JPH0520211B2 - - Google Patents
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- JPH0520211B2 JPH0520211B2 JP26002984A JP26002984A JPH0520211B2 JP H0520211 B2 JPH0520211 B2 JP H0520211B2 JP 26002984 A JP26002984 A JP 26002984A JP 26002984 A JP26002984 A JP 26002984A JP H0520211 B2 JPH0520211 B2 JP H0520211B2
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- JP
- Japan
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- electrode
- machining
- wire
- arm
- wire electrode
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はワイヤカツト放電加工装置に関し、特
に加工部分にワイヤ電極を往復させて加工を行な
うよう構成した新規なワイヤカツト放電加工装置
に関する。
に加工部分にワイヤ電極を往復させて加工を行な
うよう構成した新規なワイヤカツト放電加工装置
に関する。
〔従来の技術〕
放電加工装置は、被加工体に対して機械力を直
接的に作用させて加工を行なう通常の機械加工と
異なり、被加工体と電極を僅かな間隙を保つて対
向させ、当該間隙に加工液を介在せしめつゝ両者
間に電圧パルスを印加し、その際に生じる放電侵
蝕現象を利用して加工を行なう非接触加工であ
る。
接的に作用させて加工を行なう通常の機械加工と
異なり、被加工体と電極を僅かな間隙を保つて対
向させ、当該間隙に加工液を介在せしめつゝ両者
間に電圧パルスを印加し、その際に生じる放電侵
蝕現象を利用して加工を行なう非接触加工であ
る。
従つて、被加工体が導電性の材料であれば、そ
の硬度等に関係なく、如何なる複雑、微細な形状
をも加工することができ、また被加工体及び電極
に加わる力が機械加工に比べて著しく小さいの
で、薄い板や管、細い線の加工も容易に行なうこ
とができる。
の硬度等に関係なく、如何なる複雑、微細な形状
をも加工することができ、また被加工体及び電極
に加わる力が機械加工に比べて著しく小さいの
で、薄い板や管、細い線の加工も容易に行なうこ
とができる。
特に、ワイヤ電極を用いて、放電加工により被
加工体を切断または切抜き孔明け加工するワイヤ
カツト放電加工装置は、型彫り形式の放電加工装
置に比べると特定形状の電極が不要であり、また
加工液として脱イオン水を用いるため、発火の危
険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴い被
加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間
無人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作
期間の短縮等を図ることができ抜型や押出型など
貫通タイプのダイの加工等を目的として今日広く
利用されている。
加工体を切断または切抜き孔明け加工するワイヤ
カツト放電加工装置は、型彫り形式の放電加工装
置に比べると特定形状の電極が不要であり、また
加工液として脱イオン水を用いるため、発火の危
険性がなく、更にまた、NC装置の発達に伴い被
加工体とワイヤ電極間の任意の加工送りを長時間
無人で行ない得るため、製作費の原価低減、製作
期間の短縮等を図ることができ抜型や押出型など
貫通タイプのダイの加工等を目的として今日広く
利用されている。
而して、従来公知のワイヤカツト放電加工装置
に於いては、ワイヤ電極供給ドラムから引き出さ
れた1本のワイヤ電極を、各種ガイドローラ等を
経て加工部分に導き出し、当該加工部分に於いて
は被加工体と所定の加工間隙を保つた状態で一対
の電極位置決め用のダイス等の案内(通常は、加
工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
の先端部内にそれぞれ取り付けられている。)間
に所定の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を
通過した使用後の電極は電極回収ドラムに巻き取
つたり、回収箱に廃棄するようにしていた。その
ため、被加工体と対向せしめられる加工部分に於
いては、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架さ
れた状態でゆつくりと走行せしめられるようにな
つていた。
に於いては、ワイヤ電極供給ドラムから引き出さ
れた1本のワイヤ電極を、各種ガイドローラ等を
経て加工部分に導き出し、当該加工部分に於いて
は被加工体と所定の加工間隙を保つた状態で一対
の電極位置決め用のダイス等の案内(通常は、加
工部分へ向けてカラムから伸長した一対のアーム
の先端部内にそれぞれ取り付けられている。)間
に所定の張力で直線状に張架せしめ、加工部分を
通過した使用後の電極は電極回収ドラムに巻き取
つたり、回収箱に廃棄するようにしていた。その
ため、被加工体と対向せしめられる加工部分に於
いては、単に1本のワイヤ電極が直線状に張架さ
れた状態でゆつくりと走行せしめられるようにな
つていた。
上記の如く、従来公知のワイヤカツト放電加工
装置に於ては、加工部分には1本のワイヤ電極し
か存在せず、この1本のワイヤ電極で加工が行な
われるようになつているため、加工効率が必ずし
も充分でなく、また、放電圧力によつてワイヤ電
極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓むため加工
輪郭形状の角部や小半径円弧部分等で加工精度が
低下するという問題点があつた。更にまた、加工
開始時には、ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に
引き廻したり、電極位置決めダイスに挿通したり
したりする必要があるが、この作業は加工中ワイ
