JPH05200368A - 洗浄システム機構 - Google Patents

洗浄システム機構

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Publication number
JPH05200368A
JPH05200368A JP3276492A JP3276492A JPH05200368A JP H05200368 A JPH05200368 A JP H05200368A JP 3276492 A JP3276492 A JP 3276492A JP 3276492 A JP3276492 A JP 3276492A JP H05200368 A JPH05200368 A JP H05200368A
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JP
Japan
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liquid
degreasing
water
liquid tank
air
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Withdrawn
Application number
JP3276492A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Katsuura
昭 勝浦
Kiyoshi Katsuura
潔 勝浦
Naoo Kimura
直雄 木村
Shigenobu Sakata
重信 阪田
Tetsuya Kikuhara
哲也 菊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATSUURA ENJINIA SERVICE KK
Olympus Corp
Original Assignee
KATSUURA ENJINIA SERVICE KK
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フロンやトリクロロエタン等の塩素系有機溶剤
を使用しない無公害の洗浄システム機構を提供する。 【構成】五つの脱脂槽2a…2eからなる脱脂装置1
と、三つの水洗槽21a…21cからなる水洗装置20
と、二つの脱水槽31a,31bからなる脱水装置30
と、一つの乾燥槽41を有する乾燥装置40とを備えて
なる洗浄システム機構である。そして、脱脂槽2a…2
e内に、ジュクロシステム液を収納し、一方、脱水槽3
1a,31b内に、ウォーターストップフィルターと、
先端側に行くに従い幅狭になるように形成したノズル孔
を有するエアー吹付用ノズルとを配設し、更に、乾燥槽
41内にOCH−S、又はOCH−Cを収納するととも
に、先端側に行くに従い幅狭になるように形成したノズ
ル孔を有するエアー吹付用ノズルと加熱手段とを備えた
温風吹き付け装置を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の金属製品、各種
の樹脂製品、あるいはガラスレンズ、プリント基板・電
装部品等の工業製品の洗浄機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工業製品の洗浄に際しては、フロ
ン、あるいはトリクロロエタン等の塩素系有機溶剤が用
いられていた。しかし、フロンやトリクロロエタン等の
使用は大気中のオゾン層の破壊の原因になるとされ、全
世界での使用が全面的に禁止される方向にある。このた
め、フロンやトリクロロエタン等の塩素系有機溶剤の代
替品の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実情
に鑑み提案されたものでその目的とするところは、フロ
ンやトリクロロエタン等の塩素系有機溶剤を使用しない
