JPH052010B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH052010B2 JPH052010B2 JP61120583A JP12058386A JPH052010B2 JP H052010 B2 JPH052010 B2 JP H052010B2 JP 61120583 A JP61120583 A JP 61120583A JP 12058386 A JP12058386 A JP 12058386A JP H052010 B2 JPH052010 B2 JP H052010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric resonator
- insulating case
- spacer
- cap
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はチツプ型圧電振動子に関し、特に中
空筒状の絶縁ケース内の中空部に短冊形の圧電共
振子が配置され固定される構造を有する、チツプ
型圧電振動子に関する。
空筒状の絶縁ケース内の中空部に短冊形の圧電共
振子が配置され固定される構造を有する、チツプ
型圧電振動子に関する。
この種のチツプ型圧電振動子は、既に、公知で
ある。
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来は圧電共振子の接続固定のために導電性接
着剤を用いるため、圧電振動子を絶縁ケースの中
に適正な状態で配置することが困難で、第9A図
および第9B図のように配置されることが多かつ
た。
着剤を用いるため、圧電振動子を絶縁ケースの中
に適正な状態で配置することが困難で、第9A図
および第9B図のように配置されることが多かつ
た。
第9A図に示す場合、圧電共振子2は、絶縁ケ
ース1の中空部内壁底部に接触するように全体が
下降してしまい、一方、第9B図に示す場合は、
圧電共振子2の一端が下降して斜めに配置されて
しまう。このような場合、いずれも圧電共振子2
と絶縁ケース1の内壁面との間の間隙が小さくな
る。
ース1の中空部内壁底部に接触するように全体が
下降してしまい、一方、第9B図に示す場合は、
圧電共振子2の一端が下降して斜めに配置されて
しまう。このような場合、いずれも圧電共振子2
と絶縁ケース1の内壁面との間の間隙が小さくな
る。
このため、この間隙には、毛細管現象によつて
導電性接着剤4が硬化するまでの間に、導電性接
着剤4aおよび4bが必要以上に侵入してくる。
そうすると、振動部分に導電性接着剤4aまたは
4bが付着してしまい、良好な振動が行えなくな
るとともに、場合によつては、導電性接着剤4a
と電極3、あるいは導電性接着剤4bと電極5と
が短絡状態になつてしまう。
導電性接着剤4が硬化するまでの間に、導電性接
着剤4aおよび4bが必要以上に侵入してくる。
そうすると、振動部分に導電性接着剤4aまたは
4bが付着してしまい、良好な振動が行えなくな
るとともに、場合によつては、導電性接着剤4a
と電極3、あるいは導電性接着剤4bと電極5と
が短絡状態になつてしまう。
そこで、本件出願人は、たとえば昭和59年5月
19日付で実用新案出願公開された実開昭59−
73832号公報の従来技術を提案した。しかし、こ
の従来技術では、固体部を圧電エレメントに固着
するので、圧電エレメントの振動部からの振動の
もれが、固体部ではね返され、圧電エレメントの
振動部での本振動に悪影響を与え振動特性を悪化
させてしまう。
19日付で実用新案出願公開された実開昭59−
73832号公報の従来技術を提案した。しかし、こ
の従来技術では、固体部を圧電エレメントに固着
するので、圧電エレメントの振動部からの振動の
もれが、固体部ではね返され、圧電エレメントの
振動部での本振動に悪影響を与え振動特性を悪化
させてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、振動特
性を悪化させることなく、圧電振動子を絶縁ケー
スの中に簡単に配置でき、しかも毛細管現象によ
る不良品の発生が少ない、チツプ型圧電振動子を
提供することである。
性を悪化させることなく、圧電振動子を絶縁ケー
スの中に簡単に配置でき、しかも毛細管現象によ
る不良品の発生が少ない、チツプ型圧電振動子を
