JPH0520582Y2 - - Google Patents

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JPH0520582Y2
JPH0520582Y2 JP1988053439U JP5343988U JPH0520582Y2 JP H0520582 Y2 JPH0520582 Y2 JP H0520582Y2 JP 1988053439 U JP1988053439 U JP 1988053439U JP 5343988 U JP5343988 U JP 5343988U JP H0520582 Y2 JPH0520582 Y2 JP H0520582Y2
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roof
front pillar
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ルーフ部分が解放されるオープンカ
ーのフロントヘツダ構造に関するものである。
〔従来の技術〕
ルーフ部分が解放されるオープンカーにおいて
は、ウインドウシールドの上縁に沿つて、フロン
トヘツダアツパとフロントヘツダロアとで閉断面
状に相互に接合して成るフロントヘツダが車幅方
向に設けられ、ルーフが装着されるとき、ルーフ
の前縁が上記のフロントヘツダに固定される。こ
のようにルーフ前縁を固定するために、例えば米
国特許第3610681号公報には、ルーフの前縁付近
に、鉤止部が形成されたルーフ側ロツク部材に取
りつける一方、フロントヘツダに、係合部を備え
るフロントヘツダ側ロツク部材を取り付けて、ル
ーフ側ロツク部材の鉤止部をフロントヘツダ側ロ
ツク部材の係合させて固定する構成が開示されて
いる。
なお、上記のようなフロントヘツダ、その左右
両端部がウインドウシールドの両側縁に沿つて設
けられている各フロントピラーの上端部にそれぞ
れ連結されている。これらフロントピラー、各々
フロントピラーアウタとフロントピラーインナと
を閉断面状に相互に接合して形成されている。ま
た、従来は、フロントヘツダの強度および剛性を
高めるために、フロントヘツダアツパとフロント
ヘツダロアとの間にレインフオースメントを介在
させたものも用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記した従来のオープンカーのフロ
ントヘツダ構造では、フロントヘツダ側ロツク部
材がフロントヘツダだけに取りつけられているた
め、フロントヘツダ側ロツク部材の取りつけ剛性
が低くなりがちであり、このため、ルーフから加
わる荷重をフロントヘツダ側ロツク部材によつて
確実にに受けられるようにすることが困難である
という問題点を有していた。
また、車体全体に対するフロントヘツダ側ロツ
ク部材の取りつけ位置の誤差は、フロントヘツダ
の寸法誤差や取りつけ誤差と、フロントピラーの
寸法誤差や取りつけ誤差とが累積されたものとな
る。そのうえ、ルーフからフロントヘツダに加わ
る荷重等に対するフロントヘツダ側ロツク部材の
取りつけ位置の変位量は、フロントヘツダの変形
量と、フロントピラーの変形量とが合成されたも
のとなるため、フロントヘツダ側ロツク部材の取
りつけ位置の誤差や変位量が大きくなりがちであ
り、フロントヘツダ側ロツク部材の取りつけ位置
精度を高くすることが困難であるという問題点を
も有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係るオープンカーのフロントヘツダ構
造は、上記の課題を解決するために、フロントピ
ラーアウタとフロントピラーインナとで閉断面状
にそれぞれ形成された一対のフロントピラーがウ
インドウシールドの両側縁に沿つて設けられると
共に、フロントヘツダアツパとフロントヘツダロ
アとで閉断面状に形成されたフロントヘツダがウ
インドウシールドの上縁に沿つて設けられ、この
フロントヘツダの両端部に各フロントピラーの上
端部がそれぞれ連結される一方、ルーフ部分が開
放されるオープンカーのフロントヘツダ構造にお
いて、上記各フロントピラーインナの上端部に車
幅方向中央部に延びるコーナー部がそれぞれ延設
されると共に、これらコーナー部がフロントヘツ
ダロアの端部側に各々重ね合わせて接合され、こ