無公害の洗浄システム機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】フロン代替品として、O
CH−S,OCH−Cといわれる非フロン無公害乾燥
液、あるいはジュクロシステム液といわれる無公害の脱
脂溶液がオリンパス光学(株)社と(株)ケミカルテク
ノロジー社との共同開発によって提案されるに至ってい
る。そこで、本出願人は、これらの非フロン無公害乾燥
液、及びジュクロシステム液を利用することにより本発
明を完成した。
【0005】本発明は、以下の特徴を有するの洗浄シス
テム機構を提供することにより上記課題を解決する。本
発明の洗浄システム機構は、脱脂装置と、水洗装置と、
脱水装置と、乾燥装置とを備える。脱脂装置は、植物性
天然高分子を主成分とする脱脂液を収納した脱脂槽を有
する。そして、この脱脂槽はジュクロ液によって被洗浄
物を脱脂洗浄するものである。水洗装置は、水を収納し
た水洗液槽を有する。そして、この水洗液槽は脱脂装置
によって脱脂した被洗浄物を水洗するものである。脱水
装置は、脱水液を収納した脱水液槽を有する。そして、
この脱水液槽は水洗装置によって水洗した被洗浄物を脱
水するものである。乾燥装置は、植物性天然高分子を主
成分とする乾燥液を収納した乾燥用槽と、熱風吹き付け
装置とを有する。又、この温風吹き付け装置は乾燥液に
侵漬されることによって乾燥液の付着した被洗浄物を乾
燥するものである。そして、この温風吹き付け装置によ
って被洗浄物を順次に乾燥できるようにしたものであ
る。
【0006】又、請求項2記載のように脱水装置は、脱
水液を収納した脱水液槽と、脱水液槽内の脱水液に含ま
れる水分を取り除く水分除去手段と、被洗浄物にエアー
を吹き付けるエアー吹付装置とを備える。水分除去手段
は、水分を除去するウォーターストップフィルターを備
える。又、このウォーターストップフィルターは被洗浄
物を脱水した後の脱水液槽内の脱水液を順次通せるよう
に配設される。エアー吹付装置は、ノズル孔を有するエ
アー吹付用ノズルを備える。又、エアー吹付用ノズル
は、ノズル孔全面に渡って略均一にエアーを吹き出せる
均一吹付手段を有する。そして、このエアー吹付用ノズ
ルは、ノズル孔からのエアーを脱水液槽の上方位置に吹
き付けられるように配設されてなる洗浄システム機構を
提供することにより上記課題を解決する。
【0007】
【作用】本発明の洗浄システム機構においては、植物性
天然高分子を主成分とする脱脂液によって被洗浄物を脱
脂洗浄するため、トリクロロエタン等の塩素系有機溶剤
を使用せずに行うことができる。そして、植物性天然高
分子を主成分とする乾燥液を使用して被洗浄物を乾燥す
るため、従来のようにフロンを使用せずに行うことがで
きる。しかも、温風吹き付け装置により、乾燥液の付着
した被洗浄物を乾燥できる。
【0008】又、請求項2記載のように脱水装置に、脱
水液槽内の脱水液に含まれる水分を取り除く水分除去手
段と、被洗浄物にエアーを吹き付けるエアー吹付装置と
を備え、そして、水分除去手段を、水分を除去しうるウ
ォーターストップフィルターを備えたものとし、一方、
エアー吹付装置を、ノズル孔の全面に渡って略均一にエ
アーを吹き付けられる均一吹付手段を有するエアー吹付
用ノズルを備えたものとする。こうすることにより、脱
水液槽内で被洗浄物を脱水することによって脱水液に混
入する水分を取り除くことができる。一方、エアー吹付
装置によって被洗浄物に付着した残留液を瞬時に取り除
くことができる。又、その際、均一吹付手段によって被
洗浄物全体にエアーを吹き付けることができ、効率良く
行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、図を基に本発明の一実施例を具体的に
説明する。図1は、本発明の一実施例の概略図である。
本発明の洗浄システム機構は、脱脂装置1と、水洗装置
20と、脱水装置30と、乾燥装置40とを備えてなる