ヤ電極が切断した場合や、連続して複数の部品の
切抜き加工を行なうような場合等にはその都度や
り直す必要があり、大変面倒であつた。
装置に於ては、加工部分には1本のワイヤ電極し
か存在せず、この1本のワイヤ電極で加工が行な
われるようになつているため、加工効率が必ずし
も充分でなく、また、放電圧力によつてワイヤ電
極が加工進行方向と反対側へ弓状に撓むため加工
輪郭形状の角部や小半径円弧部分等で加工精度が
低下するという問題点があつた。更にまた、加工
開始時には、ワイヤ電極を各種ガイドローラ間に
引き廻したり、電極位置決めダイスに挿通したり
したりする必要があるが、この作業は加工中ワイ
ヤ電極が切断した場合や、連続して複数の部品の
切抜き加工を行なうような場合等にはその都度や
り直す必要があり、大変面倒であつた。
更にまた、ワイヤ電極が1本であると、ワイヤ
電極と被加工体間に形成される加工間隙内に加工
波を充分に供給できず、このため加工精度が低下
したり、充分な冷却効果が得られず大電流によつ
て効率の良い加工を行なうことができないという
問題があつた。また、加工部分を通過中のワイヤ
電極は放電により次第にその外周面が損耗して鋸
歯状となり、そのため被加工体が厚手のものであ
る場合には良好な仕上げ加工を行なうのが困難で
あるという問題もあつた。
電極と被加工体間に形成される加工間隙内に加工
波を充分に供給できず、このため加工精度が低下
したり、充分な冷却効果が得られず大電流によつ
て効率の良い加工を行なうことができないという
問題があつた。また、加工部分を通過中のワイヤ
電極は放電により次第にその外周面が損耗して鋸
歯状となり、そのため被加工体が厚手のものであ
る場合には良好な仕上げ加工を行なうのが困難で
あるという問題もあつた。
本発明は、これら多くの問題点を解決するため
なされたものであり、その目的とするところは、
加工効率及び精度が向上し、ワイヤ電極の引廻し
作業を自動的に且つ容易に行ない得、更には良好
な仕上げ面も得られる新規なワイヤカツト放電加
工装置を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、
加工効率及び精度が向上し、ワイヤ電極の引廻し
作業を自動的に且つ容易に行ない得、更には良好
な仕上げ面も得られる新規なワイヤカツト放電加
工装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明に係るワイ
ヤカツト放電加工装置は、ワイヤ電極の供給及び
回収装置を具備する第1のアーム又は加工ヘツド
と、上記第1のアーム又は加工ヘツドから供給さ
れたワイヤ電極を折り返し互いに接触、逆方向に
走行させ、上記第1のアーム又は加工ヘツドに設
けた回収装置に送り返す電極返送装置を具備する
第2のアーム又は加工ヘツドと、ワイヤ電極を上
記第1のアーム又は加工ヘツドから上記第2のア
ーム又は加工ヘツドの上記電極返送装置まで引き
伸ばして懸け渡す電極搬送装置と、被加工体を保
持する装置と、上記被加工体と上記第1及び第2
のアーム又は加工ヘツドの間を往復するワイヤ電
極とを互いに接近対向させる加工送り装置と、上
記被加工体とワイヤ電極の間に放電用電圧パルス
を印加する電源装置並びに給電機構と、上記被加
工体とワイヤ電極が接近対向せしめられて形成さ
れる加工間隙に加工液を供給する装置とによつて
構成される。
ヤカツト放電加工装置は、ワイヤ電極の供給及び
回収装置を具備する第1のアーム又は加工ヘツド
と、上記第1のアーム又は加工ヘツドから供給さ
れたワイヤ電極を折り返し互いに接触、逆方向に
走行させ、上記第1のアーム又は加工ヘツドに設
けた回収装置に送り返す電極返送装置を具備する
第2のアーム又は加工ヘツドと、ワイヤ電極を上
記第1のアーム又は加工ヘツドから上記第2のア
ーム又は加工ヘツドの上記電極返送装置まで引き
伸ばして懸け渡す電極搬送装置と、被加工体を保
持する装置と、上記被加工体と上記第1及び第2
のアーム又は加工ヘツドの間を往復するワイヤ電
極とを互いに接近対向させる加工送り装置と、上
記被加工体とワイヤ電極の間に放電用電圧パルス
を印加する電源装置並びに給電機構と、上記被加
工体とワイヤ電極が接近対向せしめられて形成さ
れる加工間隙に加工液を供給する装置とによつて
構成される。
上記の如き構成であると、上記第1のアーム又
は加工ヘツドから導き出されたワイヤ電極は、被
加工体と対向せしめられる加工部分を通過した
後、上記第2のアーム又は加工ヘツドに設けた電
極返送装置へ懸け渡され、ここで折り返されて再
び加工位置を通過した後、上記第1のアーム又は
加工ヘツドで送り返されるものであるから、加工
部分では往復2本のワイヤ電極が並行して走行せ
しめられることになる。然るときは、加工液は2
本のワイヤ電極と被加工体との間に形成される比
較的広い加工間隙を流れるので加工液の流通が良
好となつて加工効率が向上すると共に、2本のワ
イヤ電極を充分近接又は接触させて走行させるよ
うにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増大し
て放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の
加工が可能となる。更にまた、上記の如く折り返
し互いに接触、逆方向に走行させた2本のワイヤ
電極のうち、第2のアーム又は加工ヘツドから第
1のアーム又は加工ヘツドへ復帰しつゝある表面
の傷んだワイヤ電極で最初の荒加工を行ない、第
1のアーム又は加工ヘツドから第2のアーム又は
加工ヘツドへ向かう新規なワイヤ電極で仕上げ加
工を行なうようにすれば、良好な仕上げ面が得ら
れる。また、加工開始時等にワイヤ電極を引き廻
す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘツド内
で既に電極供給装置から回収装置まで接続されて
いるワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で
把持して第2のアーム又は加工ヘツドの電極返送
装置に引つ掛けるだけで加工部分への電極の張架
作業が完了するものであるから、その作業は自動
的に且つ容易に行なわれ得るものである。
は加工ヘツドから導き出されたワイヤ電極は、被
加工体と対向せしめられる加工部分を通過した
