JPH05203012A - 動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達装置

Info

Publication number
JPH05203012A
JPH05203012A JP4009589A JP958992A JPH05203012A JP H05203012 A JPH05203012 A JP H05203012A JP 4009589 A JP4009589 A JP 4009589A JP 958992 A JP958992 A JP 958992A JP H05203012 A JPH05203012 A JP H05203012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
torque
drum
coil spring
rotating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4009589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakamura
英昭 中村
Toshiro Ichikawa
敏朗 市川
Masahiro Kino
政博 城野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Atsugi Unisia Corp filed Critical Atsugi Unisia Corp
Priority to JP4009589A priority Critical patent/JPH05203012A/ja
Publication of JPH05203012A publication Critical patent/JPH05203012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力部側から入力部側へのトルクの伝達は確
実に阻止し、入力部側に入力されたトルクは高い動力伝
達効率でもって出力部側に伝達する。 【構成】 入力軸1と共に回転するドラム歯車7と、第
1,第2ドラム6,9、アウターリング10,11をハ
ウジング3内で同軸に配置し、コイルスプリング19,
20の各一端をアウターリング10,11に、各他端を
ドラム歯車7に、各中間部を固定リング15,16に夫
々摩擦接触させる。コイルスプリング19,20は出力
軸1側からトルクが入力される場合にはアウターリング
10,11と固定リング15,16を結合してアウター
リング10,11の回転をロックし、入力軸1側からト
ルクが入力される場合にだけ固定リング15,16のロ
ックを解除して第1,第2ドラム6,9とドラム歯車7
を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のステア
リング系等に用いられ、入力部側から出力部側へのトル
クの伝達は許容するが出力部側から入力部側へのトルク
の伝達は阻止する動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、前後輪操舵車の後輪操舵装置に
あっては、入力部と出力部の間に動力伝達装置が介装さ
れていて、路面の凹凸や車両旋回時のコーナリングフォ
ース等によってタイヤ側から入力された荷重がモータ等
の駆動装置に入力されないようになっている。
【0003】この種の動力伝達装置としては、従来、特
開平3−153473号公報に示されるようなものが案
出されている。
【0004】この動力伝達部材は、入力部側に設けたウ
ォームと出力部側に設けたウォームホイールが互いに噛
合され、これらウォームとウォームホイールの特性によ
り、入力部から出力部方向のトルクの伝達だけが行われ
るようになっている。即ち、ウォームとウォームホイー
ルは、ウォームホイール側からトルクが入力された場合
に、ウォームがその歯面のフリクションによってトルク
を受け止めるという特性があるため、出力部側からトル
クが入力された場合には、ウォームとウォームホイール
の間のフリクションによって出力部がロックされて入力
部側にトルクが伝達されなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の動力伝達装置にあっては、ウォームとウォームホイー
ルの歯面間のフリクションが大きいため、正規に入力部
側から入力されたトルクの多くがこのフリクションによ
って吸収されてしまい、動力伝達効率が低いという不具
合がある。そして、この動力伝達装置の場合、一方向の
動力伝達だけを許容すること(非可逆性)と、動力伝達
効率とは互いに背反するものであるため、両特性を共に
維持することは不可能となっている。
【0006】そこで本発明は、出力部側からトルクが入
力された場合には入力部へのトルクの伝達を確実に阻止
することが出来、しかも、入力部側から入力されたトル
クは出力部側に高い動力伝達効率でもって伝達すること
が出来る動力伝達装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決するための手段として、ハウジング内に入力側回転
部材と出力側回転部材を同軸に配置し、一端が前記出力
側回転部材に係合し他端が前記入力側回転部材に係合す
るコイルスプリングを設け、このコイルスプリングの中
間部をハウジングに摩擦接触させた。
【0008】
【作用】出力側回転部材に所定方向のトルクが入力され
た場合、コイルスプリングの拡径、或は、縮径によって
出力側回転部材とハウジングがロックされ、入力側回転
部材にはトルクが伝達されなくなる。入力側回転部材に
前記と同方向のトルクが入力された場合、コイルスプリ
ングの縮径、或は、拡径によって出力側回転部材とハウ
ジングのロックが解除されると同時に出力側回転部材と
入力側回転部材がロックされ、入力側回転部材のトルク
が出力側回転部材に伝達される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0010】図面において、1は入力軸であり、2は出
力軸、3はハウジングである。入力軸1のハウジング3
内に臨む位置には歯車4が一体に設けられていて、この
