JPH05201350A - 車両における操舵補助装置 - Google Patents
車両における操舵補助装置Info
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- JPH05201350A JPH05201350A JP1420292A JP1420292A JPH05201350A JP H05201350 A JPH05201350 A JP H05201350A JP 1420292 A JP1420292 A JP 1420292A JP 1420292 A JP1420292 A JP 1420292A JP H05201350 A JPH05201350 A JP H05201350A
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- Japan
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- steering
- vehicle
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【目的】前輪の操向機能が低下しても、車両の操向性を
確保できる操舵補助装置を提供する。 【構成】ブレ−キペダル(11)の操作とは独立して車
両の駆動輪(3〜10)のブレーキを左右片側毎に作動
させるブレーキ駆動手段(21,22)と、操舵補助時
に、操舵方向側の前記駆動輪の駆動力を低下させるべ
く、前記ブレーキ駆動手段(21,22)を制御して操
舵方向側の前記ブレーキを作動させる制御部(30,4
0)とより操舵補助装置を構成する。
確保できる操舵補助装置を提供する。 【構成】ブレ−キペダル(11)の操作とは独立して車
両の駆動輪(3〜10)のブレーキを左右片側毎に作動
させるブレーキ駆動手段(21,22)と、操舵補助時
に、操舵方向側の前記駆動輪の駆動力を低下させるべ
く、前記ブレーキ駆動手段(21,22)を制御して操
舵方向側の前記ブレーキを作動させる制御部(30,4
0)とより操舵補助装置を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の操向性を向上さ
せるべく車両の操舵装置を補助する操舵補助装置に関す
る。
せるべく車両の操舵装置を補助する操舵補助装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラクター等の車両における操
舵装置(いわゆるステアリング)は、運転席のハンドル
操作により前輪の向きを変化させ、この前輪の向きの変
化のみによって車両を旋回させようとするものであり、
この機構以外に操向性を確保する有効な装置は設けられ
ていなかった。
舵装置(いわゆるステアリング)は、運転席のハンドル
操作により前輪の向きを変化させ、この前輪の向きの変
化のみによって車両を旋回させようとするものであり、
この機構以外に操向性を確保する有効な装置は設けられ
ていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、車両の動作
状態又は走行路の状態に起因して前輪と地面との間にす
べりが生じた場合には、操向性が著しく低下することが
あった。
状態又は走行路の状態に起因して前輪と地面との間にす
べりが生じた場合には、操向性が著しく低下することが
あった。
【0004】すなわち、トレーラー牽引用のトラクター
(特に駆動される後輪が2軸以上のもの)等の車両は、
雪道、氷路、ぬかるみ等の悪路では後輪にかかる荷重の
ために後軸の駆動に依る方向性が強く前輪の操向機能が
低下する。特に、停止状態からの発進時は、前輪の接地
圧が極端に低下するために、更に操向機能の低下をきた
し直進しかできない状態に陥ることが多い(上り坂では
更にこの傾向が強い)。
(特に駆動される後輪が2軸以上のもの)等の車両は、
雪道、氷路、ぬかるみ等の悪路では後輪にかかる荷重の
ために後軸の駆動に依る方向性が強く前輪の操向機能が
低下する。特に、停止状態からの発進時は、前輪の接地
圧が極端に低下するために、更に操向機能の低下をきた
し直進しかできない状態に陥ることが多い(上り坂では