後、上記第2のアーム又は加工ヘツドに設けた電
極返送装置へ懸け渡され、ここで折り返されて再
び加工位置を通過した後、上記第1のアーム又は
加工ヘツドで送り返されるものであるから、加工
部分では往復2本のワイヤ電極が並行して走行せ
しめられることになる。然るときは、加工液は2
本のワイヤ電極と被加工体との間に形成される比
較的広い加工間隙を流れるので加工液の流通が良
好となつて加工効率が向上すると共に、2本のワ
イヤ電極を充分近接又は接触させて走行させるよ
うにすれば、ワイヤ電極の全体的な強度が増大し
て放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の
加工が可能となる。更にまた、上記の如く折り返
し互いに接触、逆方向に走行させた2本のワイヤ
電極のうち、第2のアーム又は加工ヘツドから第
1のアーム又は加工ヘツドへ復帰しつゝある表面
の傷んだワイヤ電極で最初の荒加工を行ない、第
1のアーム又は加工ヘツドから第2のアーム又は
加工ヘツドへ向かう新規なワイヤ電極で仕上げ加
工を行なうようにすれば、良好な仕上げ面が得ら
れる。また、加工開始時等にワイヤ電極を引き廻
す場合にも、上記第1のアーム又は加工ヘツド内
で既に電極供給装置から回収装置まで接続されて
いるワイヤ電極の中間部分を上記電極搬送装置で
把持して第2のアーム又は加工ヘツドの電極返送
装置に引つ掛けるだけで加工部分への電極の張架
作業が完了するものであるから、その作業は自動
的に且つ容易に行なわれ得るものである。
以下、図面に示した実施例を参照しつゝ本発明
の構成を具体的に説明する。
の構成を具体的に説明する。
第1図乃至第3図は本発明に係るワイヤカツト
放電加工装置の一実施例に於てワイヤ電極の張設
過程を段階的に示す説明図、第4図乃至第6図は
ワイヤ電極を第1のアーム又は加工ヘツドに設け
た電極搬送装置により第2のアーム又は加工ヘツ
ドに設けた電極返送装置へ引き渡す過程を段階的
に示す一実施例の説明図、第7図及び第8図は本
発明ワイヤカツト放電加工装置によるそれぞれ異
なつた加工状況を示す説明図である。
放電加工装置の一実施例に於てワイヤ電極の張設
過程を段階的に示す説明図、第4図乃至第6図は
ワイヤ電極を第1のアーム又は加工ヘツドに設け
た電極搬送装置により第2のアーム又は加工ヘツ
ドに設けた電極返送装置へ引き渡す過程を段階的
に示す一実施例の説明図、第7図及び第8図は本
発明ワイヤカツト放電加工装置によるそれぞれ異
なつた加工状況を示す説明図である。
而して、第1図乃至第3図中、101はカラ
ム、102は上記カラム101に対して図中上下
方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長する
よう設けられら第1のアーム又は加工ヘツド、1
03は上記カラム101に対して図中上下方向へ
移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長するよう設
けられた第2のアーム又は加工ヘツド、104は
ワイヤ電極、105はワイヤ電極供給ドラム、1
06乃至112はワイヤ電極供給のためのガイド
ローラ、113はガイドローラ111に対して接
離可能に設けられたブレーキローラ、114は電
極折返しローラ、115及び116は通電ロー
ラ、117及び118は電極位置決め用のダイス
や舟型等の案内、119は上記電極折返しローラ
114を第2のアーム側で保持してワイヤ電極1
04をUターンさせて第1のアーム102側へ送
り返す電極返送装置、120及び121は押えロ
ーラ、122はキヤプスタン、123はキヤプス
タン122に対して接離可能に設けられたピンチ
ローラ、124乃至126はワイヤ電極回収のた
めのガイドローラ、127は電極巻取りドラム、
128は入れ子状に伸縮可能な電極搬送装置、1
29は分割型を加工液噴出ノズル、130は加工
タンク、131は加工タンク内に設けられた載物
台、132はX軸方向移動テーブル133及びY
軸方向移動テーブル134並びにそれらの駆動モ
ータ135及び136等から成るクロススライド
テーブル、137はベツド、138は載物台13
1上にクランプ等で固定された被加工体、139
は通電ローラ115を介してワイヤ電極104と
被加工体138間に放電加工用の電圧パルスを印
加する電源装置である。
ム、102は上記カラム101に対して図中上下
方向へ移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長する
よう設けられら第1のアーム又は加工ヘツド、1
03は上記カラム101に対して図中上下方向へ
移動可能に且つ加工位置へ向けて伸長するよう設
けられた第2のアーム又は加工ヘツド、104は
ワイヤ電極、105はワイヤ電極供給ドラム、1
06乃至112はワイヤ電極供給のためのガイド
ローラ、113はガイドローラ111に対して接
離可能に設けられたブレーキローラ、114は電
極折返しローラ、115及び116は通電ロー
ラ、117及び118は電極位置決め用のダイス
や舟型等の案内、119は上記電極折返しローラ
114を第2のアーム側で保持してワイヤ電極1
04をUターンさせて第1のアーム102側へ送
り返す電極返送装置、120及び121は押えロ
ーラ、122はキヤプスタン、123はキヤプス
タン122に対して接離可能に設けられたピンチ
ローラ、124乃至126はワイヤ電極回収のた
めのガイドローラ、127は電極巻取りドラム、
128は入れ子状に伸縮可能な電極搬送装置、1
29は分割型を加工液噴出ノズル、130は加工
タンク、131は加工タンク内に設けられた載物
台、132はX軸方向移動テーブル133及びY
軸方向移動テーブル134並びにそれらの駆動モ
ータ135及び136等から成るクロススライド
テーブル、137はベツド、138は載物台13
1上にクランプ等で固定された被加工体、139
は通電ローラ115を介してワイヤ電極104と
被加工体138間に放電加工用の電圧パルスを印
加する電源装置である。
而して、第1図は、加工開始前に於けるワイヤ
電極104の張設状態を示しており、このとき、
ワイヤ電極供給ドラム105から引き出されたワ
イヤ電極104は、ワイヤ電極供給のためのガイ
ドローラ106乃至111を経て、これから直接
