JPH05204238A - 現像方法 - Google Patents
現像方法Info
- Publication number
- JPH05204238A JPH05204238A JP4038706A JP3870692A JPH05204238A JP H05204238 A JPH05204238 A JP H05204238A JP 4038706 A JP4038706 A JP 4038706A JP 3870692 A JP3870692 A JP 3870692A JP H05204238 A JPH05204238 A JP H05204238A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing
- conductive
- toner
- developing method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜像形成
体上の潜像を現像する1成分現像方法において、少なく
とも現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体
上に形成される現像剤の薄層の層厚を規制すると共に現
像剤に対して電荷付与を行う規制部材を備えた現像装置
であって、該規制部材の現像剤担持体に当接される部分
が導電性繊維状部材よりなる装置を用い、かつ該現像剤
担持体および該導電性繊維状部材にそれぞれ電圧を印加
することを特徴とする現像方法。 【効果】熱解離型カプセルトナーに対して充分電荷付与
が行われることとなり、安定した、帯電量のそろった現
像剤帯電が行われる。また、感光体表面と現像剤担持体
とが非接触か又は弱い圧力で現像剤の薄層が接触してい
るだけである為、トナーに圧力がかからず熱解離型カプ
セルトナーの外殻の破損の危険性を大幅に減少させるこ
とができる。
体上の潜像を現像する1成分現像方法において、少なく
とも現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体
上に形成される現像剤の薄層の層厚を規制すると共に現
像剤に対して電荷付与を行う規制部材を備えた現像装置
であって、該規制部材の現像剤担持体に当接される部分
が導電性繊維状部材よりなる装置を用い、かつ該現像剤
担持体および該導電性繊維状部材にそれぞれ電圧を印加
することを特徴とする現像方法。 【効果】熱解離型カプセルトナーに対して充分電荷付与
が行われることとなり、安定した、帯電量のそろった現
像剤帯電が行われる。また、感光体表面と現像剤担持体
とが非接触か又は弱い圧力で現像剤の薄層が接触してい
るだけである為、トナーに圧力がかからず熱解離型カプ
セルトナーの外殻の破損の危険性を大幅に減少させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は普通紙複写機やレーザプ
リンタ及び普通紙ファクシミリ等に用いられる現像方法
に関する。さらに詳しくは、熱解離型カプセルトナーを
用いて静電潜像形成体上の潜像を現像する1成分現像方
法に関するものである。
リンタ及び普通紙ファクシミリ等に用いられる現像方法
に関する。さらに詳しくは、熱解離型カプセルトナーを
用いて静電潜像形成体上の潜像を現像する1成分現像方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】電子写真
法においては、光学的手段によって形成された静電潜像
は先ず現像工程で現像された後、転写工程で記録紙等の
記録媒体に転写され、更に定着工程で一般には高い熱と
高い圧力を有する定着ローラー系で定着され画像が形成
される。このような従来の画像形成方法において、静電
潜像を形成してから記録媒体に定着させる迄の工程の中
で定着装置の発熱体の温度が非常に高温であり、かつ大
きな圧力を必要としているのが現状である。
法においては、光学的手段によって形成された静電潜像
は先ず現像工程で現像された後、転写工程で記録紙等の
記録媒体に転写され、更に定着工程で一般には高い熱と
高い圧力を有する定着ローラー系で定着され画像が形成
される。このような従来の画像形成方法において、静電
潜像を形成してから記録媒体に定着させる迄の工程の中
で定着装置の発熱体の温度が非常に高温であり、かつ大
きな圧力を必要としているのが現状である。
【0003】一方、感光体、現像装置は室温に保持され
る必要がある為、定着部と感光体、現像装置とはかなり
の距離を置く必要があり、そのため装置が大型化するば
かりでなく強制的に発生する熱を系外に排除する事が必
要となっている。強制放熱装置で発生する騒音と放熱は
オフィス等の環境破壊の一因でもある。定着工程は単独
で存在し、通常200℃前後の高い温度でかつ2Kg/
cm以上の線圧を持つ定着装置で定着する為、定着器周
辺には、高価な耐熱性樹脂、耐熱性ゴムが必要とされて
いる。また、このように高温で定着すると紙のカール、
ジャムり等のトラブルが発生し易く、紙の厚みによって
は紙が熱を吸収する為、定着不良を起こすという問題点
が指摘されている。
る必要がある為、定着部と感光体、現像装置とはかなり
の距離を置く必要があり、そのため装置が大型化するば
かりでなく強制的に発生する熱を系外に排除する事が必
要となっている。強制放熱装置で発生する騒音と放熱は
オフィス等の環境破壊の一因でもある。定着工程は単独
で存在し、通常200℃前後の高い温度でかつ2Kg/
cm以上の線圧を持つ定着装置で定着する為、定着器周
辺には、高価な耐熱性樹脂、耐熱性ゴムが必要とされて
いる。また、このように高温で定着すると紙のカール、
ジャムり等のトラブルが発生し易く、紙の厚みによって
は紙が熱を吸収する為、定着不良を起こすという問題点
が指摘されている。
【0004】また、定着温度が高いと設定温度になるま
でに時間がかかりクイック印字ができない為、ファクシ
ミリの様なクイック印字が要求される装置には不向きで
ある。一方、100℃程度以下の定着温度で定着させよ
うとする、従来のトナーでは熱によるトナー中の樹脂の
軟化は期待できないため、樹脂の塑性変形による定着が
主体となり、通常5Kg/cm以上の大きな線圧が必要
とされ、その場合には大がかりな定着装置になるばかり
でなく、定着強度は熱定着に比較して劣り、紙しわが発
生する等の問題も発生する。
でに時間がかかりクイック印字ができない為、ファクシ
ミリの様なクイック印字が要求される装置には不向きで
ある。一方、100℃程度以下の定着温度で定着させよ
うとする、従来のトナーでは熱によるトナー中の樹脂の
軟化は期待できないため、樹脂の塑性変形による定着が
主体となり、通常5Kg/cm以上の大きな線圧が必要
とされ、その場合には大がかりな定着装置になるばかり
でなく、定着強度は熱定着に比較して劣り、紙しわが発
生する等の問題も発生する。
【0005】これらの観点からも新しいシステムとそれ
に適応したトナーの開発が期待されている。このような
期待に応えるトナーとして、熱解離型カプセルトナーの
利用の有効性が評価されつつある。しかし、熱解離型カ
プセルトナーは従来からのトナーとはその性質が異なる
ため、熱解離型カプセルトナーを用いるにはそれに適し
た現像方法の開発が要請される。
に適応したトナーの開発が期待されている。このような
期待に応えるトナーとして、熱解離型カプセルトナーの
利用の有効性が評価されつつある。しかし、熱解離型カ
プセルトナーは従来からのトナーとはその性質が異なる
ため、熱解離型カプセルトナーを用いるにはそれに適し
た現像方法の開発が要請される。
【0006】電子写真プロセスの中で、現像システムは
重要な部分であり、過去多種類の方式、材料が報告され
てきたが、その中にあって方式的にはトナーとキャリア
とからなる2成分方式とトナーだけの1成分方式があ
り、共に磁気ブラシ方式が主として用いられている。
重要な部分であり、過去多種類の方式、材料が報告され
てきたが、その中にあって方式的にはトナーとキャリア
とからなる2成分方式とトナーだけの1成分方式があ
り、共に磁気ブラシ方式が主として用いられている。
【0007】磁性キャリアと着色剤を含んだトナーから
構成された現像剤及び補給トナーを使用する2成分方式
の基礎は、1952年に考案されているが(USP26
18551)、1953年の磁気ブラシ現像方式の考案
(USP2786439)により忠実な画像再現性と現
像装置の小型化に大きく寄与している。しかし、2成分
現像方式の欠点としては、画質の維持性が悪い、現像剤
の劣化がある、現像剤の濃度調性が必要、更なる小型化
に不向きである、トナー飛散が発生し易い、等の種々の
問題が指摘されている。
構成された現像剤及び補給トナーを使用する2成分方式
の基礎は、1952年に考案されているが(USP26
18551)、1953年の磁気ブラシ現像方式の考案
(USP2786439)により忠実な画像再現性と現
像装置の小型化に大きく寄与している。しかし、2成分
現像方式の欠点としては、画質の維持性が悪い、現像剤
の劣化がある、現像剤の濃度調性が必要、更なる小型化
に不向きである、トナー飛散が発生し易い、等の種々の
問題が指摘されている。
【0008】一方、1成分現像方式はキャリアレスであ
る為、トナー濃度を一定にする装置が不要である事と現
像剤の攪拌装置が不要である事から、現像装置は2成分
現像法よりコンパンクトに設計できる。しかし、1成分
現像方式ではキャリアのような帯電の相手がいない為、
安定した帯電を得る事が大きな課題であるとされてい
る。そのような帯電を得る方法として、以下に示す3種
類の方法が知られている。即ち、(1)潜像電界を利用
して現像時に帯電を同時に行う方法(USP41219
31、特開昭53−31136号公報、特開昭50−9
2137号公報及び特開昭54−134640号公
報)、(2)現像内の内部で電荷の授受を行う方法(特
開昭53−47936号公報、特開昭59−33908
号公報及び特開昭53−4549号公報)及び(3)ス
リーブ上でトナー層を薄層化し帯電させる方法(特開昭
50−45639号公報)である。
る為、トナー濃度を一定にする装置が不要である事と現
像剤の攪拌装置が不要である事から、現像装置は2成分
現像法よりコンパンクトに設計できる。しかし、1成分
現像方式ではキャリアのような帯電の相手がいない為、
安定した帯電を得る事が大きな課題であるとされてい
る。そのような帯電を得る方法として、以下に示す3種
類の方法が知られている。即ち、(1)潜像電界を利用
して現像時に帯電を同時に行う方法(USP41219
31、特開昭53−31136号公報、特開昭50−9
2137号公報及び特開昭54−134640号公
報)、(2)現像内の内部で電荷の授受を行う方法(特
開昭53−47936号公報、特開昭59−33908
号公報及び特開昭53−4549号公報)及び(3)ス
リーブ上でトナー層を薄層化し帯電させる方法(特開昭
50−45639号公報)である。
【0009】また、1成分系現像方式としては磁性トナ
ーを用いる現像方式が知られており、かっては導電性磁
性トナー(108 Ω・cm以下)を使用する方式が考案
されたが(USP3909258)、この低抵抗トナー
ではコロナ転写が困難であり、現在は磁性トナーも10
14Ω・cm以上の高抵抗トナーが使用される。しかし、
磁性トナーは磁性粉を用いる為比重が高く、かつ2成分
系現像方式の場合と同様マグネットロールを用いる為、
現像槽が重くなる欠点がある。又、磁性トナーは流動性
に劣るため、摩擦帯電性が充分でなくその為均一な現像
が行われ難く、より精密な調整、又は装置的な改良を行
わなければ画像への地汚れ、トナー飛散による機内の汚
染等が生じるという問題があった。また、30〜70%
もの磁性粉を使用する為の欠点として、高湿下での帯電
量低下による画像劣化及び磁性粉が黒色又は褐色である
為透明な鮮やかなカラートナーが得られないことが挙げ
られる。
ーを用いる現像方式が知られており、かっては導電性磁
性トナー(108 Ω・cm以下)を使用する方式が考案
されたが(USP3909258)、この低抵抗トナー
ではコロナ転写が困難であり、現在は磁性トナーも10
14Ω・cm以上の高抵抗トナーが使用される。しかし、
磁性トナーは磁性粉を用いる為比重が高く、かつ2成分
系現像方式の場合と同様マグネットロールを用いる為、
現像槽が重くなる欠点がある。又、磁性トナーは流動性
に劣るため、摩擦帯電性が充分でなくその為均一な現像
が行われ難く、より精密な調整、又は装置的な改良を行
わなければ画像への地汚れ、トナー飛散による機内の汚
染等が生じるという問題があった。また、30〜70%
もの磁性粉を使用する為の欠点として、高湿下での帯電
量低下による画像劣化及び磁性粉が黒色又は褐色である
為透明な鮮やかなカラートナーが得られないことが挙げ
られる。
【0010】これに対し、このような磁性粉を含有しな
いでかつキャリアも使用しない現像方式である非磁性1
成分現像方式が提案されている。例えば、特開昭59−
228721号公報、特開昭60−45270号公報、
特開昭62−19884号公報、特開昭62−8997
5号公報及び電子写真学会誌第26巻第2号107〜1
14頁において非磁性1成分現像方式が報告されてい
る。これらの方法によると、トナーは磁性材料を含有し
ない為、高湿下での帯電量低下による画像劣化もなく、
透明な鮮やかなカラートナーも得られ、かつマグネット
ロールを使用しない為、現像装置が小型軽量になる。し
かし、耐刷時に現像剤担持体及びトナー薄層化部材への
トナーによる汚染の為、摩擦帯電が不安定になり、更に
高温高湿化ではこの傾向が著しくなる為、画像劣化が生
じるという問題点が指摘される。
いでかつキャリアも使用しない現像方式である非磁性1
成分現像方式が提案されている。例えば、特開昭59−
228721号公報、特開昭60−45270号公報、
特開昭62−19884号公報、特開昭62−8997
5号公報及び電子写真学会誌第26巻第2号107〜1
14頁において非磁性1成分現像方式が報告されてい
る。これらの方法によると、トナーは磁性材料を含有し
ない為、高湿下での帯電量低下による画像劣化もなく、
透明な鮮やかなカラートナーも得られ、かつマグネット
ロールを使用しない為、現像装置が小型軽量になる。し
かし、耐刷時に現像剤担持体及びトナー薄層化部材への
トナーによる汚染の為、摩擦帯電が不安定になり、更に
高温高湿化ではこの傾向が著しくなる為、画像劣化が生
じるという問題点が指摘される。
【0011】即ち、従来の非磁性1成分現像方式に用い
られる現像装置では、1成分の現像剤を用いることから
現像剤担持体上への現像剤の供給及び現像域へ搬送され
る現像剤の帯電さらには現像後現像剤担持体上に残留す
る現像剤の現像剤担持体上からの除去、現像剤の攪拌、
循環が安定して行われないと画像かすれや地汚れ等の画
質劣化を発生させるという問題点があった。例えば、図
4に示すような圧接ブレード43により現像剤Tの帯電
と薄層形成とを同時に行う従来の現像装置では、摩擦帯
電によるために現像剤Tの帯電量が安定せず、圧接ブレ
ード43の材質や表面状態等の変化、さらには周囲環境
の変化によって大きく影響を受けて信頼性に欠けるとい
う問題点があった。また、静電潜像形成体42上の静電
潜像の現像に使用されずに現像剤担持体41上に残留し
た現像剤Tが現像剤担持体41上から除去されることな
く、残留した現像剤Tが現像剤担持体41の回転ととも
に次回の現像に使用されることになるので、現像剤Tの
帯電量の安定性および現像剤Tの攪拌性にも問題点があ
った。さらに、規制部材である圧接ブレードの現像剤と
接する面が略平面であるため、ブレードを通過する際、
現像剤層に対して摩擦帯電が充分でなくまた帯電が不均
一になってしまうという問題もあった。
られる現像装置では、1成分の現像剤を用いることから
現像剤担持体上への現像剤の供給及び現像域へ搬送され
る現像剤の帯電さらには現像後現像剤担持体上に残留す
る現像剤の現像剤担持体上からの除去、現像剤の攪拌、
循環が安定して行われないと画像かすれや地汚れ等の画
質劣化を発生させるという問題点があった。例えば、図
4に示すような圧接ブレード43により現像剤Tの帯電
と薄層形成とを同時に行う従来の現像装置では、摩擦帯
電によるために現像剤Tの帯電量が安定せず、圧接ブレ
ード43の材質や表面状態等の変化、さらには周囲環境
の変化によって大きく影響を受けて信頼性に欠けるとい
