JPH0520498Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520498Y2 JPH0520498Y2 JP14167888U JP14167888U JPH0520498Y2 JP H0520498 Y2 JPH0520498 Y2 JP H0520498Y2 JP 14167888 U JP14167888 U JP 14167888U JP 14167888 U JP14167888 U JP 14167888U JP H0520498 Y2 JPH0520498 Y2 JP H0520498Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- mold
- molding
- resin molded
- molded product
- Prior art date
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、下型上に載置されたシート状の樹脂
成形素材を、上型との間で熱プレスすることによ
り中央部に凸部有する樹脂成形品を成形するよう
にした樹脂の圧縮成形用金型構造に関する。
成形素材を、上型との間で熱プレスすることによ
り中央部に凸部有する樹脂成形品を成形するよう
にした樹脂の圧縮成形用金型構造に関する。
(従来の技術)
一般に、樹脂成形品の成形方法として、SMC
(シートモールデイングコンパウンド)成形法が
知られている。これは、例えば熱硬化性樹脂にガ
ラス繊維等の強化繊維を含有させてシート状に形
成されたSMC素材の所定の寸法に裁断し、この
裁断された複数枚のSMC素材を、一対の成形型
内に積層状態として載置し、これを該成形型によ
り熱プレスとして加熱硬化させて、該成形型によ
り形成されるキヤビテイ形状に相当する所定形状
の繊維強化樹脂成形品を成形するようにしたもの
である。
(シートモールデイングコンパウンド)成形法が
知られている。これは、例えば熱硬化性樹脂にガ
ラス繊維等の強化繊維を含有させてシート状に形
成されたSMC素材の所定の寸法に裁断し、この
裁断された複数枚のSMC素材を、一対の成形型
内に積層状態として載置し、これを該成形型によ
り熱プレスとして加熱硬化させて、該成形型によ
り形成されるキヤビテイ形状に相当する所定形状
の繊維強化樹脂成形品を成形するようにしたもの
である。
そして、上記SMCの成形法の一例として、特
開昭57−70623号公報に記載された多層強化プラ
スチツク成形品の製造方法がある。これは、金型
内で発泡性熱硬化性樹脂からなる第1のSMC素
材を所定形状に硬化させた後、該金型の一部を開
放して上記第1のSMC素材とは組成の異なる第
2のSMC素材を積層し、これを熱プレスするこ
とにより硬化させて所定形状とされた多層強化プ
ラスチツク成形品を成形するようにしたものであ
る。
開昭57−70623号公報に記載された多層強化プラ
スチツク成形品の製造方法がある。これは、金型
内で発泡性熱硬化性樹脂からなる第1のSMC素
材を所定形状に硬化させた後、該金型の一部を開
放して上記第1のSMC素材とは組成の異なる第
2のSMC素材を積層し、これを熱プレスするこ
とにより硬化させて所定形状とされた多層強化プ
ラスチツク成形品を成形するようにしたものであ
る。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、上記のようにSMC成形法により所
定形状の樹脂成形品を成形する場合、特に、第5
図,に示すように、下型1上に予め所定寸法
に裁断された複数枚のSMC素材a′を載置し、こ
のSMC素材a′を上型2との間で熱プレスするこ
とにより、図示のごとく中央部に凸部A1′を有す
る樹脂成形品A′を成形する場合には、通常、第
5図に示すように、上型2の下降時に該上型2
と上記下型1との間に形成される空間3内を真空
引きしながら、第5図に示すように、下型1と
上型2とを型閉じすることにより、上記のような
中央部に凸部A1′を有する樹脂成形品A′を成形す
るようになつているのであるが、第5図に示す
ように、樹脂成形品A′の凸部A1′を形成するため
の下型1の所定位置に設けられた凹部4の上面
が、下型1上に載置されたSMC素材a′により覆
われることになり、このような状態において上記
空間3内を真空引きしても、凹部4内に空気が密
閉されることになる。このため、樹脂成形品
A′の成形時に凹部4内に密閉された空気が、該
凹部4の内周面と凸部A1′の外周面との間に混入
することにより、凸部A1′の表面にピンホールを
発生させたり、あるいはまた、凸部A1′内に混入
された空気により該凸部A1′内に空洞を発生させ
ることになつて、樹脂成形品A′の強度や品質を
著しく低下させることになつていた。
定形状の樹脂成形品を成形する場合、特に、第5