れら重ね合わせ接合部分における車室内側の面
に、ルーフ部分に装着されるルーフの前縁付近を
固定するロツク部材が取りつけられていることを
特徴としている。
〔作用〕
上記の構成においては、ルーフの前縁付近を固
定するロツク部材は、フロントヘツダロアの端部
側におけるフロントピラーインナのコーナー部の
重ね合わせ接合部分に取りつけられているので、
その取りつけ剛性が高くなる。
また、ロツク部材はフロントピラーの上端部に
直接取りつけられた構造ともなつているので、車
体全体に対するロツク部材の取りつけ位置の誤差
は、主としてフロントピラーの寸法誤差や取りつ
け誤差だけによつて定まる。また、ルーフからフ
ロントヘツダに加わる荷重等に対するフロントヘ
ツダ側ロツク部材の取りつけ位置の変位量は、主
としてフロントピラーの変形量だけによつて定ま
る。それゆえ、ロツク部材の取りつけ位置の誤差
や変位量が小さくなり、この結果、ロツク部材の
取りつけ位置精度が向上する。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第6図に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
自動車の車体1は、例えば第1図に示すよう
に、前部車体2と後部車体3とが、車体前後方向
に延びるサイドメンバ4、サイドシル5、および
フロアパネル6等を介して接続されることにより
構成されている。車体1の上部には着脱自在のル
ーフ10が設けられ、このルーフ10を取り外す
ことによつて車室のルーフ部分が解放されるよう
になつている。
前部車体2には、それぞれ図示しない左右一対
のドアを回転自在に支持するヒンジピラー7,7
が設けられている。ヒンジピラー7,7の上方に
は、第2図に示すように、それぞれウインドウシ
ールド8の両側縁に沿つてウインドウシールド8
の両側縁における車体前方側下端から後方側上端
まで斜め方向に延びる左右一対のフロントピラー
11,11が設けられている。これらフロントピ
ラー11は、第4図に示すように、フロントピラ
ーアウタ12とフロントピラーインナ13とを、
閉断面14が形成されるように相互に接合して成
つている。
各フロントピラー11,11の上端部は、第3
図に示すように、ウインドウシールド8の上縁に
沿つて車幅方向に延びるフロントヘツダ21の両
端部に各々連結されている。フロントヘツダ21
は、第5図に示すように、フロントヘツダアツパ
22とフロントヘツダフロア23とを、閉断面2
4が形成されるように相互に接合し成つている。
各フロントピラー11におけるフロントピラー
アウタ12の上端部には、第3図に示すように、
ウインドウシールド8の上縁に沿つて延長される
コーナー部12aが形成される一方、フロントヘ
ツダ21におけるフロントヘツダアツパ22の端
部には、ウインドウシールド8の側縁に沿つて延
長されるコーナー部22aが形成され、上記フロ
ントピラーアウタ12のコーナー部12aとフロ
ントヘツダアツパ22のコーナー部22aとは、
互いに重ね合わせて接合されている。
また、フロントピラー11におけるフロントピ
ラーインナ13の上端部には、ウインドウシール
ド8の上縁に沿つてフロントヘツダ21側、すな
わち、車幅方向中央側に延びるコーナー部13a
が延設されており、これらコーナー部13aが、
フロントヘツダ21におけるフロントヘツダフロ
ア23の端部側に重ね合わせて接合されている。
フロントピラーインナ13のコーナー部13a
とフロントヘツダフロア23の重ね合わせ接合部
における車室内側の面に、第6図に示すように、
ロツク部材であるストライカ31がボルト32,
32とナツト33,33とによつて取りつけられ
ている。このストライカ31には、ルーフ10が
装着されるときに、後述するトツプロツクアセン
ブリ51と係合してルーフ10の前縁付近を固定
するための係合部31aが設けられている。ま
た、フロントヘツダ21の下面には、フロントヘ
ツダ21、およびフロントヘツダ21にウインド
ウシールド8を固定するウエザートリツプ34を
覆うトリム35が取りつけられている。フロント
ヘツダ21の後縁には、フロントヘツダ21とル
ーフ10との間をシールするウエザーストリツプ
36が取りつけられている。
一方、ルーフ10の前縁部には、アツパ部材4
2とロア部材43とで閉断面44が形成されて成
るフレーム41が設けられている。このフレーム
41を構成するロア部材43の下面には、上記フ
ロントヘツダ21に取りつけられたストライカ3
1と係合するトツプロツクアセンブリ51が、ボ
ルト45……とナツト46……とによつて取りつ
けられている。
上記トツプロツクアセンブリ51を構成するロ
ツクベース52のベースプレート52aには、車
体前方側縁部に当接部52bが形成され、ナイロ
ンキヤツプ64を介してストライカ31の係合部
31aにおける車体後方側に当接するようになつ
ている。ロツクベース52におけるベースプレー
ト52aの下面には、ピン孔52d,およびガイ
ド溝52eが形成された側壁52cが備えられて
いる。
側壁52cのピン孔52dには、ピン53を介
してロツクレバー54が回動自在に設けられてい
る。このロツクレバー54における操作部54a
に対して反対側の端部54bには、回動自在のピ
ン55が設けられている。一方、側壁52cのガ
イド溝52eには、ピン56を介してフツク部材
57が摺動自在に設けられている。このフツク部
材57は、ピン55、リンク58、およびピン5
6を介してロツクレバー54に連結され、ロツク
レバー54を矢印Aで示す方向に回動させたとき
にフツク部材57が矢印Bで示す方向に移動する
ようになつている。
また、フツク部材57には案内ピン61が設け
られ、ピン56が側壁52cのガイド溝52eに
おける矢印Bで示す側の端部付近に到つたとき
に、ロツクベース52の側壁52cに形成された
切り欠き52fに案内されて、フツク部材57を
矢印Dで示す方向に回動させるようになつてい
る。
フツク部材57におけるピン56が設けられて
いる側と反対側の端部には、ストライカ31の係
合部31aにおける車体前方側に当接するフツク
ピン62が設けられている。また、フツク部材5
7の中央部付近には、一端がロツクベース52に
固定されたスプリング63の他端部が取りつけら
れている。このスプリング63は、フツク部材5
7が記号Qで示す位置を境に矢印C、または矢印
Dで示す方向に回動する方向に付勢するようにな
つている。
すなわち、トツプロツクアセンブリ51は、ロ
ツクレバー54を矢印Aで示す方向に回動させる
ことによつて、まず、フツク部材57が矢印Bで
示す方向に移動してフツク部材57のフツクピン
62とストライカ31の係合部31aとの当接が
解除され、さらにロツクレバー54を矢印Aで示
す方向に回動させると、フツク部材57の案内ピ
ン61が側壁52cの切り欠き52fに案内され
ることにより、フツク部材57がスプリング63
の付勢力に抗して矢印Cで示す方向に回動し、記
号Qで示す位置に達した後には、スプリング63
の蓄勢力によつてさらに矢印Cで示す方向に回動
して記号Rで示す位置に至り、トツプロツクアセ
ンブリ51とストライカ31との係合が解除され
る。
一方、ロツクレバー54を矢印Aで示す方向と
反対の方向に戻すと、ピン56が矢印Bで示す方
向と反対の方向に移動するとともに、フツク部材
57は矢印Dで示す方向に回動して記号Pで示す
位置に到つた後、ピン56とフツクピン62とが
共に矢印Bで示す方向と反対の方向に移動してフ
ツクピン62がストライカ31の係合部31aに
当接し、フツクピン62とロツクベース52の当
接部52bに取りつけられたナイロンキヤツプ6
4とで係合部31aを挟み込むことによつて、ト
ツプロツクアセンブリ51とストライカ31との
係合が成されるようになつている。
上記の構成において、ストライカ31はフロン
トピラーインナ13とフロントヘツダフロア23
との重ね合わせ部分に取りつけられているので、
ストライカ31の取りつけ剛性は充分に高く保た
れている。それゆえ、例えば車両の走行時にルー
フ10から加わる荷重等は、トツプロツクアセン
ブリ51、およびストライカ31を介して伝達さ
れ、フロントピラー11、およびフロントヘツダ
21によつて確実に受けられる。
また、車体1に対するストライカ31の取りつ
け位置の誤差は、主としてフロントピラー11の
寸法誤差や取りつけ誤差だけによつて定まる。そ
れゆえ、ストライカ31のに取りつけ位置の誤差
は、ストライカ31が直接フロントピラー11に
取りつけられている場合と同等な程度に小さく抑
えられる。
さらに、車体1に対するストライカ31の取り
つけ位置の変位量は、主としてフロントピラー1
1の変位量だけによつて定まる。それゆえ、スト
ライカ31の取りつけ位置の変位量も、ストライ
カ31が直接フロントピラー11に取りつけられ
ている場合と同等な程度に小さく抑えられる。
したがつて、ストライカ31がフロントピラー
インナ13とフロントヘツダロア23との重ね合
わせ部分に取りつけられていることにより、スト
ライカ31の取りつけ剛性を高くするとともに、
取りつけ位置精度を高くすることができる。
〔考案の効果〕
本考案に係るオープンカーのフロントヘツダ構
造は、以上のように、各フロントピラーインナの
上端部に車幅方向中央側に延びるコーナー部がそ
れぞれ延設されると共に、これらコーナー部がフ
ロントヘツダフロアの端部側に各々重ね合わせて
接合され、これら重ね合わせ接合部分における車
室内側の面に、ルーフ部分に装着されるルーフの
前縁付近を固定するロツク部材が取りつけられて
いる構成である。
これにより、ルーフの前縁付近を固定するロツ
ク部材は、フロントヘツダロアとフロントピラー
インナとの重ね合わせ部分に取りつけられている
ので、ロツク部材の取りつけ剛性を高くすること
ができ、ルーフから加わる荷重を確実に受け止め
るようにすることができる。
また、ロツク部材はフロントピラーの上端部に
直接取りつけられた構造ともなつているため、車
体全体に対するロツク部材の取りつけ位置の誤
差、および変位量は、主としてフロントピラーの
寸法誤差や取りつけ誤差、および変形量だけによ
つて定まるので、ロツク部材の取りつけ位置精度
を向上することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
ものであつて、第1図はオープンカーの車体の構
成を示す斜視図、第2図はオープンカーにおける
前部車体の構成を示す側面図、第3図は同平面
図、第4図は第2図におけるX−X矢視断面図、
第5図は第3図におけるY−Y矢視断面図、第6
図は同Z−Z矢視断面図である。 1は車体、2は前部車体、8はウインドウシー
ルド、10はルーフ、11はフロントピラー、1
2はフロントピラーアウタ、13はフロントピラ
ーインナ、13aはコーナー部、14は閉断面、
21はフロントヘツダ、22はフロントヘツダア
ツパ、23はフロントヘツダロア、24は閉断
面、31はストライカ(ロツク部材)である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロントピラーアウタとフロントピラーインナ
    とで閉断面状にそれぞれ形成された一対のフロン
    トピラーがウインドウシールドの両側縁に沿つて
    設けられると共に、フロントヘツダアツパとフロ
    ントヘツダロアとで閉断面状に形成されたフロン
    トヘツダがウインドウシールドの上縁に沿つて設
    けられ、このフロントヘツダの両端部に各フロン
    トピラーの上端部がそれぞれ連結される一方、ル
    ーフ部分が解放されるオープンカーのフロントヘ
    ツダ構造において、 上記各フロントピラーインナの上端部に車幅方
    向中央側に延びるコーナー部がそれぞれ延設され
    ると共に、これらコーナー部がフロントヘツダロ
    アの端部側に各々重ね合わせて接合され、これら
    重ね合わせ接合部分における車室内側の面に、ル
    ーフ部分に装着されるルーフの前縁付近を固定す
    るロツク部材が取りつけられていることを特徴と
    するオープンカーのフロントヘツダ構造。
JP1988053439U 1988-04-20 1988-04-20 Expired - Lifetime JPH0520582Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01158223U JPH01158223U (ja) 1989-11-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61103221U (ja) * 1984-12-13 1986-07-01
JPH0425903Y2 (ja) * 1985-03-20 1992-06-22

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