ものである。これらの各装置は、図1に示すように被洗
浄物を侵漬するための槽を備えてなるものであり、この
実施例では洗浄システム機構全体が11槽から構成され
ている。
【0010】脱脂装置1は、洗浄工程の第1工程の洗浄
を行う装置であり、五つの脱脂槽2a…2eから構成さ
れている。これらの脱脂槽2a…2eの内、四つの脱脂
槽2a…2d(図1の左側の四つ)の各々は、図2に示
すように脱脂液槽3と、この脱脂液槽3の内部下方に配
設される超音波発生機7と、循環用路4と、循環用ポン
プ5と、フィルター6とを備えている。
【0011】脱脂液槽3は、内部に脱脂液が収納され、
この脱脂液中に被洗浄物を侵漬することにより被洗浄物
を脱脂洗浄する。
【0012】この脱脂液は、植物性天然高分子を主成分
とする、いわゆるジュクロシステム液(オリンパス光学
(株)社、(株)ケミカルテクノロジー社製)が使用さ
れる。このジュクロシステム液は、従来のトリクロロエ
タン等の塩素系有機溶剤に代わるもので、炭素、水素、
酸素の三元素を主体として構成されたものであり、人体
や環境に対し無害、無公害で、大気中のオゾン層を破壊
する恐れのないものである。又、物理的特性としては、
比重が1、沸点が106程度であり、不燃性で、しか
も、ガラス・金属・樹脂等に対して腐食させることもな
い。従って、ガラス、プラスチックレンズ、金属製品、
プリント基板・電装部品等あらゆる工業製品の洗浄に使
用可能である。
【0013】又、この脱脂液は、酸性タイプ、中性タイ
プ、アルカリ性タイプの三種類のものから構成され、こ
の実施例においては、図1の最左側の脱脂槽2aに中性
タイプの脱脂液が収納され、以下二番目から順次、酸性
タイプ、中性タイプ、アルカリ性タイプの脱脂液が収納
されているが、適宜変更できる。
【0014】又、脱脂液槽3内に入れられた脱脂液31
は、この実施例では40°C程度の温度に保持される。
40°C程度の液温が、ジュクロシステム液の菌を最も
活性化させることができ、脱脂効率を向上させることが
でき、好適である。尚、図示していないが、この脱脂液
の加温は、この実施例においては脱脂液が天然の高分子
であるために間接加温が好ましいことから循環用路4の
途中に加温手段を設けて間接的に行うようになされてい
るが、これに限らず、例えば脱脂液槽3を加熱できるよ
うに加温手段を設けて直接加温するようにしても良い。
【0015】脱脂液槽3の内部下方には、超音波発生機
7が設置されている。この超音波発生機7は、従来から
使用されているものと同様のもので、脱脂液槽3内の脱
脂液中に超音波を発することによって脱脂液における液
体粒子の運動エネルギーを高めることにより被洗浄物の
脱脂を行うものである。この超音波発生機7を併用する
ことで、上記ジュクロシステム液の脱脂特性と相まっ
て、より脱脂効率を向上させることができるように設置
されたものである。この実施例では、図1の最左方側の
脱脂槽2aの超音波発生機7が、100〜1000KH
z程度の高周波を発するものとされ、その他の三つの槽
2b…2dの超音波発生機7が、20〜50KHz程度
の高周波を発するものとされているが、この態様のもの
に限定されるものではない。
【0016】又、脱脂槽2a内における脱脂液槽3の上
部全周には、液受部8が設けられており、脱脂液槽3か
らオーバーフローした脱脂液を受容するようになされて
いる。尚、脱脂液槽3の側面上端は、図3に示すように
のこ歯状の凹凸部10が形成され、脱脂液が脱脂液槽3
からオーバーフローする際、直線状にした場合の表面張
力による流れ不良を防止し、液受部8に流れ易いように
している。以下、説明する水洗装置20、脱水装置3
0、乾燥装置40における各槽においてもこの脱脂槽2
aと同様に凹凸部10が設けられ、オーバーフローし易
いようになされている。
【0017】循環用路4と循環用ポンプ5とフィルター
6とは、オーバーフローした脱脂液を循環させてつつ清
