JPH05200030A - 自律神経失調度測定装置 - Google Patents
自律神経失調度測定装置Info
- Publication number
- JPH05200030A JPH05200030A JP4037013A JP3701392A JPH05200030A JP H05200030 A JPH05200030 A JP H05200030A JP 4037013 A JP4037013 A JP 4037013A JP 3701392 A JP3701392 A JP 3701392A JP H05200030 A JPH05200030 A JP H05200030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood pressure
- posture
- time constant
- living body
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 206010003840 Autonomic nervous system imbalance Diseases 0.000 title claims abstract description 9
- 230000036772 blood pressure Effects 0.000 claims abstract description 76
- 210000000467 autonomic pathway Anatomy 0.000 claims abstract description 25
- 206010003591 Ataxia Diseases 0.000 claims description 20
- 208000001089 Multiple system atrophy Diseases 0.000 abstract description 13
- 206010031127 Orthostatic hypotension Diseases 0.000 abstract description 13
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 abstract 1
- 208000035475 disorder Diseases 0.000 abstract 1
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 64
- 101000928408 Homo sapiens Protein diaphanous homolog 2 Proteins 0.000 description 22
- 102100036469 Protein diaphanous homolog 2 Human genes 0.000 description 22
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 18
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000035488 systolic blood pressure Effects 0.000 description 8
- 229960001104 droxidopa Drugs 0.000 description 7
- QXWYKJLNLSIPIN-SFYZADRCSA-N droxidopa Chemical compound OC(=O)[C@H](N)[C@@H](O)C1=CC=C(O)C(O)=C1 QXWYKJLNLSIPIN-SFYZADRCSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 6
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 6
- 101000805864 Homo sapiens Divergent protein kinase domain 2A Proteins 0.000 description 5
- 101000998623 Homo sapiens NADH-cytochrome b5 reductase 3 Proteins 0.000 description 5
- 101000786631 Homo sapiens Protein SYS1 homolog Proteins 0.000 description 5
- 102100033153 NADH-cytochrome b5 reductase 3 Human genes 0.000 description 5
- 102100025575 Protein SYS1 homolog Human genes 0.000 description 5
- 230000004064 dysfunction Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000035487 diastolic blood pressure Effects 0.000 description 3
- 238000002555 auscultation Methods 0.000 description 2
- 230000002567 autonomic effect Effects 0.000 description 2
- 238000009530 blood pressure measurement Methods 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 2
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 2
- SFLSHLFXELFNJZ-QMMMGPOBSA-N (-)-norepinephrine Chemical compound NC[C@H](O)C1=CC=C(O)C(O)=C1 SFLSHLFXELFNJZ-QMMMGPOBSA-N 0.000 description 1
- 206010005746 Blood pressure fluctuation Diseases 0.000 description 1
- 208000014094 Dystonic disease Diseases 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 208000010118 dystonia Diseases 0.000 description 1
- 229910021421 monocrystalline silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229960002748 norepinephrine Drugs 0.000 description 1
- SFLSHLFXELFNJZ-UHFFFAOYSA-N norepinephrine Natural products NCC(O)C1=CC=C(O)C(O)=C1 SFLSHLFXELFNJZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
- 210000002321 radial artery Anatomy 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 description 1
