JPH05200293A - 水素化精製用触媒 - Google Patents
水素化精製用触媒Info
- Publication number
- JPH05200293A JPH05200293A JP4010527A JP1052792A JPH05200293A JP H05200293 A JPH05200293 A JP H05200293A JP 4010527 A JP4010527 A JP 4010527A JP 1052792 A JP1052792 A JP 1052792A JP H05200293 A JPH05200293 A JP H05200293A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cobalt
- molybdenum
- catalyst
- hydrorefining
- alumina
- Prior art date
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- Pending
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- Catalysts (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】硫黄化合物を含有する粗ナフタリン油からナフ
タリンを極力損失せずに、すなわち、核水素化によるテ
トラリンの生成を抑制しつつ、硫黄化合物を実質的に除
去することができる触媒の提供。 【構成】γ−アルミナを担体とし、触媒活性成分として
コバルトおよびモリブデンをそれぞれ0.4〜15%
(CoO換算)、1〜25%(MoO3 換算)含有し、
かつコバルト/モリブデン比(重量)が0.20〜0.
75である水素化精製用触媒。ここで、γ−アルミナを
担体とするコバルト−モリブデン系触媒の性状が、比表
面積100〜300m2 /g、細孔容積0.4〜0.7
cc/g、細孔直径70〜200Åの範囲であるのが好
ましく、使用時に予備硫黄化しておくのがよい。
タリンを極力損失せずに、すなわち、核水素化によるテ
トラリンの生成を抑制しつつ、硫黄化合物を実質的に除
去することができる触媒の提供。 【構成】γ−アルミナを担体とし、触媒活性成分として
コバルトおよびモリブデンをそれぞれ0.4〜15%
(CoO換算)、1〜25%(MoO3 換算)含有し、
かつコバルト/モリブデン比(重量)が0.20〜0.
75である水素化精製用触媒。ここで、γ−アルミナを
担体とするコバルト−モリブデン系触媒の性状が、比表
面積100〜300m2 /g、細孔容積0.4〜0.7
cc/g、細孔直径70〜200Åの範囲であるのが好
ましく、使用時に予備硫黄化しておくのがよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粗ナフタリン油の水素化
精製において、核水素化によるテトラリン生成を生じる
ことなく硫黄化合物を効果的に低減する水素化処理触媒
に関する。
精製において、核水素化によるテトラリン生成を生じる
ことなく硫黄化合物を効果的に低減する水素化処理触媒
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナフタリンのような炭化水素油の
水素化精製(脱硫)法として元素周期律表第VI族および
第VIII族金属またはその化合物を含有する触媒の存在下
に炭化水素留分を広範囲の高められた水素圧および温度
下に水素処理することから成る水素化脱硫に関する多数
の文献がある。しかし、粗ナフタリン油の水素化脱硫に
おいては従来法では例えば300℃、30kg/cm2G とい
った高温、高水素圧下で脱硫反応を行なうため、核水素
化によるテトラリンの生成(約7〜10%)が起こり、
目的物の収率低下と、消費水素の増加によるコストアッ
プという問題点を有している。従来の触媒系では炭化水
素油の水素化精製反応において核水素化、脱硫など各種
の反応が同時に併発しており、経済性の面から目的生成
物を効率よく得られる新しい触媒の開発が強く望まれる
に至った。
水素化精製(脱硫)法として元素周期律表第VI族および
第VIII族金属またはその化合物を含有する触媒の存在下
に炭化水素留分を広範囲の高められた水素圧および温度
下に水素処理することから成る水素化脱硫に関する多数
の文献がある。しかし、粗ナフタリン油の水素化脱硫に
おいては従来法では例えば300℃、30kg/cm2G とい
った高温、高水素圧下で脱硫反応を行なうため、核水素
化によるテトラリンの生成(約7〜10%)が起こり、
目的物の収率低下と、消費水素の増加によるコストアッ
プという問題点を有している。従来の触媒系では炭化水
素油の水素化精製反応において核水素化、脱硫など各種
の反応が同時に併発しており、経済性の面から目的生成
物を効率よく得られる新しい触媒の開発が強く望まれる
に至った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は有機硫
黄化合物を含有する粗ナフタリン油からナフタリンを極
力損失せずに、すなわち、核水素化によるテトラリンの
生成を抑制しつつ、有機硫黄化合物を実質的に除去する
ことにより、硫黄含有量の少ないナフタリン原料(精製
ナフタリンあるいは無水フタル酸原料用)を得ることが
できる水素化精製用触媒を提供することにある。
黄化合物を含有する粗ナフタリン油からナフタリンを極
力損失せずに、すなわち、核水素化によるテトラリンの
生成を抑制しつつ、有機硫黄化合物を実質的に除去する
ことにより、硫黄含有量の少ないナフタリン原料(精製
ナフタリンあるいは無水フタル酸原料用)を得ることが
できる水素化精製用触媒を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のよう
な問題点を解決するために研究を行ない、従来とは異な
る組成および性状のコバルト−モリブデン−アルミナ系
触媒を用いて粗ナフタリン油の水素化精製を行なうこと
により、目的生成物の損失が少なく、しかも硫黄化合物
を効率よく除去できることを見出し、本発明を完成し
た。
