JPH05200938A - 樹脂複合型制振金属板 - Google Patents
樹脂複合型制振金属板Info
- Publication number
- JPH05200938A JPH05200938A JP14478591A JP14478591A JPH05200938A JP H05200938 A JPH05200938 A JP H05200938A JP 14478591 A JP14478591 A JP 14478591A JP 14478591 A JP14478591 A JP 14478591A JP H05200938 A JPH05200938 A JP H05200938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- composite type
- metal plate
- inorganic powder
- adhesive strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常温における接着強度が高く、且つ、常温付
近での制振性能を高度に保つことができる樹脂複合型制
振金属板を提供するものである。 【構成】 2枚の金属板間に、特定の条件範囲で少なく
とも一種類以上の無機粉末成分を加えた粘弾性樹脂組成
物を、接着積層させる。
近での制振性能を高度に保つことができる樹脂複合型制
振金属板を提供するものである。 【構成】 2枚の金属板間に、特定の条件範囲で少なく
とも一種類以上の無機粉末成分を加えた粘弾性樹脂組成
物を、接着積層させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械、建築物、乗物、
家電機器等の構造部材、又はその一部として使用される
積層構造の樹脂複合型制振金属板に関する。
家電機器等の構造部材、又はその一部として使用される
積層構造の樹脂複合型制振金属板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通機関の発達や住居の工場への
接近に伴って騒音や振動の問題が公害として社会問題化
するようになり、又、職場においても作業環境の改善を
目的として騒音や振動を規制する傾向にある。このよう
な傾向に対応して、騒音源や振動源である金属材料に対
して制振性能、即ち騒音を発生する部材自体の振動エネ
ルギーを熱エネルギーに変換し、振動速度あるいは振動
振幅を減衰させて音響放射を少なくする機能を付与し、
更に、その機能の向上を図ることが要請されている。こ
のような要請に基づいて、かかる性能を発揮する制振材
料の一つとして、従来より金属層間に粘弾性を有する中
間層を挟み込んだ複層構造の複合型制振材料が提案され
ている。そして、この複合型制振材料は、自動車のオイ
ルパン、エンジンカバー、ダッシュパネル、ホッパーの
シュート部、家電機器、搬送設備のストッパー、その他
金属加工機械の振動低減部材や振動防止が望まれる精密
機械の構造部材等において検討され、採用されている。
接近に伴って騒音や振動の問題が公害として社会問題化
するようになり、又、職場においても作業環境の改善を
目的として騒音や振動を規制する傾向にある。このよう
な傾向に対応して、騒音源や振動源である金属材料に対
して制振性能、即ち騒音を発生する部材自体の振動エネ
ルギーを熱エネルギーに変換し、振動速度あるいは振動
振幅を減衰させて音響放射を少なくする機能を付与し、
更に、その機能の向上を図ることが要請されている。こ
のような要請に基づいて、かかる性能を発揮する制振材
料の一つとして、従来より金属層間に粘弾性を有する中
間層を挟み込んだ複層構造の複合型制振材料が提案され
ている。そして、この複合型制振材料は、自動車のオイ
ルパン、エンジンカバー、ダッシュパネル、ホッパーの