キヤプスタン122及びピンチローラ123へ導
かれ、次いで電極回収のためのガイドローラ12
4乃至126を経て電極巻取りドラム127に回
収されるように接続されている。
電極104の張設状態を示しており、このとき、
ワイヤ電極供給ドラム105から引き出されたワ
イヤ電極104は、ワイヤ電極供給のためのガイ
ドローラ106乃至111を経て、これから直接
キヤプスタン122及びピンチローラ123へ導
かれ、次いで電極回収のためのガイドローラ12
4乃至126を経て電極巻取りドラム127に回
収されるように接続されている。
このとき、ガイドローラ107,109並びに
ブレーキローラ113はいずれもそれぞれに対応
するガイドローラ105,108,111から離
れており、押えローラ121もガイドローラ11
2から離れ、通電ローラ115と116も互いに
離れ、押えローラ120も第3図に示すような加
工中に於ける位置よりも図中右側へ変位した状態
にある。また、電極位置決め用の案内117及び
118として、例えば特願昭58−194952号、同58
−210374号等に記載の接離や回動による開閉型の
ダイスや舟型等の案内117及び118は、開離
操作又は図中左側へ退避せしめられ、分割型加工
液噴出ノズル129も開いた状態にある。更にま
た、加工中は電極返送装置119側に移動して保
持される折返しローラ114も、第1図に示す状
態に於ては電極搬送装置128の先端に取り付け
られた状態にある。
ブレーキローラ113はいずれもそれぞれに対応
するガイドローラ105,108,111から離
れており、押えローラ121もガイドローラ11
2から離れ、通電ローラ115と116も互いに
離れ、押えローラ120も第3図に示すような加
工中に於ける位置よりも図中右側へ変位した状態
にある。また、電極位置決め用の案内117及び
118として、例えば特願昭58−194952号、同58
−210374号等に記載の接離や回動による開閉型の
ダイスや舟型等の案内117及び118は、開離
操作又は図中左側へ退避せしめられ、分割型加工
液噴出ノズル129も開いた状態にある。更にま
た、加工中は電極返送装置119側に移動して保
持される折返しローラ114も、第1図に示す状
態に於ては電極搬送装置128の先端に取り付け
られた状態にある。
而して、加工を開始するに当たつては、油圧或
いはモータ等を力源として伸縮する入れ子式の電
極搬送装置128を、第2図に示す如く徐々に伸
長させる。然るときは、ガイドローラ111とキ
ヤプスタン121の間に張設されているワイヤ電
極104は、電極搬送装置128の先端に取り付
けられている電極折返しローラに電極114に引
つ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その
際、ガイドローラ107,109並びにブレーキ
ローラ113等はそれらに対応するガイドローラ
105,108,111から離れているため、ワ
イヤ電極104は電極搬送装置128の伸長に伴
つて供給ドラム105から自由に引き出される。
折返しローラ114の外周には、ワイヤ電極が脱
落しないようにこれを保持し且つガイドするため
の溝が形成されている。
いはモータ等を力源として伸縮する入れ子式の電
極搬送装置128を、第2図に示す如く徐々に伸
長させる。然るときは、ガイドローラ111とキ
ヤプスタン121の間に張設されているワイヤ電
極104は、電極搬送装置128の先端に取り付
けられている電極折返しローラに電極114に引
つ掛けられて図中下方へ引き伸ばされる。その
際、ガイドローラ107,109並びにブレーキ
ローラ113等はそれらに対応するガイドローラ
105,108,111から離れているため、ワ
イヤ電極104は電極搬送装置128の伸長に伴
つて供給ドラム105から自由に引き出される。
折返しローラ114の外周には、ワイヤ電極が脱
落しないようにこれを保持し且つガイドするため
の溝が形成されている。
而して、電極搬送装置128が伸長してその先
端が第2のアーム又は加工ヘツド103内に設け
た電極返送装置119に達すると、折返しローラ
114は電極搬送装置の先端から離脱し、返送装
置119によつて捕捉される。その間の様子を、
第4図乃至第6図の実施例を参照しつゝ説明す
る。
端が第2のアーム又は加工ヘツド103内に設け
た電極返送装置119に達すると、折返しローラ
114は電極搬送装置の先端から離脱し、返送装
置119によつて捕捉される。その間の様子を、
第4図乃至第6図の実施例を参照しつゝ説明す
る。
これらの図には、電極返送装置119の構成の
一実施例と電極搬送装置128の先端部分の構成
の一実施例が示されており、図中、128aは入
れ子式電極搬送装置128の最先端ロツド、12
8bは上記ロツドの先端に取り付けられた電磁石
ホルダ、128cは電磁石の鉄芯、128dはコ
イル、128e,128e(図ではその一方のみ
を描いてある。)はその一端が上記鉄芯128c
の磁極に固着されると共に他端には電極折返しロ
ーラ114の軸114aを吸着するための凹部1
28′が形成されたローラ吸着子であり、また、
電極返送装置119中、119aはケーシング、
119bは上記ケーシングに対して回動自在に軸
支された枠体、119cは上記枠体の回動軸に上
記枠体と共に回転するよう固着された歯車、11
9dは中間歯車、119eはモータ119fの回
転軸に固着されると共に上記中間歯車119dに
噛み合わせられたウオームギア、119gは電磁
石、119h,119h(図ではその一方のみを
描いてある。)はその一端が上記電磁石119g
の磁極に固着されると共に他端には電極折返しロ
ーラ114の軸114aを吸着するための凹部1
19h′が形成されたローラ吸着板、119iはケ
ーシング119a内面側壁に取り付けられた電磁
石、119jは枠体119bが閉じられたとき電
磁石119iに吸着されて枠体が開くのを防止す
る鉄材である。
一実施例と電極搬送装置128の先端部分の構成
の一実施例が示されており、図中、128aは入
れ子式電極搬送装置128の最先端ロツド、12
8bは上記ロツドの先端に取り付けられた電磁石
ホルダ、128cは電磁石の鉄芯、128dはコ
イル、128e,128e(図ではその一方のみ
を描いてある。)はその一端が上記鉄芯128c
