JPH05206382A - 強誘電体膜の結晶化方法 - Google Patents
強誘電体膜の結晶化方法Info
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- JPH05206382A JPH05206382A JP1447292A JP1447292A JPH05206382A JP H05206382 A JPH05206382 A JP H05206382A JP 1447292 A JP1447292 A JP 1447292A JP 1447292 A JP1447292 A JP 1447292A JP H05206382 A JPH05206382 A JP H05206382A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 基板1上に下部キャパシタ電極2を形成した
後、Pbを有する強誘電体膜3,例えば、PZT膜を形
成する。その後、キャップ層4として、Pt又は酸化物
導電材料であるITO,RuO3,SnO2をスパッタ法
で、又はシリコン酸化膜等を熱CVD法で膜厚200Å
以上形成する。その後、熱処理を行い、結晶構造をペロ
ブスカイト構造とする。次に、Pt又は酸化物導電膜を
キャップ層4とした場合、該キャップ層4を、また、シ
リコン酸化膜をキャップ層4とした場合、HF溶液で除
去した後、Pt膜等を形成して、上部キャパシタ電極と
する。 【効果】 熱処理時におけるPbの蒸発を防止すること
により、ストイキオメトリーなペロブスカイト構造の、
ち密な強誘電体膜を形成することができる。
後、Pbを有する強誘電体膜3,例えば、PZT膜を形
成する。その後、キャップ層4として、Pt又は酸化物
導電材料であるITO,RuO3,SnO2をスパッタ法
で、又はシリコン酸化膜等を熱CVD法で膜厚200Å
以上形成する。その後、熱処理を行い、結晶構造をペロ
ブスカイト構造とする。次に、Pt又は酸化物導電膜を
キャップ層4とした場合、該キャップ層4を、また、シ
リコン酸化膜をキャップ層4とした場合、HF溶液で除
去した後、Pt膜等を形成して、上部キャパシタ電極と
する。 【効果】 熱処理時におけるPbの蒸発を防止すること
により、ストイキオメトリーなペロブスカイト構造の、
ち密な強誘電体膜を形成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組成にPbを有する強
誘電体膜の結晶化方法に関するものである。
誘電体膜の結晶化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、強誘電体膜材料であるPZTある
いはPLZT膜の結晶構造をペロブスカイト型結晶構造
とするには、まず、スパッタリングにより、基板温度を
200〜300℃程度で膜を成長させ、600〜700
℃で熱処理を行う方法が用いられている。
いはPLZT膜の結晶構造をペロブスカイト型結晶構造
とするには、まず、スパッタリングにより、基板温度を
200〜300℃程度で膜を成長させ、600〜700
℃で熱処理を行う方法が用いられている。
【0003】しかしながら、PZT(PbZrxTi1-x
O3),PLZT((Pb1-xLax)(Zr1-YTiY)
1-Y/4O3)膜中のPbがZr,Ti,Laに比べ蒸気圧
が高いため、熱処理中にPbOの形で蒸発し、熱処理後
の膜中のPbの組成比が減少し、化学的に最も安定な組
成を有する(以下「ストイキオメトリーな」とする)ペ
ロブスカイト型結晶構造は得られない。
O3),PLZT((Pb1-xLax)(Zr1-YTiY)
1-Y/4O3)膜中のPbがZr,Ti,Laに比べ蒸気圧
が高いため、熱処理中にPbOの形で蒸発し、熱処理後
の膜中のPbの組成比が減少し、化学的に最も安定な組
成を有する(以下「ストイキオメトリーな」とする)ペ
ロブスカイト型結晶構造は得られない。
【0004】このため、あらかじめPbを過剰に含んだ
膜を形成し、熱処理により、ストイキオメトリーなペロ
ブスカイト型結晶構造の強誘電体膜を得ている。
膜を形成し、熱処理により、ストイキオメトリーなペロ
ブスカイト型結晶構造の強誘電体膜を得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記方法を用いる場
合、膜中にPbを過剰にするためには、ストイキオメト
リーなPZT又はPLZT膜にPbOを15〜20mo
l程度過剰に含ませる必要がある。しかし、この様にP
bOを過剰に有するPZT又はPLZT膜を熱処理した
場合、PbOが蒸発するため、ピンホールが発生しやす
く、ち密な膜を形成することは困難である。
合、膜中にPbを過剰にするためには、ストイキオメト
リーなPZT又はPLZT膜にPbOを15〜20mo
l程度過剰に含ませる必要がある。しかし、この様にP
bOを過剰に有するPZT又はPLZT膜を熱処理した
場合、PbOが蒸発するため、ピンホールが発生しやす
く、ち密な膜を形成することは困難である。
【0006】本発明は、ストイキオメトリーなPbを含
む強誘電体膜表面にキャップ層を形成することによっ
て、Pbの組成比の減少を防止する強誘電体膜の結晶化
方法を提供することを目的とする。
む強誘電体膜表面にキャップ層を形成することによっ
て、Pbの組成比の減少を防止する強誘電体膜の結晶化
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のPbを有する強
誘電体膜の熱処理による結晶化方法は、熱処理前の前記
強誘電体膜表面にキャップ層を形成し、その後、前記熱
処理を行うことを特徴とするものである。
誘電体膜の熱処理による結晶化方法は、熱処理前の前記
強誘電体膜表面にキャップ層を形成し、その後、前記熱
処理を行うことを特徴とするものである。
【0008】キャップ層とは、熱処理工程時に、Pbが
PbOの形で蒸発するのを防止する層をいい、白金(P
t),酸化物導電体(ITO,RuO3,SnO2,Re
O3,LaCoO3,La1-xSrxCoO3,LaCaM
nO3等)又は熱CVD法により形成されるシリコン酸
化膜等が用いられる。
PbOの形で蒸発するのを防止する層をいい、白金(P
t),酸化物導電体(ITO,RuO3,SnO2,Re
O3,LaCoO3,La1-xSrxCoO3,LaCaM
nO3等)又は熱CVD法により形成されるシリコン酸
