JPH05204178A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
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- JPH05204178A JPH05204178A JP4012019A JP1201992A JPH05204178A JP H05204178 A JPH05204178 A JP H05204178A JP 4012019 A JP4012019 A JP 4012019A JP 1201992 A JP1201992 A JP 1201992A JP H05204178 A JPH05204178 A JP H05204178A
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Abstract
が劣化せず、画像濃度の低下や地汚れを生じない良好な
画像を与える電子写真感光体を提供すること。 【構成】導電性基体上に中間層及び感光層を順次設けた
電子写真用感光体において、中間層に、ポリエチレング
リコールとポリ−プロピレングリコールのブロック共重
合体を含有することを特徴とする電子写真用感光体。
Description
する。
般的な電子写真感光体、特に感光層が電荷発生層と電荷
輸送層とから構成される積層型電子写真感光体に、高帯
電性、高感度及び低残留電位性を付与するために、種々
の試みがなされてきた。その1つとして、帯電時に高感
度の電荷発生層中へ導電性基体側から帯電電荷と逆極性
の電荷が注入するのを防止するため、中間層を設けるこ
とが提案された。
においては、繰り返し使用した場合、帯電電位の立ち上
がりが遅く、また帯電性も劣化するため画像濃度が低下
し、特に反転現像の場合には地汚れを生じるという難点
があった。
グリコール、ポリプロピレングリコールなどを中間層に
含有させて、帯電特性の低下を防止することが提案され
た。ところが、これらは中間層塗工液中で非常に不安定
であり、塗工液を撹拌保存しても経時変化が起こり、こ
れらを含有した効果が薄れてくる欠点があった。
ても高感度を維持し、帯電特性が劣化せず、画像濃度の
低下や地汚れを生じない良好な画像を与える電子写真感
光体を提供することである。
した結果、中間層として特定のアルキレンオキシドブロ
ック共重合体を採用することが有用であることを知見
し、本発明に至った。
層及び感光層を順次設けた電子写真用感光体において、
中間層に、ポリエチレングリコールとポリ−プロピレン
グリコールのブロック共重合体を含有することを特徴と
する電子写真用感光体である。 本発明の基本的な構成
は図1に示す様に導電性基体1上に電荷注入防止性中間
層2及び単層型感光層3を設けたものと図2に示すよう
に導電性基体1上に中間層2及び電荷発生層4及び電荷
移動層5からなる積層型感光層3’を設けたものであ
る。
りである。
基体側に供給することを目的とするものであって、電気
抵抗が108Ωcm以下で、かつ中間層、電荷発生層、
電荷移動層の成膜条件に耐えられるものを使用する。こ
れらの例としては、Al、Ni、Cr、Zn、ステンレ
ス等の電気伝導性の金属及び合金、ならびにガラス、セ
ラミックス等の無機絶縁物質およびポリエステル、ポリ
イミド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、紙等の有機絶
縁性物質の表面を真空蒸着、スパッタリング、吹き付け
塗装等の方法によって、Al、Ni、Cr、Zn、ステ
ンレス、炭素、SnO2、In2O3等の電気導電性物質
を被覆して導電処理を行なったものなどがあげられる。
感光層への電荷注入を阻止して帯電性を保ち、かつ感光
体露光時には感光層で発生した電荷の一方すなわち導電
性基体側に阻止されている電荷とは反対極性の電荷を導
電性基体側へ移動させる作用を有する。特に感光層が高
感度の場合には、感光層の帯電性が悪くなるので必要と
なる。
グリコールとポリプロピレングリコールのブロック共重
合体を用いる。この場合、分子量100〜10000
0、好ましくは1000〜10000が使用される。好
ましくは下記式で表わされるブロック共重合体である。
ラミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬
化性樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリビニ
ルブチラール、ポリアミド、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリプロピレン、ポリアクリレート、ポリ塩化ビニ
ル等の熱可塑性樹脂を併用することができる。この際、
これらの樹脂に対する前記ポリエチレングリコールとポ
リ−プロピレングリコールのブロック共重合体の比率は
1〜40重量%、好ましくは2〜20重量%がよい。さ
らに、中間層にはTiO2・ZnO・ZnSなどの白色
顔料を含有させてもよい。そして、導電性基体上への中
間層の形成はロールコート法・浸漬塗工法・スプレー塗
工法・ブレード塗工法等により成膜し、50〜200℃
で乾燥または硬化して0.05〜10μmの膜とする。
層型でも図2に示されるような積層型のいずれでも良
い。
両方の機能を1つの層にもつものであり、画像露光によ
って電荷潜像を形成させることを目的とする層である。
鉛、酸化チタン、硬化亜鉛等の光導電性粉体、無定形シ
リコン粉体、結晶セレン粉体、フタロシアニン顔料、ア
ゾ顔料と結着剤樹脂とをまた必要に応じて後述する電荷
移動物質と共に中間層上に形成される。結着剤樹脂とし
ては後述する積層型感光層と同様のものが使用される。
またピリリウム系染料とビスフェノールA系ポリカーボ
ネートから形成される共晶錯体に電荷移動性物質を添加
した単層型感光層も使用出来る。厚さは5〜30μmが
適当である。
は、画像露光によって電荷を発生分離させることを目的