の磁極に固着されると共に他端には電極折返しロ
ーラ114の軸114aを吸着するための凹部1
28′が形成されたローラ吸着子であり、また、
電極返送装置119中、119aはケーシング、
119bは上記ケーシングに対して回動自在に軸
支された枠体、119cは上記枠体の回動軸に上
記枠体と共に回転するよう固着された歯車、11
9dは中間歯車、119eはモータ119fの回
転軸に固着されると共に上記中間歯車119dに
噛み合わせられたウオームギア、119gは電磁
石、119h,119h(図ではその一方のみを
描いてある。)はその一端が上記電磁石119g
の磁極に固着されると共に他端には電極折返しロ
ーラ114の軸114aを吸着するための凹部1
19h′が形成されたローラ吸着板、119iはケ
ーシング119a内面側壁に取り付けられた電磁
石、119jは枠体119bが閉じられたとき電
磁石119iに吸着されて枠体が開くのを防止す
る鉄材である。
而して、第4図に示す如く、ワイヤ電極104
を巻き掛けた折返しローラ114が、電極搬送装
置128の先端に設けた電磁石形式の吸着子12
8e,128eに吸着された状態で電極返送装置
119に接近して来る過程では、折返しローラ1
14の進行を阻害しないよう電極返送装置119
の枠体119bは上に持ち上げて開いた状態にし
ておく。電極搬送装置128が更に伸長して、第
5図に示す如く折返しローラ114の軸114a
が電極返送装置119のローラ吸着板119hの
先端の凹部119h′に受容されると、電極搬送装
置に取り付けられている電磁石のコイル128d
への通電を断ち、代わりに電極返送装置119側
の電磁石119gに通電を行なつて、折返しロー
ラ114の軸114aを電磁石119gのローラ
吸着板119h,119hに吸着させる。従つ
て、この時点で電極搬送装置128を収縮させる
と、折返しローラ114は搬送装置128のロー
ラ吸着子128e,128eから離脱し、電極返
送装置119側のローラ吸着板119hに吸着さ
れた状態で残される。次いで、モータ119fを
作動させて第6図に示す如く枠体119bを閉
じ、電磁石119iに通電を行なつて枠体に設け
た鉄材119jをこれに吸着させる。然るとき
は、ワイヤ電極104に張力が加えられても、枠
体119bは閉じられた状態を維持し、これによ
つて折返しローラ114は電極返送装置119側
に保持される。
を巻き掛けた折返しローラ114が、電極搬送装
置128の先端に設けた電磁石形式の吸着子12
8e,128eに吸着された状態で電極返送装置
119に接近して来る過程では、折返しローラ1
14の進行を阻害しないよう電極返送装置119
の枠体119bは上に持ち上げて開いた状態にし
ておく。電極搬送装置128が更に伸長して、第
5図に示す如く折返しローラ114の軸114a
が電極返送装置119のローラ吸着板119hの
先端の凹部119h′に受容されると、電極搬送装
置に取り付けられている電磁石のコイル128d
への通電を断ち、代わりに電極返送装置119側
の電磁石119gに通電を行なつて、折返しロー
ラ114の軸114aを電磁石119gのローラ
吸着板119h,119hに吸着させる。従つ
て、この時点で電極搬送装置128を収縮させる
と、折返しローラ114は搬送装置128のロー
ラ吸着子128e,128eから離脱し、電極返
送装置119側のローラ吸着板119hに吸着さ
れた状態で残される。次いで、モータ119fを
作動させて第6図に示す如く枠体119bを閉
じ、電磁石119iに通電を行なつて枠体に設け
た鉄材119jをこれに吸着させる。然るとき
は、ワイヤ電極104に張力が加えられても、枠
体119bは閉じられた状態を維持し、これによ
つて折返しローラ114は電極返送装置119側
に保持される。
以上の如くして、折返しローラ114が第2の
アーム又は加工ヘツド103に設けた電極返送装
置119の側へ移動、保持せしめられると、ワイ
ヤ電極104は第1のアーム又は加工ヘツド10
2と第2のアーム又は加工ヘツド103との間を
往復する状態でU字状に張設せしめられる状態と
なる。
アーム又は加工ヘツド103に設けた電極返送装
置119の側へ移動、保持せしめられると、ワイ
ヤ電極104は第1のアーム又は加工ヘツド10
2と第2のアーム又は加工ヘツド103との間を
往復する状態でU字状に張設せしめられる状態と
なる。
然る後、第3図に示す如く、入れ子式の電極搬
送装置128を完全に縮退せしめ、次いで押えロ
ーラ120及び121を図中左方向へ移動させて
第1及び第2のアーム又は加工ヘツド間で往復張
架されているワイヤ電極を互いに接近、接触させ
ると共に、ガイドローラ107,109並びにブ
レーキローラ113をそれぞれガイドローラ10
5,108,111に当接せしめ、通電ローラ1
16を左側へ移動させてもう一方の通電ローラ1
15と接触させ、更にまた、電極位置決めダイス
117及び118を図中右方向へ変位せしめてワ
イヤ電極を一定位置に保持せしめ、キヤプスタン
122を回転させることによりワイヤ電極をゆつ
くりと走行せしめる。次いで、分割型加工液噴出
ノズル129を閉じて加工液の供給を開始し、電
源装置139を作動させてワイヤ電極104と被
加工体138間に電圧パルスを印加すれば加工可
能な状態となるので、クロススライドテーブル1
32のモータ135及び136を図では省略した
数値制御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極
104と被加工体138間に所定の間隙を保ち
つゝ加工送り行なえば、被加工体に対して所望の
形状の放電加工が遂行されるものである。
送装置128を完全に縮退せしめ、次いで押えロ
ーラ120及び121を図中左方向へ移動させて
第1及び第2のアーム又は加工ヘツド間で往復張
架されているワイヤ電極を互いに接近、接触させ
ると共に、ガイドローラ107,109並びにブ
レーキローラ113をそれぞれガイドローラ10
5,108,111に当接せしめ、通電ローラ1
16を左側へ移動させてもう一方の通電ローラ1
15と接触させ、更にまた、電極位置決めダイス
117及び118を図中右方向へ変位せしめてワ
イヤ電極を一定位置に保持せしめ、キヤプスタン
122を回転させることによりワイヤ電極をゆつ
くりと走行せしめる。次いで、分割型加工液噴出