化膜等が用いられる。
【0009】
【作用】上記組成にPbを含む強誘電体膜の結晶化方法
を用いることにより、熱処理時のPbOの蒸発を防ぐこ
とができ、ストイキオメトリーなペレブスカイト型結晶
構造を有する強誘電体膜を形成することができる。
を用いることにより、熱処理時のPbOの蒸発を防ぐこ
とができ、ストイキオメトリーなペレブスカイト型結晶
構造を有する強誘電体膜を形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を詳細に説
明する。
明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の強誘電体膜の
結晶化工程を示す。次に、図1を用いて、本発明に係る
結晶化方法を用いたキャパシタ形成工程について説明す
る。
結晶化工程を示す。次に、図1を用いて、本発明に係る
結晶化方法を用いたキャパシタ形成工程について説明す
る。
【0012】まず、基板1上に下部キャパシタ電極2と
してPtをスパッタリング法等を用いて堆積させ、(図
1(a)),次に、PZT,PLZT等のPbを有する
強誘電体膜材料をスパッタリング,MOCVD法等によ
って堆積させ、膜厚0.2〜0.5μmの強誘電体膜3
を形成する。(図1(b))。この時点では、上記強誘
電体膜3は、ストイキオメトリーな、アモルファス状態
又はパイロクロア構造となっている。
してPtをスパッタリング法等を用いて堆積させ、(図
1(a)),次に、PZT,PLZT等のPbを有する
強誘電体膜材料をスパッタリング,MOCVD法等によ
って堆積させ、膜厚0.2〜0.5μmの強誘電体膜3
を形成する。(図1(b))。この時点では、上記強誘
電体膜3は、ストイキオメトリーな、アモルファス状態
又はパイロクロア構造となっている。
【0013】次に、上記強誘電体膜上にスパッタ法によ
り、Ptあるいは酸化膜導電材料であるITO,RuO
3,LaCoC3,La1-xSrxCoO3,LaCaMn
O3等を堆積するか、又は熱CVD法によりシリコン酸
化膜等を堆積することによりキャップ層4を形成する
(図1(c))。PbOの蒸発を防ぐために、このキャ
ップ層4の膜厚は200Å以上必要である。
り、Ptあるいは酸化膜導電材料であるITO,RuO
3,LaCoC3,La1-xSrxCoO3,LaCaMn
O3等を堆積するか、又は熱CVD法によりシリコン酸
化膜等を堆積することによりキャップ層4を形成する
(図1(c))。PbOの蒸発を防ぐために、このキャ
ップ層4の膜厚は200Å以上必要である。
【0014】次に、強誘電体膜3の結晶構造をアモルフ
ァス状態又はパイロクロア構造からペロブスカイト状態
とするために、600〜700℃常圧で不活性ガス雰囲
気中で0.5〜2時間程度の熱処理を行う。その後、キ
ャップ層4としてPt又は酸化物導電材料を用いた場
合、そのキャップ層4を上部キャパシタ電極として用
い、熱酸化膜等の絶縁膜を用いた場合、HF溶液等によ
りキャップ層4を除去し、その後、上部キャパシタ電極
として、例えば、スパッタリング法でPt膜を形成す
る。
ァス状態又はパイロクロア構造からペロブスカイト状態
とするために、600〜700℃常圧で不活性ガス雰囲
気中で0.5〜2時間程度の熱処理を行う。その後、キ
ャップ層4としてPt又は酸化物導電材料を用いた場
合、そのキャップ層4を上部キャパシタ電極として用
い、熱酸化膜等の絶縁膜を用いた場合、HF溶液等によ
りキャップ層4を除去し、その後、上部キャパシタ電極
として、例えば、スパッタリング法でPt膜を形成す
る。
【0015】本発明は、上記実施例に限定されず、組成
にPbを有する強誘電体膜の結晶化工程において、適用
可能である。
にPbを有する強誘電体膜の結晶化工程において、適用
可能である。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、本発明を用
いることにより、Pbの蒸発を防ぐことができるので、
ストイキオメトリーなペロブスカイト構造のち密な強誘
電体膜を形成することができる。
いることにより、Pbの蒸発を防ぐことができるので、
ストイキオメトリーなペロブスカイト構造のち密な強誘
電体膜を形成することができる。
【0017】また、特に、キャップ層に(1、1、1)
配向したPt膜を用いるとC軸配向したPZT,PLZ
T膜が得られる。
配向したPt膜を用いるとC軸配向したPZT,PLZ
T膜が得られる。
【図1】本発明の一実施例の製造工程図である。
【符号の説明】 1 基板 2 下部キャパシタ電極 3 強誘電体膜 4 キャップ層(上部キャパシタ電極)
Claims (1)
- 【請求項1】 組成にPbを有する強誘電体膜の熱処理
による結晶化方法において、 上記熱処理前の上記強誘電体膜表面にキャップ層を形成
し、その後上記熱処理を行うことを特徴とする、強誘電
体膜の結晶化方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1447292A JP2753170B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 強誘電体膜の結晶化方法 |
| US08/321,470 US5443030A (en) | 1992-01-08 | 1994-10-11 | Crystallizing method of ferroelectric film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1447292A JP2753170B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 強誘電体膜の結晶化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206382A true JPH05206382A (ja) | 1993-08-13 |