図,に示すように、下型1上に予め所定寸法
に裁断された複数枚のSMC素材a′を載置し、こ
のSMC素材a′を上型2との間で熱プレスするこ
とにより、図示のごとく中央部に凸部A1′を有す
る樹脂成形品A′を成形する場合には、通常、第
5図に示すように、上型2の下降時に該上型2
と上記下型1との間に形成される空間3内を真空
引きしながら、第5図に示すように、下型1と
上型2とを型閉じすることにより、上記のような
中央部に凸部A1′を有する樹脂成形品A′を成形す
るようになつているのであるが、第5図に示す
ように、樹脂成形品A′の凸部A1′を形成するため
の下型1の所定位置に設けられた凹部4の上面
が、下型1上に載置されたSMC素材a′により覆
われることになり、このような状態において上記
空間3内を真空引きしても、凹部4内に空気が密
閉されることになる。このため、樹脂成形品
A′の成形時に凹部4内に密閉された空気が、該
凹部4の内周面と凸部A1′の外周面との間に混入
することにより、凸部A1′の表面にピンホールを
発生させたり、あるいはまた、凸部A1′内に混入
された空気により該凸部A1′内に空洞を発生させ
ることになつて、樹脂成形品A′の強度や品質を
著しく低下させることになつていた。
また、使用されるSMC素材a′の種類によつて
は、上記下型1と上型2との間で熱プレスされる
際に内部にガスを発生させるものがあり、成形中
に発生したガス、特に、樹脂成形品A′の平面部
により上方を覆われた凸部A1′内において発生し
たガスが、該凸部A1′内により確実に除去される
ことなく内部に残留し、この場合にも、上記と同
様に、凸部A1′の表面にピンホールやその内部に
ガスによる空洞を発生させることになつて、この
種樹脂成形品A′の強度や品質を著しく低下させ
ることになつて問題であつた。
は、上記下型1と上型2との間で熱プレスされる
際に内部にガスを発生させるものがあり、成形中
に発生したガス、特に、樹脂成形品A′の平面部
により上方を覆われた凸部A1′内において発生し
たガスが、該凸部A1′内により確実に除去される
ことなく内部に残留し、この場合にも、上記と同
様に、凸部A1′の表面にピンホールやその内部に
ガスによる空洞を発生させることになつて、この
種樹脂成形品A′の強度や品質を著しく低下させ
ることになつて問題であつた。
そこで本考案は、下型上に載置されたシート状
の樹脂成形素材を、上型との間で熱プレスするこ
とにより中央部に凸部を有する樹脂成形品を成形
する場合に、上記凸部の表面やその内部にピンホ
ールや空洞を発生させることなく強度ならびに品
質に優れた良好な樹脂成形品を成形し得るように
した樹脂の圧縮成形用金型構造を提供することを
目的とする。
の樹脂成形素材を、上型との間で熱プレスするこ
とにより中央部に凸部を有する樹脂成形品を成形
する場合に、上記凸部の表面やその内部にピンホ
ールや空洞を発生させることなく強度ならびに品
質に優れた良好な樹脂成形品を成形し得るように
した樹脂の圧縮成形用金型構造を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本考案は次のよ
うに構成したことを特徴とする。
うに構成したことを特徴とする。
即ち、下型上にシート状の樹脂成形素材を載置
し、この成形素材を上型と下型との間で熱プレス
することにより中央部に凸部を有する樹脂成形品
を成形するようにした圧縮成形用金型構造におい
て、上記下型における樹脂成形品の凸部形成位置
に樹脂成形素材により覆われた開口部を形成する
と共に、該開口部内に開口部周壁との間にクリア
ランスう有して上下動可能に収納され、且つ上記
凸部の成形時に下降することにより上記周壁面に
密接して該周壁面との間で凸部を形成する凹部を
構成するスライドコアを設けると共に、該スライ
ドコアが下降端に達して上記凹部を構成するまで
の間に上記クリアランスを介して開口部内の気体
を吸引する吸引手段を備えたことを特徴とする。
し、この成形素材を上型と下型との間で熱プレス
することにより中央部に凸部を有する樹脂成形品
を成形するようにした圧縮成形用金型構造におい
て、上記下型における樹脂成形品の凸部形成位置
に樹脂成形素材により覆われた開口部を形成する
と共に、該開口部内に開口部周壁との間にクリア
ランスう有して上下動可能に収納され、且つ上記
凸部の成形時に下降することにより上記周壁面に
密接して該周壁面との間で凸部を形成する凹部を
構成するスライドコアを設けると共に、該スライ
ドコアが下降端に達して上記凹部を構成するまで
の間に上記クリアランスを介して開口部内の気体
を吸引する吸引手段を備えたことを特徴とする。
(作用)
上記の構成によれば、樹脂成形品の成形時に、
開口部内に開口部周壁との間にクリアランスを有
して上下動可能に収納されたスライドコアが下降
することになつて、該スライドコアが下降端に達
したときに上記開口部周壁面に密接して該周壁面
