JPH05205987A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05205987A
JPH05205987A JP1386992A JP1386992A JPH05205987A JP H05205987 A JPH05205987 A JP H05205987A JP 1386992 A JP1386992 A JP 1386992A JP 1386992 A JP1386992 A JP 1386992A JP H05205987 A JPH05205987 A JP H05205987A
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wafer
film
sio
silicon
oxide film
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JP1386992A
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Sadahiro Kishii
貞浩 岸井
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、シリコンウェーハ上に所望の膜厚の
シリコン酸化膜を実用レベルで形成することができ、且
つ、シリコンウェーハとシリコン酸化膜との界面の凹凸
を小さくすることができる半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】デバイス作製用のSiウェーハ12を、温度1
100℃、時間250分の酸化条件でウエット酸化し
て、厚さ約1μmのSiO2 膜14を形成し、続いて温
度1100℃、時間35分の酸化条件でドライ酸化し
て、Siウェーハ12とSiO2 膜14との界面に、厚
さ約50nmのSiO2 膜16を形成した後、Siウェ
ーハ12上のSiO2 膜14と支持基板用のSiウェー
ハ18とを張り合わせ、更にSiウェーハ12を研削及
び研磨し、厚さ約1μmにまで薄膜化して、SOI層1
2aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
係り、特に張り合わせSOI(Silicon on Insulator)
ウェーハの作製方法に関する。IC(Integrated Circu
it)の集積度の増大に伴い、ウェーハに対する要求が厳
しくなってきているため、耐放射線や高集積化等に関し
て通常のバルクウェーハと比較して有利なSOIウェー
ハが注目されてきている(有本由弘「ウェハ張り合わせ
技術によるSOI」、応用物理学会結晶工学分科会第5
回結晶工学シンポジウム、35ページ;M.Hashimoto,Ex
tended Abstract of the 21st Conference on Solid St
ate Devices and Materials,TOKYO,1989,p.89 ;J.Hais
ma,Japanese Journal of Applied Physics,Vol.28,No.
8,1989,p.1426参照)。そしてSOIウェーハのなかで
も、結晶性がバルク並みである張り合わせSOIウェー
ハがもっともデバイス形成に適している。
【0002】
【従来の技術】従来の張り合わせSOIウェーハの作製
方法を、図6を用いて説明する。デバイス作製用の厚さ
625μmのSi(シリコン)ウェーハ32をウエット
酸化して、Siウェーハ32上に厚さ約1μmのSiO
2 膜(シリコン酸化膜)34を形成する。
【0003】次いで、Siウェーハ32上のSiO2
34と支持基板用の厚さ625μmのSiウェーハ36
とを張り合わせる。そして温度900℃以上の熱処理、
例えばN2 (窒素)雰囲気中で、温度1000℃、時間
30分の熱処理をする。次いで、Siウェーハ32を研
削及び研磨して、厚さ約2μm以下にまで薄膜化してS
OI層32aを形成する。こうして支持基板用のSiウ
ェーハ36上にSiO2 膜34を介して厚さ約2μm以
下のSOI層32aが形成されたSOIウェーハを作製
する。
【0004】このとき、支持基板用のSiウェーハ36
側にではなく、デバイス作製用のSiウェーハ32側に
SiO2 膜34を形成したのは、SOI層32aとSi
2膜34とのSi/SiO2 界面の状態をよくするた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の張
り合わせSOIウェーハの作製方法においては、SOI
層32aと支持基板用のSiウェーハ36との間のSi
2 膜34をウエット酸化によって形成しているため、
SOI層32aとSiO2 膜34とのSi/SiO2
面に大きな凹凸が形成される。
【0006】通常のバルクウェーハ上に形成したデバイ
スにおいては、このようなSi/SiO2 界面の凹凸が
増大すると、移動度(mobility)の低下、SiO2 膜耐
圧の低下、TDDB(Time-Dependent Dielectric Brea
kdown )の劣化等が起こることが報告されている(P.O.