シュート部、家電機器、搬送設備のストッパー、その他
金属加工機械の振動低減部材や振動防止が望まれる精密
機械の構造部材等において検討され、採用されている。
【0003】一般に、このような複合型制振材料の制振
性能は、その中間層を構成する粘弾性中間層の性能に依
存している。この制振性能を損失係数で表すと、この制
振性能はある一定温度でピーク特性を示し、このピーク
特性温度の近傍で使用するのが最も効果的であることが
知られている。
性能は、その中間層を構成する粘弾性中間層の性能に依
存している。この制振性能を損失係数で表すと、この制
振性能はある一定温度でピーク特性を示し、このピーク
特性温度の近傍で使用するのが最も効果的であることが
知られている。
【0004】従来、このような複合型制振材料の粘弾性
中間層を構成する粘弾性組成物としては、ポリエステル
単体(特開昭50−143880号公報)あるいはポリ
エステルに可塑剤を添加したもの(特開昭51−937
70号公報)、ポリウレタンフォーム単体(特開昭51
−91981号公報)、あるいはポリアミド単体(特開
昭56−159160号公報)、エチレン−酢酸ビニル
共重合体単体(特開昭57−34949号公報)、ポリ
ビニルブチラール又は、ポリビニルブチラールとポリ酢
酸ビニルとの組成物に可塑剤、粘着付与物質を配合した
もの(特公昭55−27975号公報)、イソシアネー
トプレポリマーとビニルモノマーの共重合体(特公昭5
2−26554号公報)、又は、特公昭39−1245
1号公報、特公昭45−34703号公報、特公昭62
−74645号公報に示される共重合体等が知られてい
る。
中間層を構成する粘弾性組成物としては、ポリエステル
単体(特開昭50−143880号公報)あるいはポリ
エステルに可塑剤を添加したもの(特開昭51−937
70号公報)、ポリウレタンフォーム単体(特開昭51
−91981号公報)、あるいはポリアミド単体(特開
昭56−159160号公報)、エチレン−酢酸ビニル
共重合体単体(特開昭57−34949号公報)、ポリ
ビニルブチラール又は、ポリビニルブチラールとポリ酢
酸ビニルとの組成物に可塑剤、粘着付与物質を配合した
もの(特公昭55−27975号公報)、イソシアネー
トプレポリマーとビニルモノマーの共重合体(特公昭5
2−26554号公報)、又は、特公昭39−1245
1号公報、特公昭45−34703号公報、特公昭62
−74645号公報に示される共重合体等が知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複合型制振
材料は、先ず第一に損失係数の値が高いこと、粘弾性組
成物で構成される粘弾性中間層と金属層との間の接着強
度が高いことが要求されるが、上記従来の粘弾性組成物
で製造される複合型制振材料においてはそのいずれの性
能についても問題があり充分満足し得るものではなかっ
た。特に、常温付近で高い性能を発揮するためには、ガ
ラス転移温度を常温以下に設定する必要があり、従来の
公知の樹脂ではガラス転移温度を下げると接着強度が大
幅に低下し、従って高い接着性が要求される用途では使
用できないという問題があった。
材料は、先ず第一に損失係数の値が高いこと、粘弾性組
成物で構成される粘弾性中間層と金属層との間の接着強
度が高いことが要求されるが、上記従来の粘弾性組成物
で製造される複合型制振材料においてはそのいずれの性
能についても問題があり充分満足し得るものではなかっ
た。特に、常温付近で高い性能を発揮するためには、ガ
ラス転移温度を常温以下に設定する必要があり、従来の
公知の樹脂ではガラス転移温度を下げると接着強度が大
幅に低下し、従って高い接着性が要求される用途では使
用できないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした状況