更にこの傾向が強い)。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、ステアリング機構による操向機能
が低下するような悪条件においても操向性が確保できる
車両における操舵補助装置を提供することを目的として
いる。
してなされたもので、ステアリング機構による操向機能
が低下するような悪条件においても操向性が確保できる
車両における操舵補助装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、1 ブレ−キペダル
(11)の操作とは独立して車両の駆動輪(3〜10)
のブレーキを左右片側毎に作動させるブレーキ駆動手段
(21,22)と、操舵補助時に、操舵方向側の前記駆
動輪の駆動力を低下させるべく、前記ブレーキ駆動手段
(21,22)を制御して操舵方向側の前記ブレーキを
作動させる制御部(30,40)とよりなることを特徴
とする車両における操舵補助装置。
めの本発明の要旨とするところは、1 ブレ−キペダル
(11)の操作とは独立して車両の駆動輪(3〜10)
のブレーキを左右片側毎に作動させるブレーキ駆動手段
(21,22)と、操舵補助時に、操舵方向側の前記駆
動輪の駆動力を低下させるべく、前記ブレーキ駆動手段
(21,22)を制御して操舵方向側の前記ブレーキを
作動させる制御部(30,40)とよりなることを特徴
とする車両における操舵補助装置。
【0007】2 前記制御部(40)は、車両のステア
リング機構(19)の作動状態から操舵角度を検出する
操舵角度検出手段(42)と、この操舵角度検出手段
(42)の出力から検知される操舵方向に基づき、前記
ステアリング機構(19)に連動して前記ブレーキ駆動
手段(21,22)の制御を行なうコントローラ(4
4)とを備えることを特徴とする項1記載の車両におけ
る操舵補助装置に存する。
リング機構(19)の作動状態から操舵角度を検出する
操舵角度検出手段(42)と、この操舵角度検出手段
(42)の出力から検知される操舵方向に基づき、前記
ステアリング機構(19)に連動して前記ブレーキ駆動
手段(21,22)の制御を行なうコントローラ(4
4)とを備えることを特徴とする項1記載の車両におけ
る操舵補助装置に存する。
【0008】
【作用】操舵補助時において、制御部(30,40)
は、ブレーキ駆動手段(21,22)を制御して、ブレ
ーキペダル(11)の操作にかかわらず操舵方向側の駆
動輪のブレーキを作動させる。このため、操舵方向側の
駆動輪に偏重して制動力が働き、操舵方向と反対側の駆
動輪の駆動力が相対的に大きくなって、この駆動力の差
に応じて車両を操舵方向に旋回させようとする旋回力
(モーメント)が生じる。したがって、ステアリング機
構による操向機能が低下していても、この旋回力により
所定の操舵方向に車両は旋回する。
は、ブレーキ駆動手段(21,22)を制御して、ブレ
ーキペダル(11)の操作にかかわらず操舵方向側の駆
動輪のブレーキを作動させる。このため、操舵方向側の
駆動輪に偏重して制動力が働き、操舵方向と反対側の駆
動輪の駆動力が相対的に大きくなって、この駆動力の差
に応じて車両を操舵方向に旋回させようとする旋回力
(モーメント)が生じる。したがって、ステアリング機
構による操向機能が低下していても、この旋回力により
所定の操舵方向に車両は旋回する。
【0009】
【実施例】以下、図1,2に基づき本発明の第1実施例
を説明する。この実施例は、図1に示すように、左右二
つの前輪1,2に対して左右それぞれ複数の後輪3〜
6,8〜10(駆動輪)が設けられ、ブレーキペダル1
1の操作に応じてブレーキバルブ11aを動作させて圧
力空気を後輪のブレーキダイヤフラム12〜15に送り
込んで、後輪3〜6,8〜10に制動力を働かせる構成
の車両(例えばトラクター等は一般にこのようなエアブ
レーキを採用した構成である)に本発明の操舵補助装置
を適用した例である。
を説明する。この実施例は、図1に示すように、左右二
つの前輪1,2に対して左右それぞれ複数の後輪3〜
6,8〜10(駆動輪)が設けられ、ブレーキペダル1
1の操作に応じてブレーキバルブ11aを動作させて圧
力空気を後輪のブレーキダイヤフラム12〜15に送り