提供することである。
この発明は、簡単にいえば、筒状の絶縁ケース
と、エネルギ閉じ込め形の振動部分を有する圧電
基板を含みかつ絶縁ケースの中空部に配置される
圧電共振子と、絶縁ケースの両端に被せられるキ
ヤツプとを備え、圧電共振子をキヤツプに電気的
に接続するチツプ型圧電振動子において、板部材
と板部材から切り起こされそれぞれが基底部と先
端とを有する1対の切起し片とを含むスペーサを
備え、スペーサの板部材が絶縁ケースの端面とキ
ヤツプとの間に挟持され、切起し片の基底部およ
び先端の一方で圧電共振子を保持し、それによつ
て圧電共振子を中空部の内壁に接触しないように
切起し片の弾性で保持するようにしたことを特徴
とする、チツプ型圧電振動子である。
と、エネルギ閉じ込め形の振動部分を有する圧電
基板を含みかつ絶縁ケースの中空部に配置される
圧電共振子と、絶縁ケースの両端に被せられるキ
ヤツプとを備え、圧電共振子をキヤツプに電気的
に接続するチツプ型圧電振動子において、板部材
と板部材から切り起こされそれぞれが基底部と先
端とを有する1対の切起し片とを含むスペーサを
備え、スペーサの板部材が絶縁ケースの端面とキ
ヤツプとの間に挟持され、切起し片の基底部およ
び先端の一方で圧電共振子を保持し、それによつ
て圧電共振子を中空部の内壁に接触しないように
切起し片の弾性で保持するようにしたことを特徴
とする、チツプ型圧電振動子である。
組み立てる一例を述べると、まず、筒状の絶縁
ケースの一端にスペーサとキヤツプを嵌合する。
このとき、絶縁ケースの端面とキヤツプとの間に
スペーサの板部材が挟持される。その後、スペー
サとキヤツプを嵌合させていない他端から筒状の
絶縁ケースの内部へ圧電共振子を挿入し、圧電共
振子の一端を、その嵌合させたスペーサの切起し
片の基部および先端の一方で保持させる。そし
て、絶縁ケースの他端にも、圧電共振子の他端が
同様に保持されるように、スペーサとキヤツプを
嵌合させ、圧電共振子を保持する。そうすると、
圧電共振子は、絶縁ケースの中空部の内壁に接触
しないように、スペーサによつて両端で支持され
る。この場合、圧電共振子、絶縁ケースおよびス
ペーサを一体固定するために、導電性接着剤がキ
ヤツプ内側に塗布されている。組み立て方法は上
述のものだけに限られることはないが、いずれに
せよスペーサによつて圧電共振子と絶縁ケースの
中空内壁との間が適正な間隔に保たれる。
ケースの一端にスペーサとキヤツプを嵌合する。
このとき、絶縁ケースの端面とキヤツプとの間に
スペーサの板部材が挟持される。その後、スペー
サとキヤツプを嵌合させていない他端から筒状の
絶縁ケースの内部へ圧電共振子を挿入し、圧電共
振子の一端を、その嵌合させたスペーサの切起し
片の基部および先端の一方で保持させる。そし
て、絶縁ケースの他端にも、圧電共振子の他端が
同様に保持されるように、スペーサとキヤツプを
嵌合させ、圧電共振子を保持する。そうすると、
圧電共振子は、絶縁ケースの中空部の内壁に接触
しないように、スペーサによつて両端で支持され
る。この場合、圧電共振子、絶縁ケースおよびス
ペーサを一体固定するために、導電性接着剤がキ
ヤツプ内側に塗布されている。組み立て方法は上
述のものだけに限られることはないが、いずれに
せよスペーサによつて圧電共振子と絶縁ケースの
中空内壁との間が適正な間隔に保たれる。
また、圧電共振子はスペーサに固着されること
なく固定されるので、圧電共振子の振動部分から
の振動のもれをスペーサによつて吸収して、本振
動に影響を与えることはない。
なく固定されるので、圧電共振子の振動部分から
の振動のもれをスペーサによつて吸収して、本振
動に影響を与えることはない。
この発明によれば、スペーサによつて圧電共振
子を保持するので、複雑な治具を用いることなく
簡単に圧電共振子を絶縁ケース内の適正な位置に
配置することができる。したがつて、このスペー
サによつて、組み立てが非常に簡単になる。ま
た、スペーサの圧電共振子を保持する高さを、圧
電共振子と絶縁ケースとの間で毛細管現象が起こ
らない高さに設定すれば、導電性接着剤が毛細管
現象によつて圧電共振子の振動部まで進出するこ
とはない。さらに、スペーサが金属製であれば、
導電性接着剤による導通のみならず、このスペー
サを介しても圧電共振子とキヤツプとが導通して