う問題点があった。また、静電潜像形成体42上の静電
潜像の現像に使用されずに現像剤担持体41上に残留し
た現像剤Tが現像剤担持体41上から除去されることな
く、残留した現像剤Tが現像剤担持体41の回転ととも
に次回の現像に使用されることになるので、現像剤Tの
帯電量の安定性および現像剤Tの攪拌性にも問題点があ
った。さらに、規制部材である圧接ブレードの現像剤と
接する面が略平面であるため、ブレードを通過する際、
現像剤層に対して摩擦帯電が充分でなくまた帯電が不均
一になってしまうという問題もあった。
【0012】これらの問題点を改善するために、摩擦抵
抗を大きくし摩擦帯電性を上げる方法も考えられるが、
トナーが本発明で使用するような熱解離型カプセルトナ
ーの場合は、トナーに大きな摩擦力、圧力がかかると熱
解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険性があり、ト
ナーの寿命が低下するという問題が生じる。
抗を大きくし摩擦帯電性を上げる方法も考えられるが、
トナーが本発明で使用するような熱解離型カプセルトナ
ーの場合は、トナーに大きな摩擦力、圧力がかかると熱
解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険性があり、ト
ナーの寿命が低下するという問題が生じる。
【0013】そこで、本発明の目的は上述の点に鑑み、
熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜像形成体上の潜
像を現像する1成分現像方法において、現像剤の供給、
帯電、薄層形成、現像域への現像剤の供給搬送、静電潜
像への現像剤移行、現像剤担持体からの現像剤の除去、
攪拌および循環を安定して行い、高品質の画像形成が出
来る現像方法を提供することにある。
熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜像形成体上の潜
像を現像する1成分現像方法において、現像剤の供給、
帯電、薄層形成、現像域への現像剤の供給搬送、静電潜
像への現像剤移行、現像剤担持体からの現像剤の除去、
攪拌および循環を安定して行い、高品質の画像形成が出
来る現像方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、(1)
熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜像形成体上の潜
像を現像する1成分現像方法において、少なくとも現像
剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体上に形成
される現像剤の薄層の層厚を規制すると共に現像剤に対
して電荷付与を行う規制部材を備えた現像装置であっ
て、該規制部材の現像剤担持体に当接される部分が導電
性繊維状部材よりなる装置を用い、かつ該現像剤担持体
および該導電性繊維状部材にそれぞれ電圧を印加するこ
とを特徴とする現像方法、(2)熱解離型カプセルトナ
ーの殻材の主成分が、熱解離性ウレタン結合、チオール
ウレタン結合、又はs−チオウレタン結合の少なくとも
1つ以上の結合を有する樹脂で構成されている前記
(1)記載の現像方法、(3)前記(2)記載の該殻材
の主成分である熱解離性ウレタン樹脂が、全イソシアネ
ート基及び/又はイソチオシアネート基が関与する結合
の内、フェノール性ヒドロキシル基及び/又はチオール
基との反応による結合がその数で30%以上のものであ
る前記(2)記載の現像方法、(4)熱解離型カプセル
トナーの軟化点が、80℃〜150℃である前記(1)
〜(3)記載の現像方法、(5)導電性繊維状部材がブ
ラシ状に形成された導電性の繊維状物質である前記
(1)〜(4)記載の現像方法、(6)導電性繊維状部
材が導電処理をされてなる不織布、規則性をもって織ら
れた布状物または電気植毛である前記(1)〜(4)記
載の現像方法、並びに(7)現像剤担持体および導電性
繊維状部材へのそれぞれの印加電圧の制御手段を備えた
装置を用いる前記(1)〜(4)記載の現像方法、に関
する。
熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜像形成体上の潜
像を現像する1成分現像方法において、少なくとも現像
剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体上に形成
される現像剤の薄層の層厚を規制すると共に現像剤に対
して電荷付与を行う規制部材を備えた現像装置であっ
て、該規制部材の現像剤担持体に当接される部分が導電
性繊維状部材よりなる装置を用い、かつ該現像剤担持体
および該導電性繊維状部材にそれぞれ電圧を印加するこ
とを特徴とする現像方法、(2)熱解離型カプセルトナ
ーの殻材の主成分が、熱解離性ウレタン結合、チオール
ウレタン結合、又はs−チオウレタン結合の少なくとも
1つ以上の結合を有する樹脂で構成されている前記
(1)記載の現像方法、(3)前記(2)記載の該殻材
の主成分である熱解離性ウレタン樹脂が、全イソシアネ
ート基及び/又はイソチオシアネート基が関与する結合
の内、フェノール性ヒドロキシル基及び/又はチオール
基との反応による結合がその数で30%以上のものであ
る前記(2)記載の現像方法、(4)熱解離型カプセル
トナーの軟化点が、80℃〜150℃である前記(1)
〜(3)記載の現像方法、(5)導電性繊維状部材がブ
ラシ状に形成された導電性の繊維状物質である前記
(1)〜(4)記載の現像方法、(6)導電性繊維状部
材が導電処理をされてなる不織布、規則性をもって織ら
れた布状物または電気植毛である前記(1)〜(4)記
載の現像方法、並びに(7)現像剤担持体および導電性
繊維状部材へのそれぞれの印加電圧の制御手段を備えた
装置を用いる前記(1)〜(4)記載の現像方法、に関
する。
【0015】本発明で用いるトナーは熱解離型カプセル
トナーである。熱解離型カプセルトナーとは、熱により
殻の構造が弱くなる性質の殻を有し、低温で圧力により
定着させることができる芯材を内包するトナーである。
即ち、熱により殻の構造が変化し、圧力を加えられた時
点で芯材が放出されて定着される。
トナーである。熱解離型カプセルトナーとは、熱により
殻の構造が弱くなる性質の殻を有し、低温で圧力により
定着させることができる芯材を内包するトナーである。
即ち、熱により殻の構造が変化し、圧力を加えられた時
点で芯材が放出されて定着される。
【0016】このような熱解離型カプセルトナーは、通
常次のような製造方法により容易に得ることができる。 (1)芯物質をポリマー非水溶液またはポリマーエマル
ジョン中に分散させた後この分散液を噴霧乾燥するスプ
レードライ法(噴霧乾燥法)、(2)イオン性ポリマー
コロイドの混合水溶液中から芯物質の周囲に相分離をお
こさせ単純エマルジョンから複合エマルジョンを経てマ
イクロカプセルを作る相分離法(コアセルベーション
法)、(3)芯物質溶液または分散液をW/OまたはO
/W型乳化系に分散し、同時に界面に殻材用モノマー
(A)を集め、次の工程で界面にてモノマー(B)とモ
ノマー(A)が反応する界面重合法、他にin sit
u重合法、液中硬化被覆法、気中懸濁被覆法、静電合体
法、真空蒸着被覆法等が挙げられる。本発明において
は、なかでも界面重合法やスプレードライ法により製造
された熱解離型カプセルトナーが好ましく用いられる。
界面重合法では芯材と殻材の機能分離が容易であるばか
りでなく、水系で均一なトナーが製造でき、且つ芯材に
低軟化点の物質を使用できる等、トナーの定着性の面で
好ましい性質を有するトナーを得ることができる。
常次のような製造方法により容易に得ることができる。 (1)芯物質をポリマー非水溶液またはポリマーエマル
ジョン中に分散させた後この分散液を噴霧乾燥するスプ
レードライ法(噴霧乾燥法)、(2)イオン性ポリマー
コロイドの混合水溶液中から芯物質の周囲に相分離をお
こさせ単純エマルジョンから複合エマルジョンを経てマ
イクロカプセルを作る相分離法(コアセルベーション
法)、(3)芯物質溶液または分散液をW/OまたはO
/W型乳化系に分散し、同時に界面に殻材用モノマー
(A)を集め、次の工程で界面にてモノマー(B)とモ
ノマー(A)が反応する界面重合法、他にin sit
u重合法、液中硬化被覆法、気中懸濁被覆法、静電合体
法、真空蒸着被覆法等が挙げられる。本発明において
は、なかでも界面重合法やスプレードライ法により製造
された熱解離型カプセルトナーが好ましく用いられる。
界面重合法では芯材と殻材の機能分離が容易であるばか
りでなく、水系で均一なトナーが製造でき、且つ芯材に
低軟化点の物質を使用できる等、トナーの定着性の面で
好ましい性質を有するトナーを得ることができる。
【0017】殻材としてはスチレン系樹脂(特開昭48
−80407号公報)、ポリアミド系樹脂(特開昭58
−66948号公報)、エポキシ系樹脂(特開昭59−
148066号公報)、ポリウレタン系樹脂(特開昭5
7−179860号公報)、ポリウレア系樹脂(特開昭
62−150262号公報)等多数のものが考案されて
いる。また、芯材に含有される熱圧力定着性物質として
は、ガラス転移点(Tg)が10℃以上50℃以下のポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステルポリア
ミド樹脂、ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
−80407号公報)、ポリアミド系樹脂(特開昭58
−66948号公報)、エポキシ系樹脂(特開昭59−
148066号公報)、ポリウレタン系樹脂(特開昭5
7−179860号公報)、ポリウレア系樹脂(特開昭
62−150262号公報)等多数のものが考案されて
いる。また、芯材に含有される熱圧力定着性物質として
は、ガラス転移点(Tg)が10℃以上50℃以下のポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステルポリア
ミド樹脂、ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
【0018】芯材の熱特性に対して、殻材の構造及び熱
特性がトナー全体の定着性に著しく関与するが、前記の
殻材に使用できる樹脂群のうち特定のポリウレタンは熱
解離性であり、貯蔵安定性、低温定着性の両面を兼ね備
えていることから、本発明における画像形成方法におい
ては非常に好ましい材料である。このような殻材の主成
分としては、熱解離性ウレタン結合、チオールウレタン
結合、又はs−チオウレタン結合の少なくとも1つ以上
の結合を有する樹脂で構成されている。さらに、この殻
材の主成分である熱解離性ウレタン樹脂は、全イソシア
ネート基及び/又はイソチオシアネート基が関与する結
合の内、フェノール性ヒドロキシル基及び/又はチオー
ル基との反応による結合がその数で30%以上のもので
ある。例えばイソシアネート化合物及び/又はイソチオ
シアネート化合物とフェノール性ヒドロキシル基及び/
又はチオール基等を有する化合物との反応により得られ
る樹脂が好ましく用いられる(特願平3−14231
号)。
特性がトナー全体の定着性に著しく関与するが、前記の
殻材に使用できる樹脂群のうち特定のポリウレタンは熱
解離性であり、貯蔵安定性、低温定着性の両面を兼ね備
えていることから、本発明における画像形成方法におい
ては非常に好ましい材料である。このような殻材の主成
分としては、熱解離性ウレタン結合、チオールウレタン
結合、又はs−チオウレタン結合の少なくとも1つ以上
の結合を有する樹脂で構成されている。さらに、この殻
材の主成分である熱解離性ウレタン樹脂は、全イソシア
ネート基及び/又はイソチオシアネート基が関与する結
合の内、フェノール性ヒドロキシル基及び/又はチオー
ル基との反応による結合がその数で30%以上のもので
ある。例えばイソシアネート化合物及び/又はイソチオ
シアネート化合物とフェノール性ヒドロキシル基及び/
又はチオール基等を有する化合物との反応により得られ
る樹脂が好ましく用いられる(特願平3−14231
号)。
【0019】さらに詳しくは、例えば熱解離型カプセル
トナーが少なくとも着色剤を含有する熱溶融性芯材と、
その芯材の表面を被覆するよう設けた外殻とにより構成
されるカプセルトナーであって、該外殻の主成分が、
(1) 1価のイソシアネート化合物及び/又はイソチオシ
アネート化合物をイソシアネート化合物及び/又はイソ
チオシアネート化合物全体の0〜30モル%、(2) 2価以
上のイソシアネート化合物及び/又はイソチオシアネー
ト化合物をイソシアネート化合物及び/又はイソチオシ
アネート化合物全体の100 〜70モル%と、(3) イソシア
ネート基及び/又はイソチオシアネート基と反応する活
性水素を1個有する化合物をイソシアネート基及び/又
はイソチオシアネート基と反応する化合物全体の0〜30
モル%、(4) イソシアネート基及び/又はイソチオシア
ネート基と反応する活性水素を2個以上有する化合物を
イソシアネート基及び/又はイソチオシアネート基と反
応する化合物全体の100 〜70モル%のうち、 (1)+(2)
のモル数と (3)+(4) のモル数との比が1:1〜1:20
の範囲で反応させてなる樹脂よりなり、当該樹脂中全イ
ソシアネート基及び/又はイソチオシアネート基が関与
する結合のうち、その数において少なくとも30%以上の
ものが熱解離性を示す結合であるカプセルトナーが挙げ
られる。
トナーが少なくとも着色剤を含有する熱溶融性芯材と、
その芯材の表面を被覆するよう設けた外殻とにより構成
されるカプセルトナーであって、該外殻の主成分が、
(1) 1価のイソシアネート化合物及び/又はイソチオシ
アネート化合物をイソシアネート化合物及び/又はイソ
チオシアネート化合物全体の0〜30モル%、(2) 2価以
上のイソシアネート化合物及び/又はイソチオシアネー
ト化合物をイソシアネート化合物及び/又はイソチオシ
アネート化合物全体の100 〜70モル%と、(3) イソシア
ネート基及び/又はイソチオシアネート基と反応する活
性水素を1個有する化合物をイソシアネート基及び/又
はイソチオシアネート基と反応する化合物全体の0〜30
モル%、(4) イソシアネート基及び/又はイソチオシア
ネート基と反応する活性水素を2個以上有する化合物を
イソシアネート基及び/又はイソチオシアネート基と反
応する化合物全体の100 〜70モル%のうち、 (1)+(2)
のモル数と (3)+(4) のモル数との比が1:1〜1:20
の範囲で反応させてなる樹脂よりなり、当該樹脂中全イ
ソシアネート基及び/又はイソチオシアネート基が関与
する結合のうち、その数において少なくとも30%以上の
ものが熱解離性を示す結合であるカプセルトナーが挙げ
られる。
【0020】ここで熱解離性を示す結合とは、フェノー
ル性ヒドロキシル基及び/又はチオール基とイソシアネ
ート基及び/又はイソチオシアネート基の反応に由来す
る結合であることが好ましい。具体的には、前記(1) の
1価のイソシアネート化合物としては、イソシアン酸エ
チル、イソシアン酸オクチル、イソシアン酸2−クロロ
エチル、イソシアン酸クロロスルホニル、イソシアン酸
シクロヘキシル、イソシアン酸n−ドデシル、イソシア
ン酸ブチル、イソシアン酸n−ヘキシル、イソシアン酸
ラウリル、イソシアン酸フェニル、イソシアン酸m−ク
ロロフェニル、イソシアン酸4−クロロフェニル、イソ
シアン酸p−シアノフェニル、イソシアン酸 3,4−ジク
ロロフェニル、イソシアン酸o−トリル、イソシアン酸
m−トリル、イソシアン酸p−トリル、イソシアン酸p
−トルエンスルホニル、イソシアン酸1−ナフチル、イ
ソシアン酸o−ニトロフェニル、イソシアン酸m−ニト
ロフェニル、イソシアン酸p−ニトロフェニル、イソシ
アン酸フェニル、イソシアン酸p−ブロモフェニル、イ
ソシアン酸o−メトキシフェニル、イソシアン酸m−メ
トキシフェニル、イソシアン酸p−メトキシフェニル、
イソシアナト酢酸エチル、イソシアナト酢酸ブチル、イ
ソシアン酸トリクロロアセチル等の1価のイソシアネー
ト化合物等が挙げられる。
ル性ヒドロキシル基及び/又はチオール基とイソシアネ
ート基及び/又はイソチオシアネート基の反応に由来す
る結合であることが好ましい。具体的には、前記(1) の