込んで、後輪3〜6,8〜10に制動力を働かせる構成
の車両(例えばトラクター等は一般にこのようなエアブ
レーキを採用した構成である)に本発明の操舵補助装置
を適用した例である。
【0010】ここで、ブレーキダイヤフラム12〜15
は、各後輪に設けられた例えばドラムブレーキ等のブレ
ーキ本体を駆動するためのもので、左右二系統の配管1
6,17により、圧力空気側に接続されている。また、
ブレーキバルブ11aは、ブレーキペダル11が操作さ
れると、その出力側の配管18に圧力空気源から供給さ
れる圧力空気を吐出し、ブレーキペダル11の踏み込み
が解除されると、配管18を外気に連通させて、ブレー
キダイヤフラム12〜15に供給された圧力空気を外部
に放出する構成となっている。
は、各後輪に設けられた例えばドラムブレーキ等のブレ
ーキ本体を駆動するためのもので、左右二系統の配管1
6,17により、圧力空気側に接続されている。また、
ブレーキバルブ11aは、ブレーキペダル11が操作さ
れると、その出力側の配管18に圧力空気源から供給さ
れる圧力空気を吐出し、ブレーキペダル11の踏み込み
が解除されると、配管18を外気に連通させて、ブレー
キダイヤフラム12〜15に供給された圧力空気を外部
に放出する構成となっている。
【0011】そして、操舵補助装置は、上記配管18か
ら分岐する左右二つの配管16,17の途上にそれぞれ
設けられた左切替弁21及び右切替弁22(ブレーキ駆
動手段)と、これら左切替弁21及び右切替弁22を制
御する制御部30とよりなる。
ら分岐する左右二つの配管16,17の途上にそれぞれ
設けられた左切替弁21及び右切替弁22(ブレーキ駆
動手段)と、これら左切替弁21及び右切替弁22を制
御する制御部30とよりなる。
【0012】左切替弁21あるいは右切替弁22は、そ
れぞれ三つのポートa,b,cを有し、通常状態ではポ
ートbとcを連通させ、制御部30からの指令があると
ポートcと連通するポートをポートaに切り替えるもの
で、具体的には例えばコントローラ34の制御により励
磁される電磁弁である。そして、左切替弁21のポート
cは配管16に、右切替弁22のポートcは配管17に
接続されている。また、両者共に、ポートaは配管23
により圧力空気源に直接接続され、ポートbは前記配管
18に接続されている。
れぞれ三つのポートa,b,cを有し、通常状態ではポ
ートbとcを連通させ、制御部30からの指令があると
ポートcと連通するポートをポートaに切り替えるもの
で、具体的には例えばコントローラ34の制御により励
磁される電磁弁である。そして、左切替弁21のポート
cは配管16に、右切替弁22のポートcは配管17に
接続されている。また、両者共に、ポートaは配管23
により圧力空気源に直接接続され、ポートbは前記配管
18に接続されている。
【0013】制御部30は、図2に示すように、運転席
に設けられる左後輪ロックスイッチ31,右後輪ロック
スイッチ32,後輪ロック解除スイッチ33と、これら
のスイッチの指令を受けて左切替弁21あるいは右切替
弁22を制御するコントローラ34と、運転席に設けら
れコントローラ34に制御されて点灯する左後輪ロック
表示灯35,右後輪ロック表示灯36と、コントローラ
34に制御されて作動し車両の運転者に警告音を発する
警告音発生手段37とよりなる。
に設けられる左後輪ロックスイッチ31,右後輪ロック
スイッチ32,後輪ロック解除スイッチ33と、これら
のスイッチの指令を受けて左切替弁21あるいは右切替
弁22を制御するコントローラ34と、運転席に設けら
れコントローラ34に制御されて点灯する左後輪ロック
表示灯35,右後輪ロック表示灯36と、コントローラ
34に制御されて作動し車両の運転者に警告音を発する
警告音発生手段37とよりなる。
【0014】ここで、コントローラ34は、例えばマイ
クロコンピュータあるいはシーケンス回路等よりなるも
ので、図示していない速度センサー等からの信号を受け
て車両が停止状態にあるか否か検知し、停止状態にある
ときに以下の動作を行なうものである。すなわち、左後
輪ロックスイッチ31あるいは右後輪ロックスイッチ3
2が操作されると、それぞれ左切替弁21あるいは右切