浄するためのものである。
【0018】循環用路4は、先端が脱脂液槽3の液受部
8に接続され、後端が脱脂液槽3に接続され、そして、
その先端と後端との間の部分が、脱脂液槽3の外周に沿
うように配設されている。
【0019】循環用ポンプ5は、脱脂槽2a内底部に、
循環用路4と接続されて設置され、液受部8から循環用
路4に入った脱脂液を循環用路4の後端側に送り、脱脂
液槽3内に戻す役目をなす。
【0020】フィルター6は、循環用路4の途中におけ
るポンプ5の後方側に配設され、循環用路4を循環する
脱脂液を通すことによって濾過する。この実施例におけ
るフィルター6の目の大きさは、0.1μ〜20μとさ
れているが、これに限定されるものではない。
【0021】脱脂装置1における残りの一つの脱脂槽2
e(図示の左側から五番目)は、図4,図5に示すよう
に他の四つの脱脂槽2a…2dと同様な脱脂液槽3、循
環用路4、循環用ポンプ5、フィルター6が夫々備えら
れているが、図2で示した超音波発生機7が設けられ
ず、その超音波発生機7に替えて液噴射手段が設けられ
ている。
【0022】この液噴射手段は、脱脂液を所定の流圧で
直接、被洗浄物にかけることによって脱脂するものであ
る。この実施例における液噴射手段は、脱脂槽2eにお
ける脱脂液槽3の上方の図示の左側の内側面及び右側の
内側面夫々に前後方向に沿って配設されるパイプ部材9
を備えてなる。又、循環用ポンプ5の後端側とこのパイ
プ部材9とが接続されている。そして、脱脂液槽3から
オーバーフローし循環用路4に入った脱脂液を循環用ポ
ンプ5によってパイプ部材9に送り、内部に入った脱脂
液を、パイプ部材9の長手方向に沿って穿設した複数の
孔9a…9aから脱脂槽2e内方向に所定の流圧で流し
込むようになされている。従って、上記四つの脱脂槽2
a…2dが超音波発生機7による液体粒子の運動エネル
ギーとジュクロシステム液の脱脂特性とで脱脂するのに
対し、この脱脂槽2eは、液噴射手段による直接的な流
圧とジュクロシステム液に侵漬することによるその脱脂
特性とで被洗浄物の脱脂を行う。尚、この実施例では、
液噴射手段と脱脂液への侵漬とを併用しているが、いず
れか一方のみから構成するようにしても良い。
【0023】水洗装置20は、洗浄工程の第2工程の洗
浄を行う装置で、脱脂装置1によって脱脂洗浄した被洗
浄物を水洗するためのものであり、図1に示すように三
つの水洗槽21a…21cから構成されている。
【0024】これらの水洗槽21a…21c各々は、図
示しないが上述の超音波発生機7を備えた脱脂槽2a…
2d(図示の脱脂装置1における左側の四つ)と同一の
ものが使用され、水洗液槽と、循環用路と、循環用ポン
プと、フィルターとを備えてなるものである。そして、
一つ(図示の左側)の水洗槽21aの水洗液槽内には、
市水が収納され、他の二つの水洗槽21b,21cの水
洗液槽内には、純水が収納されている。又、二つの水洗
槽21b,21cの内、一方側の超音波発生機は、10
0〜1000KHz程度の高周波を発するものとされ、
他方側は、20〜50KHz程度の高周波を発するもの
とされている。一方、この実施例における水洗液槽内の
市水、純水は、40〜60°C程度の温度に保持され温
水洗浄するようになされている。
【0025】脱水装置30は、洗浄工程の第3工程の洗
浄を行う装置で、水洗装置20によって水洗した被洗浄
物に付着する水分を取り除くものであり、図1に示すよ
うに二つの脱水槽31a,31bから構成されている。
これらの脱水槽31a,31b各々は、図5に示すよう
に上記の水洗槽21a…21cと同様に、脱水液槽31
と、循環用路4と、循環用ポンプ5と、二つのフィルタ
ー6,6とを備え、更に、脱水液槽31内の脱水液に含
まれる水分を取り除く水分除去手段と、被洗浄物にエア
ーを吹き付けるエアー吹付装置とを備えている。
【0026】脱水液槽31は、液温保持装置を有し、脱