Hahn,Journal of Vac.,Sci.,Tecnol.,A2(2) 1984 p.57
4;M.Miyashita,1991 Symposium on VLSI Technology,
p.45参照)。SOIウェーハでは、未だこうした報告は
ないが、同じようなデバイス特性の劣化がおこることが
予想される。
【0007】ところで、Siウェーハをドライ酸化した
場合に形成されるSi/SiO2 界面の凹凸は、ウエッ
ト酸化の場合よりも小さくなることが知られている(M.
Niwa,Japanese Journal of Applied Physics,Vol.28,N
o.12,1989,p.L2320参照)。従って、理想的には、デバ
イス作製用のSiウェーハ32をドライ酸化して、SO
I層32aと支持基板用のSiウェーハ36との間のS
iO2 膜を形成することが望ましい。
【0008】しかし、以下の理由により、現在はウエッ
ト酸化によりSOI層32aと支持基板用のSiウェー
ハ36との間のSiO2 膜34を形成している。なお、
ここで図7に、ウエット酸化とドライ酸化の酸化速度を
示す(Helmut F.Wolf, International Series of Monog
raphs on Semiconductors",Pergamion Press,p.549参
照)。
【0009】SiO2 膜34の厚さは約1μmである。
これは、寄生容量を低減するためにある程度の酸化膜の
厚みが必要なためである。従って、この厚さ1μmSi
2膜を形成するのに、図7のグラフから明らかなよう
に、ドライ酸化では例えば温度1200℃で約1000
分の時間がかかる。酸化温度を1100℃、又は100
0℃と低下させるともっと時間がかかってしまう。とて
も、産業上の実用レベルで使用できる方法でない。
【0010】このため、従来においては、SOI層32
aとSiO2 膜34とのSi/SiO2 界面に大きな凹
凸が形成されてデバイス特性の劣化等が起こるおそれが
あるにも拘らず、ウエット酸化により、SOI層32a
と支持基板用のSiウェーハ36との間に挟まれたSi
2 膜34を形成していた。そこで本発明は、シリコン
ウェーハ上に所望の膜厚のシリコン酸化膜を実用レベル
で形成することができ、且つ、シリコンウェーハとシリ
コン酸化膜との界面の凹凸を小さくすることができる半
導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】シリコンウェーハ上にシ
リコン酸化膜を形成する場合に、温度900℃以上のド
ライ酸化を用いると、シリコンウェーハとシリコン酸化
膜との界面の凹凸は小さくなり、平坦化される。他方、
ウエット酸化又は気相成長法を用いると、界面の凹凸は
ドライ酸化の場合と比較して大きくなるが、その反面、
シリコン酸化膜の酸化速度又は成長速度はドライ酸化と
比較して極めて速く、比較的短時間で所望の膜厚を得る
ことができる。
【0012】従って、上記課題は、デバイス作製用の第
1のシリコンウェーハをウエット酸化した後、ドライ酸
化して、前記第1のシリコンウェーハ上にシリコン酸化
膜を形成する工程と、前記第1のシリコンウェーハ上の
前記シリコン酸化膜と支持基板用の第2のシリコンウェ
ーハとを張り合わせる工程とを有することを特徴とする
半導体装置の製造方法によって達成される。
【0013】また、デバイス作製用の第1のシリコンウ
ェーハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ
上に第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1
のシリコンウェーハ上の前記第1のシリコン酸化膜上
に、気相成長法により、第2のシリコン酸化膜を形成す
る工程と、前記第1のシリコンウェーハ上の前記第2の
シリコン酸化膜と支持基板用の第2のシリコンウェーハ
とを張り合わせる工程とを有することを特徴とする半導
体装置の製造方法によって達成される。
【0014】また、デバイス作製用の第1のシリコンウ
ェーハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ
上に第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、支持基板
用の第2のシリコンウェーハをウエット酸化して、前記