替弁22を択一的に作動させ、後輪ロック解除スイッチ
33が操作されると作動しているいずれかの切替弁2
1,22を通常状態に戻す。そして、いずれかの切替弁
21,22が作動しているときには、対応する表示灯3
5あるいは表示灯36を点灯させるとともに、警告音発
生手段37を作動させる構成となっている。
クロコンピュータあるいはシーケンス回路等よりなるも
ので、図示していない速度センサー等からの信号を受け
て車両が停止状態にあるか否か検知し、停止状態にある
ときに以下の動作を行なうものである。すなわち、左後
輪ロックスイッチ31あるいは右後輪ロックスイッチ3
2が操作されると、それぞれ左切替弁21あるいは右切
替弁22を択一的に作動させ、後輪ロック解除スイッチ
33が操作されると作動しているいずれかの切替弁2
1,22を通常状態に戻す。そして、いずれかの切替弁
21,22が作動しているときには、対応する表示灯3
5あるいは表示灯36を点灯させるとともに、警告音発
生手段37を作動させる構成となっている。
【0015】なお、上記のようにコントローラ34が車
両の停止状態を判断する構成とする代りに、停止状態に
ないと左後輪ロックスイッチ31あるいは右後輪ロック
スイッチ32が操作できないような構成としてもよい。
両の停止状態を判断する構成とする代りに、停止状態に
ないと左後輪ロックスイッチ31あるいは右後輪ロック
スイッチ32が操作できないような構成としてもよい。
【0016】また、車両における後輪3〜10への駆動
力伝達系には、いわゆるディファレンシャル機構又はそ
れに類する機構が設けられて、片側の後輪がロックされ
た場合でも、他方側の後輪には駆動力が伝達される構成
となっている必要がある。
力伝達系には、いわゆるディファレンシャル機構又はそ
れに類する機構が設けられて、片側の後輪がロックされ
た場合でも、他方側の後輪には駆動力が伝達される構成
となっている必要がある。
【0017】次に上記第1実施例の作用を説明する。通
常運転時においては、左切替弁21及び右切替弁22を
介して配管18と配管16,17は連通しているので、
ブレーキペダル11が操作されると、ブレーキバルブ1
1aから配管18に吐出された圧力空気がブレーキダイ
ヤフラム12〜15に送り込まれて、すべての後輪3〜
10に制動力が加わり、通常の制動が行なわれる。
常運転時においては、左切替弁21及び右切替弁22を
介して配管18と配管16,17は連通しているので、
ブレーキペダル11が操作されると、ブレーキバルブ1
1aから配管18に吐出された圧力空気がブレーキダイ
ヤフラム12〜15に送り込まれて、すべての後輪3〜
10に制動力が加わり、通常の制動が行なわれる。
【0018】そして、車両停止時に左後輪ロックスイッ
チ31あるいは右後輪ロックスイッチ32が操作される
と、制御部30のコントローラ34は、いずれかの切替
弁21,22を作動させて空気源(配管23)と配管1
6又は配管17とを直接連通させ、ブレーキペダル11
の操作にかかわらず一方側の後輪のブレーキを作動させ
る。このため、この一方側の後輪のみに制動力が働き、
これと反対側の後輪のみが駆動力を発揮して、車両をこ
の一方側に旋回させようとする旋回力(モーメント)が
生じる。したがって、前輪の角度変化による操向機能が
低下していても、この旋回力により所定の操舵方向に車
両は旋回し、車両の操向性を確保することができる。
チ31あるいは右後輪ロックスイッチ32が操作される
と、制御部30のコントローラ34は、いずれかの切替
弁21,22を作動させて空気源(配管23)と配管1
6又は配管17とを直接連通させ、ブレーキペダル11
の操作にかかわらず一方側の後輪のブレーキを作動させ
る。このため、この一方側の後輪のみに制動力が働き、
これと反対側の後輪のみが駆動力を発揮して、車両をこ
の一方側に旋回させようとする旋回力(モーメント)が
生じる。したがって、前輪の角度変化による操向機能が
低下していても、この旋回力により所定の操舵方向に車
両は旋回し、車両の操向性を確保することができる。
【0019】すなわち、上記操舵補助装置が装備された
車両であれば、例えば、冬季の積雪した橋のたもと等の
左カーブで、ハンドル操作による操向機能を失って左に
曲がれず立往生(停止)してしまった場合でも、左後輪
ロックスイッチ31を操作して発進操作をすれば、左側
の駆動輪3〜6にのみ制動力が働き、右側の駆動輪8〜
10の駆動力だけが発揮されて、車両を左向き(図1に
おいて反時計回り方向)に旋回させようとする旋回力
(モーメント)が生じ、この旋回力により車両は確実に
左側に旋回する。
車両であれば、例えば、冬季の積雪した橋のたもと等の
左カーブで、ハンドル操作による操向機能を失って左に
曲がれず立往生(停止)してしまった場合でも、左後輪
ロックスイッチ31を操作して発進操作をすれば、左側
の駆動輪3〜6にのみ制動力が働き、右側の駆動輪8〜
10の駆動力だけが発揮されて、車両を左向き(図1に
おいて反時計回り方向)に旋回させようとする旋回力
(モーメント)が生じ、この旋回力により車両は確実に
左側に旋回する。
【0020】そして、この操舵補助装置の作用によって
いずれかの後輪が制動(ロック)されているときには、
左後輪ロック表示灯35あるいは右後輪ロック表示灯3
6が点灯するとともに、警告音発生手段47から警告音
が発生されるので、運転者が後輪の片側をロックさせて
いることを忘れて思わぬ方向に進んでしまう等の不具合
が防止される。
いずれかの後輪が制動(ロック)されているときには、
左後輪ロック表示灯35あるいは右後輪ロック表示灯3
6が点灯するとともに、警告音発生手段47から警告音
が発生されるので、運転者が後輪の片側をロックさせて
いることを忘れて思わぬ方向に進んでしまう等の不具合
が防止される。
【0021】次に第2実施例を、図3に基づき説明す
る。この第2実施例は、上記第1実施例に対して制御部
の構成のみ異なる。すなわち、この操舵補助装置の制御
部40は、運転席に設けられるシステム作動スイッチ4
1と、車両のステアリング機構19の動作状態から操舵
角度を検出する操舵角度検出手段42と、システム作動
スイッチ41からのシステム始動指令あるいは操舵角度
検出手段42からの操舵角度信号を受けて左切替弁21
あるいは右切替弁22を制御するコントローラ44と、
運転席に設けられコントローラ44に制御されて点灯す
る左後輪制動表示灯45,右後輪制動表示灯46,シス
テム作動表示灯48と、コントローラ44に制御されて
作動し車両の運転者に警告音を発する警告音発生手段4
7とよりなる。
る。この第2実施例は、上記第1実施例に対して制御部
の構成のみ異なる。すなわち、この操舵補助装置の制御
部40は、運転席に設けられるシステム作動スイッチ4
1と、車両のステアリング機構19の動作状態から操舵
角度を検出する操舵角度検出手段42と、システム作動
スイッチ41からのシステム始動指令あるいは操舵角度
検出手段42からの操舵角度信号を受けて左切替弁21
あるいは右切替弁22を制御するコントローラ44と、
運転席に設けられコントローラ44に制御されて点灯す
る左後輪制動表示灯45,右後輪制動表示灯46,シス
テム作動表示灯48と、コントローラ44に制御されて
作動し車両の運転者に警告音を発する警告音発生手段4
7とよりなる。
【0022】ここで、操舵角度検出手段42は、例えば
ステアリング機構19がギア方式のものであれば、その
ステアリングシャフト(ハンドル軸)あるいはセクタシ
ャフト(ハンドル軸の回転がステアリングギアによって
減速されて伝達される軸)の回転角を検出する角度検出
器(例えばポテンショメーター等)により構成すること
ができる。
ステアリング機構19がギア方式のものであれば、その
ステアリングシャフト(ハンドル軸)あるいはセクタシ
ャフト(ハンドル軸の回転がステアリングギアによって
減速されて伝達される軸)の回転角を検出する角度検出
器(例えばポテンショメーター等)により構成すること
ができる。
【0023】コントローラ44は、例えばマイクロコン
ピュータあるいはシーケンス回路等よりなるもので、図
示していない速度センサー等からの信号を受けて車両が
所定速度以下にあるか否か検知し、停止状態あるいは低
速走行状態にあるときに以下の動作を行なうものであ
る。すなわち、システム作動スイッチ41が操作され、
操舵角度検出手段42により検知される操舵角度が所定
の値を越えると、この操舵角度の値に応じた所定の励磁
電流を左切替弁21あるいは右切替弁22に入力してい
ずれかを択一的に作動させ、操舵角度が所定の値以下に
戻ると作動しているいずれかの切替弁21,22を通常
状態に戻す。そして、いずれかの切替弁21,22が作
動しているときには、対応する表示灯45あるいは46
を点灯させるとともに、警告音発生手段47を作動させ
る構成となっている。
ピュータあるいはシーケンス回路等よりなるもので、図
示していない速度センサー等からの信号を受けて車両が
所定速度以下にあるか否か検知し、停止状態あるいは低
速走行状態にあるときに以下の動作を行なうものであ
る。すなわち、システム作動スイッチ41が操作され、
操舵角度検出手段42により検知される操舵角度が所定
の値を越えると、この操舵角度の値に応じた所定の励磁
電流を左切替弁21あるいは右切替弁22に入力してい
ずれかを択一的に作動させ、操舵角度が所定の値以下に
戻ると作動しているいずれかの切替弁21,22を通常
状態に戻す。そして、いずれかの切替弁21,22が作
動しているときには、対応する表示灯45あるいは46
を点灯させるとともに、警告音発生手段47を作動させ
る構成となっている。
【0024】なお、前記操舵角度の所定の値は、ステア
リング機構におけるいわゆるハンドルの遊び等を考慮し
て、少なくとも車両が運転者の意志によって直進してい
るときにはいずれの切替弁21,22も作動しないよう
な値に設定することが好ましい。
リング機構におけるいわゆるハンドルの遊び等を考慮し
て、少なくとも車両が運転者の意志によって直進してい
るときにはいずれの切替弁21,22も作動しないよう
な値に設定することが好ましい。
【0025】また、前記励磁電流は、操舵角度の方向が
左であれば左切替弁21に、操舵角度の方向が右であれ
ば右切替弁22に入力するようにコントローラ44のプ
ログラム等を設定するわけであるが、この励磁電流はパ
ルス状に入力して、所定の切替弁を間欠的に作動させる
よう構成する。このパルスの周期及び幅は、切替弁が作
動してからブレーキが効き始める迄の時間や、切替弁が
通常状態に戻ってからブレーキバルブ11aより圧力空
気が放出されるまでの時間等により車種ごとに設定する
ことが好ましく、例えば、1秒周期で0.5秒幅のパル
スとする。なお、このパルスの幅を操舵角度の値に応じ
て変動させることもできる。
左であれば左切替弁21に、操舵角度の方向が右であれ
ば右切替弁22に入力するようにコントローラ44のプ
ログラム等を設定するわけであるが、この励磁電流はパ
ルス状に入力して、所定の切替弁を間欠的に作動させる
よう構成する。このパルスの周期及び幅は、切替弁が作
動してからブレーキが効き始める迄の時間や、切替弁が
通常状態に戻ってからブレーキバルブ11aより圧力空
気が放出されるまでの時間等により車種ごとに設定する
ことが好ましく、例えば、1秒周期で0.5秒幅のパル
スとする。なお、このパルスの幅を操舵角度の値に応じ
て変動させることもできる。
【0026】また、車両の駆動伝達系には、第1実施例
と同様にディファレンシャル機構等が設けられている必
要がある。但し、この第2実施例は、操舵補助時に片側
の駆動輪に間欠的に制動力を付加するものであり、片側
の駆動輪をロックするものでないので、前記ディファレ
ンシャル機構がいわゆるノンスリップディファレンシャ
ルと呼ばれるものであっても十分適用できる。
と同様にディファレンシャル機構等が設けられている必
要がある。但し、この第2実施例は、操舵補助時に片側
の駆動輪に間欠的に制動力を付加するものであり、片側
の駆動輪をロックするものでないので、前記ディファレ
ンシャル機構がいわゆるノンスリップディファレンシャ
ルと呼ばれるものであっても十分適用できる。
【0027】次に上記第2実施例の作用を説明する。通
常運転時においては、ブレーキペダル11が操作される
と、第1実施例と同様にすべての後輪3〜10に制動力
が加わるそして、車両が所定速度以下であってかつシス
テム作動スイッチ41が操作されると、システム作動表
示灯48が点灯し、さらに、この状態でハンドルが所定
角度以上回されると、制御部40のコントローラ44
は、ハンドルの操作方向(操舵方向)に応じたいずれか
の切替弁21,22を所定周期で間欠的に作動させて、
ブレーキペダル11の操作にかかわらず一方側の駆動輪
のブレーキを間欠的に作動させる。このため、この一方
側の駆動輪に偏重して制動力が働き、これと反対側の駆
動輪の駆動力が相対的に大きくなって、やはり車両をこ
の一方側に旋回させようとする旋回力(モーメント)が
生じる。したがって、前輪の操向機能が低下していて
も、この旋回力により所定の操舵方向に車両は旋回し、
車両の操向性を確保することができる。
常運転時においては、ブレーキペダル11が操作される
と、第1実施例と同様にすべての後輪3〜10に制動力
が加わるそして、車両が所定速度以下であってかつシス
テム作動スイッチ41が操作されると、システム作動表
示灯48が点灯し、さらに、この状態でハンドルが所定
角度以上回されると、制御部40のコントローラ44
は、ハンドルの操作方向(操舵方向)に応じたいずれか
の切替弁21,22を所定周期で間欠的に作動させて、
ブレーキペダル11の操作にかかわらず一方側の駆動輪
のブレーキを間欠的に作動させる。このため、この一方
側の駆動輪に偏重して制動力が働き、これと反対側の駆
動輪の駆動力が相対的に大きくなって、やはり車両をこ
の一方側に旋回させようとする旋回力(モーメント)が
生じる。したがって、前輪の操向機能が低下していて
も、この旋回力により所定の操舵方向に車両は旋回し、
車両の操向性を確保することができる。
【0028】しかも、この第2実施例の操舵補助装置の
場合、制動力は間欠的に付加されるので、いわゆるポン
ピングブレーキ操作と同様の作用があり、制動力が付加
された車輪のスリップが防止され、旋回力を得るための
駆動力の調整が効率的に行なわれるるとともに、前記励
磁電流のパルスの幅や周期を変化させることにより制動
力の程度が可変であるので、前記旋回力を操舵角度に応
じて最適なものとすることができる。つまり、前記第1
実施例のように連続的に制動力を付加して一方側の後輪
をロックさせてしまうものではなく、その駆動力を調整
するものであるので、停止状態からの発進時のみならず
低速走行中にも適度に機能させて、前輪の操向機能が低
下するような条件下においても車両の操向性を確保する
ことができる。
場合、制動力は間欠的に付加されるので、いわゆるポン
ピングブレーキ操作と同様の作用があり、制動力が付加
された車輪のスリップが防止され、旋回力を得るための
駆動力の調整が効率的に行なわれるるとともに、前記励
磁電流のパルスの幅や周期を変化させることにより制動
力の程度が可変であるので、前記旋回力を操舵角度に応
じて最適なものとすることができる。つまり、前記第1
実施例のように連続的に制動力を付加して一方側の後輪
をロックさせてしまうものではなく、その駆動力を調整
するものであるので、停止状態からの発進時のみならず
低速走行中にも適度に機能させて、前輪の操向機能が低
下するような条件下においても車両の操向性を確保する
ことができる。
【0029】そして、この操舵補助装置の場合も、上記
操舵補助機能が働いているときには、左後輪制動表示灯
45あるいは右後輪制動表示灯46が点灯するととも
に、警告音発生手段47から警告音が発生されるので、
運転者がこの操舵補助機能が働いていることを忘れて予
期している程度以上に大きな角度で車両が旋回してしま
う等の不具合が防止される。
操舵補助機能が働いているときには、左後輪制動表示灯
45あるいは右後輪制動表示灯46が点灯するととも
に、警告音発生手段47から警告音が発生されるので、
運転者がこの操舵補助機能が働いていることを忘れて予
期している程度以上に大きな角度で車両が旋回してしま
う等の不具合が防止される。
【0030】また、上記装置の場合、システム作動スイ
ッチ41を操作しておけば、通常のハンドル操作により
これに連動して上記操舵補助機能が働くので、操作がき
わめて簡単である。
ッチ41を操作しておけば、通常のハンドル操作により
これに連動して上記操舵補助機能が働くので、操作がき
わめて簡単である。
【0031】
【発明の効果】本発明の車両における操舵補助装置によ
れば、ステアリング機構による操向機能が低下しあるい
は失われている場合でも、車両の左右の駆動輪の駆動力
に差を生じさせて車両を所定の操舵方向に旋回させるこ