- 206010042772 syncope Diseases 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自律神経の失調度合を定量的に測定し得る自
律神経失調度測定装置を提供する。 【構成】 自律神経の機能障害による起立性低血圧を生
ずる生体においては、たとえばチルトアップによるSY
S変化曲線は近似曲線CSYS で示される一次遅れ伝達関
数として仮定できることから、その近似曲線CSYS のチ
ルトアップによる血圧降下開始点pでの接線aと近似曲
線CSYS のチルトアップによる平衡血圧値線eとの交点
iに基づいて時定数TSYS1を決定する。この時定数T
SYS1は自律神経の失調度合を定量的に表す。
律神経失調度測定装置を提供する。 【構成】 自律神経の機能障害による起立性低血圧を生
ずる生体においては、たとえばチルトアップによるSY
S変化曲線は近似曲線CSYS で示される一次遅れ伝達関
数として仮定できることから、その近似曲線CSYS のチ
ルトアップによる血圧降下開始点pでの接線aと近似曲
線CSYS のチルトアップによる平衡血圧値線eとの交点
iに基づいて時定数TSYS1を決定する。この時定数T
SYS1は自律神経の失調度合を定量的に表す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体の自律神経の失調度
合を定量的に測定するための自律神経失調度測定装置に
関するものである。
合を定量的に測定するための自律神経失調度測定装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自律神経の機能障害を生ずると、自律神
経失調症などのように、起立したときに血圧が大幅に低
下する所謂起立性低血圧など種々の症状を呈することが
知られている。この自律神経の機能障害による起立性低
血圧の診断は、通常、患者を臥した状態から起立させた
後にその患者の血圧値を所謂聴診法で測定することによ
り行われている。また、本出願人が先に出願して公開さ
れた実開昭60−83603号公報に記載されているよ
うに、体位変換時においてカフを用いて自動的に繰り返
し測定した血圧値等のトレンドを記録媒体に記録すると
ともに患者の体位を逐次検出してその体位を前記記録媒
体に表示することに基づいて、前記起立性低血圧を診断
することが考えられている。
経失調症などのように、起立したときに血圧が大幅に低
下する所謂起立性低血圧など種々の症状を呈することが
知られている。この自律神経の機能障害による起立性低
血圧の診断は、通常、患者を臥した状態から起立させた
後にその患者の血圧値を所謂聴診法で測定することによ
り行われている。また、本出願人が先に出願して公開さ
れた実開昭60−83603号公報に記載されているよ
うに、体位変換時においてカフを用いて自動的に繰り返
し測定した血圧値等のトレンドを記録媒体に記録すると
ともに患者の体位を逐次検出してその体位を前記記録媒
体に表示することに基づいて、前記起立性低血圧を診断
することが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
聴診法やカフを備えた自動血圧測定装置により測定した
血圧値による従来の起立性低血圧の診断は、姿勢の変化
による血圧変化に基づいて定性的に行われており定量的
に行われていないことから、たとえば、薬剤による起立
性低血圧改善効果を客観的に判断し難い欠点があった。
聴診法やカフを備えた自動血圧測定装置により測定した
血圧値による従来の起立性低血圧の診断は、姿勢の変化
による血圧変化に基づいて定性的に行われており定量的
に行われていないことから、たとえば、薬剤による起立
性低血圧改善効果を客観的に判断し難い欠点があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであって、その目的とするところは、自律神経の失
調度合を定量的に測定し得る自律神経失調度測定装置を
提供することにある。
ものであって、その目的とするところは、自律神経の失
調度合を定量的に測定し得る自律神経失調度測定装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々検討を重
ねた結果、自律神経の機能障害により起立性低血圧を生
ずる患者においては、その患者の姿勢をたとえば臥した
姿勢と所定角度で起立した姿勢との間で変化させたとき
の血圧変化曲線は一次遅れ伝達関数として仮定できると
ともに、その一次遅れ伝達関数の時定数は自律神経の失
調度合を定量的に表すものであることを見い出した。
ねた結果、自律神経の機能障害により起立性低血圧を生
ずる患者においては、その患者の姿勢をたとえば臥した
姿勢と所定角度で起立した姿勢との間で変化させたとき
の血圧変化曲線は一次遅れ伝達関数として仮定できると
ともに、その一次遅れ伝達関数の時定数は自律神経の失
調度合を定量的に表すものであることを見い出した。
【0006】本発明はかかる知見に基づいて為されたも
のであって、その要旨とするところは、生体の自律神経
の失調度合を定量的に測定するための自律神経失調度測
定装置であって、図1のクレーム対応図に示すように、
(a) 前記生体の姿勢が所定の第1姿勢とその第1姿勢よ
り起立した第2姿勢との間で変化したことに関連して変
化するその生体の血圧値を複数回測定する血圧測定手段
と、(b) 前記自律神経の失調度合を定量的に測定するた
めに、前記生体の姿勢が変化したときの血圧変化曲線を
一次遅れ伝達関数と仮定し、前記血圧測定手段によって
得られた複数個の血圧値に基づいてその一次遅れ伝達関
数の時定数を決定する時定数決定手段とを含むことにあ
る。
のであって、その要旨とするところは、生体の自律神経
の失調度合を定量的に測定するための自律神経失調度測
定装置であって、図1のクレーム対応図に示すように、
(a) 前記生体の姿勢が所定の第1姿勢とその第1姿勢よ
り起立した第2姿勢との間で変化したことに関連して変
化するその生体の血圧値を複数回測定する血圧測定手段
と、(b) 前記自律神経の失調度合を定量的に測定するた
めに、前記生体の姿勢が変化したときの血圧変化曲線を
一次遅れ伝達関数と仮定し、前記血圧測定手段によって
得られた複数個の血圧値に基づいてその一次遅れ伝達関
数の時定数を決定する時定数決定手段とを含むことにあ
る。
【0007】
【作用および発明の効果】かかる構成の自律神経失調度
測定装置によれば、生体の姿勢が所定の第1姿勢とその
第1姿勢より起立した第2姿勢との間で変化したことに
関連して変化するその生体の血圧値が、血圧測定手段に
より複数回測定されるとともに、時定数決定手段によ
り、その姿勢が変化したときの血圧変化曲線を一次遅れ
伝達関数と仮定して血圧測定手段により測定された複数
個の血圧値に基づいてその一次遅れ伝達関数の時定数が
決定される。このようにして決定された時定数またはそ
れに基づく値は自律神経の失調度合を定量的に表すもの
であるため、かかる時定数に基づいて自律神経の失調度
合を定量的に測定することができる。これにより、たと
えば、時定数に基づいて定量的に測定された自律神経の
失調度合の変化を見ることにより、薬剤による起立性低
血圧改善効果を客観的に判断することができるのであ
る。
測定装置によれば、生体の姿勢が所定の第1姿勢とその