とする層である。本発明においては、電荷発生層は、有
機系染顔料、結晶セレンまたはセレン化ヒ素を電荷発生
物質とするものであり、有機系顔料としてはフタロシア
ニン系顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリレン
系顔料、スクアリック塩系染料、アズレニウム塩系染
料、キノン系縮合、多環化合物等がある。ジスアゾ顔料
およびトリスアゾ顔料の具体例を以下に示す。
樹脂無しで有機溶媒を加えてボールミル、サンドミル、
三本ロール、アトライター、超音波法等の方法で分散し
て用いる。これら有機系顔料を分散する樹脂(結着剤)
としてはたとえばポリアミド、ポリウレタン、ポリエス
テル、エポキシ樹脂、ポリカーボネート、ポリエーテル
などの縮合系樹脂並びにポリスチレン、ポリアクリレー
ト、ポリメタクリレート、ポリNビニルカルバゾール、
ポリビニルブチラール、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等の重合体お
よび共重合体があげられ、絶縁性と接着性が要求され
る。上記と同様の分散手段で分散し、中間層と同様の方
法で中間層上に成膜および乾燥して膜厚0.05μm及
至数μmの電荷発生層を形成する。有機系染顔料の含有
量は60重量%及至100重量%が好ましい。
用いた場合は、電荷移動性結着剤及び/又は電荷移動性
有機化合物と併用される。この様な電荷移動性物質とし
てはポリビニルカルバゾール及びその誘導体(例えば、
カルバゾール骨格に塩素、臭素などのハロゲン、メチル
基、アミノ基等の置換基を有するもの)、ポリビニルピ
レン、オキサジアゾール、ピラゾリン、ヒドラゾン、ジ
アリールメタン、α−フェニルスチルベン、トリフェニ
ルアミン系化合物などの窒素含有化合物及びジアリール
メタン系化合物等があるが、特にポリビニルカルバゾー
ル及びその誘導体が好ましい。またこれらの物質を混合
して用いても良い。混合して用いる場合もポリビニルカ
ルバゾール及びその誘導体に他の電荷移動性有機化合物
を添加するのが好ましい。また接着性、可撓性等を向上
させる目的で必要に応じて有機系顔料と併用して用いた
接着剤樹脂が使用出来る。この種の電荷発生物質の含有
量は層全体の30〜90重量%が適当である。また電荷
発生物質を用いた場合の電荷発生層の厚さは0.2〜5
μmが適当である。
は、帯電電荷をその表面に保持させ、また、露光により
電荷発生層で発生分離した電荷を移動させて保持してい
た帯電電荷と結合させることを目的とする層である。帯
電電荷を保持させる目的達成のために電気抵抗が高いこ
とが要求され、また保持した帯電電荷で高い表面電位を
得る目的を達成するためには、誘電率が小さくかつ電荷
移動性が良いことが要求される。これらの要件を満足さ
せるべく、有機電荷移動物質を有効成分として含有する
有機電荷移動層が用いられる。有機電荷移動物質として
は、たとえば、ポリ−N−ビニルカルバゾール系化合
物、ピラゾリン系化合物、α−フェニルスチレンベン系
化合物、ヒドラゾン系化合物、ジアリールメタン系化合
物、トリフェニルアミン系化合物、ジビニルベンゼン系
化合物、フルオレイン系化合物、アントラセン系化合
物、オキサジアゾール系化合物、ジアミノカルバゾール
系化合物など従来知られている化合物を使用することが
できる。ポリビニルカルバゾール等の重合体以外のこれ
ら有機電荷移動物質は、前述の電荷発生層の結着剤とし
て示したものと同様の樹脂へ配合して用いられる。ただ
し、電荷発生層で使用される樹脂と電荷移動層で使用さ
れる樹脂とが同じである必要はない。またこれらには、
必要に応じて可塑剤が配合される。こうした可塑剤とし
ては、例えばハロゲン化パラフィン、ジメチルナフタレ
ン、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、トリ
クレジルホスフェート等やポリエステル等の重合体及び
共重合体などがあげられる。電荷移動物質と上記結合剤
樹脂と(成膜時のレベリング剤としての)シリコン油と
を有機溶媒に溶解して、中間層および電荷発生層と同様
の方法で成膜および乾燥して、膜厚5μm及至100μ
mの電荷移動層を電荷発生層上に形成する。電荷移動物
質と樹脂結合剤比は、2/8及至8/2重量比であっ
て、樹脂結合剤に対するシリコン油量は、0.001重
量%及至1重量%である。
(部分安定化ジルコニア)ボールと前記アゾ顔料No.1
を1.0g、ポリビニルブチラール(ユニオンカーバイ
ド社製XYHL)0.1g、シクロヘキサノン22.9
gを入れて、4日間ボールミル分散した。分散終了後、
シクロヘキサノン24g追加して撹拌後、このミルベー
ス30gをとりだし、撹拌しながらMEK/シクロヘキ
サノン(27.6/34.8g)で滴下希釈して電荷発
生層用塗工液とした。
し、110℃10分間加熱乾燥して1μmの中間層を形
成した。
し、110℃10分間加熱乾燥して0.1μmの電荷発
生層を形成した。
布し、130℃15分間加熱乾燥して25μmの電荷移
動層を形成し、電子写真感光体を作成した。
を静電複写紙装置(川口電機製作所製SP428型)を
使用して次のようにして電子写真特性を評価した。
ない、次に暗所に放置して表面電位が−800Vになっ
たところで、4.5 luxのタングステン光を照射す
る。この時の帯電開始2秒後の表面電位V2、光照射の
際、表面電位が−80Vになるのに必要な露光量E1/10
(lux・sec)、光照射後30秒後の表面電位V30
を測定した。また、この後、感光体に色温度2856K
のタングステン光を100000lux・sec照射
し、再び前記と同様にしてV2'・E1/10'・V30'を測定
した。
加量を1重量部とした。
加量を2重量部とした。
加量を4重量部とした。
実施例2と同様にして電子写真用感光体を作成して、静
電特性を評価した。
加量を5重量部とした。
加しなかった。
わりにポリエチレングリコール(三洋化成社製 PEG
6000S 分子量6000)を用いて、さらに実施例