1価のイソシアネート化合物としては、イソシアン酸エ
チル、イソシアン酸オクチル、イソシアン酸2−クロロ
エチル、イソシアン酸クロロスルホニル、イソシアン酸
シクロヘキシル、イソシアン酸n−ドデシル、イソシア
ン酸ブチル、イソシアン酸n−ヘキシル、イソシアン酸
ラウリル、イソシアン酸フェニル、イソシアン酸m−ク
ロロフェニル、イソシアン酸4−クロロフェニル、イソ
シアン酸p−シアノフェニル、イソシアン酸 3,4−ジク
ロロフェニル、イソシアン酸o−トリル、イソシアン酸
m−トリル、イソシアン酸p−トリル、イソシアン酸p
−トルエンスルホニル、イソシアン酸1−ナフチル、イ
ソシアン酸o−ニトロフェニル、イソシアン酸m−ニト
ロフェニル、イソシアン酸p−ニトロフェニル、イソシ
アン酸フェニル、イソシアン酸p−ブロモフェニル、イ
ソシアン酸o−メトキシフェニル、イソシアン酸m−メ
トキシフェニル、イソシアン酸p−メトキシフェニル、
イソシアナト酢酸エチル、イソシアナト酢酸ブチル、イ
ソシアン酸トリクロロアセチル等の1価のイソシアネー
ト化合物等が挙げられる。
【0021】前記(2) の2価以上のイソシアネート化合
物としては、例えば、2,4 −トリレンジイソシアネー
ト、2,4 −トリレンジイソシアネートの二量体、2,6 −
トリレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシア
ネート、m−キシリレンジイソシアネート、4,4'−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、1,5 −ナフチレンジイ
ソシアネート、3,3'−ジメチル−ジフェニル−4,4'−ジ
イソシアネート、3,3'−ジメチル−ジフェニルメタン−
4,4'−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネ
ート、トリフェニルメタン−トリイソシアネート、ポリ
メチレンフェニルイソシアネート等の如き芳香族イソシ
アネート化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイ
ソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート等の如き脂
肪族イソシアネート化合物、イソホロンジイソシアネー
ト、4,4'−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、メチルシクロヘキサン−2,4(又は2,6)ジイソシア
ネート、1,3 −(イソシアネートメチル)シクロヘキサ
ン等の如き脂環族イソシアネート化合物、トリレンジイ
ソシアネート3モルとトリメチロールプロパン1モルと
の付加体等の如きイソシアネート化合物等が挙げられ
る。またイソチオシアネート基を有する化合物として
は、イソチオシアン酸フェニル、キシリレン−1,4 −ジ
イソチオシアネート、エチリジンジイソチオシアネート
等の化合物等が挙げられる。中でも芳香環にイソシアネ
ート基が直接結合している化合物がウレタン結合生成
後、熱解離温度を下げるのに効果があり、好ましく用い
られる。
物としては、例えば、2,4 −トリレンジイソシアネー
ト、2,4 −トリレンジイソシアネートの二量体、2,6 −
トリレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシア
ネート、m−キシリレンジイソシアネート、4,4'−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、1,5 −ナフチレンジイ
ソシアネート、3,3'−ジメチル−ジフェニル−4,4'−ジ
イソシアネート、3,3'−ジメチル−ジフェニルメタン−
4,4'−ジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネ
ート、トリフェニルメタン−トリイソシアネート、ポリ
メチレンフェニルイソシアネート等の如き芳香族イソシ
アネート化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート、ト
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイ
ソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート等の如き脂
肪族イソシアネート化合物、イソホロンジイソシアネー
ト、4,4'−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、メチルシクロヘキサン−2,4(又は2,6)ジイソシア
ネート、1,3 −(イソシアネートメチル)シクロヘキサ
ン等の如き脂環族イソシアネート化合物、トリレンジイ
ソシアネート3モルとトリメチロールプロパン1モルと
の付加体等の如きイソシアネート化合物等が挙げられ
る。またイソチオシアネート基を有する化合物として
は、イソチオシアン酸フェニル、キシリレン−1,4 −ジ
イソチオシアネート、エチリジンジイソチオシアネート
等の化合物等が挙げられる。中でも芳香環にイソシアネ
ート基が直接結合している化合物がウレタン結合生成
後、熱解離温度を下げるのに効果があり、好ましく用い
られる。
【0022】前記(1) の1価のイソシアネート化合物及
び/又はイソチオシアネート化合物は外殻樹脂の分子量
調整も兼ねてイソシアネート化合物及び/又はイソチオ
シアネート化合物全体の30モル%迄用いることができる
が、30モル%を超えると熱解離型カプセルトナーの保存
安定性が悪化し好ましくない。
び/又はイソチオシアネート化合物は外殻樹脂の分子量
調整も兼ねてイソシアネート化合物及び/又はイソチオ
シアネート化合物全体の30モル%迄用いることができる
が、30モル%を超えると熱解離型カプセルトナーの保存
安定性が悪化し好ましくない。
【0023】前記(3) のイソシアネート基及び/又はイ
ソチオシアネート基と反応する活性水素を1個有する化
合物としては、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコ
ール、ペンチルアルコール、ヘキシルアルコール、シク
ロヘキシルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチル
アルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ラ
ウリルアルコール、ステアリルアルコール等の脂肪族ア
ルコール、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、4−ブチルフェノール、2−sec
−ブチルフェノール、2−tert−ブチルフェノール、3
−tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフェノー
ル、ノニルフェノール、イソノニルフェノール、2−プ
ロペニルフェノール、3−プロペニルフェノール、4−
プロペニルフェノール、2−メトキシフェノール、3−
メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、3−ア
セチルフェノール、3−カルボメトキシフェノール、2
−クロロフェノール、3−クロロフェノール、4−クロ
ロフェノール、2−ブロモフェノール、3−ブロモフェ
ノール、4−ブロモフェノール、ベンジルアルコール、
1−ナフトール、2−ナフトール、2−アセチル−1−
ナフトール等の芳香族アルコール、ε−カプロラクタム
等のアミド類等の化合物が挙げられる。
ソチオシアネート基と反応する活性水素を1個有する化
合物としては、メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコ
ール、ペンチルアルコール、ヘキシルアルコール、シク
ロヘキシルアルコール、ヘプチルアルコール、オクチル
アルコール、ノニルアルコール、デシルアルコール、ラ
ウリルアルコール、ステアリルアルコール等の脂肪族ア
ルコール、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、4−ブチルフェノール、2−sec
−ブチルフェノール、2−tert−ブチルフェノール、3
−tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフェノー
ル、ノニルフェノール、イソノニルフェノール、2−プ
ロペニルフェノール、3−プロペニルフェノール、4−
プロペニルフェノール、2−メトキシフェノール、3−
メトキシフェノール、4−メトキシフェノール、3−ア
セチルフェノール、3−カルボメトキシフェノール、2
−クロロフェノール、3−クロロフェノール、4−クロ
ロフェノール、2−ブロモフェノール、3−ブロモフェ
ノール、4−ブロモフェノール、ベンジルアルコール、
1−ナフトール、2−ナフトール、2−アセチル−1−
ナフトール等の芳香族アルコール、ε−カプロラクタム
等のアミド類等の化合物が挙げられる。
【0024】中でも、下式(I)で表されるフェノール
誘導体が好ましく用いられる。
誘導体が好ましく用いられる。
【化1】 (式中、R1 , R2 , R3 , R4 , R5 は、独立して
H、又は炭素数1〜9のアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若し
くはアリール基又はハロゲンを示す。)
H、又は炭素数1〜9のアルキル基、アルケニル基、ア
ルコキシ基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若し
くはアリール基又はハロゲンを示す。)
【0025】前記(4) のイソシアネート基及び/又はイ
ソチオシアネート基と反応する活性水素を2個以上有す
る化合物の内、2価以上のアルコール化合物としては、
例えばカテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、4−
メチルカテコール、4−t −ブチルカテコール、4−ア
セチルカテコール、3−メトキシカテコール、4−フェ
ニルカテコール、4−メチルレゾルシン、4−エチルレ
ゾルシン、4−t−ブチルレゾルシン、4−ヘキシルレ
ゾルシン、4−クロロレゾルシン、4−ベンジルレゾル
シン、4−アセチルレゾルシン、4−カルボメトキシレ
ゾルシン、2−メチルレゾルシン、5−メチルレゾルシ
ン、t−ブチルハイドロキノン、2,5 −ジ−t−ブチル
ハイドロキノン、2,5 −ジ−t−アミルハイドロキノ
ン、テトラメチルハイドロキノン、テトラクロロハイド
ロキノン、メチルカルボアミノハイドロキノン、メチル
ウレイドハイドロキノン、ベンゾノルボルネン−3,6 −
ジオール、ビスフェノールA、ビスフェノールS、3,3'
−ジクロロビスフェノールS、2,2'−ジヒドロキシベン
ゾフェノン、2,4 −ジヒドロキシベンゾフェノン、4,4'
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシジ
フェニル、4,4'−ジヒドロキシジフェニル、2,2'−ジヒ
ドロキシジフェニルメタン、3,4 −ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)ヘキサン、1,4 −ビス(2−(p−ヒドロ
キシフェニル)プロピル)ベンゼン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メチルアミン、1,3 −ジヒドロキシナフ
タレン、1,4 −ジヒドロキシナフタレン、1,5 −ジヒド
ロキシナフタレン、2,6 −ジヒドロキシナフタレン、1,
5 −ジヒドロキシアントラキノン、2−ヒドロキシベン
ジルアルコール、4−ヒドロキシベンジルアルコール、
2−ヒドロキシ−3,5 −ジ−t−ブチルベンジルアルコ
ール、4−ヒドロキシ−3,5 −ジ−t−ブチルベンジル
アルコール、4−ヒドロキシフェネチルアルコール、2
−ヒドロキシエチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2
−ヒドロキシエチル−4−ヒドロキシフェニルアセテー
ト、レゾルシンモノ−2−ヒドロキシエチルエーテル、
ヒドロキシヒドロキノン、ガリック酸、3,4,5 −トリヒ
ドロキシ安息香酸エチル等が挙げられる。中でも下式
(II)で表されるカテコール誘導体又は下式(III)で表
されるレゾルシン誘導体が好ましく用いられる。
ソチオシアネート基と反応する活性水素を2個以上有す
る化合物の内、2価以上のアルコール化合物としては、
例えばカテコール、レゾルシン、ハイドロキノン、4−
メチルカテコール、4−t −ブチルカテコール、4−ア
セチルカテコール、3−メトキシカテコール、4−フェ
ニルカテコール、4−メチルレゾルシン、4−エチルレ
ゾルシン、4−t−ブチルレゾルシン、4−ヘキシルレ
ゾルシン、4−クロロレゾルシン、4−ベンジルレゾル
シン、4−アセチルレゾルシン、4−カルボメトキシレ
ゾルシン、2−メチルレゾルシン、5−メチルレゾルシ
ン、t−ブチルハイドロキノン、2,5 −ジ−t−ブチル
ハイドロキノン、2,5 −ジ−t−アミルハイドロキノ
ン、テトラメチルハイドロキノン、テトラクロロハイド
ロキノン、メチルカルボアミノハイドロキノン、メチル
ウレイドハイドロキノン、ベンゾノルボルネン−3,6 −
ジオール、ビスフェノールA、ビスフェノールS、3,3'
−ジクロロビスフェノールS、2,2'−ジヒドロキシベン
ゾフェノン、2,4 −ジヒドロキシベンゾフェノン、4,4'
−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシジ
フェニル、4,4'−ジヒドロキシジフェニル、2,2'−ジヒ
ドロキシジフェニルメタン、3,4 −ビス(p−ヒドロキ
シフェニル)ヘキサン、1,4 −ビス(2−(p−ヒドロ
キシフェニル)プロピル)ベンゼン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メチルアミン、1,3 −ジヒドロキシナフ
タレン、1,4 −ジヒドロキシナフタレン、1,5 −ジヒド
ロキシナフタレン、2,6 −ジヒドロキシナフタレン、1,
5 −ジヒドロキシアントラキノン、2−ヒドロキシベン
ジルアルコール、4−ヒドロキシベンジルアルコール、
2−ヒドロキシ−3,5 −ジ−t−ブチルベンジルアルコ
ール、4−ヒドロキシ−3,5 −ジ−t−ブチルベンジル
アルコール、4−ヒドロキシフェネチルアルコール、2
−ヒドロキシエチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2
−ヒドロキシエチル−4−ヒドロキシフェニルアセテー
ト、レゾルシンモノ−2−ヒドロキシエチルエーテル、
ヒドロキシヒドロキノン、ガリック酸、3,4,5 −トリヒ
ドロキシ安息香酸エチル等が挙げられる。中でも下式
(II)で表されるカテコール誘導体又は下式(III)で表
されるレゾルシン誘導体が好ましく用いられる。
【0026】
【化2】 (式中、R6 , R7 , R8 , R9 は、独立してH、又は
炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若しくはアリ
ール基又はハロゲンを示す。)
炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若しくはアリ
ール基又はハロゲンを示す。)
【化3】 (式中、R10,R11, R12,R13は、独立してH、又は
炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若しくはアリ
ール基又はハロゲンを示す。)
炭素数1〜6のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ
基、アルカノイル基、カルボアルコキシ基若しくはアリ
ール基又はハロゲンを示す。)
【0027】その他、イソシアネート基及び/又はイソ
チオシアネート基と反応するヒドロキシル基以外の官能
基を少なくとも1つ以上有し、フェノール性ヒドロキシ
ル基を少なくとも1つ有する化合物としては、例えば、