第1姿勢より起立した第2姿勢との間で変化したことに
関連して変化するその生体の血圧値が、血圧測定手段に
より複数回測定されるとともに、時定数決定手段によ
り、その姿勢が変化したときの血圧変化曲線を一次遅れ
伝達関数と仮定して血圧測定手段により測定された複数
個の血圧値に基づいてその一次遅れ伝達関数の時定数が
決定される。このようにして決定された時定数またはそ
れに基づく値は自律神経の失調度合を定量的に表すもの
であるため、かかる時定数に基づいて自律神経の失調度
合を定量的に測定することができる。これにより、たと
えば、時定数に基づいて定量的に測定された自律神経の
失調度合の変化を見ることにより、薬剤による起立性低
血圧改善効果を客観的に判断することができるのであ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0009】図2は本発明の自律神経失調度測定装置の
一例を示す図であって、10は姿勢変化装置である。姿
勢変化装置10は、支柱12の上端部に軸14により回
動可能に設けられた寝台15と、その寝台15を軸14
回りに回動させるための駆動装置16とを備えている。
この駆動装置16は、たとえば、減速機を備えた駆動モ
ータ20と、その駆動モータ20の出力軸(図示せず)
および前記軸14にそれぞれ回転不能に設けられた図示
しない一対のスプロケットと、両スプロケット間に巻き
掛けられたチェーン24とを備えて構成されている。本
実施例においては、図示しない起立開始用押ボタンスイ
ッチがON操作されることにより、寝台15が比較的緩
やかな一定速度で図2において右回りに回動させられ
て、その寝台15上の生体18の姿勢を、たとえば図2
に示す水平な姿勢から45°で起立した姿勢まで変化さ
せることができるようになっているとともに、後述の制
御装置48により、前記生体18の起立が完了した後予
め定められた一定時間経過すると寝台15が比較的緩や
かな一定速度で図2において左回りに回動させられて、
その寝台15上の生体18の姿勢を前記起立した姿勢か
ら元の水平な位置まで戻すことができるようになってい
る。本実施例においては、上記水平な姿勢が第1姿勢に
相当し、上記45°で起立した姿勢(以下、単に起立姿
勢という)が第2姿勢に相当する。
一例を示す図であって、10は姿勢変化装置である。姿
勢変化装置10は、支柱12の上端部に軸14により回
動可能に設けられた寝台15と、その寝台15を軸14
回りに回動させるための駆動装置16とを備えている。
この駆動装置16は、たとえば、減速機を備えた駆動モ
ータ20と、その駆動モータ20の出力軸(図示せず)
および前記軸14にそれぞれ回転不能に設けられた図示
しない一対のスプロケットと、両スプロケット間に巻き
掛けられたチェーン24とを備えて構成されている。本
実施例においては、図示しない起立開始用押ボタンスイ
ッチがON操作されることにより、寝台15が比較的緩
やかな一定速度で図2において右回りに回動させられ
て、その寝台15上の生体18の姿勢を、たとえば図2
に示す水平な姿勢から45°で起立した姿勢まで変化さ
せることができるようになっているとともに、後述の制
御装置48により、前記生体18の起立が完了した後予
め定められた一定時間経過すると寝台15が比較的緩や
かな一定速度で図2において左回りに回動させられて、
その寝台15上の生体18の姿勢を前記起立した姿勢か
ら元の水平な位置まで戻すことができるようになってい
る。本実施例においては、上記水平な姿勢が第1姿勢に
相当し、上記45°で起立した姿勢(以下、単に起立姿
勢という)が第2姿勢に相当する。
【0010】上記寝台15上の生体18の手首には、血
圧測定用のプローブ26が装着されている。このプロー
ブ26は、図3に示すように、容器状を成し、開口端が
生体18の手首28の表面に対向するように配置される
ハウジング30と、そのハウジング30を手首28に着
脱可能に取り付けるための装着バンド32と、ハウジン
グ30内においてダイヤフラム34を介して相対移動可
能かつハウジング30の開口端からの突出し可能に設け
られた面圧センサ36とを備えており、これらハウジン
グ30およびダイヤフラム34等によって圧力室38が
形成されている。この圧力室38内には、流体供給源4
0から調圧弁42を経て圧力エア等の圧力流体が供給さ
れるようになっており、これにより、面圧センサ36は
圧力室38内の圧力に応じた押圧力で手首28の表面に
押圧される。
圧測定用のプローブ26が装着されている。このプロー
ブ26は、図3に示すように、容器状を成し、開口端が
生体18の手首28の表面に対向するように配置される
ハウジング30と、そのハウジング30を手首28に着
脱可能に取り付けるための装着バンド32と、ハウジン
グ30内においてダイヤフラム34を介して相対移動可
能かつハウジング30の開口端からの突出し可能に設け
られた面圧センサ36とを備えており、これらハウジン
グ30およびダイヤフラム34等によって圧力室38が
形成されている。この圧力室38内には、流体供給源4
0から調圧弁42を経て圧力エア等の圧力流体が供給さ
れるようになっており、これにより、面圧センサ36は
圧力室38内の圧力に応じた押圧力で手首28の表面に
押圧される。
【0011】上記面圧センサ36は、たとえば、単結晶
シリコン等から成る半導体チップの押圧面44に感圧ダ
イドード等の圧力検出素子(図示せず)を備えており、
手首28の表面に押圧されることにより、橈骨動脈46
から発生して手首28の表面に伝達される圧脈波を含む
圧力信号SMを検出し、その圧力信号SMを図示しない
A/D変換器を介して制御装置48へ供給する。
シリコン等から成る半導体チップの押圧面44に感圧ダ
イドード等の圧力検出素子(図示せず)を備えており、
手首28の表面に押圧されることにより、橈骨動脈46
から発生して手首28の表面に伝達される圧脈波を含む
圧力信号SMを検出し、その圧力信号SMを図示しない
A/D変換器を介して制御装置48へ供給する。
【0012】制御装置48は、CPU、ROM、RA
M、およびI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピ
ュータにて構成されており、CPUは、ROMに予め記
憶されたプログラムに従ってRAMの記憶機能を利用し
つつ信号処理を実行し、図示しない駆動回路を介して調
圧弁42を制御することにより圧力室38内の圧力を調
節し、圧力室38内の徐速昇圧過程で逐次得られる圧力
信号SMに含まれる圧脈波に基づいて面圧センサ36の
最適押圧力を決定し、調圧弁42をその最適押圧力を維
持するように制御するとともに、最適押圧力において逐
次検出される圧脈波の1拍毎に生体18の最高血圧値お
よび最低血圧値を決定して、その決定した血圧値を表示
・記録装置50にトレンド表示させ且つ記録させる。ま
た、CPUは、ROMに予め記憶されたプログラムに従
って、寝台15上の生体18の姿勢を水平姿勢と起立姿
勢との間で変化させたときの血圧変化曲線が表す一次遅
れ伝達関数の時定数を決定するとともに、その決定した
時定数を表示・記録装置50に表示させ且つ記録させ
る。
M、およびI/Oポート等を備えた所謂マイクロコンピ
ュータにて構成されており、CPUは、ROMに予め記
憶されたプログラムに従ってRAMの記憶機能を利用し
つつ信号処理を実行し、図示しない駆動回路を介して調