5と同様に中間層用塗工液を1カ月間撹拌保存した後、
電子写真用感光体を作成して、静電特性を評価した。
ロピレングリコール(和光純薬工業製 分子量400
0)を用いた。
チレングリコール(デュポン社製 テラタンT290
0)を用いた。
チルケトン/イソプロピルアルコール/ニューポールP
E68(11/9/0.1重量部)で希釈して、中間層
用塗工液とした。
調製した。
を浸漬塗布し、130℃20分間加熱乾燥して3μmの
中間層を形成した。
し、110℃10分間加熱乾燥して0.1μmの電荷発
生層を形成した。
布し、130℃15分間加熱乾燥して25μmの電荷発
生層を形成し、電子写真感光体を作成した。
同様にして、評価した。
加量を0.5重量部とした。
加量を1重量部とした。
加量を2重量部とした。
実施例8と同様にして電子写真用感光体を作成して、評
価した。
加量を2.5重量部とした。
加しなかった。
わりにポリエチレングリコール(三洋化成社製 PEG
6000S 分子量6000)を用いて、さらに実施例
11と同様に中間層用塗工液を1カ月間撹拌保存した
後、電子写真用感光体を作成して、静電特性を評価し
た。
ロピレングリコール(和光純薬工業製 分子量400
0)を用いた。
チレングリコール(デュポン社製 テラタンT290
0)を用いた。
顔料No.81を用いた。
添加量を0.5重量部とした。
添加量を1重量部とした。
添加量を2重量部とした。
後、実施例14と同様にして電子写真用感光体を作成し
て、静電特性を評価した。
添加量を2.5重量部とした。
添加しなかった。
代わりにポリエチレングリコール(三洋化成社製 PE
G6000S 分子量6000)を用いて、さらに実施
例17と同様に中間層用塗工液を1カ月間撹拌保存した
後、電子写真用感光体を作成して、静電特性を評価し
た。
プロピレングリコール(和光純薬工業製 分子量400
0)を用いた。
ブチレングリコール(デュポン社製 テラタンT290
0)を用いた。
−プロピレングリコールのブロック共重合体を含有する
ことにより、繰り返し使用した場合も、帯電電位の立ち
上がりの遅れがなく、帯電性の劣化が起こらないため、
画像濃度が低下せず、地汚れが起こらない。
Claims (3)
- 【請求項1】 導電性基体上に中間層及び感光層を順次
設けた電子写真用感光体において、中間層に、ポリエチ
レングリコールとポリ−プロピレングリコールのブロッ
ク共重合体を含有することを特徴とする電子写真用感光
体。 - 【請求項2】 中間層に熱可塑性樹脂または熱硬化性樹
脂を含有し、これらに対する前記ポリエチレングリコー
ルとポリ−プロピレングリコールのブロック共重合体の
比率が、1〜40重量%である請求項1記載の電子写真
用感光体。 - 【請求項3】 中間層に白色顔料を含有し、かつ感光層
の電荷発生層に下記一般式で示されるアゾ顔料を含有す
ることを特徴とする請求項1記載の電子写真用感光体。 【化1】 (ただしAとBは構造が異なるカップラー残基を表
す。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01201992A JP3181085B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01201992A JP3181085B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電子写真用感光体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05204178A true JPH05204178A (ja) | 1993-08-13 |
| JP3181085B2 JP3181085B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=11793890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01201992A Expired - Lifetime JP3181085B2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3181085B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6960417B2 (en) | 1993-11-05 | 2005-11-01 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoconductor |
| JP2014209181A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP01201992A patent/JP3181085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6960417B2 (en) | 1993-11-05 | 2005-11-01 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoconductor |
| US7192677B2 (en) | 1993-11-05 | 2007-03-20 | Ricoh Company, Ltd. | Electrophotographic photoconductor |
| JP2014209181A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | 電子写真感光体、電子写真感光体カートリッジ、及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3181085B2 (ja) | 2001-07-03 |
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