歯車4を間に挟む入力軸1の両側がベアリング5によっ
てハウジング3に支持されている。
【0011】一方、出力軸2のハウジング3内に臨む位
置には第1ドラム6が一体に設けられ、出力軸2のハウ
ジング3内側位置には前記歯車4と噛合するドラム歯車
7がドライベアリング8を介して相対回転自在に支持さ
れている。即ち、第1ドラム6とドラム歯車7は同軸に
配置されている。ドラム歯車7は歯車本体の軸方向両側
に円筒部7a,7bが一体に設けられている。また、出
力軸2のハウジング3内に臨む側の端部には第2ドラム
9が圧入され、この第2ドラム9と前記第1ドラム6と
によってドラム歯車7を挟み込むかたちになっている。
ただし、ドラム歯車7は第1ドラム6と第2ドラム9と
に接触せず、出力軸2に対して自由に回転出来るように
なっている。
【0012】第1ドラム6と第2ドラム9には夫々アウ
ターリング10と11が固定されていて、第1ドラム6
とアウターリング10、第2ドラム9とアウターリング
11の各間には環状の隙間12,13が設けられてい
る。そして、アウターリング10,11は夫々ベアリン
グ14によってハウジング3に回転自在に支持されてい
る。
【0013】ハウジング3は、本体部3aと、この本体
部3aの内側対向位置にボルト30によって一体に取り
付けられた一対の固定リング15,16とによって構成
されている。固定リング15,16はその各内周面が夫
々前記ドラム歯車7の各円筒部7a,7bの外周に臨む
ようになっていて、各内周面と円筒部7a,7bとの間
には環状の隙間17,18が夫々設けられている。
【0014】前記第1ドラム6とアウターリング10の
隙間12と、円筒部7aと固定リング15の隙間17に
は一つのコイルスプリング19が介装されている。この
コイルスプリング19はドラム歯車7側の端部の径が小
さく形成されており、基本セット状態で、図2に示すよ
うに一端側の外周がアウターリング10に、他端側の内
周がドラム歯車7の円筒部7aに、中間部の外周が固定
リング15に夫々摩擦接触している。このため、コイル
スプリング19は、アウターリング10が出力軸2と共
にコイルスプリング19の径を拡げる方向に回転しよう
とすると、アウターリング10と固定リング15に対す
る摩擦接触を強めてアウターリング10と出力軸2の回
転をロックするようになり、ドラム歯車7がコイルスプ
リング19の径を縮める方向に回転しようとすると、図
3,図4に順次示すように固定リング15に対する接触
を断って円筒部7aと第1ドラム6に巻き付き、アウタ
ーリング10と出力軸2のロックを解除すると共にドラ
ム歯車7と第1ドラム6を一体に結合する。
【0015】これに対し、第2ドラム9とアウターリン
グ11の隙間13と、円筒部7bと固定リング16の隙
間18には上記コイルスプリング19と同方向に巻いた
別のコイルスプリング20が介装されている。このコイ
ルスプリング20もまた基本セット状態では一端側の外
周がアウターリング11に、他端側の内周がドラム歯車
7の円筒部7bに、中間部の外周が固定リング16に夫
々摩擦接触していて、アウターリング11が出力軸2と
共にコイルスプリング20の径を拡げる方向に回転しよ
うとすると、このアウターリング11と出力軸2の回転
をロックし、ドラム歯車7がコイルスプリング20の径
を縮める方向に回転しようとすると、出力軸2のロック
を解除すると共にドラム歯車7と第2ドラム9を一体に
結合する。
【0016】尚、この実施例においては、ドラム歯車7
が入力側回転部材、第1,第2ドラム6,9とアウター
リング10,11が出力側回転部材を構成している。
【0017】この実施例の動力伝達装置は以上のような
構成であるため、出力軸2側からトルクが入力された場
合と入力軸1側からトルクが入力された場合で次のよう
になる。尚、コイルスプリング19,20は同方向に巻
いたものであれば右巻きであっても左巻きであっても良
いが、以下では右巻きを用いたものとして説明を進め、
また、各構成部材の回転方向は、出力軸2側から、即
ち、図中矢印F方向からみたものとして説明するものと
する。
【0018】1)出力軸2側からトルクが入力された場
合 出力軸2に外部から右回転方向のトルクが入力される
と、アウターリング10がコイルスプリング19の径を
拡げる方向に回転しようとするために、コイルスプリン
グ19がアウターリング10と出力軸2の回転をロック
するようになる。この結果、ドラム歯車7や入力軸1に
はトルクが伝達されなくなる。
【0019】また、出力軸2に外部から左回転方向のト
ルクが入力されると、アウターリング11がコイルスプ
リング20の径を拡げる方向に回転しようとしてコイル
スプリング20がアウターリング11と出力軸2の回転
をロックする。この場合にもドラム歯車7や入力軸1に
はトルクが伝達されなくなる。
【0020】2)入力軸1側からトルクが入力された場
合 入力軸1に外部から右回転方向のトルクが入力される
と、そのトルクは歯車4を介して逆回転方向、即ち、左
回転方向のトルクとしてドラム歯車7に伝達され、ドラ
ム歯車7がコイルスプリング20を縮径する方向に回転
しようとする。すると、コイルスプリング20は固定リ
ング16との接触を断ってドラム歯車7と第2ドラム9
に巻き付き、ドラム歯車7のトルクが出力軸2に伝達さ
れるようになる。このとき、他方のコイルスプリング1
9はドラム歯車7とアウターリング12に対して空転す
る。
【0021】また、入力軸1に外部から左回転方向のト
ルクが入力されると、そのトルクは歯車4を介して右回
転方向のトルクとしてドラム歯車7に伝達され、ドラム
歯車7がコイルスプリング19を縮径する方向に回転し
ようとしてコイルスプリング19が固定リング15との
接触を断ってドラム歯車7と第1ドラム6に巻き付く。
これによりドラム歯車7のトルクが出力軸2に伝達され
る。このとき、他方のコイルスプリング20はドラム歯
車7とアウターリング11に対して空転する。
【0022】以上で説明したようにこの動力伝達装置の
場合、出力軸2側から入力されたトルクをコイルスプリ
ング19或は20によって確実に阻止することが出来る
うえ、入力軸1側から入力されたトルクを高い伝達効率
でもって出力軸2に伝達することが出来る。即ち、入力