o−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、p
−ヒドロキシ安息香酸、5−ブロモ−2−ヒドロキシ安
息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、4−ク
ロロ−2−ヒドロキシ安息香酸、5−クロロ−2−ヒド
ロキシ安息香酸、3,5 −ジクロロ−4−ヒドロキシ安息
香酸、3−メチル−2−ヒドロキシ安息香酸、5−メト
キシ−2−ヒドロキシ安息香酸、3,5 −ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、4−アミノ−2−ヒドロキ
シ安息香酸、5−アミノ−2−ヒドロキシ安息香酸、2,
5 −ジニトロサリチル酸、スルホサリチル酸、4−ヒド
ロキシ−3−メトキシフェニル酢酸、カテコール−4−
カルボン酸、2,4 −ジヒドロキシ安息香酸、2,5 −ジヒ
ドロキシ安息香酸、2,6 −ジヒドロキシ安息香酸、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸、3,5 −ジヒドロキシ安息香
酸、3,4 −ジヒドロキシフェニル酢酸、m−ヒドロキシ
桂皮酸、p−ヒドロキシ桂皮酸、2−アミノ−4−メチ
ルフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、5
−アミノ−2−メチルフェノール、3−アミノ−2−ナ
フトール、8−アミノ−2−ナフトール、1−アミノ−
2−ナフトール−4−スルホン酸、2−アミノ−5−ナ
フトール−4−スルホン酸、2−アミノ−4−ニトロフ
ェノール、4−アミノ−2−ニトロフェノール、4−ア
ミノ−2,6 −ジクロロフェノール、o−アミノフェノー
ル、m−アミノフェノール、p−アミノフェノール、4
−クロロ−2−アミノフェノール、1−アミノ−4−ヒ
ドロキシアントラキノン、5−クロロ−2−ヒドロキシ
アニリン、α−シアノ−3−ヒドロキシ桂皮酸、α−シ
アノ−4−ヒドロキシ桂皮酸、1−ヒドロキシナフトエ
酸、2−ヒドロキシナフトエ酸、3−ヒドロキシナフト
エ酸、4−ヒドロキシフタル酸等が挙げられる。
チオシアネート基と反応するヒドロキシル基以外の官能
基を少なくとも1つ以上有し、フェノール性ヒドロキシ
ル基を少なくとも1つ有する化合物としては、例えば、
o−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、p
−ヒドロキシ安息香酸、5−ブロモ−2−ヒドロキシ安
息香酸、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸、4−ク
ロロ−2−ヒドロキシ安息香酸、5−クロロ−2−ヒド
ロキシ安息香酸、3,5 −ジクロロ−4−ヒドロキシ安息
香酸、3−メチル−2−ヒドロキシ安息香酸、5−メト
キシ−2−ヒドロキシ安息香酸、3,5 −ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、4−アミノ−2−ヒドロキ
シ安息香酸、5−アミノ−2−ヒドロキシ安息香酸、2,
5 −ジニトロサリチル酸、スルホサリチル酸、4−ヒド
ロキシ−3−メトキシフェニル酢酸、カテコール−4−
カルボン酸、2,4 −ジヒドロキシ安息香酸、2,5 −ジヒ
ドロキシ安息香酸、2,6 −ジヒドロキシ安息香酸、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸、3,5 −ジヒドロキシ安息香
酸、3,4 −ジヒドロキシフェニル酢酸、m−ヒドロキシ
桂皮酸、p−ヒドロキシ桂皮酸、2−アミノ−4−メチ
ルフェノール、2−アミノ−5−メチルフェノール、5
−アミノ−2−メチルフェノール、3−アミノ−2−ナ
フトール、8−アミノ−2−ナフトール、1−アミノ−
2−ナフトール−4−スルホン酸、2−アミノ−5−ナ
フトール−4−スルホン酸、2−アミノ−4−ニトロフ
ェノール、4−アミノ−2−ニトロフェノール、4−ア
ミノ−2,6 −ジクロロフェノール、o−アミノフェノー
ル、m−アミノフェノール、p−アミノフェノール、4
−クロロ−2−アミノフェノール、1−アミノ−4−ヒ
ドロキシアントラキノン、5−クロロ−2−ヒドロキシ
アニリン、α−シアノ−3−ヒドロキシ桂皮酸、α−シ
アノ−4−ヒドロキシ桂皮酸、1−ヒドロキシナフトエ
酸、2−ヒドロキシナフトエ酸、3−ヒドロキシナフト
エ酸、4−ヒドロキシフタル酸等が挙げられる。
【0028】また1分子中に1個以上のチオール基を有
するポリチオール化合物としては、エタンチオール、1
−プロパンチオール、2−プロパンチオール、チオフェ
ノール、ビス(2−メルカプトエチル)エーテル、1,2
−エタンジチオール、1,4 −ブタンジチオール、ビス
(2−メルカプトエチル)スルフィド、エチレングリコ
ールビス(2−メルカプトアセテート)、エチレングリ
コールビス(3−メルカプトプロピオネート)、2,2 −
ジメチルプロパンジオールビス(2−メルカプトアセテ
ート)、2,2 −ジメチルプロパンジオールビス(3−メ
ルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパント
リス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプ
ロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、トリ
メチロールエタントリス(2−メルカプトアセテー
ト)、トリメチロールエタントリス(3−メルカプトプ
ロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(2
−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールテト
ラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ジペンタエ
リスリトールヘキサキス(2−メルカプトアセテー
ト)、ジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカ
プトプロピオネート)、1,2−ジメルカプトベンゼン、
4−メチル−1,2 −ジメルカプトベンゼン、3,6 −ジク
ロロ−1,2 −ジメルカプトベンゼン、3,4,5,6 −テトラ
クロロ−1,2 −ジメルカプトベンゼン、キシリレンジチ
オール、1,3,5 −トリス(3−メルカプトプロピル)イ
ソシアヌレートなどが挙げられる。
するポリチオール化合物としては、エタンチオール、1
−プロパンチオール、2−プロパンチオール、チオフェ
ノール、ビス(2−メルカプトエチル)エーテル、1,2
−エタンジチオール、1,4 −ブタンジチオール、ビス
(2−メルカプトエチル)スルフィド、エチレングリコ
ールビス(2−メルカプトアセテート)、エチレングリ
コールビス(3−メルカプトプロピオネート)、2,2 −
ジメチルプロパンジオールビス(2−メルカプトアセテ
ート)、2,2 −ジメチルプロパンジオールビス(3−メ
ルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロパント
リス(2−メルカプトアセテート)、トリメチロールプ
ロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、トリ
メチロールエタントリス(2−メルカプトアセテー
ト)、トリメチロールエタントリス(3−メルカプトプ
ロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(2
−メルカプトアセテート)、ペンタエリスリトールテト
ラキス(3−メルカプトプロピオネート)、ジペンタエ
リスリトールヘキサキス(2−メルカプトアセテー
ト)、ジペンタエリスリトールヘキサキス(3−メルカ
プトプロピオネート)、1,2−ジメルカプトベンゼン、
4−メチル−1,2 −ジメルカプトベンゼン、3,6 −ジク
ロロ−1,2 −ジメルカプトベンゼン、3,4,5,6 −テトラ
クロロ−1,2 −ジメルカプトベンゼン、キシリレンジチ
オール、1,3,5 −トリス(3−メルカプトプロピル)イ
ソシアヌレートなどが挙げられる。
【0029】本発明に用いられる熱解離性外殻用樹脂に
おいて、熱解離する結合は、全イソシアネート基及び/
又はイソチオシアネート基が関与する結合の内、その数
で少なくとも30%以上必要で、好ましくは50%あれば良
い。この熱解離する結合が全イソシアネート基及び/又
はイソチオシアネート基が関与する結合の数の30%未満
では熱圧力定着時にカプセル外殻強度の低下が充分でな
く、芯材の優れた定着性能を引き出しきれない。
おいて、熱解離する結合は、全イソシアネート基及び/
又はイソチオシアネート基が関与する結合の内、その数
で少なくとも30%以上必要で、好ましくは50%あれば良
い。この熱解離する結合が全イソシアネート基及び/又
はイソチオシアネート基が関与する結合の数の30%未満
では熱圧力定着時にカプセル外殻強度の低下が充分でな
く、芯材の優れた定着性能を引き出しきれない。
【0030】本発明における熱解離型カプセルトナーに
おいては、全イソシアネート基及び/又はイソチオシア
ネート基が関与する結合の内、フェノール性ヒドロキシ
ル基及び/又はチオール基との反応による結合がその数
で30%を下回らない範囲でフェノール性ヒドロキシル基
及び/又はチオール基以外でイソシアネート基と反応す
る官能基を有する化合物、例えばマロン酸エステル類、
アセト酢酸エステル類のような活性メチレン基含有化合
物、メチルエチルケトンオキシムのようなオキシム類、
カルボン酸、ポリオール、ポリアミン、アミノカルボン
酸、アミノアルコール等を外殻形成物質として使用でき
る。
おいては、全イソシアネート基及び/又はイソチオシア
ネート基が関与する結合の内、フェノール性ヒドロキシ
ル基及び/又はチオール基との反応による結合がその数
で30%を下回らない範囲でフェノール性ヒドロキシル基
及び/又はチオール基以外でイソシアネート基と反応す
る官能基を有する化合物、例えばマロン酸エステル類、
アセト酢酸エステル類のような活性メチレン基含有化合
物、メチルエチルケトンオキシムのようなオキシム類、
カルボン酸、ポリオール、ポリアミン、アミノカルボン
酸、アミノアルコール等を外殻形成物質として使用でき
る。
【0031】本発明において、前記(3) のイソシアネー
ト基及び/又はイソチオシアネート基と反応する活性水
素を1個有する化合物は、イソシアネート基及び/又は
イソチオシアネート基と反応する化合物全体の30モル%
迄用いる事ができるが、30モル%を超えると熱解離型カ
プセルトナーの保存安定性が悪化し好ましくない。また
外殻を構成するイソシアネート化合物及び/又はイソチ
オシアネート化合物〔(1) +(2) 〕と、イソシアネート
基及び/又はイソチオシアネート基と反応する化合物
〔(3) +(4) 〕のモル数の比は、未反応のイソシアネー
ト基を残存させないために、1:1〜1:20が好まし
い。
ト基及び/又はイソチオシアネート基と反応する活性水
素を1個有する化合物は、イソシアネート基及び/又は
イソチオシアネート基と反応する化合物全体の30モル%
迄用いる事ができるが、30モル%を超えると熱解離型カ
プセルトナーの保存安定性が悪化し好ましくない。また
外殻を構成するイソシアネート化合物及び/又はイソチ
オシアネート化合物〔(1) +(2) 〕と、イソシアネート
基及び/又はイソチオシアネート基と反応する化合物
〔(3) +(4) 〕のモル数の比は、未反応のイソシアネー
ト基を残存させないために、1:1〜1:20が好まし
い。
【0032】熱解離型カプセルトナーの製造において、
外殻形成は界面重合、in−situ重合により行われるのが
好ましいが、例えば芯物質としての母粒子と数平均粒子
径が母粒子の数平均粒子径の 1/8以下である外殻形成材
料の子粒子とを気流中で高速撹拌して外殻を形成すると
いった乾式法にて行われてもよい。
外殻形成は界面重合、in−situ重合により行われるのが
好ましいが、例えば芯物質としての母粒子と数平均粒子
径が母粒子の数平均粒子径の 1/8以下である外殻形成材
料の子粒子とを気流中で高速撹拌して外殻を形成すると
いった乾式法にて行われてもよい。
【0033】外殻用樹脂は無触媒でも製造できるが、触
媒を使用する場合は、ジブチル錫ジラウレート等の錫系
触媒、1,4 −ジアザビシクロ〔2.2.2 〕オクタン、N,N,
N −トリス(ジメチルアミノプロピル)−ヘキサヒドロ
−S−トリアジン等のアミン系触媒等、公知のウレタン
触媒を使用することができる。
媒を使用する場合は、ジブチル錫ジラウレート等の錫系
触媒、1,4 −ジアザビシクロ〔2.2.2 〕オクタン、N,N,
N −トリス(ジメチルアミノプロピル)−ヘキサヒドロ
−S−トリアジン等のアミン系触媒等、公知のウレタン
触媒を使用することができる。
【0034】本発明における熱解離型カプセルトナーの
芯材に用いられる樹脂としては、ガラス転移点(Tg)が10
℃以上50℃以下のポリエステル樹脂、ポリエステル・ポ
リアミド樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル樹脂等の熱可塑
性樹脂が挙げられ、ビニル樹脂が特に好ましい。ガラス
転移点が10℃未満では熱解離型カプセルトナーの保存安
定性が悪化し、50℃を越えると熱解離型カプセルトナー
の定着強度が悪化し好ましくない。
芯材に用いられる樹脂としては、ガラス転移点(Tg)が10
℃以上50℃以下のポリエステル樹脂、ポリエステル・ポ
リアミド樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル樹脂等の熱可塑
性樹脂が挙げられ、ビニル樹脂が特に好ましい。ガラス
転移点が10℃未満では熱解離型カプセルトナーの保存安
定性が悪化し、50℃を越えると熱解離型カプセルトナー
の定着強度が悪化し好ましくない。
【0035】ビニル樹脂を構成する単量体としては、例
えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−
エチルスチレン、2,4 −ジメチルスチレン、p−クロル
スチレン、ビニルナフタレン等のスチレン若しくはスチ
レン誘導体、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、
イソブチレン等の如きエチレン系不飽和モノオレフィン
類、例えば塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、ギ酸ビニル、カプロン酸
ビニル等の如きビニルエステル類、例えばアクリル酸、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、
アクリル酸アミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸n−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル
酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸メトキシ
エチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
グリシジル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸
フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸t−ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸
シクロヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリ
ル酸イソオクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸
ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸メトキシエチル、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等の如き