との間に凹部が形成されることになり、これによ
り、樹脂成形品の中央部に上記凹部に相当する形
状の凸部が成形されることになる。
開口部内に開口部周壁との間にクリアランスを有
して上下動可能に収納されたスライドコアが下降
することになつて、該スライドコアが下降端に達
したときに上記開口部周壁面に密接して該周壁面
との間に凹部が形成されることになり、これによ
り、樹脂成形品の中央部に上記凹部に相当する形
状の凸部が成形されることになる。
そして、上記スライドコアが下降端に達するま
での間においては、該スライドコアと上記開口部
周壁との間におけるクリアランスを介して開口部
内の気体が吸引手段により吸引されるようになつ
ているので、成形時に下型上に載置された樹脂成
形素材により覆われた上記開口部内に密閉された
空気や成形時に発生したガスが、上記吸引手段に
より吸引されて開口部内より確実に除去されるこ
とになり、該開口部周壁面と凸部外周面との間に
空気ガスが残留したり、あるいは、凸部内部に空
気やガスが混入することがない。これにより、凸
部の表面やその内部にピンホールや空洞を発生さ
せることなく強度ならびに品質に優れた中央部に
凸部を有する良好な樹脂成形品を成形することが
できる。
での間においては、該スライドコアと上記開口部
周壁との間におけるクリアランスを介して開口部
内の気体が吸引手段により吸引されるようになつ
ているので、成形時に下型上に載置された樹脂成
形素材により覆われた上記開口部内に密閉された
空気や成形時に発生したガスが、上記吸引手段に
より吸引されて開口部内より確実に除去されるこ
とになり、該開口部周壁面と凸部外周面との間に
空気ガスが残留したり、あるいは、凸部内部に空
気やガスが混入することがない。これにより、凸
部の表面やその内部にピンホールや空洞を発生さ
せることなく強度ならびに品質に優れた中央部に
凸部を有する良好な樹脂成形品を成形することが
できる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は、本実施例に係る樹脂の圧縮成形用金
型構造が適用された成形用金型の縦断面図であつ
て、この成形用金型10は、上下一対とされた上
型11と下型12を有し、該下型12は所定位置
に固設され、これに対して上型11は下型12の
上方において、図示しない昇降装置を介して昇降
可能に支持されている。そして、上記上型11が
昇降装置により所定のストローク下降された時
に、該上型チヤンネル1の下面11aと上記下型
12の上面12aとにより所定形状とされたキヤ
ビテイ13(第4図参照)が形成されるようにな
つている。
型構造が適用された成形用金型の縦断面図であつ
て、この成形用金型10は、上下一対とされた上
型11と下型12を有し、該下型12は所定位置
に固設され、これに対して上型11は下型12の
上方において、図示しない昇降装置を介して昇降
可能に支持されている。そして、上記上型11が
昇降装置により所定のストローク下降された時
に、該上型チヤンネル1の下面11aと上記下型
12の上面12aとにより所定形状とされたキヤ
ビテイ13(第4図参照)が形成されるようにな
つている。
そして、本実施例においては、上記下型12の
上面12aの中央部に開口部14が形成されてい
ると共に、この開口部14内には、該開口部周壁
面14aとの間で所定のクリアランス15を形成
するスライドコア16が上下動可能に収納されて
いる。このスライドコア16の下端部と上記開口
部14の下方に装着されたスプリングシート17
との間には、コイルスプリング18が介装されて
いることにより、通常時においては、上記スライ
ドコア16が、その上端面を下型12の上面12
aと同一高さとされた状態で支持されている。
上面12aの中央部に開口部14が形成されてい
ると共に、この開口部14内には、該開口部周壁
面14aとの間で所定のクリアランス15を形成
するスライドコア16が上下動可能に収納されて
いる。このスライドコア16の下端部と上記開口
部14の下方に装着されたスプリングシート17
との間には、コイルスプリング18が介装されて
いることにより、通常時においては、上記スライ
ドコア16が、その上端面を下型12の上面12
aと同一高さとされた状態で支持されている。
更に、上記下型12の一側部には、上記クリア
ランス15に連通する給排通路19が形成されて
いると共に、該給排通路19と吸引手段としての
バキユームポンプ20とが配管21により接続さ
れ、且つ該配管21の途中には切換バルブ22が
設けられている。また、上記下型12の上面12
aの周囲に形成された凹部12bと上記給排通路
19とが連通されるようになつている。
ランス15に連通する給排通路19が形成されて
いると共に、該給排通路19と吸引手段としての
バキユームポンプ20とが配管21により接続さ
れ、且つ該配管21の途中には切換バルブ22が