軸1と出力軸2の間で生じるフリクションはウォームと
ウォームホイールを利用した従来のものに比較すれば極
めて小さく、その分トルクの伝達効率が高まる。また、
この動力伝達装置にあっては、構造が極めて簡単である
ため、装置の小型化と製造コストの低減が可能になると
いう利点もある。
【0023】尚、図1〜図4に示した実施例は、基本セ
ット状態でコイルスプリング19,20の中間部外周を
固定部材(固定リング15,16)に摩擦接触させると
共に端部の内周を入力側回転部材(ドラム歯車7)に摩
擦接触させるようにしているが、逆にコイルスプリング
19,20の中間部内周を固定部材に摩擦接触させ、端
部の外周を入力側回転部材に摩擦接触させるようにして
も良い。また、図1〜図4に示したものの場合、入力軸
1に入力されたトルクが反転して出力軸2に伝達される
ようになっているが、例えば、歯車4とドラム歯車7の
間にもう一つの歯車を介装して入力軸1に入力されたト
ルクと同方向のトルクが出力軸2に伝達されるようにし
ても良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、ハウジング内に
入力側回転部材と出力側回転部材を同軸に配置し、一端
が出力側回転部材に係合し他端が入力側回転部材に係合
するコイルスプリングを設けてこのコイルスプリングの
中間部をハウジングに摩擦接触させ、入力側回転部材か
らトルクが入力された場合にだけ出力側回転部材とハウ
ジングのロックを解除し入力側回転部材と出力側回転部
材を結合出来るようにしたため、出力部側から入力部側
へのトルクの伝達を確実に阻止することが出来る。ま
た、入力部側から出力部側には、同軸に配置した入力側
回転部材と出力側回転部材をコイルスプリングによって
結合することによってトルクを伝達するため、動力損失
が極めて少なく、従来のものに比較して動力伝達効率が
大幅に高まる。さらにまた、構造が極めて簡単であるた
め、装置の小型化や製造コストの低減を図ることが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】図1のA部分の拡大断面図。
【図3】図1のA部分の拡大断面図。
【図4】図1のA部分の拡大断面図。
【符号の説明】
3…ハウジング、6…第1ドラム(出力側回転部材)、
7…ドラム歯車(入力側回転部材)、9…第2ドラム
(出力側回転部材)、10,11…アウターリング(出
力側回転部材)、19,20…コイルスプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に入力側回転部材と出力側
    回転部材を同軸に配置し、一端が前記出力側回転部材に
    係合し他端が前記入力側回転部材に係合するコイルスプ
    リングを設け、このコイルスプリングの中間部をハウジ
    ングに摩擦接触させたことを特徴とする動力伝達装置。
JP4009589A 1992-01-23 1992-01-23 動力伝達装置 Pending JPH05203012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009589A JPH05203012A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 動力伝達装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009589A JPH05203012A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05203012A true JPH05203012A (ja) 1993-08-10

Family

ID=11724517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4009589A Pending JPH05203012A (ja) 1992-01-23 1992-01-23 動力伝達装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05203012A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3805890B2 (ja) 最適化された組立体窓幾何学的形状を備える差動ユニット
US5458546A (en) Differential gear assembly
US1431401A (en) Flexible coupling
JP2000240759A (ja) ブレーキシューを取り付けたピニオンを有する平行軸ギア差動装置
EP0368526B1 (en) Clutch
JPS58221046A (ja) リミテツドスリツプデイフアレンシヤルギヤ
US20090000858A1 (en) Steering device with variable steering ratio mechanism
JPH05203012A (ja) 動力伝達装置
US11511623B2 (en) Power transmission device and vehicle including the same
JPH04132245U (ja) 差動制限装置
US5580326A (en) Differential gear assembly
JP2010096313A (ja) 電動モータ
JPH05202995A (ja) 動力伝達装置
JP4316196B2 (ja) 差動制限装置
KR102318360B1 (ko) 전기 2륜차용 차동제어장치
JP2578914Y2 (ja) 動力伝達装置
JPH03199722A (ja) 2方向差動クラッチ
JP3281415B2 (ja) 差動制限装置
JPS646408Y2 (ja)
JPH05203011A (ja) 動力伝達装置
WO2025023087A1 (ja) 逆入力遮断クラッチ及びこれを用いたトルクリミッタ
JP2002340135A (ja) 動力伝達機構およびそれを用いた車両
JP2623705B2 (ja) ディファレンシャル装置
JPH08219239A (ja) 動力伝達装置
JPH06137386A (ja) 差動制限型差動装置