圧弁42を制御することにより圧力室38内の圧力を調
節し、圧力室38内の徐速昇圧過程で逐次得られる圧力
信号SMに含まれる圧脈波に基づいて面圧センサ36の
最適押圧力を決定し、調圧弁42をその最適押圧力を維
持するように制御するとともに、最適押圧力において逐
次検出される圧脈波の1拍毎に生体18の最高血圧値お
よび最低血圧値を決定して、その決定した血圧値を表示
・記録装置50にトレンド表示させ且つ記録させる。ま
た、CPUは、ROMに予め記憶されたプログラムに従
って、寝台15上の生体18の姿勢を水平姿勢と起立姿
勢との間で変化させたときの血圧変化曲線が表す一次遅
れ伝達関数の時定数を決定するとともに、その決定した
時定数を表示・記録装置50に表示させ且つ記録させ
る。
【0013】以下、本実施例の自律神経失調度測定装置
の作動を図4のフローチャートに従って説明する。
の作動を図4のフローチャートに従って説明する。
【0014】電源が投入されると、図示しない初期処理
が実行された後ステップS1が実行されることにより、
たとえば、圧力室38内を徐速昇圧させる過程で最大振
幅の圧脈波が得られる圧力室38内の圧力に基づいて面
圧センサ36の最適押圧力が決定されるとともに、その
最適押圧力にホールドされる。次に、ステップS2が実
行されることにより、圧力信号SMが読み込まれて圧脈
波が1拍検出されたか否かが判断される。ステップS2
の判断が否定された場合にはステップS2が繰り返し実
行されるが、肯定された場合には、ステップS3が実行
されて、ステップS2で検出された圧脈波の上ピークお
よび下ピークにおける圧力信号SMの大きさに基づいて
最高血圧値SYSおよび最低血圧値DIAが決定され且
つ記憶された後、ステップS4が実行されることによ
り、決定された血圧値が表示・記録装置50にトレンド
表示され且つ記録される。
が実行された後ステップS1が実行されることにより、
たとえば、圧力室38内を徐速昇圧させる過程で最大振
幅の圧脈波が得られる圧力室38内の圧力に基づいて面
圧センサ36の最適押圧力が決定されるとともに、その
最適押圧力にホールドされる。次に、ステップS2が実
行されることにより、圧力信号SMが読み込まれて圧脈
波が1拍検出されたか否かが判断される。ステップS2
の判断が否定された場合にはステップS2が繰り返し実
行されるが、肯定された場合には、ステップS3が実行
されて、ステップS2で検出された圧脈波の上ピークお
よび下ピークにおける圧力信号SMの大きさに基づいて
最高血圧値SYSおよび最低血圧値DIAが決定され且
つ記憶された後、ステップS4が実行されることによ
り、決定された血圧値が表示・記録装置50にトレンド
表示され且つ記録される。
【0015】続くステップS5においては、フラグFの
内容が「1」であるか否かが判断される。このフラグF
は後述のステップS8においてその内容が「1」に設定
されるものである。ステップS5の判断が否定された場
合には、ステップS6が実行されて、生体18の水平姿
勢からの起立(以下、チルトアップという)が開始され
たか否かが判断される。この判断は、たとえば、前記起
立開始用押ボタンスイッチがON操作されたか否かに基
づいて行われる。ステップS6の判断が否定された場合
には、ステップS2以下が繰り返し実行されて圧脈波の
1拍毎に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記憶され
るとともにトレンド表示されるが、ステップS6の判断
が肯定された場合にはステップS7が実行される。
内容が「1」であるか否かが判断される。このフラグF
は後述のステップS8においてその内容が「1」に設定
されるものである。ステップS5の判断が否定された場
合には、ステップS6が実行されて、生体18の水平姿
勢からの起立(以下、チルトアップという)が開始され
たか否かが判断される。この判断は、たとえば、前記起
立開始用押ボタンスイッチがON操作されたか否かに基
づいて行われる。ステップS6の判断が否定された場合
には、ステップS2以下が繰り返し実行されて圧脈波の
1拍毎に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記憶され
るとともにトレンド表示されるが、ステップS6の判断
が肯定された場合にはステップS7が実行される。
【0016】上記ステップS7においては、チルトアッ
プが開始されてから予め定められた一定時間αを経過し
たか否かが判断される。この一定時間αは、図5に示す
ように、チルトアップが完了した後において血圧値が略
平衡に達し得る時間を含んでおり、血圧低下により生体
18が失神しないように考慮して、たとえば、チルトア
ップ開始から完了までに要する時間に1分程度の時間を
加えた値に設定される。ステップS7の判断が否定され
た場合には、ステップS2以下が繰り返し実行されて圧
脈波の1拍毎に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記
憶されるとともにトレンド表示されるが、肯定された場
合には、ステップS8が実行されてフラグFの内容がチ
ルトアップ開始後において前記一定時間αを経過したこ
とを示す「1」に設定された後、ステップS9が実行さ
れる。
プが開始されてから予め定められた一定時間αを経過し
たか否かが判断される。この一定時間αは、図5に示す
ように、チルトアップが完了した後において血圧値が略
平衡に達し得る時間を含んでおり、血圧低下により生体
18が失神しないように考慮して、たとえば、チルトア
ップ開始から完了までに要する時間に1分程度の時間を
加えた値に設定される。ステップS7の判断が否定され
た場合には、ステップS2以下が繰り返し実行されて圧
脈波の1拍毎に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記
憶されるとともにトレンド表示されるが、肯定された場
合には、ステップS8が実行されてフラグFの内容がチ
ルトアップ開始後において前記一定時間αを経過したこ
とを示す「1」に設定された後、ステップS9が実行さ
れる。
【0017】上記ステップS9においては、寝台10の
戻り回動が開始されて生体18の起立姿勢から水平姿勢
への復帰(以下、チルトダウンという)が開始される。
続くステップS10においては、チルトダウンが開始さ
れてから予め定められた一定時間βを経過したか否かが
判断される。この一定時間βは、図5に示すように、チ
ルトダウンが完了してから血圧値が略平衡に達し得る時
間を含んでおり、たとえば1〜1.5分程度の値に設定
される。ステップS10の判断が否定された場合には、
ステップS2以下が繰り返し実行されて圧脈波の1拍毎
に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記憶されるとと
もにトレンド表示される。このとき、ステップS5の判
断は肯定されるため、ステップS6乃至ステップS9は
スキップさせられる。
戻り回動が開始されて生体18の起立姿勢から水平姿勢
への復帰(以下、チルトダウンという)が開始される。
続くステップS10においては、チルトダウンが開始さ
れてから予め定められた一定時間βを経過したか否かが
判断される。この一定時間βは、図5に示すように、チ
ルトダウンが完了してから血圧値が略平衡に達し得る時
間を含んでおり、たとえば1〜1.5分程度の値に設定