設けられている。また、上記下型12の上面12
aの周囲に形成された凹部12bと上記給排通路
19とが連通されるようになつている。
なお、本実施例においては、上記上型11およ
び下型12は、図示しない適宜加熱手段により、
これらの下面11aおよび12aが所定の温度に
加熱されるようになつている。また、上記切換バ
ルブ22に配管23を介してコンプレツサ24が
接続されている。
び下型12は、図示しない適宜加熱手段により、
これらの下面11aおよび12aが所定の温度に
加熱されるようになつている。また、上記切換バ
ルブ22に配管23を介してコンプレツサ24が
接続されている。
そして、本実施例においては、上記のような構
成とされた成形用金型10を用いて、例えば、熱
硬化性樹脂にガラス繊維等の強化繊維を含有させ
てシート状に形成されたSMC成形素材を熱プレ
スすることにより中央部に凸部を有する樹脂成形
品を成形するようになつている。
成とされた成形用金型10を用いて、例えば、熱
硬化性樹脂にガラス繊維等の強化繊維を含有させ
てシート状に形成されたSMC成形素材を熱プレ
スすることにより中央部に凸部を有する樹脂成形
品を成形するようになつている。
即ち、第1図に示すように、所定の寸法に裁断
された複数枚のSMC成形素材aを、上記開口部
14の上端を覆うようにして下型12の上面12
a上に載置したのち、第2図に示すように、上記
上型11を下降させる。この場合、上記バキユー
ムポンプ20を作動させることにより、上記上型
11の下面11aと下型12の上面12aの周囲
における凹部12bとにより形成される空間イ内
の空気が給排通路19および配管21を介して確
実に除去されることになる。次いで、第3図に示
したように、上型11の下面11aが上記SMC
成形素材aに当接し、更に、上型11が下降する
にしたがつて上記SMC成形素材aが、上型11
の下面11aと下型12の上面12aとの間で熱
プレスされることになる。そして、SMC成形素
材aが、熱プレスされることにより上記開口部1
4内に流入し、これにより、上記スライドコア1
6がコイルスプリング18に抗して下降すること
になる。この場合、上記開口部14内に密閉され
た空気やSMC成形素材aの熱プレス時に該SMC
素材aより発生したガスが、スライドコア16の
外周面と開口部周壁面14aとの間に形成された
クリアランス15より給排通路19および配管2
1を介してバキユームポンプ20により吸引され
さて開口部14内より確実に除去されることにな
る。そして、第4図に示すように、最終的には、
上記上型11の下面11aと下型12の上面12
aとにより形成されるキヤビテイ13に相当する
形状とされ、且つ下降端に達したスライドコア1
6の上端面と開口部周壁面14aとにより構成さ
る凹部形状に相当する凸部A1を有する樹脂成形
品Aが成形されることになる。
された複数枚のSMC成形素材aを、上記開口部
14の上端を覆うようにして下型12の上面12
a上に載置したのち、第2図に示すように、上記
上型11を下降させる。この場合、上記バキユー
ムポンプ20を作動させることにより、上記上型
11の下面11aと下型12の上面12aの周囲
における凹部12bとにより形成される空間イ内
の空気が給排通路19および配管21を介して確
実に除去されることになる。次いで、第3図に示
したように、上型11の下面11aが上記SMC
成形素材aに当接し、更に、上型11が下降する
にしたがつて上記SMC成形素材aが、上型11
の下面11aと下型12の上面12aとの間で熱
プレスされることになる。そして、SMC成形素
材aが、熱プレスされることにより上記開口部1
4内に流入し、これにより、上記スライドコア1
6がコイルスプリング18に抗して下降すること
になる。この場合、上記開口部14内に密閉され
た空気やSMC成形素材aの熱プレス時に該SMC
素材aより発生したガスが、スライドコア16の
外周面と開口部周壁面14aとの間に形成された
クリアランス15より給排通路19および配管2
1を介してバキユームポンプ20により吸引され
さて開口部14内より確実に除去されることにな
る。そして、第4図に示すように、最終的には、
上記上型11の下面11aと下型12の上面12
aとにより形成されるキヤビテイ13に相当する
形状とされ、且つ下降端に達したスライドコア1
6の上端面と開口部周壁面14aとにより構成さ
る凹部形状に相当する凸部A1を有する樹脂成形
品Aが成形されることになる。
このように、本実施例においては、上記スライ
ドコア16が下降端に達するまでの間において
は、該スライドコア16と上記開口部周壁面14
aとの間におけるクリアランス15を介して開口
部14内の気体がバキユームポンプ20により吸
引されるようになつているので、樹脂成形品Aの
成形時に、下型12の上面12a上に載置された