ノズル129を閉じて加工液の供給を開始し、電
源装置139を作動させてワイヤ電極104と被
加工体138間に電圧パルスを印加すれば加工可
能な状態となるので、クロススライドテーブル1
32のモータ135及び136を図では省略した
数値制御装置の指令に基づき駆動してワイヤ電極
104と被加工体138間に所定の間隙を保ち
つゝ加工送り行なえば、被加工体に対して所望の
形状の放電加工が遂行されるものである。
而して、以上の如きワイヤ電極張設のための一
連の作業に於て、ガイドローラ107,109や
ブレーキローラ113の動き、押えローラ12
0,121や通電ローラ116の動き、電極位置
決め案内117,118の動きやその開閉動作、
分割型加工液噴出ノズル129の開閉動作、電極
搬送装置128や電極返送装置119の作動等々
は、上記数値制御装置に組み込まれたプログラム
に従つて所定の順序で遂行されるよう制御される
ものである。
連の作業に於て、ガイドローラ107,109や
ブレーキローラ113の動き、押えローラ12
0,121や通電ローラ116の動き、電極位置
決め案内117,118の動きやその開閉動作、
分割型加工液噴出ノズル129の開閉動作、電極
搬送装置128や電極返送装置119の作動等々
は、上記数値制御装置に組み込まれたプログラム
に従つて所定の順序で遂行されるよう制御される
ものである。
なお、上記の説明では、加工開始前に於けるワ
イヤ電極104は、第1図に示す如く、電極供給
ドラム105からガイドローラ106乃至111
を経て、これから直ちにキヤプスタン121、ガ
イドローラ124乃至126を経由して電極巻取
りドラム127へ回収されるよう張設されている
ことを想定したが、もし加工の途中でワイヤ電極
が加工部分近くに於て切断されたような場合に
は、ガイドローラ111及びブレーキローラ11
3よりも下流側に残されている当該切断されたワ
イヤ電極の一端を適宜の電極捕捉機構で保持して
キヤプスタン121とピンチローラ123との間
に導くようにすれば、ワイヤ電極は再び第1図に
示されたように張設されるものであるから、以下
前記と同様の手順により電極搬送装置128等を
作動させて、ワイヤ電極を第1のアームと第2の
アームとの間に往復張架せしめることができる。
イヤ電極104は、第1図に示す如く、電極供給
ドラム105からガイドローラ106乃至111
を経て、これから直ちにキヤプスタン121、ガ
イドローラ124乃至126を経由して電極巻取
りドラム127へ回収されるよう張設されている
ことを想定したが、もし加工の途中でワイヤ電極
が加工部分近くに於て切断されたような場合に
は、ガイドローラ111及びブレーキローラ11
3よりも下流側に残されている当該切断されたワ
イヤ電極の一端を適宜の電極捕捉機構で保持して
キヤプスタン121とピンチローラ123との間
に導くようにすれば、ワイヤ電極は再び第1図に
示されたように張設されるものであるから、以下
前記と同様の手順により電極搬送装置128等を
作動させて、ワイヤ電極を第1のアームと第2の
アームとの間に往復張架せしめることができる。
而して、第1及び第2のアーム又は加工ヘツド
間を往復する形で張架せしめられたワイヤ電極1
04による加工の状態を、第7図により説明すれ
ば、同図には、第1のアーム又は加工ヘツドから
第2のアーム又は加工ヘツドへ向けて走行せしめ
られるワイヤ電極104a(往き側電極)と、第
2のアーム又は加工ヘツドで折り返されて第1の
アーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電極10
4b(戻り側電極)とが互いに充分近接乃至は接
触せしめられた状態で被加工体138に対する加
工を行なつている状態が示されている。この場合
の加工送りは、第2のアーム又は加工ヘツドから
第1のアーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電
極104bが加工進行方向に於て前側になるよう
にして加工を行なう。然るときは、ワイヤ電極1
04aと104bと被加工体138との間に比較
的広い加工間隙140,140が形成されるた
め、加工液はこの間隙部分を円滑に流通し、その
ため冷却効果が増進されワイヤ電極に大電流を通
じつゝ効率良く加工を行ない得る。更にまた、ワ
イヤ電極は加工部分を2回通過せしめられること
によりその表面が粗れてくることになるが、上記
の如く第2のアーム又は加工ヘツドから第1のア
ーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電極104
bを加工進行方向に於て前側になるようにして加
工を行なうようにすれば、表面の粗れたワイヤ電
極104bにより最初の荒加工が行なわれ、次い
で表面の粗れていないワイヤ電極104aによつ
て仕上げ加工が行なわれるので、仕上げ状態の良
好な加工が効率良く行なわれる。
間を往復する形で張架せしめられたワイヤ電極1
04による加工の状態を、第7図により説明すれ
ば、同図には、第1のアーム又は加工ヘツドから
第2のアーム又は加工ヘツドへ向けて走行せしめ
られるワイヤ電極104a(往き側電極)と、第
2のアーム又は加工ヘツドで折り返されて第1の
アーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電極10
4b(戻り側電極)とが互いに充分近接乃至は接
触せしめられた状態で被加工体138に対する加
工を行なつている状態が示されている。この場合
の加工送りは、第2のアーム又は加工ヘツドから
第1のアーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電
極104bが加工進行方向に於て前側になるよう
にして加工を行なう。然るときは、ワイヤ電極1
04aと104bと被加工体138との間に比較
的広い加工間隙140,140が形成されるた
め、加工液はこの間隙部分を円滑に流通し、その
ため冷却効果が増進されワイヤ電極に大電流を通
じつゝ効率良く加工を行ない得る。更にまた、ワ
イヤ電極は加工部分を2回通過せしめられること
によりその表面が粗れてくることになるが、上記
の如く第2のアーム又は加工ヘツドから第1のア
ーム又は加工ヘツドへ復帰するワイヤ電極104