に鑑み、常温における接着強度が高く(例えば剪断接着
強度で80kgf/cm2以上)、且つ、常温付近での
制振性能を高度に保つ(例えば損失係数で0.1以上)
制振材料用粘弾性樹脂組成物について鋭意検討を重ねた
結果、本発明に到達した。
に鑑み、常温における接着強度が高く(例えば剪断接着
強度で80kgf/cm2以上)、且つ、常温付近での
制振性能を高度に保つ(例えば損失係数で0.1以上)
制振材料用粘弾性樹脂組成物について鋭意検討を重ねた
結果、本発明に到達した。
【0007】即ち、2枚の金属板間に次式に示されるよ
うな条件範囲で少なくとも一種類以上の無機粉末成分を
加えた粘弾性樹脂組成物を接着積層したことを特徴とす
る樹脂複合型制振金属板である。
うな条件範囲で少なくとも一種類以上の無機粉末成分を
加えた粘弾性樹脂組成物を接着積層したことを特徴とす
る樹脂複合型制振金属板である。
【0008】
【数2】
【0009】
【作用】本発明の樹脂複合型制振金属板に使用される粘
弾性樹脂は、制振性能向上の点から非晶性であり、少な
くとも一種類以上の無機粉末成分を加えたものである。
樹脂としては例えば、非晶性ポリエステル、非晶性ポリ
アミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリウレタンウレ
ア、ポリウレア、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、酢
酸ビニル系樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、あるい
は、各種樹脂をブレンドしたものや、共重合体等が挙げ
られる。本発明は、高温での流動特性を考慮し多官能の
イソシアネート、エポキシ等の架橋剤を用いてもよい。
弾性樹脂は、制振性能向上の点から非晶性であり、少な
くとも一種類以上の無機粉末成分を加えたものである。
樹脂としては例えば、非晶性ポリエステル、非晶性ポリ
アミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリウレタンウレ
ア、ポリウレア、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、酢
酸ビニル系樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、あるい
は、各種樹脂をブレンドしたものや、共重合体等が挙げ
られる。本発明は、高温での流動特性を考慮し多官能の
イソシアネート、エポキシ等の架橋剤を用いてもよい。
【0010】粘弾性樹脂に添加する無機粉末成分は樹脂
との界面密着性を向上させる目的で種々の表面改質剤に
よる表面改質を施してもよい。表面改質剤としては、シ
ランカップリング剤、チタネートカップリング剤、脂肪
酸、アミン等が挙げられる。
との界面密着性を向上させる目的で種々の表面改質剤に
よる表面改質を施してもよい。表面改質剤としては、シ
ランカップリング剤、チタネートカップリング剤、脂肪
酸、アミン等が挙げられる。
【0011】本発明は、2枚の金属板間に上記粘弾性樹
脂に少なくとも一種類以上の無機粉末成分を加えた粘弾
性樹脂組成物を接着積層したことを特徴とする。複合型
制振材料の接着剤として粘弾性樹脂に少なくとも一種類
以上の無機粉末成分を加えた組成物を用いることにより
常温における樹脂単身の接着強度より高い接着強度が得
られ、制振性能を高度に確保できるものである。
脂に少なくとも一種類以上の無機粉末成分を加えた粘弾
性樹脂組成物を接着積層したことを特徴とする。複合型
制振材料の接着剤として粘弾性樹脂に少なくとも一種類
以上の無機粉末成分を加えた組成物を用いることにより
常温における樹脂単身の接着強度より高い接着強度が得