樹脂成形素材aにより覆われた上記開口部14内
に密閉された櫛期や成形時に発生したガスが、上
記バキユームポンプ20により吸引されて開口部
14内より確実に除去されることになり、該開口
部周壁面14aと凸部A1の外周面との間に空気
やガスが残留したり、あるいは、凸部A1内部に
空気やガスが混入することがなく、これにより、
凸部A1の表面やその内部にピンホールや空洞を
発生させることなく強度ならびに品質に優れた中
央部に凸部A1を有する良好な樹脂成形品Aを成
形することができる。
ドコア16が下降端に達するまでの間において
は、該スライドコア16と上記開口部周壁面14
aとの間におけるクリアランス15を介して開口
部14内の気体がバキユームポンプ20により吸
引されるようになつているので、樹脂成形品Aの
成形時に、下型12の上面12a上に載置された
樹脂成形素材aにより覆われた上記開口部14内
に密閉された櫛期や成形時に発生したガスが、上
記バキユームポンプ20により吸引されて開口部
14内より確実に除去されることになり、該開口
部周壁面14aと凸部A1の外周面との間に空気
やガスが残留したり、あるいは、凸部A1内部に
空気やガスが混入することがなく、これにより、
凸部A1の表面やその内部にピンホールや空洞を
発生させることなく強度ならびに品質に優れた中
央部に凸部A1を有する良好な樹脂成形品Aを成
形することができる。
なお、本実施例においては、上記配管21の途
中に設けられた切換バルブ22に配管23を介し
てコンプレツサ24が接続されていることによ
り、第4図に示すように、最終的に、凸部A1を
有する樹脂成形品Aを成形したのち、上型11お
よび下型12を型開きすることにより、上記樹脂
成形品Aを下型11の上面11aより取り外す場
合に、上記コンプレツサ24を作動させて切換バ
ルブ22、配管21および給通路19を介して圧
縮空気をスライドコア16に作用させることによ
り、該スライドコア16が上方に押上られること
になつて、上記樹脂成形品Aの取り外しを極めて
容易に行うことができる。
中に設けられた切換バルブ22に配管23を介し
てコンプレツサ24が接続されていることによ
り、第4図に示すように、最終的に、凸部A1を
有する樹脂成形品Aを成形したのち、上型11お
よび下型12を型開きすることにより、上記樹脂
成形品Aを下型11の上面11aより取り外す場
合に、上記コンプレツサ24を作動させて切換バ
ルブ22、配管21および給通路19を介して圧
縮空気をスライドコア16に作用させることによ
り、該スライドコア16が上方に押上られること
になつて、上記樹脂成形品Aの取り外しを極めて
容易に行うことができる。
(考案の効果)
以上のように本考案によれば、樹脂成形品の成
形時に、下降端に達したスライドコアと開口部周
壁面との間で凸部が形成される場合に、上記スラ
イドコアが下降端に達するまでの間においては、
該スライドコアと上記開口部周壁面との間におけ
るクリアランスを介して吸引手段により開口部内
の気体が吸引されるようになつているので、下型
上に載置された樹脂成形素材により覆われた上記
開口部内に密閉された空気や成形時に発生したガ
スが、上記吸引手段により吸引されて開口部内よ
り確実に除去されることになり、該開口部周壁面
と凸部外周面との間に空気やガスが残留したり、
あるいは、凸部内部に空気やガスが混入すること
がなく、これにより、凸部の表面やその内部にピ
ンホールや空洞を発生させることなく強度ならび
に品質に優れた中央部に凸部を有する良好な樹脂
成形品を成形することができる。
形時に、下降端に達したスライドコアと開口部周
壁面との間で凸部が形成される場合に、上記スラ
イドコアが下降端に達するまでの間においては、
該スライドコアと上記開口部周壁面との間におけ
るクリアランスを介して吸引手段により開口部内
の気体が吸引されるようになつているので、下型
上に載置された樹脂成形素材により覆われた上記
開口部内に密閉された空気や成形時に発生したガ
スが、上記吸引手段により吸引されて開口部内よ
り確実に除去されることになり、該開口部周壁面
と凸部外周面との間に空気やガスが残留したり、
あるいは、凸部内部に空気やガスが混入すること
がなく、これにより、凸部の表面やその内部にピ
ンホールや空洞を発生させることなく強度ならび
に品質に優れた中央部に凸部を有する良好な樹脂
成形品を成形することができる。
第1〜4図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は本実施例に係る樹脂の圧縮成形用金型構造
が適用された成形用金型の縦断面図、第2図〜4
図は中央部に凸部を有する樹脂成形品の成形工程
を示す成形用金型の縦断面図である。また、第5
図,はそれぞれ中央部に凸部を有する樹脂成
形品を成形する場合における従来の問題点を説明
する成形用金型および樹脂成形品の縦断面図であ