エチレン性モノカルボン酸及びそのエステル、例えばア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド
等の如きエチレン性モノカルボン酸置換体、例えばマレ
イン酸ジメチル等の如きエチレン性ジカルボン酸及びそ
の置換体、例えばビニルメチルケトン等の如きビニルケ
トン類、例えばビニルメチルエーテル等の如きビニルエ
ーテル類、例えばビニリデンクロリド等の如きビニリデ
ンハロゲン化物、例えば N−ビニルピロール、 N−ビニ
ルピロリドン等の如き N−ビニル化合物類がある。好ま
しくは、本発明に係る芯材用の樹脂を構成する成分の
内、樹脂の主骨格形成にスチレンもしくはスチレン誘導
体が好ましくは50〜90重量部、樹脂の軟化温度等の熱特
性の調節にエチレン性モノカルボン酸及びそのエステル
が好ましくは10〜50重量部用いられる。
えば、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−
エチルスチレン、2,4 −ジメチルスチレン、p−クロル
スチレン、ビニルナフタレン等のスチレン若しくはスチ
レン誘導体、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、
イソブチレン等の如きエチレン系不飽和モノオレフィン
類、例えば塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニル、酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、ギ酸ビニル、カプロン酸
ビニル等の如きビニルエステル類、例えばアクリル酸、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t−ブチル、
アクリル酸アミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリ
ル酸n−オクチル、アクリル酸イソオクチル、アクリル
酸デシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸メトキシ
エチル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
グリシジル、アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸
フェニル、α−クロルアクリル酸メチル、メタクリル
酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタク
リル酸t−ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸
シクロヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリ
ル酸イソオクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸
ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸ステアリル、メタクリル酸メトキシエチル、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸グリシジ
ル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミ
ノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等の如き
エチレン性モノカルボン酸及びそのエステル、例えばア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド
等の如きエチレン性モノカルボン酸置換体、例えばマレ
イン酸ジメチル等の如きエチレン性ジカルボン酸及びそ
の置換体、例えばビニルメチルケトン等の如きビニルケ
トン類、例えばビニルメチルエーテル等の如きビニルエ
ーテル類、例えばビニリデンクロリド等の如きビニリデ
ンハロゲン化物、例えば N−ビニルピロール、 N−ビニ
ルピロリドン等の如き N−ビニル化合物類がある。好ま
しくは、本発明に係る芯材用の樹脂を構成する成分の
内、樹脂の主骨格形成にスチレンもしくはスチレン誘導
体が好ましくは50〜90重量部、樹脂の軟化温度等の熱特
性の調節にエチレン性モノカルボン酸及びそのエステル
が好ましくは10〜50重量部用いられる。
【0036】本発明に係る芯材用の樹脂を構成する単量
体組成物中に架橋剤を添加する場合、公知の架橋剤を適
宜(必要に応じて2種以上組み合わせて)用いることが
できる。これらの架橋剤は、使用量が多いとトナーが熱
で溶融しにくくなり、熱定着性又は熱圧定着性が劣るこ
ととなる。また使用量が少ないと、熱圧力定着におい
て、トナーの一部が紙に完全に固着しないでローラー表
面に付着し、次の紙に転移するというオフセット現象を
防ぎにくくなる。更に、これらの架橋剤の使用量は、重
合性単量体を基準にして0.001 〜15重量%(より好まし
くは0.1 〜10重量%) で使用するのが良い。芯材中には
必要に応じて、熱圧力定着における耐オフセット性を改
善する目的で、公知のオフセット防止剤を一種以上含有
せしめても良い。これらのオフセット防止剤の芯材中の
樹脂に対する割合は1〜20重量%が好ましい。
体組成物中に架橋剤を添加する場合、公知の架橋剤を適
宜(必要に応じて2種以上組み合わせて)用いることが
できる。これらの架橋剤は、使用量が多いとトナーが熱
で溶融しにくくなり、熱定着性又は熱圧定着性が劣るこ
ととなる。また使用量が少ないと、熱圧力定着におい
て、トナーの一部が紙に完全に固着しないでローラー表
面に付着し、次の紙に転移するというオフセット現象を
防ぎにくくなる。更に、これらの架橋剤の使用量は、重
合性単量体を基準にして0.001 〜15重量%(より好まし
くは0.1 〜10重量%) で使用するのが良い。芯材中には
必要に応じて、熱圧力定着における耐オフセット性を改
善する目的で、公知のオフセット防止剤を一種以上含有
せしめても良い。これらのオフセット防止剤の芯材中の
樹脂に対する割合は1〜20重量%が好ましい。
【0037】本発明における熱解離型カプセルトナーの
芯材中に着色剤が含有されるが、従来のトナー用着色剤
に用いられている染料、有機又は無機顔料等のすべてを
使用できる。通常、芯材中の樹脂 100重量部に対して1
〜15重量部程度が使用される。
芯材中に着色剤が含有されるが、従来のトナー用着色剤
に用いられている染料、有機又は無機顔料等のすべてを
使用できる。通常、芯材中の樹脂 100重量部に対して1
〜15重量部程度が使用される。
【0038】また、本発明における熱解離型カプセルト
ナーの外殻材料中には荷電制御剤として、従来よりトナ
ーに用いられているカルボキシル基又は窒素基を有する
有機化合物の金属錯体等の含金属染料、ニグロシンなど
を適量添加してもよい。また、この荷電制御剤をトナー
と混合して用いることもできる。
ナーの外殻材料中には荷電制御剤として、従来よりトナ
ーに用いられているカルボキシル基又は窒素基を有する
有機化合物の金属錯体等の含金属染料、ニグロシンなど
を適量添加してもよい。また、この荷電制御剤をトナー
と混合して用いることもできる。
【0039】本発明における熱解離型カプセルトナーに
は、必要に応じて流動性向上剤、クリーニング性向上剤
等を用いることができる。更に現像性を調整するための
添加剤、例えばメタクリル酸メチルエステルの重合物の
微粒子粉末等を用いてもよい。更に調色、抵抗調整など
のために少量のカーボンブラックを用いてもよい。本発
明における熱解離型カプセルトナーの軟化点は、80℃以
上150 ℃以下であることが好ましいが、80℃未満では耐
オフセット性が悪化し、150 ℃を越えると定着強度が悪
化し好ましくない。なお、本発明における熱解離型カプ
セルトナーの粒径は別段制約を受けるものではないが、
平均粒径は通常3〜30μm とされる。熱解離型カプセル
トナーの外殻の厚みは0.01〜1μm が好ましく、0.01μ
m 未満では耐ブロッキング性が悪化し、1μm を超える
と熱溶融性が悪化し好ましくない。
は、必要に応じて流動性向上剤、クリーニング性向上剤
等を用いることができる。更に現像性を調整するための
添加剤、例えばメタクリル酸メチルエステルの重合物の
微粒子粉末等を用いてもよい。更に調色、抵抗調整など
のために少量のカーボンブラックを用いてもよい。本発
明における熱解離型カプセルトナーの軟化点は、80℃以
上150 ℃以下であることが好ましいが、80℃未満では耐
オフセット性が悪化し、150 ℃を越えると定着強度が悪
化し好ましくない。なお、本発明における熱解離型カプ
セルトナーの粒径は別段制約を受けるものではないが、
平均粒径は通常3〜30μm とされる。熱解離型カプセル
トナーの外殻の厚みは0.01〜1μm が好ましく、0.01μ
m 未満では耐ブロッキング性が悪化し、1μm を超える
と熱溶融性が悪化し好ましくない。
【0040】次に、熱解離型カプセルトナーを現像剤と
して用いる本発明の現像方法において、使用する現像装
置について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明において用いる現像装置が配設された画像記録装
置の一例を示す構成図である。この現像装置(以下、第
1の現像装置と略す)は、静電潜像の形成された感光体
(静電潜像形成体)4とギャップgをもって対向されて
回転可能に支持された金属ローラからなる現像剤担持体
1と、現像剤担持体1に一部が接触されつつ回転可能に
支持された導電性現像剤供給部材であるローラ状の多孔
質導電性弾性部材2と、現像剤を介して現像剤担持体1
に圧接し、少なくとも現像剤担持体1と当接する部分が
導電性繊維状部材よりなり現像剤担持体1上での現像剤
の薄層形成及び現像剤の帯電を行う規制部材である規制
板3と、現像剤供給部内の現像剤Tを攪拌する攪拌パド
ル5と、現像剤担持体1の上部より現像剤Tが漏れるの
を防止する漏洩防止カバー6と、上記各部材を取り付け
現像剤Tを収納する現像剤供給部を形成する現像槽容器
7と、多孔質導電性弾性部材2に接続された電源E1
と、規制板3に接続された電源E2と、現像剤担持体1
に接続された電源E3とから、その主要部が構成されて
いる。
して用いる本発明の現像方法において、使用する現像装
置について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明において用いる現像装置が配設された画像記録装
置の一例を示す構成図である。この現像装置(以下、第
1の現像装置と略す)は、静電潜像の形成された感光体
(静電潜像形成体)4とギャップgをもって対向されて
回転可能に支持された金属ローラからなる現像剤担持体
1と、現像剤担持体1に一部が接触されつつ回転可能に
支持された導電性現像剤供給部材であるローラ状の多孔
質導電性弾性部材2と、現像剤を介して現像剤担持体1
に圧接し、少なくとも現像剤担持体1と当接する部分が
導電性繊維状部材よりなり現像剤担持体1上での現像剤
の薄層形成及び現像剤の帯電を行う規制部材である規制
板3と、現像剤供給部内の現像剤Tを攪拌する攪拌パド
ル5と、現像剤担持体1の上部より現像剤Tが漏れるの
を防止する漏洩防止カバー6と、上記各部材を取り付け
現像剤Tを収納する現像剤供給部を形成する現像槽容器
7と、多孔質導電性弾性部材2に接続された電源E1
と、規制板3に接続された電源E2と、現像剤担持体1
に接続された電源E3とから、その主要部が構成されて
いる。
【0041】現像剤担持体1は、アルミ、ステンレス、
ニッケル等よりなる金属ローラが通常用いられるが、導
電性樹脂層を表面に形成したものを用いることも可能で
ある。この場合、中間調再現の向上および現像剤担持体
のフレ精度を低減することが出来る。用いられる導電性
樹脂としては、導電性カーボン等を分散したフェノール
樹脂、ユリア樹脂、アクリル樹脂等であり、比抵抗は1
03 〜1012Ωcmで肉厚1.5〜5mmの層が形成さ
れる。
ニッケル等よりなる金属ローラが通常用いられるが、導
電性樹脂層を表面に形成したものを用いることも可能で
ある。この場合、中間調再現の向上および現像剤担持体
のフレ精度を低減することが出来る。用いられる導電性
樹脂としては、導電性カーボン等を分散したフェノール
樹脂、ユリア樹脂、アクリル樹脂等であり、比抵抗は1
03 〜1012Ωcmで肉厚1.5〜5mmの層が形成さ
れる。
【0042】多孔質導電性弾性部材2は、導電性カーボ
ン、グラファイト、導電性樹脂等を含んだ3次元構造の
骨格組織をもった軟質ポリウレタンフォーム等の材料で
金属軸上に導電性接着剤によりロール状にしてとりつけ
られている。電気抵抗としては103 〜1010Ωcm程
度である。また、多孔質導電性弾性部材2の多孔質のレ
ベルは、セル(孔)数として25mm当たり15個以上
〜45個以下が望ましい。また、多孔質導電性弾性部材
2の現像剤担持体1への接触深さ(くい込み量)は、現
像剤Tの搬送性および現像後に現像剤担持体1上に残留
する現像剤Tの除去効果の面から見て0.5〜1.0m
m程度が実験的に良好である。
ン、グラファイト、導電性樹脂等を含んだ3次元構造の
骨格組織をもった軟質ポリウレタンフォーム等の材料で
金属軸上に導電性接着剤によりロール状にしてとりつけ
られている。電気抵抗としては103 〜1010Ωcm程
度である。また、多孔質導電性弾性部材2の多孔質のレ
ベルは、セル(孔)数として25mm当たり15個以上
〜45個以下が望ましい。また、多孔質導電性弾性部材
2の現像剤担持体1への接触深さ(くい込み量)は、現
像剤Tの搬送性および現像後に現像剤担持体1上に残留
する現像剤Tの除去効果の面から見て0.5〜1.0m
m程度が実験的に良好である。
【0043】規制部材である規制板3は、前記のように
少なくとも現像剤担持体1と当接する部分が導電性繊維
状部材よりなっている。ここで用いられる導電性繊維状
部材としては、導電性の繊維状物質であれば特に制限さ
れることはなく、例えば不織布、規則性をもって織られ
た布状物または電気植毛を導電処理したもの等が好適に
用いられる。例えば不織布、規則性をもって織られた布
状物は、メッキあるいは金属コート、導電性ポリマーコ
ートにより導電処理したものが挙げられる。また、電気
植毛を用いる場合は支持体上に電気植毛を設け、その後
導電処理をしたものであってもよい。
少なくとも現像剤担持体1と当接する部分が導電性繊維
状部材よりなっている。ここで用いられる導電性繊維状
部材としては、導電性の繊維状物質であれば特に制限さ
れることはなく、例えば不織布、規則性をもって織られ
た布状物または電気植毛を導電処理したもの等が好適に
用いられる。例えば不織布、規則性をもって織られた布
状物は、メッキあるいは金属コート、導電性ポリマーコ
ートにより導電処理したものが挙げられる。また、電気
植毛を用いる場合は支持体上に電気植毛を設け、その後
導電処理をしたものであってもよい。
【0044】具体的には不織布を用いる場合、PET、
PP、レーヨン、ナイロン、アクリル等を単体あるいは
複合したものを基材とした不織布に対して、Ni、Cu
等の金属メッキあるいはコート、あるいは金属フィラ
ー、カーボンを含有の導電性ポリマーコートにより導電
性化することにより導電性不織布が得られる。不織布そ
のものの製造については、抄紡方式によって水中に分散
させた短繊維を脱水、乾燥して仕上げる湿式、原料をパ
ラレル法等の普通紡糸あるいは特殊紡糸によりウェブ形
成し、溶融・化学的・機械的接着、交絡により結合させ
る乾式のどちらでもよい。
PP、レーヨン、ナイロン、アクリル等を単体あるいは
複合したものを基材とした不織布に対して、Ni、Cu
等の金属メッキあるいはコート、あるいは金属フィラ
ー、カーボンを含有の導電性ポリマーコートにより導電
性化することにより導電性不織布が得られる。不織布そ
のものの製造については、抄紡方式によって水中に分散
させた短繊維を脱水、乾燥して仕上げる湿式、原料をパ
ラレル法等の普通紡糸あるいは特殊紡糸によりウェブ形
成し、溶融・化学的・機械的接着、交絡により結合させ
る乾式のどちらでもよい。
【0045】規則性をもって織られた布状物を用いる場
合も、同様にPET、PP、レーヨン、ナイロン、アク
リル等を単体あるいは複合したものを基材とした繊維か