bを加工進行方向に於て前側になるようにして加
工を行なうようにすれば、表面の粗れたワイヤ電
極104bにより最初の荒加工が行なわれ、次い
で表面の粗れていないワイヤ電極104aによつ
て仕上げ加工が行なわれるので、仕上げ状態の良
好な加工が効率良く行なわれる。
更にまた、例えば第8図に示す如く、往復する
ワイヤ電極104a及び104bの配置を加工進
行方向に対して略直角となるようにして加工を行
なえば、加工進行方向前方に比較的広い加工間隙
141が形成されるので、この場合も冷却効果が
増大し、大電流によつて効率の良い加工を行なう
ことができる。
ワイヤ電極104a及び104bの配置を加工進
行方向に対して略直角となるようにして加工を行
なえば、加工進行方向前方に比較的広い加工間隙
141が形成されるので、この場合も冷却効果が
増大し、大電流によつて効率の良い加工を行なう
ことができる。
本発明は叙上の如く構成されるから、本発明に
よるときは、加工液は2本のワイヤ電極と被加工
体との間に形成される比較的広い加工間隙を流れ
るため加工液の流通が良好となつて冷却効果が増
進され加工効率が向上すると共に、2本のワイヤ
電極を充分近接乃至は接触させて走行させるよう
にすれば、全体的なワイヤ電極の強度が増大して
放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる。また、往復2本のワイヤ電極の
配置を加工進行方向に対して適切に設定すること
により荒加工と仕上げ加工が同時に効率良く行な
われる。更にまた、加工開始時やワイヤ電極切断
時等にワイヤ電極を引き廻す場合にも、上記第1
のアーム又は加工ヘツド内で既に電極供給装置か
ら回収装置まで接続されているワイヤ電極の中間
部分を上記電極搬送装置で把持して第2のアーム
の電極返送装置に引つ掛けるだけで加工部分への
電極の張架作業が完了するものであるから、その
作業は自動的に且つ容易に行なわれ得るものであ
る。
よるときは、加工液は2本のワイヤ電極と被加工
体との間に形成される比較的広い加工間隙を流れ
るため加工液の流通が良好となつて冷却効果が増
進され加工効率が向上すると共に、2本のワイヤ
電極を充分近接乃至は接触させて走行させるよう
にすれば、全体的なワイヤ電極の強度が増大して
放電圧力による電極の撓みも解消され高精度の加
工が可能となる。また、往復2本のワイヤ電極の
配置を加工進行方向に対して適切に設定すること
により荒加工と仕上げ加工が同時に効率良く行な
われる。更にまた、加工開始時やワイヤ電極切断
時等にワイヤ電極を引き廻す場合にも、上記第1
のアーム又は加工ヘツド内で既に電極供給装置か
ら回収装置まで接続されているワイヤ電極の中間
部分を上記電極搬送装置で把持して第2のアーム
の電極返送装置に引つ掛けるだけで加工部分への
電極の張架作業が完了するものであるから、その
作業は自動的に且つ容易に行なわれ得るものであ
る。
なお、本発明の構成は叙上の実施例に限定され
るものではない。即ち例えば、電極搬送装置12
8は必ずしも入れ子状の伸縮形式のものでなくと
も良く、単に1本のロツドを昇降させるようなも
のでも良い。加工液噴出ノズル129も、第1の
アーム又は加工ヘツドのみでなく第2のアーム又
は加工ヘツドにも取り付けるようにすることが推
奨される。電極返送装置119についても、ワイ
ヤ電極104を第2のアーム又は加工ヘツド側で
折り返して第1のアーム又は加工ヘツド側へ返送
できるような構成のものであれば、その形態は任
意のもので良い。例えば電極折返しローラ114
を電極返送装置119に終始固定された状態のも
のとし、電極搬送装置128の最先端ロツド12
8aに引掛けたワイヤ電極、又は前記ロツド12
8aを細長いパイプとして該パイプ内外に折返し
送行させるワイヤ電極を、前記固定の折返しロー
ラ114に引掛けるような構成とすることがで
き、又案内117,118は近接開閉等する開閉
型の舟型やダイス状ガイドであつても良い。更に
また、上記実施例に於ては、使用済みのワイヤ電
極を電極巻取りドラム127に回収するようにし
たが、回収箱に直接廃棄するようにしても良い。
従つて、本発明は上記の説明から当業者が容易に
想到し得るすべての変更実施例を包摂するもので
ある。
るものではない。即ち例えば、電極搬送装置12
8は必ずしも入れ子状の伸縮形式のものでなくと
も良く、単に1本のロツドを昇降させるようなも
のでも良い。加工液噴出ノズル129も、第1の
アーム又は加工ヘツドのみでなく第2のアーム又
は加工ヘツドにも取り付けるようにすることが推
奨される。電極返送装置119についても、ワイ
ヤ電極104を第2のアーム又は加工ヘツド側で
折り返して第1のアーム又は加工ヘツド側へ返送
できるような構成のものであれば、その形態は任
意のもので良い。例えば電極折返しローラ114
を電極返送装置119に終始固定された状態のも
のとし、電極搬送装置128の最先端ロツド12
8aに引掛けたワイヤ電極、又は前記ロツド12
8aを細長いパイプとして該パイプ内外に折返し
送行させるワイヤ電極を、前記固定の折返しロー
ラ114に引掛けるような構成とすることがで
き、又案内117,118は近接開閉等する開閉
型の舟型やダイス状ガイドであつても良い。更に
また、上記実施例に於ては、使用済みのワイヤ電
極を電極巻取りドラム127に回収するようにし
たが、回収箱に直接廃棄するようにしても良い。
従つて、本発明は上記の説明から当業者が容易に
想到し得るすべての変更実施例を包摂するもので
ある。
第1図乃至第3図は本発明に係るワイヤカツト
放電加工装置の一実施例に於てワイヤ電極の張設
過程を段階的に示す説明図、第4図乃至第6図は
ワイヤ電極を第1のアーム又は加工ヘツドに設け
た電極搬送装置により第2のアーム又は加工ヘツ
ドに設けた電極返送装置へ引き渡す過程を段階的
に示す一実施例の説明図、第7図及び第8図は本
発明ワイヤカツト放電加工装置によるそれぞれ異
なつた加工状況を示す説明図である。 101……カラム、102……第1のアーム、
103……第2のアーム、104……ワイヤ電
極、105……ワイヤ電極供給ドラム、106〜
112……ガイドローラ、113……ブレーキロ
ーラ、114……電極折返しローラ、115,1
16……通電ローラ、117,118……電極位
置決め案内、119……電極返送装置、119a
……ケーシング、119b……枠体、119c…
…歯車、119d……中間歯車、119e……ウ
オームギア、119f……モータ、119g……
電磁石、119h,119h……ローラ吸着板、
119i……電磁石、119j……鉄材、12
0,121……押えローラ、122……キヤプス
タン、123……ピンチローラ、124〜126
……ガイドローラ、127……電極巻取りドラ
ム、128……電極搬送装置、128a……最先
端ロツド、128b……電磁石ホルダ、128c
……電磁石鉄芯、128d……電磁石コイル、1
28e,128e……ローラ吸着子、129……
分割型加工液噴出ノズル、130……加工タン
ク、131……載物台、132……クロススライ
ドテーブル、137……ベツド、138……被加
工体、139……電源装置、140,141……
加工間隙。
放電加工装置の一実施例に於てワイヤ電極の張設
過程を段階的に示す説明図、第4図乃至第6図は
ワイヤ電極を第1のアーム又は加工ヘツドに設け
た電極搬送装置により第2のアーム又は加工ヘツ
ドに設けた電極返送装置へ引き渡す過程を段階的
に示す一実施例の説明図、第7図及び第8図は本
発明ワイヤカツト放電加工装置によるそれぞれ異
なつた加工状況を示す説明図である。 101……カラム、102……第1のアーム、
103……第2のアーム、104……ワイヤ電
極、105……ワイヤ電極供給ドラム、106〜
112……ガイドローラ、113……ブレーキロ
ーラ、114……電極折返しローラ、115,1
16……通電ローラ、117,118……電極位
置決め案内、119……電極返送装置、119a
……ケーシング、119b……枠体、119c…
…歯車、119d……中間歯車、119e……ウ
オームギア、119f……モータ、119g……
電磁石、119h,119h……ローラ吸着板、
119i……電磁石、119j……鉄材、12
0,121……押えローラ、122……キヤプス
タン、123……ピンチローラ、124〜126
……ガイドローラ、127……電極巻取りドラ
ム、128……電極搬送装置、128a……最先
端ロツド、128b……電磁石ホルダ、128c
……電磁石鉄芯、128d……電磁石コイル、1
28e,128e……ローラ吸着子、129……
分割型加工液噴出ノズル、130……加工タン
ク、131……載物台、132……クロススライ
ドテーブル、137……ベツド、138……被加
工体、139……電源装置、140,141……
加工間隙。
Claims (1)
- 1 ワイヤ電極の供給及び回収装置を具備する第
1のアーム又は加工ヘツドと、上記第1のアーム
又は加工ヘツドから供給されたワイヤ電極を折り
返し、往復2本のワイヤ電極を互いに接触、逆方
向に走行させ、上記第1のアーム又は加工ヘツド
に設けた回収装置に送り返す電極返送装置を具備
する第2のアーム又は加工ヘツドと、ワイヤ電極
を上記第1のアーム又は加工ヘツドから上記第2
のアーム又は加工ヘツドの上記電極返送装置まで
引き伸ばして懸け渡す電極搬送装置と、被加工体
を保持する装置と、上記被加工体と上記第1及び
第2のアーム又は加工ヘツドの間を往復するワイ
ヤ電極とを互いに接近対向させる加工送り装置
と、上記被加工体とワイヤ電極の間に放電加工用
電圧パルスを印加する電源装置並びに給電機構
と、上記被加工体とワイヤ電極が接近対向せしめ
られて形成される加工間〓に加工液を供給する装
置とを備えたことを特徴とするワイヤカツト放電
加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26002984A JPS61142021A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26002984A JPS61142021A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61142021A JPS61142021A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH0520211B2 true JPH0520211B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=17342312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26002984A Granted JPS61142021A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ワイヤカツト放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61142021A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2566764B2 (ja) * | 1986-11-05 | 1996-12-25 | 株式会社ソディック | ワイヤカツト放電加工装置用自動通線装置 |
| JPH089128B2 (ja) * | 1986-11-05 | 1996-01-31 | 株式会社井上ジャパックス研究所 | ワイヤカツト放電加工装置 |
| WO1991003213A1 (fr) * | 1989-08-30 | 1991-03-21 | Tdk Corporation | Racine dentaire artificielle |
| JP6345044B2 (ja) * | 2014-09-04 | 2018-06-20 | 株式会社ディスコ | ワイヤ放電加工装置 |
| JP7782308B2 (ja) * | 2022-02-25 | 2025-12-09 | 株式会社プロテリアル | ワイヤ放電加工方法およびワイヤ放電加工機 |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP26002984A patent/JPS61142021A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61142021A (ja) | 1986-06-28 |
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