水液槽31内には、従来から使用されているアルコール
を主成分とするIPAが収納されている。この液温保持
装置は、脱水液を所定温度に保持しておくためのもの
で、脱水液槽31内に配設されるコイル32と、このコ
イル32を調整する調整装置38とを備えている。この
実施例では、脱水液であるIPAを、このコイル32に
よって10°C程度の温度に冷却保持し、IPAの温度
上昇による蒸発を防止している。
【0027】水分除去手段は、水分を除去する、いわゆ
るウォーターストップフィルター34を備えてなる。こ
のウォーターストップフィルター34は、他のフィルタ
ー6,6と直列的に並べられるようにして循環用路4の
途中に配設され、オーバーフローして循環用路4に入っ
て送られてくる脱水液中の水分を除去するようになされ
ている。
【0028】エアー吹付装置は、IPA中に侵漬した後
の被洗浄物にエアーを吹き付けることによって被洗浄物
に付着したIPAを素早く取り除き、被洗浄物の脱水効
率を高めるためのもので、脱水液槽31の上方における
脱水槽31aの図6図示の右内側面に取り付けられるエ
アー吹付用ノズル33と,このエアー吹付用ノズル33
にエアーを送る送風手段50とを備えてなる。
【0029】エアー吹付用ノズル33は、図7及び図8
に示すように円筒部33aと、この円筒部33aの周面
に軸方向に沿って開口されるノズル孔33bとからな
る。そして、円筒部33aは、先端側(図5中のX方
向)の端面が閉口されたものとされ、ノズル孔33bか
ら円筒部33a外に出ずにその端面まで送られてくるエ
アーを再びノズル孔33b側にはね返すようになされて
いる。一方、ノズル孔33bの形状は、先端側に行くに
従い幅狭となるように形成されている。こうすることに
より、送られてくるエアーを円筒部33aの端面によっ
てはね返し、ノズル孔33bの先端側から出るエアー量
を抑え、ノズル孔33bの後端側にも送って後端側から
も出すことができ、この結果、ノズル孔33bの長手方
向全体に渡って略均等にエアーを出すことができる。こ
の実施例では先端側の幅狭部が10mmに対し後端側の
幅広部が25mmとされているが、この態様に限らず、
エアーの送り速度等に合わせ適宜変更できる。
【0030】又、このノズル孔33bは、図8に示すよ
うに板部材によって円筒部33aの径方向側に形成され
る案内路37を有する。詳しくは、所定幅に形成された
同一な長方形形状の二つの長板34、34が、ノズル孔
33bの上辺及び下辺に沿って円筒部33aの外周に取
り付けられるとともに、長板と同幅に形成された短板3
5(図6図示)が、ノズル孔33bの幅広部側の側辺に
沿って取り付けられ、更に、短板35及び長板34と同
幅に形成され短板35よりも短く形成された最短板36
が、ノズル孔33bの幅狭部側の側辺に沿って取り付け
られることによって案内路37が形成されている。又、
この案内路37は、円筒部33aと板部材との取付け基
端部における幅及び長さと、先端側における幅及び長さ
とは同寸法になされている。
【0031】送風手段50は、図5に示すようにエアー
フィルターユニット51と、給気コントロール装置52
を有する給気ユニット53と、ヒーターコントロール装
置54を有するヒーターユニット55とを備え、ホース
56を介してエアー吹付用ノズル33にエアーを送る。
ヒーターユニット55は、エアーの温度を高め、エアー
吹付用ノズル33から温風を出せるようにするものであ
るが、この実施例では、このヒーターユニット55は作
動されず、常温のエアーを出すようにしている。
【0032】又、この実施例では、エアー吸引用ノズル
57が、エアー吹付用ノズル33と対向するように脱水
液槽31の上方における脱水槽31aの図6図示の左内
側面に取り付けられ、エアー吹付用ノズル33によって
出されるエアーを吸引し、エアー吸引用ノズル57に接
続する排気ユニット58から排気するようになされてい
る。
【0033】尚、上記エアー吹付用ノズル33は、この
実施例のように脱水液槽31の上方における脱水槽31
aの一方側の内側面に取り付け、他方側の内側面にエア
ー吸引用ノズル57を設けるようにしているが、エアー
吸引用ノズル57に代え、脱水槽31aの両内側面にエ
アー吹付用ノズル33を設けるようにして脱水槽31a
の両内側面からエアーを吹付けるようにしても良く、適
宜変更できるものである。
【0034】乾燥装置40は、洗浄工程の第4工程の最
終洗浄を行う装置で、脱水装置30によって脱水した被
洗浄物を乾燥するものであり、一つの乾燥槽41から構
成されている。この乾燥槽41は、図示しないが脱水装
置30と略同じ構成を採っており、乾燥液槽と、循環用
路と、ポンプと、フィルターとを備え、更に、乾燥槽4
1内における乾燥液槽の上方に配設される温風吹き付け
装置を備えている。
【0035】乾燥液槽は、ウォーターストップフィルタ
ー34が設けられていない点以外、脱水装置30の脱水
液槽31と同一形式のものである。内部には、いわゆる
OCH−S、又はOCH−C(オリンパス光学(株)
社、(株)ケミカルテクノロジー社製)が乾燥液として
収納される。このOCH−S、OCH−Cは、従来から
乾燥液として使用されているフロンに代わるものであ
り、ハイドロカーボン系速乾液で、上記ジュクロシステ
ム液と同様に植物性天然高分子を主成分とし、炭素、水
素、酸素の三元素を主体として構成されたものである。
従って、人体や環境に対し無害、無公害で、大気中のオ
ゾン層を破壊する恐れのないものである。又、物理的特
性としては、比重が0.9程度、沸点が100°C程度
であり、ガラス、プラスチックレンズ、金属製品、プリ
ント基板・電装部品等あらゆる工業製品の洗浄後の乾燥
に使用可能である。又、一般的にOCH−Sは、ガラス
洗浄、金属洗浄あるいは実装基板洗浄用の乾燥として用
いられ、一方、OCH−Cは手拭き洗浄用の乾燥として
用いられる。
【0036】また、乾燥液槽は、上述のように脱水液槽
31と同一形式のものが使用され、コイル32等の付設
されたものとなっており、このコイル32によって乾燥
液の温度が、30〜50°Cとされているが、この温度
に限定されない。
【0037】温風吹き付け装置は、OCH−S、又はO
CH−Cに侵漬した後、OCH−S、又はOCH−Cの
付着した被洗浄物に温風を吹き付け瞬時に乾燥するもの
で、エアー吹付用ノズルと、このエアー吹付用ノズルに
温風を送る送風手段と、エアーを加熱する加熱手段とを
備えてなる。この実施例では、温風吹き付け装置42
は、図7及び図8に示した上記脱水装置30のエアー吹
付装置32と同一の装置を使用し、又、上記脱水装置3
0のエアー吸引用ノズル57及び排気ユニット58を設
けたものとしているが、この場合も、エアー吸引用ノズ
ル57に代え、脱水槽31aの両内側面にエアー吹付用
ノズル33を設けるようにしても良く、適宜変更できる
ものである。
【0038】次に、本発明の洗浄システム機構による洗
浄について説明する。先ず、脱脂装置1の五つの脱脂槽
2a…2eの内の一つを選択し、選択した脱脂槽2a…
2eの脱脂液槽3に被洗浄物を侵漬する。これにより、
四つの脱脂槽2a…2dにおいては、超音波発生機7に
よる液体粒子の運動エネルギーとジュクロシステム液の
脱脂特性とで脱脂することができる。又、残りの脱脂槽
2eにおいては、ジュクロシステム液の脱脂特性と液噴
射手段とによって脱脂することができる。尚、脱脂槽2
a…2eの選択にあたっては、被洗浄物の汚れの程度、
汚物の種類等により判断して適宜な脱脂槽2a…2eを
選べば良い。又、例えば、被洗浄物の汚れの程度等によ
り図1の最左方の脱脂槽2aで脱脂した後、図1の左方
から四番目の脱脂槽2dで更に脱脂するように複数回行
っても良く、適宜変更できる。以下、水洗工程における
水洗装置20、脱水工程における脱水装置30において
も、同様の選択、使用方法を採れば良い。