第2のシリコンウェーハ上に第2のシリコン酸化膜を形
成する工程と、前記第1のシリコンウェーハ上の前記第
1のシリコン酸化膜と前記第2のシリコンウェーハ上の
前記第2のシリコン酸化膜とを張り合わせる工程とを有
することを特徴とする半導体装置の製造方法によって達
成される。
【0015】また、デバイス作製用の第1のシリコンウ
ェーハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ
上に第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、支持基板
用の第2のシリコンウェーハ上に、気相成長法により、
第2のシリコン酸化膜を形成する工程と、前記第1のシ
リコンウェーハ上の前記第1のシリコン酸化膜と前記第
2のシリコンウェーハ上の前記第2のシリコン酸化膜と
を張り合わせる工程とを有することを特徴とする半導体
装置の製造方法によって達成される。
【0016】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第1のシリコンウェーハをドライ酸化する温度
が、950℃以上であることを特徴とする半導体装置の
製造方法によって達成される。
【0017】
【作用】本発明は、シリコン酸化膜を間に挟んでデバイ
ス作製用の第1のシリコンウェーハと支持基板用の第2
のシリコンウェーハとを張り合わせることによりSOI
ウェーハを製作する半導体装置の製造方法において、第
1のシリコンウェーハと接する側のシリコン酸化膜をド
ライ酸化によって形成するため、デバイス特性に影響を
与える第1のシリコンウェーハとの界面の凹凸を小さく
することができると共に、第2のシリコンウェーハと接
する側のシリコン酸化膜をウエット酸化又は気相成長法
によって形成するため、所望の厚さを実用レベルで比較
的容易に確保することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明の第1の実施例による張
り合わせSOIウェーハの作製方法を説明するための工
程図である。デバイス作製用の厚さ625μmのSiウ
ェーハ12を、温度1100℃、時間250分の酸化条
件でウエット酸化して、Siウェーハ12上に厚さ約1
μmのSiO2 膜14を形成する。このときの酸化速度
は、ドライ酸化と比較して5〜10倍も速いため、比較
的短時間で所望の膜厚を得ることができる。
【0019】続いて、例えば温度1100℃、時間35
分の酸化条件でドライ酸化して、Siウェーハ12とS
iO2 膜14との界面に、厚さ約50nmのSiO2
16を形成する。次いで、Siウェーハ12上のSiO
2 膜14と、別に用意した支持基板用の厚さ625μm
のSiウェーハ18とを張り合わせる。そして例えばN
2 雰囲気中で、温度1000℃、時間30分の条件で熱
処理をする。
【0020】次いで、Siウェーハ12を研削及び研磨
し、厚さ約1μmにまで薄膜化して、SOI層12aを
形成する。こうして支持基板用のSiウェーハ18上に
SiO2 膜16及びSiO2 膜14を介して厚さ約1μ
mのSOI層12aが形成されたSOIウェーハを作製
する。
【0021】次に、図2を用いて、Siウェーハ12上
にSiO2 膜14、16を形成したときのSi/SiO
2 界面の変化を示す。なお、図2では、SiO2 膜1
4、16が下側になり、Siウェーハ12が上側になる
配置で示している。Siウェーハ12をウエット酸化し
て厚さ約1μmのSiO2 膜14を形成したときのSi
/SiO2 界面は、図2(a)に示されるように、周期
が約25nm程度で、振幅が約5nm程度の大きなSi
/SiO2 の凹凸が形成される。
【0022】続いて、ドライ酸化すると、図2(b)に
示されるように、Siウェーハ12とSiO2 膜14と
の界面に厚さ約50nmのSiO2 膜16が形成され、
Siウェーハ12とこのSiO2 膜16とのSi/Si
2 界面の凹凸は振幅が1nm程度に減少し、ドライ酸
化のみによって得られたSi/SiO2 界面の凹凸とほ
ぼ同じレベルになる。
【0023】このように本実施例によれば、デバイス作
製用のSiウェーハ12をウエット酸化することによ
り、所望の厚さのSiO2 膜14を実用レベルで比較的
容易にで形成することができ、続いてドライ酸化するこ
とにより、Siウェーハ12とSiO2 膜14との界面
にSiO2 膜16を形成して、デバイス特性に影響を与
えるSi/SiO2 界面の凹凸を小さくすることができ
るため、支持基板用のSiウェーハ18とSOI層12
aとの間に、所望の膜厚をもち、且つSOI層12aと
の界面の凹凸の小さいSiO2 膜14、16を有するS
OIウェーハを作製することができる。
【0024】従って、SOI層12aの寄生容量を低減
することができると共に、SOI層12a上に形成する
デバイスにおける移動度の低下、SiO2 膜耐圧の低
下、TDDBの劣化等の発生を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施例による張り合わせSOIウ
ェーハの作製方法を、図3に示す工程図を用いて説明す
る。
【0025】なお、上記図1に示すものと同一の構成要
素には同一の符号を付して説明を省略する。デバイス作
製用のSiウェーハ12を、温度1100℃、時間35
分の酸化条件でドライ酸化して、Siウェーハ12上に
厚さ約50nmのSiO2 膜20を形成する。このと
き、Siウェーハ12上のSiO2 膜20はドライ酸化
のみによって形成されたものであるため、Siウェーハ
12とSiO2 膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸は
振幅1nm程度と十分に小さい。
【0026】次いで、CVD(Chemical Vapor Deposit
ion )法により、各ガス流量がSiH4 (シラン)=
2.0l/min,O2 (酸素)=1.2l/min,
2 =13.8l/min、ウェーハ温度400℃、堆
積時間27分の堆積条件で、Siウェーハ12上のSi
2 膜20上に、厚さ1μm程度のSiO2 膜22を堆
積する。このとき、SiO2 膜22の堆積により、Si
ウェーハ12とSiO2膜20とのSi/SiO2 界面
が影響を受けることはないため、その界面の凹凸は小さ
いままに保たれる。
【0027】次いで、Siウェーハ12上のSiO2
22と支持基板用のSiウェーハ18とを張り合わせ、
2 雰囲気中で、温度1000℃、時間30分の条件で
熱処理をする。更に、Siウェーハ12を研削及び研磨
し、厚さ約1μmにまで薄膜化して、SOI層12aを
形成する。こうして支持基板用のSiウェーハ18上に
SiO2 膜20及びSiO2 膜22を介して厚さ約1μ
mのSOI層12aが形成されたSOIウェーハを作製
する。
【0028】このように本実施例によれば、デバイス作
製用のSiウェーハ12をドライ酸化することにより、
デバイス特性に影響を与えるSiウェーハ12とSiO
2 膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸を小さくするこ
とができ、続いてCVD法により、SiO2 膜20上に
所望の厚さのSiO2 膜22を実用レベルで比較的容易
にで形成することができるため、上記第1の実施例と同
様の効果を奏することができる。
【0029】次に、本発明の第3の実施例による張り合
わせSOIウェーハの作製方法を、図4に示す工程図を
用いて説明する。なお、上記図3に示すものと同一の構
成要素には同一の符号を付して説明を省略する。デバイ
ス作製用のSiウェーハ12を、温度1100℃、時間
35分の酸化条件でドライ酸化して、Siウェーハ12
上に厚さ約50nmのSiO2 膜20を形成する。この
とき、上記第2の実施例と同様に、Siウェーハ12と
SiO2膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸は振幅1
nm程度と十分に小さい。
【0030】次いで、支持基板用のSiウェーハ18
を、温度1100℃、時間250分の酸化条件でウエッ
ト酸化して、Siウェーハ18上に厚さ約1μmのSi
2 膜24を形成する。このときのウエット酸化の酸化
速度は、ドライ酸化と比較して5〜10倍も速いため、
比較的短時間で所望の膜厚を得ることができる。なお、
Siウェーハ18とSiO2 膜24とのSi/SiO2
界面には上記図2(a)の場合と同様に大きな凹凸が形
成されるが、このSi/SiO2 界面はデバイスの動作
領域ではないため、デバイス特性に悪影響は与えること
はない。
【0031】次いで、Siウェーハ12上のSiO2
20と支持基板用のSiウェーハ18上のSiO2 膜2
4とを張り合わせ、N2 雰囲気中で、温度1000℃、
時間30分の条件で熱処理をする。更に、Siウェーハ
12を研削及び研磨し、厚さ約1μmにまで薄膜化し
て、SOI層12aを形成する。こうして支持基板用の
Siウェーハ18上にSiO2 膜20及びSiO2 膜2
4を介して厚さ約1μmのSOI層12aが形成された
SOIウェーハを作製する。
【0032】このように本実施例によれば、デバイス作
製用のSiウェーハ12をドライ酸化することにより、
デバイス特性に影響を与えるSiウェーハ12とSiO
2 膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸を小さくするこ
とができ、また支持基板用のSiウェーハ18をウエッ
ト酸化することにより、所望の厚さのSiO2 膜22を
実用レベルで比較的容易にで形成することができきるた
め、支持基板用のSiウェーハ18とSOI層12aと
の間に、所望の膜厚をもち、且つSOI層12aとの界
面の凹凸の小さいSiO2 膜20、24を有するSOI
ウェーハを作製することができ、従って上記第1又は第
2の実施例と同様の効果を奏することができる。
【0033】次に、本発明の第4の実施例による張り合
わせSOIウェーハの作製方法を、図5に示す工程図を
用いて説明する。なお、上記図4に示すものと同一の構
成要素には同一の符号を付して説明を省略する。ドライ
酸化により、デバイス作製用のSiウェーハ12上に厚
さ約50nmのSiO2 膜20を形成する。このとき、
上記第3の実施例と同様に、Siウェーハ12とSiO
2 膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸は振幅1nm程
度と十分に小さい。
【0034】次いで、CVD法により、支持基板用のS
iウェーハ18上に、厚さ1μm程度のSiO2 膜26
を堆積する。このとき、CVD法による成長速度は、ド
ライ酸化と比較して速いため、比較的短時間で所望の膜
厚を得ることができる。なお、Siウェーハ18とSi
2 膜26とのSi/SiO2 界面はドライ酸化の場合
のように良好ではないが、このSi/SiO2 界面はデ
バイスの動作領域ではないため、デバイス特性に悪影響
は与えることはない。
【0035】次いで、Siウェーハ12上のSiO2
20と支持基板用のSiウェーハ18上のSiO2 膜2
6とを張り合わせ、N2 雰囲気中で、温度1000℃、
時間30分の条件で熱処理をする。更に、Siウェーハ
12を研削及び研磨し、厚さ約1μmにまで薄膜化し
て、SOI層12aを形成する。こうして支持基板用の
Siウェーハ18上にSiO2 膜20及びSiO2 膜2
6を介して厚さ約1μmのSOI層12aが形成された
SOIウェーハを作製する。
【0036】このように本実施例によれば、デバイス作
製用のSiウェーハ12をドライ酸化することにより、
デバイス特性に影響を与えるSiウェーハ12とSiO
2 膜20とのSi/SiO2 界面の凹凸を小さくするこ
とができ、またCVD法により、支持基板用のSiウェ
ーハ18上に所望の厚さのSiO2 膜26を実用レベル
で比較的容易にで形成することができきるため、上記第
1乃至第3の実施例と同様の効果を奏することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シリコン
酸化膜を間に挟んでデバイス作製用の第1のシリコンウ
ェーハと支持基板用の第2のシリコンウェーハとを張り
合わせるSOIウェーハの製作方法において、第1のシ
リコンウェーハと接する側のシリコン酸化膜をドライ酸
化によって形成することにより、デバイス特性に影響を
与える第1のシリコンウェーハとの界面の凹凸を小さく
することができると共に、第2のシリコンウェーハと接
する側のシリコン酸化膜をウエット酸化又は気相成長法
によって形成することにより、所望の厚さを実用レベル
で比較的容易に確保することができる。
【0038】これにより、デバイス作製用の第1のシリ
コンウェーハと支持基板用の第2のシリコンウェーハと
の間に、所望の膜厚をもち、且つデバイス作製用の第1
のシリコンウェーハとの界面の凹凸が小さいシリコン酸
化膜を有するSOIウェーハを作製することができるた
め、寄生容量を低減することができると共に、SOIウ
ェーハに形成するデバイス特性の劣化等を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による張り合わせSOI
ウェーハの作製方法を説明するための工程図である。
【図2】図1の工程におけるSi/SiO2 界面の変化
を示す模式図である。
【図3】本発明の第2の実施例による張り合わせSOI
ウェーハの作製方法を説明するための工程図である。
【図4】本発明の第3の実施例による張り合わせSOI
ウェーハの作製方法を説明するための工程図である。
【図5】本発明の第4の実施例による張り合わせSOI
ウェーハの作製方法を説明するための工程図である。
【図6】従来の張り合わせSOIウェーハの作製方法を
説明するための工程図である。
【図7】ウエット酸化とドライ酸化の酸化速度を示すグ
ラフである。
【符号の説明】 12、32…デバイス作製用のSiウェーハ 12a、32a…SOI層 14、16、20、22、24、26、34…SiO2
膜 18、36…支持基板用のSiウェーハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイス作製用の第1のシリコンウェー
    ハをウエット酸化した後、ドライ酸化して、前記第1の
    シリコンウェーハ上にシリコン酸化膜を形成する工程
    と、 前記第1のシリコンウェーハ上の前記シリコン酸化膜と
    支持基板用の第2のシリコンウェーハとを張り合わせる
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 デバイス作製用の第1のシリコンウェー
    ハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ上に
    第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、 前記第1のシリコンウェーハ上の前記第1のシリコン酸
    化膜上に、気相成長法により、第2のシリコン酸化膜を
    形成する工程と、 前記第1のシリコンウェーハ上の前記第2のシリコン酸
    化膜と支持基板用の第2のシリコンウェーハとを張り合
    わせる工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 デバイス作製用の第1のシリコンウェー
    ハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ上に
    第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、 支持基板用の第2のシリコンウェーハをウエット酸化し
    て、前記第2のシリコンウェーハ上に第2のシリコン酸
    化膜を形成する工程と、 前記第1のシリコンウェーハ上の前記第1のシリコン酸
    化膜と前記第2のシリコンウェーハ上の前記第2のシリ
    コン酸化膜とを張り合わせる工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 デバイス作製用の第1のシリコンウェー
    ハをドライ酸化して、前記第1のシリコンウェーハ上に
    第1のシリコン酸化膜を形成する工程と、 支持基板用の第2のシリコンウェーハ上に、気相成長法
    により、第2のシリコン酸化膜を形成する工程と、 前記第1のシリコンウェーハ上の前記第1のシリコン酸
    化膜と前記第2のシリコンウェーハ上の前記第2のシリ
    コン酸化膜とを張り合わせる工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法において、 前記第1のシリコンウェーハをドライ酸化する温度が、
    950℃以上であることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000062343A1 (en) * 1999-04-09 2000-10-19 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Soi wafer and method for producing soi wafer
JP2011029594A (ja) * 2009-06-22 2011-02-10 Shin Etsu Handotai Co Ltd Soiウェーハの製造方法及びsoiウェーハ

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