いることにより信頼性が向上する。このように、
この発明によれば不良品の発生を可及的に低減す
ることができる。
子を保持するので、複雑な治具を用いることなく
簡単に圧電共振子を絶縁ケース内の適正な位置に
配置することができる。したがつて、このスペー
サによつて、組み立てが非常に簡単になる。ま
た、スペーサの圧電共振子を保持する高さを、圧
電共振子と絶縁ケースとの間で毛細管現象が起こ
らない高さに設定すれば、導電性接着剤が毛細管
現象によつて圧電共振子の振動部まで進出するこ
とはない。さらに、スペーサが金属製であれば、
導電性接着剤による導通のみならず、このスペー
サを介しても圧電共振子とキヤツプとが導通して
いることにより信頼性が向上する。このように、
この発明によれば不良品の発生を可及的に低減す
ることができる。
また、スペーサが振動部分からの振動のもれを
吸収するので、本振動に影響を与えず、良好な振
動特性が得られる。
吸収するので、本振動に影響を与えず、良好な振
動特性が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
よび利点は、図面を参照して行う以下の実施例の
詳細な説明から一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の一実施例の断面図を示し、
第2図は外観図を示す。中空円筒状の絶縁ケース
10の両端には、たとえば燐青銅のような導電材
料からなるキヤツプ12が圧入される。絶縁ケー
ス10は、たとえばアルミナのようなセラミツク
によつて形成される。円筒状の絶縁ケース10の
両端に外側の角10aには、キヤツプ12が圧入
しやすいように、適当なアールが形成される。こ
の角10aのアールの曲率は、そこに被せられる
キヤツプ12の内側のアールの曲率より小さくす
るのが望ましい。キヤツプ12のアールを絶縁ケ
ース10のアールより大きくすると、キヤツプ1
2を圧入する際圧入が容易であるばかりでなく、
その両方のアール面でキヤツプ12と電極14
(第1図)とが確実に導通され、導通の信頼性が
改善されるからである。
第2図は外観図を示す。中空円筒状の絶縁ケース
10の両端には、たとえば燐青銅のような導電材
料からなるキヤツプ12が圧入される。絶縁ケー
ス10は、たとえばアルミナのようなセラミツク
によつて形成される。円筒状の絶縁ケース10の
両端に外側の角10aには、キヤツプ12が圧入
しやすいように、適当なアールが形成される。こ
の角10aのアールの曲率は、そこに被せられる
キヤツプ12の内側のアールの曲率より小さくす
るのが望ましい。キヤツプ12のアールを絶縁ケ
ース10のアールより大きくすると、キヤツプ1
2を圧入する際圧入が容易であるばかりでなく、
その両方のアール面でキヤツプ12と電極14
(第1図)とが確実に導通され、導通の信頼性が
改善されるからである。
そして、絶縁ケース10の両端には、第3図に
示すように、アールが形成された角10aを包む
ように、均一な肉厚の電極14が形成される。こ
の電極14は、たとえばAg,CuあるいはNi等の
金属からなり、たとえば焼付けによつて形成され
る。
示すように、アールが形成された角10aを包む
ように、均一な肉厚の電極14が形成される。こ
の電極14は、たとえばAg,CuあるいはNi等の
金属からなり、たとえば焼付けによつて形成され
る。
電極14の絶縁ケース10外表面からの厚みp
は、第1図に示す絶縁ケース10とキヤツプ12
との間隔qに応じて設定される。ただし、この厚
みpはあまり大きくない方がよい。なぜなら、こ
の厚みpがあまり大きいと、上述の間隔qが大き
くなりすぎて、チツプ形状としては好ましくなく
なるからである。
は、第1図に示す絶縁ケース10とキヤツプ12
との間隔qに応じて設定される。ただし、この厚
みpはあまり大きくない方がよい。なぜなら、こ
の厚みpがあまり大きいと、上述の間隔qが大き
くなりすぎて、チツプ形状としては好ましくなく
なるからである。
なお、電極14の絶縁ケース10の外側での肉
厚pを薄くするためには、前述の絶縁ケース10
の角10aがアールが有効である。このようなア
ールが形成されていれば、絶縁ケース10の両端
にたとえばローラによつて電極14のため導電ペ
ーストを塗布するとき、外面が薄くなる。
厚pを薄くするためには、前述の絶縁ケース10