な問題点を解決するために研究を行ない、従来とは異な
る組成および性状のコバルト−モリブデン−アルミナ系
触媒を用いて粗ナフタリン油の水素化精製を行なうこと
により、目的生成物の損失が少なく、しかも硫黄化合物
を効率よく除去できることを見出し、本発明を完成し
た。
【0005】すなわち、本発明は、γ−アルミナを担体
とし、触媒活性成分としてコバルトおよびモリブデンを
それぞれ0.4〜15%(CoO換算)、1〜25%
(MoO3 換算)含有し、かつコバルト/モリブデン比
(重量)が0.20〜0.75であることを特徴とする
水素化精製用触媒を提供するものである。
とし、触媒活性成分としてコバルトおよびモリブデンを
それぞれ0.4〜15%(CoO換算)、1〜25%
(MoO3 換算)含有し、かつコバルト/モリブデン比
(重量)が0.20〜0.75であることを特徴とする
水素化精製用触媒を提供するものである。
【0006】ここで、γ−アルミナを担体とするコバル
ト−モリブデン系触媒の性状が、比表面積100〜30
0m2 /g、細孔容積0.4〜0.7cc/g、細孔直
径70〜200Åの範囲であるのが好ましい。また、こ
の触媒は予め硫化処理されているのが好ましい。
ト−モリブデン系触媒の性状が、比表面積100〜30
0m2 /g、細孔容積0.4〜0.7cc/g、細孔直
径70〜200Åの範囲であるのが好ましい。また、こ
の触媒は予め硫化処理されているのが好ましい。
【0007】
【作用】以下に本発明をさらに詳細に説明する。本発明
は硫黄化合物を含有する炭化水素油、特に粗ナフタリン
油を水素化精製処理するための触媒を提供するものであ
る。本発明者らは、炭化水素の水素化精製触媒として適
当と考えられるγ−アルミナを担体としてコバルト、モ
リブデン等の活性金属を組成を変えて担持した触媒を試
作し種々試験を行なった。この結果、粗ナフタリン油の
水素化精製において極めて高い反応選択性を得ることが
できることがわかった。
は硫黄化合物を含有する炭化水素油、特に粗ナフタリン
油を水素化精製処理するための触媒を提供するものであ
る。本発明者らは、炭化水素の水素化精製触媒として適
当と考えられるγ−アルミナを担体としてコバルト、モ
リブデン等の活性金属を組成を変えて担持した触媒を試
作し種々試験を行なった。この結果、粗ナフタリン油の
水素化精製において極めて高い反応選択性を得ることが
できることがわかった。
【0008】本発明の触媒はγ−アルミナを担体とし、
これにコバルトおよびモリブデンを担持させたもので、
それぞれの担持量としてはCoO換算で0.4〜15
%、MoO3 換算で1〜25%とするのが好ましい。
これにコバルトおよびモリブデンを担持させたもので、
それぞれの担持量としてはCoO換算で0.4〜15
%、MoO3 換算で1〜25%とするのが好ましい。
【0009】本発明の触媒においては、上述した活性金
属の含有量に加えて、コバルト/モリブデン比(重量)
0.20〜0.75にする必要がある。そして、さら
に、比表面積100〜300m2 /g、細孔容積0.4
〜0.7cc/g、細孔直径70〜200Åの物性を有
するようにするのが好適である。
属の含有量に加えて、コバルト/モリブデン比(重量)
0.20〜0.75にする必要がある。そして、さら
に、比表面積100〜300m2 /g、細孔容積0.4
〜0.7cc/g、細孔直径70〜200Åの物性を有
するようにするのが好適である。
【0010】本発明の触媒は一般的な含浸法あるいは混
練法などにより前記γ−アルミナ担体にコバルト、モリ
ブデンなどの金属を担持させればよく、通常硫化状態で
用いられることになる。この場合、各種の硫化処理を行
なう。硫化処理としては、実施例に述べられているよう
なH2 S含有水素ガス中での処理、あるいはジメチルス
ルフィド含有水素ガス中での処理などを挙げることがで
きる。
練法などにより前記γ−アルミナ担体にコバルト、モリ
ブデンなどの金属を担持させればよく、通常硫化状態で
用いられることになる。この場合、各種の硫化処理を行
なう。硫化処理としては、実施例に述べられているよう
なH2 S含有水素ガス中での処理、あるいはジメチルス
ルフィド含有水素ガス中での処理などを挙げることがで
きる。
【0011】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて具体的に詳
細に説明する。
細に説明する。
【0012】(実施例1)表1に示す触媒組成および性
状を有する触媒A,BおよびCについて、マイクロオー
トクレーブ(内容積50ml)を用いて粗ナフタリン油
の水素化精製反応を行なった。触媒は反応に先立って5
%H2 S/H2 気流中300℃で3時間予備硫化を行な
った。反応条件は下記の通りである。 原料 粗ナフタリン油10g 触媒量 1g H2 初圧 20Kg/cm2G 反応温度 285℃ 反応時間 2hr 反応終了後、反応生成物を分析し、その結果を表2に示
す。なお、原料の粗ナフタリン油の組成はナフタリン9
7%、ベンゾチオフェン3%、テトラリンおよびエチル
ベンゼントレースであった。表2に示す結果から、本発
明例ではテトラリンの生成が少なく、効率よく脱硫され
ていることがわかる。
状を有する触媒A,BおよびCについて、マイクロオー
トクレーブ(内容積50ml)を用いて粗ナフタリン油
の水素化精製反応を行なった。触媒は反応に先立って5
%H2 S/H2 気流中300℃で3時間予備硫化を行な
った。反応条件は下記の通りである。 原料 粗ナフタリン油10g 触媒量 1g H2 初圧 20Kg/cm2G 反応温度 285℃ 反応時間 2hr 反応終了後、反応生成物を分析し、その結果を表2に示
す。なお、原料の粗ナフタリン油の組成はナフタリン9
7%、ベンゾチオフェン3%、テトラリンおよびエチル
ベンゼントレースであった。表2に示す結果から、本発
明例ではテトラリンの生成が少なく、効率よく脱硫され
ていることがわかる。
【0013】
【表1】
【0014】
【0015】
【発明の効果】本発明の触媒を用いれば、粗ナフタリン
油の水素化精製において目的生成物の損失が少なく、し
かも硫黄化合物を効率よく除去できるため水素化精製以
降の工程を経済的に運用する上で非常に有利である。