| JP2753170B2 JP2753170B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11862006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1447292A Expired - Fee Related JP2753170B2 (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-30 | 強誘電体膜の結晶化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753170B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000025577A (ko) * | 1998-10-13 | 2000-05-06 | 윤종용 | 질소 분위기 열처리에 의한 pzt 캐패시터의 제조 방법 |
| US6194228B1 (en) | 1997-10-22 | 2001-02-27 | Fujitsu Limited | Electronic device having perovskite-type oxide film, production thereof, and ferroelectric capacitor |
| US6300212B1 (en) | 1997-07-29 | 2001-10-09 | Nec Corporation | Method of fabricating semiconductor device having memory capacitor including ferroelectric layer made of composite metal oxide |
| KR20030013123A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 삼성전자주식회사 | 커패시터를 갖는 반도체 장치 및 그의 제조 방법 |
| WO2004079311A1 (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Fujitsu Limited | 電磁放射線センサ及びその製造方法 |
| WO2005081317A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Fujitsu Limited | 半導体装置の製造方法 |
| JP2015122528A (ja) * | 2015-02-09 | 2015-07-02 | 株式会社ユーテック | 強誘電体膜の製造方法 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1447292A patent/JP2753170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6300212B1 (en) | 1997-07-29 | 2001-10-09 | Nec Corporation | Method of fabricating semiconductor device having memory capacitor including ferroelectric layer made of composite metal oxide |
| US6194228B1 (en) | 1997-10-22 | 2001-02-27 | Fujitsu Limited | Electronic device having perovskite-type oxide film, production thereof, and ferroelectric capacitor |
| KR100329533B1 (ko) * | 1997-10-22 | 2003-12-31 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 페로브스카이트형산화물막을포함한전자장치와그제조방법및강유전체커패시터 |
| KR20000025577A (ko) * | 1998-10-13 | 2000-05-06 | 윤종용 | 질소 분위기 열처리에 의한 pzt 캐패시터의 제조 방법 |
| KR20030013123A (ko) * | 2001-08-07 | 2003-02-14 | 삼성전자주식회사 | 커패시터를 갖는 반도체 장치 및 그의 제조 방법 |
| US7365327B2 (en) | 2003-03-07 | 2008-04-29 | Fujitsu Limited | Electromagnetic radiation sensor and method for fabricating the same |
| WO2004079311A1 (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-16 | Fujitsu Limited | 電磁放射線センサ及びその製造方法 |
| WO2005081317A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-01 | Fujitsu Limited | 半導体装置の製造方法 |
| JPWO2005081317A1 (ja) * | 2004-02-19 | 2007-08-09 | 富士通株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| US7419837B2 (en) | 2004-02-19 | 2008-09-02 | Fujitsu Limited | Method of manufacturing semiconductor device |
| CN100452404C (zh) * | 2004-02-19 | 2009-01-14 | 富士通微电子株式会社 | 半导体装置的制造方法 |
| JP4579236B2 (ja) * | 2004-02-19 | 2010-11-10 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| JP2015122528A (ja) * | 2015-02-09 | 2015-07-02 | 株式会社ユーテック | 強誘電体膜の製造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2753170B2 (ja) | 1998-05-18 |
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