される。ステップS10の判断が否定された場合には、
ステップS2以下が繰り返し実行されて圧脈波の1拍毎
に血圧値SYS,DIAが決定され且つ記憶されるとと
もにトレンド表示される。このとき、ステップS5の判
断は肯定されるため、ステップS6乃至ステップS9は
スキップさせられる。
【0018】上記ステップS10の判断が肯定された場
合には、ステップS11が実行されてプローブ26の圧
力室38内が排圧された後、ステップS12以下が実行
されることにより、図5に示すようにして、自律神経の
機能障害による起立性低血圧を生ずる生体18の姿勢を
水平姿勢と起立姿勢との間で変化させたときの血圧変化
曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数が決定される。
合には、ステップS11が実行されてプローブ26の圧
力室38内が排圧された後、ステップS12以下が実行
されることにより、図5に示すようにして、自律神経の
機能障害による起立性低血圧を生ずる生体18の姿勢を
水平姿勢と起立姿勢との間で変化させたときの血圧変化
曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数が決定される。
【0019】すなわち、まずステップS12において
は、生体18の姿勢を水平姿勢から起立姿勢へ変化させ
た後その起立姿勢から再び水平姿勢へ変化させたときの
最高血圧値SYSの変化曲線(以下、SYS変化曲線と
いう)の近似曲線CSYS および最低血圧値DIAの変化
曲線(以下、DIA変化曲線という)の近似曲線CDIA
がそれぞれ決定される。次のステップS13において
は、前記近似曲線CSYS のチルトアップによる血圧降下
開始点pでの接線aおよびチルトダウンによる血圧上昇
開始点qでの接線bがそれぞれ決定されるとともに、前
記近似曲線CDIA のチルトアップによる血圧降下開始点
rでの接線cおよびチルトダウンによる血圧上昇開始点
sでの接線dがそれぞれ決定される。
は、生体18の姿勢を水平姿勢から起立姿勢へ変化させ
た後その起立姿勢から再び水平姿勢へ変化させたときの
最高血圧値SYSの変化曲線(以下、SYS変化曲線と
いう)の近似曲線CSYS および最低血圧値DIAの変化
曲線(以下、DIA変化曲線という)の近似曲線CDIA
がそれぞれ決定される。次のステップS13において
は、前記近似曲線CSYS のチルトアップによる血圧降下
開始点pでの接線aおよびチルトダウンによる血圧上昇
開始点qでの接線bがそれぞれ決定されるとともに、前
記近似曲線CDIA のチルトアップによる血圧降下開始点
rでの接線cおよびチルトダウンによる血圧上昇開始点
sでの接線dがそれぞれ決定される。
【0020】続くステップS14においては、チルトア
ップにより最高血圧値SYSが降下して平衡に達した最
高血圧値を示す平衡血圧値線eおよびチルトダウンによ
り最高血圧値SYSが上昇して平衡に達した最高血圧値
を示す平衡血圧値線fが前記近似曲線CSYS に基づいて
それぞれ決定されるとともに、チルトアップにより最低
血圧値DIAが降下して平衡に達した最高血圧値を示す
平衡血圧値線gおよびチルトダウンにより最低血圧値D
IAが上昇して平衡に達した最高血圧値を示す平衡血圧
値線hが前記近似曲線CDIA に基づいてそれぞれ決定さ
れる。
ップにより最高血圧値SYSが降下して平衡に達した最
高血圧値を示す平衡血圧値線eおよびチルトダウンによ
り最高血圧値SYSが上昇して平衡に達した最高血圧値
を示す平衡血圧値線fが前記近似曲線CSYS に基づいて
それぞれ決定されるとともに、チルトアップにより最低
血圧値DIAが降下して平衡に達した最高血圧値を示す
平衡血圧値線gおよびチルトダウンにより最低血圧値D
IAが上昇して平衡に達した最高血圧値を示す平衡血圧
値線hが前記近似曲線CDIA に基づいてそれぞれ決定さ
れる。
【0021】次に、ステップS15においては、前記接
線aと平衡血圧値線eとの交点iに基づいてSYS変化
曲線の近似曲線CSYS のうちのチルトアップによる変化
部分の時定数TSYS1および前記接線bと平衡血圧値線f
との交点jに基づいて近似曲線CSYS のうちのチルトダ
ウンによる変化部分の時定数TSYS2がそれぞれ決定され
るとともに、前記接線cと平衡血圧値線gとの交点kに
基づいてDIA変化曲線の近似曲線CDIA のうちのチル
トアップによる変化部分の時定数TDIA1および前記接線
dと平衡血圧値線hとの交点lに基づいて近似曲線C
DIA のうちのチルトダウンによる変化部分の時定数T
DIA2がそれぞれ決定される。
線aと平衡血圧値線eとの交点iに基づいてSYS変化
曲線の近似曲線CSYS のうちのチルトアップによる変化
部分の時定数TSYS1および前記接線bと平衡血圧値線f
との交点jに基づいて近似曲線CSYS のうちのチルトダ
ウンによる変化部分の時定数TSYS2がそれぞれ決定され
るとともに、前記接線cと平衡血圧値線gとの交点kに
基づいてDIA変化曲線の近似曲線CDIA のうちのチル
トアップによる変化部分の時定数TDIA1および前記接線
dと平衡血圧値線hとの交点lに基づいて近似曲線C
DIA のうちのチルトダウンによる変化部分の時定数T
DIA2がそれぞれ決定される。
【0022】上記の時定数TSYS1,TSYS2,TDIA1,T
DIA2は生体18の自律神経の失調度合をそれぞれ定量的
に表すものである。なお、上記SYS変化曲線の近似曲
線CSYS のうちのチルトアップによる変化部分およびチ
ルトダウンによる変化部分、および上記DIA変化曲線
の近似曲線CDIA のうちのチルトアップによる変化部分
およびチルトダウンによる変化部分は、それぞれ数式1
に示す一次遅れ伝達関数として表される。数式1におい
て、xは血圧値、A1 は平衡血圧値、tは血圧降下開始
時点あるいは血圧上昇開始時点からの経過時間、Tは時
定数であり、tがゼロのときの血圧値xである(A1 +
A2 )は初期血圧値を表しているとともに、A2 はチル
トアップのときは正の値となり、チルトダウンのときは
負の値となる。
DIA2は生体18の自律神経の失調度合をそれぞれ定量的
に表すものである。なお、上記SYS変化曲線の近似曲
線CSYS のうちのチルトアップによる変化部分およびチ
ルトダウンによる変化部分、および上記DIA変化曲線
の近似曲線CDIA のうちのチルトアップによる変化部分
およびチルトダウンによる変化部分は、それぞれ数式1
に示す一次遅れ伝達関数として表される。数式1におい
て、xは血圧値、A1 は平衡血圧値、tは血圧降下開始
時点あるいは血圧上昇開始時点からの経過時間、Tは時
定数であり、tがゼロのときの血圧値xである(A1 +
A2 )は初期血圧値を表しているとともに、A2 はチル
トアップのときは正の値となり、チルトダウンのときは
負の値となる。
【0023】
【数1】x=A1 +A2 ・exp(−t/T)
【0024】次に、ステップS16が実行されることに
より、ステップS15で決定された時定数TSYS1,T
SYS2,TDIA1,TDIA2が表示・記録装置50にそれぞれ
表示され且つ記録されるとともに、ステップS17が実
行されて前記フラグFの内容がクリアされた後終了させ
られる。本実施例においては、上記プローブ26,流体
供給源40,調圧弁42,および制御装置48(より正
確には制御装置48のうちの上記ステップS1乃至ステ
ップS3などを実行するための部分)が血圧測定手段を