【0039】一方、脱脂洗浄後の脱脂液、即ちジュクロ
システム液は、汚物を包含することになるが、脱脂槽2
a…2eからオーバーフローされてフィルター6を通さ
れることによって清浄される。以下、各槽も同様にフィ
ルター6によって清浄される。
【0040】次に、水洗装置20の三つの水洗槽21a
…21cの内の一つを選択し、選択した水洗槽21a…
21cの水洗液槽31に被洗浄物を侵漬する。これによ
り、市水、又は純水によって水洗できる。
【0041】水洗後、脱水槽31a,31bの脱水液槽
31に、被洗浄物を侵漬し、そして、被洗浄物を脱水液
槽31から取り出す。この取り出しの際、被洗浄物を、
脱水液槽31の上部に取り付けたエアー吹付用ノズル3
3のエアーによって吹き付けることができる。又、その
吹き付けに際し、エアー吹付用ノズル33のノズル孔3
3bが、図7に示すように先端側に行くに従い幅狭にな
るように形成され、ノズル孔33bの長手方向全体に渡
って略均等にエアーを出すことができるようになされて
いるため、被洗浄物に付着した脱水液であるIPAは、
このエアーブロー32によって、被洗浄物全面に渡り瞬
時に乾燥され、被洗浄物に付着した水分を完全に取り除
くことができる。
【0042】脱水後のIPAは、ウォーターストップフ
ィルター34に順次送られることによって脱水液中の水
分が除去され、清浄される。
【0043】次に、脱水した被洗浄物を乾燥槽41の乾
燥液槽に侵漬し、その後、被洗浄物を乾燥液槽から取り
出す。この取り出しの際、脱水工程のときと同様に被洗
浄物を、乾燥液槽の上部に取り付けた温風吹き付け装置
によって温風を吹き付けることができる。又、その吹き
付けに際し、温風吹き付け装置のエアー吹付用ノズル3
3のノズル孔が、脱水槽31a,31bのエアー吹付用
ノズル33と同様に図6に示すように先端側に行くに従
い幅狭になるように形成されているため、被洗浄物に付
着した乾燥液であるOCH−S、又はOCH−Cを、被
洗浄物全面に渡り瞬時に乾燥することができる。
【0044】以上にように脱脂液としてジュクロシステ
ム液を使用するとともに、乾燥液としてOCH−S、又
はOCH−Cを使用することにより、人体を害すること
なく、しかもオゾン層を破壊することなく無公害に工業
製品を洗浄することができる。
【0045】尚、上述の槽各々には、図1に示すように
操作盤60…60が設けられ、自動操作可能になされて
いる。又、この実施例では、各装置に複数の槽を設置し
選択的に使用できるようにしているが、その槽の数等に
ついては図示したものに限らず、適宜変更できる。一
方、フィルター等についても各槽毎に複数配設するよう
にしても良いものである。
【0046】
【発明の効果】以上、実施例で述べたように本発明は、
植物性天然高分子を主成分とする脱脂液によって被洗浄
物を脱脂洗浄するため、トリクロロエタン等の塩素系有
機溶剤を使用せずに行うことができ、オゾン層を破壊す
ることなく無公害に工業製品を脱脂洗浄することができ
る。一方、熱風吹付装置により被洗浄物を瞬時に乾燥で
き、洗浄効率を向上させることのできるものとなる。
又、植物性天然高分子を主成分とする乾燥液を使用して
被洗浄物を乾燥するため、従来のようにフロンを使用せ
ずに行うことができる。これにより、オゾン層を破壊す
ることなく無公害に工業製品を乾燥することができる。
【0047】又、請求項2記載のように脱水装置に、水
分除去手段と、エアー吹付装置とを備えたものとものと
することにより、脱水液槽内で被洗浄物を脱水すること
によって脱水液に混入する水分を取り除くことができ
る。しかも、エアー吹付装置によって脱水液の付着した
被洗浄物を瞬時に取り除くことができる。又、その際、
均一吹付手段によって被洗浄物全体にエアーを吹き付け
ることができ、効率良く行うことができる。以上本発明
は、フロンやトリクロロエタン等の塩素系有機溶剤を使
用しない無公害の有用且つ実用的な洗浄システム機構を
提供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄システム機構の一実施例の概略図
である。
【図2】脱脂装置の超音波発生機を有する脱脂槽の内部
構造の説明図である。
【図3】脱脂液槽の側面上端の凹凸部の説明図である。
【図4】脱脂装置の液噴流手段を有する脱脂槽の内部構
造の説明図である。
【図5】脱脂装置の液噴流手段を有する脱脂槽を上方か
ら見た説明図である。
【図6】脱水装置の乾燥槽の一実施例の概略図である。
【図7】エアー吹付用ノズルの側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 脱脂装置 2a…2e 脱脂槽 3 脱脂液槽 4 循環用路 5 循環用ポンプ 6 フィルター 7 超音波発生機 20 水洗装置 21a…21c 水洗槽 30 脱水装置 31a,31b 脱水槽 33 エアー吹付用ノズル 33a 円筒部 33b ノズル孔 40 乾燥装置 41 乾燥槽
フロントページの続き (72)発明者 木村 直雄 大阪府大阪市中央区淡路町3丁目3番7号 丸紅テクマテックス株式会社内 (72)発明者 阪田 重信 大阪府和泉市坪井町38番地 株式会社ケミ カルテクノロジー研究所 (72)発明者 菊原 哲也 大阪府和泉市坪井町38番地 株式会社ケミ カルテクノロジー研究所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱脂装置と、水洗装置と、脱水装置と、乾
    燥装置とを備えた洗浄システム機構であって、 脱脂装置が、植物性天然高分子を主成分とする脱脂液を
    収納した脱脂液槽を有し、この脱脂液槽が被洗浄物を脱
    脂洗浄するものであり、 水洗装置が、市水、又は純水等の水を収納した水洗液槽
    を有し、この水洗液槽が脱脂装置によって脱脂した被洗
    浄物を水洗するものであり、 脱水装置が、脱水液を収納した脱水液槽を有し、この脱
    水液槽が、水洗装置によって水洗した被洗浄物を脱水す
    るものであり、 乾燥装置が、植物性天然高分子を主成分とする乾燥液を
    収納した乾燥液槽と、温風吹き付け装置とを有し、この
    温風吹き付け装置が、乾燥液に侵漬されて乾燥液の付着
    した被洗浄物を乾燥するものであり、 この温風吹き付け装置によって被洗浄物が瞬時に乾燥で
    きるようになされたものであることを特徴とする洗浄シ
    ステム機構。
  2. 【請求項2】脱水装置が、脱水液を収納した脱水液槽
    と、脱水液槽内の脱水液に含まれる水分を取り除く水分
    除去手段と、被洗浄物にエアーを吹き付けるエアー吹付
    装置とを備え、 水分除去手段が、水分を除去するウォーターストップフ
    ィルターを備え、このウォーターストップフィルターが
    被洗浄物を脱水した後の脱水液槽内の脱水液を順次通せ
    るように配設され、 エアー吹付装置が、ノズル孔を有するエアー吹付用ノズ
    ルを備え、エアー吹付用ノズルが、ノズル孔全面に渡っ
    て略均一にエアーを吹き出せる均一吹付手段を有し、こ
    のエアー吹付用ノズルが、ノズル孔からのエアーを脱水
    液槽の上方位置に吹き付けられるように配設されてなる
    ものであることを特徴とする請求項1記載の洗浄システ
    ム機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113351573A (zh) * 2021-06-16 2021-09-07 飞荣达科技(江苏)有限公司 一种液冷板脱脂清洗设备及方法
CN114887982A (zh) * 2022-05-25 2022-08-12 合肥升滕半导体技术有限公司 一种适用于化学清洗的半自动化清洗线

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