られ、制振性能を高度に確保できるものである。
【0012】無機粉末の種類としては、広範囲のものが
適応可能であるが、特に、炭酸カルシウム、タルク、シ
リカ、カオリン、カーボンブラック、アルミナ、酸化チ
タン、亜鉛華、黒鉛、マイカ等が望ましい特性を有す
る。即ち、上記粘弾性樹脂のガラス転移点に与える影響
が少なく、制振性能に悪影響を及ぼさない無機粉末であ
る。
適応可能であるが、特に、炭酸カルシウム、タルク、シ
リカ、カオリン、カーボンブラック、アルミナ、酸化チ
タン、亜鉛華、黒鉛、マイカ等が望ましい特性を有す
る。即ち、上記粘弾性樹脂のガラス転移点に与える影響
が少なく、制振性能に悪影響を及ぼさない無機粉末であ
る。
【0013】また、鋼板の種類として実施例では、リン
酸塩処理鋼板を使用しているが、必ずしもこれに限定さ
れない。具体的には、リン酸塩処理鋼板、クロメート処
理鋼板、亜鉛処理鋼板、ステンレス鋼板、有機被膜鋼板
等の表面処理鋼板、または脱脂表面をもつ普通鋼板等で
も構わない。さらには、鋼板以外の金属板を使用するこ
ともできる。又、板厚は、特に限定されるものではない
が、その制振特性を充分発揮させるためには、3.2m
m以下が望ましい特性を有する。
酸塩処理鋼板を使用しているが、必ずしもこれに限定さ
れない。具体的には、リン酸塩処理鋼板、クロメート処
理鋼板、亜鉛処理鋼板、ステンレス鋼板、有機被膜鋼板
等の表面処理鋼板、または脱脂表面をもつ普通鋼板等で
も構わない。さらには、鋼板以外の金属板を使用するこ
ともできる。又、板厚は、特に限定されるものではない
が、その制振特性を充分発揮させるためには、3.2m
m以下が望ましい特性を有する。
【0014】無機粉末成分の平均粒径と粉末粒子数、及
び樹脂層の厚みの関係{n(d/2)3}/hを0.4
8から5.25の範囲とすることにより樹脂単体の場合
に得られる接着強度より高い接着強度を得ることができ
る。{n(d/2)3}/hが0.48に満たないと接
着強度の向上が認められないため好ましくない。無機粉
末粒子は樹脂中に分散し応力集中を緩和し強度を向上さ
せる働きを持つものが考えられるが、単位体積中の数が
少なかったり、粒子が小さすぎたりすると効果が少な
い。このため{n(d/2)3}/hが小さくなると接
着強度の向上が認められなくなるものと考えられる。ま
た、{n(d/2)3}/hが5.25を越えると低温
域での制振性能が低下するので好ましくない。これは単
位体積中の粉末粒子数が多くなると樹脂組成物の剛性が
高くなりすぎ粘性減衰に必要な変形が阻害されるためで
はないかと考えられる。
び樹脂層の厚みの関係{n(d/2)3}/hを0.4
8から5.25の範囲とすることにより樹脂単体の場合
に得られる接着強度より高い接着強度を得ることができ
る。{n(d/2)3}/hが0.48に満たないと接
着強度の向上が認められないため好ましくない。無機粉
末粒子は樹脂中に分散し応力集中を緩和し強度を向上さ
せる働きを持つものが考えられるが、単位体積中の数が
少なかったり、粒子が小さすぎたりすると効果が少な
い。このため{n(d/2)3}/hが小さくなると接
着強度の向上が認められなくなるものと考えられる。ま
た、{n(d/2)3}/hが5.25を越えると低温
域での制振性能が低下するので好ましくない。これは単
位体積中の粉末粒子数が多くなると樹脂組成物の剛性が
高くなりすぎ粘性減衰に必要な変形が阻害されるためで
はないかと考えられる。
【0015】無機粉末成分の平均粒径が30μmを越え
ると接着強度に対する効果が小さくなるので好ましくな
い。これは無機粉末粒子の粒径が大きくなると粒子表面
での応力集中が大きくなり、樹脂と粒子の界面で破壊ま
たは剥離または流動が生じるためと考えられる。
ると接着強度に対する効果が小さくなるので好ましくな
い。これは無機粉末粒子の粒径が大きくなると粒子表面
での応力集中が大きくなり、樹脂と粒子の界面で破壊ま
たは剥離または流動が生じるためと考えられる。
【0016】又、無機粉末成分の平均粒径が樹脂厚の4
分の1を越えた場合も同様に接着強度に対する効果が小
さくなるので好ましくない。粒径が樹脂層の厚みに近づ
くに従って、樹脂層が剪断変形した際の粉末粒子と樹脂
の界面における応力集中は大きくなる。よって粒径が大
きくなった場合と同様、無機粉末粒子の粒径と樹脂厚の
比率が1に近づく程、粒子表面での応力集中が大きくな
り、樹脂と粒子の界面で破壊または剥離または流動が生
じ易くなり接着強度も低下すると考えられる。以下、実
施例及び比較例により、本発明について詳細に説明す
る。
分の1を越えた場合も同様に接着強度に対する効果が小
さくなるので好ましくない。粒径が樹脂層の厚みに近づ
くに従って、樹脂層が剪断変形した際の粉末粒子と樹脂
の界面における応力集中は大きくなる。よって粒径が大
きくなった場合と同様、無機粉末粒子の粒径と樹脂厚の
比率が1に近づく程、粒子表面での応力集中が大きくな
り、樹脂と粒子の界面で破壊または剥離または流動が生
じ易くなり接着強度も低下すると考えられる。以下、実
施例及び比較例により、本発明について詳細に説明す
る。
【0017】
【実施例】エポキシ架橋のポリエステル樹脂を基本樹脂
とし、これに無機粉末成分を加え作成した粘弾性樹脂を
リン酸塩処理鋼板2枚の間にはさみ込み、本発明の複合
型制振金属板を作成した。その剪断接着強度をJIS
K 6850に準じて20±2℃にて測定した。又、T
剥離強度をJIS K 6854に準じて20±2℃に
て測定した。又、制振性能は機械インピーダンスによる
方法で振動周波数500Hzにおける10℃での損失係
数を求めた。実施例及び比較例の成分及び性状を第1表
から第5表に示す。
とし、これに無機粉末成分を加え作成した粘弾性樹脂を
リン酸塩処理鋼板2枚の間にはさみ込み、本発明の複合
型制振金属板を作成した。その剪断接着強度をJIS
K 6850に準じて20±2℃にて測定した。又、T
剥離強度をJIS K 6854に準じて20±2℃に
て測定した。又、制振性能は機械インピーダンスによる
方法で振動周波数500Hzにおける10℃での損失係
数を求めた。実施例及び比較例の成分及び性状を第1表
から第5表に示す。
【0018】実施例1〜8は、炭酸カルシウムを加えた
サンプルである。実施例9,10は、タルクを加えたサ
ンプルである。実施例11は、炭酸カルシウムとタルク
を加えたサンプルである。実施例1〜11は、無機粉末
を加えていない比較例1,2と比較して接着強度の大幅
な向上が認められる。
サンプルである。実施例9,10は、タルクを加えたサ
ンプルである。実施例11は、炭酸カルシウムとタルク
を加えたサンプルである。実施例1〜11は、無機粉末
を加えていない比較例1,2と比較して接着強度の大幅
な向上が認められる。
【0019】比較例3は、{n(d/2)3}/hが
0.48未満の例である。接着強度の増加分はあまり大
きくない。比較例4は、{n(d/2)3}/hが5.
25以上の例である。接着強度の向上は認められるもの
の、10℃における制振性能の低下が大きい。比較例5
は、樹脂厚が5mm以上の例である。剪断接着強度の低
下が認められる。比較例6は、無機粉末成分の平均粒径
が樹脂厚の4分の1を越えた場合の例である。剪断接着
強度の向上は認められるものの、その増加幅は小さい。
比較例7は、無機粉末成分の平均粒径が30μmを越え
た場合の例である。比較例2よりも剪断接着強度は高く
なっているが、その増加幅はあまり大きくない。比較例
8は、樹脂厚が10μm以下の例である。これは、接着
強度、制振性能ともに劣っている。
0.48未満の例である。接着強度の増加分はあまり大
きくない。比較例4は、{n(d/2)3}/hが5.
25以上の例である。接着強度の向上は認められるもの
の、10℃における制振性能の低下が大きい。比較例5
は、樹脂厚が5mm以上の例である。剪断接着強度の低
下が認められる。比較例6は、無機粉末成分の平均粒径
が樹脂厚の4分の1を越えた場合の例である。剪断接着
強度の向上は認められるものの、その増加幅は小さい。
比較例7は、無機粉末成分の平均粒径が30μmを越え
た場合の例である。比較例2よりも剪断接着強度は高く
なっているが、その増加幅はあまり大きくない。比較例
8は、樹脂厚が10μm以下の例である。これは、接着
強度、制振性能ともに劣っている。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【発明の効果】以上本発明は、制振作用を発揮させるた
めの中間樹脂層に、特定範囲の粒径である無機粉末成分
を加えた粘弾性樹脂を用いることで、制振性に優れ、か
つ高い接着力を有する樹脂複合型制振金属板を得ること
ができる。
めの中間樹脂層に、特定範囲の粒径である無機粉末成分
を加えた粘弾性樹脂を用いることで、制振性に優れ、か
つ高い接着力を有する樹脂複合型制振金属板を得ること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 節夫 神奈川県藤沢市辻堂神台1−4−1 協同 油脂株式会社内 (72)発明者 長洞伸一 神奈川県藤沢市辻堂神台1−4−1 協同 油脂株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 2枚の金属板間に下記の(1)〜(4)
式を満足する範囲で少なくとも一種類以上の無機粉末成
分を加えた粘弾性樹脂組成物を接着積層したことを特徴
とする樹脂複合型制振金属板。 【数1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14478591A JPH05200938A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 樹脂複合型制振金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14478591A JPH05200938A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 樹脂複合型制振金属板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200938A true JPH05200938A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=15370390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14478591A Pending JPH05200938A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 樹脂複合型制振金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05200938A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57163560A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-07 | Sumitomo Metal Ind | Laminated metallic plate |
| JPS6469685A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Nippon Steel Chemical Co | Composition for composite vibration-damping material |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP14478591A patent/JPH05200938A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57163560A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-07 | Sumitomo Metal Ind | Laminated metallic plate |
| JPS6469685A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Nippon Steel Chemical Co | Composition for composite vibration-damping material |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3399104A (en) | Vibration damping composition and laminated construction | |
| US3399103A (en) | Vibration damping composition and laminated construction | |
| AU735242B2 (en) | Light weight, high performance vibration-damping system | |
| JPH03119063A (ja) | 制振材料用粘弾性樹脂組成物 | |
| JPH05200938A (ja) | 樹脂複合型制振金属板 | |
| JPS62152750A (ja) | 制振材料用粘弾性組成物 | |
| JPH0354261A (ja) | 制振材料用粘弾性樹脂組成物 | |
| JPS60258262A (ja) | 制振用重合体組成物 | |
| EP3118273B1 (en) | Multilayer material usable particularly as damping material | |
| JP7377977B2 (ja) | 制振鋼板用表面処理組成物及び制振鋼板 | |
| JP2661773B2 (ja) | 複合型制振金属板用芯材樹脂、複合型制振金属板および複合型制振金属板の製造方法 | |
| JPS626500B2 (ja) | ||
| JPS61190547A (ja) | 制振及び遮音用の高分子材料シート状成形体の製造法 | |
| JPH0791490A (ja) | 制振材料用粘弾性組成物およびそれを用いた樹脂複合型制振金属板 | |
| JPH0635573B2 (ja) | 制振特性および遮音特性に優れたシート状パネル制振材 | |
| JPH0247508B2 (ja) | Seishintoryo | |
| JP4543262B2 (ja) | 耐久密着性に優れたクロメートフリー樹脂複合型制振材料 | |
| JPH05193044A (ja) | 高温での耐ボルトゆるみ性に優れた制振積層体 | |
| JPH0777784B2 (ja) | 制振床下地材 | |
| JPH02273231A (ja) | 常温用複合型制振材料 | |
| JPH05254054A (ja) | 複合型制振鋼帯 | |
| JPH06210791A (ja) | プレス成形性に優れた樹脂複合型制振アルミニウム板 | |
| JPH05222239A (ja) | 制振材料用粘弾性樹脂組成物およびこれを用いた制振鋼板 | |
| KR980009368A (ko) | 제진강판용 제진재료의 제조방법 | |
| JP2006125150A (ja) | 拘束型制振材 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960409 |