の角10aがアールが有効である。このようなア
ールが形成されていれば、絶縁ケース10の両端
にたとえばローラによつて電極14のため導電ペ
ーストを塗布するとき、外面が薄くなる。
圧電共振子16には、第4図に示すように、従
来のものとほぼ同じように、その上下面に、一部
において重なり合う振動電極18および20が形
成される。しかし、振動電極18および20の一
方の他方端は、それぞれ形成されている主面から
折り返されて、その端部18aおよび20aが、
それぞれ反対主面にまで延びて形成される。この
ように折り返された端部18aおよび20aを形
成するのは、後述するスペーサと振動電極18お
よび20と良好な電気的導通を確保するためであ
る。圧電共振子16の略中央部の振動電極18と
20とが重なり合う部分では、エネルギー閉じ込
め型の厚みすべり振動が生じる。
来のものとほぼ同じように、その上下面に、一部
において重なり合う振動電極18および20が形
成される。しかし、振動電極18および20の一
方の他方端は、それぞれ形成されている主面から
折り返されて、その端部18aおよび20aが、
それぞれ反対主面にまで延びて形成される。この
ように折り返された端部18aおよび20aを形
成するのは、後述するスペーサと振動電極18お
よび20と良好な電気的導通を確保するためであ
る。圧電共振子16の略中央部の振動電極18と
20とが重なり合う部分では、エネルギー閉じ込
め型の厚みすべり振動が生じる。
スペーサ22は、第5A図に斜視図を示すよう
に、板部材となる1枚の円盤状の金属板、たとえ
ば燐青銅の打ち抜き成型によつて形成される。す
なわち、円形の金属板の対向する位置の2筒所ず
つ切り込みを入れ、それを下方に折り曲げると、
それぞれ基底部と先端とを有する舌片状の切起し
片22aおよび22bが形成される。切起し片2
2aおよび22bが折り曲げられる角度は、第5
B図に断面図を示すように、90゜よりも小さく設
定され、その切起し片22aおよび22bの基底
部の幅が圧電共振子16の厚みより小さく形成さ
れる。組み立てのとき、圧電共振子16を嵌入し
易くするためと、嵌入後は圧電共振子16によつ
て押し拡げられた切起し片22aおよび22bの
弾性復元力によつて端部18aおよび20aを挟
持してスペーサ22と振動電極18および20の
電気的な良好な導通を確保するためである。
に、板部材となる1枚の円盤状の金属板、たとえ
ば燐青銅の打ち抜き成型によつて形成される。す
なわち、円形の金属板の対向する位置の2筒所ず
つ切り込みを入れ、それを下方に折り曲げると、
それぞれ基底部と先端とを有する舌片状の切起し
片22aおよび22bが形成される。切起し片2
2aおよび22bが折り曲げられる角度は、第5
B図に断面図を示すように、90゜よりも小さく設
定され、その切起し片22aおよび22bの基底
部の幅が圧電共振子16の厚みより小さく形成さ
れる。組み立てのとき、圧電共振子16を嵌入し
易くするためと、嵌入後は圧電共振子16によつ
て押し拡げられた切起し片22aおよび22bの
弾性復元力によつて端部18aおよび20aを挟
持してスペーサ22と振動電極18および20の
電気的な良好な導通を確保するためである。
このような絶縁ケース10、圧電共振子16お
よびスペーサ22は、一例として次のようにして
組み立てられる。絶縁ケース10には、第6図に
示すように、まず、一方の端部の中空部内に切起
し片22aおよび22bが配置されるようにスペ
ーサ22を嵌合させる。その後、スペーサ22を
嵌合していない他方の端部から、圧電振動子16
を絶縁ケース10の中空部に挿入して端部を切起
し片22aおよび22bのそれぞれの基底部の間
に嵌める。そうすると、切起し片22aおよび2
2bの弾性復元力によつて、振動電極18または
20の端部が挟持される。そして、圧電共振子1
6を挿入する側の絶縁ケース10の端部に、もう
1つのスペーサ22を嵌合させる。そうすると、
第6図に示すように、圧電共振子16の端部がそ
れぞれ切起し片22aおよび22bで挟持され、
スペーサ22によつて絶縁ケース10と一体固定
される。
よびスペーサ22は、一例として次のようにして
組み立てられる。絶縁ケース10には、第6図に
示すように、まず、一方の端部の中空部内に切起
し片22aおよび22bが配置されるようにスペ
ーサ22を嵌合させる。その後、スペーサ22を