構成するとともに、制御装置48、より正確には制御装
置48のうちの上記ステップS12乃至ステップS15
を実行するための部分が時定数決定手段を構成する。
より、ステップS15で決定された時定数TSYS1,T
SYS2,TDIA1,TDIA2が表示・記録装置50にそれぞれ
表示され且つ記録されるとともに、ステップS17が実
行されて前記フラグFの内容がクリアされた後終了させ
られる。本実施例においては、上記プローブ26,流体
供給源40,調圧弁42,および制御装置48(より正
確には制御装置48のうちの上記ステップS1乃至ステ
ップS3などを実行するための部分)が血圧測定手段を
構成するとともに、制御装置48、より正確には制御装
置48のうちの上記ステップS12乃至ステップS15
を実行するための部分が時定数決定手段を構成する。
【0025】このように本実施例の自律神経失調度測定
装置によれば、生体18の姿勢を水平姿勢と45°の起
立姿勢との間で変化させることにより得られた生体18
の血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数に基づ
いて自律神経の失調度合を定量的に測定することができ
るので、たとえば、自律神経の機能障害による起立性低
血圧を改善するために生体18に薬剤を投与した場合に
は、上記時定数に基づいて定量的に測定された自律神経
の失調度合の変化を見ることにより、その薬剤による起
立性低血圧改善効果を客観的に判断することができる。
ここで、図6および図7は、上記薬剤としてたとえばノ
ルアドレナリンの前駆物質であるL-threo-3,4-dihydrox
yphenylserine(L-DOPS) を使用した場合において、その
薬剤L-DOPSの1日当たりの投与量の変化による時定数の
変化の一例をそれぞれ示しており、図6はチルトアップ
時の時定数TSYS1,TDIA1の変化を示し、図7はチルト
ダウン時の時定数TSYS2,TDIA2の変化を示す。図6に
おいて、チルトアップ時の時定数TSYS1,TDIA1は薬剤
L-DOPSの投与量が増大するに連れてそれぞれ大きくなっ
ており、薬剤L-DOPSの投与量が増大するに伴ってチルト
アップによる血圧低下が抑制されていることが定量的に
示されているとともに、図7において、チルトダウン時
の時定数TSYS2,TDIA2は薬剤L-DOPSの投与量が増大す
るに連れてそれぞれ小さくなっており、薬剤L-DOPSの投
与量が増大するに伴ってチルトダウンによる血圧の復帰
が促進されていることが定量的に示されている。これに
より、薬剤L-DOPSによる起立性低血圧改善効果を客観的
に判断することができるのである。
装置によれば、生体18の姿勢を水平姿勢と45°の起
立姿勢との間で変化させることにより得られた生体18
の血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数に基づ
いて自律神経の失調度合を定量的に測定することができ
るので、たとえば、自律神経の機能障害による起立性低
血圧を改善するために生体18に薬剤を投与した場合に
は、上記時定数に基づいて定量的に測定された自律神経
の失調度合の変化を見ることにより、その薬剤による起
立性低血圧改善効果を客観的に判断することができる。
ここで、図6および図7は、上記薬剤としてたとえばノ
ルアドレナリンの前駆物質であるL-threo-3,4-dihydrox
yphenylserine(L-DOPS) を使用した場合において、その
薬剤L-DOPSの1日当たりの投与量の変化による時定数の
変化の一例をそれぞれ示しており、図6はチルトアップ
時の時定数TSYS1,TDIA1の変化を示し、図7はチルト
ダウン時の時定数TSYS2,TDIA2の変化を示す。図6に
おいて、チルトアップ時の時定数TSYS1,TDIA1は薬剤
L-DOPSの投与量が増大するに連れてそれぞれ大きくなっ
ており、薬剤L-DOPSの投与量が増大するに伴ってチルト
アップによる血圧低下が抑制されていることが定量的に
示されているとともに、図7において、チルトダウン時
の時定数TSYS2,TDIA2は薬剤L-DOPSの投与量が増大す
るに連れてそれぞれ小さくなっており、薬剤L-DOPSの投
与量が増大するに伴ってチルトダウンによる血圧の復帰
が促進されていることが定量的に示されている。これに
より、薬剤L-DOPSによる起立性低血圧改善効果を客観的
に判断することができるのである。
【0026】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0027】たとえば、前記実施例では、生体18の姿
勢を変化させたときの血圧変化曲線の近似曲線が表す一
次遅れ伝達関数の時定数は初期血圧値における接線と平
衡血圧値線との交点に基づいて決定されているが、初期
血圧値から平衡血圧値に至る変化の63.2%値に対応
する近似曲線上の点に基づいて時定数を決定するように
してもよい。
勢を変化させたときの血圧変化曲線の近似曲線が表す一
次遅れ伝達関数の時定数は初期血圧値における接線と平
衡血圧値線との交点に基づいて決定されているが、初期
血圧値から平衡血圧値に至る変化の63.2%値に対応
する近似曲線上の点に基づいて時定数を決定するように
してもよい。
【0028】また、平衡血圧値(前記数式1におけるA
1 に相当),初期血圧値(数式1におけるtがゼロのと
きのA1 +A2 に相当)、およびそれら両血圧値の間の
任意の時間における血圧値の3つの血圧値に基づいて数
式1のA2 および時定数Tを決定するように構成するこ
ともできるし、あるいは、それら初期血圧値および平衡
血圧値を用いないで、数式1に示す一次遅れ伝達関数か
ら、血圧変化過程において求められた任意の3つの血圧
値に基づいて近似曲線の時定数が求められてもよい。こ
れらの場合には、上記3つの血圧値をカフを備えた血圧
測定装置などにより測定することも可能である。
1 に相当),初期血圧値(数式1におけるtがゼロのと
きのA1 +A2 に相当)、およびそれら両血圧値の間の
任意の時間における血圧値の3つの血圧値に基づいて数
式1のA2 および時定数Tを決定するように構成するこ
ともできるし、あるいは、それら初期血圧値および平衡
血圧値を用いないで、数式1に示す一次遅れ伝達関数か
ら、血圧変化過程において求められた任意の3つの血圧
値に基づいて近似曲線の時定数が求められてもよい。こ
れらの場合には、上記3つの血圧値をカフを備えた血圧
測定装置などにより測定することも可能である。
【0029】また、前記実施例では、自律神経の失調度
合を定量的に表す時定数の変化を見ることにより薬剤に
よる起立性低血圧改善効果を客観的に判断できると説明
したが、予め時定数の大きさを所定範囲毎に段階的に区
分しておき、実際の時定数が属する範囲を示す値の変化
を見ることにより薬剤の効果を判断するようにしてもよ
い。この実際の時定数が属する範囲を示す値も自律神経
の失調度合を定量的に表すことから、薬剤の効果を客観
的に判断できる。
合を定量的に表す時定数の変化を見ることにより薬剤に
よる起立性低血圧改善効果を客観的に判断できると説明
したが、予め時定数の大きさを所定範囲毎に段階的に区
分しておき、実際の時定数が属する範囲を示す値の変化
を見ることにより薬剤の効果を判断するようにしてもよ
い。この実際の時定数が属する範囲を示す値も自律神経
の失調度合を定量的に表すことから、薬剤の効果を客観