らなる布状物を、前記の不織布の場合と同様にして導電
性化することにより使用することができる。また、電気
植毛を用いる場合はアルミ、ステンレス、ニッケル等の
支持体上に電気植毛を設け、その後金属コートあるいは
導電性ポリマーコート等により導電処理をしたものを使
用することができる。
合も、同様にPET、PP、レーヨン、ナイロン、アク
リル等を単体あるいは複合したものを基材とした繊維か
らなる布状物を、前記の不織布の場合と同様にして導電
性化することにより使用することができる。また、電気
植毛を用いる場合はアルミ、ステンレス、ニッケル等の
支持体上に電気植毛を設け、その後金属コートあるいは
導電性ポリマーコート等により導電処理をしたものを使
用することができる。
【0046】このような導電性繊維状部材の厚みは、支
持体上に接着した状態で通常50〜2000μmであ
り、好ましくは100〜1000μm、重量は20〜2
000g/m2 、好ましくは40〜200g/m2 であ
る。導電性繊維状部材の繊維の太さは、通常0.1〜1
00μm、好ましくは1〜50μmである。繊維の太さ
が0.1μmより細いと現像剤担持体への当接部が略平
面化し、100μmより太いと布状とした時に支持体へ
の取りつけがしづらくなり、またトナーへの接触が充分
に出来ず電荷付与が不充分となる。なお、導電性繊維状
部材の電気抵抗は体積抵抗として103 〜109 Ω付近
が適当である。
持体上に接着した状態で通常50〜2000μmであ
り、好ましくは100〜1000μm、重量は20〜2
000g/m2 、好ましくは40〜200g/m2 であ
る。導電性繊維状部材の繊維の太さは、通常0.1〜1
00μm、好ましくは1〜50μmである。繊維の太さ
が0.1μmより細いと現像剤担持体への当接部が略平
面化し、100μmより太いと布状とした時に支持体へ
の取りつけがしづらくなり、またトナーへの接触が充分
に出来ず電荷付与が不充分となる。なお、導電性繊維状
部材の電気抵抗は体積抵抗として103 〜109 Ω付近
が適当である。
【0047】導電性繊維状部材を有した規制板3とし
て、具体的には図2の(a)〜(f)に示すような例が
あげられる。 (a)金属板あるいは導電性カーボンを分散または付着
させたゴム板などの導電性弾性体21上で、現像剤を介
して現像剤担持体と当接される部分に短い導電性繊維状
部材22の一端が導電性接着剤23により固定されたブ
ラシ状に形成されてなる規制板。 (b)メッシュ状、格子状に織られた導電性繊維状部材
22を前記の(a)と同様に固定して形成されてなる規
制板。この場合、片側全面にとりつけても特に問題はな
い。 (c)前記の(b)において、その先端部を導電性繊維
状部材22でおおって形成されてなる規制板。この場
合、両面全面をおおってもよい。 (d)導電性繊維状部材として導電性不織布をとりつけ
た例である。 (e)規制板のベース部材は絶縁性であるが、導電性被
膜24をつけその上にあるいは導通状態にて、導電性繊
維状部材22をとりつけた例である。 (f)金属板に電気植毛25を行い、その後導電処理し
たものの例である。
て、具体的には図2の(a)〜(f)に示すような例が
あげられる。 (a)金属板あるいは導電性カーボンを分散または付着
させたゴム板などの導電性弾性体21上で、現像剤を介
して現像剤担持体と当接される部分に短い導電性繊維状
部材22の一端が導電性接着剤23により固定されたブ
ラシ状に形成されてなる規制板。 (b)メッシュ状、格子状に織られた導電性繊維状部材
22を前記の(a)と同様に固定して形成されてなる規
制板。この場合、片側全面にとりつけても特に問題はな
い。 (c)前記の(b)において、その先端部を導電性繊維
状部材22でおおって形成されてなる規制板。この場
合、両面全面をおおってもよい。 (d)導電性繊維状部材として導電性不織布をとりつけ
た例である。 (e)規制板のベース部材は絶縁性であるが、導電性被
膜24をつけその上にあるいは導通状態にて、導電性繊
維状部材22をとりつけた例である。 (f)金属板に電気植毛25を行い、その後導電処理し
たものの例である。
【0048】規制板3としては、これらの例に限らず、
ブラシ状、メッシュ状、不織布状にして必要部材のみ、
あるいは片面さらには全面に導電性繊維状部材を固定し
たもの、またベース部材も金属、導電性弾性材、導電被
膜した絶縁材のいづれでもよく、電源E2と導電性繊維
部材が電気的に接続されていれば特に限定されるもので
はない。また、ベース部材としては、現像材担持体に対
して機械的な当接条件を満足できるものであればよい。
ブラシ状、メッシュ状、不織布状にして必要部材のみ、
あるいは片面さらには全面に導電性繊維状部材を固定し
たもの、またベース部材も金属、導電性弾性材、導電被
膜した絶縁材のいづれでもよく、電源E2と導電性繊維
部材が電気的に接続されていれば特に限定されるもので
はない。また、ベース部材としては、現像材担持体に対
して機械的な当接条件を満足できるものであればよい。
【0049】攪拌パドル5は、特に形状等が限定される
ものではないが、現像槽容器7内の現像剤供給部におけ
る現像剤Tの攪拌および循環に効果的な形状のものであ
り、かつ現像剤Tの停留部や凝集部を形成しないものが
よい。漏洩防止カバー6は、薄肉のウレタンゴム板等で
形成されるのが適当である。現像剤担持体1、多孔質導
電性弾性部材2および攪拌パドル5は、現像槽容器7外
で歯車(図示せず)を介して連結されており、矢印に示
す方向にそれぞれ同時に回転するようになっている。
ものではないが、現像槽容器7内の現像剤供給部におけ
る現像剤Tの攪拌および循環に効果的な形状のものであ
り、かつ現像剤Tの停留部や凝集部を形成しないものが
よい。漏洩防止カバー6は、薄肉のウレタンゴム板等で
形成されるのが適当である。現像剤担持体1、多孔質導
電性弾性部材2および攪拌パドル5は、現像槽容器7外
で歯車(図示せず)を介して連結されており、矢印に示
す方向にそれぞれ同時に回転するようになっている。
【0050】一方、感光体4の周りには、一様帯電を行
うコロトロンあるいはスコロトロンでなる帯電部と、画
像情報に従って露光を行うレーザスキャン方式等による
露光部(図示せず)と、感光体4上の現像剤像を記録媒
体に転写するローラあるいはコロトロンでなる転写部と
感光体4上に残留する現像剤Tを除去するクリーニング
装置と、感光体4上に残留する電荷を除電する除電ラン
プとが配設されている。高圧電源E1、E2、E3はそ
れぞれ多孔質導電性弾性部材2、規制板3、現像剤担持
体1に接続されている。
うコロトロンあるいはスコロトロンでなる帯電部と、画
像情報に従って露光を行うレーザスキャン方式等による
露光部(図示せず)と、感光体4上の現像剤像を記録媒
体に転写するローラあるいはコロトロンでなる転写部と
感光体4上に残留する現像剤Tを除去するクリーニング
装置と、感光体4上に残留する電荷を除電する除電ラン
プとが配設されている。高圧電源E1、E2、E3はそ
れぞれ多孔質導電性弾性部材2、規制板3、現像剤担持
体1に接続されている。
【0051】第1の現像装置においては、感光体4と非
接触で現像剤担持体1が対向配置されているが、このよ
うな場合トナーは感光体表面に飛翔して現像するため、
フルカラーコピーのような多色印字にも適している。ま
た、後述の第2の現像装置におけるように、画像濃度を
上げるために現像剤担持体1上での現像剤の薄層が感光
体表面に接触するまで非常に近接して対向配置してもよ
い。本発明の現像方法においては、このように感光体表
面と現像剤担持体1とが非接触か又は弱い圧力で現像剤
の薄層が接触しているだけである為、トナーに圧力がか
からず熱解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険性を
大幅に減少させる為、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が
出来る。また、本発明の現像方法において用いる現像装
置では、現像剤担持体と現像剤の薄層の層厚を規制する
規制部材の間では、トナーに大きな摩擦力、圧力がかか
らない為、熱解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険
性を大幅に減少させ、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が
出来る。
接触で現像剤担持体1が対向配置されているが、このよ
うな場合トナーは感光体表面に飛翔して現像するため、
フルカラーコピーのような多色印字にも適している。ま
た、後述の第2の現像装置におけるように、画像濃度を
上げるために現像剤担持体1上での現像剤の薄層が感光
体表面に接触するまで非常に近接して対向配置してもよ
い。本発明の現像方法においては、このように感光体表
面と現像剤担持体1とが非接触か又は弱い圧力で現像剤
の薄層が接触しているだけである為、トナーに圧力がか
からず熱解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険性を
大幅に減少させる為、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が
出来る。また、本発明の現像方法において用いる現像装
置では、現像剤担持体と現像剤の薄層の層厚を規制する
規制部材の間では、トナーに大きな摩擦力、圧力がかか
らない為、熱解離型カプセルトナーの外殻の破損の危険
性を大幅に減少させ、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が
出来る。
【0052】次に、このように構成された第1の現像装
置の動作について説明する。現像プロセスの動作開始と
ともに、現像剤担持体1、多孔質導電性弾性部材2およ
び攪拌パドル5は、それぞれ矢印で示す方向に回転を開
始する。現像槽容器7内の現像剤供給部に収納されてい
る現像剤Tは、多孔質導電性弾性部材2および攪拌パド
ル5の回転が始まると、多孔質導電性弾性部材2の回転
により、多孔質導電性弾性部材2と現像剤担持体1との
接触部分に運ばれる。ここで、現像剤Tは、電源E1に
接続されている多孔質導電性弾性部材2により電荷付与
を受けて帯電される。
置の動作について説明する。現像プロセスの動作開始と
ともに、現像剤担持体1、多孔質導電性弾性部材2およ
び攪拌パドル5は、それぞれ矢印で示す方向に回転を開
始する。現像槽容器7内の現像剤供給部に収納されてい
る現像剤Tは、多孔質導電性弾性部材2および攪拌パド
ル5の回転が始まると、多孔質導電性弾性部材2の回転
により、多孔質導電性弾性部材2と現像剤担持体1との
接触部分に運ばれる。ここで、現像剤Tは、電源E1に
接続されている多孔質導電性弾性部材2により電荷付与
を受けて帯電される。
【0053】多孔質導電性弾性部材2から電荷付与を受
けた現像剤Tは、現像剤担持体1および多孔質導電性弾
性部材2の回転とともに動き、一部は規制板3により2
0〜40μm程度の厚さに規制されて現像剤担持体1上
に薄層を形成するとともに、規制板3から電荷付与を受
けて安定した所定の帯電量に制御される。これは規制板
の現像剤担持体と当接している部分が電源E2に接続さ
れた導電性繊維状部材であるため、現像剤が規制板と現
像剤担持体間を通過する際、繊維状部材と接触し、摩擦
帯電と共に電源E2からの電荷付与を受けてより安定し
た帯電量に制御されるためである。従来からの平面状の
規制板では、現像剤との接触面積が限られていたため電
源に接続された導電性の規制板であっても、帯電量の安
定した現像剤は規制板と現像剤担持体間の現像剤層のう
ち規制板側の現像剤のみであった。しかしながら、本発
明においては導電性繊維状部材を用いることにより現像
剤との接触面積が増し、より多くの現像剤と接触でき、
帯電量を安定化することができる。これにより、現像性
を安定化しかつチリや地汚れを低減するものにつなが
る。なおこのときの現像剤担持体1と現像剤Tとの付着
力は、現像剤Tがもつ電荷と金属性の現像剤担持体1と
の間での鏡像力である。
けた現像剤Tは、現像剤担持体1および多孔質導電性弾
性部材2の回転とともに動き、一部は規制板3により2
0〜40μm程度の厚さに規制されて現像剤担持体1上
に薄層を形成するとともに、規制板3から電荷付与を受
けて安定した所定の帯電量に制御される。これは規制板
の現像剤担持体と当接している部分が電源E2に接続さ
れた導電性繊維状部材であるため、現像剤が規制板と現
像剤担持体間を通過する際、繊維状部材と接触し、摩擦
帯電と共に電源E2からの電荷付与を受けてより安定し
た帯電量に制御されるためである。従来からの平面状の
規制板では、現像剤との接触面積が限られていたため電
源に接続された導電性の規制板であっても、帯電量の安
定した現像剤は規制板と現像剤担持体間の現像剤層のう
ち規制板側の現像剤のみであった。しかしながら、本発
明においては導電性繊維状部材を用いることにより現像
剤との接触面積が増し、より多くの現像剤と接触でき、
帯電量を安定化することができる。これにより、現像性
を安定化しかつチリや地汚れを低減するものにつなが
る。なおこのときの現像剤担持体1と現像剤Tとの付着
力は、現像剤Tがもつ電荷と金属性の現像剤担持体1と
の間での鏡像力である。
【0054】現像剤担持体1上に形成された現像剤Tの
薄層は、現像剤担持体1の回転とともに静電潜像が形成
された感光体4を現像すべく現像域に運ばれ、ギャップ
g(現像剤Tの薄層厚)の距離をもって感光体4と対向
することになる。現像剤担持体1には電源E3が接続さ
れており、現像域では感光体4上の静電潜像の画像部と
非画像部との間での表面電荷密度が異なるために、現像
剤Tの帯電量をq、現像域の位置での電界をEとする
と、静電潜像の画像部と非画像部とでは現像剤Tに働く
力F=qEが異なって、画像部のみで現像剤Tが現像剤
担持体1より感光体4側に飛翔して移行し、現像が行わ
れる。
薄層は、現像剤担持体1の回転とともに静電潜像が形成
された感光体4を現像すべく現像域に運ばれ、ギャップ
g(現像剤Tの薄層厚)の距離をもって感光体4と対向
することになる。現像剤担持体1には電源E3が接続さ
れており、現像域では感光体4上の静電潜像の画像部と
非画像部との間での表面電荷密度が異なるために、現像
剤Tの帯電量をq、現像域の位置での電界をEとする
と、静電潜像の画像部と非画像部とでは現像剤Tに働く
力F=qEが異なって、画像部のみで現像剤Tが現像剤
担持体1より感光体4側に飛翔して移行し、現像が行わ
れる。
【0055】現像に使用されなかった現像剤担持体1上
の現像剤Tは、現像剤担持体1の回転とともに現像槽容
器7内の現像剤供給部に再収納されるべく漏洩防止カバ
ー6の方向へと搬送される。漏洩防止カバー6は、現像
剤担持体1に当たっているが、柔らかく接触しており、
かつ湾曲状部分で当たっているため、現像剤Tは漏洩防
止カバー6により現像剤担持体1上から剥ぎ取られるこ
となく現像槽容器7内に導かれる。
の現像剤Tは、現像剤担持体1の回転とともに現像槽容
器7内の現像剤供給部に再収納されるべく漏洩防止カバ
ー6の方向へと搬送される。漏洩防止カバー6は、現像
剤担持体1に当たっているが、柔らかく接触しており、
かつ湾曲状部分で当たっているため、現像剤Tは漏洩防
止カバー6により現像剤担持体1上から剥ぎ取られるこ
となく現像槽容器7内に導かれる。
【0056】現像槽容器7内へと導かれた現像剤担持体
1上に残留する現像剤Tは、多孔質導電性弾性部材2の
方向へと搬送され、多孔質導電性弾性部材2により現像
剤担持体1上から掻き取られ、多孔質導電性弾性部材2
の回転とともに現像槽容器7内の攪拌パドル5の方向へ
と運ばれる。そこで、現像剤Tは、再び現像に寄与すべ
く現像槽容器7内を循環し攪拌されることになる。
1上に残留する現像剤Tは、多孔質導電性弾性部材2の
方向へと搬送され、多孔質導電性弾性部材2により現像
剤担持体1上から掻き取られ、多孔質導電性弾性部材2
の回転とともに現像槽容器7内の攪拌パドル5の方向へ
と運ばれる。そこで、現像剤Tは、再び現像に寄与すべ
く現像槽容器7内を循環し攪拌されることになる。
【0057】電源E1、E2、E3としては、通常絶対
値で300〜900Vであり、たとえば負極性反転現像
の場合E1=−600V、E2=−400V、E3=−
500Vとすることで比較的良好な現像条件とすること
が出来る。以上のような動作を繰り返すことで、現像プ
ロセスが進行する。また、電源E1として直流のみなら
ず、現像剤の凝集防止や搬送性向上、環境安定のため交
流を重畳してもよい。さらに電源E2も現像剤のより帯
電性を向上させ、環境安定のためにここでも交流を重畳
することは効果のあるものである。電源E3においても
交流を重畳することで解像性の向上した、またより画像
濃度を向上させることが出来る。これは現像剤の現像剤
担持体と感光体上の静電潜像間の現像剤の往復運動によ
り実現するものとされる。
値で300〜900Vであり、たとえば負極性反転現像
の場合E1=−600V、E2=−400V、E3=−
500Vとすることで比較的良好な現像条件とすること
が出来る。以上のような動作を繰り返すことで、現像プ
ロセスが進行する。また、電源E1として直流のみなら
ず、現像剤の凝集防止や搬送性向上、環境安定のため交
流を重畳してもよい。さらに電源E2も現像剤のより帯
電性を向上させ、環境安定のためにここでも交流を重畳
することは効果のあるものである。電源E3においても
交流を重畳することで解像性の向上した、またより画像
濃度を向上させることが出来る。これは現像剤の現像剤
担持体と感光体上の静電潜像間の現像剤の往復運動によ
り実現するものとされる。
【0058】さらにまた、各部への印加電圧を制御する
ことで現像条件を制御でき、環境変動、現像剤の変動あ
るいはこれら構成部材の電気抵抗の変動、ロットのばら
つき等が生じた場合でも、各印加電圧を制御することで
画像濃度のレベルを合わせることが可能である。例え
ば、感光体と現像剤担持体間の現像電界を制御するには
現像前に感光体表面近傍にとりつけた表面電位センサか
らの信号により、温度、湿度等に対する環境制御には現
像装置周辺に温度センサ、湿度センサ等を装着しこれら
からの信号により印加電圧を制御することができる。特
に、現像剤担持体および導電性繊維状部材へのそれぞれ
の印加電圧を制御するのが効果的であり、その手段とし
ては前記のように、例えば長期使用に伴う感光体特性の
変動による静電潜像電位変化を表面電位センサにより測
定し、変動分にみあった現像剤担持体への印加電圧を変
化させるようにして制御すればよい。
ことで現像条件を制御でき、環境変動、現像剤の変動あ
るいはこれら構成部材の電気抵抗の変動、ロットのばら
つき等が生じた場合でも、各印加電圧を制御することで
画像濃度のレベルを合わせることが可能である。例え
ば、感光体と現像剤担持体間の現像電界を制御するには
現像前に感光体表面近傍にとりつけた表面電位センサか
らの信号により、温度、湿度等に対する環境制御には現
像装置周辺に温度センサ、湿度センサ等を装着しこれら
からの信号により印加電圧を制御することができる。特
に、現像剤担持体および導電性繊維状部材へのそれぞれ
の印加電圧を制御するのが効果的であり、その手段とし
ては前記のように、例えば長期使用に伴う感光体特性の
変動による静電潜像電位変化を表面電位センサにより測
定し、変動分にみあった現像剤担持体への印加電圧を変
化させるようにして制御すればよい。
【0059】現像剤Tの消費にともなって現像槽容器7
内の現像剤供給部に現像剤Tを補給する場合には、供給
用蓋7aを開放することにより行うことができるし、ま
たカートリッジにて行うことも可能である。現像槽容器
7内の現像剤供給部では、現像剤Tとして残留現像剤T
や未使用現像剤Tが入り混じっているが、現像剤Tとし
て感光体4に付着寄与するものは全て多孔質導電性弾性
部材2および規制板3による接触および搬送を経るた
め、そこでの電荷付与によって帯電量が制御され、それ
までの現像剤Tの履歴に関係なく安定した帯電量とな
る。これは、現像にとって最も重要な画像部への現像剤
Tの飛翔力F=qEの安定化にともなって、画像を安定
したものとすることになる。
内の現像剤供給部に現像剤Tを補給する場合には、供給
用蓋7aを開放することにより行うことができるし、ま
たカートリッジにて行うことも可能である。現像槽容器
7内の現像剤供給部では、現像剤Tとして残留現像剤T
や未使用現像剤Tが入り混じっているが、現像剤Tとし
て感光体4に付着寄与するものは全て多孔質導電性弾性
部材2および規制板3による接触および搬送を経るた
め、そこでの電荷付与によって帯電量が制御され、それ
までの現像剤Tの履歴に関係なく安定した帯電量とな
る。これは、現像にとって最も重要な画像部への現像剤
Tの飛翔力F=qEの安定化にともなって、画像を安定
したものとすることになる。
【0060】図3は、本発明において用いる現像装置の
別の態様(以下、第2の現像装置と略す)を示す概略図
である。ここでは、導電性現像剤供給部材としてブラシ
状に形成した繊維状導電性部材8を用いており、現像剤
担持体1上での現像剤の薄層が感光体表面に接触するま
で非常に近接しており、規制部材が回転可能なローラ状
に形成されている(ローラ状規制部材9)。また、現像
剤担持体の回転軸が第1の現像装置と逆になっており、
合わせて現像剤担持体の回転方向もかえてある。また未
帯電トナー等の現像域への供給を防止するため仕切り板
10も配設されている。
別の態様(以下、第2の現像装置と略す)を示す概略図
である。ここでは、導電性現像剤供給部材としてブラシ
状に形成した繊維状導電性部材8を用いており、現像剤
担持体1上での現像剤の薄層が感光体表面に接触するま
で非常に近接しており、規制部材が回転可能なローラ状
に形成されている(ローラ状規制部材9)。また、現像
剤担持体の回転軸が第1の現像装置と逆になっており、
合わせて現像剤担持体の回転方向もかえてある。また未
帯電トナー等の現像域への供給を防止するため仕切り板
10も配設されている。
【0061】導電性現像剤供給部材としてのブラシ状の
繊維状導電性部材8としては、例えば、導電性カーボン
を分散させたナイロン、レーヨン等の導電性の樹脂繊維
や中央に導電性物質の層をもたせたナイロン、レーヨン
等の導電性の樹脂繊維によりブラシ状に形成されてい
る。繊維の導電化については、導電性カーボン等を微粒
子化して表面に付着させるなどの後処理にて導電化する
方法等もある。繊維状導電性部材8は、第1の現像装置
で用いた多孔質導電性弾性部材2と同様に、現像槽容器
7の壁に支持され回転可能となった金属軸上にブラシ状
に形成されている。繊維状導電性部材8の金属軸への接
着には、多孔質導電性弾性部材2の場合と同様な導電性
接着剤が用いられる。
繊維状導電性部材8としては、例えば、導電性カーボン
を分散させたナイロン、レーヨン等の導電性の樹脂繊維
や中央に導電性物質の層をもたせたナイロン、レーヨン
等の導電性の樹脂繊維によりブラシ状に形成されてい
る。繊維の導電化については、導電性カーボン等を微粒
子化して表面に付着させるなどの後処理にて導電化する
方法等もある。繊維状導電性部材8は、第1の現像装置
で用いた多孔質導電性弾性部材2と同様に、現像槽容器
7の壁に支持され回転可能となった金属軸上にブラシ状
に形成されている。繊維状導電性部材8の金属軸への接
着には、多孔質導電性弾性部材2の場合と同様な導電性
接着剤が用いられる。
【0062】現像剤担持体1としては、現像電極効果の
点から第1の現像装置で導電性現像剤供給部材として用
いた多孔質導電性弾性部材と同様な部材を金属製軸上に
導電性接着剤等により接着させて形成したものを用いる
ことができる。この場合、多孔質内へのトナーのしみ込
みを防止するためセルの径を小さくしたものや表面に薄
い誘電フィルムを形成したものが用いられる。また、現
像剤担持体の表面を構成する層としては、このような多
孔質性のみではなく繊維状のもの、またはフレキシブル
な薄肉体を用いてもよい。
点から第1の現像装置で導電性現像剤供給部材として用
いた多孔質導電性弾性部材と同様な部材を金属製軸上に
導電性接着剤等により接着させて形成したものを用いる
ことができる。この場合、多孔質内へのトナーのしみ込
みを防止するためセルの径を小さくしたものや表面に薄
い誘電フィルムを形成したものが用いられる。また、現
像剤担持体の表面を構成する層としては、このような多
孔質性のみではなく繊維状のもの、またはフレキシブル
な薄肉体を用いてもよい。
【0063】ローラ状規制部材9は、現像剤担持体と当
接する部分に第1の現像装置において示したいくつかの
導電性繊維状部材と同様のものを円筒状に形成して構成
したものである。ローラ状とすることで平板状の規制部
材と比べ導電性繊維状部材の表面積は大きくなり、これ
と積極的に接触をくりかえすことにより現像剤は電荷付
与をうけ、より安定した帯電量となる。また、電源E
1、E2、E3はそれぞれ繊維状導電性部材8、ローラ
状規制部材9、現像剤担持体1に接続されている。
接する部分に第1の現像装置において示したいくつかの
導電性繊維状部材と同様のものを円筒状に形成して構成
したものである。ローラ状とすることで平板状の規制部
材と比べ導電性繊維状部材の表面積は大きくなり、これ
と積極的に接触をくりかえすことにより現像剤は電荷付
与をうけ、より安定した帯電量となる。また、電源E
1、E2、E3はそれぞれ繊維状導電性部材8、ローラ
状規制部材9、現像剤担持体1に接続されている。
【0064】第2の現像装置の動作について述べる。第
1の現像装置と同様に繊維状導電性部材8により電荷付
与され帯電された現像剤が現像剤担持体1の回転と共に
ローラ状規制部材9と接する位置へ搬ばれる。ここで電
源E2に接続され表面に導電性繊維状部材で形成された
ローラ状規制部材9により、現像剤の層厚が規制される
と共にローラ状規制部材9の導電性繊維状部材と積極的
に接触をくりかえすことにより現像剤は電荷付与をう
け、より安定した帯電量となる。ここでの現像剤と現像
剤担持体との付着力は、主に現像剤のもつ電荷と現像剤
担持体との間での静電気力である。
1の現像装置と同様に繊維状導電性部材8により電荷付
与され帯電された現像剤が現像剤担持体1の回転と共に
ローラ状規制部材9と接する位置へ搬ばれる。ここで電
源E2に接続され表面に導電性繊維状部材で形成された
ローラ状規制部材9により、現像剤の層厚が規制される
と共にローラ状規制部材9の導電性繊維状部材と積極的
に接触をくりかえすことにより現像剤は電荷付与をう
け、より安定した帯電量となる。ここでの現像剤と現像
剤担持体との付着力は、主に現像剤のもつ電荷と現像剤
担持体との間での静電気力である。
【0065】現像剤は現像剤担持体1の回転と共に現像
域へ運ばれ感光体と接触し、電源E3と接続された現像
剤担持体1を感光体面上の静電潜像間での電界中で画像
部に付着し、現像が行われる。その後は、第1の現像装
置と同様の動作を行い、現像プロセスが進行する。
域へ運ばれ感光体と接触し、電源E3と接続された現像
剤担持体1を感光体面上の静電潜像間での電界中で画像
部に付着し、現像が行われる。その後は、第1の現像装
置と同様の動作を行い、現像プロセスが進行する。
【0066】ここで電源E1、E2、E3の印加電圧
は、第1の現像装置の場合と同様である。また、電源と
して直流のみならず、交流を重畳することは第1の現像
装置の場合と同様に効果のあるものである。さらに、同
様に各部への印加電圧を制御することで現像条件を制御
でき、環境変動、現像剤の変動あるいはこれら構成部材
の電気抵抗の変動、ロットのばらつき等が生じた場合で
も、安定して現像を行うことができる。さらに、現像剤
の帯電極性や正規現像・反転現像に関わりなく、本発明
は実施可能であることは言うまでもない。
は、第1の現像装置の場合と同様である。また、電源と
して直流のみならず、交流を重畳することは第1の現像
装置の場合と同様に効果のあるものである。さらに、同
様に各部への印加電圧を制御することで現像条件を制御
でき、環境変動、現像剤の変動あるいはこれら構成部材
の電気抵抗の変動、ロットのばらつき等が生じた場合で
も、安定して現像を行うことができる。さらに、現像剤
の帯電極性や正規現像・反転現像に関わりなく、本発明
は実施可能であることは言うまでもない。
【0067】このように本発明の現像方法では、高電圧
の印加された導電性現像剤供給部材により現像剤担持体
へ供給された現像剤である熱解離型カプセルトナーは帯
電されるが、本発明における規制部材は現像剤担持体に
当接される部分が導電性繊維状部材により構成され、か
つ高電圧が印加されているため、該規制部材により現像
剤担持体上への現像剤の層厚を規制して薄層を形成する
と共に導電性繊維状部材からの電荷付与によって、本発
明における現像剤である熱解離型カプセルトナーの帯電
がよりそろえられて安定化される。さらに、高電圧が印
加された現像剤担持体が前記により帯電の安定化された
現像剤を静電潜像形成体側へと搬送し、静電潜像形成体
上の静電潜像画像部電位と現像剤担持体の表面電位との
間の電界中で現像剤の移行を生じさせて現像を行うもの
である。また、本発明の現像方法では、各部への印加電
圧を制御することにより現像条件を制御でき、環境変
動、現像剤である熱解離型カプセルトナーの変動等に対
しても安定して用いることができる。
の印加された導電性現像剤供給部材により現像剤担持体
へ供給された現像剤である熱解離型カプセルトナーは帯
電されるが、本発明における規制部材は現像剤担持体に
当接される部分が導電性繊維状部材により構成され、か
つ高電圧が印加されているため、該規制部材により現像
剤担持体上への現像剤の層厚を規制して薄層を形成する
と共に導電性繊維状部材からの電荷付与によって、本発
明における現像剤である熱解離型カプセルトナーの帯電
がよりそろえられて安定化される。さらに、高電圧が印
加された現像剤担持体が前記により帯電の安定化された
現像剤を静電潜像形成体側へと搬送し、静電潜像形成体
上の静電潜像画像部電位と現像剤担持体の表面電位との
間の電界中で現像剤の移行を生じさせて現像を行うもの
である。また、本発明の現像方法では、各部への印加電
圧を制御することにより現像条件を制御でき、環境変
動、現像剤である熱解離型カプセルトナーの変動等に対
しても安定して用いることができる。
【0068】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。 製造例1 熱解離型カプセルトナーの製造例 スチレン70.0重量部、2−エチルヘキシルアクリレート
30.0重量部、ジビニルベンゼン1.0 重量部に、カーボン
ブラック「#44 」(三菱化成社製)10.0重量部、2,2'−
アゾビスイソブチロニトリル4.0 重量部、4,4'−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート「Millionate MT 」(日本
ポリウレタン工業社製)9.5 重量部を添加し、アトライ
ター(三井三池化工機製)に投入し、10℃にて5時間分
散し、重合性組成物を得た。これを容量2リットルのガ
ラス製セパラブルフラスコにて予め調製したリン酸三カ
ルシウム4重量%の水性コロイド溶液800g中に30重量%
になる量だけ添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業社
製)を用いて、5℃にて、回転数10000rpmで2分間乳化
分散させた。4つ口のガラス製の蓋をし、還流式冷却
管、温度計、窒素導入管付滴下ロート、ステンレススチ
ール製撹拌棒を取り付け、電熱マントル中に設置した。
レゾルシン22.0g 、マロン酸ジエチル3.6g、1,4 −ジア
ザビシクロ〔2.2.2 〕オクタン0.5g、イオン交換水40g
の混合溶液を調製し滴下ロートより、撹拌しながら、30
分かけて滴下した。その後、窒素下にて撹拌を続けなが
ら、80℃迄昇温し、10時間反応せしめた。冷却後、10%
塩酸水溶液にて分散剤を溶かし、濾過、水洗を経て、45
℃にて12時間、20mmHgで減圧乾燥し、風力分級機にて分
級し、平均粒径9μm の外殻が熱解離性ウレタン結合を
有する樹脂からなる熱解離型カプセルトナーを得た。芯
材中の樹脂に由来するガラス転移点は30.2℃、また軟化
点は130.0 ℃であった。
明するが、本発明はこれらの実施例等によりなんら限定
されるものではない。 製造例1 熱解離型カプセルトナーの製造例 スチレン70.0重量部、2−エチルヘキシルアクリレート
30.0重量部、ジビニルベンゼン1.0 重量部に、カーボン
ブラック「#44 」(三菱化成社製)10.0重量部、2,2'−
アゾビスイソブチロニトリル4.0 重量部、4,4'−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート「Millionate MT 」(日本
ポリウレタン工業社製)9.5 重量部を添加し、アトライ
ター(三井三池化工機製)に投入し、10℃にて5時間分
散し、重合性組成物を得た。これを容量2リットルのガ
ラス製セパラブルフラスコにて予め調製したリン酸三カ
ルシウム4重量%の水性コロイド溶液800g中に30重量%
になる量だけ添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業社
製)を用いて、5℃にて、回転数10000rpmで2分間乳化
分散させた。4つ口のガラス製の蓋をし、還流式冷却
管、温度計、窒素導入管付滴下ロート、ステンレススチ
ール製撹拌棒を取り付け、電熱マントル中に設置した。
レゾルシン22.0g 、マロン酸ジエチル3.6g、1,4 −ジア
ザビシクロ〔2.2.2 〕オクタン0.5g、イオン交換水40g
の混合溶液を調製し滴下ロートより、撹拌しながら、30
分かけて滴下した。その後、窒素下にて撹拌を続けなが
ら、80℃迄昇温し、10時間反応せしめた。冷却後、10%
塩酸水溶液にて分散剤を溶かし、濾過、水洗を経て、45
℃にて12時間、20mmHgで減圧乾燥し、風力分級機にて分
級し、平均粒径9μm の外殻が熱解離性ウレタン結合を
有する樹脂からなる熱解離型カプセルトナーを得た。芯
材中の樹脂に由来するガラス転移点は30.2℃、また軟化
点は130.0 ℃であった。
【0069】 製造例2 熱解離型カプセルトナーの製造例 スチレン75重量部、n−ブチルアクリレート25重量部よ
りなる軟化点75.3℃、ガラス転移点40.5℃の共重合体10
0 重量部を銅フタロシアニン「 SumikaprintCyanine Bl
ue GN-O 」(住友化学社製)6重量部、ポリプロピレン
ワックス「Bi- scol 550p 」(三洋化成社製)5重量部
と共に予備混合を行い、2軸の押出し機にて溶融混練
し、冷却後、粉砕した。この混練物を40重量部、スチレ
ン50重量部、n−ブチルアクリレート15重量部、2,2'−
アゾビス(2,4 −ジメチルバレロニトリル)3重量部、
2,4 −トリレン−ジイソシアネート3モルとトリメチロ
ールプロパン1モルとの付加体「タケネートD-102 」
(武田薬品工業社製)9.0 重量部、キシリレン−1,4 −
ジイソチオシアネート0.5 重量部と混合し、重合性組成
物を得た。これを容量2リットルのガラス製セパラブル
フラスコにて予め調製したリン酸三カルシウム4重量%
の水性コロイド溶液800g中に30重量%になる量だけ添加
し、TKホモミキサーを用いて、5℃にて回転数10000rpm
で2分間乳化分散させた。
りなる軟化点75.3℃、ガラス転移点40.5℃の共重合体10
0 重量部を銅フタロシアニン「 SumikaprintCyanine Bl
ue GN-O 」(住友化学社製)6重量部、ポリプロピレン
ワックス「Bi- scol 550p 」(三洋化成社製)5重量部
と共に予備混合を行い、2軸の押出し機にて溶融混練
し、冷却後、粉砕した。この混練物を40重量部、スチレ
ン50重量部、n−ブチルアクリレート15重量部、2,2'−
アゾビス(2,4 −ジメチルバレロニトリル)3重量部、
2,4 −トリレン−ジイソシアネート3モルとトリメチロ
ールプロパン1モルとの付加体「タケネートD-102 」
(武田薬品工業社製)9.0 重量部、キシリレン−1,4 −
ジイソチオシアネート0.5 重量部と混合し、重合性組成
物を得た。これを容量2リットルのガラス製セパラブル
フラスコにて予め調製したリン酸三カルシウム4重量%
の水性コロイド溶液800g中に30重量%になる量だけ添加
し、TKホモミキサーを用いて、5℃にて回転数10000rpm
で2分間乳化分散させた。
【0070】4つ口のガラス製の蓋をし、還流式冷却
管、温度計、窒素導入管付滴下ロート、ステンレススチ
ール製撹拌棒を取り付け電熱マントル中に設置した。4
−アセチルカテコール27.4g 、マロン酸ジメチル4.0g、
1,2 −エタンジチオール0.8g、1,4 −ジアザビシクロ
〔2.2.2 〕オクタン0.5g、イオン交換水40g の混合溶液
を調製し、滴下ロートより、撹拌しながら30分かけて滴
下した。その後、窒素下にて撹拌を続けながら、80℃迄
昇温し、10時間反応せしめた。冷却後、10%塩酸水溶液
にて分散剤を溶かし、濾過、水洗を経て、45℃にて12時
間、20mmHgで減圧乾燥し、風力分級機にて分級し、平均
粒径9μm の外殻が熱解離性ウレタン結合を有する樹脂
からなる熱解離型カプセルトナーを得た。この熱解離型
カプセルトナー100 重量部に、疎水性シリカ微粉末「ア
エロジルR-972」(アエロジル社製)0.4 重量部を加え
て混合し、本発明に係るカプセルトナーを得た。芯材中
の樹脂に由来するガラス転移点は35.4℃、又、軟化点は
133.5 ℃であった。
管、温度計、窒素導入管付滴下ロート、ステンレススチ
ール製撹拌棒を取り付け電熱マントル中に設置した。4
−アセチルカテコール27.4g 、マロン酸ジメチル4.0g、
1,2 −エタンジチオール0.8g、1,4 −ジアザビシクロ
〔2.2.2 〕オクタン0.5g、イオン交換水40g の混合溶液
を調製し、滴下ロートより、撹拌しながら30分かけて滴
下した。その後、窒素下にて撹拌を続けながら、80℃迄
昇温し、10時間反応せしめた。冷却後、10%塩酸水溶液
にて分散剤を溶かし、濾過、水洗を経て、45℃にて12時
間、20mmHgで減圧乾燥し、風力分級機にて分級し、平均
粒径9μm の外殻が熱解離性ウレタン結合を有する樹脂
からなる熱解離型カプセルトナーを得た。この熱解離型
カプセルトナー100 重量部に、疎水性シリカ微粉末「ア
エロジルR-972」(アエロジル社製)0.4 重量部を加え
て混合し、本発明に係るカプセルトナーを得た。芯材中
の樹脂に由来するガラス転移点は35.4℃、又、軟化点は
133.5 ℃であった。
【0071】実施例1 市販のセレン−ヒ素感光体を用いたレーザプリンタの現
像装置を前記の第1の現像装置に準じた現像装置と入れ
換えて改造した装置を使用し、製造例1で得られた熱解
離型カプセルトナーを用いて、現像剤担持体周速80m
m/secでの現像を行った。その結果、A4用紙にて
3万枚の連続出力後であっても全く画像の劣化は見られ
ず良好な画質の複写が得られた。なお、ここで用いた現
像装置のギャップgは80μmであり、規制部材の現像
剤担持体に当接される部分に用いた導電性繊維状部材と
しては、導電性不織布を使用した。また、E1、E2、
E3の印加電圧は、それぞれ+800V、+400V、
+500Vであった。
像装置を前記の第1の現像装置に準じた現像装置と入れ
換えて改造した装置を使用し、製造例1で得られた熱解
離型カプセルトナーを用いて、現像剤担持体周速80m
m/secでの現像を行った。その結果、A4用紙にて
3万枚の連続出力後であっても全く画像の劣化は見られ
ず良好な画質の複写が得られた。なお、ここで用いた現
像装置のギャップgは80μmであり、規制部材の現像
剤担持体に当接される部分に用いた導電性繊維状部材と
しては、導電性不織布を使用した。また、E1、E2、
E3の印加電圧は、それぞれ+800V、+400V、
+500Vであった。
【0072】実施例2 市販のセレン−ヒ素感光体を用いたレーザプリンタの現
像装置を前記の第1の現像装置に準じた現像装置と入れ
換えて改造した装置を使用し、製造例2で得られた熱解
離型カプセルトナーを用いて、実施例1と同様に現像剤
担持体周速50mm/secでの現像を行った。その結
果、A3用紙にて2万枚の連続出力後であっても全く画
像の劣化は見られず良好な画質の複写が得られた。な
お、ここで用いた現像装置のギャップgは80μmであ
り、規制部材の現像剤担持体に当接される部分に用いた
導電性繊維状部材としては、規則性をもって織られたレ
ーヨン製布状物を使用した。また、E1、E2、E3の
印加電圧は、それぞれ+800V、+400V、+50
0Vであった。
像装置を前記の第1の現像装置に準じた現像装置と入れ
換えて改造した装置を使用し、製造例2で得られた熱解
離型カプセルトナーを用いて、実施例1と同様に現像剤
担持体周速50mm/secでの現像を行った。その結
果、A3用紙にて2万枚の連続出力後であっても全く画
像の劣化は見られず良好な画質の複写が得られた。な
お、ここで用いた現像装置のギャップgは80μmであ
り、規制部材の現像剤担持体に当接される部分に用いた
導電性繊維状部材としては、規則性をもって織られたレ
ーヨン製布状物を使用した。また、E1、E2、E3の
印加電圧は、それぞれ+800V、+400V、+50
0Vであった。
【0073】
【発明の効果】本発明の現像方法によれば、1成分現像
剤による現像プロセスを形成するうえで重要となる現像
剤の供給、帯電、薄層形成、現像域への搬送、飛翔力の
制御、除去、攪拌および循環の各機能を有した構成であ
る。特に現像剤担持体と当接する部分が、電源に接続さ
れた導電性繊維状部材により構成された規制部材として
いることで、現像剤担持体上への現像剤層の層厚を規制
すると共に、本発明で用いる熱解離型カプセルトナーに
対しても充分電荷付与が行われることとなり、安定し
た、また帯電量のそろった現像剤帯電が行われることと
なる。従って、チリや地汚れのない、また解像度が高く
高濃度の画像を安定して形成することが出来るという効
果がある。
剤による現像プロセスを形成するうえで重要となる現像
剤の供給、帯電、薄層形成、現像域への搬送、飛翔力の
制御、除去、攪拌および循環の各機能を有した構成であ
る。特に現像剤担持体と当接する部分が、電源に接続さ
れた導電性繊維状部材により構成された規制部材として
いることで、現像剤担持体上への現像剤層の層厚を規制
すると共に、本発明で用いる熱解離型カプセルトナーに
対しても充分電荷付与が行われることとなり、安定し
た、また帯電量のそろった現像剤帯電が行われることと
なる。従って、チリや地汚れのない、また解像度が高く
高濃度の画像を安定して形成することが出来るという効
果がある。
【0074】また、本発明においては環境特性の面にお
いても、周囲環境や材料の表面状態により大きく影響を
与える摩擦帯電方式を用いていないため、安定した特性
を示すものになるという効果がある。さらにまた、各部
への印加電圧を制御することで現像条件を制御でき、環
境変動、現像剤の変動あるいはこれら構成部材の電気抵
抗変動、ロットのばらつき等が生じた場合でも、各印加
電圧を制御することで画像濃度のレベルを合わせること
が可能であるという効果がある。本発明における規制部
材は、導電処理の施された導電性繊維状部材を金属板や
導電性弾性体に接着等により容易に取り付けることが出
来るためコスト的にも安価に出来る利点がある。また、
本発明の現像方法においては、感光体表面と現像剤担持
体とが非接触か又は弱い圧力で現像剤の薄層が接触して
いるだけである為、トナーに圧力がかからず熱解離型カ
プセルトナーの外殻の破損の危険性を大幅に減少させる
為、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が出来る。
いても、周囲環境や材料の表面状態により大きく影響を
与える摩擦帯電方式を用いていないため、安定した特性
を示すものになるという効果がある。さらにまた、各部
への印加電圧を制御することで現像条件を制御でき、環
境変動、現像剤の変動あるいはこれら構成部材の電気抵
抗変動、ロットのばらつき等が生じた場合でも、各印加
電圧を制御することで画像濃度のレベルを合わせること
が可能であるという効果がある。本発明における規制部
材は、導電処理の施された導電性繊維状部材を金属板や
導電性弾性体に接着等により容易に取り付けることが出
来るためコスト的にも安価に出来る利点がある。また、
本発明の現像方法においては、感光体表面と現像剤担持
体とが非接触か又は弱い圧力で現像剤の薄層が接触して
いるだけである為、トナーに圧力がかからず熱解離型カ
プセルトナーの外殻の破損の危険性を大幅に減少させる
為、現像剤の寿命を大幅に延ばす事が出来る。
【図1】第1の現像装置を配設した画像記録装置の構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図2】本発明における現像装置で用いる規制部材の概
略図を示す。
略図を示す。
【図3】第2の現像装置を配設した画像記録装置の構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図4】従来からの現像装置の概略図を示す。
1 現像剤担持体 2 多孔質導電性弾性部材 3 規制板 4 感光体 5 攪拌パドル 6 漏洩防止カバー 7 現像槽容器 8 繊維状導電性部材 9 ローラ状規制部材 10 仕切り板
Claims (7)
- 【請求項1】 熱解離型カプセルトナーを用いて静電潜
像形成体上の潜像を現像する1成分現像方法において、
少なくとも現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤
担持体上に形成される現像剤の薄層の層厚を規制すると
共に現像剤に対して電荷付与を行う規制部材を備えた現
像装置であって、該規制部材の現像剤担持体に当接され
る部分が導電性繊維状部材よりなる装置を用い、かつ該
現像剤担持体および該導電性繊維状部材にそれぞれ電圧
を印加することを特徴とする現像方法。 - 【請求項2】 熱解離型カプセルトナーの殻材の主成分
が、熱解離性ウレタン結合、チオールウレタン結合、又
はs−チオウレタン結合の少なくとも1つ以上の結合を
有する樹脂で構成されている請求項1記載の現像方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の該殻材の主成分である熱
解離性ウレタン樹脂が、全イソシアネート基及び/又は
イソチオシアネート基が関与する結合の内、フェノール
性ヒドロキシル基及び/又はチオール基との反応による
結合がその数で30%以上のものである請求項2記載の
現像方法。 - 【請求項4】 熱解離型カプセルトナーの軟化点が、8
0℃〜150℃である請求項1〜3記載の現像方法。 - 【請求項5】 導電性繊維状部材がブラシ状に形成され
た導電性の繊維状物質である請求項1〜4記載の現像方
法。 - 【請求項6】 導電性繊維状部材が導電処理をされてな
る不織布、規則性をもって織られた布状物または電気植
毛である請求項1〜4記載の現像方法。 - 【請求項7】 現像剤担持体および導電性繊維状部材へ
のそれぞれの印加電圧の制御手段を備えた装置を用いる
請求項1〜4記載の現像方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038706A JPH05204238A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4038706A JPH05204238A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 現像方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05204238A true JPH05204238A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=12532764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4038706A Pending JPH05204238A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 現像方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05204238A (ja) |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP4038706A patent/JPH05204238A/ja active Pending
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