る。 11……上型、12……下型、14……開口
部、14a……開口部周壁面、15……クリアラ
ンス、16……スライドコア、20……吸引手段
(バキユームポンプ)、a……樹脂成形素材
(SMC成形素材)、A……樹脂成形品、A1……凸
部。
1図は本実施例に係る樹脂の圧縮成形用金型構造
が適用された成形用金型の縦断面図、第2図〜4
図は中央部に凸部を有する樹脂成形品の成形工程
を示す成形用金型の縦断面図である。また、第5
図,はそれぞれ中央部に凸部を有する樹脂成
形品を成形する場合における従来の問題点を説明
する成形用金型および樹脂成形品の縦断面図であ
る。 11……上型、12……下型、14……開口
部、14a……開口部周壁面、15……クリアラ
ンス、16……スライドコア、20……吸引手段
(バキユームポンプ)、a……樹脂成形素材
(SMC成形素材)、A……樹脂成形品、A1……凸
部。
Claims (1)
- 下型上にシート状の樹脂成形素材を載置し、こ
の成形素材を上型と下型との間で熱プレスするこ
とにより中央部に凸部を有する樹脂成形品を成形
するようにした圧縮成形用金型構造であつて、上
記下型における樹脂成形品の凸部形成位置に樹脂
成形素材により覆われる開口部が形成されている
と共に、該開口部内に開口部周壁面との間にクリ
アランスを有して上下動可能に収納され、且つ上
記凸部の成形時に下降することにより上記周壁面
に密接して該周壁面との間で凸部を形成する凹部
を構成するスライドコアが設けられていると共
に、該スライドコアが下降端に達して上記凹部を
構成するまでの間に、上記クリアランスを介して
開口部内の気体を吸引する吸引手段が備えられて
いることを特徴とする樹脂の圧縮成形用金型構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14167888U JPH0520498Y2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14167888U JPH0520498Y2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0261619U JPH0261619U (ja) | 1990-05-08 |
| JPH0520498Y2 true JPH0520498Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=31406959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14167888U Expired - Lifetime JPH0520498Y2 (ja) | 1988-10-29 | 1988-10-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0520498Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996025280A1 (en) * | 1995-02-14 | 1996-08-22 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Molded article of fiber-reinforced resins and process and equipment for the molding thereof |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6654971B2 (ja) * | 2016-06-17 | 2020-02-26 | 本田技研工業株式会社 | 樹脂成形部材の成形方法及び成形システム |
| KR102618778B1 (ko) * | 2021-11-25 | 2023-12-29 | 현대제철 주식회사 | 프레스 성형 금형 |
-
1988
- 1988-10-29 JP JP14167888U patent/JPH0520498Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996025280A1 (en) * | 1995-02-14 | 1996-08-22 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Molded article of fiber-reinforced resins and process and equipment for the molding thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261619U (ja) | 1990-05-08 |
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