的に判断できる。
【0030】また、前記実施例では、SYS変化曲線お
よびDIA変化曲線の時定数がチルトアップ時およびチ
ルトダウン時においてそれぞれ決定されているが、SY
S変化曲線およびDIA変化曲線の何れか一方の時定数
を決定するものであってもよいし、平均血圧変化曲線の
時定数を決定するものであってもよいし、あるいは、チ
ルトアップ時およびチルトダウン時の何れか一方におい
て時定数を決定するものであってもよい。
よびDIA変化曲線の時定数がチルトアップ時およびチ
ルトダウン時においてそれぞれ決定されているが、SY
S変化曲線およびDIA変化曲線の何れか一方の時定数
を決定するものであってもよいし、平均血圧変化曲線の
時定数を決定するものであってもよいし、あるいは、チ
ルトアップ時およびチルトダウン時の何れか一方におい
て時定数を決定するものであってもよい。
【0031】また、前記実施例では、今回決定した時定
数だけを表示し且つ記録するように構成されているが、
必ずしもその必要はなく、たとえば、薬剤の投与量を変
える毎に求めた複数の時定数をその薬剤の投与量と共に
生体毎に記憶しておき、それら複数の時定数を前記図6
および図7に示すように二次元座標上に表示し且つ記録
するようにしてもよいし、あるいは、所定時間毎に求め
た複数の時定数を生体毎に順次記憶しておき、それら複
数の時定数を時定数の大きさを示す軸と時間軸との二次
元座標上に表示し且つ記録するようにしてもよい。
数だけを表示し且つ記録するように構成されているが、
必ずしもその必要はなく、たとえば、薬剤の投与量を変
える毎に求めた複数の時定数をその薬剤の投与量と共に
生体毎に記憶しておき、それら複数の時定数を前記図6
および図7に示すように二次元座標上に表示し且つ記録
するようにしてもよいし、あるいは、所定時間毎に求め
た複数の時定数を生体毎に順次記憶しておき、それら複
数の時定数を時定数の大きさを示す軸と時間軸との二次
元座標上に表示し且つ記録するようにしてもよい。
【0032】また、前記実施例では、寝台15により生
体18の姿勢が水平姿勢(第1姿勢)と45°での起立
姿勢(第2姿勢)との間で変化させられるように構成さ
れているが、寝台15により変化させられる生体18の
第1姿勢は比較的小さな角度で傾斜した姿勢であっても
よいし、第2姿勢は45°以外の所定角度で起立した姿
勢であっても差し支えない。
体18の姿勢が水平姿勢(第1姿勢)と45°での起立
姿勢(第2姿勢)との間で変化させられるように構成さ
れているが、寝台15により変化させられる生体18の
第1姿勢は比較的小さな角度で傾斜した姿勢であっても
よいし、第2姿勢は45°以外の所定角度で起立した姿
勢であっても差し支えない。
【0033】また、前記実施例では、寝台15を備えた
姿勢変化装置10により生体18の姿勢を変化させたと
きの血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数が決
定されるように構成されているが、必ずしもその必要は
なく、たとえば、生体が椅子に腰掛けた姿勢から立ち上
がったときの血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時
定数を決定することにより、その生体の自律神経の失調
度合を測定することもできる。
姿勢変化装置10により生体18の姿勢を変化させたと
きの血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時定数が決
定されるように構成されているが、必ずしもその必要は
なく、たとえば、生体が椅子に腰掛けた姿勢から立ち上
がったときの血圧変化曲線が表す一次遅れ伝達関数の時
定数を決定することにより、その生体の自律神経の失調
度合を測定することもできる。
【0034】また、前記実施例では、面圧センサ36の
最適押圧力を決定してその最適押圧力において逐次検出
される圧脈波に基づいて血圧値が決定されているが、必
ずしもその必要はなく、面圧センサ36を予め定められ
た所定の押圧力にホールドしてその押圧力で逐次検出さ
れる圧脈波に基づいて血圧値を決定するように構成する
こともできる。
最適押圧力を決定してその最適押圧力において逐次検出
される圧脈波に基づいて血圧値が決定されているが、必
ずしもその必要はなく、面圧センサ36を予め定められ
た所定の押圧力にホールドしてその押圧力で逐次検出さ
れる圧脈波に基づいて血圧値を決定するように構成する
こともできる。
【0035】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】生体の姿勢を変化させる装置の一例を示す図で
ある。
ある。
【図3】本発明の自律神経失調度測定装置の一例を示す
図であって、構成を示すブロック線図である。
図であって、構成を示すブロック線図である。
【図4】図3の装置の作動を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】生体の姿勢を水平姿勢と45°の起立姿勢との
間で変化させたときの血圧値の変化の一例を示す図であ
って、時定数の求め方を説明するための図である。
間で変化させたときの血圧値の変化の一例を示す図であ
って、時定数の求め方を説明するための図である。
【図6】薬剤の投与量の変化によるチルトアップ時の時
定数の変化の一例を示す図である。
定数の変化の一例を示す図である。
【図7】薬剤の投与量の変化によるチルトダウン時の時
定数の変化の一例を示す図である。
定数の変化の一例を示す図である。
18 生体 {26 プローブ,40 流体供給源,42 調圧弁,
48 制御装置}血圧測定手段 48 制御装置(時定数決定手段)
48 制御装置}血圧測定手段 48 制御装置(時定数決定手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 生体の自律神経の失調度合を定量的に測
定するための自律神経失調度測定装置であって、 前記生体の姿勢が所定の第1姿勢と該第1姿勢より起立
した第2姿勢との間で変化したことに関連して変化する
該生体の血圧値を複数回測定する血圧測定手段と、 前記自律神経の失調度合を定量的に測定するために、前
記生体の姿勢が変化したときの血圧変化曲線を一次遅れ
伝達関数と仮定し、前記血圧測定手段によって得られた
複数個の血圧値に基づいて該一次遅れ伝達関数の時定数
を決定する時定数決定手段とを含むことを特徴とする自
律神経失調度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04037013A JP3143190B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 自律神経失調度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04037013A JP3143190B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 自律神経失調度測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200030A true JPH05200030A (ja) | 1993-08-10 |
| JP3143190B2 JP3143190B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=12485795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04037013A Expired - Fee Related JP3143190B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 自律神経失調度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3143190B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1340454A2 (en) | 2002-02-19 | 2003-09-03 | Colin Corporation | Apparatus for evaluating the function of the autonomic nervous system |
| JP2006102265A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Terumo Corp | 自律神経機能評価装置および評価方法 |
| JP2007517565A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | ダイアログ デヴァイシーズ リミテッド | 被験者の末梢血液循環を評価するためのシステム又は方法 |
| US7361148B2 (en) | 2003-01-24 | 2008-04-22 | Colin Medical Techology Corporation | Cuff volumetric pulse wave obtaining apparatus, cuff volumetric pulse wave analyzing apparatus, pressure pulse wave obtaining apparatus, and pressure pulse wave analyzing apparatus |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP04037013A patent/JP3143190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1340454A2 (en) | 2002-02-19 | 2003-09-03 | Colin Corporation | Apparatus for evaluating the function of the autonomic nervous system |
| US6669645B2 (en) | 2002-02-19 | 2003-12-30 | Colin Corporation | Autonomic-nerve-function evaluating apparatus |
| EP1340454A3 (en) * | 2002-02-19 | 2004-02-04 | Colin Corporation | Apparatus for evaluating the function of the autonomic nervous system |
| US7361148B2 (en) | 2003-01-24 | 2008-04-22 | Colin Medical Techology Corporation | Cuff volumetric pulse wave obtaining apparatus, cuff volumetric pulse wave analyzing apparatus, pressure pulse wave obtaining apparatus, and pressure pulse wave analyzing apparatus |
| JP2007517565A (ja) * | 2004-01-08 | 2007-07-05 | ダイアログ デヴァイシーズ リミテッド | 被験者の末梢血液循環を評価するためのシステム又は方法 |
| JP2006102265A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Terumo Corp | 自律神経機能評価装置および評価方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3143190B2 (ja) | 2001-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH01242031A (ja) | 血圧測定装置 | |
| JP3587798B2 (ja) | 連続血圧監視装置 | |
| JP2664979B2 (ja) | 血圧モニタ用押圧力制御装置 | |
| JP3426577B2 (ja) | 自動血圧測定装置 | |
| JPH04367648A (ja) | 血圧監視装置 | |
| JPH021220A (ja) | 血圧モニタ装置用トランスジューサー位置制御装置 | |
| JPH0511845Y2 (ja) | ||
| US5590661A (en) | Blood pressure measuring apparatus | |
| JPH01126206U (ja) | ||
| JP3143190B2 (ja) | 自律神経失調度測定装置 | |
| JPH03231629A (ja) | 血圧記録装置 | |
| FR2892915A3 (fr) | Tensiometre apte a fixer des valeurs de pression sanguine standard definies par l'utilisateur | |
| JP3495344B2 (ja) | 圧脈波検出装置 | |
| JP2017164301A (ja) | 血圧脈波測定装置 | |
| EP1410757A1 (en) | Vital-information obtaining apparatus | |
| JPH0538332A (ja) | 動脈硬化度測定装置 | |
| JPH01214339A (ja) | 血圧モニタ装置 | |
| JP3002595B2 (ja) | 血圧モニタ装置 | |
| JPH0554339B2 (ja) | ||
| JP3002600B2 (ja) | 血圧モニタ装置 | |
| JP3115430B2 (ja) | 脈波検出装置 | |
| JP3975604B2 (ja) | 動脈硬化度測定装置 | |
| JPH0684Y2 (ja) | 脈波検出装置 | |
| JPH0538331A (ja) | 動脈硬化度測定装置 | |
| JPH0529453B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| S803 | Written request for registration of cancellation of provisional registration |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313803 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |