JPH05202205A - 弾性ローラ - Google Patents

弾性ローラ

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JPH05202205A
JPH05202205A JP1388392A JP1388392A JPH05202205A JP H05202205 A JPH05202205 A JP H05202205A JP 1388392 A JP1388392 A JP 1388392A JP 1388392 A JP1388392 A JP 1388392A JP H05202205 A JPH05202205 A JP H05202205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
tube
fluororesin tube
fluororesin
etching
Prior art date
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Pending
Application number
JP1388392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Kon
修二 今
Shigetoshi Kusaka
成利 日下
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP1388392A priority Critical patent/JPH05202205A/ja
Publication of JPH05202205A publication Critical patent/JPH05202205A/ja
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フッ素樹脂チューブと弾性が強固に接着した耐
久性の優れたローラを製造する。 【構成】フッ素樹脂チューブ5の内壁をNa/液体アン
モニア溶液のエッチング液に含浸してエッチング処理
し、接触角を25〜35°とする。そしてプライマを塗
布し、芯金2上に弾性体3が形成されたローラ4を挿入
し、一体化する。 【効果】フッ素樹脂チューブ5の内面のエッチングによ
り接触角が25〜35°になり、官能基がプライマと化
学結合して強固に接着され、しかも安価に得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザプリンタや電子複
写機等のトナー定着部に用いられる弾性ローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子複写機やレーザプリンタのトナー定
着部ローラは加熱ローラと加圧ローラから構成され、加
熱ローラにより熱せられたトナーを加圧ローラによりそ
の間を通過される紙に圧着して紙上に転移してプリント
している。このような定着部ローラは通紙の安定性を図
るため適度な弾性と、トナーとの離型性のよいものが要
求される。加えて定着部ローラを塔載する電子複写機や
レザープリンタの高速化、小型化の要求に伴い、小型
化、高速化が問題となっている。そのため、芯金上の弾
性体を設けただけの単層のローラでは、ニップ幅が確保
できる低硬度で、表面平滑で通紙性がよく、しかも摩耗
しにくい耐久性の優れたローラは得られなかった。その
ため芯金上に適度な弾性を有する弾性体を設け、その上
層に離型性のよい最外層が積層された多層構造のローラ
が用いられている。
【0003】このような多層構造のローラは耐熱性であ
り、しかも熱伝導性がよくなければならず、弾性体とし
てシリコーンゴムやフッ素ゴムが使用され、最外層とし
てパーフロロアルコキシ樹脂(PFA樹脂)やポリテト
ラフロロエチレン樹脂(PTFE樹脂)等のフッ素樹脂
が採用されている。これらの最外層を形成するのは、芯
金上に注型により設けられるか、あるいは未加硫のシー
ト状のゴムを芯金に巻き付けられて設けられた弾性体上
にフッ素樹脂を塗布焼き付けたり、または静電粉体塗装
等の方法により製造されていた。
【0004】しかし、フッ素樹脂を弾性体上に均一に塗
布するのは難しく、また塗布後フッ素樹脂が硬化する間
ローラを常に回転した状態に維持しなければ偏肉が生じ
てしまった。また塗布液中に異物が混入すると外観異常
が発生してしまうため、塗布液中に異物の混入を防止す
るための管理が必要であり、相当の設備を要し、作業効
率が悪かった。しかも、弾性体層を形成するシリコーン
ゴムよりも高い融点を有するフッ素樹脂を硬化するため
の高温加熱は、シリコーンゴムの劣化を招き、耐久性を
低下させてしまった。更にフッ素樹脂を塗布焼き付けで
形成した場合、摩耗されやすく、ローラの寿命も短くな
ってしまた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、芯金上に弾
性体を形成し、その上に最外層となるチューブを設けた
チューブ被覆ローラが用いられている。チューブ被覆ロ
ーラを製造するにはフッ素樹脂チューブを用い、このチ
ューブに所望のニップ幅が得られるシリコーンゴム等の
弾性体を芯金上に形成した弾性ローラを挿入するか、あ
るいは金型内壁に配置したチューブ内に液状ゴムを注入
するという方法で2層に形成して、フッ素樹脂チューブ
とシリコーンゴムとを接着させてローラを製造してい
た。このフッ素樹脂チューブの膜厚は50μm以下であ
ると熱膨張によりしわが発生しやすく、70μm以上で
あると高価になると共にニップ幅が得られなくなってし
まうため、50〜70μmのものが用いられ、塗布焼き
付けで形成したものに比較して著しく耐摩耗性が向上さ
れる。
【0006】しかしながら、特に最外層としてPFA樹
脂、PTFE樹脂等のフッ素樹脂を用い、弾性体として
シリコーンゴムを用いた場合は相互に加熱融着して一体
化されにくく、フッ素樹脂チューブの内面をエッチング
処理して、シリコーンゴムとフッ素樹脂チューブの接着
を図っていた。エッチング処理はエッチング液にフッ素
樹脂チューブの内面を含浸させて行なっている。エッチ
ング液にはNa/ナフタレン錯塩溶液や、Na/液体ア
ンモニア液があるが、通常、Na/ナフタレン錯塩溶液
により処理されている。しかしながら、Na/ナフタレ
ン錯塩溶液での処理では所望のエッチングが得られず、
接着強度が低かった。さらに最悪の場合はチューブが剥
離して弾性体から浮き上がってしまうこともあった。こ
のため、ローラの耐久性も満足なものとは言えなかっ
た。
【0007】本発明は上記の欠点を解消するためになさ
れたものであって、高温においても長寿命であり、安定
した通紙が行なえ、トナーとの離型性がよく、しかもフ
ッ素樹脂チューブと弾性体とが強固に接着した耐久性に
優れたローラの製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の弾性ローラは、フッ素樹脂チューブ内にロ
ーラを挿入し一体化して成る弾性ローラにおいて、前記
フッ素樹脂チューブの内壁はNa/液体アンモニア液に
よりエッチング処理されたものであり、25〜35゜の
接触角を有するものである。
【0009】
【作用】芯金に弾性体が形成されたローラをフッ素樹脂
チューブに挿入する前にフッ素樹脂チューブの内面を、
Na/液体アンモニア溶液でエッチング処理を行う。フ
ッ素樹脂チューブの内面は接触角25〜35°にする。
このようなフッ素樹脂チューブにローラを挿入し、加熱
して弾性体の未加硫ゴムを硬化させると伴に、フッ素樹
脂チューブに接着させ、一体化してローラを製造する。
チューブの内面が接触角25〜35°を有することによ
りチューブと弾性体との結合を図り、チューブと弾性体
とを強固に接着させる。それにより耐久性の優れたロー
ラを得ることができる。
【0010】
【実施例】本発明の弾性ローラを加圧ローラに適用した
一実施例を図面を参照して説明する。図1に示すよう
に、弾性ローラである加圧ローラ1は芯金2上に弾性体
3が作成されたローラ4の外周に最外層としてフッ素樹
脂チューブ5が接着されて一体化されたものである。
【0011】芯金2は弾性体3との接着のよい材質、例
えば、鉄、アルミニウム等で形成される。また、弾性体
3は熱による劣化が少ないものが好ましく、また通紙性
を満足するよう適宜な弾性を備えたものであり、シリコ
ーンゴム、フッ素樹脂等から成る。更に、最外層と成る
フッ素樹脂チューブ5は熱による劣化が少なく、トナー
との離型性に優れ、摩擦係数の小さいものであり、ポリ
フルオロアルコキシ樹脂(PFA樹脂)やポリテトラフ
ロロエチレン樹脂(PTFE樹脂)等から成る。
【0012】これらのフッ素樹脂チューブ5の内面は接
触角25〜35°を有するようにエッチング処理され
る。接触角が35°以上であるとエッチングが充分でな
く、フッ素樹脂チューブ5と弾性体3との接着が強固に
ならない。また接触角が25°以下であるとエッチング
過多となり、ローラの耐久性が問題となってしまう。こ
のような接触角を得るためのエッチング処理は図2に示
す含浸装置Sを用いて行なう。含浸装置Sはフッ素樹脂
チューブ5の上方の開口部5bを支持する支持体10に
より、直立されて支持されるフッ素樹脂チューブ5の下
方の開口部5aに挿入される注入口11を上部に設けた
エッチング液7の収納容器13を備える。エッチング液
収納容器13の上部には突設部14が設けられ、突設部
14の上部に窒素ガス等の気体が供給される気体供給ノ
ズル15が備えられる。突設部14の水平方向の断面積
を注入口11、つまりフッ素樹脂チューブ5の水平方向
の断面積より大きくすることにより、突設部14の高さ
を高くせずにフッ素樹脂チューブ5の内壁にエッチング
液7の含浸を行なうことができる。収納容器13に気体
供給ノズル15から供給される気体は、エッチング液7
と反応しないものがよく、窒素ガス等が好ましい。
【0013】このような含浸装置Sを用いて、フッ素樹
脂チューブ5の内面のエッチングを行なうには、Na/
液体アンモニア溶液から成るエッチング液7が満たされ
た収納容器13の注入口11をフッ素樹脂チューブ5の
開口部5aに挿入し、フッ素樹脂チューブ5の開口部5
bを支持体10で支持しフッ素樹脂チューブ5を直立さ
せる。その後、収納容器13に気体供給ノズル15から
窒素ガスを供給し、突設部14のエッチング液7の液面
をで押圧して下降させる。エッチング液7は注入口11
に直立させたフッ素樹脂チューブ5の内部に下方から上
昇する。エッチング液を下方から上昇させることによ
り、飛沫をチューブの内壁に飛散させずにフッ素樹脂チ
ューブ5内壁面を徐々に上昇させることができ、均一な
エッチング処理を行うことができる。Na/液体アンモ
ニア溶液の温度は−45℃以下が好ましい。−45℃以
上ではエッチング効果が弱くなり、アンモニアの揮発も
多くなる。エッチング液7の液面が、フッ素樹脂チュー
ブ5の上部開口部5b近傍に達し、フッ素樹脂チューブ
5の内壁に含浸された後、突設部14に供給された窒素
ガスを排気してフッ素樹脂チューブ5内のエッチング液
7を排出してエッチングを終了する。このような含浸処
理は5〜20秒で終了するのが好ましい。これによりフ
ッ素樹脂チューブ5の表面に官能基を形成させ、所望の
接触角を得る。
【0014】このような構成の加圧ローラ1を製造する
には、まず芯金2上に弾性体3を形成し、ローラ4を作
成する。弾性体3を形成するにはプライマ塗布された芯
金2にシリコーンゴム等を加熱し、一次加硫してシート
状に形成したものを巻き付けて形成するか、あるいは注
型して形成してもよい。その後、エッチングにより内壁