嵌合していない他方の端部から、圧電振動子16
を絶縁ケース10の中空部に挿入して端部を切起
し片22aおよび22bのそれぞれの基底部の間
に嵌める。そうすると、切起し片22aおよび2
2bの弾性復元力によつて、振動電極18または
20の端部が挟持される。そして、圧電共振子1
6を挿入する側の絶縁ケース10の端部に、もう
1つのスペーサ22を嵌合させる。そうすると、
第6図に示すように、圧電共振子16の端部がそ
れぞれ切起し片22aおよび22bで挟持され、
スペーサ22によつて絶縁ケース10と一体固定
される。
なお、スペーサ22で圧電共振子16を保持し
た状態では、スペーサ22の円形平面は、絶縁ケ
ース10の端面に形成された円形の電極14と密
着している。
た状態では、スペーサ22の円形平面は、絶縁ケ
ース10の端面に形成された円形の電極14と密
着している。
圧電共振子16を配置した後、絶縁ケース10
の両端部に、導電性接着剤24がその内側に塗布
されたキヤツプ12を、第6図に示すように嵌め
込む。このとき、圧電共振子16の表面と、絶縁
ケース10の中空部内壁とはスペーサ22によつ
て十分な間隙が保たれており、毛細管現象によつ
て導電性接着剤24が圧電共振子16の上述の振
動部分まで進出することはない。すなわち、スペ
ーサ22が圧電共振子16を所定の位置に配置し
ているので、導電性接着剤24の毛細管現象を防
いでいる。
の両端部に、導電性接着剤24がその内側に塗布
されたキヤツプ12を、第6図に示すように嵌め
込む。このとき、圧電共振子16の表面と、絶縁
ケース10の中空部内壁とはスペーサ22によつ
て十分な間隙が保たれており、毛細管現象によつ
て導電性接着剤24が圧電共振子16の上述の振
動部分まで進出することはない。すなわち、スペ
ーサ22が圧電共振子16を所定の位置に配置し
ているので、導電性接着剤24の毛細管現象を防
いでいる。
なお、キヤツプ12の内側の角12aには、前
述のように絶縁ケース10の角10aに設けられ
たアールと同じ曲率中心でかつ曲率の異なるアー
ルが設けられる。
述のように絶縁ケース10の角10aに設けられ
たアールと同じ曲率中心でかつ曲率の異なるアー
ルが設けられる。
キヤツプ12の圧入が完了すると、電極14の
外側の厚みpは圧入によつて変形し、第1図のよ
うになる。そうすると、絶縁ケース10とキヤツ
プ12と完全に一体固定される。そして、導電性
接着剤24が硬化すると、圧電共振子16は、絶
縁ケース10内に固定的に保持される。それとと
もに、圧電共振子16の電極18,20およびス
ペーサ22は、導電性接着剤24を介してそれぞ
れキヤツプ12に完全に電気的に接続される。
外側の厚みpは圧入によつて変形し、第1図のよ
うになる。そうすると、絶縁ケース10とキヤツ
プ12と完全に一体固定される。そして、導電性
接着剤24が硬化すると、圧電共振子16は、絶
縁ケース10内に固定的に保持される。それとと
もに、圧電共振子16の電極18,20およびス
ペーサ22は、導電性接着剤24を介してそれぞ
れキヤツプ12に完全に電気的に接続される。
なお、スペーサ22としては、第7A図,第7
B図および第8A図,第8B図に示すようなもの
が用いられてもよい。
B図および第8A図,第8B図に示すようなもの
が用いられてもよい。
第7A図,第7B図に示すスペーサ26はスペ
ーサ22と同様、板部材となる円形の金属板から
形成されるが、それぞれ基底部と先端とを有する
切起し片26aおよび26bは金属板の略中央部
に平行な切込を入れた後、その切込を2分して切
断し、それを下方に折り曲げて形成したものであ
る。切起し片26aおよび26bでは、その先端
によつて圧電共振子16が保持される。このよう
な形状だと、切起し片26a,26bが導電性接
着剤を圧電共振子へ集中的に流すためのガイドと
しての機能も有することになる。
ーサ22と同様、板部材となる円形の金属板から
形成されるが、それぞれ基底部と先端とを有する
切起し片26aおよび26bは金属板の略中央部
に平行な切込を入れた後、その切込を2分して切
断し、それを下方に折り曲げて形成したものであ
る。切起し片26aおよび26bでは、その先端
によつて圧電共振子16が保持される。このよう
な形状だと、切起し片26a,26bが導電性接
着剤を圧電共振子へ集中的に流すためのガイドと
