してあるが、該基板には既述の
前刃と奥刃とが設けてあり、既述の奥刃付基板を湾曲形
成したものにすぎず、又、リール式の螺回せしめた刃を
有する芝刈機の刃に既述のごとき前刃と奥刃を形成せし
めて成る草刈機も同じく本発明に含まれるものである。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明の調速型芝生
内の草刈機は、奥刃付基板の奥刃の深さを突起間の寸法
の30〜200%の範囲に形成するので、固型物で奥刃
が損傷し難く、突起き片間で太い雑草の茎を引掛けて根
を浮かせるし、並列で前縁が進行方向にほぼ対向してい
る多数の突起では低速では芝生のからみを解いて雑草を
奥刃に直かに触れやすくするので、芝生を残して除草が
できるし、高速で芝生も刈れるし、前刃を上向きで、か
つ奥刃を下向きに形成すると、下面の研磨のみで前刃と
奥刃を鋭利にできるのに加えて、奥刃の深さの位置も或
る程度調整できる。又、除草基板の前後両縁に奥刃を形
成して、正逆両回転で運転可能なので、前縁側の奥刃は
除草を、後縁側の奥刃は草払効果を得られる。更には、
除草回転体の中央上方にモーターを配置すれば、前後両
方向での機能を同じにできるので、自動車に連結する
か、或いは自走式にしても前後に関係なく除草ができ
て、作業の無駄がなく、省力化が可能となり、奥刃付基
板の作業速度を適宜の値に設定可能となせば、季節、生
長度、乾湿など作業環境に対応して望ましい回転速度を
選んで、除草作業を速やかに充分にかつ円滑に行なうこ
とができる。更には、秒速約15米以上の高速の回転速
度で芝生も同時に刈り取れる効果がある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明による1実施例の縮小概略図であり、
【図1】奥刃付基板の好ましい1例の部分平面図、
【図2】第1図中の1点鎖線a−・−a’での断面図、
【図3】奥刃付基板の好ましい1例に取付板を固定した
平面図、
【図4】第3図中の1点鎖線b−・−b’での断面図、
【図5】除草回転体の1例の正面図、
【図6】図4の除草回転体の側面図、
【図7】芝生内の草刈機のうちの前後両用型の1例で縮
小正面図、
【図8】図7例の側面図、
【図9】図7の本体部分拡大図、
【図10】図9の見透図、
【図11】弾力的に除草基板に接触する草払具の1例
で、図10中に含まれるものの斜視図、図12より図1
4は車輪の高さ調節構造の説明部分断面図、
【図12】二段目の高さの状態図、
【図13】三段目の高さに調節途中図、
【図14】三段目の高さに調節完了図、
【図15】奥刃付基板を設けたロータリー式の芝生内の
草刈機の斜視図、
【図16】図15の底面図、
【図17】奥刃付基板の他の1実施例の拡大部分平面
図、
【図18】図17の断面a−−−a′、
【図19】図12の断面b−−−b′、
【図20】螺回状の奥刃付基板を取付けた除草回転体の
1実施例の正面図、
【図21】図20に示す除草回転体の左側面図。
【符号の説明】 1 調速型芝生内の草刈機 2 奥刃付基板
3 突起 4 前刃 5 奥刃
6 取付具 7 固定孔 8 ボルト 10 除草回転体 11 把手
12 把手受 13 モーター 14 ベルトカバー
15 集草具 16 風切具 17 スイッチ
18 前輪 19 後輪 20 ベルト
21 大プーリー 22 小プーリー 23 支持具
24 支持軸 25 草払具 26 調節具
27 調節口 28 係止溝 29 係止具
30 スライド口 31 調節軸 32 車軸
33 調節車 34 係合板 35 連結板
36 棚 37 前後両用輪 38 モーター隔壁
39 側板 40 コイルバネ 41 スライドケース
42 バネスタンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列で、かつ前縁が進行方向にほぼ
    対向して、所定巾で前刃を形成してある複数の突片と、
    前記各突片間に狭くとも主として刈るべき茎根の太さ以
    上の巾で、かつ突片間の寸法の約50%以上、約200
    %以内の深さで鋭利な奥刃の最深部を設けてある二段刃
    付基板の複数を外周に設けた除草回転体を回転自在に支
    持する車体に設けた原動機に連結するとともに前記除草
    回転体の支持軸を地面より所定高さまで上下に調整可能
    に構成し、除草回転体の外周に設けた二段刃付基板の除
    草進行速度を毎秒4〜13米の範囲内の適宜の速度に調
    整する手段を具えた調速型芝生内の草刈機。
  2. 【請求項2】 除草回転体を支持する支持体に、前
    記除草回転体を駆動する原動機を設け、該支持体の高さ
    を調整可能に車体に設けて成る請求の範囲第1項記載の
    調速型芝生内の草刈機。
  3. 【請求項3】 二段刃付基板が、後縁部にも前縁部
    の如き二段刃を設け、除草回転体を逆転可能に構成する
    と共に、前後縁双方の奥刃を、ほぼ同一の回転面となし
    てある請求の範囲第1項又は第2項記載の調速型芝生内
    の草刈機。
  4. 【請求項4】 除草回転体の上方に刈草排除空間を
    設け、該空間の上方に原動機を設け、前記空間に連通す
    る集草具を前後に設けて成る請求の範囲第3項記載の調
    速型芝生内の草刈機。
  5. 【請求項5】 前刃を上向きにかつ、奥刃を下向き
    に形成してある請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに
    記載の調速型の芝生内の草刈機。
  6. 【請求項6】 並列で、かつ前縁が進行方向にほぼ
    対向して、所定巾で前刃を形成してある複数の突片と、
    前記各突片間に狭くとも主として刈るべき茎根の太さ以
    上の巾で、かつ突片間の寸法の約50%以上、約200
    %以内の深さで鋭利な奥刃の最深部を設けてある二段刃
    付基板の複数を外周に設けた除草回転体を回転自在に支
    持する車体に設けた原動機に連結するとともに前記除草
    回転体の支持軸を地面より所定高さまで上下に調整可能
    に構成して成る芝生内の草刈機。
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