とができるので、雪道におけるカーブ等の悪条件下にお
いても車両の操向性を確保することができるという効果
がある。
れば、ステアリング機構による操向機能が低下しあるい
は失われている場合でも、車両の左右の駆動輪の駆動力
に差を生じさせて車両を所定の操舵方向に旋回させるこ
とができるので、雪道におけるカーブ等の悪条件下にお
いても車両の操向性を確保することができるという効果
がある。
【図1】本発明の実施例である操舵補助装置が適用され
た車両の要部構成を示す図である。
た車両の要部構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例における制御部の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例における制御部の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
3〜10…駆動輪(後輪) 11…ブレ−キペダル 21,22…ブレーキ駆動手段(切替弁) 30,40…制御部 42…操舵角度検出手段 44…コントローラ
Claims (2)
- 【請求項1】ブレ−キペダルの操作とは独立して車両の
駆動輪のブレーキを左右片側毎に作動させるブレーキ駆
動手段と、 操舵補助時に、操舵方向側の前記駆動輪の駆動力を低下
させるべく、前記ブレーキ駆動手段を制御して操舵方向
側の前記ブレーキを作動させる制御部とよりなることを
特徴とする車両における操舵補助装置。 - 【請求項2】前記制御部は、 車両のステアリング機構の作動状態から操舵角度を検出
する操舵角度検出手段と、 この操舵角度検出手段の出力から検知される操舵方向に
基づき、前記ステアリング機構に連動して前記ブレーキ
駆動手段の制御を行なうコントローラとを備えることを
特徴とする請求項1記載の車両における操舵補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420292A JPH05201350A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 車両における操舵補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1420292A JPH05201350A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 車両における操舵補助装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201350A true JPH05201350A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11854529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1420292A Pending JPH05201350A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | 車両における操舵補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201350A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115520167A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-27 | 北京理工大学 | 一种用于三轴汽车的液压制动系统及其控制方法 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP1420292A patent/JPH05201350A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115520167A (zh) * | 2022-10-13 | 2022-12-27 | 北京理工大学 | 一种用于三轴汽车的液压制动系统及其控制方法 |
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