しての機能も有することになる。
第8A図,第8B図に示すスペーサ28は、第
7A図、第7B図に示すと同様の切起し片28a
および28bの他、円形の金属板の端部に対向す
るように切り起こし28cおよび28dが形成さ
れる。この切り起こし28cおよび28dは、絶
縁ケース10に形成された電極14とキヤツプ1
2とが電気的に良好な接続が保てるように、すな
わち、電極14とキヤツプ12との間には弾性復
元力による反発力が常時生じるようにして良好な
電気的導通を確保したものである。
7A図、第7B図に示すと同様の切起し片28a
および28bの他、円形の金属板の端部に対向す
るように切り起こし28cおよび28dが形成さ
れる。この切り起こし28cおよび28dは、絶
縁ケース10に形成された電極14とキヤツプ1
2とが電気的に良好な接続が保てるように、すな
わち、電極14とキヤツプ12との間には弾性復
元力による反発力が常時生じるようにして良好な
電気的導通を確保したものである。
なお、上述の実施例で用いた導電性接着剤に代
えてはんだペーストを用いてもよい。
えてはんだペーストを用いてもよい。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。第2図はこの実施例の外観斜視図である。第
3図は絶縁ケースの両端に電極を形成した状態を
示す断面図解図である。第4図は圧電共振子に形
成する振動電極の状態を示す斜視図である。第5
A図スペーサの一例を示す斜視図であり、第5B
図は第5A図の線B−Bにおける断面図であ
る。第6図は電極を形成した絶縁ケースにキヤツ
プを圧入する状態を説明するための断面図解図で
ある。第7A図および第7B図はスペーサの他の
例を示し、第7A図が斜視図であり、第7B図は
第7A図の線A−Aにおける断面図である。
第8A図および第8B図はスペーサのその他の例
を示し、第8A図が斜視図であり、第8B図は第
8A図の線B−Bにおける断面図である。第
9A図および第9B図は従来のチツプ型圧電振動
子の断面図を示す。 図において、10は絶縁ケース、12はキヤツ
プ、16は圧電共振子、22,26,28はスペ
ーサ、22a,22b,26a,26b,28
a,28bは切起し片、24は導電性接着剤を示
す。
る。第2図はこの実施例の外観斜視図である。第
3図は絶縁ケースの両端に電極を形成した状態を
示す断面図解図である。第4図は圧電共振子に形
成する振動電極の状態を示す斜視図である。第5
A図スペーサの一例を示す斜視図であり、第5B
図は第5A図の線B−Bにおける断面図であ
る。第6図は電極を形成した絶縁ケースにキヤツ
プを圧入する状態を説明するための断面図解図で
ある。第7A図および第7B図はスペーサの他の
例を示し、第7A図が斜視図であり、第7B図は
第7A図の線A−Aにおける断面図である。
第8A図および第8B図はスペーサのその他の例
を示し、第8A図が斜視図であり、第8B図は第
8A図の線B−Bにおける断面図である。第
9A図および第9B図は従来のチツプ型圧電振動
子の断面図を示す。 図において、10は絶縁ケース、12はキヤツ
プ、16は圧電共振子、22,26,28はスペ
ーサ、22a,22b,26a,26b,28
a,28bは切起し片、24は導電性接着剤を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 筒状の絶縁ケースと、エネルギ閉じ込め形の
振動部分を有する圧電基板を含みかつ前記絶縁ケ
ースの中空部に配置される圧電共振子と、前記絶
縁ケースの両端に被せられるキヤツプとを備え、
前記圧電共振子を前記キヤツプに電気的に接続す
るチツプ型圧電振動子において、 板部材と前記板部材から切り起こされそれぞれ
が基底部と先端とを有する1対の切起し片とを含
むスペーサを備え、前記スペーサの前記板部材が
前記絶縁ケースの端面と前記キヤツプとの間に挟
持され、前記切起し片の前記基底部および前記先
端の一方で前記圧電共振子を保持し、それによつ
て前記圧電共振子を前記中空部の内壁に接触しな
いように前記切起し片の弾性で保持するようにし