表面に官能基を形成されたフッ素樹脂チューブ5の内壁
あるいはローラ4の表面にプライマ塗布する。そして、
フッ素樹脂チューブ5にローラ4を挿入する。挿入方法
はパイプ(図示せず)に、フッ素樹脂チューブを添装
し、パイプとフッ素樹脂チューブ間の空気を吸引するこ
とによりフッ素樹脂チューブを固定してローラを挿入す
る。その後加熱して弾性体となるシリコーンゴムを硬化
させると伴に弾性体とフッ素樹脂チューブを接着して一
体化する。加熱によりプライマはエッチング処理により
形成された官能基がプライマの成分と化学的に結合する
ことにより接着が強固になる。
【0015】以上の説明は本発明の弾性ローラの一実施
例の説明であって本発明はこれに限定されない。例えば
フッ素樹脂チューブをエッチング処理したものと、芯金
とを金型に同軸状に固定し、芯金と、チューブ間に液状
ゴムを注入して弾性ローラの製造とフッ素樹脂チューブ
被覆を同時に行い、ローラを製造してもよい。 〈実施例1、2〉以下実施例について説明する。
【0016】外径φ29mm、厚さ50μmのPFAチュ
ーブを−50℃のNa/液体アンモニア溶液に、10秒
間含浸させ、接触角27°及び37°を得た。得られた
PFAチューブに接着剤を介して芯金にゴム硬度25°
のシリコーンゴムを5mm厚に形成したローラを挿入し接
着させ、外径φ30mmの弾性ローラを得た。得られた弾
性ローラをH/R温度230℃、周速160rpm、ロー
ラ間荷重40Kgに設定した定着装置に設置して、オイル
塗布なしで空回転させ耐久試験を行った。チューブ被膜
の浮き、破れを判断基準として観察した。結果を表1に
示す。 比較例1として実施例と同様のPFAチューブ
内面をNa/ナフタレン錯塩溶液でエッチングし、接触
角50〜52°のPFAチューブを得、実施例と同様に
ローラを製造した。同様の耐久試験を行なった。結果を
表1に示す。
【0017】更に比較例2、3として実施例と同様のP
FAチューブ内面をNa/液体アンモニア溶液でエッチ
ング処理し、接触角20°及び45°のPFAチューブ
を得、実施例と同様にローラを製造した。同様の耐久試
験を行なった。結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のローラの製造方法によれば、フッ素樹脂チューブの
内壁をエッチング処理した後、プライマを介して弾性ロ
ーラと接着させたため、エッチング処理されたフッ素樹
脂チューブの内壁表面に官能基が形成されるため、化学
的にも結合され、より強固な接着が得られ、ローラの耐
久性が著しく向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の弾性ローラの一実施例の断面図。
【図2】図1に示すローラの製造装置を示す図。
【符号の説明】
1・・・・・・加圧ローラ(弾性ローラ) 4・・・・・・ローラ 5・・・・・・フッ素樹脂チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素樹脂チューブ内にローラを挿入し一
    体化して成る弾性ローラにおいて、前記フッ素樹脂チュ
    ーブの内壁はNa/液体アンモニア液によりエッチング
    処理されたものであり、25〜35゜の接触角を有する
    ことを特徴とする弾性ローラ。
JP1388392A 1992-01-29 1992-01-29 弾性ローラ Pending JPH05202205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1388392A JPH05202205A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 弾性ローラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1388392A JPH05202205A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 弾性ローラ

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JPH05202205A true JPH05202205A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11845604

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1388392A Pending JPH05202205A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 弾性ローラ

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JP (1) JPH05202205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698320A (en) * 1994-08-08 1997-12-16 Fujitsu Limited Image forming device
JP2008191343A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Sharp Corp 定着ローラの評価方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5698320A (en) * 1994-08-08 1997-12-16 Fujitsu Limited Image forming device
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