油の水素化精製において目的生成物の損失が少なく、し
かも硫黄化合物を効率よく除去できるため水素化精製以
降の工程を経済的に運用する上で非常に有利である。
Claims (3)
- 【請求項1】γ−アルミナを担体とし、触媒活性成分と
してコバルトおよびモリブデンをそれぞれ0.4〜15
%(CoO換算)、1〜25%(MoO3 換算)含有
し、かつコバルト/モリブデン比(重量)が0.20〜
0.75であることを特徴とする水素化精製用触媒。 - 【請求項2】γ−アルミナを担体とするコバルト−モリ
ブデン系触媒の性状が、比表面積100〜300m2 /
g、細孔容積0.4〜0.7cc/g、細孔直径70〜
200Åの範囲である請求項1に記載の水素化精製用触
媒。 - 【請求項3】予め硫化処理してなる請求項1または2に
記載の水素化精製用触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010527A JPH05200293A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 水素化精製用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010527A JPH05200293A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 水素化精製用触媒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200293A true JPH05200293A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11752726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4010527A Pending JPH05200293A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 水素化精製用触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05200293A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004516917A (ja) * | 2000-07-10 | 2004-06-10 | トタル、フイナ、エルフ、フランス | 塊状硫酸塩化ジルコニアをベースとする酸性触媒の製法、この方法によって得られる触媒およびその利用法 |
| KR100636432B1 (ko) * | 2000-09-25 | 2006-10-18 | 차이나 페트로리움 앤드 케미컬 코포레이션 | 보호 촉매 및 이의 제조 방법 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52145410A (en) * | 1976-05-12 | 1977-12-03 | Exxon Research Engineering Co | Hydrogenation desulfurization method of hydrocarbon supply material |
| JPS5323303A (en) * | 1976-08-13 | 1978-03-03 | Mobil Oil | Hydrogenation demetalization desulfurization activated catalyst and method of treating hydrocarbon residual oil using same |
| JPH03275142A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Cosmo Sogo Kenkyusho:Kk | 炭化水素油用水素化脱硫触媒組成物およびその製法ならびにそれを用いる水素化脱硫法 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4010527A patent/JPH05200293A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52145410A (en) * | 1976-05-12 | 1977-12-03 | Exxon Research Engineering Co | Hydrogenation desulfurization method of hydrocarbon supply material |
| JPS5323303A (en) * | 1976-08-13 | 1978-03-03 | Mobil Oil | Hydrogenation demetalization desulfurization activated catalyst and method of treating hydrocarbon residual oil using same |
| JPH03275142A (ja) * | 1990-03-23 | 1991-12-05 | Cosmo Sogo Kenkyusho:Kk | 炭化水素油用水素化脱硫触媒組成物およびその製法ならびにそれを用いる水素化脱硫法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004516917A (ja) * | 2000-07-10 | 2004-06-10 | トタル、フイナ、エルフ、フランス | 塊状硫酸塩化ジルコニアをベースとする酸性触媒の製法、この方法によって得られる触媒およびその利用法 |
| KR100636432B1 (ko) * | 2000-09-25 | 2006-10-18 | 차이나 페트로리움 앤드 케미컬 코포레이션 | 보호 촉매 및 이의 제조 방법 |
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| JPH0361491B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990302 |