たことを特徴とする、チツプ型圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12058386A JPS62276913A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | チツプ型圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12058386A JPS62276913A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | チツプ型圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62276913A JPS62276913A (ja) | 1987-12-01 |
| JPH052010B2 true JPH052010B2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=14789869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12058386A Granted JPS62276913A (ja) | 1986-05-26 | 1986-05-26 | チツプ型圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62276913A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4693387B2 (ja) * | 2004-04-01 | 2011-06-01 | 京セラ株式会社 | 圧電部品 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5973832U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-19 | 株式会社村田製作所 | チツプ状圧電振動部品 |
-
1986
- 1986-05-26 JP JP12058386A patent/JPS62276913A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62276913A (ja) | 1987-12-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5829652B2 (ja) | ピエゾデンキキヨウシンキ | |
| JP3542115B2 (ja) | 固体電解コンデンサおよびその製造方法 | |
| US5116700A (en) | Power source element with connecting terminals | |
| JPH052010B2 (ja) | ||
| JPS60257119A (ja) | ヒユ−ズ入りコンデンサ及びその製造方法 | |
| JPH0311943Y2 (ja) | ||
| JPH0434570Y2 (ja) | ||
| JP2981910B2 (ja) | 樹脂封止型圧電共振子の製造方法 | |
| JP3401775B2 (ja) | モールド型水晶振動子 | |
| JP2539889Y2 (ja) | 圧電振動板の保持構造 | |
| JPH0238498Y2 (ja) | ||
| JPS6322745Y2 (ja) | ||
| JPS636894Y2 (ja) | ||
| JPH0644178Y2 (ja) | チップ型圧電共振子 | |
| JPS60180315A (ja) | 水晶振動子 | |
| JPH0422567Y2 (ja) | ||
| JP2582757Y2 (ja) | 電子部品の端子構造 | |
| JPS6017948Y2 (ja) | 音又形水晶振動子用ホルダ− | |
| JPH0749858Y2 (ja) | フラットパッケージ型圧電振動子 | |
| JPH0416496Y2 (ja) | ||
| JPH0611637Y2 (ja) | コンデンサ付圧電磁器振動子 | |
| JPH03187510A (ja) | 圧電振動子 | |
| JPH1141058A (ja) | 圧電部品及びその製造方法 | |
| JPH0231508A (ja) | 圧電振動子 | |
| JPH0613834A (ja) | 圧電共振子 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |